JPH0536100Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536100Y2 JPH0536100Y2 JP1989052037U JP5203789U JPH0536100Y2 JP H0536100 Y2 JPH0536100 Y2 JP H0536100Y2 JP 1989052037 U JP1989052037 U JP 1989052037U JP 5203789 U JP5203789 U JP 5203789U JP H0536100 Y2 JPH0536100 Y2 JP H0536100Y2
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- JP
- Japan
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- clutch
- shaft
- brake
- hydraulic
- cylinder
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Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 8
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D49/00—Brakes with a braking member co-operating with the periphery of a drum, wheel-rim, or the like
- F16D49/16—Brakes with two brake-blocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/28—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of power take-off
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T1/00—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles
- B60T1/02—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels
- B60T1/06—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels
- B60T1/062—Arrangements of braking elements, i.e. of those parts where braking effect occurs specially for vehicles acting by retarding wheels acting otherwise than on tread, e.g. employing rim, drum, disc, or transmission or on double wheels acting on transmission parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D67/00—Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
- F16D67/02—Clutch-brake combinations
- F16D67/04—Clutch-brake combinations fluid actuated
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は原動軸とクラツチ軸間にクラツチ軸
上に固定設置したクラツチハウジングを備える油
圧クラツチを配設してあるトラクタ等の作業車両
において、油圧クラツチが切られたときに上記ク
ラツチ軸を制動して該クラツチ軸の慣性回転を防
止する慣性回転防止ブレーキに関するものであ
る。
上に固定設置したクラツチハウジングを備える油
圧クラツチを配設してあるトラクタ等の作業車両
において、油圧クラツチが切られたときに上記ク
ラツチ軸を制動して該クラツチ軸の慣性回転を防
止する慣性回転防止ブレーキに関するものであ
る。
この種の慣性回転防止ブレーキはスプリングま
たは油圧によつて作動せしめられ油圧またはスプ
リングによつて非作動とされるものに構成するの
が一般的であるが、従来は一般にブレーキ作動用
または非作動用の油圧シリンダ機構のシリンダが
車両機体の壁を利用して形成されている(例えば
実開昭55−52424号公報、実開昭58−17220号公
報、特開昭60−179550号公報、実公昭62−3306号
公報参照)。
たは油圧によつて作動せしめられ油圧またはスプ
リングによつて非作動とされるものに構成するの
