JPH0535957A - 紙幣入出金装置 - Google Patents

紙幣入出金装置

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Publication number
JPH0535957A
JPH0535957A JP3213043A JP21304391A JPH0535957A JP H0535957 A JPH0535957 A JP H0535957A JP 3213043 A JP3213043 A JP 3213043A JP 21304391 A JP21304391 A JP 21304391A JP H0535957 A JPH0535957 A JP H0535957A
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JP
Japan
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banknotes
storage
banknote
unit
denomination
Prior art date
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Pending
Application number
JP3213043A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Motoi
信広 本井
Masao Goto
雅男 後藤
Takeo Ishidate
健夫 石立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0535957A publication Critical patent/JPH0535957A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一金種の紙幣を大量に分配収納する際、ジ
ャム等が発生してもそれまで処理が終了していた紙幣全
ての処理を繰り返さなくとも、正確な計数および集積作
業を行って、分配収納動作の高速化を実現することを目
的とする。 【構成】 紙等のシート部材により前記紙幣と同形状に
て仕切り用紙を形成すると共に、この仕切り用紙を装填
・補充動作時に一括収納庫内に所定枚数収納する。さら
に、この一括収納庫15内の一括紙幣分離機構により仕
切り用紙を1枚づつ分離して装置本体側の搬送路へと繰
り出し可能とする。また、前記搬送路には一括収納庫1
5から繰り出された仕切り用紙および紙幣の枚数を検出
するための検出手段54を配する。これにより、前記一
括収納庫15内に収納した仕切り用紙を集積部55に一
時的に集積した後、装填・補充動作により各金種別カセ
ット33,34,35に集積された紙幣が予め設定され
た所定量に達したと検出された時に、集積部55から仕
切り用紙を1枚繰り出して搬送し、所定量毎の紙幣間に
介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関において現金
の取引業務に用いられる現金取引装置に関し、とくに、
この現金取引装置内の紙幣入出金装置に備えられている
複数の金種別収納庫に紙幣を一括収納庫から装填および
補充する際の紙幣の金種別収納庫内における計数処理に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行等の金融機関において窓口業
務や装置による自動取引業務のうち、顧客の現金を取り
扱う業務の処理向上を計るために、入金機能及び出金機
能を併せ持ち、しかも入金貨幣のうち出金用として再利
用可能な貨幣を金種別の収納庫に金種別に振り分けて収
納し、これを出金取引持に再利用するようにした還流式
の紙幣入出金装置を具備した窓口取引装置や自動取引装
置等の現金取引装置が相次いで提案されている。さらに
最近では、前記のような紙幣入出金装置において複数の
金種の紙幣を一括して収納可能とした一括収納庫を、前
記金種別の収納庫とは別に備え、装置の入金機能と出金
機能の一部を利用することにより、始業時における紙幣
入出金装置の金種別収納庫への出金用の紙幣装填、及び
運用中の紙幣不足による紙幣の補充、そして終業時にお
ける金種別収納庫からの紙幣の回収を効率良く行えるよ
うにしたものが考えられている。
【0003】ここで、このような一括収納庫を備えた従
来の紙幣入出金装置を図面を用いて説明する。図4は従
来の紙幣入出金装置の内部概略構造を示す側断面図、図
5は図4に示す紙幣入出金装置を搭載した現金自動取引
装置の外観斜視図である。まず、図5により紙幣入出金
装置を搭載した現金自動取引装置の概略構成を説明する
と、図5において、1は現金自動取引装置、2は紙幣入
出金装置(以下CCADという)である。3は顧客によ
り挿入されたカードの識別、取引内容の書き込み等を行
うカードリーダライタ部、4は顧客により挿入された通
