JPH0535316U - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0535316U
JPH0535316U JP8511791U JP8511791U JPH0535316U JP H0535316 U JPH0535316 U JP H0535316U JP 8511791 U JP8511791 U JP 8511791U JP 8511791 U JP8511791 U JP 8511791U JP H0535316 U JPH0535316 U JP H0535316U
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JP
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Pending
Application number
JP8511791U
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Inventor
正明 今井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が印字途中にカバーを開ける必要が生
じた場合でも、画質の劣化や、インクの乾燥によるノズ
ルの目詰まりの生じない印字装置を提供する。 【構成】 ソレノイド軸とカバーロック27との係合に
より常にはトップカバー2を開かないように保持され、
カバースイッチ3よりトップカバー2を開くように指示
があった時、印字中の行を印字し終わった後に印字ヘッ
ド6をホームポジションへ移動させ、前記ロックを解除
してトップカバー2が開くことを可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシリアル方式の印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、これらの印字装置では開閉可能なトップカバーが設けられているが、そ の開閉は使用者が手によっていつでもできる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、なんらかの不都合が生じた場合、例えばインクの濃度が低下し たり、用紙がジャムを起こしたりした場合、印字中に使用者がトップカバーを開 けることがある。この場合、印字の途中であっても危険回避のため即座に印字を 中断しなくてはならなかった。これでは、再びトップカバーが閉じられて続きか ら印字を開始する時に、中断した位置での印字のずれ等の画質劣化の問題が生じ るため位置補正制御が困難であった。
【0004】 またインクジェット方式の印字装置においては、カバーの開けられた時の位置 で印字ヘッドを放置しておくとノズルのインクが乾燥してしまい、ノズルの目詰 まり等を起こしてインクが噴射しなくなる虞れがある。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、使用者が印 字途中にカバーを開ける必要が生じた場合でも、画質の劣化や、インクの乾燥に よるノズルの目詰まりの生じない印字装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の印字装置は、常にはカバーを開かないよう に保持するロック手段と、前記カバーを開くように指示する指示手段と、前記指 示手段によるカバー開の指示があった時、印字中の行を印字し終わった後に印字 手段を退避位置へ移動させ、前記ロック手段によるロックを解除して前記カバー が開くことを可能にする制御手段とを備える。
【0007】
【作用】
上記の構成を有する本考案の印字装置において、ロック手段が常にはカバーを 開かないように保持する。指示手段よりカバーを開くように指示があった時、制 御手段が、印字中の行を印字し終わった後に印字手段を退避位置へ移動させ、ロ ック手段によるロックを解除してカバーが開くことを可能にする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を具体化したインクジェット方式の印字装置について図面を参照 して説明する。
【0009】 図1及び図2に示すように、本実施例の印字装置1は開閉可能なトップカバー 2を備え、前面に設けられた操作パネルにはトップカバー2を開ける指令を与え るカバーオープンスイッチ3、オンラインスイッチ4等が配置されている。また 印字用紙11は用紙カセット5に格納されており、印字時にはここから給紙され る。トップカバー2は捻りバネ31により常には開く方向に力を受けている。ま たトップカバーの一部にはカバーロック27が軸29により回動可能に設けられ ている。
【0010】 印字装置1の内部には、ヘッドガイドバー8に摺動可能に設けられた印字ヘッ ド6と、印字用紙11を印字ヘッド6まで給紙する給紙ローラ9と、印字用紙1 1を排紙する排紙ローラ10と、メンテナンス装置7とが設けられている。更に ソレノイド28が設けられている。ソレノイド28のソレノイド軸32はトップ カバー2の閉じた状態において、カバーロック27と係合するように構成されて おり、カバーロック27は捻りバネ30によりソレノイド28の方向に力を受け ている(図7)。
【0011】 メンテナンス装置7は、印字ヘッド6のインクノズルの中のインクが乾燥して 目詰まり等が生じないように、ノズルにキャップをしたり、ダミーの噴射を行な って常にインクが流通できるようにメンテナンスを行なうものである。
【0012】 印字装置1の制御系について説明すると、図3に示すようにCPU22にはイ ンターフェース(以下、I/F)21、イメージメモリ23、カバーオープンス イッチ3、印字ヘッド6、ホームポジションセンサ26、ソレノイド28、メン テナンス装置7が接続されている。
【0013】 次に図8のフローチャートを参照して作用を説明する。
