JPH0536819Y2 - - Google Patents

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JPH0536819Y2
JPH0536819Y2 JP9253688U JP9253688U JPH0536819Y2 JP H0536819 Y2 JPH0536819 Y2 JP H0536819Y2 JP 9253688 U JP9253688 U JP 9253688U JP 9253688 U JP9253688 U JP 9253688U JP H0536819 Y2 JPH0536819 Y2 JP H0536819Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は中仕切に係わり、主として洋酒等の贈
答化粧函の内装中仕切に関するものである。
(従来の技術) 従来、洋酒等の贈答化粧函の内装中仕切として
は、第9図に示すような中仕切Bが広く使用され
て来た。
この中仕切Bは、前板30に瓶等の輪郭形状に
合わせた開口部31を設け、且つ前板30の周辺
部より側板32を垂下させたものである。この中
仕切Bはそれだけ単独で贈答函に入れて使用する
こともあり、また、布等で前面を奇麗に被つて使
用することもある。
しかし、従来のかかる中仕切Bは、側板32が
前板30の周辺から垂下しているだけであるた
め、外力によつて変形したり潰れたりし易く、ガ
ラス製の瓶等を必ずしも十分に保護するとは言え
なかつた。
そこで、第10図及び第11図に示すような中
仕切Cが提案された。
第10図はこの中仕切Cの展開図であつて、開
口部33を有する前板34の上側に天板35、上
背板36、瓶首保持板37を順に連設するととも
に、前板34の下側に底板36、下背板39、瓶
首保持板40を順に連設し、更に、前板34の左
右両側に側板41、差込板42を順に連設し、且
つ各差込板42の側縁上方部に係合用の切欠溝4
3を設けたものである。
第11図は組立完了後の状態を示し、天板3
5、上背板36、瓶首保持板37を順に直角に折
り曲げるとともに、底板38、下背板39、瓶首
保持板40を順に直角に折り曲げて、瓶首保持板
37と40とを背中合わせにして起立させた後、
左右の側板41、差込板42をそれぞれ順に直角
に折り曲げつつ各差込板42を上背板36及び下
背板39の内側に差し込み、同時に左右の切欠溝
43内に瓶首保持板37,40を嵌入させて左右
の差込板42と瓶首保持板37,40とを係合さ
せたものである。
これにより、全体が函形状をなし、且つ、瓶首
保持板37,40が背面側から前板34側に向か
つて突出した状態とするものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来のかかる中仕切Cにおいては、第
10図を一見しただけで明らかなように、展開寸
法が極めて大きく用紙コストが掛かり過ぎるとい
う問題があつた。
また、組立に当たつては、天板35、上背板3
6、瓶首保持板37と、底板38、下背板39、
瓶首保持板40とを順に直角に折り曲げたり、瓶
首保持板37と40とを背中合わせに起立させた
り、左右の切欠溝43内に瓶首保持板37,40
を嵌入させたりしなければならず、組立が容易で
なく、製造に手間が掛かり過ぎるという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 上記のような問題点を解決するため本考案は中
仕切りを、瓶体嵌入用の開口部18を有する前板
1と、その前板1の一方の相対する端辺より後方
に直角に折り曲げられた壁板4,5とを備え、そ
の壁板4,5の各後端に、前記前板1と平行で且
つ先端同士が相互に突合する背部構成板8,9を
設けるとともに、前記前板1に、後方に折り曲げ
られ且つその折り曲げられた部分の近傍に瓶首保
持孔nを有する瓶首保持板16をもうけたものと
して構成した。
(作用) この考案の中仕切においては、用紙面積を大幅
に節減することが出来る。
また、極めて容易に組み立てることが出来る。
(実施例) 図により本考案の一実施例を説明すると、第1
図は本考案に係わる中仕切Aのブランク板を外面
側から見た平面図である。
本実施例においてはブランク板の素材として両
面段ボール紙を用いたが、素材の種類はこれに限
定されない。
図中、1は前板である。この前板1の上下左右
にはそれぞれ折線a,b,c,dを介して壁板
2,3,4,5が連設されている。以下において
は、説明の便宜上、前板1の上側に連設されてい
る壁板を天板2、下側に連設されている壁板を底
板3、左右両側に連設されている壁板を側板4,
5とする。
天板2の両側には折線を介して上支持片6,6
が連設され、底板3の両側には折線を介して下組
込片7,7が連設されている。
また、側板4の左端には折線eを介して背部構
成板8が連設され、側板5の右端には折線fを介
して背部構成板9が連設されている。この背部構
成板8と9とは、両者が合して本中仕切Aの背面
部を構成する。
背部構成板8及び9の各上端にはそれぞれ折線
gを介して上組片10が連設され、また、背部構
