JPH0535606A - 電子デイスク装置 - Google Patents

電子デイスク装置

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JPH0535606A
JPH0535606A JP3186631A JP18663191A JPH0535606A JP H0535606 A JPH0535606 A JP H0535606A JP 3186631 A JP3186631 A JP 3186631A JP 18663191 A JP18663191 A JP 18663191A JP H0535606 A JPH0535606 A JP H0535606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
disk
storage means
electronic
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP3186631A
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English (en)
Inventor
Fumio Maehata
文雄 前畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0535606A publication Critical patent/JPH0535606A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重書き構成の電子ディスク装置において、
一方のディスク部にデータエラーが発生した場合、他方
の正常なディスク部のデータ破壊の危険を冒すことな
く、短時間で自動的にデータの復旧ができるようにす
る。 【構成】 電源切断後、メモリ13、23のデータをバ
ックアップし、その後再度電源を投入した時に、ディス
ク部1、2の診断制御回路11、21がメモリ13、2
3の内容を読みだし、データエラーの発生の有無をチェ
ックする。そして、たとえばディスク部2のメモリ23
にデータエラーが発生した場合、診断制御回路11、2
1がコピー用インタフェースバス3および二重書きイン
タフェースバス4を用いて互いに交信して、正常な他方
のディスク部1のメモリ13のデータをメモリ23に自
動的にコピーし、データを復旧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一対のディスク部を有す
る二重書き構成の電子ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電子ディスク装置で
は、記憶手段として半導体メモリを使用している。この
メモリの記憶データは、過誤またはバッテリ能力の低下
やノイズによりその一部または全部が喪失・破壊される
おそれがある。このような事態に対処するために、従
来、2つの電子ディスク装置を用意し、これらディスク
装置に同時に読み書きを行う、いわゆる二重書き構成の
電子ディスク装置が採用されている。
【0003】従来、この二重書き構成の電子ディスク装
置では、従来、2台の電子ディスク装置が互いに独立し
て上位装置と接続される構成となっていた。そして、装
置の電源が切断された時にバッテリにてデータのバック
アップを行うとともに、メモリ上のデータを全て読み出
し、訂正不可能なエラーが発生していないかどうかをチ
ェックし、バッテリ能力の低下等によりデータが破壊さ
れエラーが発生した場合は使用不可(オフライン)とし
ていた。
【0004】また、訂正不可能なエラーが発生した場
合、保守員が装置の保守パネルからパネルのコマンドを
用いて正常な系の電子ディスク装置のデータをコピーす
ることにより、データを復旧し、これにより運用可能と
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子ディスク装置では、電源投入時にメモリ上に訂正
不可能なデータエラーが存在した場合、使用不可状態と
する動作と、これを復旧させる動作のタイミングは完全
に独立したものであり、そのため復旧にかなりの時間が
かかる場合が発生するという問題があった。
【0006】さらに、データ復旧に人手を介する必要が
あるため、操作ミスによって正常系の電子ディスク装置
のデータを破壊し使用不可能としてしまう危険性がある
という問題があった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、一対のディスク部を有し、一方のデ
ィスク部にデータエラーが発生した場合、他方の正常な
ディスク部のデータ破壊の危険をおかすことなく、短時
間でデータを復旧させることができる電子ディスク装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による電子ディス
ク装置は、それぞれ記憶手段を有する一対のディスク部
と、上位装置から送られた同一のデータを前記ディスク
部の各記憶手段に同時に書き込む書込手段と、電源と、
この電源切断後、次回に電源が投入されるまで、前記記
憶手段内のデータを保持するバックアップ電源と、前記
記憶手段に保持されたデータを電源投入時に全て読み出
し、訂正不可能なエラーの発生を検出するエラー検出手
段と、前記どちらか一方のディスク部の記憶手段のデー
タに訂正不可能なエラーが発生したとき、他方のディス
ク部の記憶手段のデータを前記一方のディスク部の記憶