【0014】 外部からのデータがI/F21より入力され、CPU22にて印字パターンに 展開されて、イメージメモリ23に格納される。1ライン分のイメージが揃った ら(ステップS1、以下単にS1とし、他のステップについても同様とする)、 CPU22はイメージメモリ3に格納されたデータを印字部に送り、印字ヘッド 6が印字用紙11に1ライン分の印字を行なう(S2〜S7)。この印字動作は 、給紙ローラ6と排紙ローラ9で紙送りが行なわれ、紙送りが停止してから印字 ヘッド6がヘッドガイドバー8に沿って同一ラインに印字を行うことで行われる 。
【0015】 印字ヘッド6が右方向(ホームポジションと反対側)に印字中に、使用者が操 作スイッチのカバーオープンスイッチ3を押した場合(S3)は、カバーオープ ンフラグがセットされ(S4)、ソレノイド軸32とカバーロック27との係合 により、トップカバー2をロックした状態を保持する(図4)。CPU22はカ バーオープンスイッチ3が押された為、印字中のラインを最後まで印字し、その 後印字ヘッド6をホームポジションへ退避させる(S9)。この状態では、まだ トップカバー2はロックされた状態を保持しており、その状態を図5に示す。
【0016】 印字ヘッド6はホームポジションセンサ26を検知した位置にて停止され、メ ンテナンス装置は印字ヘッド6に向かって移動し、ノズルを保護し、インクの乾 燥防止等のメンテナンス動作を行なう(S10)。ここでソレノイド28が駆動 され、カバーロック27とソレノイド軸32とに係合が解除され、トップカバー 2は捻りバネ31の力により開く(S11)。この状態を図6に示す。
【0017】 再びカバーを閉じる時には、トップカバー2を捻りバネ31の力に抗して閉じ る方向に押し下げると、カバーロック27がソレノイド軸32と当接するが、カ バーロック27のソレノイド軸32との当接面は傾斜が設けられているため、カ バーロック27は外側に押し出され、更にトップカバー2を押し下げることによ り、ソレノイド軸32とカバーロック27とが係合する(S12)。
【0018】 以上、詳述したことから明らかなように、本実施例の印字装置1では、ソレノ イド軸32とカバーロック27との係合により常にはトップカバー2を開かない ように保持され、カバースイッチ3よりトップカバー2を開くように指示があっ た時、印字中の行を印字し終わった後に印字ヘッド6をホームポジションへ移動 させ、前記ロックを解除してトップカバー2が開くことを可能にするので、印字 の中断による画質の劣化がなく、インクの乾燥も生じない。
【0019】 尚、本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱 しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば本実施例はインクジェ ット方式の印字装置であったが、その他の方式の印字装置にも適用可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上、詳述したことから明らかなように、本考案の印字装置では、ロック手段 が常にはカバーを開かないように保持し、指示手段よりカバーを開くように指示 があった時、制御手段が、印字中の行を印字し終わった後に印字手段を退避位置 へ移動させ、ロック手段によるロックを解除してカバーが開くことを可能にする ので、印字の中断による画質の劣化がなく、インクの乾燥も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の印字装置のトップカバーを開けた状
態の斜視図である。
【図2】同トップカバーを閉じた状態の斜視図である。
【図3】電気的構成を示すブロック図である。
【図4】カバーオープンスイッチを押した時の印字状態
の説明図である。
【図5】カバーオープンスイッチを押した後に現印字ラ
インを印字終了して印字ヘッドがホームポジションへ退
避する状態の説明図である。
【図6】カバーオープンスイッチを押した後に印字ヘッ
ドがホームポジションに戻り、メンテナンス装置に退避
し、トップカバーのロックを解除した状態の説明図であ
る。
【図7】カバーロック周辺を拡大した斜視図である。
【図8】処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 印字装置 2 トップカバー 3 カバーオープンスイッチ 6 印字ヘッド 22 CPU 27 カバーロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能なカバーを備えたシリアル方式
    の印字装置において、 常には前記カバーを開かないように保持するロック手段
    と、 前記カバーを開くように指示する指示手段と、 前記指示手段によるカバー開の指示があった時、印字中
    の行を印字し終わった後に印字手段を退避位置へ移動さ
    せ、前記ロック手段によるロックを解除して前記カバー
    が開くことを可能にする制御手段とを備えることを特徴
    とする印字装置。
JP8511791U 1991-10-18 1991-10-18 印字装置 Pending JPH0535316U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8511791U JPH0535316U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8511791U JPH0535316U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0535316U true JPH0535316U (ja) 1993-05-14

Family

ID=13849691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8511791U Pending JPH0535316U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0535316U (ja)

Cited By (3)

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