JPH0536783U - ジヤツクの取付構造 - Google Patents
ジヤツクの取付構造Info
- Publication number
- JPH0536783U JPH0536783U JP9308791U JP9308791U JPH0536783U JP H0536783 U JPH0536783 U JP H0536783U JP 9308791 U JP9308791 U JP 9308791U JP 9308791 U JP9308791 U JP 9308791U JP H0536783 U JPH0536783 U JP H0536783U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- jacks
- hole
- screw
- mounting member
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- Granted
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け易くネジ締めによって傾くことがない
ジャックの取付構造を提供する。 【構成】 2個のジャック3を備えたジャックユニット
2のジャック3を、取付部材1に設けた2つの規制孔1
aに夫々挿入する。次に取付部材1の孔1cとジャック
ユニット2の孔2aとを合せて、取付部材1にジャック
ユニット2をネジ6で取付ける。ネジ6締め時にジャッ
クユニット2は時計方向に回動するが、ジャック3と孔
との隙間分だけ回動する方向とは逆の方向に移動して設
けた規制孔1aの縁部に当接し、2個のジャック3は傾
くことなく所定位置に固定される。
ジャックの取付構造を提供する。 【構成】 2個のジャック3を備えたジャックユニット
2のジャック3を、取付部材1に設けた2つの規制孔1
aに夫々挿入する。次に取付部材1の孔1cとジャック
ユニット2の孔2aとを合せて、取付部材1にジャック
ユニット2をネジ6で取付ける。ネジ6締め時にジャッ
クユニット2は時計方向に回動するが、ジャック3と孔
との隙間分だけ回動する方向とは逆の方向に移動して設
けた規制孔1aの縁部に当接し、2個のジャック3は傾
くことなく所定位置に固定される。
Description
【0001】
この考案は電子機器の入出力端子として用いたジャックの取付構造に関する。
【0002】
従来は、図5に示す様に電子機器のシャーシ11に中心位置が上下垂直になって いてジャック3とはある程度の隙間を有した2つの孔11a、11aを設け、この孔 11a、11aにジャックユニット2に2個設けた円形のジャック3、3をシャーシ 11の裏面から挿入し、シャーシ11に設けた孔11bにネジ6を挿通して、ジャック ユニット2の孔2aに螺合することにより、このジャックユニット2をシャーシ 11に取付けていた。
【0003】 上記の様にネジ6でジャックユニット2を取付けると、このジャックユニット 2がネジ6締め方向に回され、2個のジャック3、3は孔11aとの隙間分だけ孔 11bを中心にして時計方向に回動し、2つの孔11a、11aの縁部に当接して右上 下に傾いた状態で固定されていた。
【0004】 また、この傾きを規制するためシャーシ11の孔11a、11aを小さくし、ジャッ ク3との隙間を少なくすることもあった。この場合は孔11a、11aにジャック3 、3が挿入しにくくなり、その結果ジャックユニット2取付け時の作業性が悪く なっていた。
【0005】
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、取付け易くネジ締めによって傾くことがないジャックの 取付構造を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案のジャックの取付構造は、複数のジャックを備えたジャックユニット の各ジャックを、取付部材に設けた複数の孔にこの取付部材の裏側から夫々挿入 し、ネジにより前記ジャックユニットを前記取付部材に締着する様に構成した電 子機器におけるジャックの取付構造において、前記取付部材に設けた複数の孔の うち少なくとも1つを、前記ジャックユニットがネジにより締着時に回される方 向とは逆の方向に前記孔と前記ジャックとの隙間分だけ移動して設けたものであ る。
【0007】
この考案によれば、取付部材に設けたジャック挿入用の孔の少なくとも1つが ジャックとの隙間分だけジャックユニットをネジにより締着する時に、このジャ ックユニットがネジと共に回される方向とは逆の方向に移動させてあるので、ネ ジにより回されてシャーシの孔の縁部に当接した時、複数のジャックは垂直また は水平に並ぶ。
【0008】
この考案に係るジャックの取付構造の実施例を図1乃至図4に基づき説明する 。
【0009】 なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0010】 図において、1はシャーシ等で形成される取付部材である。1aはジャック3 を挿入する2つの規制孔であり、ジャック3の外径とはある程度の隙間を有し、 ジャックユニット2を取付部材1にネジ6で締着したとき、このジャックユニッ ト2がネジ6と共に時計方向に回される方向とは逆の方向に前記隙間分だけ2つ の規制孔1a、1aを移動させて設けている。1bはジャック3挿入用の孔であ り、規制孔1aとは異なりジャック3が固定される所定位置にジャック3とは同 心に設けられている。1cはジャックユニット2を取り付けるためのネジ6用の 孔である。
【0011】 4はジャック3を4個設けたジャックユニット、5はジャック3を6個設けた ジャックユニットである。
【0012】 以上の様に構成した本考案の組立てと作用を説明する。
【0013】 図1及び図2(A)(B)に示す第1の実施例は、2個のジャックを備えたジ ャックユニットの取付構造であり、2個のジャック3、3を取付部材1の規制孔 1a、1aに挿入し、ネジ6を孔1cに挿通して、ジャックユニット2の孔2a に螺合することにより、ジャックユニット2を取付部材1に取付けている。
【0014】 このとき、ジャックユニット2はネジ6締めと共に孔1cを中心にして時計方 向に回され、ジャック3、3は規制孔1a、1aの縁部に当接し、この状態で固 定される。
【0015】 しかし、規制孔1a、1aは前記の様に予めジャック3、3との隙間分だけ、 反時計方向に移動させて設けてあるので、2個のジャック3、3は傾くことなく 所定位置に固定される。
