JPH0535343A - 採暖装置 - Google Patents

採暖装置

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JPH0535343A
JPH0535343A JP3189741A JP18974191A JPH0535343A JP H0535343 A JPH0535343 A JP H0535343A JP 3189741 A JP3189741 A JP 3189741A JP 18974191 A JP18974191 A JP 18974191A JP H0535343 A JPH0535343 A JP H0535343A
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雅文 橋本
Kazutoshi Nagai
和俊 永井
Seiji Oshio
清次 大塩
Tokio Kawarai
十起夫 瓦井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電開始時に設定温度補正手段により温度設
定手段に設定された温度を補正して加熱手段を温度制御
する採暖装置において、通電開始時にいかなる設定温度
においても最適な立ち上がり特性を得ることを目的とす
る。 【構成】 加熱手段1の温度を検出する温度検出手段3
の出力と、加熱手段1の温度を設定する温度設定手段1
2の出力とを制御手段11により比較し、加熱手段1を
制御する。通電開始時には設定温度補正手段13によ
り、温度設定手段12で設定された温度を温度が高くな
る側に補正し、温度検出手段3の出力が補正後の設定温
度に達した後に補正量を0とする。このときの補正量を
温度設定手段12で設定された設定温度が一定温度以上
のときは、一定温度以下の場合より小さくし、設定温度
に関係なく最適な立ち上がり特性を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペット、床暖房
などの採暖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の採暖装置、たとえば電気
カーペットは図4〜図6に示すように構成していた。以
下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、加熱手段1はカーペット
本体2内に、高分子感温材料からなる温度検出手段3と
ともに蛇行配置されており、コントローラ4で制御され
る。コントローラ4は制御手段5と温度設定手段6と設
定温度補正手段7によって構成され、温度設定手段6で
設定された温度と温度検出手段3で検出された温度を制
御手段5において比較し、加熱手段1を制御している。
しかし、加熱手段1は表布8、フェルト材9と、敷布1
0に挟まれた構造となっており、温度検出手段3は加熱
手段1から発熱される熱をフェルト材9を介して検知す
ることになる。これに対して、使用者は加熱手段1から
の発熱をフェルト材9と表布8とを介して感じることに
なる。また、加熱手段1の発熱面積よりもフェルト材9
および表布8の体積は非常に大きいため、カーペット本
体2の通電開始時にはカーペット本体2全体を十分に暖
めるまでには非常に時間を要する。よって、図7に示す
ように通電開始時にはカーペット本体2の表面温度は温
度検出手段3で検知される温度よりも非常に低温となっ
ている。そのため、通電開始時には設定温度よりも表面
温度は低く感じられ、使用者は設定温度をさらに高くす
ることになる。
【0004】この不具合を解決するものとして、表面温
度を設定温度まですばやく上昇させるために、通電開始
時は設定温度補正手段7により温度設定手段6に設定さ
れた温度を補正し、図8に示すように設定温度を高くす
るという方法が取られている。設定温度の補正後は温度
検出手段3で検出される温度が補正後の設定温度に至れ
ば補正量を0とし、設定温度を温度設定手段に設定され
た温度に戻して制御するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の採暖
装置では、設定温度が低い場合には、図9の特性Aに示
すように、表面温度が設定温度と等しく有効であるが、
設定温度が高い場合には、カーペット本体2の温度が高
くなりすぎて不快感を与えることがある。すなわち、加
熱手段1の発熱能力とカーペット本体2からの放熱のバ
ランスにより、図10に示すようにカーペット本体2の