帳の識別、取引内容の印字等の処理を行う通帳記帳機
部、5は入金/支払い金額や暗証番号を入力する操作キ
ーや金額や操作案内用のイラストや文字等を表示する表
示部から構成される顧客操作部、6は行員が装填,補
充,回収等の処理を行うため、各取引に応じた項目及び
データを入力する操作キー及び前記操作キーからの入力
データ及び処理結果を表示して、行員操作を誘導する表
示部により構成される内部操作部、7は以上の各装置の
動作制御及び各種演算処理等を行う制御部である。
【0004】次に、図4によりCCADの概略構成を説
明すると、図4において、8はCCAD2の前面上部に
設けた接客口であり、顧客が紙幣を出し入れするための
もので、図示せぬ紙幣ガイドと紙幣を1枚づつ分離する
ための分離機構とを備えた回転体構造となっていて、各
取引状況、例えば入金取引時や出金取引時等のようにそ
の取引に応じた角度に回転して、入金用に投入された
り、あるいは出金用に集積された紙幣を処理する。12
は前記接客口8の図中左側に設けられた表裏取り揃え機
構、13はこの表裏取り揃え機構12の下方に設けられ
た鑑別部であり、送り込まれた紙幣の真偽,正損,表
裏,走行状態等を鑑別及び検知するようになっている。
そして、この鑑別部13の鑑別結果により送り込まれて
きた紙幣が裏面と判定された場合は、切り換えブレード
14aを作動させて走行路を切り換え、表裏取り揃え機
構12において表裏を揃える。
【0005】15はCCAD2の後方に配置し、各金種
を一括して収納可能とした一括収納庫、16はこの一括
収納庫15の下部に配置したリジェクト収納庫であり、
前記鑑別部13において偽券,損券,あるいは真券であ
るが出金には適しない紙幣等のリジェクト紙幣と鑑別さ
れたリジェクト紙幣を収納する。前記一括収納庫15の
構造を説明すると、17は一括収納庫15の上部にあっ
て複数種の紙幣を一括して収納する一括紙幣収納部、1
8はこれらの紙幣を一括集積するステージ、19は紙幣
回収時に回収紙幣を堆積する仕切り板である。前記ステ
ージ18は図示しない各ポジションに移動して、紙幣の
繰り出しや、仕切り板を介して堆積を行うようになって
いる。20は前記仕切り板19上に集積された回収紙幣
を両側からクランプして、ステージ18上に堆積するた
めのクランプレバであり、前記ステージ18と同様図示
せぬ各ポジションに移動するべく回転及び上下動可能に
支持されている。
【0006】22は一括収納庫15上部に内蔵設置さ
れ、紙幣装填及び補充時に前記ステージ18上に乗せら
れた紙幣を上側から一枚づつ分離する一括紙幣分離機
構、23は装填及び補充処理時に前記一括紙幣分離機構
22から繰り出された紙幣のうち鑑別部13により重送
又は斜行していると識別した補充リジェクト紙幣を収納
する第1のリジェクト収納部、24はこの第1のリジェ
クト収納部23にリジェクト紙幣を送出する第1のリジ
ェクト紙幣集積部である。
【0007】27と28は前記一括収納庫15の下方に
設けられたリジェクト収納庫16内に設けられた第2お
よび第3のリジェクト収納部であり、第2のリジェクト
収納部27は入金あるいは出金取引時に顧客の取り忘れ
た紙幣を、また第3のリジェクト収納部28には入金処
理時において入金は可能であるが出金用としては不適と
鑑別部13にて判定されたり、あるいは出金処理時に出
金不能と判定されたこれらリジェクト紙幣をそれぞれ収
納するようになっている。29と30は前記第2と第3
の両リジェクト収納部27と28へと、それぞれのリジ
ェクト紙幣を送出する紙幣集積部である。
【0008】33,34,35は出金用紙幣を堆積収納
する金種別カセットであり、該金種別カセット33,3
4,35はCCAD2の下側に配置してあり、ここで
は、33を千円券カセット、34と35とを万円券カセ
ットとしている。36,37,38は該金種別カセット
33,34,35内に備えられたステージであり、図示
せぬ移動手段により上下方向に移動して紙幣の最上部の
位置を制御する。53は前記金種別カセット33,3
4,35の上部に配置した入出金ユニットであり、該入
出金ユニット53は金種別カセット33,34,35へ
取り込む紙幣を金種別に集積する金種別紙幣集積部3
9,40,41と、取り込み紙幣を収納前に金種別に一
時保留する金種別一時保留板42,43,44と、前記
ステージ36,37,38と金種別一時保留板42,4
3,44上の紙幣を最上部より分離して取り出す金種別
紙幣分離機構45,46,47を有する。なお、前記金
種別一時保留板42,43,44は図示しないモータに
より矢印J方向に退避可能となっている。
【0009】48a,49a,50aは上記金種別カセ
ット33,34,35のエンド検知器、48b,49
b,50bはニアエンド検知器、48c,49c,50
cはフル検知器であり、これら各検知器はそれぞれ一対
の受発光素子より成る光学検知器であり、各カセット内
のステージの位置を検出することで紙幣量を管理する手
