JPH0535625Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0535625Y2
JPH0535625Y2 JP7908487U JP7908487U JPH0535625Y2 JP H0535625 Y2 JPH0535625 Y2 JP H0535625Y2 JP 7908487 U JP7908487 U JP 7908487U JP 7908487 U JP7908487 U JP 7908487U JP H0535625 Y2 JPH0535625 Y2 JP H0535625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
power mosfet
mosfet
power
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7908487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63187424U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7908487U priority Critical patent/JPH0535625Y2/ja
Publication of JPS63187424U publication Critical patent/JPS63187424U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0535625Y2 publication Critical patent/JPH0535625Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パワーMOSFETを応用した半導体
スイツチに関し、特に、パワーMOSFETの逆方
向の電圧降下およびスイツチングスピードを改善
したスイツチに関する。
従来の技術 パワーMOSFETは、構造上、ドレイン、ソー
ス間に並列に逆方向に寄生ダイオードを有してい
るために、パワーMOSFETに逆電流を流すと、
寄生ダイオードの有するキヤリアの蓄積効果が生
じ、高周波のスイツチングが出来ないことと、電
圧降下約1Vが生じ、損失が大きい欠点があり、
既に第5図に示されるパワーMOSFET整流回路
の様に別に用意した巻線により、パワー
MOSFETの逆方向電圧印加時に、ゲートにバイ
アスをかけ、電圧降下を低くする方法が採られて
いる。
また、第6図はモータ制御回路の従来の例であ
り、誘導負荷による還流電流がパワーMOSFET
の寄生ダイオードに流れず、FET側を流れるよ
うに制御信号に同期した信号で、該パワー
MOSFETを駆動するものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した従来のパワー
MOSFET整流回路は、該パワーMOSFETのゲ
ートにバイアスをかける手段として、特別に巻線
を用意しなければならないという欠点がある。
同様に、モータ制御回路の従来例では、上段の
パワーMOSFETと、下段のパワーMOSFETの
ゲートにかかる電圧の位相を反転させているが、
2つのパワーMOSFETのゲート電圧の違いのた
めに、絶縁用にトランスを用意しなくてはならな
いという欠点があつた。
本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたもの
であり、従つて本考案の目的は、従来の技術に内
在する上記諸欠点を解消することを可能とした新
規なパワーMOSFETスイツチ回路を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本考案の主副パワー
MOSFETスイツチは、副パワーMOSFETのソ
ースに抵抗器を接続しており、該主副パワー
MOSFETのドレインがマイナス、ソースがプラ
スとなる極性の極に、該抵抗器に負の電圧降下を
発生させ、その電圧降下を比較器にて検出し、そ
の検出信号により該主副パワーMOSFETが
“ON”する方向にバイアスをかけるように構成
されている。
考案の独創性 本考案のパワーMOSFETスイツチは、上述し
た従来の別に用意し、パワーMOSFETの逆方向
電流時にゲートにバイアスをかけて電圧降下を防
止する装置及び制御信号に同期した信号によりゲ
ートにバイアスをかけ、上段パワーMOSFETと
下段パワーMOSFETの絶縁をトランスにて行な
う装置に対し、主副パワーMOSFET並列回路に
おいて、そのドレインがマイナス、ソースがプラ
スとなる極性の際、ゲートにバイアスをかけ、寄
生ダイオードに電流が流れるのを防止する手段と
して、主パワーMOSFETのソースに接続した抵
抗器の電圧降下により、逆に電流が流れているこ
とを検出し、該主副パワーMOSFETが“ON”
する様にバイアスをする。つまり、該主副パワー
MOSFET回路が単独に動作し、外部からの制御
入力信号あるいは特別の部品を必要としないとい
う独創的内容を有する。
実施例 次に本考案をその好ましい実施例について図面
を参照して具体的に説明する。
第1図は本考案の基本回路図であり、第2図は
その一実施例を示す回路図である。
まず、第1図において、主パワーMOSFET1
はNチヤネル形パワーMOSFETであり、ダイオ