が一般的であるが、従来は一般にブレーキ作動用
または非作動用の油圧シリンダ機構のシリンダが
車両機体の壁を利用して形成されている(例えば
実開昭55−52424号公報、実開昭58−17220号公
報、特開昭60−179550号公報、実公昭62−3306号
公報参照)。
車両機体の壁を利用しシリンダを形成する上記
技術はシリンダを別設する経費を無くす上で、ま
たシリンダが占めるスペースを節減する上で確か
に有用であるが、かなり部品点数が多い慣性回転
防止ブレーキを外部で組立てて車両内部に組込む
ことを許さず、ブレーキの組立てをかなり面倒と
して慣性回転防止ブレーキのコストを高めてい
た。
技術はシリンダを別設する経費を無くす上で、ま
たシリンダが占めるスペースを節減する上で確か
に有用であるが、かなり部品点数が多い慣性回転
防止ブレーキを外部で組立てて車両内部に組込む
ことを許さず、ブレーキの組立てをかなり面倒と
して慣性回転防止ブレーキのコストを高めてい
た。
そこでこの考案は外部組立てしていわばカセツ
トの形で車両内部に組込みえ、それでありながら
余裕スペース内にコンパクトに設置される作業車
両用の慣性回転防止ブレーキを提供して、上述の
問題点を解消しようとするものである。
トの形で車両内部に組込みえ、それでありながら
余裕スペース内にコンパクトに設置される作業車
両用の慣性回転防止ブレーキを提供して、上述の
問題点を解消しようとするものである。
そのためにこの考案は添付図に例示するよう
に、原動軸1とクラツチ軸2間にクラツチ軸2上
に固定設置したクラツチハウジング3を備える油
圧クラツチ4を配設してある作業車両において、
次のような技術的手段を講じた。
に、原動軸1とクラツチ軸2間にクラツチ軸2上
に固定設置したクラツチハウジング3を備える油
圧クラツチ4を配設してある作業車両において、
次のような技術的手段を講じた。
すなわち両端開放のシリンダ穴5を有するシリ
ンダ部6と前記クラツチ軸2を支承するボールベ
アリング7の外輪7aに外挿する保持穴8とを形
成した支持板9に、前記クラツチハウジング3の
外周面に係合させる1対のブレーキシユー10
A,10Bを上記シリンダ部6の一端側と他端側
で回動可能に支持させ、これらのブレーキシユー
10A,10Bを、上記シリンダ部6に沿わせて
該両ブレーキシユー10A,10B間に張設した
スプリング11によつて前記クラツチハウジング
3の外周面から遠去かる向きに回動附勢する一
方、軸線方向内端部12a,12bを互に嵌め合
せた1対のピストン・ピストンロツド12A,1
2Bを、上記シリンダ穴5に嵌合して上記した1
対のブレーキシユー10A,10Bに接当させ、
これらのピストン・ピストンロツド12A,12
B間の上記シリンダ穴5の内部をブレーキ作動用
の油圧室13に構成し、上記ボールベアリング7
を保持する機体支壁14に上記支持板9を沿わせ
固定具15によつて固定するようにした。
ンダ部6と前記クラツチ軸2を支承するボールベ
アリング7の外輪7aに外挿する保持穴8とを形
成した支持板9に、前記クラツチハウジング3の
外周面に係合させる1対のブレーキシユー10
A,10Bを上記シリンダ部6の一端側と他端側
で回動可能に支持させ、これらのブレーキシユー
10A,10Bを、上記シリンダ部6に沿わせて
該両ブレーキシユー10A,10B間に張設した
スプリング11によつて前記クラツチハウジング
3の外周面から遠去かる向きに回動附勢する一
方、軸線方向内端部12a,12bを互に嵌め合
せた1対のピストン・ピストンロツド12A,1
2Bを、上記シリンダ穴5に嵌合して上記した1
対のブレーキシユー10A,10Bに接当させ、
これらのピストン・ピストンロツド12A,12
B間の上記シリンダ穴5の内部をブレーキ作動用
の油圧室13に構成し、上記ボールベアリング7
を保持する機体支壁14に上記支持板9を沿わせ
固定具15によつて固定するようにした。
この考案に係る慣性回転防止ブレーキは油圧ク
ラツチ4のクラツチハウジング3を被制動体と
し、油圧室13に油圧を作用させ1対のピスト
ン・ピストンロツド12A,12Bを互に離間す
る方向に動かし、1対のブレーキシユー10A,
10Bを押させてクラツチハウジング3の外周面
に圧接させることにより、クラツチ軸2を制動す
る。油圧室13から油圧を抜くとスプリング11
の力でブレーキシユー10A,10Bがクラツチ
ハウジング3の外周面から離間し、クラツチ軸2
が自由に回転できる状態となる。
ラツチ4のクラツチハウジング3を被制動体と
し、油圧室13に油圧を作用させ1対のピスト
ン・ピストンロツド12A,12Bを互に離間す
る方向に動かし、1対のブレーキシユー10A,
10Bを押させてクラツチハウジング3の外周面
に圧接させることにより、クラツチ軸2を制動す
る。油圧室13から油圧を抜くとスプリング11
の力でブレーキシユー10A,10Bがクラツチ
ハウジング3の外周面から離間し、クラツチ軸2
