JPH053539A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH053539A
JPH053539A JP3180308A JP18030891A JPH053539A JP H053539 A JPH053539 A JP H053539A JP 3180308 A JP3180308 A JP 3180308A JP 18030891 A JP18030891 A JP 18030891A JP H053539 A JPH053539 A JP H053539A
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image data
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JP3180308A
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Inventor
Toshiki Yamashita
敏樹 山下
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成コピーを行う際における操作性の向上を
図る。 【構成】 CCD撮像素子109からの画像信号に対し
てシェーディング補正,黒レベル補正,及び,光量補正
の処理を行うIPP802と、IPP802からの画像
データに対してMTF補正,速度変換(変倍),γ変
換,データ深さ変換処理を行うIPU803と、IPU
803の出力と外部記憶装置805に格納された画像デ
ータとの合成を行うメモリ装置(MEM)804と、メ
モリ装置804に対してデータの入出力を行う外部記憶
装置805と、合成モードの入力,及び,その操作を実
行するための操作部850と、スキャナモータ735の
駆動制御,画像処理,及び,画像読取に関する情報のメ
インCPU(b)に対するシリアル送信処理を行うスキ
ャナ制御回路800と、オペレーション関係の制御を行
うCPU(b)とを具備する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、ファ
クシミリ装置等に適用される画像形成装置に関し、より
詳細には、合成コピーを行う際における操作性の向上を
図った画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置によれば、例えば、
元になる原稿(以下、定型フォーマット原稿と記す)画
像のある領域(画像合成領域)に、他の原稿のある指定
された領域(画像抽出領域)の画像を合成して画像形成
を行う(以下、合成コピーと記す)場合、先ず、元の原
稿画像の画像合成領域の画像データを編集機能により消
去し、次に画像抽出領域の画像を元の原稿の画像合成領
域に合成可能な大きさに変倍処理を行い、イメージシフ
ト機能を用いることにより画像を形成している。このよ
うな合成コピーを行えるものとして、例えば、特開昭6
1−269569号公報に開示されている「ディジタル
画像形成装置」がある。
【0003】また、従来の技術として、例えば、特開平
1−172864号公報に開示されている「画像形成装
置」のように、定型フォーマットシートに対応するデジ
タル画像データを外部記憶手段に記憶させて随時読み出
し可能とすることにより、定型フォーマットシート画像
を形成できるようにしたものがある。
【0004】図22は、従来の画像形成装置におけるイ
メージデータの処理の流れを示すブロック図である。図
22において、イメージプロセッサ(IPU)2201
から出力されるイメージデータは一旦、メモリ装置(M
EM)2202に格納され、次に、必要なときにMEM
2202から格納したデータを取り出してプリンタ(P
R)に出力していた。また、IPU2201から出力さ
れるイメージデータをプリンタ(PR)に出力しなが
ら、同時にMEM2202にデータを格納し、2枚目以
降の複写処理をMEM2202からのイメージデータで
行う方式が一般的に用いられていた。また、従来のデジ
タル複写機等においては、イメージデータを記憶部に格
納する場合、データ容量を小さくするために圧縮器及び
伸長器を用いてデータ処理を実行していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−269569号公報に開示されている「ディジタ
ル画像形成装置」によれば、合成コピーを行う場合、画
像抽出領域画像の変倍操作,イメージシフトのシフト量
設定操作等を行わなければならないため、操作が煩雑に
なるという問題点があった。また、操作が煩雑となるた
め、例えば、イメージシフトのシフト量の設定操作の間
違え等により、ミスコピーが発生し易いという問題点も
あった。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、合成コピーを行う際における操作性の向上を図るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、原稿画像を読み取る読取手段と、マーカ
ーによって原稿画像上に形成された領域指定範囲を読み
取るマーカー読取手段と、読取手段により読み取られた
原稿の画像データを格納する記憶手段と、読取手段によ
り読み取られた画像データを直接,或いは,画像処理を
施して記憶手段に書き込む書込制御手段と、読取手段に
より読み取られた原稿の画像データ,及び,記憶手段に
格納された画像データに基づいて、記録紙に画像を形成
する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、予
め記憶手段に格納されている所定の画像データに、読取
手段で読み取る原稿の画像データを合成する合成モード
を入力する入力手段と、入力手段により合成モードが入
力された場合、所定の画像データの領域指定範囲及び原
稿の領域指定範囲に基づいて、所定の画像データの領域
指定範囲に原稿の領域指定範囲の画像データを嵌め込ん
で合成する画像合成手段とを具備した画像形成装置を提
供するものである。
【0008】また、上記した構成において、マーカー読
取手段により読み取られた領域指定範囲のデータを不揮
発性の記憶手段に格納することが望ましい。また、予め
記憶手段に格納されている画像データから所望の画像デ
ータを選択する選択手段を具備することが望ましい。
【0009】
【作用】本発明による画像形成装置によれば、画像合成
領域,及び,画像抽出領域をマーカーにより指定し、定
型フォーマット原稿の画像データ,及び,画像合成領域
の位置データを記憶手段に格納する。合成コピーを行う
場合、記憶手段に格納された定型フォーマット原稿,及
び,該定型フォーマット原稿に指定された複数の画像合