段としている。51は紙幣を搬送させる搬送路、14a
〜14jは紙幣の搬送方向を切り換える切り換えブレー
ドである。また、CCAD2の後面には扉52が付いて
おり、これを開くことによりCCAD2を自動取引装置
内から引き出すことなく一括収納庫15を抜き取れるよ
うになっており、この一括収納庫15を介して各紙幣は
CCAD2底面に配置されている各金種別カセット3
3,34,35内に、これらを抜き出すことなく収納さ
れるようになっている。
【0010】次に、以上の構成によるCCAD2の各金
種別カセット33,34,35への出金用の紙幣の収納
動作を、始業時における装填動作と、運用中に紙幣不足
が生じた場合における補充動作について説明する。図6
は従来の装填および補充動作を示すCCADの概略側面
図である。まず装填動作は行員が業務開始に先立って一
括収納庫15における一括紙幣収納部17のステージ1
8上に、一括して元方よりセットしてきた紙幣を収納
し、内部操作部6の操作キーにより装填キーを押下する
と、CCAD2は制御部7から装填動作開始の指示を受
け、内部状態を装填・補充モードに切り換えて、装填動
作を開始する。また、補充動作は同様にして内部操作部
6により補充キーを押下すると、制御部7から補充動作
開始の指示を受け、内部状態を前記装填動作時と同じ装
填・補充モードに切り換えて、補充動作を開始する。な
お、補充動作は、まず、補充・回収紙幣収納部17内に
補充するべき紙幣が予めセットされているか否かを確認
し、セットされていなければ動作は不可となり、セット
されていることが確認されて始めて動作が開始される。
【0011】装填・補充動作はまず、一括収納庫15内
の一括紙幣分離機構22を作動し、ステージ18上にセ
ットされている紙幣を上側から順に一枚づつ繰り出して
鑑別部13へと搬送し、この鑑別部13において紙幣の
真偽,正損,重送の有無等を鑑別する。たとえば千円券
の正券で出金用可能と鑑別されると、鑑別部13から切
り換えブレード14hを作動して搬送路51を金種別紙
幣集積部39に送り込み、金種別一時保留板42上に順
次集積する。同様にして、万円券の正券で出金可能と鑑
別されると、鑑別部13から切り換えブレード14iま
たは14jを作動して搬送路51を金種別紙幣集積部4
0または41に送り込み、金種別一時保留板43,44
上に順次集積する。なお、前記鑑別部13の鑑別結果
で、損券又は還流対象外紙幣(たとえば5千円券や5百
円券等)と判定された紙幣は、切り換えブレード14e
を切り換えて、一括収納庫15の第1のリジェクト紙幣
集積部24へと送り込み、第1のリジェクト収納部23
に収納する。
【0012】前記金種別一時保留板42及び43,44
上に集積された各々の紙幣が、フル検知器等により予め
設定されていた所定量、たとえば100枚に達したこと
が検出されると、この金種別一時保留板42,43,4
4は図示せぬ駆動手段により図中矢印J方向に退避し、
集積していた出金可能紙幣を各金種別カセット33,3
4,35内に落とし込み、収納する。これを、各金種別
カセット33,34,35内がフル状態、もしくは一括
収納庫15内の紙幣が無くなるまで繰り返し行う。
【0013】そして、この時の各金種別カセット33,
34,35への紙幣の収納量の管理は、該金種別カセッ
ト33,34,35内に設けられているフル検知器48
c,49c,50cや、各金種別一時保留板42及び4
3,44付近に設けられているエンド検知器48a,4
9a,50a等の光学センサによって所定量集積された
紙幣のカセット内への落とし込み回数や、また集積量を
検知することにより、制御部7において計数されるよう
になっている。こうして出金取引に対応できる充分量の
紙幣が各金種別カセット33,34,35内に装填及び
補充されると、入金取引はもとより出金取引が可能とな
り、顧客等が装置正面に設けられている顧客操作部5を
操作することにより出金取引等が指示されると、CCA
D2はこの指示に基づいて内部状態を指示に基づく出金
モード等に切り換えることにより、さきに示した装填・
補充動作により金種別カセット33,34,35内に収
納した紙幣の出金動作等を行っていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、装填及び補充時において一括収納庫から各金種別収
納庫に対し紙幣を分配収納する場合には、次のような動
作が行われることになっている。図7は、従来の装置の
分配収納動作を説明するための要部ブロック図であり、
ここでは一括収納庫15と鑑別部13、紙幣集積部K
1,一時保留板K2、金種別収納庫K3のみを概略的に
示している。図のような構成の装置において、一括収納
庫15からの紙幣を金種別収納庫に分配する場合は、ま
ず、一括収納庫15から搬送路51に送りだされた紙幣
が、鑑別部13において鑑別され、金種別収納庫K3に
収納すべき紙幣と判断された場合は、矢印方向へルート
(1) を通り紙幣集積部K1の一時保留板K2上に集積さ
