JPH0535780A - 記述単位表示方法および翻訳対応箇所表示方法および翻訳処理装置 - Google Patents

記述単位表示方法および翻訳対応箇所表示方法および翻訳処理装置

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JPH0535780A
JPH0535780A JP3192011A JP19201191A JPH0535780A JP H0535780 A JPH0535780 A JP H0535780A JP 3192011 A JP3192011 A JP 3192011A JP 19201191 A JP19201191 A JP 19201191A JP H0535780 A JPH0535780 A JP H0535780A
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Application number
JP3192011A
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Inventor
Hiroko Kida
裕子 木田
Yasutsugu Morimoto
康嗣 森本
Akira Kudo
晃 工藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 どの語とどの語が句や節になっているか,ど
の部分とどの部分が修飾部と被修飾部の関係にあるかを
明示可能とする。 【構成】 自然言語で記述されたテキストを解析し、
語,句,節などの各記述単位を階層的に関係付けする
(ステップ21)。テキスト中のある1つの記述単位が
着目記述単位として指定されると(ステップ22)、そ
の着目記述単位に上位階層で関係する他の記述単位を抽
出する(ステップ24)。そして、その抽出した記述単
位と前記着目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異
なる表示態様で表示する。 【効果】 原文,訳文の校正作業の効率を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記述単位表示方法およ
び翻訳対応箇所表示方法および翻訳処理装置に関し、さ
らに詳しくは、自然言語で記述したテキスト中のある記
述単位に関係する部分を順に表示させることが出来る記
述単位表示方法およびその記述単位表示方法を原文と訳
文とで同時に行う翻訳対応箇所表示方法およびその翻訳
対応箇所表示方法を実施する翻訳処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】翻訳処理装置を用いた翻訳の質を高める
ために、原文の曖昧性を少なくするように翻訳処理前に
作業者が原文を校正したり、より自然な言い回しとなる
ように翻訳処理後に作業者が訳文を校正することが行わ
れている。このような校正作業を支援する従来技術とし
ては、例えば特開昭58−101365号公報や特開昭
64−59565号公報に開示の技術が知られている。
【0003】特開昭58−101365号公報には、原
文と訳文を連動スクロールしたり,構文的意味的に一定
の役割を持つ最小の要素を原文と訳文で同時に強調表示
したり,上記要素を移動したり修正する技術が記載され
ている。特開昭64−59565号公報には、作業者に
指定された訳文中の語に対応する原文の語を表示する技
術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】どの語とどの語が句や
節になっているかが明確に示されたり、どの部分とどの
部分が修飾部と被修飾部の関係にあるかが明確に示され
れば、より効率よく校正作業を行うことが出来る。しか
し、上記従来技術では、このような要求に応えられず、
校正作業の効率が低い問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、どの語とどの語
が句や節になっているか,どの部分とどの部分が修飾部
と被修飾部の関係にあるか,を明示することが可能とな
るようにした記述単位表示方法および翻訳対応箇所表示
方法およびその翻訳対応箇所表示方法を実施する翻訳処
理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、自然言語で記述されたテキストの記述単位(語,
句,節など)を階層的に関係付けし、その階層的関係付
け結果を記憶し、前記テキストのある1つの記述単位が
着目記述単位として指定されたときに、前記階層的関係
付け結果に基づいて前記着目記述単位に上位階層で関係
する他の記述単位を抽出し、その抽出した記述単位と前
記着目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異なる表
示態様で表示することを特徴とする記述単位表示方法を
提供する。
【0007】第2の観点では、本発明は、第1の自然言
語で記述された第1のテキストの記述単位(語,句,
節)を階層的に関係付けし、その階層的関係付け結果を
記憶し、第1の自然言語で記述された第1のテキストを
第2の自然言語で記述された第2のテキストに翻訳し、
その第2のテキストの記述単位を階層的に関係付けし、
その階層的関係付け結果を記憶し、第1のテキストの記
述単位と第2のテキストの記述単位を対応付けし、その
記述単位対応付け結果を記憶し、前記第1または第2の
テキストのある1つの記述単位が着目記述単位として指
定されたときに、前記記述単位対応付け結果に基づいて
前記着目記述単位に対応する前記第2または第1のテキ
ストの記述単位を抽出し、その抽出した記述単位と前記