成領域を選択し、画像抽出領域の画像を該選択された画
像合成領域に収まるように自動的に画像処理を施して画
像合成を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の画像形成装置の一実施例を図
面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施例の画像
形成装置であるデジタル複写機の概略構成を示し、デジ
タル複写機は、大別して、複写機本体100と、自動原
稿送り装置(ADF)200と、ソータ300と、両面
反転ユニット400との4つのユニットから構成されて
いる。
【0011】図2は、複写機本体100の構成を示し、
スキャナ部,書き込み部,感光体部,現像部,及び,給
紙部等を備えている。以下、これらの各部の構成,及
び,動作を詳細に説明する。
【0012】〔スキャナ部〕スキャナ部は、反射鏡10
1,光源102,及び,第1ミラー103とを装備して
一定の速度で移動する第1スキャナと、第2ミラー10
4及び第3ミラー105を装備して前記第1スキャナの
1/2の速度で第1スキャナに追従して移動する第2ス
キャナとを有している。この第1スキャナ及び第2スキ
ャナによりコンタクトガラス106上の原稿(図示せ
ず)を光学的に走査し、その反射像を色フィルタ107
を介してレンズ108に導き、1次元固定撮像素子10
9上に結像する。
【0013】光源102には、蛍光灯やハロゲンランプ
等が使用されているが、特に波長が安定していて寿命が
長い等の理由から一般に蛍光灯が使用されている。本実
施例では、1本の光源102に反射鏡101が取り付け
られているが、2本以上の光源102を使用することも
ある。前述した固定撮像素子109が一定のサンプルク
ロックをもっているため、蛍光灯はそれより高い周波数
で点灯しないと画像に悪影響を与える。
【0014】固定撮像素子109としては、一般にCC
Dが用いられる。固定撮像素子(以下、CCD撮像素子
と記載する)109で読み取った画像信号はアナログ値
であるので、アナログ/デジタル(A/D)変換され、
画像処理基板110にて種々の画像処理(例えば、2値
化処理,多値化処理,階調処理,変倍処理,編集処理
等)が施され、スポットの集合としてデジタル信号に変
えられる。
【0015】カラーの画情報を得るために本実施例で
は、原稿からCCD撮像素子109に導かれる光路途中
に、必要色の情報だけを透過させる色フィルタ107が
出し入れ可能に配置されている。原稿の走査に合わせて
色フィルタ107の出し入れを行い、その都度多重転
写,両面コピー等の機能を働かせ、多種多様のコピーが
作成できるようになっている。また、複写モードによ
り、原稿画像上のマーカーを読み取ることができるよう
になっている。
【0016】〔書き込み部〕画像処理後の画像情報は、
書き込み部において、レーザ光のラスタ走査にて光の点
の集合の形で感光体ドラム111上に書き込まれる。こ
のレーザ光源としては、従来、He−Neレーザが使用
されている。He−Neレーザの波長は633nmで、
複写感光体の感度とよく合うため用いられているが、こ
のレーザ光源自体が非常に高価であることと、直接に変
調ができないため、装置が複雑になる等の不都合があ
り、近年は、感光体の長波長域での高感度化により、安
価で直接に変調ができる半導体レーザが使用されるよう
になっている。本実施例においてもレーザ光源としてこ
の半導体レーザを使用している。
【0017】図3は、この書き込み部の平面図を示し、
半導体レーザ112から発せられたレーザ光はコリメー
トレンズ113で平行な光束に変えられ、アパーチャ1
14により一定形状の光束に整形される。整形されたレ
ーザ光は、第1シリンダーレンズ115により副走査方
向に圧縮された形でポリゴンミラー116に入射する。
【0018】ポリゴンミラー116は、正確な多角形を
しており、ポリゴンモータ117(図2参照)により一
定方向に一定の速度で回転している。この回転速度は、
感光体ドラム111の回転速度と書き込み密度とポリゴ
ンミラー116の面積によって決定される。
【0019】ポリゴンミラー116に入射されたレーザ
光は、その反射光がポリゴンミラー116の回転によっ
て偏向される。偏向されたレーザ光はfθレンズ118
a,118b,118cに順次入射する。fθレンズ1
18a,118b,118cは角速度の一定の走査光を
感光体ドラム111上で等速走査するように変換して、
感光体ドラム111上で最小光点となるように結像し、
更に面倒れ補正機構も有している。
【0020】fθレンズ118a,118b,118c
を通過したレーザ光は、画像域外で同期検知ミラー11
9により同期検知センサ120に導かれ、主走査方向の
頭出し信号を出す同期信号が出てから一定時間後に画像
データが1ライン分出力され、以下これを繰り返すこと
により1つの画像を形成することになる。
【0021】〔感光体部〕感光体ドラム111の周囲に
感光層が形成されている。半導体レーザ光(波長780
nm)に対して感度のある感光層として有機感光体(O
PC),α−Si,Se−Te等が知られており、本実
施例では有機感光体(OPC)を使用している。一般
に、レーザ書き込みの場合、画像部に光を当てるネガ/
ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光を当てるポジ/
ポジ(P/P)プロセスの2通りがあり、本実施例で
は、前者のN/Pプロセスを採用している。
【0022】帯電チャージャ121は、感光体側にグリ
ットを有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム
111の表面を均一に(−)帯電し、画像形成部にレー
ザ光を照射してその部分の電位を落とす。そうすると感
光体ドラム111表面の地肌部が−750〜−800
V,画像部が−500V程度の電位となって、感光体ド
ラム111の表面に静電潜像が形成される。これを現像
器122a,122bで現像ローラに−500〜−60
0Vのバイアス電圧を与え、(−)に帯電したトナーを
付着させて、該静電潜像を顕像化する。
【0023】〔現像部〕本実施例のカラー複写機では、
図示の如く、主現像器122aと副現像器122bの2
つの現像器を備えている。黒一色の場合は、副現像器1
22bとトナー補給器123bを取り外すようになって
いる。現像器を2つ有する本実施例では、主現像器12
2aとペアーになるトナー補給器123aに黒トナーを
入れ、副現像器122bとペアーになるトナー補給器1
23bにカラートナーを入れることにより、1色の現像
中には多色の現像器の主極位置を変える等して選択的に
現像を行う。
【0024】この現像を、スキャナの色フィルタ107
の切り換えによる色情報の読み取り、紙搬送系の多重転
