JPH05367A - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents

連続鋳造用浸漬ノズル

Info

Publication number
JPH05367A
JPH05367A JP3180103A JP18010391A JPH05367A JP H05367 A JPH05367 A JP H05367A JP 3180103 A JP3180103 A JP 3180103A JP 18010391 A JP18010391 A JP 18010391A JP H05367 A JPH05367 A JP H05367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zirconia
slag
particles
molten
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3180103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2593753B2 (ja
Inventor
Kunio Hayamizu
邦夫 速水
Kunishige Tokunaga
邦繁 徳永
Hiroshi Otsuka
大塚  博
Shinya Shiraiwa
信也 白岩
Atsushi Sato
敦 佐藤
Hidemasa Nakajima
英雅 中島
Hiroshi Kiguchi
弘 城口
Hiroshi Hikima
弘 引間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd, Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP3180103A priority Critical patent/JP2593753B2/ja
Publication of JPH05367A publication Critical patent/JPH05367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593753B2 publication Critical patent/JP2593753B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼片の連続鋳造に際し、モールドパウダーの
滓化を良好にし、かつ溶融スラグに対する耐蝕性を向上
させ、縦割れ等のない鋼片の鋳造を可能とする。 【構成】 胴体部中に断熱スリットをほぼ全長に及んで
同心状に形成し、胴体部の少なくともスラグライン部は
ジルコニア、鱗状黒鉛を含有し、ジルコニアの粒度分布
を偏りのないものとし、かつその大径粒子間に鱗状黒鉛
が存する組織構造の耐火物で構成する。 【効果】 ノズル内を通過して溶鋼から胴体部を伝わっ
て外界へ逃げる熱量が減少し、ノズル近傍の溶鋼温度が
上昇するので、溶鋼表面のモールドパウダーの滓化が良
好となって均一に溶融スラグとなって鋼片表面のスラグ
層が均一となる。ジルコニア粒子が緻密に充填され、大
径粒子が鱗状黒鉛によって保持されるので、耐火物から
のジルコニア粒子の脱落がなく、上記スラグ層の均一化
と相俟って溶融スラグの特性に影響を及ぼさず、鋼片に
縦割れ等が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続鋳造用浸漬ノズルに
関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造用浸漬ノズルとしては種々のも
のが提案されている。そして、モールド内に投入された
モールドパウダーが滓化した溶融スラグと接触して、局
部的な損耗が激しいスラグライン部(溶融スラグと接触
する部分)の材質には特に注意が払われており、従来よ
りジルコニアーカーボン系の材質が優れた耐蝕性を示す
ものとして使用されてきた。例えば特公昭59−122
9号公報にはスラグライン部の材質として炭素2〜10
重量%、ジルコニア70〜93重量%、炭化珪素質およ
び/または溶融シリカ5〜30重量%からなるものが開
示されており、特開昭63−97344号公報、特開昭
60−148649号公報、特開平1−176271号
公報にも類似の組成を持つジルコニアーカーボン系の材
質が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の材質ではスラグライン部の耐蝕性の改善のみに重
点が置かれており、主にそのジルコニア原料は粗粒粉と
微粒粉を単に混合したものであった。
【0004】本発明者らは製鋼時の最も重要な用件であ
る鋼片の品質に対する浸漬ノズルの影響について着目
し、製造される鋼片の表面における縦割れ(傷)などの
発生過程を研究した結果、モールドパウダーの滓化状
態、並びに溶鋼および/または溶融スラグとの接触によ
り化学的に変化して溶鋼および/または溶融スラグ中に
溶けこむジルコニアではなく、マトリックスから脱落す
るジルコニア粒子が溶融スラグの物性に影響を及ぼし、
ひいては製造される鋼片の品質に影響を及ぼしているこ
とが判明した。すなわち、溶鋼がノズル内を通る際に、
ノズルの胴体部(筒壁)を介して外に熱量が逃げ、ノズ
ル近傍の溶鋼の温度が下がることにより、溶鋼表面のモ
