JPH0535363U - フアイル - Google Patents

フアイル

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JPH0535363U
JPH0535363U JP5179591U JP5179591U JPH0535363U JP H0535363 U JPH0535363 U JP H0535363U JP 5179591 U JP5179591 U JP 5179591U JP 5179591 U JP5179591 U JP 5179591U JP H0535363 U JPH0535363 U JP H0535363U
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JP5179591U
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和則 浅場
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和則 浅場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】図面厚や書類量の変化にも対応できて一律に結
束できると共に、書類だけを綴じ込む固定手段により書
類ズレを生ずることなく、強固に綴込むことができるフ
アイルを提供する。 【構成】図面7を収納する収容体1へ表紙となる表紙体
2を抜き差し自在に装着して、前記収容体1と表紙体2
とに綴込片16,16を設ける。 【効果】図面厚や書類量の変化にも対応できて一律に結
束できると共に、書類だけを綴じ込む固定手段により書
類ズレを生ずることなく、強固に綴込むことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、土木・建設業界等において、工事用の図面,関係書類を一 括して処理,保存するフアイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、土木・建設業界等において、工事用の図面,関係書類を一括して処理, 保存するフアイルFは、図9および図10に示すようなものが知られている。
【0003】 このものは、表裏一対の厚紙による綴込表紙30,31の間に、断面コの字状の背 表紙32を挟み設けて、この裏側の表紙31の上に、一側に綴込片33,33を設けて、 この綴込片33,33に複数の背枕34を介在させて厚さ調整された図面袋35を設け、 この上部に関係書類36を重ね設けて前記表紙30を乗せた後、これら表紙30,31, 背表紙32,図面袋35,書類36をそれぞれのパンチ穴37,37…に通した綴紐38によ り一連的に製本化させた構成のものである。
【0004】 したがって、前記したものは、各部材を綴紐により一連的に結束させたもので あるから、図面や書類の増大に伴って紐綴の厚さもそれに連れて厚くなって、各 部材の綴込み力が減退し、個々にズレを生じて体裁が悪い上、整理や取り扱いに 不便である。
【0005】 図面厚が異なるごとに厚さ調整を行う背枕をその都度増減しなければならず、 また、図面厚と書類量が異なるごと幅の異なる背表紙に交換しなければならない ので、これらの複数の背枕やサイズの異なる背表紙を常に用意しておかなければ ならないため不経済であると共に、部品点数が多いため安価に製造できない。
【0006】 等の様々な問題点を有するものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記した問題点を解決するためになされたもので、図面を収納する 収容体へ表紙となる表紙体を抜き差し自在に装着して、前記収容体と表紙体とに 綴込片を設けることにより、図面厚や書類量の変化にも対応できて一律に結束で きると共に、書類だけを綴じ込む固定手段により書類ズレを生ずることなく、強 固に綴込むことができるフアイルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本考案の手段は、 両側部と底部とが厚さ調整可能に折り畳まる胴部と、上部に係止手段により開 閉自在となる蓋を取り付けた開口と、前記胴部における一側部に設けた差込み部 とからなる収容体と、前記差込み部に一側を抜き差し自在に挿入させて係止させ る背見出し部と、該背見出し部に連接させた表紙部とからなる表紙体と、前記収 容体の一側部とこれに対応させて表紙体の内側に付設した書類の綴込片と、該綴 込片に設けた書類の固定手段と、前記収容体の他側部と表紙体の外端部に設けた 結束手段と、 を備えさせたフアイルの構成にある。
【0009】 また、両側部と底部とが厚さ調整可能に折り畳まる胴部と、上部に係止手段に より開閉自在となる蓋を取り付けた開口と、前記胴部における一側部に設けた差 込み部とからなる収容体と、前記差込み部に一側を抜き差し自在に挿入させて係 止させる背見出し部と、該背見出し部に連接させた表紙部とからなる表紙体と、 前記収容体の一側部側に付設した書類の綴込片と、前記表紙体において前記綴込 片に対応させて設けた綴込部と、前記綴込片と綴込部とに設けた書類の固定手段 と、前記収容体の他側部と表紙体の外端部に設けた結束手段と、 を備えさせたフアイルの構成にある。
【0010】
【作用】
