JP2661987B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

Info

Publication number
JP2661987B2
JP2661987B2 JP25421588A JP25421588A JP2661987B2 JP 2661987 B2 JP2661987 B2 JP 2661987B2 JP 25421588 A JP25421588 A JP 25421588A JP 25421588 A JP25421588 A JP 25421588A JP 2661987 B2 JP2661987 B2 JP 2661987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
cassette
paper feed
clutch
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25421588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0299367A (ja
Inventor
博行 井上
哲夫 鈴木
洋治 荒
真也 松井
隆司 野島
潤一 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25421588A priority Critical patent/JP2661987B2/ja
Publication of JPH0299367A publication Critical patent/JPH0299367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2661987B2 publication Critical patent/JP2661987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は給紙装置、詳細には、例えばカセット桶に積
層された紙を1枚ずつ分離し、記録装置等に給送する給
紙装置に関する。
[従来の技術] 従来から、給紙装置では、第9図(A)に示すよう
に、給紙ローラ31の1回転で紙32を記録装置33に給送し
ていたが、そのためにはレイアウト上の規制が多く、特
に給紙ローラ31の位置が限定され、機械の構成上の自由
度が小さかった。そこで、第9図(B)に示すように、
補助ローラ34と補助ピンチローラ35を用い、給紙ローラ
31による紙32の搬送は、このローラ34,35までとし、そ
のあとの記録装置33までの紙搬送は、このローラ34,35
によって行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の第9図(B)に示すような従来
装置の形態では、補助ローラなどの部品が追加されるた
め、大幅なコストアップ(製造原価上昇)となり、しか
も少なくとも紙32を搬送している間は、補助ローラ34を
回転し続けなければならず、その回転に用いるモータに
対する負荷も大きくなって電力も消費し、経済的でない
という欠点があった。
一方、給紙開始のトリガーをかける機構として、従来
装置ではプンランジャなどのアクチュエータを一般に用
いていたが、近年ではクラッチの設けられた軸をモータ
で逆,正転し、このクラッチに付勢された爪をはずすこ
とによってトリガーをかける機械式のトリガー機構が提
供されている。この機械式のトリガー機構は電磁的なア
クチュエータを用いるよりはるかに廉価であり、故障が
少なく動作が正確であるとの信頼性もある。しかしなが
ら、従来では機械的に爪を1回はずすと、クラッチが1
回転すれば再び爪が引っ掛かるように構成されており、
1回転クラッチとして使用されていた。そのため、紙ロ
ーラの動きがスムーズでなく、給紙途中で逆転する音が
発生して耳障りであるし、制御面では給紙の途中で逆転
を行うパルスの管理が必要であった。さらに、2回の逆
転を行わなくてはならないので、そのための時間がかか
り、全体的にスループットの低下などの問題があった。
そこで、本発明の目的は、上述の欠点を除去し、経済
的な機械式トリガー機構を用いて給紙ローラ1回転では
記録装置に給紙できないレイアウトでも給紙を可能に
し、しかも補助ローラなど用いることがないのでコスト
ダウンとなる給紙装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、カセット桶内
に積載されたシート材を1枚ずつ分離して給送する給紙
ローラと、該給紙ローラの駆動軸に設けられて給紙開始
のトリガー動作を行うクラッチとを有し、前記駆動軸の
逆,正転動作で前記クラッチに付勢された爪をはずすこ
とにより前記トリガー動作となる前記クラッチのON,OFF
を行う給紙装置であって、前記給紙ローラの複数回転で
前記シート材を給送するように前記爪と接触する前記ク
ラッチの周面が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、好ましくは、前記クラッチは、前記
駆動軸の1回のまたは連続した複数回の逆,正転動作で
前記トリガー動作を行い、前記給紙ローラを複数回連続
的に回転させることを特徴とすることができる。
また、本発明は、好ましくは、熱エネルギーにより形
成された記録液の液滴により画像を記録する記録装置に
前記シート材を給送することを特徴とすることができ
る。
[作 用] 本発明は、上記構成により、給紙装置のカセットフィ
ーダーにおけるクラッチによる機械式給紙トリガ機構を