ールドパウダーの滓化が不均一となる。また、溶鋼およ
び/または溶融スラグとの接触により、黒鉛および微粒
のジルコニア粉で形成されるマトリックスが侵蝕され、
脱落した比較的大径のジルコニア粒子が溶融スラグ中に
混合され、浸漬ノズル周辺部の溶融スラグの組成を変化
させ、ひいてはその物性、特に凝固シェル−モールド間
への流入および冷却時の挙動を変化させる。したがって
モールドから引き出させる鋼片の表面に付着するスラグ
層が不均一となり、また、その性質が比較的大径のジル
コニア粒子の位置する部分のみ異なり、その結果鋼片表
面に縦割れなどの欠陥を生じていた。
【0005】本発明者らは、上記の事情を考慮して、胴
体部の断熱構造、およびジルコニア−カーボン系材質の
持つ耐蝕性を損なうこと無く、ジルコニア粒子が脱落し
難い、スラグライン部の耐火物の組織構造を研究した結
果、本発明を完成したものである。
【0006】本発明は、特に長時間にわたる鋳込みが可
能で、モールドパウダーの滓化を良好にし、かつ溶鋼お
よび/または溶融スラグに対する優れた耐蝕性を有し、
縦割れなどの無い良質の鋼片を製造できる連続鋳造用浸
漬ノズルを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる連続鋳造
用浸漬ノズルは、上記の目的を達成するために、胴体部
中に断熱スリットがほぼ全長に及んで同心状に形成され
ており、胴体部の少なくとも溶融スラグと接触する部分
が、ジルコニア:70〜90重量%、粒径500μm以
下の鱗状黒鉛:10〜30重量%を含有し、前記ジルコ
ニアの粒子は下記のa、bを満たすように分布され、か
つ隣接する125μmを越えるジルコニ粒子間の80%
以上には鱗状黒鉛が存在する組織構造を有する耐火物で
構成されていることを特徴としている。
【0008】a:ジルコニア粒子全体の粒度分布(以
下、全体粒度分布という)が、125μmを越える粒子
が30〜65重量%、125〜45μmの粒子が20〜
55重量%、45μm未満の粒子が15〜45重量%か
ら構成される。
【0009】b:ジルコニア粒子全体に対し,JIS
Z8801で規定された標準ふるいの45〜355μm
間では、隣り合う篩間である355〜250μm、25
0〜180μm、 180〜125μm、125〜90μ
m、90〜63μm、63〜45μmのそれぞれにジル
コニア粒子が少なくとも3重量%存在する(以下、中間
粒度分布という。)。
【0010】
【作用】本発明によれば、ノズル内を通過している溶鋼
から胴体部を伝わって外界へ逃げる熱量が減少し、ノズ
ル近傍の溶鋼温度が上昇する。また、粒度分布の偏りの
ないジルコニア粒子を用いることにより、耐火物中の粒
子が非常に緻密に充填され、かつ125μmを越えるや
や大きめの粒子間に存在する鱗状黒鉛によって大きな粒
子が保持され、脱落して溶融スラグ中に混合されるのを
防止できる。溶鋼温度上昇による溶鋼表面のモールドパ
ウダーの滓化の均一化およびこの粒子の連続分布性と鱗
状黒鉛による粒子の保持性とが相俟ってジルコニア粒子
の脱落が阻止されることによって、製造される鋼片表面
のスラグ層の物性を局所的に変化させず表面に縦割れな
どの無い良質な鋼片を製造することが可能となる。
【0011】断熱スリットはセラミックスファイバー、
あるいは焼成時に焼失する材質(焼成後には空隙にな
る)を成形時にあらかじめセットしておいて焼成するこ
とによって形成されるものであり、胴体部の厚さのほぼ
中間に、1mm〜10mmの厚さに形成することが好まし
い。
【0012】ジルコニアと溶鋼および/または溶融スラ
グとの接触による溶損形態には物理的な溶損と化学的な
溶損があるが、本発明は溶鋼および/または溶融スラグ
に対する耐化学的溶損性を高めるものではなく、溶損さ
れる際に、黒鉛や小径のジルコニア粒子あるいは他の材
料で形成されるマトリックスのみが溶損されて、大径の
ジルコニア粒子が脱落するのを防止するものであり、そ
の結果溶融スラグの物性を局部的に変化させること無く
良質の鋼片が得られるのである。
【0013】本発明に利用されるジルコニアは安定化さ
れていないものでも良いが、好ましくは安定化度30〜
90の部分安定化ジルコニアを使用する。これは安定化
されていないものに比べ熱サイクル時の容積安定性が良
好となり耐熱衝撃性を向上させる点で好ましく、かつこ
の効果は上記範囲内で最も効果的である。安定化度はジ
ルコニア粒子中の立方晶の割合を百分率で示したもので
ある。
【0014】ジルコニアの含有量が70重量%未満では
耐蝕性が劣り、溶損されやすくなる。また90重量%を
越えると他の原料の含有量が少なくなり、耐スポーリン
グ性、機械的強度がさがる。
【0015】ジルコニアの全体粒度分布が規定範囲外と
なると、粒子の稠密な充填ができなくなり粒子の脱落を
生じやすくなる。特に粒子が粗い方向に外れると機械的
強度が充分に上がらず、すなわちジルコニア粒子の保持
力低下のため粒子脱落防止効果が薄れてしまい、また、
細かい方向に外れると耐熱衝撃抵抗が減じてしまう。
【0016】また、ジルコニアの中間粒度分布において
3重量%未満の区間があると、耐火物全体の粒子の充填
性が低下し、大径のジルコニア粒子が脱落しやすくな
る。
【0017】鱗状黒鉛は10〜30重量%含有されるこ
とが必要である。鱗状黒鉛はマトリックスの一部を形成