写,両面複写機能と組み合わせて多機能なカラーコピ
ー,カラー編集が可能となる。3色以上の現像は感光体
ドラム111の周囲に3つ以上の現像器を並べる方法,
3つ以上の現像器を回転して切り換えるレボルバー方式
等がある。
【0025】現像器122a,122bで顕像化された
画像は、感光体ドラム111にシンクロして送られてき
た記録紙上に紙の裏面から転写チャージャ123により
(+)のチャージをかけられて転写される。転写された
記録紙は、転写チャージャ123と一体に保持された分
離チャージャ124にて交流除電させ、感光体ドラム1
11から分離される。
【0026】一方、記録紙に転写されずに感光体ドラム
111上に残ったトナーは、クリーニングブレード12
5により感光体ドラム111から掻き落とされ、付属の
タング126に回収される。更に、感光体ドラム111
に残っている電位のパターンは、除電ランプ127によ
り光を照射して消去される。
【0027】〔給紙部〕本実施例では、複数のカセット
128a,128b,128cを有し、1度転写した記
録紙を再給紙ループ129に通し、両面コピーまたは再
給紙が可能になっている。
【0028】複数のカセット128a,128b,12
8cのうちから1つのカセットが選択された後、所定の
スタートボタンが押下されると、選択されたカセットの
近傍にある給紙コロ(130a,130b,130c)
が回転し、記録紙の先端がレジストローラ131に突き
当たるまで給送される。この時、レジストローラ131
は停止しているが、感光体ドラム111に形成された画
像位置とタイミングをとって回転を開始し、感光体ドラ
ム111の周囲に対して記録紙を送る。その後、記録紙
は転写部でトナー像の転写が行われ、分離搬送部132
にて吸引搬送されて、ヒートローラ133と加圧ローラ
134の対からなる定着ローラによって、転写されたト
ナー像が記録紙上に定着される。
【0029】このようにして転写された記録紙は、通常
のコピー時は、切換爪135によりソータ300側(図
1参照)の排紙口へ導かれる。一方、多重コピー時は、
切換爪136,137により方向を変えられることなく
下側の再給紙ループ129を通過して、再度レジストロ
ーラ131へ導かれる。
【0030】また、両面コピー時は、複写機本体100
のみで行う場合と、両面反転ユニット400(図1参
照)を使用する場合の2通りがあり、ここでは前者の場
合について説明する。切換爪135で下方に導かれた記
録紙は、更に切換爪136で下方に導かれ、次に切換爪
137で再給紙ループ129より更に下のトレイ(図示
せず)に送られた後、ローラ138の反転により逆方向
に再度送られ、切換爪137の切り換えにより再給紙ル
ープ129へ導かれて、レジストローラ131に送給さ
れる。
【0031】〔ADF〕図4は、ADF200の構成を
示す。ADF200は原稿を一枚ずつコンタクトガラス
106上へ導き、コピー後に排出する動作を自動的に行
うものである。原稿給紙台201に載置された原稿の積
層体(図示せず)は、サイドガイド202によって原稿
の幅方向が揃えられる。載置された原稿は給紙コロ20
3で一枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト204の回
転でコンタクトガラス106上の所定位置まで運ばれ
て、位置決めされる。
【0032】所定枚数のコピーが終了すると、原稿は再
度搬送ベルト204の回転により排紙トレイ205へ排
紙される。尚、詳細は省略するが前記サイドガイド20
2の位置と原稿の送り時間をカウントすることにより、
原稿サイズの検知を行っている。
【0033】〔ソータ〕図5は、ソータ300の構成を
示す。ソータ300は、複写機本体100から排紙され
た記録紙を、例えば、ページ順に仕分けしたり、ページ
毎に仕分けしたり、或いは、予め設定されたビン301
a〜301xに選択的に送給する装置である。モータ3
02で回転駆動される複数のローラにより搬送される記
録紙が、各ビン301a〜301xの入口付近にある爪
(図示せず)の切り換えにより、選択されたビン301
a〜301xへ導かれる。
【0034】〔両面反転ユニット〕図6は、両面反転ユ
ニット400の構成を示す。前述したように複写機本体
100側では、一枚毎の両面コピーしかできないが、両
面反転ユニット400を付設することにより、まとめて
両面コピーを行うことができる。
【0035】複数枚まとめて両面コピーをとる時、複写
機本体100(図2参照)において、定着処理を終えた
記録紙は、切換爪135,及び,切換爪136を介して
両面反転ユニット400へ送られる。両面反転ユニット
400へ入った記録紙は、排紙ローラ401でトレイ4
02上に集積される。この際、記録紙は、送りローラ4
03,及び,側面揃えガイド404によって縦・横が揃
えられる。トレイ402上に集積された記録紙は、再給
紙コロ405により裏面コピー時に再給紙される。この
時、複写機本体100側へ送り出された記録紙は、切換
爪136,及び,切換爪137(図2参照)により直接
再給紙ループ129へ導かれる。
【0036】〔制御ユニット〕図7は、本実施例による
デジタル複写機における制御系の全体構成を示すブロッ
ク図である。同図において、701は本デジタル複写機
の全体的な制御を行うメイン制御板、702はADF2
00の制御を行うADF制御板、703はソータ300
の制御を行うソータ制御板、704は両面反転ユニット
400の制御を行う両面制御板、705は給紙部の各種
制御を行う給紙制御板、706はアプリケーションシス
テム、707は定着センサ,濃度センサ,レジストセン
サ等のセンサ類を示し、708はAPLファン,排気フ
ァン等のファン類、709はトータルカウンタ,キーカ
ウンタ等のカウンタ類、710は定着ローラの表面温度
を検出する定着サーミスタである。
【0037】また、711は半導体レーザ112を制御
するLD制御板、712はPWM制御板、713はポリ
ゴンモータ117を駆動するドライブ板、714はメイ
ンモータ714aを駆動するドライブ板、715は定着
ローラの定着ヒータ及び過温防止の温度ヒューズ、71
6は定着ヒータ等のAC電源となるACドライブ板、7
17はACドライバ716からのACをDCに整流して
各DC駆動部品の駆動源となるDC電源、718は現像
部のトナー補給SOL(ソレノイド),クリーニングブ
レード125の感光体ドラム111に対する当接及び離
間動作を行うブレードSOL(ソレノイド),第1〜3
ピックアップSOL(ソレノイド),第1〜2ロックS
OL(ソレノイド)、719はレジストローラ131に
駆動伝達するレジストCL(クラッチ),上昇中継CL
(クラッチ),第1〜3給紙CL(クラッチ)、720