成板8,9の各下端には折線hを介して下支持片
11が連設されている。
前板1には、折線と切込線とにより6個の部分
12,13,14,15,16,17が区画され
ている。
この6個の部分12,13,14,15,1
6,17は、組立時には第6図に示すように、そ
れぞれの有する折線に沿つて前板1に対し垂直に
折り曲げられる。そして、この折り曲げによつ
て、第6図及び第7図に示すように、前板1内に
本中仕切A内に収納される瓶体Mの略輪郭形状を
した開口部18が形成されるとともに、中仕切A
の下端部に脚部19が形成されるのである。
部分12は、折線aに平行な折線a1と、その
折線a1の両端を連結する切込線a2とにより区
画形成されている。
部分13は、まえ板1の両側下部に設けられた
短い逆横折線b1,b1と、各逆横折線b1,b
1の内側端部を連結する切込線b2とにより区画
形成されている。
部分14は、折線cに略平行な折線c1と、そ
の折線c1の両端を連結する切込線c2とにより
区画形成されている。
部分15は、折線dに略平行な折線d1と、そ
の折線d1の両端を連結する切込線d2とにより
区画形成されている。
部分16は、部分12の下端近傍より外方に設
けられた2条の横折線j,jと、各横折線j,j
の外側端部を連結する切込線j1とにより区画形
成されている。
上述において、切込線b2,c2,d2,j1
は、それぞれの一部が他の切込線に重なり合つて
いる。
部分17は、逆横折線b1,b1と折線bとの
間の部分である。
部分12の上下幅は天板2の上下幅より稍大
で、その先端部が嵌合突起120とされている。
また、底板3は、その上下幅が天板2の上下幅
よりも部分17の上下幅分だけ大きい。
そして、部分13は、その上下幅が底板3の上
下幅から部分17の上下幅分を差し引いた幅より
も稍大きく、その先端部が嵌合突起130とされ
ている。
部分14,15の各先端部には、両側に折線
k,kを有する切込線mによつて押片140,1
50が区画形成されている。そして、各切込線m
はそれぞれ前板1の中央に向かつて凹出してお
り、この切込線mによつて囲まれた部分が嵌合突
起141,151とされている。そして、折線c
1,k間は側板4と同幅とされ、折線d1,k間
は側板5と同幅とされている。
部分16は、その上下幅が天板2の上下幅より
稍大でその先端部が嵌合突起160とされてお
り、且つ、その上方部に略半径形の瓶首保持孔n
が形成されて瓶首保持板16とされている。
折線e,f上にはそれぞれ嵌合突起141,1
51に対応する嵌合溝142,152が形成され
ている。また、背部構成板8の上端左方部及び背
部構成板9の上端右方部には嵌合突起120に対
応する嵌合切欠121,122が形成されてお
り、背部構成板8の下端の折線h上及び背部構成
板9の下端の折線h上には嵌合突起130に対応
する嵌合溝131,132が形成されている。更
に、背部構成板8の左上方部及び背部構成板9の
右上方部には嵌合突起160に対応する嵌合溝1
61,162が形成されている。
また、背部構成板8の左端には固定片20が折
線を介して突設され、背部構成板9の右端には固
定片21及び22がそれぞれ折線を介して突設さ
れている。固定片20は嵌合溝161の直ぐ下に
形成され、固定片21は嵌合切欠122と嵌合溝
162との間に形成され、固定片22は嵌合溝1
32の直ぐ上に形成されている。
なお、天板2、底板3、側板4,5、上支持片
6、下組込片7、下支持片11、部分12,13
等に設けられた切欠pは、後述のように本中仕切
Aを布等の化粧シートで被覆する際に、その化粧
シートの端部を差し込んで止着するためのもので
ある。
組立に当たつては、先ず、第1図のブランク板
を裏返し、内面側を上向きにしてブランク板を台
上等に載置する。
次いで、第2図に示すように、折線aに沿つて
天板2を折り起こした後、上支持片6,6を折線
に沿つて直角に折り曲げる。また、折線g,gに
沿つて上組込片10,10を折り起こすととも
に、折線に沿つて固定片20,21,22を折り
起こす。
次いで、第3図に示すように、折線c,eに沿
つて側板4、背部構成板8を順に直角に折り曲げ
つつ、同時に折線d,fに沿つて側板5、背部構
成板9を順に直角に折り曲げて、背部構成板8の
左側端面と背部構成板9の右側端面とを突合させ
る。その際、前記折り起こされた上組込片10,
10を天板2の内側に組み込む。また、前記折り
起こされた固定片20,21,22は自動滴に函
体内に入り込んで傾斜状態となる。
続いて、逆横折線b1,b1及び折線bに沿つ
て部分13及び底板3を折り曲げながら、折線
h,hに沿つて下支持片11,11を直角に折り
曲げて第3図の状態とする。
次に、第4図に示すように、折線に沿つて下組
込片7,7を直角に折り曲げた後に、底板3を下
支持片11,11に折り重ねつつ、した組込片
7,7をそれぞれ側板4,5の内側に差し込む。
この状態で全体を裏返すと第5図に示すような
状態となつている。
次いで、第6図に示すように、折線a1に沿つ
て部分12を天板2に折り重つつ、嵌合突起12
0を嵌合切欠121,122内に嵌入する。
また、折線b及び逆横折線b1,b1に沿つて