用いて給紙ローラを複数回転させるようにしたので、給
紙ローラ1回転では記録装置等に給紙できないレイアウ
トでも給紙を可能にし、しかも補助ローラなどを用いる
ことがないのでコストダウンとなる。
また、給紙ローラ複数回転のトリガの駆動軸の逆転、
正転,逆転の動作で行うことにより、給紙ローラ1回転
毎にトリガーをかける必要がなく、給紙途中での逆転に
よる音の発生が防げ、シーケンスも単純となる。また、
さらに1回の逆転,正転で給紙ローラ複数回転のトリガ
を行うことにより、トリガに要する時間が短くてすみ、
スループットを短縮させることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の給紙装置を構成するカセ
ットフィーダとカセット桶(紙カセット)の構成を示
す。第2図はそのカセット桶内の紙幅規制部材の詳細な
構造を示し、第3図は上述のカセットフィーダおよびカ
セット桶が装着される記録装置の構成の一例を示す。
次に、第1図〜第3図を参照して本発明に係る各部の
詳細な説明を行う。
A.カセット桶部 カセット桶は一般に箱形を成し、その中に複数枚の同
一サイズの紙を積載してカセットフィーダに取り付け、
このカセットフィーダにより紙を1枚ずつ分離され、記
録装置内へ供給するための紙収納箱である。本発明実施
例におけるカセット桶は第1図に示すように、カセット
桶本体11、分離爪右12、分離爪左13、紙幅規制部材14、
紙後端規制部材15、圧板16、分離シートカバー17とから
なる。
紙束はカセット桶本体11の底部に設けられた圧板16の
上に積載される。圧板16はカセット桶本体11の内側壁面
から突設された2本の軸111に回動自在に架設されてい
る。圧板16は後述の加圧板262により給紙ローラ22に向
って付勢される。また、圧板16には分離シート161が貼
着されており、積載された紙のつれ給紙(重送)を防止
している。
本実施例では、爪分離方式をとっており、分離爪左13
は、カセット桶本体11の内側壁面から突設された軸112
に回動自在に取り付けられており、分離爪右12は紙幅規
制部材14の内側面から突設された軸141に回動自在に取
り付けられている。これらの分離爪12,13は積載された
紙束の両側先端上部に自重で載っている。
圧板16上に積載された紙束はカセット桶本体11の左側
基準面113に沿って積載され、その紙束の右側の端部が
紙幅規制部材14により押付けられて規制される。
B.紙幅規制部材 第2図(A)〜(C)に示すように、上述の紙幅規制
部材14ではそれをカセット桶本体11に取り付ける部分
と、紙右端を紙左基準面方向に押付けるための2種類の
ばね部分、および分離爪12を支持するための軸部分141
が一体に突設されている。これらの紙幅規制部材を構成
する部分は全て樹脂によるモールド一体成型品である。
上述の2種類のばね部分は、上下2種類、左右一対ず
つのばね部分であり、樹脂の弾性(ばね性)を利用して
いる。下側の一対のばね部分142は、積載された紙束の
下部部分を押さえるが、積載紙束の下の部分では、紙束
の自重によってある程度の強い押付け力が必要となるの
で、ばねの腕部分が上側の一対のばね部分143のそれよ
りも短くなっており、上一対のばね部分143よりも強い
弾性特性(弾力性)を得ている。
上一対のばね143は下の積載紙よりも小さい力で押さ
えないと、紙が撓んでしまうので、下一対のばね142よ
りも腕部分が長く形成されている。これらのばね142,14
3は、さらに腕の厚みを調整することにより、その押圧
力を調整できる。
このようにして、圧板16上の積載紙幅規制部材14のば
ね部分142,143により左基準面113へと押付けられて、常
に基準位置から送り出されることができ、また、紙が斜
めに搬送される、いわゆる斜行が防止される。
また、この紙幅規制部材14はカセット桶本体11から容
易に取り外すことが可能であり、本実施例においては、
2ケ所のポジションに自由に設置することができる。そ
のために、第2図(A)に示すように本紙幅規制部材14
は先端144が二股分かれたフォーク状になっており、第
1図に示すようにカセット桶本体11の所定の位置に設け
られた板状部分114をそのフォーク状部分144で挟み込む
ようにして位置決めされる。また、このフォーク状部分
144は位置決めと同時に紙幅規制部材14が横だおれする
のを防止している。また、紙幅規制部材14の中央部裏面
には第2図(B)に示すように円柱突起状の円ボス145
が設けられており、この円ボス145がカセット桶本体11
の所定の位置に設けられた図示しない穴と嵌合し、位置
決めおよび紙幅規制部材中央部の撓み防止を行なってい
る。また、紙幅規制部材14の後端部分は第2図(A),
(C)に示すように爪部材146が設けられており、この
爪部146は断面が左右対象形状を成し、この爪の左右の
いずれか一方に選択的にカセット桶本体11の底部から突
設した同じ爪引掛け部115が嵌挿されるように形成され
ている。本実施例では、このような、所謂パッチン止め
構成により、少くとも2種類の紙幅、例えばA4サイズと
レター(Letter)サイズに対応できるようになってい
る。
本実施例ではさらに、紙後端規制部材15がカセット桶
本体11内に着脱可能に設けられている。この後端規制部
材15はレターサイズ紙の後端を規制するようになってい
る。この後端規制部材15のカセット桶本体11への取り付
けは、爪によるパッチン止め方式であり、手で容易に取
り外しができる。また、この後端規制部材15を取り外す
と、カセット桶本体11の後部壁がA4サイズ紙の後端規制
部材となるように設定されている。この時、使用されな
