JPH0535935U - 集水桝 - Google Patents

集水桝

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JPH0535935U
JPH0535935U JP8333491U JP8333491U JPH0535935U JP H0535935 U JPH0535935 U JP H0535935U JP 8333491 U JP8333491 U JP 8333491U JP 8333491 U JP8333491 U JP 8333491U JP H0535935 U JPH0535935 U JP H0535935U
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water collecting
collecting basin
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敏夫 西原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上面を蓋体にて閉塞してごみ等が内部を入る
のを防止する。蓋体にて閉塞しても蓋体を取り外して点
検等が容易にできるようにする。蓋体の上の雨水を内部
に落として外部を伝ってこぼれないようにする。 【構成】 箱状の集水桝本体1の上端に内方に突出する
ように開口縁5を設ける。開口縁5に断面略L字形の段
部13を全周に亙って形成する。集水桝本体1の上面開
口を閉塞する蓋体14の周縁を段部13の水平片13a
の上に載置する。蓋体14をネジ具21にて水平片13
aに着脱自在に取り付ける。蓋体14の厚さより上記段
部13の垂直片13bの高さを高くする。蓋体14に水
抜き孔22を穿孔する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビル等で屋上排水を集水して排水したりするのに用いる集水桝の構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の集水桝にあっては上面を開口せる箱状に形成されており、背面 から屋上排水等を排水するための排水管を導入してあり、底面に設けた排水筒に 縦樋を接続して縦樋から排水できるようにしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、集水桝の上面が開口していると、上面開口からごみ等が内部に入り 詰まるという問題がある。これを防止するため集水桝の上面開口を閉塞すること も考えられるが、集水桝の上面を閉塞すると内部を点検したりできなく、また上 面に落ちた雨水が外面を伝って下方に落ちるという問題がある。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは上面を蓋体にて閉塞してごみ等が内部を入るのを防止でき、しかも蓋体にて 閉塞しても蓋体を取り外すことができて点検等が容易にでき、さらに蓋体の上の 雨水を内部に落として外部を伝ってこぼれないようにできる集水桝を提供するに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案集水桝Dは、箱状の集水桝本体1の上端に内方 に突出するように開口縁5を設けると共にこの開口縁5に断面略L字形の段部1 3を全周に亙って形成し、集水桝本体1の上面開口を閉塞する蓋体14の周縁を 段部13の水平片13aの上に載置し、蓋体14をネジ具21にて水平片13a に着脱自在に取り付け、蓋体14の厚さより上記段部13の垂直片13bの高さ を高くし、蓋体14に水抜き孔22を穿孔した。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、集水桝本体1の上面開口を蓋体14にて閉塞することがで きて内部に上面開口からごみ等が入ったりしない。またネジ具21を外すことに より、蓋体14を外して内部の点検が簡単にできる。また蓋体14で閉塞した状 態で蓋体14の上に降った雨水は水抜き孔22から内部に流入して外部にこぼれ ることがない。このとき段部13の垂直片13bの高さが蓋体14の厚さより高 いことにより、蓋体14の上に溜まった雨水が外にこぼれ落ちることなく、水抜 き孔22から確実に内部に流入する。
【0007】
【実施例】