着目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異なる表示
態様で表示し、拡大表示の指示がなされたときに、前記
階層的関係付け結果に基づいて前記着目記述単位に上位
階層で関係する他の記述単位を抽出すると共にその抽出
した記述単位に対応する前記第2または第1のテキスト
の記述単位を抽出し、それら抽出した記述単位と前記着
目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異なる表示態
様で表示することを特徴とする翻訳対応箇所表示方法を
提供する。
【0008】第3の観点では、本発明は、第1の自然言
語で記述された第1のテキストを解析し第2の自然言語
で記述された第2のテキストを生成する翻訳処理装置に
おいて、第1の自然言語で記述された第1のテキストの
記述単位(語,句,節)を階層的に関係付けしその階層
的関係付け結果を記憶する第1の階層的関係付け記憶手
段と、第2のテキストの記述単位を階層的に関係付けし
その階層的関係付け結果を記憶する第2の階層的関係付
け記憶手段と、第1のテキストの記述単位と第2のテキ
ストの記述単位を対応付けしその記述単位対応付け結果
を記憶する記述単位対応付け記憶手段と、作業者が前記
第1または第2のテキストのある1つの記述単位を着目
記述単位として指定するための着目記述単位指定手段
と、指定された着目記述単位に対応する前記第2または
第1のテキストの記述単位を前記記述単位対応付け結果
に基づいて抽出しその抽出した記述単位と前記着目記述
単位とをそれら以外の記述単位とは異なる表示態様で表
示する基本対応箇所表示手段と、作業者が拡大表示の指
示をするための拡大表示指示手段と、拡大表示の指示が
なされたときに前記階層的関係付け結果に基づいて前記
着目記述単位に上位階層で関係する他の記述単位を抽出
すると共にその抽出した記述単位に対応する前記第2ま
たは第1のテキストの記述単位を抽出しそれら抽出した
記述単位と前記着目記述単位とをそれら以外の記述単位
とは異なる表示態様で表示する拡大対応箇所表示手段と
を具備したこと特徴とする翻訳処理装置を提供する。
【0009】
【作用】第1の観点による本発明の記述単位表示方法で
は、自然言語で記述されたテキストを解析し、語,句,
節などの各記述単位を階層的に関係付けする。テキスト
中のある1つの記述単位が着目記述単位として指定され
ると、その着目記述単位に上位階層で関係する他の記述
単位を抽出する。そして、その抽出した記述単位と前記
着目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異なる表示
態様で表示する。そこで、語,句,節の「まとまり」
や,修飾部と被修飾部の関係にある部分が明確に示され
るようになり、特に原文の校正作業の効率を向上でき
る。
【0010】第2の観点による本発明の翻訳対応箇所表
示方法では、上記記述単位表示方法を原文と訳文とで同
時に行う。そこで、語,句,節の「まとまり」や,修飾
部と被修飾部の関係にある部分が原文と訳文の対応にお
いて明確に示されるようになり、特に訳文の校正作業の
効率を向上できる。
【0011】第3の観点による本発明の翻訳処理装置
は、上記対応箇所表示方法を実施する。そこで、翻訳か
ら訳文の校正作業まで一貫して効率良く行えるようにな
る。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明を詳細に
説明する。なお、これにより本発明が限定されるもので
はない。図1は、本発明の一実施例の翻訳処理装置50
1を示すブロック図である。この翻訳処理装置501
は、英語から日本語への翻訳処理を行う。
【0013】プロセッサ1には、メインメモリ2と,文
法規則ファイル3と,辞書メモリ4と,対応箇所表示処
理用メモリ5と,キーボード6と,表示装置7とが接続
されている。キーボード6には、マウス8が接続されて
いる。
【0014】メインメモリ2には、翻訳処理用プログラ
ムや翻訳処理用テーブルが記憶される。対応箇所表示処
理用メモリ5には、対応箇所表示処理プログラム54が
記憶される。また、後で詳述するように、解析結果対応
テーブル51と,生成結果対応テーブル52と,ノード
対応テーブル53とが記憶される。
【0015】図2,図3,図4,図5,図6は、翻訳処
理装置501の動作を示すフローチャートである。ま
ず、図2において、プロセッサ1は、メインメモリ2の
翻訳処理プログラムを起動し、英文テキストがキーボー
ド6から入力されると(ステップ11)、その英文テキ
ストを日本文テキストに翻訳する(ステップ12)。す
なわち、英文テキストの文の単語や連語の品詞列から句
を切り出し、その句に新たに品詞を付与した品詞列を作
って文の構造と対応した句構造を認識し、その構造を日
本語の文型パターンに変換し、日本文テキストを生成す
る。このような翻訳処理は、例えば特開昭56−138
586号公報に開示されている。
【0016】この翻訳処理時に、解析ツリーと生成ツリ
ーとが作成される。解析ツリーを図7に例示する。ま
た、生成ツリーを図8に例示する。
【0017】次に、プロセッサ1は、表示装置7の画面
に、英文テキストと日本文テキストを表示する(ステッ
プ13)。図12に、表示画面を例示する。また、プロ
セッサ1は、英文テキストと日本文テキストの表示時
に、対応箇所表示コマンドが入力されたかチェックする
(ステップ14)。対応箇所表示コマンドが入力された
らステップ15に進み、入力されなければステップ16
に進む。なお、対応箇所表示コマンドなどのコマンドの
入力は、画面の端に表示されているコマンドアイコンを
マウス8で指示することにより行う。
【0018】対応箇所表示コマンドが入力されステップ
15に進むと、プロセッサ1は、対応箇所表示処理用メ
モリ5の対応箇所表示処理プログラム54を起動し、対
応箇所表示処理を行う。図3に、対応箇所表示処理のフ
ローチャートを示す。
【0019】まず、解析ツリーと生成ツリーから必要な
情報を抽出して、解析結果対応テーブル51と,生成結
果対応テーブル52と,ノード対応テーブル53とを作
成し、対応箇所表示処理用メモリ5に記憶する(ステッ
プ21)。
【0020】図9に解析結果対応テーブル51を例示す
る。解析結果対応テーブル51は次の構造を持ってい
る。 フラグ510 …現在の着目語(対応箇所を表示させ
ようとする語)を示す。 出現順511 …英文テキストの各語が表示時に出現
する順序を示す。 英語文字列512…英文テキストの各語を出現順に各行
に格納する。 階層513 …英語文字列512の各語が属するノ
ードのノード番号を若い順に各階層列H1,H2,H3
に格納する(階層列の数は、文構造に応じて増減す
る)。各語が属するノードとは、図7の解析ツリーにお
いて各語に対応するノードおよび実線で上位につながっ
ているノードである。実線のつながりは、語と句,語と
節,句と節のような親子関係を表わしている。ノード番
号は、解析ツリーのノードに、下位階層から上位階層
へ,英文テキストの並びの順に、順に付与した番号であ
る。 修飾先514 …英語文字列512の各語が修飾する
ノードのノード番号を格納する。各語が修飾するノード
は、図7の解析ツリーにおいて各語が属するノードが破
線矢印で指すノードである。{(階層列の数)+1}
(ここではH4)の階層列としてアクセス可能になって
いる。
【0021】図10に生成結果対応テーブル52を例示
する。生成結果対応テーブル52は次の構造を持ってい
る。 階層524 …階層エントリK1には、図8の生
成ツリーの最下位階層のノードのノード番号を日本文テ
キストの並びの順に各行に格納する。階層エントリK
2,K3,K4には、階層エントリK1のノードに実線
でつながっている上位のノードのノード番号を順に格納
する。実線のつながりは、語と句,語と節,句と節のよ
うな親子関係を表わしている。ノード番号は、生成ツリ
ーのノードに、上位階層から下位階層へ,日本文テキス
トの並びの順に、順に付与した番号である。但し、下位
階層のノードが上位階層のノードに一対一でつながって
いるときは、下位階層のノードのノード番号は上位階層
のノードのノード番号をそのまま受継ぐ。 日本語文字列523…階層524の階層エントリK1の
ノード番号のノードに対応した日本文テキストにおける
「まとまり」を格納する。対応した日本文テキストの
「まとまり」がないときは、空白とする。 出現順522 …日本語文字列523に格納した
「まとまり」が表示時に出現する順序を示す。 フラグ521 …着目語に対応する「まとまり」を
示す。
【0022】図11にノード対応テーブル53を例示す
る。ノード対応テーブル53は次の構造を持っている。 解析532 …解析ツリーのノード番号を順に各行に格
納する。 生成534 …生成ツリーのノード番号を、対応する解
析ツリーのノード番号の行に格納する。但し、生成ツリ
ーのノード番号f1は格納しない。生成ツリーのノード
番号が格納されなかった行には、「*」を格納する。
「*」は、その行に対応する解析ツリーのノードが翻訳
処理(ステップ12)の段階で削除されたため、対応す
る生成ツリーのノードが存在しないことを示す。
【0023】マーク531…英文テキストで主語にあた
る英語文字列のノードに対応する行には、「S」を格納
する。同じく、目的語にあたる英語文字列のノードに対
応する行には、「O」を格納する。同じく、動詞にあた
る英語文字列のノードに対応する行には、「V」を格納
する。
【0024】図3に戻り、プロセッサ1は、着目語がマ
ウス8で指定されたかチェックする(ステップ22)。
着目語がマウス8で指定されなければステップ25に進
み、指定されたらステップ23に進む。例えば、図12
の英文テキスト中の“If 〜articles”がどのように和
訳されたかを知りたいときは、作業者は、図13に示す
ように、着目語として最初の単語“If”をマウス8で指
定する。
【0025】着目語の指定がなされたら、プロセッサ1
は、指定位置の画面中の座標から着目語の出現順を認識
する(ステップ23)。そして、その着目語の出現順i
を引数として対応箇所抽出処理を行う(ステップ24)
図4,図5に、対応箇所抽出処理のフローチャートを示
す。
【0026】まず、引数の出現順iが英文テキストにお
ける出現順なので、解析結果対応テーブル51で、引数
の出現順iに対応する第i行を見つける(ステップ10
1)。例えば、着目語が最初の単語“If”なら、その出
現順は<1>であるから、第1行を見つける。なお、引
数の出現順iが日本文テキストにおける出現順の場合
は、生成結果対応テーブル52で、引数の出現順iに対
応する第i行を見つける。この場合については後述す
る。
【0027】第i行のフラグ511に、フラグを立てる
(ステップ102)。例えば、図9の解析結果対応テー
ブル51の第<1>行にフラグを立てる。
【0028】次に、階層列ポインタに初期値<1>を代
入する(ステップ103)。引数の出現順iが英文テキ
ストにおける出現順なので、階層列ポインタ値=jは、
解析結果対応テーブル51の階層513の列Hjを指
す。従って、階層列ポインタ値=1は、階層513の階
層列H1を指す。
【0029】次に、フラグ511にフラグが立っている
行について、階層列ポインタが指す階層列にノード番号
が格納されているか否かをチェックする(ステップ10
4)。ノード番号が格納されている場合にはステップ1
05に進み、ノード番号が格納されていない場合にはス