してジルコニア粒子を包むように保持し、脱落を防止す
る。鱗状黒鉛を含まない、例えば、粒状黒鉛あるいは無
定型炭素等をマトリックスとする場合にはジルコニア粒
子を包み込み保持する効果が劣り、充分な脱落防止効果
を得られない。本発明において鱗状黒鉛とこれらの炭素
質材料とを併用することは差支えない。
【0018】鱗状黒鉛が10重量%未満では充分な脱落
防止効果を得られず、30重量%を越えると溶鋼に対す
る耐蝕性が劣り、また、酸化消耗する量が増加してマト
リックスの脆弱化を招き、充分な脱落防止効果を得られ
ない。
【0019】さらに隣接する125μmを越えるジルコ
ニア粒子間には80%以上の割合で前記鱗状黒鉛が存在
することにより、粒子を包み込む効果を増大し、より一
層の脱落防止効果を奏する。これらの諸条件を満足する
ことにより、均一かつ稠密にジルコニア粒子および鱗状
黒鉛が充填された耐火物を得ることができる。これによ
り、溶鋼および/または溶融スラグとの接触面におい
て、選択的に侵蝕されやすいはっきりとしたマトリック
ス部をなくすと共に、黒鉛の酸化消耗速度、ジルコニア
粒子の溶鋼および/または溶融スラグへの溶解速度を調
和させ、ジルコニア粒子の脱落を防止することができ
る。
【0020】本発明のノズルは原料を調整したのみでは
得られない。本発明の粒度分布を持つ原料は、容易に均
一に分散し難く、調整された原料を長時間注意深く混練
したり、あるいは少量ずつ徐々に量を増やしていくよう
に混合することが必要である。
【0021】本発明の技術的思想の範囲の中で浸漬ノズ
ルの製造に用いられる種々の公知の添加剤が耐火物に使
用でき、それらは本発明の権利範囲に含まれる。例え
ば、金属シリコン(Si)が、黒鉛又はバインダーに由来
する結合炭素の酸化防止や、熱間での強度保持の目的で
添加される。金属シリコンの含有量は2重量%以下が好
ましい。2重量%を越えると炭素と反応して組織の緻密
化が進み耐熱衝撃性が低下し、耐蝕性も低下する。また
炭化珪素(SiC )を熱伝導性向上、耐熱衝撃性の向上お
よび酸化防止の目的で添加しても良い。SiC の含有量は
5重量%以下が好ましい。SiC は製造時にSiC 粉末とし
て添加しても、金属Siと炭素分が反応した生成物でもよ
い。5重量%を越えると相対的に他の原料の含有量が減
り、目的とする特性を得られなくなる。
【0022】さらに炭化硼素、金属アルミニウムなどを
公知の特性向上材として添加しても良い。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0024】表1、表2及び表3に示す粒度分布に調整
した各種配合の原料を、各粒度の粒子を予備混合して徐
々に混練機中に投入しながら45分間凝集などが生じな
いよう注意深く撹拌混合し、各原料が均一に混合された
各種の配合土を得た。そして、それぞれの配合土中に存
在する、混練中に形成された塊(不均一な原料状態を有
する粘結粒)を除くために、一度所定の篩(3mm)を通
し、それらを除去し各種のスラグライン部用配合土を得
た。別に用意したノズル本体部用配合土(アルミナ55
重量%、黒鉛30重量%、シリカ10重量%、金属シリ
コン5重量%)により、胴体部中の厚さのほぼ中間部に
断熱スリットとなるセラミックファイバーをほぼ全長に
及んで同心状に埋設してノズル本体部を形成し、これに
上記各種の配合土からなるスラグライン部を組み合わ
せ、公知の方法で1000 Kgf/cm2 の圧力でラバープ
レス成形したのち、非酸化性雰囲気中で1000℃にて
焼成して各種の浸漬ノズルを得た。これらの断面図を図
1に示す。図中1はノズル本体部、2は断熱スリット、
3はスラグライン部、4は吐出口である。また、これら
の物理的特性を表1に示す(表中、番号1〜6,10〜
12)。比較例(表中、番号7〜8)は従来の主として
粗粒と微粒(および中粒)からなる配合物の粒度分布を
分析して記入したものであり、常法により45分間混練、
成形焼成したものである。
【0025】表1、表2及び表3に示す本発明および比
較例の連続鋳造用浸漬ノズルを、一般的に縦割れが多く
発生しやすい鋼中の炭素量が0.09〜0.16%の中
炭素鋼材の連続鋳造に1か月間使用した。このときの縦
割れ不良発生指数を表1、表2及び表3に合せて示す
(縦割れ発生指数は、番号7のものを100とした)。ま
た、縦割れ不良が発生した時の鋼片表面のスラグ層と観
察およびモールド内壁に付着したスラグ凝固物塊を分析
したところ、スラグ層が不均一となっている部分が見受
けられ、およびジルコニア濃度の異常に高くなっている
部分が観察された。
【0026】また、侵蝕された部分の組織の粒子構造を
表す顕微鏡写真を図2,図3に示す。図2は本発明品で
あり、図3は従来品である。図中5はスラグライン部耐
火物8を構成するジルコニア粒子、6は鱗状黒鉛粒子で
ある。鋳造中にスラグと接する稼動面9を観察すると従
来品はジルコニア粒子の脱落してできた凹凸面や黒く穴
の開いた部分、及びマトリックス部が酸化消耗して、溶
融スラグ7と同様に白っぽく見える部分が存在する。こ
れに対し、本発明品はジルコニア粒子の脱落は見られ
ず、黒鉛粒子がジルコニア粒子を包むように存在してい
る。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】表1、表2及び表3から明らかなように、