集水桝本体1は図2、図3、図4に示すように背面1aと、前面部1bと、側 面1cと、底面1dとで上面を開口せる角箱状に形成される。この集水桝本体1 はステンレス鋼等の金属板で形成されるものであるため、図11に示すように第 1部材Aと第2部材Bと第3部材Cとで構成され、溶接にて接続することにより 組み立ててある。第1部材Aは背面1aと底面1dを一体に設けたもので、周縁 に必要に応じて溶接代4を設けてある。第2部材Bは前面部1bと両側の側面1 cとを一体に設けたものである。第3部材Cは角枠状の開口縁5を構成するもの である。
【0008】 集水桝本体1の背面1aは垂直面であり、幅方向の中央で上端から上下方向の 中央に亙るように略U字状の導入用開口6を設けてあり、導入用開口6の両側に 取り付け孔7を穿孔してある。集水桝本体1の前面部1aは上端から下端に向か って径の細くなる半円錐筒状に形成され、上部に周方向に細長い空気抜き孔8を 穿孔してある。集水桝本体1の両側の側面1cは両側の側面1cの間隔が下方に 行く程狭くなるテーパー状にしてある。集水桝本体1の底面1dの前寄りには円 形の排水口9を穿孔してあり、排水口9の周縁には全周に亙って凹段部10を設 けてある。この凹段部10は前面部1bの下端と連続している。排水筒2は本実 施例の場合、上筒2aと下筒2bとで構成されている。上筒2aの上端の鍔部1 1は凹段部10にはめ込んであり、鍔部11を凹段部10に溶接にて固定してあ る。下筒2bは上端を鍔部を上筒2aの下端の段部に載置して溶接することによ り固定してある。集水桝本体1の底面1dは背面1aから排水口9に向かう部分 では、排水口9に向かって高さが低くなる勾配面3となっている。
【0009】 第3部材Cである開口縁5には全周に亘って断面略L字形の段部13を設けて あり、段部13の水平片13aの適所には取り付け孔23を穿孔してあり、取り 付け孔23の裏面側にナット24を装着してある。開口縁5の開口を閉塞する蓋 体14は図5に示すように形成されるものであり、上記取り付け孔23に対応す る位置の固定用孔25を穿孔してある。また蓋体14の上記排水筒2と対応する 位置には複数個の水抜き孔22を穿孔してあり、蓋体14の適所には蓋体14を 脱着するとき指を入れる指入れ孔26を穿孔してある。上記段部13の垂直片1 3bの高さは蓋体14の厚さより高くなっている。この蓋体14は開口縁5の開 口を覆うように配置され、蓋体14の周縁が段部13の水平片13aに載置され 、固定用孔25と取り付け孔23とが対応させられ、ビスのようなネジ具21が 固定用孔25、及び取り付け孔23を介してナット24に螺合されて蓋体14が 取り付けられる。
【0010】 上記のように構成せる集水桝Dは図12に示すように施工される。集水桝Dは ビルのような建物15の外壁の外面に背面1aが当接するように配置され、取り 付け孔7から取り付けねじ16を外壁に螺入することにより取り付けられる。屋 上排水を排出する排水管17の端部は導入用開口6から集水桝D内に導入され、 排水管17の端部の逆L字形の排出部18の下端開口が集水桝Dの排水口9に対 向させられる。パイプ状の縦樋19は外壁の外面に沿って垂直に配置され、縦樋 19の上端は排水筒2に被嵌して接続される。縦樋19の途中は縦樋取り付け具 20にて外壁の適所に取り付けられる。上記のように集水桝Dが施工されるが、 集水桝Dの前面部1bが半円錐筒状であると共に側面1cがテーパー面のため外 観上変化があって意匠的に好ましい。このとき前面部1bに空気抜き孔8がある ことにより一層意匠的に好ましくなる。排水管17を流れる屋上排水は排水部1 8の下端開口から下方に集水桝D内に排出され、排出筒2を経て縦樋19から排 出される。このとき前面部1bが下方程径の小さくなる半円錐筒状に形成されて いることと、側面1cが下方に向かって間隔が狭くなるテーパー状になっている ことと、底面1dに勾配面3を有することにより、集水桝D内の水がスムーズに 排水筒2に導かれ、集水桝D内に水が残らないように排水される。このとき、排 水筒2の上筒2aの上端の鍔部11は凹段部10にはめ込んで取り付けてあるこ とにより底面1dに水の溜まる部分ができなくて水が一層スムーズに排出される 。また排水筒2が底面1dの前部に寄るように設けられていることにより、縦樋 19を外壁に対して一定の間隔を隔てて取り付けることができ、縦樋19を縦樋 取り付け具20にて簡単に保持できる。さらに排水筒2が上筒2aと下筒2bと で構成されていることにより、上筒2aの径に合う縦樋19と下筒2bの径に合 う縦樋19との2種類の縦樋19を接続できる。また集水桝Dの上面は蓋体14 にて閉塞されているので上面からごみ等が入る虞れがない。集水桝Dの蓋体14 の上に雨水が溜まるが、この雨水は水抜き孔22から集水桝Dの内部に入り前面 部1bや側面1cの外面を伝ってこぼれることがない。このとき段部13の垂直 片13bの高さが高いことにより一層溜まった雨水がこぼれることがない。この 蓋体14はネジ具21を外すことにより取り外すことができて蓋体14を取り外 して内部の点検等ができる。