前記のように構成される本考案のフアイルは、以下に述べる作用を奏する。 収容体の開口部から図面等の収納物を入れた後、該開口を蓋により閉じて係止手 段により該蓋を固定し、この収容体上部に、該収容体側の綴込片を下にして書類 を重ね設け、表紙体側の綴込片により該書類の一側耳部を押えて固定手段により 綴込めば、収容物と書類とが収納されるもので、しかも、これら二部材はフアイ ルにおいて別々に閉じられる。
【0011】 そして、表紙体を綴じ込まれた書類上に閉じて、結束手段により収容体と表紙 体とを結束すれば製本化される。
【0012】 使用にあっては、結束手段を解除して表紙体を開けば、閉じ込まれた書類を閲 覧することができ、また、収容部の蓋を開ければ、上部の開口より容易に取り出 すことができる。
【0013】 また、綴込片と綴込部とに設けた書類の固定手段を設けた場合は、その固定操 作は表紙体の上面から行なわれる。
【0014】
【実施例】
次に本考案に関するフアイルの一実施例を図面に基づいて説明する。 図1から図6においてAはフアイルで、所定厚に形成された板紙や、合成樹脂製 、あるいは、板紙の表面に合成樹脂製フィルムをラミネートや貼着したもの、コ ートボール紙等により成形されるもので、表面は平滑性を有していて、見出し等 の表示ラベル(図示せず)が貼着しやすい素材が好ましいものであって、収容体 1と、表紙体2とにより基本的に構成される。
【0015】 前記した収容体1は、縦長または横長の略箱形に形成されるもので、図3に示 すように、一枚の素材より一体的に成形するか、図6に示すように、いくつかの 部材に分割して、接合等の手段により組み立てるかするものであって、蛇腹式に 折り畳まって厚さ調整ができる両側部b,cおよび底部dと、方形状の前・後部 4,5とからなる胴部6を有する。
【0016】 この胴部6の上部には、図面等の収納物7を出し入れする大きな開口8を設け てあり、該開口8には開閉自在に蓋9を取り付けてあって、面状ファスナーや掛 け糸等の係止手段10により収納後は閉塞して、輸送や取り扱い等において内容物 が容易に出ないようにしてある。
【0017】 更に、前記胴部6における後部5の一側部には、後記する表紙体2が抜き差し される差込み部11が設けられている。
【0018】 なお、前記した胴部6は、蛇腹式に折り畳まって厚さ調整ができる両側部b, cおよび底部dは、可撓性を有する布により成形しても良いものである。
【0019】 前記した表紙体2は、方形状に形成してあって、その一側に、前記差込み部11 へ抜き差し自在に挿入させて係止させる背見出し部12を設け、この背見出し部12 に連接させて一体的に形成される表紙部13を設けてある。
【0020】 そして、前記背見出し部12には、図面7と書類14との綴じ込み厚さの変化に対 応できるように、縦方向に所定間隔の折れ目線15を設けてある。
【0021】 図2および図3において16,16は、前記収容体1の一側部とこれに対応させて 表紙体2の内側に付設した書類の綴込片で、図3に示すように、収容体1および 表紙体2を折り曲げて一体的に形成させるか、あるいは、図示してないが、別体 に形成させて、前記収容体1および表紙体2へ接着等により固定するもので、そ れぞれその中間部に所定間隔を有して鳩目17,17の処理を施された止め孔18,18 を穿設してある。
【0022】 図2,図3および図5において19は、前記した綴込片16,16あるいは綴込片16 と綴込部20とに設けた書類14の固定手段で、図2および図3に示すように、慣用 の綴じ紐か、図5および図8に示すように、ねじ21の螺合によりその長さが任意 に調整できるねじ杆か、あるいは、書類14が薄厚の場合は慣用のスティクファス ナー等が適宜採用される。
【0023】 なお、図2および図3に示す場合は、表紙体2の内側においてその固定操作が 行なわれ、図5に示す場合は、表紙体2の外側においてその固定操作が行なわれ るものであって、表支部13は折れ目13a より折れ曲がって回動できるもので、こ の例では、書類14の内端縁が表紙体2における背見出し部12の裏面へ当接した状 態が保持されるので、綴じ込んだ書類14同士のズレやばらつきが防止される。
【0024】 図1,図2および図4において22は、前記収容体1の他側部と表紙体2の外端 部に設けた結束手段で、紐や掛け糸等を用いるものであって、紐の場合は、それ ぞれを所定に結び付け、掛け糸の場合は、図示してないが、一方に取り付けた糸 を他方に取り付けた掛け輪へ掛け渡してくくり付けることにより、表紙体2を収 容体1へ重ね設けたとき結束される。
【0025】 図5において23は、前記差込み部11へ挿入させた表紙体2における背見出し部 12を任意の位置において固定する止め部材で、両面テープ等を採用するもので、 収容体1に収納した図面7の厚さと、綴込片16,16に綴じ込んだ書類14の厚さ変 化に対応して、抜き差しされた背見出し部12の一側面と、この対応面の差込み部 11の内壁とに設けて、該両面テープの接着力により前記両者11,12を接着固定す る。
【0026】 前記した本考案に係る実施例により奏される作用を説明する。 図面7と書類14の収納にあっては、まず、収容体1の開口8から図面7を入れ た後、該開口8を蓋9により閉じて係止手段10により固定する。
【0027】 次に、この収容体1の上部において、該収容体1側の綴込片16へ、その止め孔 18,18に綴じ紐19を通しておき、この綴込片16を下にして所定量の書類14を重ね 設けて前記綴じ紐19をそれぞれの止め孔14a ,14a 通した後、表紙体2側の綴込 片によりその止め孔18,18へ綴じ紐19を通した後、該書類14の一側耳部を押えて 前記綴じ紐19により綴込めば、図面7と書類14とが収納されるもので、しかも、 これら二部材7,14はフアイルAにおいて別々の箇所に閉じられる。