は給紙部関係のセンサ類、721は吸気ファン、722
は分離搬送部132の記録紙を吸着する搬送ファンであ
る。
【0038】また、723はソータ300の各センサ
類、724はソータ300の各ローラを回転駆動するド
ライブモータ、725はソータ300の各ビン301a
〜301xに記録紙の進入切り換えを行うソレノイド
類、726は両面反転ユニット400のソレノイド類、
727は両面反転ユニット400のクラッチ類、728
は両面反転ユニット400の紙揃えを行うためのジョガ
ーモータ、729は両面反転ユニット400の各センサ
類、730はADF200の各センサ類、731はAD
F200の各ソレノイド類、732はADF200の各
搬送ローラを回転駆動するモータ類、733はADF2
00のセット状態を検知するスイッチ及び原稿の紙厚を
切り換えるスイッチ、734はADF200の原稿枚
数、ジャム状況等を表示する表示部である。
【0039】また、735はスキャナ部を走査駆動する
スキャナモータ、736はスキャナモータ735の駆動
軸に連結されているロータリーエンコーダ、737は光
源102を点灯制御するランプ制御回路、738は副走
査駆動機構の基準位置を検知するH・Pセンサ、739
はADFSOL(ソレノイド)、740はAPSSOL
(ソレノイド)、741は蛍光灯ヒータ及び温度制御用
のサーミスタ、742は帯電チャージャ123,分離チ
ャージャ124,及び,現像バイアス電極(図示せず)
に高圧電力を印加する高圧電源である。
【0040】また、802はシェーディング補正と黒レ
ベル補正と光量補正の機能を有するイメージプリプロセ
ッサ(IPP)、803はMTF補正機能(空間周波高
域強調),速度変換機能(変倍),γ変換機能,データ
深さ変換機能(8ビット/4ビット/1ビット変換)を
有するイメージプロセスユニット(IPU)、804は
IPU803の出力を取り込むメモリ装置(MEM)、
805はメモリ装置804に対してデータの入出力を行
う外部記憶装置である。
【0041】図8及び図9は、本実施例によるデジタル
複写機の電装制御部のブロック図を示す。この2つの図
は1つのブロック図を分割したものであり、両図を連結
すれば一つの全体的なブロック図となる。
【0042】カラー複写機の制御ユニットは、2つのC
PUを有しており、CPU(a)はシーケンス関係の制
御を行っており、CPU(b)はオペレーション関係の
制御を行っている。CPU(a)とCPU(b)とはシ
リアルインターフェース(RS232C)によって接続
されている。
【0043】先ず、シーケンス制御について説明する。
CPU(a)(以下、シーケンスと記載する)は記録紙
の搬送のタイミングに関する制御を行っており、図9に
示すように、紙サイズセンサ,排紙検知やレジスト検知
等の用紙搬送に関するセンサ,両面制御板704,高圧
電源742,リレードライバ,ソレノイドドライバ,モ
ータドライバ,ソータ制御板703,光書込部743等
が接続されている。
【0044】センサ関係では、給紙カセットに装着され
た記録紙のサイズ及び方向(向き)を検知して、検知結
果に応じた電気信号を出力する紙サイズセンサ、レジス
ト検知や排紙検知等の記録紙の搬送に関するセンサ、オ
イルエンドやトナーエンド等のサプライの有無を検知す
るセンサ、ドアオープンやヒューズ切れ等の機械の異常
を検知するセンサ等からの信号が入力される。
【0045】両面制御板704における入出力信号とし
ては、記録紙の幅を揃えるためのモータ,給紙クラッ
チ,搬送経路を変更するためのソレノイド,紙有無セン
サ,記録紙幅揃えのためのサイドフェンスのホームポジ
ションセンサ,紙の搬送に関するセンサ等がある。
【0046】ドライバ関係としては、給紙クラッチ,レ
ジストクラッチ,カウンタ,モータ,トナー補給ソレノ
イド,パワーリレー,定着ヒータ等がある。
【0047】シーケンスとソータ制御板703とは、シ
リアルインターフェースで接続されており、ソータ制御
板703は、シーケンスからの信号によって所定のタイ
ミングで記録紙を搬送し、各ビン301a〜301xに
排出させている。
【0048】アナログ入力部(図8参照)には、定着温
度,フォトセンサ入力(Pセンサ入力),半導体レーザ
112のモニタ入力,及び,半導体レーザ112の基準
電圧が入力されている。定着温度は、定着部にあるサー
ミスタからの入力により、定着部の温度が一定になるよ
うにオン・オフ制御される。フォトセンサ入力は、所定
のタイミングで作成されたフォトセンサパターンをフォ
トトランジスタにより入力し、トナー補給のクラッチを
オン・オフ制御してトナー濃度の制御を行っている。
【0049】半導体レーザ112のパワーを一定にする
ために調整する機構として、A/D変換器とCPUのア
ナログ入力部が使用されている。これは予め設定された
基準電圧(この電圧は、半導体レーザの出力値が3mW
となるように設定されている)に、半導体レーザ112
が点灯した時のモニタ電圧が一致するように制御されて
いる。
【0050】画像処理基板110は画像データのマスキ
ング・トリミング,イレース,濃度センサのフォトセン
サパターン等のタイミング信号を発生させ、半導体レー
ザ112にビデオ信号を出力する。ゲートアレイは、ス
キャナ部から2ビット・パラレルで連送される画像デー
タを光書込部743からの同期信号PMSYNCに同期
させ、更に画像書出位置信号RGATEに同期した1ビ
ット・シリアル信号に変換して画像処理基板110に出
力する。
【0051】次に、オペレーション関係の制御について
以下に説明する。メインCPU(b)は複数のシリアル
ポートとカレンダーICを制御する。この複数のシリア
ルポートにはシーケンス制御のシーケンスが接続されて
いる他に、操作部850,スキャナ制御回路800,ア
プリケーション回路706,エディタ等が接続されてい
る。
【0052】操作部850では、オペレータによるキー
入力情報をメインCPU(b)にシリアル送信し、メイ
ンCPU(b)からのシリアル受信により表示部を点灯
する。スキャナ制御回路800ではスキャナモータ73
5の駆動制御,画像処理,及び,画像読取に関する情報
のメインCPU(b)に対するシリアル送信処理と、A
DF200とCPU(b)のインターフェース処理を行
う。
【0053】アプリケーション回路706は外部機器
(ファクシミリ装置、プリンタ等)とのインターフェー
スにより、予め設定されている情報のやりとりを行う。
また、エディタは操作部850から入力される画像編集
データ(マスキング,トリミング,イメージシフト等)
をメインCPU(b)にシリアル送信して、画像編集の
処理内容を入力する。カレンダーICは記憶している日
付と時間をメインCPU(b)により随時読み出され、
操作部850の表示部に対する現在の時刻表示や本複写