れる。また、その他の金種、つまり収納すべきではない
との判断を受けた紙幣は、ルート(2) を通って一括収納
庫15に回収される。
【0015】前記一時保留板K2上に所定量、たとえば
100枚の紙幣が集積されると、一旦、紙幣の搬送が停
止され、一時保留板K2が金種別収納庫K1から退避
し、一時保留板K2上に集積された紙幣を、金種別収納
庫K3内に落とし込んで収納する。空になった一時保留
板K2は再び金種別収納庫K3上の所定の位置に戻る
と、一括収納庫15からの紙幣の搬送が再開され、一時
保留板K2上に紙幣の集積がされていく。こうして、金
種別収納庫K3内が所定収納量に達するか、もしくは一
括収納庫15内の収納紙幣が無くなるまで、この分配収
納動作を繰り返す。なお、この紙幣分配収納動作は、始
業時における装置起動の紙幣装填動作も、装置可動中の
補充のための動作も略同様にして行われる。
【0016】図8は上述した従来装置における分配収納
動作タイムチャートを示すものであり、図に示すよう
に、従来装置において、紙幣の集積動作が時刻t1〜t
2の間に実行されると、時刻t2において、検知器によ
りまず第1回目の一時保留フル検知が行われる。このた
め、一旦一時保留板上への集積動作は中断され、時刻t
2〜t3の間で集積された紙幣の金種別収納庫内への収
納動作を行う。収納動作が終了すると、時刻t3から再
び一時保留板上への紙幣の集積動作が開始され、時刻t
4において、2回めの一時保留フル検知が行われる。従
って、集積動作が再び一旦停止して中断され、2回目の
金種別収納庫への収納動作が実行される。時刻t5以降
は同様の動作が繰り返され、必要量の収納が成されると
分配収納動作は終了する。
【0017】しかしながらこのような従来の装置におい
ては、分配収納動作の途中で、周期的に一定時間紙幣の
集積動作が中断されることになり、大量の紙幣を分配収
納する場合には、装置の稼働停止時間が長期間になると
いう問題があった。そこで一時保留板に所定量集積した
後、この一時保留板を退避させて、紙幣だけを金種別収
納庫に収納するという一連の動作から、直接金種別収納
庫内のステージ上に紙幣を集積し、保留許容値、たとえ
ば100枚に達した場合、集積動作を一旦停止して中断
し、保留許容値に達したステージを保留許容値相当分下
げ、再び集積動作を開始して分配収納動作を行うという
手順が実施化されている。
【0018】ところが、この手順にて分配収納動作を行
うと集積動作途中で、ジャム等の障害が発生した場合、
金種別収納庫内のステージ上に既に集積されている鑑別
部13にて計数済の紙幣の中にジャム紙幣が入り込んで
しまい、その識別がつかなくなったり、動作が停止して
しまう場合がある。このような場合は、それまでの紙幣
の集積量も最初から計数し直さなければならず、従って
各金種別収納庫のステージ上に集積された紙幣を全て取
り出し、一括収納庫15内に収納し直して再度始めから
分配収納動作を行わなければならないという問題があ
り、非常に効率が悪く、作業性の低下を招いていた。
【0019】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、特に同一金種の紙幣を大量に分配
収納する場合に、集積動作中にジャム等が発生しても、
それまでに処理が終了していた紙幣全てを再度計数集積
作業を繰り返さなくとも、正確な計数および集積作業を
行って、分配収納動作を高速化することのできる優れた
紙幣入出金装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、紙幣と同形状の仕切り用紙を形成し、こ
の仕切り用紙を、金種別収納庫に集積された紙幣間の所
定量毎に介在させるようにしたものである。つまり、複
数の金種を一括して収納し、装置本体に対して着脱可能
な一括収納庫と、この一括収納庫から紙幣の補充及び装
填をうける複数の金種別収納庫と、前記一括収納庫の紙
幣を最上部から一枚づつ一括紙幣分離機構により分離さ
れて繰り出された紙幣を搬送するための搬送路と、この
搬送路の途中にあって紙幣の真偽,正損.金種等の鑑別
を行う鑑別部と、この鑑別部により出金不適と判断され
たリジェクト紙幣を収納するリジェクト収納庫と、前記
一括収納庫から分離給送され、前記鑑別部により正常と
判断された紙幣を各金種別収納庫に分配集積する紙幣分
配集積手段を備えた入出金ユニットと、出金紙幣及び入
金リジェクト紙幣を接客口に送出するまえに一時的に集
積する集積部を有する紙幣入出金装置において、まず、
紙等のシート部材により前記紙幣と同形状にて仕切り用
紙を形成して、装填及び補充動作時にこの仕切り用紙を
一括収納庫内に収納された紙幣の最上部に予め定められ
た所定枚数収納する。また、前記一括紙幣分離機構によ
りこの仕切り用紙を1枚づつ分離して前記搬送路へと繰
り出し可能とすると共に、前記一括収納庫直後の搬送路
には繰り出された仕切り用紙および紙幣の枚数を検出す
