JPH0535601A - メモリプロテクト方式 - Google Patents

メモリプロテクト方式

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JPH0535601A
JPH0535601A JP3212958A JP21295891A JPH0535601A JP H0535601 A JPH0535601 A JP H0535601A JP 3212958 A JP3212958 A JP 3212958A JP 21295891 A JP21295891 A JP 21295891A JP H0535601 A JPH0535601 A JP H0535601A
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JP
Japan
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address
block
write
memory
designating
Prior art date
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Application number
JP3212958A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Kawase
瀬 史 義 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリの任意の複数の領域を、簡単な回路で
書き込み禁止にすること。 【構成】 部分的に書き込み禁止の指定をしたいメモリ
を、任意の複数個の領域に区分する。例えば、最も小さ
い単位に区分しようとすれば、アドレス単位に区分す
る。或るまとまった数のアドレスを1つのブロックとし
て、ブロック単位に区分してもよい。そして、区分した
各領域につき、その領域を書き込み禁止にするか否か
を、予め指定しておく。或るアドレスに書き込みをしよ
うとする時には、該アドレスが書き込み禁止に指定され
ている領域に属しているか否かを照合し、もし属してい
れば、該アドレスへの書き込みを不能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリの一部領域を書
き込み禁止にするメモリプロテクト方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】メモリの特定のプログラム領域が、他の
プログラムよって書き換えられないようにするために、
その領域を書き込み禁止にすることが行われている。従
来のメモリプロテクト方式としては、例えば、メモリチ
ップ単位で書き込み禁止にする方式がある。これは、メ
モリが複数個のチップから成り立っている場合、或る特
定のチップ全体を書き込み禁止扱いとしてしまうという
ものである。
【0003】しかし、チップ単位で書き込み禁止にする
と、結果として必要以上に広い領域を書き込み禁止とし
てしまうことになる場合が多く、メモリの利用率が悪
い。そこで、書き込み禁止をチップ単位という大きい単
位ではなく、もっと小さい領域でするようにして、メモ
リの利用率を高める提案がなされている(特開平2−59
842 号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た特開平2−59842 号公報の技術では、単一の領域を書
き込み禁止にするには適しているが、複数の領域を書き
込み禁止にするには、構成が複雑になるなどして、あま
り適していないという問題点があった。本発明は、この
ような問題点に鑑み、簡単な回路で、メモリの任意の複
数の領域を書き込み禁止にすることを課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のメモリプロテクト方式では、複数個のブロ
ックに区分されたメモリと、アドレス信号がどのブロッ
クのアドレスを指すかを判別するブロックデコード部
と、どのブロックを書き込み禁止とするかを指定するブ
ロックプロテクト指定部と、メモリへの書き込み信号が
出された時、該書き込み信号と前記ブロックデコード部
および前記ブロックプロテクト指定部からの信号を基
に、アドレスが書き込み禁止指定されているブロックに
属する場合には該ブロックへの書き込みを不能にする手
段とを具えることとした。
【0006】また、メモリのどのアドレスを書き込み禁
止とするかを指定するアドレスプロテクト指定部と、メ
モリへの書き込み信号が出された時、該書き込み信号と
前記アドレスプロテクト指定部からの信号を基に、アド
レスが書き込み禁止指定されているアドレスである場合