ード2はその寄生ダイオードである。同様に、副
パワーMOSFET3はNチヤネル形パワー
MOSFETであり、ダイオード4はその寄生ダイ
オードである。抵抗器5は、逆方向電流検出用抵
抗器であつて、比較器6は抵抗器5の電圧降下を
検出してバイアス信号を発生するものである。論
理和回路7は外部からのゲート8より入力信号を
受けるために使用されている。9は主副パワー
MOSFET1,3のドレイン端子であり、10は
主パワーMOSFET1のソース端子である。副パ
ワーMOSFET3のソースは検出抵抗器5を通し
てソース端子10に接続されている。
次に、第2図において、変圧器11は外部入力
電源との電圧変換および絶縁に用いている。12
は平滑用コンデンサである。入力端子13および
14は外部電源入力端子である。出力端子15
は、整流電圧出力端子であり、GND端子16と
の間に出力を発生する。
ここで、第2図のパワーMOSFET整流回路の
動作について説明する。まず、この応用の場合に
は外部ゲート入力端子8は、ソース端子10に対
して低電位に設定される。入力端子13から入力
端子14に電圧が加えられると、変圧器11を介
して主副パワーMOSFET1,3のドレインから
ソースに向つて電圧が加えられるが、主副パワー
MOSFET1,3の寄生ダイオード2,4は逆方
向であり、該主副パワーMOSFETも“OFF”状
態のために、電流は流れない。
次に、入力端子14から入力端子13方向に電
圧が加えられると、該主副パワーMOSFET1,
3のソース10から抵抗器5、寄生ダイオード2
および寄生ダイオード4を通してドレイン9側に
電流が流れ、出力端子15を(+)、16を(−)
とするようにコンデンサ12が充電される。この
とき、比較器6は、抵抗器5に生じた電圧降下を
検出して出力“1”を発生し、論理和回路7を通
して該主副パワーMOSFET1,3が“ON”す
る方向にバイアス信号を出力する。これにより、
該主副パワーMOSFET1,3が“ON”状態と
なり、寄生ダイオード2,4を流れていた電流が
パワーMOSFET1,3側を通ることになる。
第3図は本考案の他の実施例を示す回路図であ
る。
第3図を参照するに、1〜10および1′〜1
0′は本考案の主副パワーMOSFET回路である。
17はモータ駆動用の電源端子、18のパワー
MOSFETは回転制御用のNチヤネル形パワー
MOSFET、20はパワーMOSFETも回転制御
用のNチヤネル形パワーMOSFETである。1
9,20の寄生ダイオードは、パワーMOSFET
18,20のそれぞれの寄生ダイオードである。
22のモータ巻線Mはモータの巻線であり、誘導
負荷になつている。
モータ正転時に、ゲート入力端子8′を高電位
に、ゲート入力端子8を低電位に、制御入力端子
23,24間を低電位にすると、18のパワー
MOSFETは“OFF”、1′,3′の主副パワー
MOSFETは“ON”、1,3の主副パワー
MOSFETは“OFF”状態となる。そこで制御入
力端子25および26間を高電位にすると、パワ
ーMOSFET20が“ON”するので、電流は電
源端子17→パワーMOSFET20→モータの巻
線M22→主副パワーMOSFET1′,3′→GND
へと流れていく。
次に、制御入力端子25,26間を低電位にす
ると、パワーMOSFET20は、“OFF”状態と
なる。このために、モータ巻線M22のインダク
タンスによる誘導起電力により、電流はモータの
巻線22→主副パワーMOSFET1′,3′→主副
パワーMOSFET1,3の寄生ダイオード2,4
→モータの巻線M22と還流する。寄生ダイオー
ド2,4に逆電流が流れると、第1図の動作と同
様に、該主副パワーMOSFET1,3の副パワー
MOSFET3のソースに直列に接続された抵抗器
5に電圧降下が生じ、比較器6はその電圧降下を
検出して比較結果を出力し、それにより、論理和
回路7も出力し、該主副パワーMOSFET1,3
が“ON”する方向にバイアスがかかるような信
号を出力する。この信号により、1,3の主副パ
ワーMOSFETが“ON”し、電流は寄生ダイオ
ード2,4を流れず、主副パワーMOSFET1,
3側を流れ出す。
ここで再び制御入力端子25,26間を高電位
に保つと、1,3の主副パワーMOSFETに順方
向がドレイン端子9からソース端子10方向に流
れるが、抵抗器5の電圧は反転し、比較器6の出
力は低電位に変わり、該主副パワーMOSFET
1,3はカツトオフされる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、主副パ
ワーMOSFET1,3のドレインがマイナス、ソ
ースがプラスとなる極性の際に、寄生ダイオード
2,4に流れる電流を主副パワーMOSFET側に
流すことにより、該寄生ダイオード2,4の蓄積
効果による逆回復時間の影響をなくす手段として
該主副パワーMOSFETのソースに接続された抵
抗器5の負の電圧降下により行なつており、該主
副パワーMOSFET回路1〜10が単独で動作し
ているために、従来の様に絶縁用の変圧器あるい
はバイアス用の巻線などを必要とせずに回路構成
ができる。
また、第3図において、18,20のパワー
MOSFETと、1〜10,1′〜10′の主副パワ
ーMOSFET回路を変換しても回路動作は変らな
い。このとき、1〜10,1′〜10′の主副パワ
ーMOSFET回路はドレイン27が共通となり、