い後端規制部材15は第1図の想像線で示すようにカセッ
ト桶本体11横の後端規制部材収納場所116に上述と同様
のパッチン止め方式で収納され、紛失することがない。
このような形態で後端規制部材15を設けると、例えばA4
サイズ紙使用時にカセット桶本体後壁を後端規制部材と
して使用できるので、その分カセット桶本体11の寸法が
小さくてすみ、製造コストの低減が得られる。
また、第1図および第2図(A)に示すように、上述
のフォーク状部分144の片側はカセット桶本体11から飛
び出している部分144−aを有し、その飛び出し部144−
aによって、後述のカセットフィーダ内に紙幅規制部材
の各ポジションで飛び出し部144−aに対向する位置に
設けられた紙サイズ検出スイッチ41,42のいずれか一方
をカセット挿入時に押すようになっている。本実施例に
おいては2種類の紙サイズ対応であるので、その紙サイ
ズ検出スイッチは2個ついている。
C.カセットフィーダ部 本実施例においてカセットフィーダは、第1図に示す
ように左右側板と、この側板に架設された給紙軸21と、
この給紙軸21に設けられた複数の給紙ローラ22とを有
し、左側板には駆動部が設けられ、この駆動部にはモー
タ23、中間ギア24、給紙ギア25、クラッチ部などが設置
されている。
さらに、カセットフィーダに設けられた加圧軸26の両
端に加圧レバー261が固定され、この加圧軸26の中心に
は加圧板262が軸支しており、加圧軸26に設けられたピ
ン穴に嵌入された平行ピン263に一端を引っ掛けられた
コイル形状の加圧ばね264の他端が加圧板262に設けられ
たU字の鉤部に掛け止めされている。その平行ピン263
は加圧板262から起こされた突起部分をストッパーとし
て固定され、加圧ばね264は加圧板262のU字鉤部と平行
ピン263との間に変位した状態(圧縮された状態)で設
けられている。
前述のカセット桶本体11は、本カセットフィーダの前
部入口から図示しない案内レールに沿ってカセットフィ
ーダ内に挿入される。ここで、その案内レールによって
カセット桶本体11は、本実施例において例えば3゜ほど
下方に傾いて設置され、この設置された後のカセット桶
11の後端部はカセットフィーダ設置面よりも約20mm上方
に上がり、作業者の手が入り易く、操作性を良くしてい
る。
案内レールに沿って挿入されたカセット桶11の先端部
両側に設けられた固定斜面117に、その挿入に従い、前
述の加圧レバー261の先端のR部分が沿って動き、その
結果、加圧軸26が回転して同時に加圧板262がカセット
桶本体11に設けられた圧板16を持ち上げる方向に回転す
る。カセット桶本体11がカセットフィーダの所定の位置
まで挿入されると、加圧レバー261の先端のR部分は、
カセット桶先端両側の凹部分118に嵌り込み、その位置
で保持される。
加圧レバー261の先端のR部分がカセット桶11の先端
両側の斜面117から凹部118に嵌り込む時に、若干の盛上
がり部分があるので、引っ掛かり感が生じ、カセット桶
11が所定位置に保持された感触が作業者の手に伝わり、
またある引張り力を加えない限りカセット桶11が抜けな
いようになっている。
また、上述のように加圧板262が回転し、圧板16を持
ち上げると、圧板16は積載された紙束とともに分離爪1
2,13を持ち上げ、分離爪12,13はカセット桶本体11に設
けられた図示しないストッパにぶつかり、同時に圧板16
の位置が規制される。この時加圧ばね264が変位し、圧
板16は上方、すなわち給紙ローラ22の方向へ付勢され
る。
D.給紙動作 カセットフィーダ内にカセット桶11が上述のようにし
て装着され、後述のコントローラ(制御部)から給紙命
令がなされると、カセットフィーダは給紙動作を開始す
る。次に、この給紙動作を説明する。
第3図は、本発明実施例におけるカセットフィーダが
ある記録装置(例えば、記録液の液滴を形成するため熱
エネルギーを利用する記録液を用いて像を形成する手段
を有する記録装置)に配設された状態の断面を示す。本
図に示すように、カセットフィーダは記録装置の下面に
ビス、あるいは爪によるパッチン止めなどで固定されて
いる。記録装置下面にはカセットフィーダから給送され
る記録紙を受け入れる紙入口穴(用紙導入穴)が設けら
れ、カセットフィーダから給送された紙はその紙入口穴
から搬送ローラおよびピンチローラとの間に送り込ま
れ、その後は記録装置内部で搬送される。カセットフィ
ーダはコントローラの指示により記録装置内の紙搬送手
段である搬送ローラとピンチローラへ紙を給送するため
の動作を逐次行なう。
すなわち、コントローラから給紙命令がなされると、
カセットフィーダ内のモータ23が回転し、給紙軸21と共
に、この給紙軸21に設けられた給紙ローラ22が回転を始
める。ここで給紙ローラ22が給紙のための回転を始める
際に、トリガ動作が行なわれるが、これに関しては後で
詳しく述べる。給紙ローラ22は円形の一部が切り欠かれ
た円弧状を成しており、給紙待機状態においては積載さ
れた紙と接していない。給紙ローラ22が紙送りの正方向
に回転すると、圧板16および加圧ばね264によって付勢
されていた積載紙束に最上部の紙面上に、給紙ローラ22
のエッジ部が接し、そのエッジ部の摩擦力で紙を前方へ
押し出す。この時分離爪12,13により紙は1枚だけ分離
される。給紙ローラ22は、円弧状部分で積載紙を加圧ば
ね264に抗して押し下げ、その圧力により摩擦力を得て
紙を搬送する。給紙ローラ22がさらに回転すると、給紙
ローラ22の切り欠き部分が紙と対向し、紙と給紙ローラ
