JP2563644B2 - レンジフードの自動運転装置 - Google Patents

レンジフードの自動運転装置

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JP2563644B2 JP2128508A JP12850890A JP2563644B2 JP 2563644 B2 JP2563644 B2 JP 2563644B2 JP 2128508 A JP2128508 A JP 2128508A JP 12850890 A JP12850890 A JP 12850890A JP 2563644 B2 JP2563644 B2 JP 2563644B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、台所における換気を自動的に行うため、台
所の雰囲気の変化を検知し、その検知出力に応じてレン
ジフードの運転を制御する自動運転装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来のこの種の自動運転装置は、たとえば第3図に示
すように構成されていた。すなわち、ガスコンロ102の
上方に設置されたレンジフードの本体100の内部に温度
検知素子101を設け、温度検知素子101が所定値以上の温
度上昇を検知したときにレンジフードを運転させ、運転
開始時の温度と検知温度との差が所定未満に戻ったとき
にレンジフードの運転を停止するように構成されたもの
であった。
発明が解決しようとする課題 従来のこのような構成では、調理中に暖房などによっ
て雰囲気温度がいちじるしく上昇したときには、調理を
終了しても検知温度と運転開始時の温度との差が非常に
大きく停止しないことがあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、台所の雰
囲気の急激な変化に影響されずに、常に適切な換気ので
きるレンジフードの自動運転装置を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、温度に感応して
導電特性が変化する温度検知素子の入力を検知する温度
検知回路と、前記温度検知素子が所定値以上の温度上昇
を検知したときに、そのときの検知温度を基準温度とし
て記憶してレンジフードを運転させる運転開始手段と、
前記基準温度と運転中の検知温度との差に応じて排気量
を決定する排気量決定手段と、前記基準温度と運転中の
検知温度との差が所定値未満に戻ったときにレンジフー
ドの運転を停止させる温度差運転停止手段と、前記レン
ジフードの運転中に規定時間以上検知温度が下降したと
きに、そのときの検知温度を基準温度として置き換えて
記憶し、レンジフードの運転を停止させる温度下降運転
停止手段とを備えてなるレンジフードの自動運転装置の
構成としたものである。
作用 この構成により、温度検知素子が所定値以上の温度上
昇を検知したときに、ただちち運転開始手段によって、
そのときの検知温度を基準温度として記憶してレンジフ
ードを運転させ、排気量決定手段によって、基準温度と
運転中の検知温度との差に応じてレンジフードの排気量
を決定し、また、基準温度と運転中の検知温度との差が
所定値未満に戻ったときに温度差停止手段によって、あ
るいは運転中に規定時間以上検知温度が下降したときに
そのときの検知温度を基準温度として置き換えて記憶す
る温度下降運転停止手段によって、それぞれレンジフー
ドの運転を停止させることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第1図および第2図
を参照しながら説明する。
ところで、台所に設置されたレンジフードは、調理を
行うと同時に運転を開始して排気をすることが、また調
理が終了しても残臭と残熱を排気した後に運転を停止す
ることが望ましい。そこで、温度に感応して導電特性が
変化する温度検知素子1の入力を検知する温度検知回路
2からの信号をマイクロコンピューター7が受ける。マ
イクロコンピューター7は、温度検知素子1が所定値以
上の温度上昇を検知したとき(54秒当たりに1℃程度以
上)に、内蔵された運転開始手段3により、そのときの
検知温度を基準温度としてマイクロコンピューター7に
記憶して駆動回路8通じレンジフードのモータ9の運転
を開始する。そして運転中には、マイクロコンピュータ
ー7に記憶されている基準温度と運転中の検知温度との
差に応じて、排気量決定手段4によりモータ9の速度ノ
ッチを選択し、レンジフードの排気量を決定する。ま
た、基準温度と運転中の検知温度との差が所定値未満に
戻ったときに(2℃程度未満)温度差運転停止手段5に
よって、あるいは運転中の検知温度が規定時間以上下降
したとき(10分程度以上)、そのときの検知温度を基準
温度に置き換えて記憶する温度下降運転停止手段によ