る検出手段を配する。そして、この検出手段の検出結果
により前記一括収納庫内に収納した仕切り用紙を前記集
積部に一時的に集積し、装填及び補充動作に従って各金
種別収納庫に集積された紙幣集積量が予め設定された所
定量に達したと検出された時に、前記集積部から仕切り
用紙を1枚繰り出してこの所定量に達した金種別収納庫
に該当する紙幣最上部に集積する動作を繰り返して、所
定量毎の紙幣間に仕切り用紙を介在させて仕切るように
したものである。
【0021】
【作用】上述した構成により、装填及び補充動作は、仕
切り用紙を予め一括収納庫の紙幣の最上部に予め設定し
た所定枚数を集積してセットした後、動作を開始する
と、一括紙幣分離機構により仕切り用紙が搬送路へと繰
り出される。そして、一括収納庫の直後に配置された検
出手段により所定枚数だけが集積部に搬送されて集積さ
れる。仕切り用紙の集積が終了すると、紙幣の金種別収
納庫への繰り出しが開始され、鑑別部を経て入出金ユニ
ットへと送られ、この入出金ユニットにて該当する金種
の収納庫のステージ上に順次集積されていく。なお、前
記鑑別部において出金不適と鑑別された場合はリジェク
ト収納庫に送られ、出金可能、つまり収納可能と鑑別さ
れた紙幣のみが金種別収納庫へと送り込まれて所定の箇
所に集積される。
【0022】こうして集積された紙幣が予め設定されて
いた所定枚数に達すると、前記仕切り用紙の繰り出しが
指示され、仕切り用紙はこの指示により1枚繰り出され
て、鑑別部を経た後入出金ユニットにて所定量集積され
た紙幣の最上部に集積される。これを一括収納庫内の紙
幣が無くなるまで繰り返すことにより、各金種別収納庫
に集積された紙幣には、所定量ごとに仕切り用紙が介在
して集積されることになる。このため、装填及び補充動
作中に紙幣ジャム等の装置障害が発生した場合、仕切り
用紙より下に集積されている紙幣の量は、この仕切り用
紙により容易に計数することができるので、最上部の仕
切り用紙より上に集積された紙幣のみを取り除き、この
分だけを再装填及び補充動作すれば良いことになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は紙幣入出金装置の内部概略構成図、図2は
装填・補充時における分配収納動作を示す紙幣入出金装
置の側面図、図3は分配収納動作のタイムチャートであ
り、これらの図において従来と同一の部品については従
来と同一符号を付し、その説明は省略する。図1および
図2において、54は一括収納庫15から一括分離機構
22により一枚づつ分離されて繰り出されてくる紙幣を
搬送するための搬送路51に設けられた検出手段であ
り、この検出手段54は一括収納庫15から繰り出され
てくる各金種の紙幣、および後述する仕切り用紙を検出
するものであり、この検出結果に基づいて一括収納庫1
5から繰り出された仕切り用紙及び紙幣の枚数をカウン
トし、所定枚数になるまでの仕切り用紙および紙幣を金
種別カセット33,34,35ではなく、表裏取り揃え
機構12に備えられている集積部55に搬送して集積す
るようになっている。
【0024】集積部55は、入金取引時においては入金
に不適当なリジェクト紙幣を顧客に返却する場合にこの
リジェクト紙幣を集積したり、また出金取引時において
は金種別カセット33,34,35から出金用に繰り出
された紙幣を集積するために備えられているものである
が、本実施例においては、装填及び補充動作時において
も、この集積部55を用いて、一括収納庫15から繰り
出す仕切り用紙および紙幣を所定枚数だけ一時的に集積
することとしている。
【0025】本願発明に係わる仕切り用紙は、図示しな
いが紙幣とほぼ同形状として、紙やプラスチック製フィ
ルムなどのシート部材より形成する。この仕切り用紙は
CCAD2内の搬送路51においては紙幣と何ら変わり
なく確実に搬送できるが、鑑別部13においては無論紙
幣ではないと鑑別されるようになっており、各金種別カ
セット33,34,35のステージ上に集積された紙幣
が予め設定しておいた保留許容値、例えば100枚に達
した時に、この仕切り用紙を1枚分離して搬送してこの
保留許容値に達した箇所の紙幣上に集積させて、これに
より、ステージ上に集積された紙幣を一定の集積量毎に
仕切って、紙幣の集積量を把握できるようにしている。
また、この仕切り用紙の一括収納庫15への収納枚数m
は、各金種別カセット33,34,35への全収納枚数
をn、前記保留許容値枚数をpとした時に、m>n/p
と設定している。すなわち、かならず保留許容値の枚数
の紙幣間に仕切り用紙が入るようにしており、一括収納
庫15に紙幣を収納セットする際に、仕切り用紙もこの
紙幣の収納セット量に応じて、所定枚数セットする。
【0026】このようにして一括収納庫15内に収納さ
れた仕切り用紙は、装填及び補充動作の開始が指示され
ると、他の紙幣と同様に一括紙幣分離機構22により、
最上部から1枚づつ繰り出されて、順次、搬送路51を
表裏取り揃え機構12へと送り込まれ、この集積部55