機のオン時間とオフ時間を設定することよるタイマ制御
等が実行される。
【0054】図10は、本実施例によるデジタル複写機
におけるスキャナ部(図7参照)を示すブロック図であ
る。同図において、801はスキャナ制御回路800か
らの指示に基づいて各信号を出力するタイミング制御回
路、802aは画像信号の増幅及び光量補正処理を行う
信号処理回路、802bはアナログデータをデジタルデ
ータに変換するA/D変換器、802cは画像データの
歪み補正を行うシェーディング補正回路である。
【0055】以上のように構成されたスキャナ部の画像
読取動作を説明する。スキャナ制御回路800はメイン
CPU(b)からの指示に基づきランプ制御回路73
7,タイミング制御回路801,IPU803,及び,
スキャナモータ735を制御する。ランプ制御回路73
7はスキャナ制御回路800からの指示に基づき光源1
02のオン・オフ及び光量制御を行う。
【0056】また、タイミング制御回路801は、スキ
ャナ制御回路800からの指示に基づいて各信号を出力
する。即ち、原稿の読み取りがスタートすると、CCD
撮像素子109に対し1ライン分のデータをシフトレジ
スタに転送する転送信号と、シフトレジスタのデータを
1ビットずつ出力するシフトクロックパルスを出力す
る。また、像再生系制御ユニット(図示せず)に対し画
素同期クロックパルスCLK、主走査同期パルスLSY
NC及び主走査有効期間信号LGATEを出力する。
【0057】この画素同期クロックパルスCLKは、C
CD撮像素子109に入力されるシフトクロックパルス
とほぼ同一の信号である。また、主走査同期パルスLS
YNCは、光書込部743の同期センサが出力する主走
査同期信号PMSYNCとほぼ同一の信号であるが、画
素同期クロックパルスCLKに対して出力される。主走
査有効期間信号LGATEは、出力データDATA0〜
DATA7が有効なデータであるとみなされるタイミン
グでHレベルとなる。この場合、CCD撮像素子109
は、1ライン当たり4800ビットの有効データを出力
する。
【0058】また、スキャナ制御回路800はメインC
PU(b)から読取開始指示を受けると、光源102を
点灯し、スキャナモータ735を駆動開始し、タイミン
グ制御回路801を制御して、CCD撮像素子109に
よる読取を開始する。また、副走査有効期間信号FGA
TEをHレベルにセットする。この副走査有効期間信号
FGATEは、Hレベルにセットされてから副走査方向
に最大読取長さ(この場合、Aサイズの長手方向の寸
法)を走査するに要する時間が経過するとLレベルとな
る。
【0059】また、CCD撮像素子109から出力され
るアナログ信号は、IPP802内部の信号処理回路8
02aで増幅処理及び光量補正され、A/D変換器80
2bによってデジタル多値信号に変換される。この変換
された画像信号はシェーディング補正回路802cによ
って歪み補正が施され、次のIPU803に入力され
る。
【0060】図11は、本実施例によるIPU803の
詳細を示すブロック図である。同図において、901は
画像信号のボケや劣化を補正するMTF補正部、902
は画像信号を指示された倍率に基づいて電気変倍する変
倍処理部、903は画像信号の入出力特性を作像プロセ
スの特性に対して最適となるように補正するγ変換部、
904は4bit化回路905,2値化回路906,デ
ィザ回路907,切替スイッチ(SW1)908,及
び,切替スイッチ(SW2)909からなるデータ深さ
切換機構部である。
【0061】以上のように構成されたIPU803のデ
ータ処理動作について説明する。IPP802より入力
された画像信号はMTF補正部901で高域強調され
る。次に、変倍処理部902で所定の倍率に電気変倍さ
れ、γ変換部903により画像信号の入出力特性を作像
プロセス特性に対して最適化処理される。γ変換部90
3から出力された画像信号は、データ深さ切換機構部9
04に入力され、所定の量子化レベルに変換される。
【0062】このデータ深さ切換機構部904は4bi
t化回路905によって4bitDATAを出力する。
2値化回路906では入力される8bitの多値データ
を予め設定された固定閾値によって2値データに変換し
て1bitDATAを出力する。ディザ回路907は1
bitDATAにより中間調画像表示する。このとき切
替スイッチ909は、2値化回路906或いはディザ回
路907の出力を選択して出力する。そして、切替スイ
ッチ908はこれらの3つのデータ(8bitDAT
A,4bitDATA,1bitDATA)のデータ形
式の1つを選択してDATA0(最下位ビット)〜DA
TA7(最上位ビット)を出力する。尚、このIPU8
03の出力データ形式を図12に示す。
【0063】図13は、本実施例におけるIPU80
3,MEM804,及び,マルチプレクサとから構成さ
れるメモリシステムを示すブロック図である。同図にお
いて、810〜812は複数個の入力データを選択して
切り換えるマルチプレクサ(MUX1),(MUX
2),(MUX3)であり、図中のEXTINは外部か
らのイメージデータ入力信号を示し、EXTOUTは外
部への出力信号を示している。
【0064】以上のように構成されたメモリシステムの
動作を説明する。例えば、スキャナ部の1回の露光走査
で複数枚のIPU803のパラメータを変えたコピーを
出力する場合には、先ず、スキャナ走査時にマルチプレ
クサ(MUX1)810をA,マルチプレクサ(MUX
2)811をB,マルチプレクサ(MUX3)812を
Aにセットして1枚コピーを出力する。このときの生デ
ータはマルチプレクサ(MUX2)811を介してME
M804に入力される。
【0065】次に、2枚目以降はマルチプレクサ(MU
X1)810をBにセットして、MEM804からのデ
ータをIPU803に入力し、マルチプレクサ(MUX
3)812を介してスキャナ制御回路800に出力す
る。このとき1枚コピーを行う毎にIPU803のパラ
メータを変更する。また、1bitDATAのようなコ
ンパクトなデータを保持する場合は、マルチプレクサ
(MUX2)811をAにセットして、IPU803の
出力をMEM804に取り込む。このとき、光書込部7
43は2値データ(1bit)モードに切り換えて複写
処理を実行する。
【0066】図14は、本実施例による画像信号の流れ
を示す説明図であり、上記の図13で説明した処理によ
るデータの流れを示している。このようにIPU803
により処理されたデータと生データの両方共にMEM8
04に取り込むことを可能にしている。これにより、M
EM804に格納された生データをIPU803に入力
することにより、1回のスキャンで複数のIPU803
のパラメータを変更したコピーを行うことができる。ま