本発明の連続鋳造用浸漬ノズルは従来のノズルに比して
非常に優れた耐蝕性を示し、溶融スラグに悪影響を及ぼ
さず、したがって鋼片の縦割れ不良発生率が著しく改善
されていることが明らかである。さらに第1図から本発
明のノズルの組織構造が従来のものに比してジルコニア
粒子の脱落がないことが明らかに理解される。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノズル内
を通過している溶鋼から胴体部を伝わって外界へ逃げる
熱量が減少し、ノズル近傍の溶鋼温度が上昇するので、
溶鋼表面のモールドパウダーの滓化が向上して均一な溶
鋼スラグとなり、鋼片表面のスラグ層が均一となる一
方、ジルコニア及び黒鉛を含有しているので、溶融金属
および溶融スラグに対し極めて優れた耐蝕性を有し、耐
用性が高く長期間安定した使用が可能であり、また粒子
が非常に緻密に充填され、かつ鱗状黒鉛によって大きな
粒子が保持されるので、スラグライン部耐火物からのジ
ルコニア粒子の脱落がないため、溶融スラグに影響を及
ぼさず、前記スラグ層の均一化と相俟って縦割れなどの
不良の発生のない良質の鋼片を鋳造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浸漬ノズルの断面図である。
【図2】そのスラグライン部耐火物の組織の粒子構造を
示す顕微鏡写真である。
【図3】従来の浸漬ノズルのスラグライン部耐火物の組
織の粒子構造を示す顕微鏡写真である。
【符号の説明】
1 ノズル本体部 2 断熱スリット 3 スラグライン部 4 吐出口 5 ジルコニア粒子 6 鱗状黒鉛粒子 7 溶融スラグ 8 スラグライン部耐火物 9 稼動面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 博 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミツクス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 白岩 信也 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミツクス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 佐藤 敦 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 中島 英雅 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 城口 弘 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 引間 弘 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】胴体部中に断熱スリットがほぼ全長に及ん
    で同心状に形成されており、胴体部の少なくとも溶融ス
    ラグと接触する部分が、ジルコニア:70〜90重量
    %、粒径500μm以下の鱗状黒鉛:10〜30重量%
    を含有し、前記ジルコニアの粒子は下記のa、bを満た
    すように分布され、かつ隣接する125μmを越えるジ
    ルコニア粒子間の80%以上には鱗状黒鉛が存在する組
    織構造を有する耐火物で構成されていることを特徴とす
    る連続鋳造用浸漬ノズル。 a:ジルコニア粒子全体の粒度分布が、125μmを越
    える粒子が30〜65重量%、125〜45μmの粒子
    が20〜55重量%、45μm未満の粒子が15〜45
    重量%から構成される。 b:ジルコニア粒子全体に対し,JIS Z8801で
    規定された標準ふるいの45〜355μm間では、隣り
    合う篩間である355〜250μm、250〜180μ
    m、 180〜125μm、125〜90μm、90〜6
    3μm、63〜45μmのそれぞれにジルコニア粒子が
    少なくとも3重量%存在する。
JP3180103A 1991-06-25 1991-06-25 連続鋳造用浸漬ノズル Expired - Lifetime JP2593753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180103A JP2593753B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 連続鋳造用浸漬ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180103A JP2593753B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 連続鋳造用浸漬ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05367A true JPH05367A (ja) 1993-01-08
JP2593753B2 JP2593753B2 (ja) 1997-03-26

Family