【0016】 図3に示す第2の実施例は、4個のジャックを備えたジャックユニットの取付 構造であり、4個のジャック3、3…を取付部材1の規制孔1a、1a及び孔1 b、1bに挿入し、ネジ6を孔1cに挿通して、ジャックユニット4の孔に螺合 することにより、ジャックユニット4を取付部材1に取付けている。
【0017】 このとき、前記第1の実施例と同様に、ネジ6締めと共にジャックユニット4 は時計方向に回され、4個のジャック3、3…のうち左上と右下の2個のジャッ ク3、3は左上及び右下に設けた規制孔1a、1aの縁部に当接した状態で固定 される。
【0018】 これにより、4個のジャック3、3…は傾くことなく所定位置に固定されるこ とになる。また、左下及び右上の孔1b、1bとジャック3、3は同心に位置す ることになり、これらジャック3、3の周りの隙間は均一になる。
【0019】 図4に示す第3の実施例は、6個のジャックを備えたジャックユニットの取付 構造であり、6個のジャック3、3…を取付部材1の規制孔1a、1a及び孔1 b、1b…に挿入し、2本のネジ6で取付部材1に取付けている。
【0020】 このとき、前記第1の実施例と同様に、最初のネジ6締めと共にジャックユニ ット5は時計方向に回され、6個のジャック3、3…は、左端上及び右端下に設 けた規制孔1a、1aの縁部に当接した状態で固定される。
【0021】 これにより6個のジャック3、3…は傾くことなく所定位置に固定されること になる。また、上記以外の4個の孔1b、1b…とジャック3、3は同心に位置 することになり、これらジャック3、3…の周りの隙間は均一になる。
【0022】 ジャック3の数が6個を越えるジャックユニットを取付部材に取付ける場合も 、上記と同様に規制孔1aを左右に各1個設けることにより同様の効果が得られ る。
【0023】 また、ジャックと取付部材1の規制孔1aとが共に円弧で接する場合は、規制 孔1aを移動させる回動中心は取付部材1に設けたネジ6用の孔1cでなくても よく、左または右方向へ単純に平行移動してもよい。
【0024】 また、規制孔1aは取付部材1に設けたネジ6用の孔1cとネジ6の隙間が適 正であれば、1つのみ設けてもよい。
【0025】
この考案に係るジャックの取付構造によれば、上述のように構成したので、ジ ャックと取付部材のジャック挿入用孔との隙間が充分にとれ、ジャック取付時の 作業性が大幅に向上する。
【0026】 また、上記の様に隙間が充分取れるため、部品の寸法公差を厳しくする必要が なく、部品費を削減することができる。
【0027】 しかも、構造が簡単であるため実施も容易であるなどの優れた特長を有してい る。
【図1】本考案におけるジャックの取付構造の第1の実
施例を示す分解斜視図である。
施例を示す分解斜視図である。
【図2】(A)同第1の実施例を示す正面図である。 (B)同第1の実施例を示す断面図である。
【図3】同第2の実施例を示す正面図である。
【図4】同第3の実施例を示す正面図である。
【図5】従来例におけるジャックの取付構造を示す正面
図である。
図である。
1 取付部材 1a 規制孔 1b,1c,2a 孔 2,4,5 ジャックユニット 3 ジャック 6 ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のジャックを備えたジャックユニッ
トの各ジャックを、取付部材に設けた複数の孔にこの取
付部材の裏側から夫々挿入し、ネジにより前記ジャック
ユニットを前記取付部材に締着する様に構成した電子機
器におけるジャックの取付構造において、 前記取付部材に設けた複数の孔のうち少なくとも1つ
を、前記ジャックユニットがネジにより締着時に回され
る方向とは逆の方向に前記孔と前記ジャックとの隙間分
だけ移動して設けたことを特徴とするジャックの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9308791U JP2581166Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ジャックの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9308791U JP2581166Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ジャックの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536783U true JPH0536783U (ja) | 1993-05-18 |
JP2581166Y2 JP2581166Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14072748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9308791U Expired - Fee Related JP2581166Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ジャックの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581166Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014154255A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Hitachi Metals Ltd | コネクタ、ワイヤハーネス、及び保持部材 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP9308791U patent/JP2581166Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014154255A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Hitachi Metals Ltd | コネクタ、ワイヤハーネス、及び保持部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2581166Y2 (ja) | 1998-09-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |