JPH0535972U - 駐車装置用パレツト走行制御装置 - Google Patents
駐車装置用パレツト走行制御装置Info
- Publication number
- JPH0535972U JPH0535972U JP9271091U JP9271091U JPH0535972U JP H0535972 U JPH0535972 U JP H0535972U JP 9271091 U JP9271091 U JP 9271091U JP 9271091 U JP9271091 U JP 9271091U JP H0535972 U JPH0535972 U JP H0535972U
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- pallet
- deceleration
- time
- parking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な構成でしかも精度よくパレットの停止
位置の制御を行う。 【構成】 パレット10にはパレットの走行方向に所定
の間隔をおいて順次減速開始ドグ11、速度検出ドグ1
2、及び停止位置ドグ13が配設されている。光電セン
サー14は減速開始ドグ、速度検出ドグ、及び停止位置
ドグを検出してそれぞれ減速開始信号、速度検出信号、
及び停止位置信号を送出する。制動制御部15は減速開
始信号を受けると予め定められた時間パレットを減速
し、減速が終了すると速度検出信号を受信するまでの時
間を計測して計測時間を得、この計測時間に応じて減速
時間を設定してこの減速時間前記パレットを減速する。
そして、制動制御部は停止位置信号を受けるとパレット
を減速してパレットを停止させる。
位置の制御を行う。 【構成】 パレット10にはパレットの走行方向に所定
の間隔をおいて順次減速開始ドグ11、速度検出ドグ1
2、及び停止位置ドグ13が配設されている。光電セン
サー14は減速開始ドグ、速度検出ドグ、及び停止位置
ドグを検出してそれぞれ減速開始信号、速度検出信号、
及び停止位置信号を送出する。制動制御部15は減速開
始信号を受けると予め定められた時間パレットを減速
し、減速が終了すると速度検出信号を受信するまでの時
間を計測して計測時間を得、この計測時間に応じて減速
時間を設定してこの減速時間前記パレットを減速する。
そして、制動制御部は停止位置信号を受けるとパレット
を減速してパレットを停止させる。
Description
【0001】
本考案は駐車装置用パレットの走行、特に、減速制御を行うための制御装置に 関する。
【0002】
従来、駐車装置として、駐車領域を複数の駐車スペースに分割し、少なくとも 二つの駐車スペースが空きスペースとなるように駐車スペースに対応してパレッ トを配置する駐車装置が知られている。この駐車装置では、各パレットに自動車 を載置して、このパレットを駐車領域内で移動させながら駐車を行うようにして いる。 この種の駐車装置において、走行中のパレットを制動させる(停止させる)際 には、パレット駆動用モータに抵抗器を接続している。つまり、従来、パレット を制動する際には、所謂発電制動が用いられている。
【0003】
ところで、パレット制動の際発電制動を用いると、モータと抵抗器との接続の ための配線設計が複雑となって駐車装置自体が高価なものとなってしまうという 問題点がある。 本考案の目的は安価な構成でしかも精度よくパレットの減速制動を行うことの できる制御装置を提供することにある。
【0004】
本考案によれば、駐車領域が複数の駐車スペースに分割されており、該駐車ス ペースに対応して配置され、自動車が載置される複数のパレットを備え、該パレ ットを前記駐車領域内で移動させつつ駐車を行うようにした駐車装置において、 前記パレットには該パレットの走行方向に所定の間隔をおいて順次第1乃至第3 の検出体が配設されており、前記第1乃至前記第3の検出体を検出してそれぞれ 第1乃至第3の検出信号を送出する検出手段と、前記第1の検出信号を受けると 予め定められた時間前記パレットを減速して減速が終了すると減速終了信号を送 出する第1の手段と、前記減速終了信号を受けた後前記第2の検出信号を受信す るまでの時間を計測して計測時間を得る第2の手段と、該計測時間に応じて減速 時間を設定して該減速時間前記パレットを減速する第3の手段と、前記第3の検 出信号を受けると前記パレットを減速して該パレットを停止させる第4の手段と を有することを特徴とする駐車装置用パレット走行制御装置が得られる。
【0005】
本考案では、第1の検出信号を受けた際予め定められた時間パレットを減速し して減速終了後、第2の検出信号を受けるまでの時間(計測時間)に応じて減速 時間を変えてパレットを減速し、第3の検出信号を受けると、さらににパレット を減速して停止するようにしたから、安価な構成でしかも精度よくパレットの減 速制動を行うことができる。
【0006】
以下本発明について実施例によって説明する。 図1を参照して、図示のパレット10は自動車(図示せず)を載置して駐車領 域(図示せず)を移動するものである。駐車領域は複数の駐車スペースに分割さ れており、少なくとも二つの駐車スペースが空きスペースとなるように各駐車ス ペースに対応してパレットが配置されている。そしてパレットは駐車領域内で駆 動機構(図示せず)によって順次移動され、これによって、駐車を行うようにし ている。
【0007】 ところで、パレットを駆動制御する際、精度よく駐車スペースに停止させる必 要がある。つまり、パレットを駐車スペースに精度よく制動する必要がある。こ のため、本考案では、パレットの下面に所定の間隔をおいて走行方向(実線矢印 で示す方向)に沿って順次第1乃至第3の検出体11乃至13が取り付けられて いる(以下第1の検出体を減速開始ドグ11、第2の検出体を速度検出ドグ12 、第3の検出体を停止位置ドグ13と呼ぶ)。さらに、駐車スペースの所定の位 置には光電センサー14が配設されており、この光電センサー14は発光部及び 受光部を備えている。
【0008】 光電センサー14は制動制御部15に連結され、さらに、制動制御部15はブ レーキ装置16を介してモータ17に接続されている。そして、モータ15は別 に与えられる制御信号によって回転駆動され、これによってパレット10は実線 矢印で示す方向に駆動される。
【0009】 ここで、図1及び図2参照して、パレット10の制動制御について説明する。 いま、パレット10がモータ17によって実線矢印で示す方向にで走行してい るとする(この時点で制動制御部15はパレット10の走行速度を知らない)。 光電センサー14によって減速開始ドグ11が検出されると(図2においてで 示す位置)、光電センサー14は減速開始信号を制動制御部15に送出する。制 動制御部15は減速開始信号信号を受けると予め設定された時間(第1の減速時 間t1)ブレーキ装置16を動作させてモータ17を制動しパレット10を減速 する。その結果、第1の減速時間t1が経過すると(図2においてで示す位置 )、例えば、パレット10は速度(Vx)で走行することになる。第1の減速時 間t1が経過すると、制動制御部15は減速が終了したと判断して、減速終了信 号を送出してこれによって内蔵タイマーを起動して計時を開始する。
【0010】 その後、光電センサー14が速度検出ドグ12を検出すると(図2において で示す位置)速度検出信号を送出する。制動制御部15は、速度検出信号に応答 して内蔵タイマーを停止して、内蔵タイマーの計時時間を計測時間とする。そし て、制動制御部15は計測時間(速度)に応じて減速時間を設定する。つまり、 計測時間が長ければパレット10の走行速度Vxが小さいと判断して減速時間を 短く設定して第2の減速時間(t2)とする。一方、計測時間が短ければパレッ ト10の走行速度Vxが大きいと判断して減速時間を長く設定して第3の減速時 間(t3)とする。その後、制動制御部15は減速時間(第2の減速時間又は第 3の減速時間)ブレーキ装置16を動作させてモータ17を制動しパレットを減 速する。その結果、例えば、減速時間(第2の減速時間又は第3の減速時間)が 経過すると(図2においてで示す位置)パレット10は速度(Vy)で走行す ることになる。
【0011】 そして、光電センサー14が停止位置ドグ13を検出すると(図2において で示す位置)、停止位置信号を送出する。制動制御部15は停止位置ドク13に 応答してブレーキ装置16を動作させてモータ17を制動しパレットを減速し停 止させる。 このようにして、第2の減速時間が設定される場合には、図2に実 線で示す制動制御が行われることになり、一方、第3の減速時間が設定される場 合には、図2に破線で示す制動制御が行われることになる。
【0012】
本考案によれば、減速開始信号を受けた際予め定められた時間パレットを減速 して、減速終了後、速度検出信号を受けるまでの時間(計測時間)に応じて減速 時間を変えてパレットを減速し、停止位置信号信号を受けると、さらにパレット を減速して停止するようにしたから、安価な構成でしかも精度よくパレットを停 止させることができるという効果がある。
【図1】本考案によるパレット走行制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示すパレット走行制御装置の制動制御を
説明するための図である。
説明するための図である。
10 パレット 11 減速開始ドグ 12 速度検出ドグ 13 停止位置ドグ 14 光電センサー 15 制動制御部 16 ブレーキ装置 17 モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 駐車領域が複数の駐車スペースに分割さ
れており、該駐車スペースに対応して自動車が載置され
る複数のパレットを配置し、該パレットを前記駐車領域
内で移動させつつ駐車を行うようにした駐車装置におい
て、前記パレットには該パレットの走行方向に所定の間
隔をおいて順次第1乃至第3の検出体が配設されてお
り、前記第1乃至前記第3の検出体を検出してそれぞれ
第1乃至第3の検出信号を送出する検出手段と、前記第
1の検出信号を受けると予め定められた時間前記パレッ
トを減速して減速が終了すると減速終了信号を送出する
第1の手段と、前記減速終了信号を受けた後前記第2の
検出信号を受信するまでの時間を計測して計測時間を得
る第2の手段と、該計測時間に応じて減速時間を設定し
て該減速時間前記パレットを減速する第3の手段と、前
記第3の検出信号を受けると前記パレットを減速して該
パレットを停止させる第4の手段とを有することを特徴
とする駐車装置用パレット走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271091U JPH0535972U (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 駐車装置用パレツト走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9271091U JPH0535972U (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 駐車装置用パレツト走行制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535972U true JPH0535972U (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=14062027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9271091U Withdrawn JPH0535972U (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 駐車装置用パレツト走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535972U (ja) |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP9271091U patent/JPH0535972U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |