JP2019082794A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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直人 柏木
篤志 丸山
Atsushi Maruyama
篤志 丸山
吉浜 太郎
Taro Yoshihama
太郎 吉浜
浩介 菊島
Kosuke Kikushima
浩介 菊島
洋平 内海
Yohei Uchiumi
洋平 内海
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Abstract

【課題】文書を表示する表示画面(ウィンドウ)が複数存在し、それぞれのウィンドウにおいて複数のページからなる文書が厚み表示モードと連続ページ表示モードで表示されている場合において、それぞれのウィンドウにおいて文書を独立して操作する場合に比べて操作性を向上させる。【解決手段】ビューワ24Aで文書−1を厚み表示モードで表示させ、他のビューワ24Bで他の文書−2を連続ページ表示モードで表示させる。利用者がビューワ24Aを操作して文書のページ捲り操作を実行して1ページ目から3ページ目を表示させると、ビューワ24Bはビューワ24Aと同期し、文書−2についても1ページから3ページ目にページ捲り操作を実行する。【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来から、コンピュータ等の画面上に複数のウィンドウを表示し、それぞれのウィンドウにおいて操作を実行するマルチウィンドウ処理が知られている。
特許文献1には、マルチウィンドウシステム環境下で、関連する複数のウィンドウそれぞれについて、使用者にとって作業効率が良い配置を継続的に記憶/再現することで、作業効率を上げることができる環境を提供することを課題として、画面に1以上の作業ウィンドウを表示可能なマルチウィンドウ機能を備えた表示システムと、画面に表示するためのグラフィックユーザインタフェース(GUI)を操作する入力装置と、画面上に表示されるウィンドウの一つを、少なくとも1つの他のウィンドウとグループ化するウィンドウ群形成手段と、グループ化されたウィンドウ群を連動させて処理するウィンドウ群制御手段を含むマルチウィンドウ情報処理装置が記載されている。
ウィンドウ群制御機能により、グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを最小化させた場合に、残りのウィンドウも全て最小化させる処理を行う。また、ウィンドウ群制御機能により、グループ群中のウィンドウの任意のウィンドウを終了させた場合に、残りのウィンドウも全て終了させる処理を行う。
特開2009−169545号公報
ところで、近年では、複数種類、例えば電子文書と紙文書を一つに統合・管理し得るシステムが開発されており、複数種類の文書をそれぞれ複数のウィンドウに表示してこれらの文書を相互に比較・参照することが容易となっている。
複数のページからなる文書を表示する場合に、複数のページが積み重なった状態で厚みとして表示する形態(これを「厚み表示モード」という)と、複数のページを例えば上下方向に連続的に表示する形態(これを「連続ページ表示モード」という)があり、前者では厚み部分をクリックすることで所望のページを指定することが容易である等の利点があり、後者では複数ページにわたるような内容も一覧し得る利点があるところ、複数の文書をそれぞれ厚み表示モードと連続ページ表示モードで表示した場合に、これらをどのように制御して利用者の操作性を向上させるかが問題となる。
本発明の目的は、文書を表示する表示画面(ウィンドウ)が複数存在し、それぞれのウィンドウにおいて複数のページからなる文書が異なる表示モード、つまり厚み表示モードと連続ページ表示モードで表示されている場合において、それぞれのウィンドウにおける操作を同期することにある。
請求項1に記載の発明は、第1文書を厚み表示モードで第1ウィンドウに表示するとともに、第2文書を連続ページ表示モードで第2ウィンドウに表示するよう制御する表示制御手段と、前記第1文書と前記第2文書の同期を設定する設定手段と、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された操作内容をいずれか他方にも実行する同期制御手段とを備える情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウのいずれか一方はアクティブ状態であり、いずれか他方は非アクティブ状態であり、前記同期制御手段は、アクティブ状態にあるウィンドウに表示された文書に対して実行された操作内容を非アクティブ状態にあるウィンドウに表示された文書にも実行する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記操作内容は、スクロール操作、倍率変更操作、ページ捲り操作の少なくともいずれかである請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記操作内容は、スクロール操作であり、前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたスクロール操作をいずれか他方にも同一スクロール量及び同一スクロール方向で実行する請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記操作内容は、倍率変更操作であり、前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された倍率変更操作をいずれか他方にも同一倍率で実行する請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記操作内容は、ページ捲り操作であり、前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたページ捲り操作をいずれか他方にも実行して対応するページを表示する請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記第1文書より小さい倍率で前記第2文書を表示するよう制御する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記第1文書のページに対応する前記第2文書のページが複数ある場合は、前記第1文書より小さい倍率で前記第2文書を表示するよう制御する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記対応するページは、同一ページである請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記対応するページは、同一捲りページ数である請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記対応するページは、内容が類似するページである請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記対応するページは、複数のページである請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記操作内容は、アノテーション付加、マーカ付加、コメント付加の少なくともいずれかである請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記操作内容は、アノテーション付加であり、前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたアノテーション付加操作をいずれか他方にも実行して対応するページにアノテーションを付加する請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、前記操作内容は、アノテーション削除、マーカ削除、コメント削除の少なくともいずれかである請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、前記操作内容は、アノテーション削除であり、前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたアノテーション削除操作をいずれか他方にも実行して対応するページのアノテーションを削除する請求項15に記載の情報処理装置である。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、第1文書を厚み表示モードで第1ウィンドウに表示するよう制御するステップと、第2文書を連続ページ表示モードで第2ウィンドウに表示するステップと、前記第1文書と前記第2文書の同期を設定するステップと、同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された操作内容をいずれか他方にも実行するステップとを実行させるプログラムである。
請求項1,2,17に記載の発明によれば、それぞれのウィンドウにおいて文書を独立して操作する場合に比べて操作性が向上し得る。
請求項3に記載の発明によれば、さらに、スクロール操作、倍率変更操作、ページ捲り操作のいずれかにおいて操作性が向上し得る。
請求項4に記載の発明によれば、さらに、複数のウィンドウにおいてスクロール操作が同期される。
請求項5に記載の発明によれば、さらに、複数のウィンドウにおいて倍率変更操作が同期される。
請求項6,9−12に記載の発明によれば、さらに、複数のウィンドウにおいてページ捲り操作が同期される。
請求項7,8に記載の発明によれば、さらに、連続ページ表示モードの視認性が向上され得る。
請求項13に記載の発明によれば、アノテーション付加、マーカ付加、コメント付加のいずれかにおいて操作性が向上し得る。
請求項14に記載の発明によれば、さらに、複数のウィンドウにおいてアノテーション付加操作が同期される。
請求項15に記載の発明によれば、さらに、アノテーション削除、マーカ削除、コメント削除のいずれかにおいて操作性が向上し得る。
請求項16に記載の発明によれば、さらに、複数のウィンドウにおいてアノテーション削除操作が同期される。
実施形態の構成ブロック図である。 実施形態の表示モジュール(ビューワ)の機能ブロック図である。 実施形態のビューワの厚み表示モードでの表示例である。 実施形態のビューワの連続ページ表示モードでの表示例である。 実施形態の複数ビューワの表示例である。 実施形態の同期設定画面例(その1)である。 実施形態の同期設定画面例(その2)である。 実施形態の複数ビューワの説明図である。 実施形態の処理フローチャートである。 実施形態のページ捲り同期説明図である。 実施形態のスクロール同期説明図である。 実施形態の拡大同期説明図である。 実施形態のアノテーション(付箋)付加同期説明図である。 さらに他の実施形態のページ捲り同期説明図である。 さらに他の実施形態のページ捲り同期説明図である。 さらに他の実施形態のページ捲り同期説明図である。 さらに他の実施形態のページ捲り同期説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
<実施形態1>
1.構成
1.1 全体構成
図1は、本実施形態における情報処理装置10の構成ブロック図を示す。情報処理装置10は、具体的にはパーソナルコンピュータ、スマートフォン、あるいはタブレット端末等である。
情報処理装置10は、制御部12と、操作部14と、表示部16と、通信部18と、記憶部20を備える。
制御部12は、1又は複数のCPUと、ROMと、RAMを備える。CPUは、ROM又は記憶部20からRAM上にプログラムをロードして実行する。
操作部14は、キーボードやマウス、タッチパネル等であり、利用者が所望の操作を入力する。
表示部16は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、制御部12からの指令に応じて各種情報を表示する。
通信部18は、通信回線を介して外部サーバとデータを送受信する。通信回線は、インターネットやLAN等である。
記憶部20は、例えばフラッシュメモリやHDD、SSD等の記憶装置である。記憶部20は、メモリカードのように情報処理装置から着脱可能な記憶装置であってもよい。記憶部20は、文書管理ソフトウェア22を記憶する。文書管理ソフトウェア22は、例えばDocuWorks(登録商標)である。文書管理ソフトウェア22は、DVD−ROM等の記憶媒体を介して記憶部20に記憶してもよく、あるいは通信部18を介して外部サーバからダウンロードすることで記憶部20に記憶してもよい。
制御部12の1又は複数のCPUは、文書管理ソフトウェアを記憶部20から読み出し、これを実行することで各種の文書管理処理を実行する。具体的には、制御部12は、表示部16上に電子の机を表示し、当該電子の机の上に文書(紙文書や電子文書)を並べて表示し、並べた文書に対する閲覧や編集を実行する。制御部12は、電子の机に表示された文書のうち、利用者が所望の文書を選択すると、文書管理ソフトウェア22に含まれるモジュールである表示モジュール(Viewer:ビューワ)で当該文書を表示部16上に表示する。ビューワには、ページ単位での閲覧や編集を可能とする各種ツールが含まれている。
1.2 表示モジュール(ビューワ)の構成
図2は、表示モジュール(ビューワ)24の機能ブロック図を示す。ビューワ24は、表示制御部26と、操作制御部28と、通信解釈部30と、プロセス間送信部32と、プロセス間受信部34を備える。なお、これらの機能ブロックは、制御部12の1又は複数のCPUが処理プログラムを実行することで実現されるが、機能ブロックの一部は、プログラムの実行によるソフトウェア処理ではなく、ハードウェア処理により実現してもよい。ハードウェア処理は、例えばASICやFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの回路を用いて行ってもよい。
表示制御部26は、表示手段及び設定手段として機能し、表示部16におけるユーザインターフェイス、より具体的には文書の表示形態を制御する。
操作制御部28は、同期制御手段として機能し、操作部14における利用者の操作を検出する。操作制御部28は、利用者による操作内容に応じた指令を表示制御部26に出力する。また、操作制御部28は、通信解釈部30で解釈された操作内容に応じた指令を表示制御部26に出力する。さらに、操作制御部28は、特定の条件が満たされる場合に、操作内容をプロセス間送信部32に出力する。特定の条件は、他のビューワとの間で同期が設定されている場合である。「同期」についてはさらに後述する。
通信解釈部30は、プロセス間受信部34で受信した操作内容を解釈して操作制御部28に出力する。
プロセス間送信部32は、同期制御手段として機能し、操作制御部28からの操作内容を他のビューワのプロセス間受信部34に出力する。
プロセス間受信部34は、同期制御手段として機能し、他のビューワのプロセス間送信部32からの操作内容を受信して通信解釈部30に出力する。
図3Aは、ビューワ24により表示部16上に表示される文書の一例を示す。ビューワ24は1つのウィンドウとして機能し、ビューワ24の所定位置、例えば上部には表示している文書名(文書−1)241が表示され、その下に操作メニュー242が表示される。操作メニューは、例えば「ファイル」、「編集」、「表示」、「文書」、「ページ」、「アノテーション」、「ツール」、「ウィンドウ」である。操作メニュー242の下には各種操作を行うためのアイコン243が表示される。アイコン243の下には文書を表示するための表示エリアが配置され、この表示エリアに文書244が厚み表示モードで表示される。
厚み表示モードで文書244を表示する利点は、複数のページからなる文書244のページ数を直感的に把握し易いこと、所望のページを容易に指定し得ること、特定のページにアノテーション(付箋)が付加されている場合にもこれを容易に視認し得ること、等である。
図3Bは、ビューワ24により表示部16上に表示される文書の他の例を示す。ビューワ24は1つのウィンドウとして機能し、ビューワ24の所定位置、例えば上部には表示している文書名(文書−1)241が表示され、その下に操作メニュー242が表示される。操作メニューは、例えば「ファイル」、「編集」、「表示」、「文書」、「ページ」、「アノテーション」、「ツール」、「ウィンドウ」である。操作メニュー242の下には各種操作を行うためのアイコン243が表示される。アイコン243の下には文書を表示するための表示エリアが配置され、この表示エリアに文書244が上下方向の連続ページ表示モードで表示される。連続ページ表示モードでは、複数のページが例えば上下方向に連続的に表示される。図では、中央のページが相対的に大きく表示されて強調され、それ以外のページが相対的に小さく表示されているが、全てのページが同じ大きさで表示されてもよい。なお、上下方向ではなく、例えば左右方向の連続ページ表示としてもよい。
連続ページ表示モードで文書244を表示する利点は、隣接するページとの関連が把握し易いこと、内容が複数のページにわたる場合にも容易に視認し得ること、等である。
ビューワ24は、文書毎に起動され、複数のビューワ24、すなわち複数のウィンドウ(マルチウィンドウ)を同時に起動することで複数の文書が同時に表示され得る。
図4は、2つのビューワ24を起動することで表示部16上に2つの文書を同時に表示している状態を示す。ビューワ24としてビューワ24A及びビューワ24Bが起動し、それぞれ別の文書が異なる表示モードで表示される。ビューワ24Aでは文書を厚み表示モードで表示し、ビューワ24Bでは文書を連続ページ表示モードで表示する。ビューワ24Aは第1ウィンドウとして機能し、ビューワ24Bは第2ウィンドウとして機能する。