テップ110に進む。例えば、図9の解析結果対応テー
ブル51では、フラグ511にフラグが立っている第1
行について、階層513の階層列H1にノード番号が格
納されているから、ステップ105に進む。
【0030】ステップ105では、格納されているノー
ド番号を取り出し、それを検索ノード番号とする(ステ
ップ105)。例えば、図9の解析結果対応テーブル5
1の第1行の階層513の階層列H1からノード番号n
1を取り出し、検索ノード番号=n1とする。
【0031】次に、検索ノード番号を含む解析結果対応
テーブル51の全ての行の出現順511を出現順第1配
列に格納する(ステップ106)。例えば、図9の解析
結果対応テーブル51で検索ノード番号n1を含む行は
出現順<1>だけなので、<1>を出現順第1配列に格
納する。
【0032】次に、検索ノード番号が解析ツリーのノー
ド番号なので、ノード対応テーブル53中に、検索ノー
ド番号に対応する生成ツリーのノード番号が存在するか
チェックする(ステップ107)。存在する場合にはス
テップ108に進み、存在しない場合にはステップ10
7aに進む。例えば、図11のノード対応テーブル53
中では、検索ノード番号=n1に対応する生成ツリーの
ノード番号が存在しないので、ステップ110に進む。
なお、検索ノード番号が生成ツリーのノード番号の場合
は、検索ノード番号に対応する解析ツリーのノード番号
が存在するかチェックする。この場合については後述す
る。
【0033】ステップ107aでは、出現順第2配列に
<空>を格納し、ステップ110に進む。
【0034】ステップ110では、出現順第1配列およ
び出現順第2配列に格納した出現順に対応する語,句を
他と異なる態様で表示する。また、表示した語,句のノ
ード番号に対応するマークが、ノード対応テーブル53
のマーク531に存在すれば、そのマークを語,句の上
に表示し且つその語,句の下にアンダーラインを表示す
る。例えば、出現順第1配列に<1>が格納されてお
り,出現順第2配列が<空>なら、解析結果対応テーブ
ル51の出現順<1>の英語文字列“If”だけを、図
14のように他と異なる緑色で表示する。英語文字列
“If”のノード番号=n1に対応するマークは、図1
1のノード対応テーブル53のマーク531に存在しな
いので、マーク,アンダーラインの表示は行わない。
【0035】次に、プロセッサ1は、作業者が<終了
>,<拡大>,<縮小>のいずれかを指示するのを待つ
(ステップ111)。この指示は、例えば、マウス8を
移動させると<終了>の指示で、マウス8を移動させな
いで右ボタンを1回クリックすると<拡大>の指示で、
マウス8を移動させないで左ボタンを1回クリックする
と<縮小>の指示とする。<終了>が指示されたらステ
ップ112へ進み、<拡大>が指示されたらステップ1
13に進み、<縮小>が指示されたらステップ116に
進む。
【0036】作業者が<拡大>を指示し、ステップ11
3に進むと、プロセッサ1は、階層列ポインタの値を+
1する。例えば、階層列ポインタの値が<1>であった
なら、これを<2>にする。
【0037】次に、階層列ポインタの値が、解析結果対
応テーブル51の階層列の数以下かチェックする(ステ
ップ114)。階層列の数以下なら前記ステップ104
に戻り、階層列の数を越えればステップ115に進む。
例えば、図9の解析結果対応テーブル51の階層列の数
は<3>だから、階層列ポインタの値が<2>なら、前
記ステップ104に戻る。
【0038】ステップ104では、前述のように、フラ
グ511にフラグが立っている行について、階層列ポイ
ンタが指す階層列にノード番号が格納されているか否か
をチェックする(ステップ104)。例えば、図9の解
析結果対応テーブル51では、フラグ511にフラグが
立っている第1行について、階層513の階層列H2に
ノード番号が格納されているから、ステップ105に進
む。
【0039】ステップ105では、格納されているノー
ド番号を取り出し、それを検索ノード番号とする(ステ
ップ105)。例えば、図9の解析結果対応テーブル5
1の第1行の階層513の階層列H2からノード番号n
17を取り出し、検索ノード番号=n17とする。な
お、ノード番号n1のノードとノード番号n17のノー
ドは、語と節の関係にある。
【0040】次に、検索ノード番号を含む解析結果対応
テーブル51の全ての行の出現順511を出現順第1配
列に格納する(ステップ106)。例えば、図9の解析
結果対応テーブル51で検索ノード番号n17を含む行
の出現順は、<1>から<6>なので、<1>〜<6>
を出現順第1配列に格納する。
【0041】次に、ノード対応テーブル53中に、検索
ノード番号に対応する生成ツリーのノード番号が存在す
るかチェックする(ステップ107)。例えば、図11
のノード対応テーブル53中では、検索ノード番号=n
17に対応する生成ツリーのノード番号f3が存在する
ので、ステップ108に進む。
【0042】ステップ108では、検索ノード番号が解
析ツリーのノード番号なので、対応する生成ツリーのノ
ード番号を取り出し、それを対応ノード番号とする。例
えば、図11のノード対応テーブル53から検索ノード
番号=n17に対応する生成ツリーのノード番号=f3
を取り出し、対応ノード番号=f3とする。なお、検索
ノード番号が生成ツリーのノード番号の場合は、対応す
る解析ツリーのノード番号を取り出し、それを対応ノー
ド番号とする。この場合については後述する。
【0043】次に、対応ノード番号を含む生成結果対応
テーブル52の全ての行の出現順522を出現順第2配
列に格納する(ステップ109)。例えば、図10の生
成結果対応テーブル52で対応ノード番号=f3を含む