には該アドレスへの書き込みを不能にする手段とを具え
るものとしてもよい。
【0007】更に、複数個のブロックに区分されたメモ
リと、どのブロックを書き込み禁止とするかを指定する
ブロックプロテクト指定部と、該ブロックプロテクト指
定部により書き込み禁止指定されたブロック以外の領域
の任意のアドレスを書き込み禁止指定するアドレスプロ
テクト指定部と、メモリへのアドレス信号がブロックプ
ロテクト指定部で書き込み禁止指定しているブロックに
属するアドレスを指示しているか否かを判定するブロッ
ク判定部と、メモリへの書き込み信号が出された時、該
書き込み信号と前記アドレスプロテクト指定部および前
記ブロック判定部からの信号を基に、アドレスが書き込
み禁止指定されているアドレスである場合には該アドレ
スへの書き込みを不能にする手段とを具えるものとする
ことも出来る。
【0008】
【作 用】部分的に書き込み禁止の指定をしたいメモ
リを、任意の複数個の領域に区分する。例えば、最も小
さい単位に区分しようとすれば、アドレス単位に区分す
る。或るまとまった数のアドレスを1つのブロックとし
て、ブロック単位に区分してもよい。そして、区分した
各領域につき、その領域を書き込み禁止にするか否か
を、予め指定しておく。
【0009】或るアドレスに書き込みをしようとする時
には、該アドレスが書き込み禁止に指定されている領域
に属しているか否かを照合し、もし属していれば、該ア
ドレスへの書き込みを不能とする。
【0010】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示
す図である。図1において、1はCPU(中央演算処理
装置)、2はアドレスバス、3は読み出し・書き込み信
号線、4A,4BはRAMチップ、5はアドレスデコー
ド部、6はブロックデコード部、7A,7Bはブロック
プロテクト指定部、8A,8Bはチップセレクト制御
部、91,92,9NはAND回路、10はNOR回
路、11はOR回路、12はNAND回路である。
【0011】この例では、メモリはRAMチップ4A,
4Bの2つから構成されている。RAMチップ4A,4
Bは、それぞれその中を幾つかのブロックに区分してお
き、そのブロック単位で書き込み禁止をする。
【0012】図2は、第1の実施例でのRAMチップ内
の状況を示す図である。図2ではRAMチップ4Aのみ
を示しているが、RAMチップ4Bも同様である。図2
(イ)は或る時の状況を示し、図2(ロ)は別の或る時
の状況を示す。RAMチップ4Aを、複数個のブロック
に区分しておき(図2では、N個のブロックに区分され
ている)、そのブロック単位で書き込み禁止にしたりし
なかったりする。ドットが付してあるブロックが、書き
込み禁止にされているブロックである。
【0013】図1に戻るが、アドレスデコード部5は、
CPU1より発されたアドレス信号をデコードして、ア
ドレスがどのRAMチップに属するものなのかを判別す
る。もし、RAMチップ4Aに属する場合であれば、チ
ップセレクト制御部8Aに送られる信号が、例えば「ハ
イ(high) 」とされる。
【0014】ブロックデコード部6は、CPU1より発
されたアドレス信号をデコードして、そのアドレスがR
AMチップのどのブロックに属するかを判別する。仮に
ブロック2に属する場合であったとすれば、ブロックデ
コード部6の出力端子2からは「ハイ」が出力され、他
の出力端子からは「ロー(low)」が出力される。アドレ
スデコード部5とブロックデコード部6の出力により、
CPU1から発されたアドレス信号のアドレスが、どの
RAMチップのどのブロックに属するかを割り出す。
【0015】ブロックプロテクト指定部7Aは、RAM
チップ4Aのどのブロックを書き込み禁止にするかを指
定するためのものであり、ブロックプロテクト指定部7
Bは、RAMチップ4Bのどのブロックを書き込み禁止
にするかを指定するためのものである。これらは、RA
Mチップ4A,4Bの各ブロックに対応して、そのブロ
ックを書き込み禁止にするか否かの信号を出力するよう
にされている。例えば、RAMチップ4Aのブロック2
を書き込み禁止に指定したい時には、ブロックプロテク
ト指定部7Aの出力端子2から「ハイ」の信号が出力さ
れる。
【0016】チップセレクト制御部8AはRAMチップ
4Aに対応して設けられ、チップセレクト制御部8Bは
RAMチップ4Bに対応して設けられたものであるが、
これらは、CPU1から発せられたアドレス信号で指示
されるアドレスが、書き込み禁止に指定されているブロ
ックに属しているか否かを先ず判定する。そして、もし
属していれば、対応するRAMチップへチップセレクト
信号を送らない。もし属していなければ(つまり、書き