に集積される。そして、この集積部55において、各金
種別カセット33,34,35のステージ上に集積され
た紙幣が保留許容値に達するのを待機する。集積紙幣が
保留許容値に達したことが検出手段により検出される
と、制御部7の指示により集積部55から接客口8を介
して一枚づつ繰り出して、保留許容値に達した箇所に送
り、集積する。これを、装填及び補充動作が終了するま
で繰り返す。
【0027】以下に、本実施例の作用を紙幣の補充分配
動作を例にとって、図1の本実施例の作用を示す概略側
面図に図2のタイムチャートを加えて説明する。行員等
が内部操作部を操作することで補充分配が指示される
と、制御部はこの入力を受けてCCAD2の内部状態を
補充モードに切り換え、一括収納庫15内の紙幣収納部
17内に、補充すべき紙幣が予めセットされるか否かを
確認し、紙幣がセットされていなければ補充動作不可と
なり、この処理は中止される。また、補充に充分な紙幣
がセットされていることが確認されると、行員は一括収
納庫15の一括紙幣収納部17にセットされている紙幣
の最上部に、さきに述べた算出式に基づいて得た所定枚
数の仕切り用紙をセットした後、操作キー等を押下して
補充動作開始を指示する。
【0028】補充動作の開始が指示されると、まず、一
括収納庫15の一括紙幣分離機構22を作動して、時刻
t1〜t2の間に、一括紙幣収納部17内の紙幣を一枚
づつ繰り出して搬送路51を集積部55へと搬送し、こ
の集積部55に所定枚数mの仕切り用紙を集積する。な
お、この集積部55への仕切り用紙の所定枚数mの集積
は、一括収納庫15直後の搬送路51に配設された一対
の受発光素子よりなる検出手段54によりカウントされ
ることで行われる。つまり、この検出手段54により一
括収納庫15から繰り出された仕切り用紙あるいは紙幣
の枚数をカウントし、仕切り用紙の収納枚数である所定
枚数mをカウントするまで、仕切り用紙あるいは紙幣は
集積部55へと集積される。しかしこの時、この検出手
段54において、万一、重送が発生した場合は、2枚を
1枚とカウントしてしまうために、集積部55には紙幣
が混入する場合があるが、この紙幣の処理は後述する。
【0029】検出手段54により所定枚数mの仕切り用
紙あるいは紙幣が集積部55に集積されたことがカウン
トされると、この情報は図示せぬ制御部に送られ、制御
部はこの情報に基づいて連続的に一括収納庫15から繰
り出される紙幣を、切り換えブレード14bを切り換え
て集積部55ではなく鑑別部13へと送り込む。鑑別部
13では送り込まれてきた紙幣を順次真偽鑑別,正損判
別,走行状態を検知した後、後方へと送る。この鑑別部
13において、千円券で正券で出金可と鑑別された場合
には、切り換えブレード14hを作動して金種別紙幣集
積部39に送り込み、金種別カセット33のステージ3
6上に直接集積する。万円券の正券で出金用として装填
できる紙幣の場合には、切り換えブレード14iまたは
14jを作動して金種別紙幣集積部40または41に送
り込み金種別カセット34又は35のステージ37また
は38に直接集積する。
【0030】なお、この時、集積部55に集積された仕
切り用紙は、紙幣が一括収納庫15から鑑別部13を経
て各金種別カセット33,34,35に集積される際、
つまり図2における時刻t2〜t3間の集積動作と並行
して、時刻t2〜t3´の間に一括して接客口8に搬送
している。そして、前記紙幣の金種別カセット33,3
4,35への集積動作は一括収納庫15のステージ18
上にセットされている紙幣が無くなったことが検知器に
より検知されるまで繰り返されるが、途中ステージ3
6,37,38のいずれか一つの集積枚数が保留許容値
(例えば100枚)に達すると、この一括紙幣分離機構
22による紙幣の繰り出し動作を中断し、時刻t3〜t
4の間で保留許容値に達したカセットのステージを図示
していないモータにより保留許容値相当分下げる。
【0031】同時に、前記接客口8に待機させておいた
仕切り用紙の繰り出しを制御部により指示し、前記ステ
ージのダウン動作と並行して、時刻t3〜t4´の間に
仕切り用紙の集積動作を行う。つまり、金種別カセット
33,34,35への集積動作中に、ステージ36,3
7,38のいずれか一つが保留許容値に達したことが検
出されると、制御部は該当する集積動作の中断とステー
ジのダウン作業を指示すると同時に仕切り用紙の繰り出
しも指示する。この指示により、入金取引時等において
使用される接客口8の図示せぬ分離給送機構により、所
定枚数mが集積されている仕切り用紙から1枚分離して
搬送路51へと繰り出し、給送を開始する。搬送路51
へと繰り出された仕切り用紙は、鑑別部13へと送ら
れ、ここで他の紙幣と同様、真偽、正損、金種等の鑑別
をされることで、仕切り用紙であることが鑑別され、保
留許容値に達したカセットのステージ上方へと搬送さ
れ、保留許容値に達した紙幣の最上部に集積される。