22が接しなくなるので、紙搬送はされなくなる。
本発明実施例では、この1回の給紙動作では、紙が記
録装置内の紙搬送体まで搬送されないので、もう1回同
じ動作をくりかえす。すなわち、給紙ローラ22を2回転
させて給紙動作が終了するように構成されている。な
お、給紙ローラ22によって送り出された紙は、記録装置
内のガイドステー28により案内されて記録装置の紙入口
穴から記録装置内に導かれ、記録装置内のガイド板に沿
って、記録装置内の搬送ローラ等の紙搬送体へと導かれ
る。
次に、カセットフィーダの駆動部の構成と給紙トリガ
ー動作について詳細に説明する。
カセットフィーダの駆動部は前述の通り、モータ23、
中間ギア24、給紙ギア25、クラッチ部などから成る。給
紙軸21に取付けられたそのクラッチ部は詳細には第4図
に示すように、クラッチばね251、クラッチドラム252お
よび制御環253、とから成り、第1図に示すように、そ
の動作を制御するコントロールレバー254がコントロー
ルばね255により制御環253に向って付勢されている。
上記のクラッチドラム252は第4図に示すように給紙
軸21に平行ピンなどによって固定され、このドラム252
と並列に給紙ギア25が給紙軸21に回動自在に設けられて
いる。クラッチドラム252および給紙ギア25には、それ
ぞれその周面にクラッチばね受け部が設けられており、
コイル状のクラッチばね251はそのクラッチばね受け部
の双方に跨り、環装されている。クラッチばね251の一
端はクラッチドラム252に設けられた穴256などに嵌合し
ており、クラッチッドラム252とクラッチばね251は連結
されている。クラッチばね251のまた、もう一端は、制
御環253に設けられた切り欠き部257に引っかけられてい
る。
制御環253は第5図に示すような形状を成しており、
本図(A)の平面図において、左回転を正回転、すなわ
ち給紙ローラ22が紙を搬送する方向とする。
以上の構成に基づき、本発明実施例における給紙トリ
ガの動作について説明する。コントロールレバー254は
カセットフィーダ側板に設けられたボス27に回動自在に
嵌合し、第5図(A)に示すように積載紙の紙面の表か
ら裏に向う方向に、および制御環253の円形の中心に向
う方向にボス27を軸として設けられたコントロールばね
255によって付勢されている。給紙待機状態において
は、コントロールレバー254は制御環253の切り欠き253a
に引っかかって止っている。コントローラから給紙命令
がなされると、制御環253は逆回転方向(すなわち右回
転方向)へある所定のステップ数だけ回転する。この時
の回転はモータ23から得られ、モータ22の回転が中間ギ
ア24を介して給紙ギア25に伝わり(第1図参照)、この
給紙ギア25に巻き付いているクラッチばね251が、ゆる
み方向ではあるがゆるみトルクにより回転し、そのクラ
ッチばね251のばね端の引っかけられている制御環253が
逆方向に回転するようになっている。この制御環253の
逆方向の回転により、コントロールレバー254は、制御
環253の切り欠き253aの斜面部253bに沿って制御環半径
方向外側に動き、面253c上に乗る(第5図(A),
(B),(C)参照)。
次に、ある所定のステップ数だけ正方向に制御環253
をモータ23により回転させる。すなわち、モータ23の回
転が給紙ギヤ25に伝わり、給紙ギヤ25が回転すると、給
紙ギヤ25に巻きついているクラッチばね251が締まる方
向に回転するので、強いトルクをクラッチドラム252、
すなわち給紙軸21に伝達することができる。これによ
り、コントロールレバー254はコントロールばね255の付
勢力により面253d上に乗る(第5図(A)参照)。
ここで、さらに所定ステップだけ逆方向に制御環253
を回転させると、コントロールレバー254は斜面部253e
に沿って制御環半径方向外側に動き、面253f上に乗る。
この状態から制御環253の正回転を行なうと、コント
ロールレバー254は斜面部253gに沿って、制御環半径方
向内側に移動し、さらに斜面部253hに沿って面253c上に
乗る(第5図(C)参照)。
さらに制御環253の正回転によりコントロールレバー2
54は面253d上の乗り、さらに斜面部253iに沿って制御環
半径方向内側に移動し、さらに斜面部253jに沿って253k
上に乗る(第5図(C),(D)参照)。その後、コン
トロールレバー254は再び切り欠き部253aに嵌り込み初
期位置に戻る。
以上の動きをまとめると、制御環253の逆転(所定の
数パルス)→正転(所定の数パルス)→逆転(所定の数
パルス)により給紙ローラ22を2回転させるための給紙
トリガーがかかり、ここから正方向に制御環253を回転
させると、制御環253は2回転して初期位置に戻る。こ
の時、制御環253と同期して給紙ローラ22が2回転し
て、給紙動作が終了する。
上述の逆転トリガーのパルス数は、モータ23aの回転
によって給紙ローラ22が逆回転した時、コントロールレ
バー254が制御環253の斜面部253b,253eに沿って移動
し、確実に面253c,253f上に乗り、また、給紙ローラ22
が他の部分例えば紙などに干渉して、紙がすれるなどの
悪影響を与えないものであれば良い。
以上のようにして給紙トリガーおよび給紙動作が行な
われるが、万一逆転トリガー時に何らかの引っかかりが
生じたり、他の外乱によってコントロールレバー254が
正常に動作しなかった場合、および正常に給紙トリガー
がかかったにもかかわらず、紙がすべったり、引っかか
りが生じて所定の量の給紙が行なわれなかった場合に備