込み禁止に指定されていなければ)、送る。
【0017】チップセレクト信号が送られれば、CPU
1は、そのRAMチップに対し、アドレスバス2を通し
て送られるアドレス信号で指示されるアドレスにアクセ
スし、図示しないデータバスからのデータを書き込むこ
とが出来る。
【0018】チップセレクト制御部8Bの内部構成は、
チップセレクト制御部8Aのそれと同様でよい。チップ
セレクト制御部8AのAND回路91〜9Nは、ブロッ
クデコード部6からとブロックプロテクト指定部7Aか
らの対応する出力を受ける。例えば、AND回路91
は、ブロックデコード部6の出力端子1からの出力と、
ブロックプロテクト指定部7Aの出力端子1からの出力
とを受けている。従って、これらは、RAMチップのブ
ロック数だけ設けられる。
【0019】NOR回路10には、AND回路91〜9
Nの出力が入力される。OR回路11には、CPU1か
ら読み出し・書き込み信号線3を経て送られて来た読み
出し・書き込み信号と、NOR回路10の出力とが入力
される。そして、NAND回路12には、アドレスデコ
ード部5の出力の内のRAMチップ4Aに対応した出力
と、OR回路11の出力とが入力される。
【0020】次に、RAMチップ4Aのブロック2が、
図2(イ)のように予め書き込み禁止に指定されている
場合を例にとって、書き込み禁止の具体的動作について
説明する。なお、RAMチップ4Aのブロック2を書き
込み禁止に指定するには、ブロックプロテクト指定部7
Aの出力端子2から「ハイ」が出るように、ブロックプ
ロテクト指定部7Aを予め設定しておく。
【0021】今、CPU1よりアドレスバス2を経て、
RAMチップ4Aのブロック2に属するアドレスを指示
する信号が出され、そのアドレスに或るデータを書き込
むべく、読み出し・書き込み信号線3を経て書き込み信
号が出されたとする。アドレスデコード部5では、RA
Mチップ4Aに対応する出力端子から「ハイ」が出さ
れ、NAND回路12の一方の入力端子に送られる。
【0022】ブロックデコード部6の、ブロック2に対
応した出力端子2からも「ハイ」が出される。RAMチ
ップ4Aのブロック2を書き込み禁止に指定しているか
ら、ブロックプロテクト指定部7Aの出力端子2から
は、「ハイ」が出される。従って、AND回路92の2
つの入力は、共に「ハイ」となるから、その出力は「ハ
イ」となり、NOR回路10の出力を「ロー」にする。
【0023】OR回路11の入力は、書き込み信号の
「ロー」と、NOR回路10からの「ロー」であるから
出力は「ロー」となる。その結果、NAND回路12の
入力は、アドレスデコード部5からの「ハイ」とOR回
路11からの「ロー」となり、出力は「ハイ」となる。
NAND回路12の出力が「ハイ」となった場合には、
RAMチップ4Aはチップセレクトされず、これに書き
込みをすることは出来ない。結局、ブロック2は首尾よ
く書き込みから免れたことになる。
【0024】RAMチップ4Aの書き込み禁止のブロッ
クを、図2(ロ)のようにブロック1とブロック3に変
更したい時には、ブロックプロテクト指定部7Aの設定
を変更して、その出力端子1と3から「ハイ」の出力が
出るようにすればよい。即ち、任意の複数のブロック
を、簡単に書き込み禁止にすることが出来る。なお、ブ
ロックを細かく区分したものにすれば、細かい単位で書
き込み禁止にすることが出来る。
【0025】(第2の実施例)図3は、本発明の第2の
実施例を示す図である。符号は図1のものに対応し、7
Cはアドレスプロテクト指定部、8はチップセレクト制
御部、13,14A,14BはNAND回路である。ア
ドレスプロテクト指定部7Cには、RAMチップ4A,
4Bの容量以上の容量のメモリ(例、RAM)を使用す
る。アドレスデコード部5は、第1実施例と同様に、C
PU1から出されたアドレス信号で指示されるアドレス
が、どのRAMチップに属するかを判定する。
【0026】この実施例では、書き込み禁止を、RAM
チップ4A,4Bのアドレス単位で行う。図5は、第2
の実施例でのRAMチップ内の状況を示す図であり、ド
ットを付したアドレス18が、書き込み禁止に指定した
アドレスを示している。
【0027】書き込み禁止の指定は、アドレスプロテク
ト指定部7Cで行う。アドレスプロテクト指定部7Cに
は、RAMチップ4A,4Bの各アドレスに対応した記
憶素子を用意しておき、そこにそのアドレスを書き込み
禁止とするか否かの信号値を、予め書き込んでおく。例
えば、書き込み禁止とする場合には、「ハイ」の値を書
き込んでおく。
【0028】チップセレクト制御部8は、CPU1から
RAMチップ4A,4Bの或るアドレスに対し、読み出