【0032】こうして仕切り用紙の集積動作と共に、保
留許容値に達したカセットのステージのダウン動作が終
了すると、一括収納庫15からの紙幣の分離繰り出しが
再開され、各金種別カセット33,34,35のうちの
いずれか1つが保留許容値に達するまで集積動作が行わ
れ、保留許容値に達した時(図2における時刻t5)、
再びステージダウン動作を行うと同時に並行して仕切り
用紙の集積動作を行い、一括収納庫15内の紙幣が無く
なるまでこの動作を繰り返す。一括収納庫15内の紙幣
が無くなったことが、検知器により検知されると、一括
紙幣分離機構22の動作は停止し、最後の紙幣が金種別
カセットのステージに到着すると、搬送路51による搬
送動作も停止する。
【0033】最後に、金種別カセット33,34,35
のステージ36,37,38が一斉に下がり、該ステー
ジ36,37,38上に集積された紙幣は金種別カセッ
ト33,34,35に収納されて補充動作は終了する。
なお、前記鑑別部13により出金不可能券と鑑別された
紙幣は、切り換えブレード14e,14fを作動させ、
第1のリジェクト集積部24へと送り込み、第1のリジ
ェクト収納部23に集積する。また、補充動作中に金種
別カセット33,34,35の収納限度枚数が検知器に
より検知された場合は、切り換えブレード14eを作動
させ一括収納庫15内に送り込み仕切り板19上に集積
させる。そして、一括収納庫15の一括紙幣収納部17
のステージ18上にセットされた紙幣が無くなったこと
が検出されると、補充紙幣分離機構22を停止し、搬送
路51による搬送も停止する。
【0034】また、接客口8に残った仕切り用紙あるい
は紙幣は、接客口8より分離給送機構により1枚づつ分
離され、鑑別部13へと送りこまれ、ここで鑑別を受け
た後、切り換えブレード14c,14a,14gを作動
させて、リジェクト収納庫16の第3の紙幣集積部30
に送り込み、第3のリジェクト収納部28へと集積され
る。なお、一括収納庫15からの繰り出し時に、検出手
段54において重送等によるカウント違いによって集積
部55に集積されてしまった紙幣は、装填及び補充動作
時に、金種別カセット33,34,35のうちのいずれ
かのステージが保留許容値となった場合に接客口8から
繰り出されることになっているのは上述した通りだが、
このとき、接客口8から繰り出されたものが仕切り用紙
ではなく、紙幣であった場合は鑑別部13において紙幣
であることが鑑別されるので、これ以降は紙幣に対応し
た処理がなされる。つまり、紙幣が正券で出金可能な紙
幣であると鑑別されれば、該当する金種のカセットのス
テージ上へと搬送されて集積され、また、この金種のカ
セットが保留許容値に達していた場合は、切り換えブレ
ード14eを作動させて、一括収納庫15内の一括紙幣
収納部17へと送り込んで仕切り板19上に集積させれ
ば良い。
【0035】こうして、接客口8に残った仕切り用紙お
よび紙幣の処理も終了すると、CCAD2は補充動作終
了の情報と共に、各金種別に装填した計数枚数を制御部
に返送すると、補充動作は完了する。次に、上述のごと
く各金種別カセット33,34,35内に集積された仕
切り用紙の出金時における処理を述べる。顧客等により
出金処理が指示されると、CCAD2の内部状態は出金
モードに切り換わり、出金動作が開始される。なお、こ
こで詳しい出金動作に関しての説明は避け、本件に係わ
る仕切り用紙の取り扱いのみについて述べる。出金指示
により、指定された金種に該当する金種別カセット3
3,34,35から指示された枚数の紙幣が繰り出され
るが、この時、装填及び補充動作時において集積された
仕切り用紙が繰り出されると、仕切り用紙も紙幣同様、
入出金ユニット53を経て、鑑別部13へと送り込ま
れ、真偽,正損,金種の鑑別を受ける。
【0036】従って、仕切り用紙はこの鑑別部13にお
いて出金には不適な偽券であると判断されるので、切り
換えブレード14c,14e,14f,14gが作動し
て、偽券が収納されるリジェクト収納庫16の第3の紙
幣集積部30に送り込まれて第3のリジェクト収納部2
8に収納され、顧客への支払い口となる接客口8へ送り
込まれることはない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の金種を一括して収納する一括収納庫を装置本体に着
脱可能に備え、この一括収納庫より装置本体に備えられ
た複数の金種別収納庫紙幣に、出金可能と鑑別された紙
幣のみを装填及び補充動作により収納する紙幣入出金装
置において、紙等のシート部材により前記紙幣と同形状
にて仕切り用紙を形成し、装填及び補充動作時にこの仕
切り用紙を一括収納庫内に収納された紙幣の最上部に予
め定められた所定枚数収納すると共に、一括収納庫内の
紙幣を最上部より1枚づつ分離する紙幣分離機構により
前記仕切り用紙を1枚づつ分離して装置本体の搬送路5
1へと繰り出し可能とし、かつ、一括収納庫直後の搬送
路51には繰り出された仕切り用紙および紙幣の枚数を