え、1回目の給紙トリガーによって紙が所定の位置、例
えば紙検知センサ(図示しない)が紙を検知するところ
まで達しなかった場合、今一度給紙トリガーをかけてや
ることにより、給紙ミスの割合を大幅に減少させること
ができる。
また、機器の輸送中になどに制御環253の初期位置が
ずれた場合などに対応するため、電源ON時に給紙ローラ
22が少なくとも2回転するだけ、モータ23を回転させ
る。これにより、電源ONの以前に制御環253がいかなる
位置にあっても、電源ONすることによって初期位置に制
御環253が設定される。
また、給紙待機状態において、紙が所定の初期位置よ
りも、すなわちカセット桶11の分離爪12,13の位置より
も上流につれ込まれていて、記録装置内までの必要給紙
量が少ないことにより給紙ローラ22の回転量が少なく、
制御環253が初期位置まで達しないことを防止するため
に、給紙ローラ22が必ず少なくとも2回転回転するよう
にモータ23をコントローラで制御している。すなわち、
給紙ローラ22が2回転せずに給紙が完了してしまって
も、その後に制御環253が初期位置に戻るまでモータ23
は回転し、制御環253が常に初期位置に戻るように制御
されている。
次に、以上の給紙動作を第6図のブロック図および第
7図(A)〜(C)のフローチャートを用いてさらに詳
細に説明する。
E.制御回路 第6図は上述した記録装置(以下、プリンタと称す)
の制御系の概略回路構成を示す。
本図において、1100はイメージデータを水平方向(プ
リント方向)の1ライン毎に送出するホストコンピュー
タまたは、データ転送装置であり、ホストコンピュータ
(データ転送装置)1100からプリンタへ送出される各ラ
イン毎のイメージデータは制御部(コントローラ)1020
からのトリガ信号1160に応じて所定周波数のクロックレ
ートで転送される。
1020はプリンタ全体の制御を行なう制御部であり、例
えば、マイクロプロセッサなどのMPU1021、MPU1021の制
御プログラムや後述するフローチャートに示す制御手順
およびデータなどを格納するROM1022、ワークエリアと
して使用されるもので、例えば紙幅や紙幅に応じたデー
タ数を計算した計数値、あるいはその計数値に応じた受
信ライン総数を計算して得られる総数値を記憶する領域
などを含むRAM1023、紙送り紙やキャリッジ送りパルス
数をカウントするカウント1024、MPU1021の指示に対応
して計時を行ない指示された時間を計時するとMPU1021
に割り込み信号を出力するタイマ1025および各種データ
と制御信号の入出力を行なうI/Oポート1026等を有す
る。
1300はホストコンピュータ1100から送出されたイメー
ジデータを少なくとも記録ヘッドの記録素子数分(本実
施例では128ライン分)格納するイメージバッファメモ
リであり、ホストコンピュータ(データ転送装置)1100
からのイメージデータは制御部1020の制御により、順次
イメージバッファメモリ1300に格納される。1040は1ラ
イン分の受信するイメージデータ数を設定できるカウン
タ1041を備え、制御部1020が設定したデータ数を受信す
ると、検出信号1170を制御部1020に出力する受信回路で
ある。また、この受信回路1040には、黒ドットの有無を
識別できる黒ドット判別回路1042が備えられている。
1050はイメージバッファメモリ1300から記録ヘッド51
の記録素子数に対応するライン分(例えば128ライン
分)のデータを垂直方向に1列ずつ(128ドット)読み
出し、記録ヘッド51の記録位置に対応して出力するデー
タコンバータである。
記録ヘッド51は縦方向に128個の吐出オイフィスおよ
び吐出オリフィスの各々に対応した吐出エネルギー発生
素子からなるインクノズルを1列に配置し、水平方向に
走査して、記録を行なうインクジェット方式の記録ヘッ
ドである。エネルギー発生素子は例えば熱エネルギーを
発生するものであり、熱エネルギーにより記録液の液滴
をインクノズルより吐出する。
1070はデータコンバータからのプリントデータに基い
て記録ヘッド51の記録素子を駆動するドライバである。
56は記録ヘッド51を搭載したキャリッジ(図示しな
い)を水平方向に走査するキャリッジモータ、1090は制
御部1020からの制御データに従いキャリッジモータ56の
駆動を行なうキャリッジモータドライバである。71は記
録ヘッド51の各記録素子間のピッチと等しい量の紙送り
を実行可能な紙送りモータであり、1110は紙送りモータ
71を駆動するドライバである。また、23は第1図に示し
たカセットフィーダ用のカセットモータであり、ホスト
コンピュータ(データ転送装置)1100からの指示、もし
くは後述する情報入力部1140内のキーパネル1141からの
指定により制御部1020を介してカセットからの給紙を行
う。1130は制御部1020の指示によりカセットモータ23を
駆動する駆動ドライバである。キャリッジモータ56と紙
送りモータ71およびカセットモータ23は本実施例におい
てはステッピングモータで構成される。
1140は様々な制御を制御部1020へ送出する情報入力部
であり、これらの情報は検出信号1180として制御部1020
に出力される。情報入力部1140は以下の要素で構成され
る。すなわち、1141は例えば紙のサイズを指示すること
が可能なキーパネルであり、A4や5などの紙サイズを指
定できるものとする。1142は給紙時の記録用紙の先端位
置決めや後端の検出に使用される紙ENDセンサである。1
143は紙幅検出装置であり、本実施例ではキャリッジ上
に搭載され、例えばこの紙幅検出装置により給紙された