第4図の様に1チツプ化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本回路図、第2図は本考案
の一実施例を示すパワーMOSFET整流回路図、
第3図は本考案の他の実施例を示すモータ制御回
路図、第4図は本考案の主副パワーMOSFET回
路を2個、1チツプ化する際の回路図、第5図は
パワーMOSFET整流回路の従来の回路図、第6
図はパワーMOSFETによるモータ制御回路の従
来における回路図である。 1……主パワーMOSFET、2……寄生ダイオ
ード、3……副パワーMOSFET、4……寄生ダ
イオード、5……抵抗器、6……比較器、7……
論理和回路、8……ゲート端子、9……ドレイン
端子、10……ソース端子、11……変圧器、1
2……平滑用コンデンサ、13……入力端子、1
4……入力端子、15……出力端子、16……
GND端子、17……電源端子、18……パワー
MOSFET、19……寄生ダイオード、20……
パワーMOSFET、21……寄生ダイオード、2
2……モータの巻線M、23……制御入力端子、
24……制御入力端子、25……制御入力端子、
26……制御入力端子、27……共通ドレイン端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いのドレインおよびゲートが共通に接続され
    た主パワーMOSFETおよび副パワーMOSFET
    と、この副パワーMOSFETのソースと前記主パ
    ワーMOSFETのソースとの間に接続された抵抗
    とを有し、さらに、前記主および副パワー
    MOSFETのドレインがマイナス、ソースがプラ
    スとなる極性において、前記抵抗の負の電圧降下
    を検出して前記主および副パワーMOSFETが
    “ON”する方向にバイアスする手段を有するこ
    とを特徴とするパワーMOSFETスイツチ回路。
JP7908487U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0535625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7908487U JPH0535625Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7908487U JPH0535625Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63187424U JPS63187424U (ja) 1988-11-30
JPH0535625Y2 true JPH0535625Y2 (ja) 1993-09-09

Family

ID=30928621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7908487U Expired - Lifetime JPH0535625Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535625Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63187424U (ja) 1988-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3126122U (ja) 同期整流機能を備えるハーフブリッジllc共振コンバータ
US6188592B1 (en) Externally-driven scheme for synchronous rectification
US5818704A (en) Synchronizing/driving circuit for a forward synchronous rectifier
EP0957568A3 (en) Current resonance type switching power source
KR20050107460A (ko) 온 칩 전원
JPH11146640A (ja) スイッチング電源用整流回路およびこの整流回路を用いたスイッチング電源
JPH08289538A (ja) Dc−dcコンバータ
JPH0535625Y2 (ja)
JPH10243647A (ja) 電源装置
JPS6322149B2 (ja)
JP4013952B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JP3066727B2 (ja) 同期整流駆動回路
JPH0993917A (ja) 同期整流回路
JP2003116279A (ja) 同期整流回路
JP3448143B2 (ja) 同期整流回路
JP2837147B2 (ja) 電力用分離型フォワードコンバータ
JP2918006B2 (ja) 昇圧型アクティブフィルタ回路
JP3730354B2 (ja) 非可制御スイッチング手段
JP3066720B2 (ja) 同期整流回路
JPH0548592U (ja) インバータ装置
JP2544550Y2 (ja) 整流器
JPH0518286U (ja) スイツチングレギユレータ
JPS63190561A (ja) 整流回路
JPH06303769A (ja) 降圧チョッパ型スイッチング電源
JPS58175972A (ja) Dc−dcコンバ−タ