行の出現順は、<2><3><4>なので、<2><3
><4>を出現順第2配列に格納する。
【0044】次に、出現順第1配列および出現順第2配
列に格納した出現順に対応する語,句を他と異なる態様
で表示する。また、表示した語,句のノード番号に対応
するマークを語,句の上に表示し且つその語,句の下に
アンダーラインを表示する。例えば、出現順第1配列に
<1>〜<6>が格納されており,出現順第2配列に<
2><3><4>が格納されているなら、解析結果対応
テーブル51の出現順<1>〜<6>の英語文字列“I
f”“there”“are”“any”“such”“articles”と,
生成結果対応テーブル52の出現順<2><3><4>
の日本語文字列「そのような」「記事・が」「ある・場
合」を、図15のように他と異なる緑色で表示する。ま
た、図11のノード対応テーブル53において、表示し
た英語文字列“If”“there”“are”“any”“such”
“articles”のノード番号=n1,n2,n3,n4,
n5,n6のうち、ノード番号=n3にはマーク[V]
が存在し、ノード番号=n6にはマーク[S]が存在す
るので、語“are”の上に[V]を表示し且つアンダー
ラインを表示し、語“articles”の上に[S]を表示し
且つアンダーラインを表示する。さらに、表示した日本
語文字列「そのような」「記事・が」「ある・場合」の
ノード番号=f10,f11,f6のうち、ノード番号
=f11にはマーク[S]が存在し、ノード番号=f6
にはマーク[V]が存在するので、句「記事・が」の上
に[S]を表示し且つアンダーラインを表示し、句「あ
る・場合」の上に[V]を表示し且つアンダーラインを
表示する。ここで、作業者が<縮小>を指示すると、ス
テップ116に進む。
【0045】ステップ116では、プロセッサ1は、階
層列ポインタの値を−1し、ステップ104に戻る。例
えば、階層列ポインタの値が<2>であったなら、これ
を<1>にし、ステップ104に戻る。すると、図15
の表示から、図14の表示へ戻る。
【0046】さて、図14の表示の段階で、作業者が日
本文テキストを見ると、「折り返しそのような記事があ
る場合」の部分が日本文として奇異に感じられる。そこ
で、作業者は、「折り返し」を着目語として指定するた
めに、マウス8を「折り返し」に移動させる。マウス8
を移動させると、前記ステップ111で<終了>が指示
されたことになるから、ステップ112に進む。
【0047】ステップ112では、対応箇所抽出処理に
入る前の表示に戻す。そして、図3のステップ25に進
む。図3に戻り、ステップ25では、プロセッサ1は、
終了コマンドが入力されたかチェックする。終了コマン
ドが入力されたら図2のステップ16に進み、入力され
なければ前記ステップ22に戻る。
【0048】作業者が、着目語として「折り返し」を指
定すると、ステップ22からステップ23に進む。ステ
ップ23で、プロセッサ1は、指定位置の画面中の座標
から着目語の出現順を認識する。そして、その着目語の
出現順iを引数として対応箇所抽出処理を行う(ステッ
プ24)。例えば、着目語として「折り返し」を指定し
たときは、「折り返し」の出現順が<1>なので、引数
の出現順i=1とする。
【0049】対応箇所抽出処理では、引数の出現順iが
日本文テキストにおける出現順なので、生成結果対応テ
ーブル52で、引数の出現順iに対応する第i行を見つ
ける(ステップ101)。そして、第i行のフラグ52
1に、フラグを立てる(ステップ102)。例えば、図
10の生成結果対応テーブル52の第<1>行にフラグ
を立てる。
【0050】次に、階層列ポインタに初期値<1>を代
入する(ステップ103)。引数の出現順iが日本文テ
キストにおける出現順なので、階層列ポインタ値=j
は、生成結果対応テーブル52の階層524の列Kjを
指す。従って、階層列ポインタ値=1は、階層524の
階層列K1を指す。
【0051】次に、フラグ521にフラグが立っている
行について、階層列ポインタが指す階層列にノード番号
が格納されているか否かをチェックする(ステップ10
4)。例えば、図10の生成結果対応テーブル52で
は、フラグ521にフラグが立っている第1行につい
て、階層524の階層列K1にノード番号が格納されて
いるから、ステップ105に進む。
【0052】ステップ105では、格納されているノー
ド番号を取り出し、それを検索ノード番号とする(ステ
ップ105)。例えば、図10の生成結果対応テーブル
52の第1行の階層524の階層列K1からノード番号
f2を取り出し、検索ノード番号=f2とする。
【0053】次に、検索ノード番号を含む生成結果対応
テーブル52の全ての行の出現順522を出現順第1配
列に格納する(ステップ106)。例えば、図10の生
成結果対応テーブル52で検索ノード番号f2を含む行
は出現順<1>だけなので、<1>を出現順第1配列に
格納する。
【0054】次に、検索ノード番号が生成ツリーのノー
ド番号なので、ノード対応テーブル53中に、検索ノー
ド番号に対応する解析ツリーのノード番号が存在するか
チェックする(ステップ107)。例えば、図11のノ
ード対応テーブル53中では、検索ノード番号=f2に
対応する解析ツリーのノード番号=n16が存在するの
で、ステップ108に進む。
【0055】ステップ108では、検索ノード番号が生
成ツリーのノード番号なので、対応する解析ツリーのノ
ード番号を取り出し、それを対応ノード番号とする。例
えば、図11のノード対応テーブル53から検索ノード
番号=f2に対応する解析ツリーのノード番号=n16
を取り出し、対応ノード番号=n16とする。
【0056】次に、対応ノード番号を含む解析結果対応