が自由に回転できる状態となる。
1対のピストン・ピストンロツド12A,12
Bを内端部12a,12bで嵌め合い構造として
互にガイドし合せたことにより、各ピストン・ピ
ストンロツド12A,12Bのピストン部の厚み
を第1図に図示のように小さくしても、また他に
ガイドを設けなくとも、こじれのない円滑な摺動
が得られる。
Bを内端部12a,12bで嵌め合い構造として
互にガイドし合せたことにより、各ピストン・ピ
ストンロツド12A,12Bのピストン部の厚み
を第1図に図示のように小さくしても、また他に
ガイドを設けなくとも、こじれのない円滑な摺動
が得られる。
慣性回転防止ブレーキはシリンダ穴5にピスト
ン・ピストンロツド12A,12Bを嵌合し、ブ
レーキシユー10A,10Bを支持板9に支持さ
せその間にスプリング11を張設して、第3図に
図示のような形にまで外部組立てできる。その上
で車両内部に挿入してボールベアリング7の外輪
7aに保持穴8を外挿し、固定具15を用いた支
持板9の固定を行なうと組込みが完了するから、
外部組立てし保持穴8でもつてベアリング外輪7
aに差込む、いわばカセツトとして取扱えるもの
で、組立てが簡単でコストを低減するものとなつ
ている。
ン・ピストンロツド12A,12Bを嵌合し、ブ
レーキシユー10A,10Bを支持板9に支持さ
せその間にスプリング11を張設して、第3図に
図示のような形にまで外部組立てできる。その上
で車両内部に挿入してボールベアリング7の外輪
7aに保持穴8を外挿し、固定具15を用いた支
持板9の固定を行なうと組込みが完了するから、
外部組立てし保持穴8でもつてベアリング外輪7
aに差込む、いわばカセツトとして取扱えるもの
で、組立てが簡単でコストを低減するものとなつ
ている。
油圧クラツチ4のクラツチハウジング3はかな
り大径のものであり、同ハウジング3外でクラツ
チ軸2を支承するボールベアリング7の外周側に
は支壁14とクラツチハウジング3間で一定のス
ペースがある。支持板9に一体形成のシリンダ部
6とそれに沿わせたスプリング11とはそのよう
な余裕スペース内に、コンパクトに納まる。
り大径のものであり、同ハウジング3外でクラツ
チ軸2を支承するボールベアリング7の外周側に
は支壁14とクラツチハウジング3間で一定のス
ペースがある。支持板9に一体形成のシリンダ部
6とそれに沿わせたスプリング11とはそのよう
な余裕スペース内に、コンパクトに納まる。
図示実施例はトラクタにおいて本案を実施した
例に係り、第1図は同トラクタのミツシヨンケー
ス20の後端部とそれに連設されたリヤハウジン
グ21の前半部との内部構造を示している。
例に係り、第1図は同トラクタのミツシヨンケー
ス20の後端部とそれに連設されたリヤハウジン
グ21の前半部との内部構造を示している。
走行系の中空伝動軸22を貫通するPTO系の
駆動軸23が設けられており、前記原動軸1は前
端部で駆動軸23にスプライン嵌めして連結され
た中空軸に形成されている。前記クラツチ軸2は
後端部側で前記ボールベアリング7を介し、リヤ
ハウジング21の内面上に一体形成してある前記
支壁14に支持させてある他、前端部を原動軸1
内に突入させてニードルベアリング24を介し該
原動軸1に支持させてある。クラツチ軸2の後端
には伝動軸25が連結され、この伝動軸25がさ
らに図外のPTO変速装置を介してリヤハウジン
グ21内から機体後方へ延出させてある図外の
PTO軸へと伝動を行なう。
駆動軸23が設けられており、前記原動軸1は前
端部で駆動軸23にスプライン嵌めして連結され
た中空軸に形成されている。前記クラツチ軸2は
後端部側で前記ボールベアリング7を介し、リヤ
ハウジング21の内面上に一体形成してある前記
支壁14に支持させてある他、前端部を原動軸1
内に突入させてニードルベアリング24を介し該
原動軸1に支持させてある。クラツチ軸2の後端
には伝動軸25が連結され、この伝動軸25がさ
らに図外のPTO変速装置を介してリヤハウジン
グ21内から機体後方へ延出させてある図外の
PTO軸へと伝動を行なう。
原動軸1の後端部上にはクラツチハウジング3
内に突入させた回転支持金物27を固定設置して
あり、油圧クラツチ4はこの回転支持金物27と
クラツチハウジング3とに複数枚宛の摩擦エレメ
ント28,29をそれぞれ摺動のみ自在に支持さ
せてなる、通常構造の摩擦多板式のものとされて
いる。クラツチ4の入りが油圧によるピストン3
0の前進で得られ、クラツチ4の切りが油圧の排
除によりリターンばね31の作用で得られること
も、通常の通りである。クラツチ軸2はピストン
30背後の油圧室32に連通する作動油路33が
形成され、同油路33のクラツチ軸2外周面への
環状開口端33aは支壁14の軸挿通穴の内周面
によりシールされて油路のロータリジヨイント部
が提供されている。
内に突入させた回転支持金物27を固定設置して
あり、油圧クラツチ4はこの回転支持金物27と