検出する検出手段を配する。そして、この検出手段の検
出結果により前記一括収納庫内に収納した仕切り用紙を
前記集積部に一時的に集積し、装填及び補充動作に従っ
て各金種別収納庫に集積された紙幣集積量が予め設定さ
れた所定量に達したと検出された時に、前記集積部から
仕切り用紙を1枚繰り出してこの所定量に達した金種別
収納庫に該当する紙幣最上部に集積する動作を繰り返し
て、所定量毎の紙幣間に仕切り用紙を介在させて仕切る
ようにしたものである。
【0038】このため、装填及び補充動作を行うと、一
括収納庫にセットした仕切り用紙は順次繰り出されてい
き、金種別収納庫のステージ上に集積された紙幣相互間
に所定量毎に集積されるため、これらの紙幣はそれぞれ
仕切り用紙により所定間隔に仕切られることになる。従
って、この装填及び補充動作中に紙幣ジャム等の装置障
害が発生した場合、仕切り用紙より下に集積されている
紙幣の量は、この仕切り用紙を認識することで容易に把
握することができ、もちろん計数も容易に行うことがで
きる。つまり、最上部の仕切り用紙上に集積された紙幣
のみを取り除き、この分だけを再装填及び補充動作すれ
ば、全紙幣を再処理しなくとも、全ての集積量の計数を
行うことは可能である。その結果、ジャム紙幣等の障害
が発生した場合における再処理時間を短縮することがで
き、係員の再処理動作の負担も少なくてすみ、さらに顧
客の待ち時間を短縮することにもなるので、サービスの
向上をはかることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙幣入出金装置の内部概略構成図である。
【図2】装填・補充時における分配収納動作を示す紙幣
入出金装置の側面図である。
【図3】装填・補充時における分配収納動作のタイムチ
ャートである。
【図4】従来の紙幣入出金装置の内部概略構造を示す側
断面図である。
【図5】図4に示す紙幣入出金装置を搭載した現金自動
取引装置の外観斜視図である。
【図6】従来の装填及び補充動作を示すCCADの概略
側面図である。
【図7】従来の装置の分配収納動作を説明するための要
部ブロック図である。
【図8】従来装置における分配収納動作タイムチャート
である。
【符号の説明】
2 CCAD 13 鑑別部 15 一括収納庫 16 リジェクト収納庫 17 一括紙幣収納部 22 一括紙幣分離機構 23 第1のリジェクト収納部 27 第2のリジェクト収納部 28 第3のリジェクト収納部 33 金種別カセット 34 金種別カセット 35 金種別カセット 42 金種別一時保留板 43 金種別一時保留板 44 金種別一時保留板 53 入出金ユニット 54 検出手段 55 集積部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金種を一括して収納し、装置本体
    に対して着脱可能な一括収納庫と、 この一括収納庫から紙幣の補充及び装填をうける複数の
    金種別収納庫と、 前記一括収納庫の紙幣を最上部から一枚づつ一括紙幣分
    離機構により分離されて繰り出された紙幣を搬送するた
    めの搬送路と、 この搬送路の途中にあって紙幣の真偽,正損,金種等の
    鑑別を行う鑑別部と、 この鑑別部により出金不適と判断されたリジェクト紙幣
    を収納するリジェクト収納庫と、 前記一括収納庫から分離給送され、前記鑑別部により正
    常と判断された紙幣を各金種別収納庫に分配集積する紙
    幣分配集積手段を備えた入出金ユニットと、 出金紙幣及び入金リジェクト紙幣を接客口に送出するま
    えに一時的に集積する集積部を有する紙幣入出金装置に
    おいて、 紙等のシート部材により前記紙幣と同形状にて仕切り用
    紙を形成して、装填及び補充動作時にこの仕切り用紙を
    一括収納庫内に収納された紙幣の最上部に予め定められ
    た所定枚数収納して、 前記一括紙幣分離機構によりこの仕切り用紙を1枚づつ
    分離して前記搬送路へと繰り出し可能とすると共に、 前記一括収納庫直後の搬送路には繰り出された仕切り用
    紙および紙幣の枚数を検出する検出手段を配して、 この検出手段の検出結果により前記一括収納庫内に収納
    した仕切り用紙を前記集積部に一時的に集積し、装填及
    び補充動作に従って各金種別収納庫に集積された紙幣集
    積量が予め設定された所定量に達したと検出された時
    に、前記集積部から仕切り用紙を1枚繰り出してこの所
    定量に達した金種別収納庫に該当する紙幣最上部に集積
    する動作を繰り返して、所定量毎の紙幣間に仕切り用紙
    を重ね合わせるようにしたことを特徴とする紙幣入出金
    装置。
JP3213043A 1991-07-31 1991-07-31 紙幣入出金装置 Pending JPH0535957A (ja)

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