た、例えば、1bitDATAのようなコンパクトな画
像データを扱う場合、IPU803の出力をMEM80
4に取り込むようにしている。
【0067】図15は、本実施例において用いられたM
EM804の構成のブロック図を示し、メモリユニット
804cにピクセルプロセスユニット(PPU)を接続
した構成である。同図において、1801はイメージデ
ータ間の論理演算(例えば、AND,OR,EOR,N
OT)を実行するピクセルプロセスユニット(PP
U)、1802はイメージプロセスユニット(IPU)
803とピクセルプロセスユニット(PPU)1801
から入力されるデータを選択して切り換えるマルチプレ
クサ(MUX6)、1803はピクセルプロセスユニッ
ト(PPU)1801とメモリユニット804cから入
力されるデータを選択して切り換えるマルチプレクサ
(MUX7)である。
【0068】以上のような構成において、ピクセルプロ
セスユニット(PPU)1801によりメモリ出力デー
タと入力データを論理演算してスキャナ制御回路800
に出力する。また、メモリ出力と入力データ(例えば、
スキャナ部からのデータ)を論理演算し、再度メモリユ
ニット804cに格納するすることができる。また、出
力先であるメモリユニット804c,及び,スキャナ制
御回路800への入力データの切り換えはマルチプレク
サ(MUX6)1802,及び,マルチプレクサ(MU
X7)1803により行う。このような機能は一般的に
画像合成処理に、例えば、スキャナデータにオーバーレ
イを重ね合わせる等の画像合成処理に使用される。
【0069】図16は、メモリユニット804cの内部
構成の一例を示すブロック図である。同図において、1
601はイメージデータ等の入力データを処理する入力
データ幅変換器、1602はパックされたデータ数を格
納するメモリブロック、1603はイメージデータと画
像データであるコードデータを処理する出力データ幅変
換器、1604は入力データ幅変換器1601によりパ
ックされたデータ数とメモリデータ幅に対応してメモリ
ブロック1602の所定アドレスにデータの書込・読取
動作を行うダイレクトメモリコントローラ(DMC
1)、1605は出力データ幅変換器1603によりパ
ックされたデータ数とメモリデータ幅に対応してメモリ
ブロック1602の所定アドレスにデータの書込・読取
動作を行うダイレクトメモリコントローラ(DMC2)
である。
【0070】以上のように構成されたメモリユニット8
04cは、メモリブロック1602の入力側と出力側に
各々入力データ幅変換器1601、出力データ幅変換器
1603を配設し、3つのイメージデータタイプ(図1
7参照)とPPU1801からの圧縮データであるコー
ドデータを処理する。ダイレクトメモリコントローラ
(DMC1)1604及びダイレクトメモリコントロー
ラ(DMC2)1605は、入力データ幅変換器160
1,及び,出力データ変換器1603によりパックされ
たデータ数とメモリデータ幅に応じてメモリブロック1
602の所定アドレスにデータの書込・読取の処理を行
う。
【0071】図17は、上記図16で処理されるイメー
ジデータの形式を示す説明図である。(a)タイプ1は
1bitデータ、(b)タイプ2は4bitデータ、
(c)タイプ3は8bitデータを各々示している。通
常におけるスキャナからのイメージデータの転送速度,
或いは,スキャナ制御回路800へのイメージデータの
転送速度は、1ピクセルの周期が装置において固定され
ているため8bitデータ,4bitデータ,1bit
データに関わらず一定である。
【0072】本実施例においては、8本のデータライン
のMBS(Most Siginificant Bi
t:データの最上位にあるビット)側から1bitデー
タ,4bitデータ,8bitデータとMBS詰めで定
義してしている。このデータをメモリブロック1602
のデータ幅(16bit)にパック,アンパックするブ
ロックが入力データ幅変換器1601と出力データ幅変
換器1603であり、パック処理することによりデータ
の深さに対応してメモリが使用できるのでMEM804
の有効利用が可能となる。
【0073】図18は、イメージデータの保存処理を実
行する外部記憶装置805の構成を示すブロック図であ
る。同図において、805aはイメージデータの入出力
を制御するインターフェース(I/F)、805bはフ
ロッピディスクコントローラ(FDC)805e,及
び,ハードディスクコントローラ(HDC)805cを
制御するファイルコントローラ(FC)、805cはハ
ードディスク(HDD)805dの書込・読出を制御す
るハードディスクコントローラ(HDC)、805dは
書込・読出可能なハードディスク(HDD)、805e
はフロッピディスクドライバ(FDD)805fを制御
するフロッピディスクコントローラ(FDC)、805
fは記憶媒体となるフロッピディスク(FD)を駆動す
るフロッピディスクドライバ(FDD)、805gはイ
ンターフェース(I/F)805aに対し制御するライ
ンドロワ(LD)である。
【0074】以上のような構成において、イメージデー
タを外部記憶装置805により保存する動作について説
明する。イメージデータをフロッピディスク(FD)に
保存する場合、図13に示したEXTOUTからインタ
ーフェース(I/F)805aを介して、ファイルコン
トローラ(FC)805bが制御するフロッピディスク
コントローラ(FDC)805eに出力し、フロッピデ
ィスクドライバ(FDD)805f上のフロッピディス
ク(FD)に記憶する。また、ハードディスクコントロ
ーラ(HDC)805cは、ファイルコントローラ(F
C)805bの制御に基づいてハードディスク(HD
D)805d上に書込・読出を実行する。尚、ハードデ
ィスク(HDD)805dには汎用的に使用するフォー
マットデータやオーバーレイデータを記憶させ、必要に
応じて使用できるものとなっている。
【0075】次に、メモリ装置(MEM)804の他の
実施例について、図19及び図20を参照して説明す
る。図19は、上記メモリ装置(MEM)804の内部
構成の一例を示すブロック図である。同図において、8
04aはデータの圧縮処理を行うCOMP(圧縮器)、
804bはIPU803とCOMP804cから入力さ
れるデータを選択して切り換えるマルチプレクサ(MU
X4)、804cは実データの他にCOMP804aで
処理された圧縮データを格納するメモリユニット、80
4dはデータの伸長処理を行うEXP(伸長器)、80
4eはメモリユニット804cとEXP804dから入
力されるデータを選択して切り換えるマルチプレクサ
(MUX5)、813はCOMP804aとEXP80
4dのエラー信号を監視するエラー検出器である。
【0076】以上のように構成されたMEM804は、