り、それぞれ駆動回路8を通じてモータ9の運転を停止
する。つぎに、上記構成のレンジフードの自動運転装置
の動作について第2図を参照しながら説明する。まず、
ステップ21で温度検知回路2からマイクロコンピュータ
7に温度『T』を入力する。ステップ22においてモータ
9が停止している場合は、ステップ23で所定値以上の温
度上昇(54秒間当たりに1℃程度以上の温度上昇)を検
知すると、ステップ24でそのときの検知温度を基準温度
『To』として記憶し、ステップ25で駆動回路8を通じて
モータ9を弱いノッチにして運転を開始する。ステップ
22においてモータ9が運転している場合には、ステップ
26で弱いノッチであるか否かを判断する。弱いノッチで
あれば、ステップ27でそのときの検知温度『T』と基準
温度『To』との差をとり、その差が2℃以下の場合に
は、ステップ28で駆動回路8を通じてモータ9を停止さ
せる。ステップ27でその差が2℃を越える場合には、ス
テップ29に進み、その差が5℃以上の場合には、ステッ
プ30で駆動回路8を通じてモータ9を強いノッチにす
る。ステップ26で弱いノッチでない場合、すなわち、強
いノッチであれば、ステップ33でそのときの検知温度
『T』と基準温度『To』との差をとり、その差が4℃以
下の場合には、ステップ34で駆動回路8を通じてモータ
9を弱ノッチにする。ステップ29でその差が5℃未満の
場合、およびステップ33でその差が4℃を越える場合に
は、ステップ31で検知温度『T』が10分間継続下降して
いるか否かを判断し、10分間継続下降している場合に
は、そのときの検知温度『T』を基準温度『To』に置き
換えて記憶する。このことによって、検知温度『T』と
基準温度『To』との差はなくなり、モータ9はすみやか
に停止することになる。ステップ25,28,30,32,34の次段
およびステップ23,31のNoの場合の次段は、ともにステ
ップ21となる。以上のように実施例によれば、レンジフ
ード付近において所定値以上の温度上昇が発生した場合
にレンジフードをただちに運転させ、また運転開始時と
運転中の検知温度の差に応じてレンジフードの排気量を
決定し、また、暖房によって権知温度が調理開始時の温
度にもどらなくても検知温度が下降し続けた場合にはレ
ンジフードを停止させ、適切な換気量でレンジフードを
自動的に運転・停止できることとなる。なお実施例で
は、モータの速度ノッチを強・弱としてレンジフードの
排気量を調整しているが、ノッチ数はこれに限定される
ものでなく、さらに無段変速でもよい。また、レンジフ
ードの運転開始、運転停止、あるいは速度ノッチ切り換
えを実行するための判断基準となる所定の値は、実施例
のものに限定されることなく、使用者の感覚によって他
に設定できることはいうまでもない。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、調理開始とともにレンジフードの運転を開始し、運
転中の排気量は、運転開始時とそのときの検知温度との
差に応じて決定され、暖房によって検知温度が運転開始
時の温度にもどらなくても継続的な温度下降を検知して
レンジフードの運転を停止させることができるので、各
種の調理に対して常に適切な排気量で換気し、台所の環
境を良好に保つことができるとともに、台所の雰囲気の
急激な変化に影響されないので、無駄な運転が停止でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のレンジフードの自動運転装
置を示す構成図、第2図は同装置の自動運転のためのプ
ログラムのフローチャート、第3図は従来のレンジフー
ドの自動運転装置の設置状態図である。 1……温度検知素子、2……温度検知回路、3……運転
開始手段、4……排気量決定手段、5……温度差運転停
止手段、6……温度下降運転停止手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度に感応して導電特性が変化する温度検
    知素子の入力を検知する温度検知回路と、前記温度検知
    素子が所定値以上の温度上昇を検知したときに、そのと
    きの検知温度を基準温度として記憶してレンジフードを
    運転させる運転開始手段と、前記基準温度と運転中の検
    知温度との差に応じて排気量を決定する排気量決定手段
    と、前記基準温度と運転中の検知温度との差が所定値未
    満に戻ったときにレンジフードの運転を停止させる温度
    差運転停止手段と、前記レンジフードの運転中に規定時
    間以上検知温度が下降したときに、そのときの検知温度
    を基準温度として置き換えて記憶し、レンジフードの運
    転を停止させる温度下降運転停止手段とを備えてなるレ
    ンジフードの自動運転装置。
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