紙幅を検出し、記録用紙以外の位置に記録しないように
する。1144は紙カセットが装着されているか否かを検出
するカセット装着検出部であり、第1図の紙サイズ検出
スイッチ41,42が相当する。また、1145はカセット内の
紙の有無を検出するカセット紙有無検出部である。さら
に、1146は記録ヘッド51に記録紙のインクを供給するイ
ンクカートリッジ内のインクの有無を検出するインク有
無検出部であり、1147は上記インクカートリッジの有無
を検出するインクカートリッジ有無検出部である。1149
はインクジェット記録装置に特有のキャップ機構やポン
プ機構の基準位置を定めるポンプホームポジション検出
部であり、1410は記録ヘッド51を搭載したキャリッジの
基準位置を定めるキャリッジホームポジション検出部で
ある。また、1141は記録装置のドアの開閉を検出するド
ア開閉検出部である。
1150はホストコンピュータ(データ転送装置)1100か
ら指示される紙サイズ,記録命令等のコマンド信号であ
り、情報入力部1140からだけでなくホストコンピュータ
1100からも紙サイズの指定ができる。
F.制御動作 次に、第7図(A)〜(C)のフローチャートを参照
して、第1図〜第6図の構成による本発明実施例の制御
動作について説明する。
まず、第7図(A)のステップ1で(以下、省略して
S1で表わす。以下同様)、第6図の情報入力部内1140内
にあるカセット紙有無検知部1145からの入力信号1180に
より、カセット11内に紙があるか否かの判断をする。紙
が無い場合には、エラー処理へ進む。紙があるときに
は、S2へ進み、第6図のホストコンピュータまたはデー
タ転送装置1100から記録命令が信号1150により制御部10
20へ送られてきたか否かを判断する。記録命令が無い場
合いは次処理へ進む。
記録命令を受けた場合にはS3へ進み、制御部1020内の
カウンタ1024に設けられた給紙カウンタをクリアする。
次に、S4へ進み、カウンタ1024内に同様に設けられたキ
ャリッジ送りカウンタに給紙した用紙の紙幅が検知でき
る位置まのパルス数をセットし、次のS5でキャリッジモ
ータ56(第6図)を起動する。
次のS6で、キャリッジモータ56が停止するまで待ち、
S7へ進む。S7では、カウンタ1024内に設けられたカセッ
トモータカウンタに、制御環253のある面253eにコント
ロールレバー254が移動できるパルス数をセットし、カ
セットモータ23を起動する。次のS8でカセットモータ23
が停止するまで待ち、S9へ進む。S9では、上述のカセッ
トモータカウンタに、制御環253のある面253dにコント
ロールレバー254が移動できるパルス数をセットして、
カセットモータ23を起動する。次のS10で起動したカセ
ットモータ23が停止するまで待つ。
さらに、続くS11ではカセットモータカウンタに、制
御環253のある面253fにコントロールレバー254が移動可
能なパルス数をセットし、カセットモータ23を起動す
る。次のS12でカセトモータ23が停止するまで待つ。
その後、S13では情報入力部1140内の紙ENDセンサ1142
に紙が入ってきたか否かを検知する。通常、4〜S12ま
での動作では、紙は入ってこないので、紙ENDセンサ114
2により紙を検知した場合にはエラー処理へ進む。よっ
て通常はS14へ進む。
S14では、カセット11から紙ENDセンサ1142間での距離
よく多く、カセット給紙ローラ22が2回転可能な量のパ
ルス数を、カウンタ1024内のカセットモータカウンタと
紙送りカウンタにセットする。次のS15でカセットモー
タ23と紙送りモータ71を起動する。さらに、S16で紙END
センサ1142に紙が入ったか否かを判断し、紙が入ってき
た場合にはS20へ進む。
S16で紙ENDセンサ1142の位置に紙が入ってこなかった
場合には第7図(B)のS17へ進み、カセットモータ2
3、紙送りモータ71を共に停止したか否かを判断する。
停止していない場合にはS16へ戻り、S16とS17の判断動
作を繰り返す。
それらのモータ23,71が停止した場合にはS18へ進み、
前述の給紙カウンタに1を加える。次のS19でその給紙
カウンタが2になったか否かを判断し、否の場合にはS7
へ戻り、S7〜S19までの制御動作を繰り返す。給紙カウ
ンタが2になった場合にはエラー処理へ進む。
さて、S16で紙ENDセンサ1142に紙が入ってきた時には
S20へ進むが、S20では紙ENDセンサ1142から先端位置決
めまでの距離に相当するパルス数を上述の紙送りカウン
タにセットし直して、S21で紙送りモータ71が停止する
まで待ち、紙送りモータ71が停止したらS22へ進む。
S22ではデータ受信を行なって、S23で記録ヘッド51内
に縦方向に配列されてる記録素子の素子数分データを受
信したか否かを判断し、否の場合にはS22へ戻り、S22と
S23の動作を繰り返す。データが揃った場合には、次のS
24で記録ヘッド51を駆動して記録処理を行なって、S25
で上述の紙送りカウンタに記録素子長分のパルス数をセ
ットして、紙送りモータ71を起動する。
次のS26では、上述のカセットモータカウンタの値が
0か否かの判断をして、否の場合にはS27でカセットモ
ータ23も起動する。次のS28で紙送りモータ71が停止す
るまで待ち、S29では1ページの文字画像の情報記録が
終了したか否かの判断をして、否の場合にはS22へ戻
り、S22〜S29までの動作を繰り返す。1ページの印字記
録が終了した場合には、S30で排紙処理を行なって、次
処理へ進む。