テーブル51の全ての行の出現順511を出現順第2配
列に格納する(ステップ109)。例えば、図9の解析
結果対応テーブル51で対応ノード番号=n16を含む
行の出現順は、<11><12><13>なので、<1
1><12><13>を出現順第2配列に格納する。
【0057】次に、出現順第1配列および出現順第2配
列に格納した出現順に対応する語,句を他と異なる態様
で表示する。また、表示した語,句のノード番号に対応
するマークを語,句の上に表示し且つその語,句の下に
アンダーラインを表示する。例えば、出現順第1配列に
<1>が格納されており,出現順第2配列に<11><
12><13>が格納されているなら、生成結果対応テ
ーブル52の出現順<1>の日本語文字列「折り返し」
と,解析結果対応テーブル51の出現順<11><12
><13>の英語文字列“by”“return”“mail”を、
図16のように他と異なる緑色で表示する。日本語文字
列「折り返し」のノード番号=f2と英語文字列“by”
“return”“mail”のノード番号=n11,n12,n
13に対応するマークは、図11のノード対応テーブル
53のマーク531に存在しないので、マーク,アンダ
ーラインの表示は行わない。
【0058】以上のように、作業者は、英語文字列から
でも,日本語文字列からでも,対応箇所を拡大・縮小し
て表示させることが出来る。
【0059】さて、図16の表示状態で、英語文字列
“by”“return”“mail”の修飾先が知りたいときは、
作業者は、マウス8を移動して“by”を指定する。する
と、上記作動により、まず“by”のみが他と異なる緑色
で表示される。そこで、作業者は、マウス8を移動させ
ずに“by”を再び指定する。すると、上記作動により、
再び図16の表示状態になる。
【0060】ここで、作業者が、マウス8を移動させず
に“by”を再び指定すると、階層列ポインタ=3となり
(ステップ113)、この値は解析結果対応テーブル5
1の階層列の数=3以下なので(ステップ114)、ス
テップ104に進む。
【0061】ステップ104では、このときフラグが立
っている第11行において、階層列ポインタ=3が指す
階層列=H3が<空>なので、ステップ110に進む。
【0062】ステップ110では、出現順第1配列と出
現順第1配列の値に変化がないから、再び図16の表示
状態になる。
【0063】ここで、作業者が、マウス8を移動させず
に“by”を再び指定すると、階層列ポインタ=4となり
(ステップ113)、この値は解析結果対応テーブル5
1の階層列の数=3を越えているので(ステップ11
4)、ステップ115に進む。
【0064】ステップ115では、修飾部表示処理を行
う。図6に、修飾部表示処理のフローチャートを示す。
【0065】まず、階層列ポインタの値として、{(解
析結果対応テーブル51の階層列513の階層列の数)
+1}を代入する(ステップ201)。
【0066】次に、フラグ511にフラグが立っている
行について、階層列ポインタが指す階層列にノード番号
が格納されているか否かをチェックする(ステップ20
4)。ノード番号が格納されていなければ、ステップ2
10に進む。ノード番号が格納されていれば、ステップ
205に進む。例えば、図9の解析結果対応テーブル5
1では、フラグ511にフラグが立っている第1行につ
いて、階層列H4としての修飾先514にノード番号が
格納されているから、ステップ205に進む。
【0067】ステップ205では、格納されているノー
ド番号を取り出し、それを修飾部検索ノード番号とす
る。例えば、図9の解析結果対応テーブル51の第1行
の階層列H4としての修飾先514からノード番号n1
8を取り出し、修飾部検索ノード番号=n18とする。
【0068】次に、修飾部検索ノード番号を階層513
に含む解析結果対応テーブル51の全ての行の出現順5
11を出現順第3配列に格納する(ステップ206)。
例えば、図9の解析結果対応テーブル51で修飾部検索
ノード番号=n18を階層513に含む行の出現順は、
<9><10>なので、<9><10>を出現順第3配
列に格納する。
【0069】次に、ノード対応テーブル53中に、修飾
部検索ノード番号に対応する生成ツリーのノード番号が
存在するかチェックする(ステップ207)。対応する
生成ツリーのノード番号が存在しなければ、ステップ2
10に進む。例えば、図11のノード対応テーブル53
中では、修飾部検索ノード番号=n18に対応する生成
ツリーのノード番号f4が存在するので、ステップ20
8に進む。
【0070】ステップ208では、修飾部検索ノード番
号が解析ツリーのノード番号なので、対応する生成ツリ
ーのノード番号を取り出し、それを修飾部対応ノード番
号とする。例えば、図11のノード対応テーブル53か
ら修飾部検索ノード番号=n18に対応する生成ツリー
のノード番号=f4を取り出し、修飾部対応ノード番号
=f4とする。なお、修飾部検索ノード番号が解析ツリ
ーのノード番号の場合は、対応する生成ツリーのノード
番号を取り出し、それを修飾部対応ノード番号とする。
【0071】次に、修飾部対応ノード番号を含む生成結
果対応テーブル52の全ての行の出現順522を出現順
第4配列に格納する(ステップ109)。例えば、図1
0の生成結果対応テーブル52で修飾部対応ノード番号
=f4を含む行の出現順は、<5>なので、<5>を出
現順第4配列に格納する。
【0072】次に、出現順第3配列および出現順第4配
列に格納した出現順に対応する語,句を他と異なる態様
で表示する。また、表示した語,句のノード番号に対応
するマークを語,句の上に表示し且つその語,句の下に
アンダーラインを表示する。例えば、出現順第3配列に
<9><10>が格納されており,出現順第4配列に<