温度上昇曲線は温度が高くなるほど飽和の傾向を示す。
よって、設定温度が高い場合は設定温度到達までの時間
が長くなり、その間に温度検出手段3で検知される温度
とカーペット本体2の表面温度との差が縮まるようにな
る。そのため、設定温度が高い場合に設定温度補正手段
7により表面温度を検出温度の温度上昇に追従させるた
めに設定温度を高めに補正すると、図9の特性Bに示す
ように表面温度が使用者の設定した設定温度よりも高く
なる状態が長時間つづくという不具合を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、通電
開始時にいかなる設定温度においても最適な立ち上がり
特性を得る使い勝手のよい採暖装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、加熱手段と、前記加熱手段の温度を検出す
る温度検出手段と、前記加熱手段の温度を設定する温度
設定手段と、前記温度設定手段からの出力と前記温度検
出手段からの出力を比較し前記加熱手段を制御する制御
手段と、前記加熱手段の通電開始時に前記温度設定手段
で設定された設定温度を温度が高くなる側に補正し前記
温度検出手段の出力がこの補正後の設定温度に達した後
に補正量を0とする設定温度補正手段と、前記温度設定
手段で設定された設定温度を判別する設定温度判別手段
とを備え、前記設定温度判別手段により前記温度設定手
段で設定された設定温度が一定温度以上と判定される場
合は前記設定温度補正手段による補正量を設定温度が一
定温度以下の場合より小さくするようにしたことを課題
解決手段としている。
【0008】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、通電開
始時に設定温度判別手段により設定温度の判別を行い、
設定温度が一定温度よりも低い場合は設定温度補正手段
により、温度設定手段で設定された温度を高めに補正し
て制御し、表面温度の温度上昇の立ち上がりの遅れを改
善する。また、設定温度が一定温度よりも高い場合は、
設定温度補正手段による設定温度の補正量を設定温度が
一定温度よりも低い場合の補正量より小さくすることに
より表面温度の過昇を防止できる。よって、通電開始時
にいかなる設定温度においても最適な立ち上がり特性を
得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付し
て説明を省略する。
【0010】図に示すように、コントローラ10は制御
手段11、温度設定手段12、設定温度補正手段13お
よび設定温度判別手段14より構成している。制御手段
11は使用者がカーペット本体を所望の表面温度にする
ために温度設定手段12に設定した設定温度と、温度検
出手段3で検出された検出温度を比較し、加熱手段1を
制御する。設定温度補正手段13はカーペット本体の通
電開始時の表面温度の立ち上がりを改善するために温度
設定手段12での設定温度を補正する。設定温度判別手
段14は温度設定手段12で設定された設定温度を判別
する。
【0011】上記構成において図2および図3を参照し
ながら動作を説明すると、まず、設定温度が一定温度
(最高設定付近の温度)以下である場合は、通電が開始
されると、図2のステップ1にて設定温度判別手段14
により温度設定手段12で温度がいくらに設定されたの
かを確認する。通電開始時には、従来例で説明したよう
にカーペット本体の表面温度の温度上昇の遅れにより、
温度検出手段3で検出される温度に対して、カーペット
本体の表面温度は低温となっている。そのため、設定温
度が低い場合は温度検出手段3で検出された検出温度が
設定温度に達しても表面温度は設定温度よりも低温とな
ってしまう。これを改善するために、ステップ1での確
認の結果、設定温度が一定温度以下であると判定された
場合は、ステップ2にて設定温度補正手段13により設
定温度を△T1だけ補正する。ステップ3では温度検出
手段3で検出された検出温度と、高めに変更された設定
温度とを比較する。検出温度が設定温度よりも低い場合
は、ステップ4にて加熱手段1に加熱指示をし、加熱を
つづける。検出温度が設定温度よりも高くなったとき、
図3の特性Aに示すように、検出温度は使用者が当初設
定した設定温度よりも高めの温度となっているが、表面
温度は使用者が設定した設定温度に近い温度となってい
る。よって、ステップ6にて補正量を0とし、設定温度