第7図(C)のS31〜S38までの制御手順は紙送りモー
タ71とカセットモータ23の励磁の切り換えを行なうため
の割り込み処理ルーチンである。まず、S31で割り込み
処理が始まると、S32で前述の紙送りカウンタが0か否
かを判断して、否の場合にはS33で紙送りカウンタから
1を引き、紙送りモータ71の励磁を切り換える。紙送り
カウンタが0の場合にはS34で紙送りモータ71を停止す
る。次に、S35で前述のカセットモータカウンタが0か
否かの判断をして、否の場合にはS36でカセットモータ
カウンタから1を引き、カセットモータ23の励磁を切り
換える。カセットモータカウンタが0の場合にはS37で
カセットモータ23を停止する。最後に、S38で本割り込
み処理の終了処理をする。
以上の制御動作により、記録命令を受信してからのカ
セットフィーダの給紙動作を終了する。
G.他の実施例 なお、上述の本発明実施例では制御環の逆転・正転を
2度行って給紙ローラ2回転のトリガーをかけている
が、第8図のように構成すると、1回の制御環の逆転・
正転により給紙ローラ2回転のトリガーがかかる。すな
わち、第8図において給紙待機状態からある所定パルス
逆転させると第8図(A)に示すように斜面部253eが前
実施例より左に回転した位置に設けてあるので、コント
ロールレバー254は斜面部253bに沿って直後253dに乗
り、さらに制御環253の逆転をつづけると、コントロー
ルレバー254は斜面部253eに沿って面253fに乗る。この
ようにして、1回の逆転によって給紙ローラ2回転のト
リガーがかかるので、前実施例よりもトリガーに要する
時間が短くて済み、記録装置のスループット向上が図れ
る。
また、上述の本発明実施例は給紙ローラ2回転で給紙
動作が終了する例であったが、この給紙ローラが3回転
以上となっても同様に本発明を適用できる。そして、上
記の効果は給紙ローラの回転数が増えれば増えるだけ大
きくなる。
本実施例は上述例に限定されない。例えば引き出し的
に出し入れして用いる給紙装置にも適用可能であるし、
あるいは中板がモータ等で昇降する所謂デッキタイプの
給紙装置にも適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、給紙装置のカ
セットフィーダーにおけるクラッチによる機械式給紙ト
リガ機構を用いて給紙ローラを複数回転させるようにし
たので、給紙ローラ1回転では記録装置等に給紙できな
いレイアウトでも給紙を可能にし、しかも補助ローラな
どを用いることがないのでコストダウンとなる効果が得
られる。
また、本発明において、給紙ローラ複数回転のトリガ
を駆動軸の逆転,正転,逆転の動作で行うことにより、
給紙ローラ1回転毎にトリガーをかける必要がなく、給
紙途中での逆転による音の発生が防げ、シーケンスも単
純となる。また、さらに1回の逆転,正転で給紙ローラ
複数回転のトリガを行うことにより、トリガに要する時
間が短くてすみ、スループットを短縮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の給紙装置を構成するカセッ
トフィーダとカセット桶(紙カセット)の構成を示す斜
視図、 第2図(A)〜(C)は第1図のカセット桶内の紙幅規
制部材の詳細な構造を示すもので、同図(A)はその平
面図、同図(B)はその左側面図、同図(C)はその背
面図、 第3図は第1図のカセットフィーダおよびカセット桶が
装着された状態の記録装置の構成の一例を示す縦断面
図、 第4図は第1図のカセットフィーダの駆動部を構成する
クラッチの構成を示す縦断面図、 第5図(A)は第1図のクラッチの制御環とコントロー
ルレバーの詳細を示す正面図、第5図(B),(C),
(D)はそれぞれその側面形状を示す側面図、 第6図は本発明実施例の記録装置の制御回路の回路構成
を示すブロック図、 第7図(A)〜(C)は本発明実施例の制御動作を示す
フローチャート、 第8図(A)〜(D)は本発明の他の実施例におけるク
ラッチの制御環とコントロールレバーの詳細を示す正面
図と側面図、 第9図(A),(B)はそれぞれ従来例における給紙機
構を示す断面図である。 11……カセット桶本体、 12,13……分離爪、 14……紙幅規制部材、 15……紙後端規制部材、 16……圧板、 17……分離シートカバー、 21……給紙軸、 22……給紙ローラ、 23……カセットモータ、 24……中間ギア、 25……給紙ギア、 26……加圧軸、 27……ボス、 28……ガイドステー、 41,42……紙サイズ検出スイッチ、 51……記録ヘッド、 56……キャリッジモータ、 71……紙送りモータ、 114……板状部分、 142,143……ばね部分、 144……フォーク状部分、 145……円ボス、 146……爪部分、 161……分離シート、 251……クラッチばね、 252……クラッチドラム、 253……制御環、 254……コントロールレバー、 255……コントロールばね、 264……加圧板、 264……加圧ばね、 1020……制御部(コントローラ)、 1140……情報入力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 真也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 野島 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 浅野 潤一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−226424(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット桶内に積載されたシート材を1枚