手段にコピーして、データを自動的に復旧させるデータ
復旧手段とを具備している。
【0009】上記の構成の電子ディスク装置では、電源
切断後、再度電源を投入した時にバックアップされた記
憶手段内のデータに訂正不可能なデータエラーが発生し
ていないかが確認され、エラーが発生していた場合、自
動的に正常なディスク部の記憶手段のデータがコピーさ
れる。したがって、データの早期復旧が可能となり、ま
た保守員による操作が不要であるため、人為的ミスによ
る、より多大なデータ破壊を引き起こす可能性を排除す
ることができる。
【0010】また、本発明の電子ディスク装置では、前
記データ復旧手段によりコピー動作を実行中に、上位装
置からのデータ書込み命令があった場合に、このデータ
を前記一対のディスク部の各記憶手段にそれぞれ書き込
む構成とすることにより、コピー終了後における各ディ
スク部の記憶内容が不一致になるということはなくな
る。
【0011】さらに本発明の電子ディスク装置では、テ
ータ復旧手段によりコピー動作を実行した後、再度エラ
ー検出手段によりコピーされた側の記憶手段のデータを
全て読み出し、訂正不可能なエラーが発生していないか
どうかを確認する構成とすることにより、データ復旧動
作を確実に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0013】図1は本発明の一実施例に係わる電子ディ
スク装置の構成を表すものである。この電子ディスク装
置(EDU)は、一対のディスク部1、2を備えてい
る。これらディスク部1、2は、コピーインタフェース
バス3および二重書インタフェースバス4を介して診断
制御回路11、21間で互いに接続されている。診断制
御回路11、21はそれぞれディスク部1、2の内部の
診断を行うとともに、後述の他方のディスク部へのコピ
ー動作の制御を行うようになっている。
【0014】一方のディスク部1では、診断制御回路1
1に増設バス15を介してメモリ制御部12およびED
Iインタフェースバス制御部14が接続されている。E
DIインタフェースバス制御部14は、上位装置5に接
続されたEDIインタフェースバス6の制御を行うよう
になっている。メモリ制御部12にはメモリ13が接続
されている。メモリ13は上位装置5から伝送されたデ
ータの記憶媒体となるもので、たとえばRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)により構成されている。メモリ
制御部12はこのメモリ13へのデータの書き込みおよ
び読み出しの制御を行うものである。
【0015】他方のディスク部2は、診断制御回路2
1、メモリ制御部22、メモリ23、EDIインタフェ
ースバス制御部24および増設バス25により構成され
ており、これらはディスク部1に対応するものと同様の
機能を有している。EDIインタフェースバス制御部1
4はEDIインタフェースバス制御部24と同様に、E
DIインタフェースバス6を介して上位装置5に接続さ
れている。
【0016】次に、本実施例の電子ディスク装置の動作
を図2の流れ図を参照して説明する。
【0017】先ず、オペレータが電源投入した後、上位
装置5よりEDIインタフェースバス制御部14、24
を介してシステムの立ち上がりの指令が来ると、診断制
御回路11、21はそれぞれディスク部1、2の初期
化、および内部回路の診断を行う(ステップS1、S
2)。診断制御回路11、21はともに内部回路が正常
(ステップS3;Y)であると判断した場合には、増設
バス15、25、メモリ制御部12、22を介し、メモ
リ13、23のデータを全て読み出し、データに訂正不
可能なエラーが発生していないかを確認し(メモリデー
タチェック)(ステップS4、5)、この時点でエラー
が発生していなければ(ステップS5;Y)、運用可能
(レディ)とする(ステップS6)。なおステップS3
において、内部回路に異常があると判断した場合
(N)、診断制御回路11、21は運用不可としてオフ
ラインとする(ステップS12)。
【0018】仮にディスク部2側のメモリ23にエラー
が発生した場合(ステップS5;N)、診断制御回路2
1は、まず本装置が二重書き構成となっているか否かを
判断(ステップS7)し、二重書き構成であると判断し
た場合(Y)には、二重書インタフェースバス4を介し
て他方のディスク部1が正常であるか、つまり運用可能
となっているかどうかを確認する(ステップS8)。二
重書き構成でないと判断した場合(ステップS8;N)
にはオフラインとする(ステップS12)。
【0019】他方のディスク部1が正常系であると確認
される(ステップS8;Y)と、ディスク部2側の診断
制御回路21はコピーインタフェースバス3を介して、
正常なディスク部1の診断制御回路11と交信し、メモ
リ13のデータの転送要求を出す。この要求を受けて診
断制御回路11はメモリ13から正常なデータをディス
ク部2側へ転送する。診断制御回路21は転送されたデ
ータを、増設バス25およびメモリ制御部22を介し、
メモリ23に書き込むことによりコピーする(ステップ
S9)。なお、この正常なディスク部1から異常な方の
ディスク部2へのコピーは、上位装置5からのアクセス
の空き時間に部分的に行われる。そして、その間、正常
な方のディスク部1は一重書きとして運用される。ま
た、コピー実行中の上位装置5からのデータ書込み命令
はディスク部2に対しても行うことにより、コピーが終
了したときにデータが不一致になるという問題は起こら
ない。
【0020】コピー動作が終了すると、ディスク部2の