【0028】 そして、表紙体2を綴じ込まれた書類14上に閉じて、該表紙体2の端縁が収容 体1の外端部に一致するように、この表紙体1の背見出し部12を差込み部11より 出し入れして調整した後、両面テープ23を背見出し部12の一側面と、この対応面 の差込み部11の内壁とに取り付ければ表紙体2が固定される。
【0029】 更に、収容体1と表紙体2に設けた綴じ紐22を結べば、収容体1と表紙体2と が結束されて製本化される。
【0030】 使用にあっては、綴じ紐22を解除して表紙体2を開けば、閉じ込まれた書類14 を閲覧することができ、また、このフアイルAを少し立てて、書類14の束を浮か せた状態において、収容部1の蓋9を係止手段10の解除により開くと、この上部 に大きな開口8が得られるので、この開口8より図面7の取り出しが容易に行な える。
【0031】
【考案の効果】
前述のように本考案に関するフアイルは、図面等の収納物の収容体と、書類等 の綴込部とが別々に形成されていて、これらが個別に収納・綴じ込みが行なえる ので、図面厚さや書類厚さが大きくなっても、常に、その綴込力が安定して書類 ズレを生じたりすることがなく、運搬や整理等の取り扱いに便利である。
【0032】 主たる構成部品が収容体と表紙体の二部材からなるもので、構造が簡単な上、 安価に製作できると共に、異なる綴じ込み厚さであっても、一種類のフアイルで 足りて合理的である。
【0033】 等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関するフアイルの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1における表紙体の表紙部を開いた状態を上
から示す斜視図である。
【図3】図1における縦断面図である。
【図4】図1における表紙体の表紙部を開いた状態を裏
側から示す斜視図である。
【図5】図1における固定手段の他の例を示す一部の断
面図である。
【図6】図1における収容体の他の例を概略的に示す縦
断平面図である。
【図7】図1における他の例のフアイルを、表紙体の表
紙部を開いた状態を裏側から示す斜視図である。
【図8】図7における固定手段部分を示した一部の縦断
面図である。
【図9】従来のフアイルを分解して示す斜視図である。
【図10】図9における縦断面図である。
【符合の説明】
1 収容体 2 表紙体 6 胴部 b,c 両側部 d 底部 8 開口 9 蓋 10 係止手段 11 差込み部 12 背見出し部 13 表紙部 14 書類 16,16 綴込片 19 固定手段 22 結束手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側部と底部とが厚さ調整可能に折り畳
    まる胴部と、上部に係止手段により開閉自在となる蓋を
    取り付けた開口と、前記胴部における一側部に設けた差
    込み部とからなる収容体と、前記差込み部に一側を抜き
    差し自在に挿入させて係止させる背見出し部と、該背見
    出し部に連接させた表紙部とからなる表紙体と、前記収
    容体の一側部とこれに対応させて表紙体の内側に付設し
    た書類の綴込片と、該綴込片に設けた書類の固定手段
    と、前記収容体の他側部と表紙体の外端部に設けた結束
    手段とを備えさせたことを特徴とするフアイル。
  2. 【請求項2】 両側部と底部とが厚さ調整可能に折り畳
    まる胴部と、上部に係止手段により開閉自在となる蓋を
    取り付けた開口と、前記胴部における一側部に設けた差
    込み部とからなる収容体と、前記差込み部に一側を抜き
    差し自在に挿入させて係止させる背見出し部と、該背見
    出し部に連接させた表紙部とからなる表紙体と、前記収
    容体の一側部側に付設した書類の綴込片と、前記表紙体
    において前記綴込片に対応させて設けた綴込部と、前記
    綴込片と綴込部とに設けた書類の固定手段と、前記収容
    体の他側部と表紙体の外端部に設けた結束手段とを備え
    させたことを特徴とするフアイル。
JP5179591U 1991-07-04 1991-07-04 フアイル Pending JPH0535363U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018094719A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 株式会社リヒトラブ 収納具

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JPS5755667A (en) * 1980-09-22 1982-04-02 Ricoh Co Ltd Processing system for communication control information of facsimile
JPS5996780A (ja) * 1982-11-24 1984-06-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光電変換装置

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