しまたは書き込みを行おうとする場合に、そのアドレス
が属するRAMチップを選択する。
【0029】次に、CPU1より、RAMチップ4Aで
書き込み禁止に指定されているアドレス(18)を指示
するアドレス信号と、書き込み信号(ロー)が出された
場合の動作について説明する。アドレスデコード部5
は、アドレス信号をデコードしてRAMチップ4Aに属
するアドレスと判定し、NAND回路14Aに「ハイ」
を出力する。アドレスプロテクト指定部7Cは、アドレ
ス信号により指定される位置の記憶素子に書かれている
データ(この場合は書き込み禁止となっているアドレス
に対応するデータであるから、そのデータは「ハイ」と
なっている筈)を、出力する。
【0030】NAND回路13には、読み出し・書き込
み信号線3からの書き込み信号の「ロー」(但し、これ
は反転されて「ハイ」として入力される)と、アドレス
プロテクト指定部7Cからの「ハイ」が入力され、「ロ
ー」が出力される。NAND回路14Aには、アドレス
デコード部5からの「ハイ」とNAND回路13からの
「ロー」が入力され、「ハイ」が出力される。従って、
RAMチップ4Aは、チップセレクトされず、アドレス
バス2を経てRAMチップ4Aに送られて来たアドレス
信号は、目的のアドレスにアクセスすることが出来な
い。かくして、該アドレスへの書き込みは、首尾よく禁
止される。
【0031】この第2の実施例でも、アドレスプロテク
ト指定部7Cにおいて、任意の複数のアドレスに対して
書き込み禁止の値を設定することにより、任意の複数の
領域を書き込み禁止にすることが出来る。この実施例に
おける構成も、比較的簡単なものとなる。
【0032】(第3の実施例)図4は、本発明の第3の
実施例を示す図である。符号は、図1,図3のものに対
応し、7Dはブロックプロテクト指定部、15はブロッ
ク判定部、16はAND回路、17はNOR回路であ
る。
【0033】この実施例は、書き込み禁止領域を、ブロ
ック単位でも指定することが出来るし、アドレス単位で
指定することも出来るようにしたものである。図3の第
2の実施例では、アドレス単位できめ細かく指定するこ
とが出来るから、メモリを最も利用率よく使用すること
が出来る。しかし、アドレスプロテクト指定部7Cとし
て、大きな容量のメモリを必要とするという難点があ
る。そこで、利用率を多少犠牲にして、アドレスプロテ
クト指定部7Cの容量を少なくて済むようにしたのが、
第3の実施例である。
【0034】図6は、第3の実施例でのRAMチップ内
の状況を示す図である。RAMチップ内を、複数のブロ
ックに区分し、どのブロックを書き込み禁止にするか
を、図4のブロックプロテクト指定部7Dで指定する。
図6において、ドットを付してあるブロック19は、書
き込み禁止に指定されたブロックを示している。18
は、図5と同様、アドレスプロテクト指定部7Cによっ
て書き込み禁止に指定されたアドレスである。
【0035】アドレスプロテクト指定部7Cで指定する
のは、ブロックプロテクト指定部7Dで指定されたブロ
ックを除いた領域に存在するアドレスに対してであるの
で、第2の実施例の場合に比べて、少ない容量で済む。
【0036】次に、CPU1から、RAMチップ4Aの
書き込み禁止ブロック19に属するアドレスを指示する
アドレス信号が出されると共に、書き込み信号(ロー)
が出された場合の動作について説明する。アドレスデコ
ード部5からは、RAMチップ4Aに対応する出力が
「ハイ」となり、NAND回路14Aの一方の入力端子
に入力される。
【0037】今出されているアドレス信号は、書き込み
禁止に指定しているアドレス(18)を指示するもので
はないから、アドレスプロテクト指定部7Cからは「ロ
ー」が出力される。従って、AND回路16には、読み
出し・書き込み信号線3からの書き込み信号「ロー」
(これは反転され「ハイ」が入力される)と、アドレス
プロテクト指定部7Cからの「ロー」とが入力され、
「ロー」が出力される。
【0038】ブロック判定部15では、CPU1から出
されているアドレス信号をブロックプロテクト指定部7
Dからの信号と比較して、書き込み禁止ブロック19に
属するアドレスか否かを判定する。属している時には
「ハイ」が出力され、属していない時には「ロー」が出
力される。今説明している例では属しているから、「ハ
イ」が出力される。そのため、NOR回路17には「ロ
ー」と「ハイ」が入力され、「ロー」が出力される。
【0039】すると、NAND回路14Aにはアドレス
デコード部5からの「ハイ」と、NOR回路17からの
「ロー」が入力され、「ハイ」が出力される。これがR
AMチップ4Aのチップセレクト端子に入力されるが、
「ハイ」だとチップセレクトされない。従って、今CP