COMP804aをメモリユニット804cの前に配置
し、EXP804dをメモリユニット804cの後に配
置させ、更に、マルチプレクサ(MUX4)804b,
及びマルチプレクサ(MUX5)804eを各々メモリ
ユニット804cに接続して設けることにより、実デー
タと圧縮データの格納が選択的に可能となる。即ち、実
データをメモリユニット804cに格納する場合、マル
チプレクサ(MUX4)804bとマルチプレクサ(M
UX5)804eを各々Aにセットする。また、COM
P804aで処理されたデータをメモリユニット804
cに格納する場合、マルチプレクサ(MUX4)804
bとマルチプレクサ(MUX5)804eを各々Bにセ
ットする。尚、上記の構成において、COMP804a
はスキャナ部のスキャン速度に合わせたメモリ処理を行
い、EXP804dはスキャナ制御回路800への転送
速度に合わせて処理を実行する。
【0077】図20は、イメージデータの圧縮,及び,
伸長の処理速度が間に合わなかった場合のリカバリーを
可能にするメモリ装置(MEM)804の構成例を示す
ブロック図である。同図において、814はメモリユニ
ット804cに対して2つの入力データと1つの出力デ
ータを同時に入出力可能にしてメモリ制御するメモリ管
理ユニット(MMU)、815はメモリユニット804
cとEXP804dからの入力されるデータを選択して
切り換えるマルチプレクサ(MUX8)である。
【0078】以上の構成において、メモリユニット80
4cにはスキャナ走査と同時にCOMP804aにより
圧縮処理されたデータとイメージデータがメモリユニッ
ト804cに入力される。メモリユニット804cに入
力されたデータは各々別のメモリ領域に格納され、圧縮
データはそのままEXP804dに入力して伸長処理が
行われる。1ページ分の全データのメモリユニット80
4cに対する入力が完了するまでにCOMP804aと
EXP804dによる処理時間が間に合って、正常に処
理が終了した場合には圧縮データのメモリ領域を残し、
生データの領域を解除する。
【0079】ここで、エラー検出器813によりCOM
P804a,或いは,EXP804dからのエラー信号
を検出すると、直ちに圧縮データのデータ領域を取り消
して生データを採用する。このようにCOMP804a
とEXP804dの検定処理を行うことにより、高速で
確実なデータ処理と、メモリ領域の有効な利用が実現で
きる。
【0080】尚、上記のようにメモリ管理ユニット(M
MU)814によりメモリ領域のダイナミックなアロケ
ーションを可能としたが、この他の方式として生データ
用と圧縮データ用の2つのメモリユニットを配設しても
同様な処理が行える。このような構成は、電子ソーティ
ングのような複数のページを格納し、リアルタイムでプ
リンタ等に出力するような格納ページ数とプリント速度
を両立する条件を満足させなければならないような用途
に使用すると効果的である。
【0081】次に、本実施例における合成コピーを行う
場合における操作方法について、図21を参照して説明
する。同図(a)は、デジタル複写機本体の上部に配設
された操作パネルの平面図を示し、851はプリントキ
ー、852はテンキー、853は定型フォーマットの画
像データを格納するためのデータエントリーキー、85
4は合成コピーモードを選択するための合成キー、85
5はLCD表示器である。ここで、合成コピーモードと
は、前述したように、元の原稿画像(定型フォーマット
原稿)のある領域(画像合成領域)に他の原稿画像のあ
る領域(画像抽出領域)を挿入して1つの画像を形成す
る複写モードのことである。
【0082】最初に、定型フォーマット原稿の画像デー
タを格納する操作方法について説明する。先ず、データ
エントリーキー853を押下すると、図21(b)に示
すように、LCD表示器855に“テイケイフォーマッ
トNO.=?”が表示される。オペレータは、この表示
に対して所望の番号をテンキー852により入力し、コ
ンタクトガラス106上に定型フォーマットの原稿を載
置して、プリントキー851を押下する。このコンタク
トガラス106上に載置される定型フォーマット原稿に
は、予め他の原稿の画像が挿入される領域(画像合成領
域)をマーカーにより指定して(囲んで)おく(複数
可)。また、ADF200を使用する場合、テンキー8
52により番号を入力した後、プリントキー851を押
下すればよい。
【0083】プリントキー851が押下されると、先
ず、マーカーにより指定された領域(画像合成領域)の
座標を検出するためのプレスキャンを実行し、その後、
定型フォーマット原稿の画像を読み取るためのスキャン
を実行する。この定型フォーマット原稿の画像データ,
及び,画像合成領域の座標データは、外部記憶装置80
5に格納される。
【0084】次に、合成コピーを行う場合における操作
方法について説明する。先ず、合成キー854を押下す
ると、定型フォーマット原稿の画像データを格納する場
合と同様に、LCD表示器855に“テイケイフォーマ
ットNO.=?”が表示される(図21(b)参照)。
オペレータがこの表示に対して所望の番号をテンキー8
52により入力すると、次にLCD表示器855に“シ
テイリョウイキNO.=?”,及び,選択した定型フォ
ーマット原稿の指定領域に対して番号を割り当てたもの
が表示(図21(c)参照)され、同様にテンキー85
2にて番号を入力する。ここで、指定領域とは、番号に
より指定した定型フォーマット原稿においてマーカーに
て指定した画像合成領域のことであり、指定領域が1つ
の場合は指定する必要がない。
【0085】指定領域の選択が終了すると、コンタクト
ガラス106上にこの番号により指定した定型フォーマ
ット原稿画像に合成したい原稿(以下、原稿2と記す)
を載置し(この原稿2においても、画像抽出領域をマー
カーにて指定しておく)、プリントキー851を押下す
る。
【0086】コンタクトガラス106上に原稿2を載置
すると、次にプリントキー851を押下する。プリント
キー851が押下されると、先ず、原稿2における画像
抽出領域(マーカーで指定された領域)の座標を検出す
るためのプレスキャンが実行され、このプレスキャンに
より画像抽出領域が検出されると、次に画像抽出領域の
画像を読み取るためのスキャンが実行される。また、こ
のプレスキャンにより検出された画像抽出領域の位置デ
ータに基づいて、選択された指定領域に収まるように画
像抽出領域における画像データに対する適正倍率,及
び,シフト量がメインCPU(b)により算出される。
【0087】スキャンにより読み取られた画像データ
は、算出された適正倍率に応じてIPU803により変
倍処理が施され、変倍処理が施された画像データと選択
された定型フォーマット原稿の画像データとがMEM8