部分13を底板3に折り重ねつつ、嵌合突起13
0を嵌合溝131,132内に嵌入する。これに
より、下支持片11,11が底板3と部分13と
の間に強固に挟持され、且つ、部分17が底板3
の折線b寄りの部分と重なり合つて函体前方に突
出し、本中仕切A全体を安定される脚部19とな
る。
また、折線c1に沿つて部分14を側板4に折
り重ねつつ、折線k,kに沿つて押片140を背
部構成板8に折り重ね、同時に嵌合突起141を
嵌合溝142内に嵌入する。
同様に、部分15及び押片150をそれぞれ側
板5及び背部構成板9に折り重ねつつ、嵌合突起
151を嵌合溝152内に嵌入する。
次に、横折線j,jに沿つて瓶首保持板16を
直角に折り曲げつつ、嵌合突起160を嵌合溝1
61,162内に嵌入して、瓶首保持板16を強
固に起立させて、組立を終わる。
なお、第6図に示すように、嵌合突起120,
130、及び160の嵌合切欠121,122、
嵌合溝131,132、及び161,162への
嵌合は、函体内に入り込んで傾斜状態となつてい
る固定片20,21,22により補強される。
使用に当たつては、第6図のように組み立てら
れたものを、第7図に示すように、贈答化粧函内
に収納し、部分12,13,14,15、瓶首保
持板16の折り曲げによつて前板1に形成された
開口部18内に瓶体等の収納物Mを収納して使用
する。その際、瓶首保持板16の瓶首保持孔nに
瓶体Mの首部を保持させる。
なお、第8図に示すように、本中仕切Aの前面
を布等の化粧シート23で奇麗に被覆して使用し
てもよい。化粧シート23の取付けは、切欠pに
化粧シート23の端縁部を差し込んで止着した
り、天板2、底板3、側板4,5の外面に化粧シ
ート23の端縁部を接着したりして行う。
本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、背部構成板を天板及び底板側に取り付けても
よい。
また、底板を天板と同幅として安定用の脚部1
9を設けなくてもよい。
(考案の効果) 本考案は上述のように構成され、開口部を有す
る前板を中心として、その左右に側板と、半分幅
の背部構成板とを配するとともに、天地に天板と
底板とを配し、且つ、瓶首保持板を前板の一部を
打抜成形して形成するようにしたことにより、用
紙の使用面積を従来の中仕切Cの約3分の2に節
減することが出来る。
また、外函の背板に当接する部分で左右の背部
構成板が相互に突合するようにしたことにより、
外函に収納して使用した際に、何れの方向からの
外力に対しても耐力が極めて大きい。そのため、
ガラス製の瓶体等をも完全に保護することが出来
る。
また、組立が極めて容易で、安価に大量生産す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、
第1図はブランク板を外面側から見た平面図、第
2図乃至第5図は組立途中の状態を示す斜視図、
第6図は組立完了後の斜視図、第7図は使用状態
を示す斜視図、第8図は他の使用途中の状態を示
す斜視図、第9図は従来の中仕切の斜視図、第1
0図は他の従来の中仕切の展開図、第11図は同
斜視図である。 1……前板、2……天板、3……底板、4,5
……側板、6……上支持片、7……下組込片、
8,9……背部構成板、10……上組込片、11
……下支持片、12,13,14,15,17…
…部分、16……瓶首保持板、18……開口部、
19……脚部、20,21,22……固定片、2
3……化粧シート、120,130,141,1
51,160……嵌合突起、121,122……
嵌合切欠、131,132,142,152,1
61,162……嵌合溝、140,150……押
片、b1……逆横折線、j……横折線、j1……
切込線、n……瓶首保持孔、p……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓶体嵌入用の開口部を有する前板と、その前板
    の一方の相対する端辺より後方に直角に折り曲げ
    られた壁板とを備え、その壁板の各後端に、前記
    前板と平行で且つ先端同士が相互に突合する背部
    構成板を設けるとともに、前記前板に、後方に折
    り曲げられ且つその折り曲げられた部分の近傍に
    瓶首保持孔を有する瓶首保持板を設けたことを特
    徴とする中仕切。
JP9253688U 1988-07-14 1988-07-14 Expired - Lifetime JPH0536819Y2 (ja)

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JP9253688U JPH0536819Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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JPH0215416U JPH0215416U (ja) 1990-01-31
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