を使用者が設定した設定温度に戻し、ステップ7にて加
熱手段1での加熱を禁止する。以後、設定温度と温度検
出手段3を逐次比較しながら加熱手段1での加熱の指示
と禁止を繰り返しカーペット本体の表面温度を制御す
る。
【0012】つぎに、設定温度が一定温度以上である場
合は、設定温度が高いほど、カーペット本体の温度上昇
曲線が飽和の傾向を示すために、温度検出手段3で検出
される検出温度が設定温度に達するまでの時間が長くな
る。検出温度が設定温度に達するまでは加熱手段1での
加熱がつづけられる。加熱時間が長くなると、カーペッ
ト本体全体に熱が十分伝わるため、温度検出手段3で検
出された検出温度とカーペット本体の表面温度との温度
差がなくなる。よって、設定温度が一定温度以上、たと
えば最高設定温度である場合、前述の一定温度以下の場
合と同じように△T1だけ補正を行うと、従来例で説明
したように、表面温度が使用者の当初設定した設定温度
よりも高くなってしまう状態が長時間継続する。これ
を、改善するためにステップ1での確認の結果、設定温
度が一定温度以上であると判定された場合は、ステップ
5にて設定温度を△T2だけ補正する。ここで、△T2
は設定温度が一定温度以下の場合の補正量△T1より小
さいものとする。図3においては△T2を0とした例に
ついて示している。ステップ3では温度検出手段3で検
出された検出温度と、△T2だけ補正された設定温度と
を比較する。検出温度が補正後の設定温度よりも低い場
合は、ステップ4にて加熱手段1に加熱を指示し、加熱
をつづける。検出温度が補正後の設定温度よりも高くな
ったとき、ステップ6にて設定温度の補正量を0とし、
ステップ7にて加熱手段1での加熱を禁止する。以後、
設定温度と温度検出手段3を逐次比較しながら加熱手段
1での加熱の指示と禁止を繰り返し、カーペット本体の
表面温度を制御する。この場合、図3の特性Bに示すよ
うに、検出温度と表面温度の差はなく、いずれも使用者
が設定した設定温度に近い温度となる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、通電開始時に設定温度補正手段により設定温
度を高くなるよう補正するので、設定温度が低い場合に
顕著となる表面温度の温度上昇の遅れを改善でき、ま
た、設定温度判別手段により設定温度を判別し、設定温
度が一定温度より高い場合は設定温度が一定温度より低
い場合の補正量より小さい補正量にて補正を行うので、
設定温度が高いときに過度の補正による表面温度過昇を
防ぐことができる。すなわち、設定温度の高低による不
具合がなく、使用者の所望の温度に素早く達する快適な
暖房効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の採暖装置のブロック図
【図2】同採暖装置の制御フローチャート
【図3】同採暖装置の温度特性図
【図4】従来の採暖装置のブロック図
【図5】同採暖装置の上面図
【図6】同採暖装置の拡大断面図
【図7】同採暖装置の温度特性図
【図8】同採暖装置の立ち上がり特性を補正した場合の
温度特性図
【図9】同採暖装置の温度特性図
【図10】同採暖装置の温度上昇特性図
【符号の説明】
1 加熱手段 3 温度検出手段 11 制御手段 12 温度設定手段 13 設定温度補正手段 14 設定温度判別手段
フロントページの続き (72)発明者 瓦井 十起夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】加熱手段と、前記加熱手段の温度を検出す
    る温度検出手段と、前記加熱手段の温度を設定する温度
    設定手段と、前記温度設定手段からの出力と前記温度検
    出手段からの出力を比較し前記加熱手段を制御する制御
    手段と、前記加熱手段の通電開始時に前記温度設定手段
    で設定された設定温度を温度が高くなる側に補正し前記
    温度検出手段の出力がこの補正後の設定温度に達した後
    に補正量を0とする設定温度補正手段と、前記温度設定
    手段で設定された設定温度を判別する設定温度判別手段
    とを備え、前記設定温度判別手段により前記温度設定手
    段で設定された設定温度が一定温度以上と判定される場
    合は前記設定温度補正手段による補正量を設定温度が一
    定温度以下の場合より小さくするようにした採暖装置。
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