ID=16077482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3180103A Expired - Lifetime JP2593753B2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 連続鋳造用浸漬ノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593753B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037295A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Hitachi Ltd 誘導機の制御方法
JP2010058167A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Jfe Steel Corp 鋼の連続鋳造方法
JP2014141381A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Nippon Steel & Sumitomo Metal ジルコニア−炭素含有耐火物及び鋼の連続鋳造用浸漬ノズル、並びに、ジルコニア−炭素含有耐火物の製造方法及び鋼の連続鋳造用浸漬ノズルの製造方法
JP2023019586A (ja) * 2021-07-29 2023-02-09 品川リフラクトリーズ株式会社 ジルコニア-カーボン質耐火材料、浸漬ノズル、およびジルコニア-カーボン質耐火材料の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037295A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Hitachi Ltd 誘導機の制御方法
JP2010058167A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Jfe Steel Corp 鋼の連続鋳造方法
JP2014141381A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Nippon Steel & Sumitomo Metal ジルコニア−炭素含有耐火物及び鋼の連続鋳造用浸漬ノズル、並びに、ジルコニア−炭素含有耐火物の製造方法及び鋼の連続鋳造用浸漬ノズルの製造方法
JP2023019586A (ja) * 2021-07-29 2023-02-09 品川リフラクトリーズ株式会社 ジルコニア-カーボン質耐火材料、浸漬ノズル、およびジルコニア-カーボン質耐火材料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2593753B2 (ja) 1997-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4104075A (en) Refractories, batch for making the same and method for making the same
EP0793629B1 (fr) Nouveaux materiaux formes de grains refractaires lies par une matrice de nitrure d'aliminium ou de sialon contenant du nitrure de titane
JPS62297264A (ja) 炭素結合した耐火物
JP4787490B2 (ja) 微細気孔性を有する炭素煉瓦及びその製造方法
JPH05367A (ja) 連続鋳造用浸漬ノズル
JP2547667B2 (ja) 連続鋳造用浸漬ノズル
US4272062A (en) Blast furnace hearth
JPS6348828B2 (ja)
JPH0421627B2 (ja)
US5576254A (en) Carbon refractory for blast furnace and method for manufacturing such carbon refractory
JPH05361A (ja) 連続鋳造用浸漬ノズル
JP6021667B2 (ja) 耐火物,耐火物の製造方法,及び連続鋳造用浸漬ノズル
JPS60166261A (ja) 連続鋳造装置部材用耐火材
JPH068223B2 (ja) 高炉出銑樋用流し込み耐火材
JP3031192B2 (ja) スライディングノズル用プレート耐火物
JPS62260768A (ja) 高炉湯溜帯用耐火物
JPH07267719A (ja) アルミナ・マグネシア・カーボンれんが
JPH0541590B2 (ja)
JPH09157043A (ja) 高炉樋流し込み施工用耐火物
JP3093862B2 (ja) 連続鋳造用耐火物
JP2764342B2 (ja) 連続鋳造用ノズルの製造方法
JPH0610103B2 (ja) 高炉炉底用耐火レンガ
JPS6071571A (ja) 溶融金属容器用ノズル耐火物
JP3112337B2 (ja) 溶融金属連続測温用保護管
JPS6324945B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 11

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 15