診断制御回路21はコピーしたメモリ23のデータを再
び全て読み出して訂正不可能なエラーが発生していない
かを診断し(ステップS10、11)、正常であれば
(ステップS11;Y)、二重書きとして復旧し、レデ
ィ状態とする(ステップS6)。正常でなければ(ステ
ップS11;N)、オフラインとする(ステップS1
2)。この処理は上位装置5からのアクセスの空き時間
に実行される。このときも同様に、上位装置5からのデ
ータ書込命令はディスク部2に対しても行うことによ
り、コピーが終了したときにデータの不一致という問題
は起こらない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の電子
ディスク装置によれば、電源切断後再度電源投入時に、
バックアップされた記憶手段のデータに訂正不可能なデ
ータエラーが発生しているか否かをチェックし、データ
エラーが発生している場合には、そのディスク部に自動
的に正常な方のディスク部のデータをコピーさせるよう
にしたので、電源投入時に使用不可状態に陥る可能性が
低減されるとともに、データの早期復旧が可能となり、
また保守員の人為的ミスによる、より多大なデータ破壊
を引き起こす可能性を排除することができるという効果
がある。
【0022】また、請求項2記載の電子ディスク装置で
は、前記データ復旧手段によりコピー動作を実行中に、
上位装置からのデータ書込み命令があった場合に、この
データを前記一対のディスク部の各記憶手段にそれぞれ
書き込む構成としたので、コピー終了後における各ディ
スク部の記憶内容が不一致になるということがなくな
る。さらに請求項3記載の電子ディスク装置によれば、
テータ復旧手段によりコピー動作を実行した後、再度エ
ラー検出手段によりコピーされた側の記憶手段のデータ
を全て読み出し、訂正不可能なエラーが発生していない
かどうかを確認する構成としたので、データ復旧動作を
確実に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる電子ディスク装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子ディスク装置の動作を説明するため
の流れ図である。
【符号の説明】
1、2 ディスク部 3 コピー用インタフェースバス 4 二重書き用インタフェースバス 11、21 診断制御回路 12、22 メモリ制御部 13、23 メモリ 14、24 EDIインタフェースバス制御回路 15、25 増設バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ記憶手段を有する一対のディス
    ク部と、 上位装置から送られた同一のデータを前記ディスク部の
    各記憶手段に同時に書き込む書込手段と、 電源と、 この電源切断後、次回に電源が投入されるまで、前記記
    憶手段内のデータを保持するバックアップ電源と、 前記記憶手段に保持されたデータを電源投入時に全て読
    み出し、訂正不可能なエラーの発生を検出するエラー検
    出手段と、 前記どちらか一方のディスク部の記憶手段のデータに訂
    正不可能なエラーが発生したとき、他方のディスク部の
    記憶手段のデータを前記一方のディスク部の記憶手段に
    コピーして、データを自動的に復旧させるデータ復旧手
    段とを有することを特徴とする電子ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記データ復旧手段によりコピー動作を
    実行中に、上位装置からのデータ書込み命令があった場
    合に、このデータを前記一対のディスク部の各記憶手段
    にそれぞれ書き込むことを特徴とする請求項1記載の電
    子ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記データ復旧手段によりコピー動作を
    実行した後、再度エラー検出手段によりコピーされた側
    の記憶手段のデータを全て読み出し、訂正不可能なエラ
    ーが発生していないかどうかを確認することを特徴とす
    る請求項1または2記載の電子ディスク装置。
JP3186631A 1991-07-25 1991-07-25 電子デイスク装置 Pending JPH0535606A (ja)

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ID=16191963

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031332A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Fujitsu Ltd ディスクアレイ制御プログラム、方法及び装置
KR100720913B1 (ko) * 2005-03-17 2007-05-25 후지쯔 가부시끼가이샤 이중화 기억 장치 및 이중화 기억 장치의 제어 방법
JP2014038461A (ja) * 2012-08-15 2014-02-27 Fujitsu Ltd メモリ制御装置、情報処理装置およびメモリ制御装置の制御方法
WO2015025343A1 (ja) * 2013-08-22 2015-02-26 富士通株式会社 電子回路、情報処理装置、及びメモリ制御方法

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