U1より出されたアドレス信号のアドレスには、書き込
みは行われない。かくして、書き込み禁止が達成され
る。
【0040】なお、第1〜第3の実施例では、メモリを
2個のチップから構成されるものとしたので、CPU1
から出されたアドレス信号がどのチップに属するアドレ
スかを判別するアドレスデコード部が設けられ、また、
チップセレクト制御部も2つのチップを選択する機能を
有するものが設けられている。しかし、メモリが単一の
チップで構成されている場合には、アドレスデコード部
5は不用であるし、チップセレクト制御部も単一のチッ
プを採用するか否かの機能を有するものでよい。
【0041】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のメモリプロテ
クト方式によれば、メモリを複数個の領域に区分し、各
領域につき個別に書き込み禁止とするか否かを指定し
て、メモリプロテクトを行うので、任意の複数の領域を
書き込み禁止とすることが出来る。そして、それを実現
するための回路構成は、比較的簡単なもので済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す図
【図2】 第1の実施例でのRAMチップ内の状況を示
す図
【図3】 本発明の第2の実施例を示す図
【図4】 本発明の第3の実施例を示す図
【図5】 第2の実施例でのRAMチップ内の状況を示
す図
【図6】 第3の実施例でのRAMチップ内の状況を示
す図
【符号の説明】
1…CPU、2…アドレスバス、3…読み出し・書き込
み信号線、4A,4B…RAMチップ、5…アドレスデ
コード部、6…ブロックデコード部、7A,7B,7D
…ブロックプロテクト指定部、7C…アドレスプロテク
ト指定部、8,8A,8B…チップセレクト制御部、9
1,92,9N…AND回路、10…NOR回路、11
…OR回路、12,13,14A,14B…NAND回
路、15…ブロック判定部、16…AND回路、17…
NOR回路、18…書き込み禁止アドレス、19…書き
込み禁止ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のブロックに区分されたメモリ
    と、アドレス信号がどのブロックのアドレスを指すかを
    判別するブロックデコード部と、どのブロックを書き込
    み禁止とするかを指定するブロックプロテクト指定部
    と、メモリへの書き込み信号が出された時、該書き込み
    信号と前記ブロックデコード部および前記ブロックプロ
    テクト指定部からの信号を基に、アドレスが書き込み禁
    止指定されているブロックに属する場合には該ブロック
    への書き込みを不能にする手段とを具えたことを特徴と
    するメモリプロテクト方式。
  2. 【請求項2】 メモリのどのアドレスを書き込み禁止と
    するかを指定するアドレスプロテクト指定部と、メモリ
    への書き込み信号が出された時、該書き込み信号と前記
    アドレスプロテクト指定部からの信号を基に、アドレス
    が書き込み禁止指定されているアドレスである場合には
    該アドレスへの書き込みを不能にする手段とを具えたこ
    とを特徴とするメモリプロテクト方式。
  3. 【請求項3】 複数個のブロックに区分されたメモリ
    と、どのブロックを書き込み禁止とするかを指定するブ
    ロックプロテクト指定部と、該ブロックプロテクト指定
    部により書き込み禁止指定されたブロック以外の領域の
    任意のアドレスを書き込み禁止指定するアドレスプロテ
    クト指定部と、メモリへのアドレス信号がブロックプロ
    テクト指定部で書き込み禁止指定しているブロックに属
    するアドレスを指示しているか否かを判定するブロック
    判定部と、メモリへの書き込み信号が出された時、該書
    き込み信号と前記アドレスプロテクト指定部および前記
    ブロック判定部からの信号を基に、アドレスが書き込み
    禁止指定されているアドレスである場合には該アドレス
    への書き込みを不能にする手段とを具えたことを特徴と
    するメモリプロテクト方式。
JP3212958A 1991-07-30 1991-07-30 メモリプロテクト方式 Pending JPH0535601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475264B1 (ko) * 1996-09-30 2005-06-29 램트론 인터내쇼날 (주) 반도체기억장치

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