ビューワ24A及びビューワ24Bは独立に操作可能であり、利用者はいずれかのビューワ24をマウス等で選択することでアクティブ状態とし、そのビューワ24で表示された文書に対して所望の操作、例えばスクロール操作や倍率変更、コピー、ペースト、切り取り、削除等の操作が可能であり、これらの操作は他のビューワ、すなわち非アクティブなビューワに何らの影響も与えない。例えば、ビューワ24Aをアクティブ状態にして利用者がスクロール操作しても、そのスクロール操作は非アクティブなビューワ24Bには何らの影響も与えない。
他方で、利用者によっては、ビューワ24Aで表示されている文書とビューワ24Bで表示されている文書を同期させ、いずれか一方の文書に対する操作をそのまま他の文書にも反映させたいと欲する場合も少なくない。例えば、バージョンの異なる2つの文書をビューワ24A及びビューワ24Bで表示させ、新バージョンの文書をスクロールさせた場合に、これに応じて旧バージョンの文書も同時にスクロールされれば、利用者は新バージョンのページに対応する旧バージョンの部分をその都度スクロールする手間が省けるため、2つの文書を比較照合する際に極めて利便性が高いであろう。
そこで、本実施形態では、デフォルト状態では2つのビューワ24A,24Bは互いに独立に動作するものの、利用者からの操作に応じてこれら2つのビューワ24A,24Bの動作を同期させることを可能としている。
図5及び図6は、ビューワ24の動作を同期させるための設定画面の一例を示す。表示制御部26により表示される画面である。まず、図5において利用者がビューワ24の操作メニュー242から「ウィンドウ」を選択すると、ウィンドウの各種操作メニュー245が表示される。図では、
・ウィンドウ右寄せ表示
・ウィンドウ左寄せ表示
・他のウィンドウと操作を同期する
の操作メニューが表示される。複数のビューワ24を同期させる場合、利用者は「他のウィンドウと操作を同期する」を選択する。
図6は、「他のウィンドウと操作を同期する」を選択した場合の設定画面を示す。ビューワ24の操作を同期する対象を選択する画面が表示され、同期すべきビューワにより表示されている文書名の一覧が表示される。図では、
・文書−1
・文書−2
・文書−3
・文書−4
が表示される。利用者が文書−1及び文書−2を同期させたい場合、該当するチェックボックスにチェックを入れることで選択し得る。
いま、ビューワ24Aで文書−1が表示され、ビューワ24Bで文書−2が表示され、利用者が文書−1及び文書−2の同期を設定したものとする。
図7は、2つのビューワ24A,24Bが同期設定された場合の2つのビューワ24A,24Bの関係を示す。
ビューワ24Aは、既述したように、表示制御部26aと、操作制御部28aと、通信解釈部30aと、プロセス間送信部32aと、プロセス間受信部34aを備える。同様に、ビューワ24Bは、表示制御部26bと、操作制御部28bと、通信解釈部30bと、プロセス間送信部32bと、プロセス間受信部34bを備える。利用者により設定された同期関係は、同期情報として操作制御部28a、28bにより保持される。
ビューワ24Aがアクティブ状態にあり、利用者がビューワ24Aで表示された文書−1に対して操作を行ったものとする。操作制御部28aは、利用者による操作部14の操作に応じ、表示制御部26aに指令を出力して操作に応じた表示を行う。また、操作制御部28aは、同期情報に基づきプロセス間送信部32aに操作内容及び同期先情報を出力する。プロセス間送信部32aは、同期先情報に基づいてビューワ24Bのプロセス間受信部34bを特定し、特定したプロセス間受信部34bに操作内容を出力する。
ビューワ24Bのプロセス間受信部34bは、ビューワ24Aから操作内容を受信すると、通信解釈部30bに出力する。
通信解釈部30bは、操作内容を解釈して操作制御部28bに出力する。
操作制御部28bは、解釈された操作内容に応じて表示制御部26bに指令を出力して操作内容に応じた表示を行う。
具体的に説明すると以下の通りである。
利用者が、ビューワ24Aにおいて文書−1をスクロール操作したものとする。操作制御部28aは、スクロール操作に応じて文書−1をスクロールすべく表示制御部26aに指令を出力する。表示制御部26aは、操作制御部28aからの指令に応じて文書−1をスクロール表示する。また、操作制御部28aは、同期情報に基づきプロセス間送信部32aにスクロール操作及び同期先情報を出力する。プロセス間送信部32aは、同期先情報に基づいてビューワ24Bのプロセス間受信部34bを特定し、特定したプロセス間受信部34bにスクロール操作を出力する。
ビューワ24Bのプロセス間受信部34bは、ビューワ24Aからスクロール操作を受信すると、通信解釈部30bに出力する。
通信解釈部30bは、スクロール操作を解釈して操作制御部28bに出力する。
操作制御部28bは、解釈されたスクロール操作に応じて表示制御部26bに指令を出力してスクロール表示を行う。プロセス間送信部32aからプロセス間受信部34bに出力されるスクロール操作には、スクロール操作量及びスクロール方向も含まれる。
また、利用者が、ビューワ24Aにおいて文書−1を拡大操作したものとする。操作制御部28aは、拡大操作に応じて文書−1を拡大すべく表示制御部26aに指令を出力する。表示制御部26aは、操作制御部28aからの指令に応じて文書−1を拡大表示する。また、操作制御部28aは、同期情報に基づきプロセス間送信部32aに拡大操作及び同期先情報を出力する。プロセス間送信部32aは、同期先情報に基づいてビューワ24Bのプロセス間受信部34bを特定し、特定したプロセス間受信部34bに拡大操作を出力する。
ビューワ24Bのプロセス間受信部34bは、ビューワ24Aから拡大操作を受信すると、通信解釈部30bに出力する。
通信解釈部30bは、拡大操作を解釈して操作制御部28bに出力する。
操作制御部28bは、解釈された拡大操作に応じて表示制御部26bに指令を出力して拡大表示を行う。プロセス間送信部32aからプロセス間受信部34bに出力される拡大操作には、拡大倍率も含まれる。
また、利用者が、ビューワ24Aにおいて文書−1のページ捲り操作したものとする。操作制御部28aは、拡大操作に応じて文書−1をページ捲りすべく表示制御部26aに指令を出力する。表示制御部26aは、操作制御部28aからの指令に応じて文書−1をページ捲り表示する。また、操作制御部28aは、同期情報に基づきプロセス間送信部32aにページ捲り操作及び同期先情報を出力する。プロセス間送信部32aは、同期先情報に基づいてビューワ24Bのプロセス間受信部34bを特定し、特定したプロセス間受信部34bにページ捲り操作を出力する。
ビューワ24Bのプロセス間受信部34bは、ビューワ24Aからページ捲り操作を受信すると、通信解釈部30bに出力する。
通信解釈部30bは、ページ捲り操作を解釈して操作制御部28bに出力する。
操作制御部28bは、解釈されたページ捲り操作に応じて表示制御部26bに指令を出力してページ捲り表示を行う。プロセス間送信部32aからプロセス間受信部34bに出力されるページ捲り操作には、ページ情報も含まれる。
なお、図7では、ビューワ24Aがアクティブ状態、ビューワ24Bが非アクティブ状態の場合について説明したが、ビューワ24Bがアクティブ状態、ビューワ24Aが非アクティブ状態の場合も同様である。この場合、操作制御部28bが操作内容をプロセス間送信部32bに出力し、プロセス間送信部32bは操作内容をプロセス間受信部34aに出力し、プロセス間受信部34aは受信した操作内容を通信解釈部30aに出力する。通信解釈部30aは操作内容を解釈して操作制御部28aに出力し、操作制御部28aは解釈された操作内容に応じて表示制御部26aに指令を出力する。図7において、一点鎖線矢印がこの場合の流れを示す。
2.処理内容
2.1 処理フローチャート
図8は、本実施形態の処理フローチャートを示す。ビューワ24Aがアクティブ状態、ビューワ24Bが非アクティブ状態における同期処理である。
操作制御部28aは、利用者による操作部14の操作が行われたか否かを判定する(S101)。
操作がなされた場合(S101でYES)、操作制御部28aは表示制御部26aに指令を出力してビューワ24Aに操作内容を反映させる(S102)。
次に、操作制御部28aは、他のビューワと同期設定されているか否かを判定する(S103)。
ビューワ24Aで表示された文書−1と、ビューワ24Bで表示された文書−2が利用者により同期設定されている場合(S103でYES)、操作制御部28aは操作内容をプロセス間送信部32aに供給する(S104)。
プロセス間送信部32aは、操作内容をビューワ24Bのプロセス間受信部34bに供給する(S105)。
プロセス間受信部34bは、受信した操作内容を通信解釈部30bに供給する(S106)。
通信解釈部30bは、操作内容を解釈して操作制御部28bに供給する(S107)。操作制御部28bは、操作内容に応じて表示制御部26bに指令し(S108)、操作内容をビューワ24Bに反映させる(S109)。
2.2 ページ捲り処理
図9は、操作内容がページ捲りの場合の同期処理を示す。図9(a)において、利用者が、ビューワ24Aで表示された厚み表示モードの文書−1の厚み部分にマウスのカーソルを操作すると、厚み部分の位置に応じたページ数のアイコン247が表示される。図では、文書−1の1ページ目が最上位に表示されるとともに、ページ数のアイコン247として3ページ目を示す「3」が表示されている。また、ビューワ24Bで表示された連続ページ表示モードの文書−2の1ページ目及び2ページ目が表示され、1ページ目が相対的に大きく表示されている。
図9(b)は、図9(a)の状態から利用者が文書−1のページ数のアイコン247をクリックした場合の画面例である。ビューワ24Aの操作制御部28aは、利用者によるページ数のアイコン247の操作に応じてページ捲り指令を表示制御部26aに出力し、表示制御部26aはこの指令に応じて文書−1の3ページ目を最上位に表示する。このとき、操作制御部28aは、プロセス間送信部32aを介してページ捲り操作をビューワ24Bに出力し、ビューワ24Bの操作制御部28bはページ捲り指令を表示制御部26bに指令し、表示制御部26bはこの指令に応じて文書−2の対応するページとして3ページ目を連続ページ表示モードで表示し、3ページ目を相対的に大きく表示する。このようにして、ビューワ24Aにおけるページ捲り操作がビューワ24Bにおけるページ捲り操作に反映され、ビューワ24Aとビューワ24Bの操作が同期される。ページ捲り情報には、文書−1における「3ページ目」の情報が含まれる。文書−2の対応するページは、文書−1と同一ページである。
2.3 スクロール処理
図10は、操作内容がスクロールの場合の同期処理を示す。
図10(a)において、ビューワ24Aには文書−1の3ページ目が最上位に表示されており、ビューワ24Bには文書−2が連続ページ表示モードで表示され、3ページ目が相対的に大きく表示されているものとする。この状態で利用者が、ビューワ24Aで表示された厚み表示モードの文書−1のスクロールを操作する。
図10(b)は、図10(a)の状態から利用者が文書−1をスクロー操作した場合の画面例である。ビューワ24Aの操作制御部28aは、利用者によるスクロール操作に応じてスクロール指令を表示制御部26aに出力し、表示制御部26aはこの指令に応じて文書−1をスクロール表示する。このとき、操作制御部28aは、プロセス間送信部32aを介してスクロール操作をビューワ24Bに出力し、ビューワ24Bの操作制御部28bはスクロール指令を表示制御部26bに指令し、表示制御部26bはこの指令に応じて文書−2の3ページ目をスクロール表示する。スクロール操作量及びスクロール方向は、文書−1のスクロール量及びスクロール方向と同一である。このようにして、ビューワ24Aにおけるスクロール操作がビューワ24Bにおけるスクロール操作に反映され、ビューワ24Aとビューワ24Bの操作が同期される。
2.4 倍率変更処理
図11は、操作内容が倍率変更の場合の同期処理を示す。
図11(a)において、ビューワ24Aには文書−1の3ページ目が最上位に表示されており、ビューワ24Bには文書−2が連続ページ表示モードで表示され、3ページ目が相対的に大きく表示されているものとする。この状態で利用者が、ビューワ24Aで表示された厚み表示モードの文書−1の倍率を変更し、例えば拡大操作する。
図11(b)は、図11(a)の状態から利用者が文書−1を拡大操作した場合の画面例である。ビューワ24Aの操作制御部28aは、利用者による拡大操作に応じて拡大指令を表示制御部26aに出力し、表示制御部26aはこの指令に応じて文書−1を拡大表示する。このとき、操作制御部28aは、プロセス間送信部32aを介して拡大操作をビューワ24Bに出力し、ビューワ24Bの操作制御部28bは拡大指令を表示制御部26bに指令し、表示制御部26bはこの指令に応じて文書−2を同一倍率で拡大表示する。このようにして、ビューワ24Aにおける倍率変更操作がビューワ24Bにおける倍率変更操作に反映され、ビューワ24Aとビューワ24Bの操作が同期される。
2.5 アノテーション(付箋)処理
図12は、操作内容がアノテーション(付箋)の場合の同期処理を示す。
図12(a)において、ビューワ24Aには文書−1の3ページ目が最上位に表示されており、ビューワ24Bには文書−2が連続ページ表示モードで表示され、3ページ目が相対的に大きく表示されているものとする。この状態で利用者が、ビューワ24Aで表示された厚み表示モードの文書−1にアノテーション(付箋)付加操作を実行する。
図12(b)は、図12(a)の状態から利用者が文書−1の3ページ目にアノテーション(付箋)248を付加した場合の画面例である。ビューワ24Aの操作制御部28aは、利用者によるアノテーション248の付加操作に応じてアノテーション付加指令を表示制御部26aに出力し、表示制御部26aはこの指令に応じて文書−1にアノテーションを付加表示する。このとき、操作制御部28aは、プロセス間送信部32aを介してアノテーション付加操作をビューワ24Bに出力し、ビューワ24Bの操作制御部28bはアノテーション付加指令を表示制御部26bに指令し、表示制御部26bはこの指令に応じて文書−2の3ページ目にアノテーションを付加表示する。このようにして、ビューワ24Aにおけるアノテーション付加操作がビューワ24Bにおけるアノテーション付加操作に反映され、ビューワ24Aとビューワ24Bの操作が同期される。
なお、ビューワ24Bにおけるアノテーションの色は、ビューワ24Aにおけるアノテーションの色と同一でもよいが、表示制御部26bは、ビューワ24Bで予め設定されている色があれば当該色としてもよい。
<実施形態2>
実施形態1では、図9に示されるように、ビューワ24Aで文書−1の1ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2の1ページ目が相対的に大きく表示されている状態で、利用者が文書−1をページ捲り操作して文書−1の3ページ目を表示させた場合に、ビューワ24Bではこれに同期して文書−2の対応するページとして3ページ目を相対的に大きく表示しているが、ページ捲り操作の対応するページは、同一ページとする他に、同一ページ捲り枚数としてもよい。すなわち、図9において、文書−1において2ページ分捲った場合に、文書−2についても2ページ分を捲るように同期してもよい。
図13は、この場合のページ捲り処理について示す。ビューワ24Aで文書−1の10ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2が連続ページ表示モードで表示され、7ページ目が相対的に大きく表示され、隣接する6ページ目及び8ページ目が相対的に小さく表示されている状態で、利用者が文書−1をページ捲り操作して文書−1の12ページ目を表示させた場合に、ビューワ24Bではこれに同期して文書−2の対応するページとして7ページ目から2ページ分捲った9ページ目を相対的に大きく表示し、隣接する8ページ目及び10ページ目を相対的に小さく表示する。操作制御部28aは、プロセス間送信部32aにページ捲り操作とともにページ捲り枚数として2ページの情報をプロセス間受信部34bに出力し、プロセス間受信部34bはページ捲り枚数としての2ページの情報を通信解釈部30bを介して操作制御部28bに出力する。
<実施形態3>
実施形態1において、ページ捲り操作の対応するページとして、内容が関連するページとしてもよい。
図14は、この場合のページ捲り処理について示す。ビューワ24Aで文書−1の10ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2が連続ページ表示モードで表示され、7ページ目が相対的に大きく表示されている状態で、利用者が文書−1をページ捲り操作して文書−1の12ページ目を表示させた場合に、ビューワ24Bではこれに同期して文書−2の対応するページとして10ページ目を相対的に大きく表示し、隣接する9ページ目及び11ページ目を相対的に小さく表示する。すなわち、文書−1の12ページの内容に関連する文書−2のページが10ページ目であるとすると、ビューワ24Bは文書−2の10ページ目を相対的に大きく表示する。
文書−1と文書−2の関連するページ情報は、予め利用者が設定して操作制御部28a,28bが保持してもよく、操作制御部28aが文書−1のページ捲り後のページ内容を解釈し、その内容に一致する文書−2の対応ページを抽出してプロセス間送信部32aを介してプロセス間受信部34bに出力してもよい。対応するページは、含まれるキーワードの一致度や含まれる図形の一致度等により抽出し得る。
アノテーション付加についても同様であり、文書−1の3ページ目にアノテーションが付加された場合、文書−1の3ページ目に対応する文書−2のページが3ページ目ではなく4ページ目である場合、操作制御部28bは4ページ目にアノテーションを付加するように表示制御部26bに指令する。
<実施形態4>
実施形態1において、ページ捲り操作の対応するページとして、1つのページではなく複数のページとしてもよい。
図15は、この場合のページ捲り処理について示す。ビューワ24Aで文書−1の10ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2が連続ページ表示モードで表示され、7ページ目が相対的に大きく表示されている状態で、利用者が文書−1をページ捲り操作して文書−1の12ページ目を表示させた場合に、ビューワ24Bではこれに同期して文書−2の対応するページとして9ページ目及び10ページ目を相対的に大きく表示する。文書−1の12ページ目に対応する文書−2のページが9ページ目及び10ページ目にわたっている場合等に有効である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。
<変形例1>
実施形態では、2つのビューワ24A,24Bを同期させる場合について説明したが、図6からも理解されるように、3つ以上のビューワにより表示される3つ以上の文書を互いに同期させてもよい。
例えば、文書−1,文書−2,文書−3、文書−4をそれぞれビューワ24で表示させている場合において、文書−1,文書−2,文書−3を同期させ、文書−4については同期させない等である。文書−1を表示しているビューワをアクティブな状態とし、文書−1について操作すると、その操作内容が文書−2及び文書−3に同期される。
<変形例2>
実施形態では、同期する操作内容としてスクロール操作、倍率変更、ページ捲り、アノテーション付加を例示したが、これに限らず他の操作、例えばマーカ付加操作、コメント付加操作を同期させてもよい。また、同期させる操作あるいは同期させない操作を利用者が選択可能な構成としてもよい。
<変形例3>
実施形態では、アノテーション付加を例示したが、操作内容としてアノテーション(付箋)の削除を同期させてもよい。
具体的には、図12(b)のようにアノテーション248が付加されている状態において、利用者がビューワ24Aを操作して文書−1の3ページ目に付加されているアノテーション248を削除する操作を実行した場合、操作制御部28aはプロセス間送信部32aを介してアノテーション248の削除をビューワ24Bに出力し、操作制御部28bはこれに応じて文書−2に付加されているアノテーションの削除を実行する。マーカ削除あるいはコメント削除についても同様に同期させ得る。
<変形例4>
実施形態では、ビューワ24Aにおけるページ捲り操作が実行された場合に、ビューワ24Bにおいて文書−2の対応するページを表示しているが、文書−2に対応するページが存在しない場合には、同期を一時的に中断してもよい。例えば、文書−2の最終ページが表示されている状態において、文書−1のページ捲り操作が実行された場合、文書−2には対応するページが存在しないため最終ページをそのまま表示し続ける。この場合、操作制御部28bは、表示制御部26bに指令して「ページ捲りはできません」等のメッセージを文書−2に関連付けて表示させてもよい。
<変形例5>
実施形態では、ビューワ24Aで文書−1を厚み表示モードで表示し、ビューワ24Bで文書−2を連続ページ表示モードで表示している状態において、利用者がビューワ24Aをアクティブ状態にして操作を実行した場合の同期処理について説明したが、ビューワ24Bをクリックしてアクティブ状態にして連続ページ表示モードで表示されている文書−2に対して操作を実行した場合についても同様である。
図16は、この場合のスクロール操作について示す。ビューワ24Aで文書−1の10ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2が連続ページ表示モードで表示され、7ページ目が相対的に大きく表示されている状態で、利用者がビューワ24Bをアクティブ状態として文書−2をスクロール操作して文書−2の9ページ目を相対的に大きく表示させた場合に、ビューワ24Aではこれに同期して文書−1の対応するページとして12ページ目を最上位に表示する。連続ページ表示モードにおけるページをわたるスクロール操作は、厚み表示モードにおけるページ捲り操作に相当する。
<変形例6>
実施形態4において、ビューワ24Aで文書−1の10ページ目が最上位に表示され、ビューワ24Bで文書−2が連続ページ表示モードで表示され、7ページ目が相対的に大きく表示されている状態で、利用者が文書−1をページ捲り操作して文書−1の12ページ目を表示させた場合に、ビューワ24Bではこれに同期して文書−2の対応するページとして9ページ目及び10ページ目を相対的に大きく表示しているが、このように対応するページとして複数ページを相対的に大きく表示する場合には、ビューワ24Bにおける倍率を自動変更して9ページ目及び10ページ目が適当なサイズとなるように調整してもよい。
<変形例7>
図4に示すように、ビューワ24Aで文書を厚み表示し、ビューワ24Bで文書を連続ページ表示モードで表示する際に、同一倍率で表示する他に、両者を異なる倍率で表示してもよく、厚み表示モードと連続ページ表示モードそれぞれの得失を考慮してそれぞれの倍率を決定してもよい。例えば、連続ページ表示モードでは、現在閲覧しているページに加え、その前後のページも同時に確認できる利点があるため、連続ページ表示モードの倍率を厚み表示モードの倍率よりも小さくしてもよい。具体的には、厚み表示の倍率を100%、連続ページ表示モードの倍率を50%とする等である。これにより、連続ページ表示モードの利点が顕著化され得る。また、変形例6において、ビューワ24Bにおける倍率を自動変更する際に、対応するページである9ページ目及び10ページ目を厚み表示モードの倍率よりも小さい倍率で表示してもよい。
10 情報処理装置、12 制御部、14 操作部、16 表示部、18 通信部、20 記憶部、22 文書管理ソフトウェア、24 表示モジュール、26 表示制御部、28 操作制御部、30 通信解釈部、32 プロセス間送信部、34 プロセス間受信部。

Claims (17)

  1. 第1文書を厚み表示モードで第1ウィンドウに表示するとともに、第2文書を連続ページ表示モードで第2ウィンドウに表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記第1文書と前記第2文書の同期を設定する設定手段と、
    前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された操作内容をいずれか他方にも実行する同期制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウのいずれか一方はアクティブ状態であり、いずれか他方は非アクティブ状態であり、
    前記同期制御手段は、アクティブ状態にあるウィンドウに表示された文書に対して実行された操作内容を非アクティブ状態にあるウィンドウに表示された文書にも実行する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作内容は、スクロール操作、倍率変更操作、ページ捲り操作の少なくともいずれかである
    請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置。
  4. 前記操作内容は、スクロール操作であり、
    前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたスクロール操作をいずれか他方にも同一スクロール量及び同一スクロール方向で実行する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作内容は、倍率変更操作であり、
    前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された倍率変更操作をいずれか他方にも同一倍率で実行する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記操作内容は、ページ捲り操作であり、
    前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたページ捲り操作をいずれか他方にも実行して対応するページを表示する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記第1文書より小さい倍率で前記第2文書を表示するよう制御する請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第1文書のページに対応する前記第2文書のページが複数ある場合は、前記第1文書より小さい倍率で前記第2文書を表示するよう制御する請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記対応するページは、同一ページである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 前記対応するページは、同一捲りページ数である
    請求項6に記載の情報処理装置。
  11. 前記対応するページは、内容が類似するページである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  12. 前記対応するページは、複数のページである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  13. 前記操作内容は、アノテーション付加、マーカ付加、コメント付加の少なくともいずれかである
    請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記操作内容は、アノテーション付加であり、
    前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたアノテーション付加操作をいずれか他方にも実行して対応するページにアノテーションを付加する
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記操作内容は、アノテーション削除、マーカ削除、コメント削除の少なくともいずれかである
    請求項1,2のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. 前記操作内容は、アノテーション削除であり、
    前記同期制御手段は、前記設定手段で同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行されたアノテーション削除操作をいずれか他方にも実行して対応するページのアノテーションを削除する
    請求項15に記載の情報処理装置。
  17. コンピュータに、
    第1文書を厚み表示モードで第1ウィンドウに表示するよう制御するステップと、
    第2文書を連続ページ表示モードで第2ウィンドウに表示するステップと、
    前記第1文書と前記第2文書の同期を設定するステップと、
    同期設定された場合に、前記第1文書と前記第2文書のいずれか一方に対して実行された操作内容をいずれか他方にも実行するステップと、
    を実行させるプログラム。
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