【0011】 また図13、図14、図15、図16は他の実施例を示すものである。本実施 例の場合、集水桝本体1の背面1a、前面部1b、側面1cが垂直面となり、底 面1dが水平面となる角箱状に形成されている。また集水桝本体1は上記実施例 のように別体のものを組み合わせるのでなく、絞り加工等で一体に形成されてい る。本実施例の場合も、上面の開口縁5に段部13を設けてあり、上面を閉塞す る蓋体14の周縁を段部13の水平片13aの上に載置したネジ具21にて着脱 自在に取り付けてある。その他の構成は前記実施例と基本的に同じ構造である。
【0012】
【考案の効果】 本考案は上述のように箱状の集水桝本体の上端に内方に突出するように開口縁 を設けると共にこの開口縁に断面略L字形の段部を全周に亙って形成し、集水桝 本体の上面開口を閉塞する蓋体の周縁を段部の水平片の上に載置し、蓋体をネジ 具にて水平片に着脱自在に取り付けてあるので、上面開口を蓋体にて覆って上方 からごみが侵入するのを防止できるのは勿論、ネジ具を外すことで蓋体を外して 内部の点検等が容易にできるものであり、しかも蓋体に水抜き孔を穿孔してある ので、蓋体の上に溜まった雨水を水抜き孔から内部に流入させることができて雨 水が外面を伝ってこぼれるのを防止できるものであり、さらに蓋体の厚さより上 記段部の垂直片の高さを高くしているので、蓋体の上面に溜まった雨水がこぼれ るのを一層防止して水抜き孔から確実に内部に流入させることができるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の集水桝の一実施例を示し、(a)は要
部の一部切欠斜視図、(b)は要部の断面図である。
【図2】同上の集水桝の一部切欠側面図である。
【図3】同上の一部切欠正面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】同上の蓋体の平面図である。
【図6】図2のE部拡大図である。
【図7】図2のF部拡大図である。
【図8】図2のG部拡大図である。
【図9】図3のH部拡大図である。
【図10】図3のJ部拡大図である。
【図11】同上の全体の分解斜視図である。
【図12】同上の施工状態の一部切欠側面図である。
【図13】同上の他の実施例の側面図である。
【図14】同上の一部切欠正面図である。
【図15】同上の平面図である。
【図16】同上の蓋体の平面図である。
【符号の説明】
D 集水桝 1 集水桝本体 5 開口縁 13 段部 13a 水平片 13b 垂直片 14 蓋体 21 ネジ具 22 水抜き孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の集水桝本体の上端に内方に突出す
    るように開口縁を設けると共にこの開口縁に断面略L字
    形の段部を全周に亙って形成し、集水桝本体の上面開口
    を閉塞する蓋体の周縁を段部の水平片の上に載置し、蓋
    体をネジ具にて水平片に着脱自在に取り付け、蓋体の厚
    さより上記段部の垂直片の高さを高くし、蓋体に水抜き
    孔を穿孔して成る集水桝。
JP1991083334U 1991-10-15 1991-10-15 集水桝 Expired - Fee Related JP2557257Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0687534U (ja) * 1993-05-31 1994-12-22 松下電工株式会社 雨樋集水ます
WO2013182892A1 (en) * 2012-06-08 2013-12-12 Visa Spa Generating set

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JPS53161324U (ja) * 1977-05-24 1978-12-18
JPH0173221U (ja) * 1987-11-05 1989-05-17
JPH02129527U (ja) * 1989-03-30 1990-10-25

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