04(図15参照)により画像合成処理が行われた後、
スキャナ制御回路800に出力される。図21(d)
は、合成モードにより画像形成された一例の説明図であ
る。
【0088】本実施例において、他の原稿の画像抽出領
域を1つとしているが、例えば、画像抽出領域の指定を
複数行い、定型フォーマット原稿の複数の画像合成領域
に各々を対応させて画像編集を行うようにしてもよい。
また、画像合成を図15に示すメモリ装置により行って
いるが、例えば、図13に示すメモリシステムにおい
て、IPUからの画像データとMEMからの画像データ
とを選択してスキャナ制御回路に出力することにより画
像合成を行うようにしてもよく、この場合、図19及び
図20に示すメモリ装置を使用してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上より明らかなように本発明によれ
ば、原稿画像を読み取る読取手段と、マーカーによって
原稿画像上に形成された領域指定範囲を読み取るマーカ
ー読取手段と、読取手段により読み取られた原稿の画像
データを格納する記憶手段と、読取手段により読み取ら
れた画像データを直接,或いは,画像処理を施して記憶
手段に書き込む書込制御手段と、読取手段により読み取
られた原稿の画像データ,及び,記憶手段に格納された
画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形
成手段とを備えた画像形成装置において、予め記憶手段
に格納されている所定の画像データに、読取手段で読み
取る原稿の画像データを合成する合成モードを入力する
入力手段と、入力手段により合成モードが入力された場
合、所定の画像データの領域指定範囲及び原稿の領域指
定範囲に基づいて、所定の画像データの領域指定範囲に
原稿の領域指定範囲の画像データを嵌め込んで合成する
画像合成手段とを具備したため、合成コピーを行う際に
おける操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置であるデジタル複写機
の概略構成を示す説明図である。
【図2】複写機本体の構成を示す説明図である。
【図3】書込部の平面図である。
【図4】ADFの構成を示す説明図である。
【図5】ソータの構成を示す説明図である。
【図6】両面反転ユニットの構成を示す説明図である。
【図7】デジタル複写機における全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】デジタル複写機における電装制御部を示す回路
図である。
【図9】デジタル複写機における電装制御部を示す回路
図である。
【図10】デジタル複写機のスキャナの画像読取動作を
示すブロック図である。
【図11】イメージプロセスユニットの詳細を示すブロ
ック図である。
【図12】イメージプロセスユニットの出力データ形式
を示す説明図である。
【図13】本発明によるメモリシステムを示すブロック
図である。
【図14】本発明による画像信号の流れを示す説明図で
ある。
【図15】本発明によるメモリ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】メモリユニットの内部構成を示すブロック図
である。
【図17】メモリ装置により処理されるイメージデータ
の形式を示す説明図である。
【図18】外部記憶装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図19】メモリ装置の内部構成の一例を示すブロック
図である。
【図20】イメージデータの圧縮及び伸長の処理速度が
間に合わなかった場合のリカバリーを可能にするメモリ
装置の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明による操作パネルの平面図(a)、本
発明による合成コピーを行う場合における操作方法の説
明図(b)及び(c)、合成コピーによる画像形成を行
った一例についての説明図(d)である。
【図22】従来におけるイメージデータの処理の流れを
示すブロック図である。
【符号の説明】
110 画像処理基板 800 スキャ
ナ制御回路 802 イメージプリプロセッサ 803 イメー
ジプロセスユニット 804 メモリ装置 804a 圧縮器
(COMP) 804c メモリユニット 804d 伸長器 805 外部記憶装置 805a インタ
ーフェース 805b ファイルコントローラ 805c ハードディスクコントローラ 805d ハードディスク 805e フロッピディスクコントローラ 805f フロッピディスクドライバ 805g ラインドロワ 850 操作部 851 プリン
トキー 852 テンキー 853 データ
エントリーキー 854 合成キー 855 LCD
表示器 902 変倍処理部 1803 マルチプレクサ(MUX7)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、マーカ
    ーによって前記原稿画像上に形成された領域指定範囲を
    読み取るマーカー読取手段と、前記読取手段により読み
    取られた原稿の画像データを格納する記憶手段と、前記
    読取手段により読み取られた画像データを直接,或い
    は,画像処理を施して前記記憶手段に書き込む書込制御
    手段と、前記読取手段により読み取られた原稿の画像デ
    ータ,及び,前記記憶手段に格納された画像データに基
    づいて、記録紙に画像を形成する画像形成手段とを備え
    た画像形成装置において、予め前記記憶手段に格納され
    ている所定の画像データに、前記読取手段で読み取る原
    稿の画像データを合成する合成モードを入力する入力手
    段と、前記入力手段により前記合成モードが入力された
    場合、前記所定の画像データの領域指定範囲及び前記原
    稿の領域指定範囲に基づいて、前記所定の画像データの
    領域指定範囲に前記原稿の領域指定範囲の画像データを
    嵌め込んで合成する画像合成手段とを具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記マーカー読取手段により読み取られ
    た領域指定範囲のデータを不揮発性の記憶手段に格納す
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 予め前記記憶手段に格納されている画像
    データから所望の画像データを選択する選択手段を具備
    したことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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