5>が格納されているなら、解析結果対応テーブル51
の出現順<9><10>の英語文字列“send”“them”
と,生成結果対応テーブル52の出現順<5>の日本語
文字列「送っ・て下さい」を、図17のように他と異な
る赤色で表示する。また、図11のノード対応テーブル
53において、表示した英語文字列“send”“them”の
ノード番号=n9にはマーク[V]が存在し、ノード番
号=n10にはマーク[O]が存在するので、語“sen
d”の上に[V]を表示し且つアンダーラインを表示
し、語“them”の上に[O]を表示し且つアンダーライ
ンを表示する。さらに、表示した日本語文字列「送って
下さい」のノード番号=f8にはマーク[V]が存在す
るので、句「送って下さい」の上に[V]を表示し且つ
アンダーラインを表示する。
【0073】図17の表示から、英文テキスト中の“by
return mail”と“send them”およ日本文テキスト中
の「折り返し」と「送って下さい」が修飾・被修飾の関
係にあるが、「折り返し」と「送って下さい」の出現順
が離れ過ぎていることが明らかになる。そこで、作業者
は、「折り返し」の位置を変える校正処理に移るため
に、終了コマンドのアイコンにマウス8を動かし、指示
する。すると、図5のステップ111からステップ11
2に進んで図12の表示状態に戻る。さらに、図3のス
テップ25で対応箇所表示処理プログラムを終了し、図
2の翻訳処理プログラムに戻る。
【0074】作業者が、校正処理コマンドを入力する
と、図2のステップ16からステップ17に進み、校正
処理になる。校正処理は例えば特開昭58−10136
5号公報に開示の処理であり、作業者は、「折り返し」
の位置を、「送って下さい」の直前に移動することが出
来る。以上により、図18のような好ましい日本文テキ
ストを作成できる。
【0075】図2の動作中に終了コマンドを入力する
と、翻訳処理プログラムを終了する。
【0076】なお、本発明は、インタラクティブ方式,
バッチ方式のいずれの処理方式にも対応可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明の記述単位表示方法によれば、
語,句,節の「まとまり」や,修飾部と被修飾部の関係
にある部分が明確に示されるようになり、特に原文の校
正作業の効率を向上できる。
【0078】本発明の翻訳対応箇所表示方法によれば、
語,句,節の「まとまり」や,修飾部と被修飾部の関係
にある部分が原文と訳文の対応において明確に示される
ようになり、特に訳文の校正作業の効率を向上できる。
【0079】本発明の翻訳処理装置によれば、翻訳から
訳文の校正作業までを、一貫して、効率良く行えるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の翻訳処理装置のブロック図
である。
【図2】図1に示す翻訳処理装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1に示す翻訳処理装置の対応箇所表示処理の
動作を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す翻訳処理装置の対応箇所抽出処理の
動作を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す翻訳処理装置の対応箇所抽出処理の
動作を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す翻訳処理装置の修飾部表示処理の動
作を示すフローチャートである。
【図7】解析ツリーの例示図である。
【図8】生成ツリーの例示図である。
【図9】解析結果対応テーブルの例示図である。
【図10】生成結果対応テーブルの例示図である。
【図11】ノード対応テーブルの例示図である。
【図12】図1に示す翻訳処理装置のキーボード,表示
装置,マウスの外観図である。
【図13】着目語の指示を示す説明図である。
【図14】着目語の表示状態を示す説明図である。
【図15】対応箇所の表示状態を示す説明図である。
【図16】対応箇所の表示状態を示す説明図である。
【図17】対応箇所の表示状態を示す説明図である。
【図18】校正終了時のを示す説明図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 メインメモリ 3 文法規則ファイル 4 辞書メモリ 5 対応箇所表示処理用メモリ 6 キーボード 7 表示装置 8 マウス 51 解析結果対応テーブル 52 生成結果対応テーブル 53 ノード対応テーブル 54 対応箇所表示処理用プログラム 501 翻訳処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 晃 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 日立京葉エンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然言語で記述されたテキストの記述単
    位(語,句,節など)を階層的に関係付けし、その階層
    的関係付け結果を記憶し、前記テキストのある1つの記
    述単位が着目記述単位として指定されたときに、前記階
    層的関係付け結果に基づいて前記着目記述単位に上位階
    層で関係する他の記述単位を抽出し、 その抽出した記述単位と前記着目記述単位とをそれら以
    外の記述単位とは異なる表示態様で表示することを特徴
    とする記述単位表示方法。
  2. 【請求項2】 第1の自然言語で記述された第1のテキ
    ストの記述単位(語,句,節)を階層的に関係付けし、