クラツチハウジング3とに複数枚宛の摩擦エレメ
ント28,29をそれぞれ摺動のみ自在に支持さ
せてなる、通常構造の摩擦多板式のものとされて
いる。クラツチ4の入りが油圧によるピストン3
0の前進で得られ、クラツチ4の切りが油圧の排
除によりリターンばね31の作用で得られること
も、通常の通りである。クラツチ軸2はピストン
30背後の油圧室32に連通する作動油路33が
形成され、同油路33のクラツチ軸2外周面への
環状開口端33aは支壁14の軸挿通穴の内周面
によりシールされて油路のロータリジヨイント部
が提供されている。
油圧クラツチ4に対し作動油を供給するための
油圧ポンプ35は、原動軸1をポンプ軸とした内
接歯車式のものに構成され、ミツシヨンケース2
0の後壁背面上に装着されている。
油圧ポンプ35は、原動軸1をポンプ軸とした内
接歯車式のものに構成され、ミツシヨンケース2
0の後壁背面上に装着されている。
第1図及び第3−5図に示すように1対のブレ
ーキシユー10A,10Bは前記シリンダ部6の
一端側と他端側で、頭付きピン36によつて支持
板9に回動可能に支持されている。第5図に示す
ようにピン36の基端は支持板9背面の凹溝37
内で止輪38により抜止めされている。各ブレー
キシユー10A,10Bにはばね掛止め部10
a,10bを突設してあり、前記スプリング11
は該ばね止め部10a,10bに両端を掛止めし
てブレーキシユー10A,10B間に張設されて
いる。
ーキシユー10A,10Bは前記シリンダ部6の
一端側と他端側で、頭付きピン36によつて支持
板9に回動可能に支持されている。第5図に示す
ようにピン36の基端は支持板9背面の凹溝37
内で止輪38により抜止めされている。各ブレー
キシユー10A,10Bにはばね掛止め部10
a,10bを突設してあり、前記スプリング11
は該ばね止め部10a,10bに両端を掛止めし
てブレーキシユー10A,10B間に張設されて
いる。
1対のピストン・ピストンロツド12A,12
Bは、一方のピストン・ピストンロツド12Aの
内端部12aに形成した穴に他方のピストン・ピ
ストンロツド12Bの小径内端部12bを嵌合し
て、互に嵌め合わされている。前記油圧室13
は、両ピストン・ピストンロツド12A,12B
のピストン部間に形成されている。この油圧室1
3に連通させて支持板9に形成してある油路40
は第5図に示すように、支壁14内の油路41に
連通している。
Bは、一方のピストン・ピストンロツド12Aの
内端部12aに形成した穴に他方のピストン・ピ
ストンロツド12Bの小径内端部12bを嵌合し
て、互に嵌め合わされている。前記油圧室13
は、両ピストン・ピストンロツド12A,12B
のピストン部間に形成されている。この油圧室1
3に連通させて支持板9に形成してある油路40
は第5図に示すように、支壁14内の油路41に
連通している。
支持板9の前記保持穴8は第3図に示すよう
に、支持板9に設けた張出し部9aに形成されて
いる。支持板9は同張出し部9aの反対側の端で
ねじボルトである1対の前記固定具15によつて
支壁14に固定することとされていて、そのため
のボルト挿通穴43が同様に第3図に示すように
支持板9に形成されている。
に、支持板9に設けた張出し部9aに形成されて
いる。支持板9は同張出し部9aの反対側の端で
ねじボルトである1対の前記固定具15によつて
支壁14に固定することとされていて、そのため
のボルト挿通穴43が同様に第3図に示すように
支持板9に形成されている。
第5図に示すように油圧室13には、油圧クラ
ツチ4を切ると油圧が供給されることとされてい
る。すなわち前記油圧ポンプ35の吐出油を油圧
クラツチ4とブレーキ油圧室13とに切換えて供
給する方向切換弁45が設けられ、この切換弁4
5を作用位置1とし油圧クラツチ4に油圧を供給
するときはブレーキ油圧室13が油タンク46に
接続され、逆に中立位置Nとし油圧クラツチ4の
油圧を排除するときはブレーキ油圧室13に油圧
が供給されるように、方向切換弁45が構成され
ている。
ツチ4を切ると油圧が供給されることとされてい
る。すなわち前記油圧ポンプ35の吐出油を油圧
クラツチ4とブレーキ油圧室13とに切換えて供
給する方向切換弁45が設けられ、この切換弁4
5を作用位置1とし油圧クラツチ4に油圧を供給
するときはブレーキ油圧室13が油タンク46に
接続され、逆に中立位置Nとし油圧クラツチ4の
油圧を排除するときはブレーキ油圧室13に油圧
が供給されるように、方向切換弁45が構成され
ている。
図外の前記PTO軸に対しロータリ耕耘機等の
作業機の入力軸を接続するときは、図外のエンジ
ンを停止させる。そのときは油圧ポンプ35の駆
動で図示ブレーキがスプリング11の作用で非作
動状態にもたらされるから、クラツチ軸2以降の
PTO系の軸がフリーに回転しえ、PTO軸に対し
作業機入力軸を容易に接続できる。図外の前記
PTO変速装置の変速操作は、使用する作業機に