    ずつ分離して給送する給紙ローラと、該給紙ローラの駆
    動軸に設けられて給紙開始のトリガー動作を行うクラッ
    チとを有し、前記駆動軸の逆,正転動作で前記クラッチ
    に付勢された爪をはずすことにより前記トリガー動作と
    なる前記クラッチのON,OFFを行う給紙装置であって、 前記給紙ローラの複数回転で前記シート材を給送するよ
    うに前記爪と接触する前記クラッチの周面が形成されて
    いることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記クラッチは、前記駆動軸の1回のまた
    は連続した複数回の逆,正転動作で前記トリガー動作を
    行い、前記給紙ローラを複数回連続的に回転させること
    を特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】熱エネルギーにより形成された記録液の液
    滴により画像を記録する記録装置に前記シート材を給送
    することを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装
    置。
JP25421588A 1988-10-07 1988-10-07 給紙装置 Expired - Fee Related JP2661987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25421588A JP2661987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25421588A JP2661987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0299367A JPH0299367A (ja) 1990-04-11
JP2661987B2 true JP2661987B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=17261861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25421588A Expired - Fee Related JP2661987B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2661987B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199503A (ja) * 2006-04-24 2006-08-03 Seiko Epson Corp 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0299367A (ja) 1990-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7857301B2 (en) Sheet feed devices and image recording apparatuses comprising such sheet feed devices
US6602008B2 (en) Print-medium transport unit
US4540297A (en) Paper holding, feeding and inserting apparatus for a printer using different kinds of sheets
US4577984A (en) Paper feeding device for a printing apparatus providing alternatively different feed paths
EP0952002A2 (en) Duplex-printer
JP2661987B2 (ja) 給紙装置
US7478804B2 (en) Paper feeding apparatus, image formation apparatus with paper feeding apparatus and storage medium storing control program thereof
JP2638972B2 (ja) プリンタ
JP3092040U (ja) 用紙処理用両面印刷装置
JP5675217B2 (ja) 記録装置
JPH0336668B2 (ja)
JP2710964B2 (ja) 給紙装置
JPH0413152B2 (ja)
US5253029A (en) Video color printer with paper tray ejection device and method therefore
JPH02102080A (ja) 記録装置
JPH0299364A (ja) 給紙装置
JPH0299368A (ja) 給紙装置
JPH0281836A (ja) プリンタ
JPH0299362A (ja) 記録装置
JPS6367477B2 (ja)
JP3001706B2 (ja) 記録装置
JP3570446B2 (ja) インクジェット式記録装置
JPH0627422Y2 (ja) 自動給紙装置
JPS61225082A (ja) 給紙装置
JPH0327029B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees