JPH0535725A - 文字編集装置 - Google Patents

文字編集装置

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JPH0535725A
JPH0535725A JP3213034A JP21303491A JPH0535725A JP H0535725 A JPH0535725 A JP H0535725A JP 3213034 A JP3213034 A JP 3213034A JP 21303491 A JP21303491 A JP 21303491A JP H0535725 A JPH0535725 A JP H0535725A
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JP
Japan
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character code
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JP3213034A
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English (en)
Inventor
Hiroko Morikawa
裕子 森川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字コードに対応づける文字の編集を行う場
合に、文字コードに対応づける文字を通称またはコメン
トなどで指定して、文字コードに割り当てられた文字の
形状,属性を編集できる文字編集装置を提供する。 【構成】 文字編集装置は、文字コードと該文字コード
に対応づける文字の形状の特徴を示す通称とを対応させ
て登録した複数の文字コード通称テーブルを格納する通
称ファイル(15)と、前記通称ファイル中の文字コー
ド通称テーブルを参照して、文字コードを選択し、当該
文字コードの文字の編集を行う文字編集処理手段(1
4)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字編集装置に関し、
特に、文字コードに対応づける文字の文字形状(フォン
ト)の編集を行う場合に、文字コードに対応づける文字
の文字形状を通称またはコメントなどで指定して、文字
コードに割り当てられた文字の形状,属性を編集する文
字編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、漢字の文字コードを選択する技術
として、日本語ワードプロセッサなどに利用されている
仮名漢字変換方式の技術がある。このような仮名漢字変
換方式では、漢字の読み仮名と漢字とを対応させた仮名
漢字変換辞書テーブルを備え、仮名入力キーボードから
文字の読みを入力して、仮名漢字変換辞書テーブルを参
照して、該当の漢字の文字コードを選択する。
【0003】また、仮名漢字変換辞書テーブルを用い
ず、漢字コードと読みとを対応させて記憶しておき、漢
字の読みを入力して、漢字コードを得る技術もある。例
えば、特開平2−89168号公報に記載されている
「漢字登録装置」の提案は、漢字コードと読みとを対応
させて同一アドレスに記憶する記憶部を備え、漢字の読
みを入力することにより、漢字コードを得る装置の提案
である。この漢字登録装置は、簡易な仮字漢字変換を代
用するものとなっているが、仮名,英数字,記号,ロゴ
等は、直接にキーボード上のキーと対応して入力できる
ので、特に、仮名,英数字,記号,ロゴ等は文字コード
に変換する対象とはなっていない。また、1つの読みに
幾つもの漢字コードが対応する場合には、1回の操作で
目的とする文字を選択して文字コードに変換できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の文字
が含まれるフォントファイルの中から、特定の文字を選
び、当該文字の形状や属性の編集を行う場合は、その文
字の文字コードをユーザが指定して、該当する文字の選
択を行うか、またはフォントファイルの中の文字を最初
あるいは最後から順にひとつずつ検索し、目的の文字ま
で達するようにして選択操作を行なわなければならな
い。したがって、特に、外字フォントファイル中の文字
を使用して、文字の形状の編集作業を行う場合、外字フ
ォントファイルにおける登録文字数が多いと、文字形状
と文字コードのに対応表を作成して、それらを紙に出力
したものを利用して選択しなければならないので、編集
する文字の選択にかなりの作業時間を要することにな
る。
【0005】このように、複数の文字が含まれるフォン
トファイルの中から特定の文字を選択し、文字を編集す
る場合は、その文字の文字コードをユーザが指定して選
択するか、またはフォントファイルの中の文字を最初あ
るいは最後から順にひとつずつ検索していって目的の文
字まで達するかしなければならず、その作業が煩雑とな
るという問題があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、文字コード
に対応づける文字の文字形状や属性の編集を行う場合
に、文字コードを与え対応づけられた通称またはコメン
トなどで指定して、文字コードに割り当てられた文字の
形状,属性を編集できる文字編集装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の文字編集装置は、文字コードと該文字コー
ドに対応づける文字の文字の特徴を示す通称とを対応さ
せて登録した複数の文字コード通称テーブルを格納する
通称ファイル(図1の15)と、前記通称ファイル中の
文字コード通称テーブルを参照して、文字コードを選択
し、当該文字コードの文字の編集を行う文字編集処理手
段(図1の14)とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の文字編集装置においては、通称ファイ
ル(15)が文字コードと該文字コードに対応づける文
字の文字の特徴を示す通称とを対応させて登録した複数
の文字コード通称テーブルを格納している。文字編集処
理手段(14)は通称ファイル(15)内の文字コード
通称テーブルを参照して、文字コードを選択し、当該文
字コードの文字の編集を行う。
【0009】このように、複数の文字形状,属性の文字
情報を有し、それぞれを異なる文字コードで識別するフ
ォントファイルに対して、文字の形状,属性の編集を行
う際に、予じめ文字コードと使用者が決めた俗称,コメ
ントなど文字形状の特徴を示す通称とを対応させて登録
しておく文字コード通称テーブルをいくつか作って、通
称ファイルに格納しておき、そのうちのひとつの文字コ
ード通称テーブルを参照することによって、使用者が指
定した俗称,コメントなどの通称を用いて容易に文字コ
ードを特定できるようにする。
【0010】これにより、特定の文字の選択を文字コー
ドをユーザが指定したり、複数の文字を最初あるいは最
後から検索するだけでなく、使用者が決めた通称によっ
て文字コードの代用も行えるので、文字編集を行う場合
の作業を能率よく行うことができる。また、文字コード
を俗称,コメントなどの属性情報により特定できること
で操作性が向上すると共に、各文字に対する情報量を増
すことができ、さらに各文字の属性をフォントファイル
を変更することなく、簡単に変更することも可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1は本発明の一実施例にかかる文字編集
装置の要部のシステム構成を示すブロック図である。図
1において、1は情報処理装置、2は表示制御装置、3
はディスプレイ、4は文字入力装置であるキーボード、
5はポインティングデバイス、6は外部記憶装置、7は
プログラム格納部、8はデータバスである。この実施例
の文字編集装置は、データ処理を行う各々の処理要素が
情報処理装置1を中心にデータバス8により相互接続さ
れて構成される。データ処理を行うためのプログラム
は、プログラム格納部7に格納されており、必要に応じ
て、データ記憶部13に読み込まれて処理が行なわれ
る。例えば、文字形状の編集処理として、ボールド体の
ように、文字の字体(フォント)の線幅を太める処理
や、イタリック体のように、文字を斜めにする文字形状
の編集処理を行うための処理が行なわれる。このため、
情報処理装置1には、データ処理の各々の処理機能要素
として、入力解釈部11,形成展開部12,データ記憶
部13,および編集機能部14が備えられる。また、編
集機能部14には、文字選択部14a,文字読出し書込
み部14b,形状/属性変更部14c,通称ファイル選
択部14d,通称登録部14e,および通称変更部14
fが備えられる。
【0012】入力解釈部11は入力装置であるキーボー
ド4およびポインティングデバイス5から送られてくる
命令を解釈する。文字編集処理の要求があると、データ
記憶部13に格納されている文字データ(文字コード,
文字形状データ,フォントデータなど)に対して編集機
能部14が文字編集処理を行う。この時、編集された結
果データ,編集途中のデータなどは、再度、データ記憶
部13に格納され、データ記憶部13上の文字形状デー
タが形状展開部12による展開処理によりビットマップ
形式に展開されて、表示制御装置2へ送られ、ディスプ
レイ3に画面表示される。
【0013】このような文字形状の編集処理が行なう場
合、まず、編集機能部14内の文字選択部14aにおい
て、文字編集を行うフォントファイル16とそのファイ
ル中の文字コードの選択が行なわれ、データ記憶部13
に外部記憶装置6からフォントファイル16が読み込ま
れる。そして、選択した文字コードにより、文字読出し
書込み部14bが、選択された文字データを読み出す。
これにより、編集処理の準備が完了したので、形状/属
性変更部14cは、読み出された文字データに対して、
文字形状,文字属性などの変更処理を行う。編集処理を
行った結果データは、再度、文字読出し書込み部14a
を介して、データ記憶部13におけるフォントファイル
に書き込まれる。
【0014】編集を行う文字の選択作業を容易とするた
め、ここでは、通称ファィル15が作成される。通称フ
ァイル15は、文字の特徴を表わす通称と文字コードの
対応関係を示す文字コード通称テーブル15aを格納す
るファイルであり、文字の選択作業時の髄時に、通称ウ
ィンドウを開いて参照される。通称登録部14eは文字
の特徴を表わす通称と文字コードとを対応づけ、文字コ
ード通称テーブル15aとして通称ファイル15に格納
する。通称と文字コードとが文字コード通称テーブル1
5aとして書込まれた各々の通称ファイル15は、通称
ファイル管理テーブルに登録されて通称ファイル選択部
14dで管理される。通称ファイルを用いた文字コード
選択の際に利用される。例えば、通称ファイルの内のひ
とつが通称ファイル選択部14dで選択されている場
合、文字の選択処理を行う際に、該当する通称ファイル
15の文字コード通称テーブル15aが参照されること
になる。通称ファイルの内容は通称ファイル選択部14
dで選択されていないときに限って、通称変更部14f
により変更することができる。
【0015】図2はフォントファイルにおける文字形状
と区点コードとの対応を示す文字コードテーブルの一例
を示す図であり、また、図3は通称ファイルにおける文
字コードと文字形状の特徴を示す通称とを対応づける文
字コード通称テーブルの一例を示す図である。図2に示
すような文字コードテーブル21はJIS等で定められ
てており、文字の印刷出力を行う際などに文字コードか
ら該当の文字形状のフォントを読み出す場合に用いられ
る。このような文字コードテーブル21に対応して、図
3に示すような文字コード通称テーブル31が作成され
て、通称ファイル15に格納されている。文字コード通
称テーブル31は、区点コード「0119」〜「012
6」までの文字コードに対しての通称を登録している。
例えば、文字形状「ヾ」の文字コードに対しては、通称
として「片仮名繰り返し濁点付き」を対応づける。この
ような文字コード通称テーブル31は、特定の文字形状
に対応する文字コードを指示する場合に、通称ウィンド
ウ(図4)をオープンして、表示され参照される。
【0016】図4は、通称ファイルを操作するための通
称ウィンドウの画面例を示す図である。図4に示すよう
な通称ウィンドウ40を使用して、通称ファイルを作成
し、また、読み出し、編集などを行う。まず、文字コー
ド通称テーブル31として通称ファイルに登録する文字
コード(文字形状)に対応する通称の登録処理について
説明する。編集機能部14に対して通称ファイル作成の
要求があると、通称変更部14fが、図4に示すような
通称ウィンドウ40をオープンして、通称ファイルのア
クセス処理を起動する。この場合、通称ファィルのアク
セスが重複しないように、まず、ユーザは、通称ウィン
ドウ40における通称ファイル使用判別フィールド41
のスイッチ設定をオフ(OFF)にする。次に、通称フ
ァイル名表示フィールド42にファイル名として名前
“通称ファイル1”を入力し、コマンド選択フィールド
43において、処理コマンド「読み出し」を選択して読
み出し処理を起動する。読み出し処理を起動した場合、
過去に既に作成してある既存の通称ファイルの内にファ
イル名が“通称ファイル1”である通称ファイルが存在
すれば、図示するように、対応テーブル表示フィールド
44において、文字コード通称テーブルに登録されてい
る文字コードと通称との対応関係の内容が表示される。
ここで入力したファイル名と名前が一致する通称ファイ
ルがなければ、区コード,点コード,通称の値(文字形
状の特徴を表わす文字テキストデータ)は表示されな
い。
【0017】通称ファイルを編集して更新する場合に
は、ユーザはコマンド選択フィールド43で処理コマン
ド「編集」を選択する。これにより、編集モードとなっ
て、通称ファイルの文字コード通称テーブルの内容を編
集することができる。
【0018】また、コマンド選択フィールド43で処理
コマンド「保存」を選択した場合、通称ファイル名表示
フィールド42に設定入力されているファイルの名前
“通称ファイル1”が既作成の通称ファイル名として登
録されていれば、この名前で指定されたファイル上に上
書きし、そうでなければエラーコードを返す。この場合
には、保存ではなく「新規登録」となるので、その旨の
メッセージを返す。
【0019】コマンド選択フィールド43で処理コマン
ド「新規作成」を選択すると、新規作成モードとなる。
新規作成の場合、通称ファイル名表示フィールド42に
設定入力されているファイルの名前“通称ファイル1”
が既存のファイル名でなければ、新規に作成し、そうで
なければ、エラーコードを返す。この場合には、新規登
録でなく、既存のファイル名のファイルに上書きされ
て、既存ファイルが破壊されるのでその旨のメッセージ
を返す。
【0020】このように、変更した通称ファイル15の
属性をもとに、通称登録部14eで通称ファイル管理テ
ーブルを変更する。通称ファイルを始めて作成したので
あれば、新たに通称ファイル管理テーブルが登録されて
管理される。このようにして作成された複数の通称ファ
イル管理テーブルを有する通称ファイルは、文字形状,
属性などを編集する文字編集処理において利用される。
次に、通称ファイルを利用して行う文字編集処理につい
て説明する。
【0021】図5は、文字編集処理を行う場合の編集ウ
ィンドウの画面例を示す図である。ここでの文字編集処
理は、図5に示すような編集ウィンドウ50を使用し
て、文字形状を変形したり、文字コードの文字に属性を
付加したりする操作を行う。文字編集処理においては、
前述のような操作で作成した通称ファイルが文字(文字
コード)選択のために利用される。
【0022】通称ファイルの使用法について説明する
と、編集機能部14において、文字の形状や属性の変更
作成の処理要求があると、まず、図5に示すような編集
ウィンドウ50をオープンし、編集処理を起動する。図
4に示すような通称ウィンドウ40による通称ファイル
のアクセス処理が起動されていない場合には、通称登録
部(14e;図1)が通称ウィンドウ40を起動する。
【0023】編集ウィンドウ50は、文字読出し書込み
部14bと形状属性変更部14cに対して処理の指示を
与え、文字形状の編集処理を行う操作ウィンドウとなっ
ている。編集ウィンドウ50上において、図示している
ように、例えば、ファイル名が“フォントファイル1”
となっているフォントデータの中の文字を選択し、読出
しを行う場合、通称ファイルの操作ウィンドウである通
称ウィンドウ40を用いて、能率よく文字の選択操作を
行う。なお、通称ウィンドウ40において、通称ファイ
ル使用判別フィールド41のスイッチ設定がOFFとな
っている場合には、該当の文字の読出し操作は、通称フ
ァイルは利用できなので、直接の文字コードの指示のみ
で行う。
【0024】しかし、通称ウィンドウ40において、通
称ファイル使用判別フィールド41のスイッチ設定がオ
ン(ON)となっている場合には、通称ファイルが使用
できる。この場合、使用する通称ファイルを特定するた
め、通称ウィンドウ40の通称ファイル名表示フィール
ド42には、既存の通称ファイルのファイル名“通称フ
ァイル1”が入力されていなければならない。例えば、
ユーザが既存の通称ファイルのファイル名“通称ファイ
ル1”を入力し、かつ、通称ファイル使用判別フィール
ド41のスイッチ設定をONとした場合には、通称ファ
イル1が使用可能となり、対応テーブル表示フィールド
44には、図3に示すような通称ファイル内の文字コー
ド通称テーブル31の対応テーブルが表示される。した
がって、この対応テーブル表示フィールド44において
表示された文字コード通称テーブルに登録されている文
字コードと通称との対応関係の内容を見て、所望の文字
が容易に選択指示できる。この選択指示の操作は、例え
ば、対応テーブル表示フィールド44において表示され
た通称の部分を、ポインティングデバイスを操作して、
カーソルで指示した後、処理コード「読み出し」を選択
すれば、該当の文字コードが選択指示されて入力され
る。このような文字コードと通称との対応関係の内容に
おける選択指示によって、文字コードでも、通称でも、
該当の文字の読み出しを行うことができる。
【0025】なお、編集ウィンドウ50のヘッダ51の
文字コード表示部分は、文字編集を行う場合の文字コー
ドを表示するが、通称ウィンドウ40の通称ファイル使
用判別フィールド41がオン(ON)のときは、通称フ
ァイルが使用されて文字コードと通称が対応づけられて
おり、文字コードと通称が共に表示される。したがっ
て、利用者は、この編集ウィンドウ50のヘッダ51を
見ることにより、通称ファイルが現在において利用中か
否かが容易に判別できる。
【0026】文字形状の編集処理の操作は、編集を行う
文字を文字コードで選択指示することにより、また、通
称ファイルによる文字の特徴を表わす通称により選択指
示を行うと、編集ウィンドウ50の編集フィールド53
に該当する文字の文字形状が表示されるので、ウィンド
ウ画面上部の編集コマンドフィールド52における各々
のる編集コマンドを指示することにより、文字形状の編
集処理を行う。図5に示す編集ウィンドウ50の例で
は、フォントファイル1における文字形状「ゞ」の文字
を通称“平仮名繰り返し濁点付き”で選択指示して、文
字の編集処理を行う場合の例を示している。この編集コ
マンドフィールド52には、{読み出し,保存,新規作
成},{形状変更},{属性変更}の各々の編集コマン
ド名が表示されている。これらの編集コマンドを利用し
て、編集処理を行う。
【0027】以上、説明したように、本実施例による文
字編集装置では、文字形状の編集処理を行う上で、文字
の形状の特徴を表わす通称と文字コードとの対応関係を
示した通称ファイルを利用できるようになるので、次に
示すような効果利点がある。すなわち、 (1)文字コードを知りたいときに、各ユーザに都合の
よい通称で文字を読み出すことにより、該当の文字コー
ドが解かる。 (2)コントロールコードなどの文字を割り当てられな
いコードの領域に予じめ通称を与えた文字コード通称テ
ーブルを登録した通称ファイルを作成し、通称ウィンド
ウに表示しておくことにより、ユーザが当該領域にうっ
かり外字文字などのユーザ文字を割り当てるのを防くこ
とができる。 (3)通称の代わりに作者,変更者,編集状況,編集日
時などの各々の文字に対するコメントを書き込んだ文字
コード通称テーブルを登録した通称ファイルを作成し、
通称ファイル使用判定フィールド41のスイッチ設定を
ONにしておくことにより、文字コードで文字を呼び出
した場合に、当該文字に対するコメントの情報が表示さ
れるので、文字編集の作業を能率よく進めることができ
る。 (4)また、文字に対するコメントを書込む文字コード
通称テーブルを登録したの通称ファイルの形式を特にコ
メントファイルと決め、文字形状,属性の変更処理の後
にコメントファイルの変更者,編集状況,変更日時など
の項目を自動更新するようにすれば、更に文字編集処理
において文字にかかる付加情報を追加することができ
る。これにより、更に、文字編集処理の作業を能率よく
進めることができる。 (5)通称の代わりにフォントファイルに含まれていな
い各文字に対する属性,例えば、線幅の平均や重心位置
を書き込んだ文字コード通称テーブルを登録した通称フ
ァイルを作成し、通称ファイル使用判定フィールド41
のスイッチ設定をONにしておくことにより、文字コー
ドを文字で呼び出した場合に、当該文字に対する属性情
報が表示されるので、文字の属性情報により文字編集処
理の作業を能率よく進めることができる。また、文字の
属性情報を書き込んだ文字コード通称テーブルを登録す
る通称ファイルのファイル形式を特に属性ファイルと決
めることにより、フォントファイルのフォーマットを変
更することなく、文字の属性を管理できる。 (6)複数の文字を同時に表示して、編集できる機能を
持つ文字編集装置の場合には、複数の文字コードに同一
の通称を対応づけると、その通称により複数の文字コー
ドを列挙することなしに、複数の文字を同時に選択して
読み出すことができ、編集作業を行うことができる。こ
の場合、複数の文字の間の表示優先順位を指定するよう
にもできる。 (7)また、通称ファイルの他の利用方法として、文字
編集処理において、ある文字コードに対して外字を作成
した場合、当該外字の文字に対して登録した通称の何人
かの使用した通称ファイルをまとめると、正式な文字名
をつける参考になる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の文字編
集装置によれば、文字コードと文字の通称,コメント,
属性とを対応付けて、複数の文字コード通称テーブルと
して通称ファイルに格納し、文字を選択指示して読み出
す際に、通称ファイルの内容を使用するので、形状など
の似た記号の文字がある場合には、文字の特徴を表わし
た通称を付けることによって、文字選択の混乱を防ぐこ
とができる。このため、読み出したい文字の文字コード
をコード表から捜したり、ファイルの最初または最後か
ら順に表示する必要がなく、自分の使いやすい通称で読
み出しができる。
【0029】外字文字編集のアプリケーションに応用す
ると、ユーザが外字の形状,属性を編集する場合に文字
コードに煩わされることが少なくなる。また、編集時に
各文字に対するコメントを通称ファイルに書き込み、保
持して、読み出すことも可能となる。また、通称ファイ
ルを用いることにより、フォントファイルに書ききれな
い属性をフォーマットを変更することなく管理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる文字編集装
置の要部のシステム構成を示すブロック図、
【図2】 図2はフォントファイルにおける文字形状と
区点コードとの対応を示す文字コードテーブルの一例を
示す図、
【図3】 図3は通称ファイルにおける文字コードと文
字形状の特徴を示す通称とを対応づける文字コード通称
テーブルの一例を示す図、
【図4】 図4は通称ファイルを操作するための通称ウ
ィンドウの画面例を示す図、
【図5】 図5は、文字編集処理を行う場合の編集ウィ
ンドウの画面例を示す図である。
【符号の説明】
1…情報処理装置、2…表示制御装置、3…ディスプレ
イ、4…キーボード、5…ポインティングデバイス、6
…外部記憶装置、7…プログラム格納部、8…データ、
11…入力解釈部、12…形成展開部、13…データ記
憶部、14…編集機能部、15…通称ファイル、16…
フォントファイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 文字コードと該文字コードに対応づける
    文字の形状の特徴を示す通称とを対応させて登録した複
    数の文字コード通称テーブルを格納する通称ファイル
    と、 前記通称ファイル中の文字コード通称テーブルを参照し
    て、文字コードを選択し、当該文字コードの文字の編集
    を行う文字編集処理手段とを有することを特徴とする文
    字編集装置。
JP3213034A 1991-07-31 1991-07-31 文字編集装置 Pending JPH0535725A (ja)

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JP3213034A JPH0535725A (ja) 1991-07-31 1991-07-31 文字編集装置

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