    その階層的関係付け結果を記憶し、第1の自然言語で記
    述された第1のテキストを第2の自然言語で記述された
    第2のテキストに翻訳し、その第2のテキストの記述単
    位を階層的に関係付けし、その階層的関係付け結果を記
    憶し、第1のテキストの記述単位と第2のテキストの記
    述単位を対応付けし、その記述単位対応付け結果を記憶
    し、前記第1または第2のテキストのある1つの記述単
    位が着目記述単位として指定されたときに、前記記述単
    位対応付け結果に基づいて前記着目記述単位に対応する
    前記第2または第1のテキストの記述単位を抽出し、そ
    の抽出した記述単位と前記着目記述単位とをそれら以外
    の記述単位とは異なる表示態様で表示し、拡大表示の指
    示がなされたときに、前記階層的関係付け結果に基づい
    て前記着目記述単位に上位階層で関係する他の記述単位
    を抽出すると共にその抽出した記述単位に対応する前記
    第2または第1のテキストの記述単位を抽出し、それら
    抽出した記述単位と前記着目記述単位とをそれら以外の
    記述単位とは異なる表示態様で表示することを特徴とす
    る翻訳対応箇所表示方法。
  3. 【請求項3】 階層が多重であり、拡大表示の指示が1
    回なされる毎に1階層上位の階層で抽出を行うことを特
    徴とする請求項1または請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 拡大表示の指示が1回以上なされた後、
    縮小表示の指示が1回なされる毎に1階層下位の元の階
    層で抽出を行うことを特徴とする請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 抽出した記述単位と着目記述単位の関係
    が修飾部と被修飾部の関係にあるとき、抽出した記述単
    位を着目記述単位と異なる表示態様で表示することを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれかの方法。
  6. 【請求項6】 抽出した記述単位と着目記述単位とを同
    一画面に同時表示することを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれかの方法。
  7. 【請求項7】 抽出した記述単位と着目記述単位とを異
    なる画面に同時表示することを特徴とする請求項1から
    請求項5のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 第1の自然言語で記述された第1のテキ
    ストを解析し第2の自然言語で記述された第2のテキス
    トを生成する翻訳処理装置において、 第1の自然言語で記述された第1のテキストの記述単位
    (語,句,節)を階層的に関係付けしその階層的関係付
    け結果を記憶する第1の階層的関係付け記憶手段と、第
    2のテキストの記述単位を階層的に関係付けしその階層
    的関係付け結果を記憶する第2の階層的関係付け記憶手
    段と、第1のテキストの記述単位と第2のテキストの記
    述単位を対応付けしその記述単位対応付け結果を記憶す
    る記述単位対応付け記憶手段と、作業者が前記第1また
    は第2のテキストのある1つの記述単位を着目記述単位
    として指定するための着目記述単位指定手段と、指定さ
    れた着目記述単位に対応する前記第2または第1のテキ
    ストの記述単位を前記記述単位対応付け結果に基づいて
    抽出しその抽出した記述単位と前記着目記述単位とをそ
    れら以外の記述単位とは異なる表示態様で表示する基本
    対応箇所表示手段と、作業者が拡大表示の指示をするた
    めの拡大表示指示手段と、拡大表示の指示がなされたと
    きに前記階層的関係付け結果に基づいて前記着目記述単
    位に上位階層で関係する他の記述単位を抽出すると共に
    その抽出した記述単位に対応する前記第2または第1の
    テキストの記述単位を抽出しそれら抽出した記述単位と
    前記着目記述単位とをそれら以外の記述単位とは異なる
    表示態様で表示する拡大対応箇所表示手段とを具備した
    こと特徴とする翻訳処理装置。
JP3192011A 1991-07-31 1991-07-31 記述単位表示方法および翻訳対応箇所表示方法および翻訳処理装置 Pending JPH0535780A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254539B2 (en) * 1999-10-12 2007-08-07 International Business Machines Corporation Bi-directional natural language system for interfacing with multiple back-end applications
JP2015092309A (ja) * 2013-11-08 2015-05-14 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2019079324A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2019082794A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

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