与えるべき設定回転数に応じ作業前に予め行なわ
れる。
作業機の入力軸を接続するときは、図外のエンジ
ンを停止させる。そのときは油圧ポンプ35の駆
動で図示ブレーキがスプリング11の作用で非作
動状態にもたらされるから、クラツチ軸2以降の
PTO系の軸がフリーに回転しえ、PTO軸に対し
作業機入力軸を容易に接続できる。図外の前記
PTO変速装置の変速操作は、使用する作業機に
与えるべき設定回転数に応じ作業前に予め行なわ
れる。
作業機を待機位置に持止げるためとか図外のグ
ランドPTO駆動系によりPTO軸を駆動するため
等で、第5図に図示の方向切換弁45を中立位置
Nに移し油圧クラツチ4を切ると、図示ブレーキ
が油圧の作用でクラツチ軸2の慣性回転を迅速に
停止させその停止状態を確実に保持する。
ランドPTO駆動系によりPTO軸を駆動するため
等で、第5図に図示の方向切換弁45を中立位置
Nに移し油圧クラツチ4を切ると、図示ブレーキ
が油圧の作用でクラツチ軸2の慣性回転を迅速に
停止させその停止状態を確実に保持する。
第1図は本案一実施例を示す縦断正面図、第2
図は同実施例を装備するトラクタの要部を示す縦
断側面図、第3図は実施例の斜視図、第4図は正
面図、第5図は縦断側面図及び附設の油圧回路の
回路図である。 1……原動軸、2……クラツチ軸、3……クラ
ツチハウジング、4……油圧クラツチ、5……シ
リンダ穴、6……シリンダ部、7……ボールベア
リング、7a……外輪、8……保持穴、9……支
持板、10A,10B……ブレーキシユー、11
……スプリング、12A,12B……ピストン・
ピストンロツド、12a,12b……内端部、1
3……油圧室、14……機体支壁、15……固定
具、36……ピン、43……ボルト挿通穴。
図は同実施例を装備するトラクタの要部を示す縦
断側面図、第3図は実施例の斜視図、第4図は正
面図、第5図は縦断側面図及び附設の油圧回路の
回路図である。 1……原動軸、2……クラツチ軸、3……クラ
ツチハウジング、4……油圧クラツチ、5……シ
リンダ穴、6……シリンダ部、7……ボールベア
リング、7a……外輪、8……保持穴、9……支
持板、10A,10B……ブレーキシユー、11
……スプリング、12A,12B……ピストン・
ピストンロツド、12a,12b……内端部、1
3……油圧室、14……機体支壁、15……固定
具、36……ピン、43……ボルト挿通穴。
Claims (1)
- 原動軸1とクラツチ軸2間にクラツチ軸2上に
固定設置したクラツチハウジング3を備える油圧
クラツチ4を配設してある作業車両において、両
端開放のシリンダ穴5を有するシリンダ部6と前
記クラツチ軸2を支承するボールベアリング7の
外輪7aに外挿する保持穴8とを形成した支持板
9に、前記クラツチハウジング3の外周面に係合
させる1対のブレーキシユー10A,10Bを上
記シリンダ部6の一端側と他端側で回動可能に支
持させ、これらのブレーキシユー10A,10B
を、上記シリンダ部6に沿わせて該両ブレーキシ
ユー10A,10B間に張設したスプリング11
によつて前記クラツチハウジング3の外周面から
遠去かる向きに回動附勢する一方、軸線方向内端
部12a,12bを互に嵌め合せた1対のピスト
ン・ピストンロツド12A,12Bを、上記シリ
ンダ穴5に嵌合して上記した1対のブレーキシユ
ー10A,10Bに接当させ、これらのピスト
ン・ピストンロツド12A,12B間の上記シリ
ンダ穴5の内部をブレーキ作動用の油圧室13に
構成し、上記ボールベアリング7を保持する機体
支壁14に上記支持板9を沿わせ固定具15によ
つて固定するようにした慣性回転防止ブレーキ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1989052037U JPH0536100Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1989052037U JPH0536100Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 |
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JPH0536100Y2 true JPH0536100Y2 (ja) | 1993-09-13 |
Family
ID=12903622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1989052037U Expired - Lifetime JPH0536100Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 |
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1990
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