JPH0535254U - 高周波溶着機 - Google Patents
高周波溶着機Info
- Publication number
- JPH0535254U JPH0535254U JP8509091U JP8509091U JPH0535254U JP H0535254 U JPH0535254 U JP H0535254U JP 8509091 U JP8509091 U JP 8509091U JP 8509091 U JP8509091 U JP 8509091U JP H0535254 U JPH0535254 U JP H0535254U
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- Japan
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- welded
- electrode
- frequency welding
- side electrode
- surface plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波溶着された直後の熱い被溶着部材を支
障なく電極又は定盤から剥離することにある。 【構成】 被溶着部材イ,ロ用一側電極1に対向せる被
溶着部材用他側電極2又は定盤の外面に添いてエアー吹
出口4を被溶着部材イ,ロ側に向けてエアーパイプ3を
配設し、該パイプから圧搾エアーを吹き出すように構成
した。 【効果】 エアーパイプ3から吹き出す圧搾エアーで溶
着直後の熱い被溶着部材イ,ロを他側電極2又は定盤か
らなんら支障なく剥離せしめ得る。
障なく電極又は定盤から剥離することにある。 【構成】 被溶着部材イ,ロ用一側電極1に対向せる被
溶着部材用他側電極2又は定盤の外面に添いてエアー吹
出口4を被溶着部材イ,ロ側に向けてエアーパイプ3を
配設し、該パイプから圧搾エアーを吹き出すように構成
した。 【効果】 エアーパイプ3から吹き出す圧搾エアーで溶
着直後の熱い被溶着部材イ,ロを他側電極2又は定盤か
らなんら支障なく剥離せしめ得る。
Description
【0001】
本考案は、合成樹脂部材相互、合成樹脂部材と布帛部材などの被溶着部材を高 周波溶着又は熱融着せしめる溶着機の改良に関するが、ことに高周波溶着又は熱 融着された直後の熱い被溶着部材を他側電極又は定盤から容易確実に剥離せしめ 得るようにした高周波溶着機(熱融着機を含む)に関する。
【0002】
周知の高周波溶着機は、一側電極と他側電極又は定盤とで高周波溶着された直 後のまだ熱い被溶着部材を、他側電極又は定盤から容易かつ確実に変形せしめる ことなく剥離するための構成を有していなかった。
【0003】 そのため、高周波溶着されたばかりのまだ熱い被溶着部材を他側電極又は定盤 から人為的に無理に引剥していた。 従って、熱い被溶着部材が引き剥されるときに伸長変形し、次の加工工程で冷 えて収縮変形し、加工がやりにくくなっていた。
【0004】 本考案は、かかる問題点に着目してなしたもので、高周波溶着された直後のま だ熱い被溶着部材を容易、確実、かつ変形せしめる心配なく他側電極又は定盤か ら剥離せしめ得るようにすることを目的とする。
【0005】
叙上の目的を達成するために本考案がなした手段は、被溶着部材用一側電極に 対向せる被溶着部材用他側電極又は定盤の両側外面又は片側外面に添いてエアー 吹出口を被溶着部材側に向けてエアーパイプを配設したということである。
【0006】
一側電極と他側電極又は定盤とで高周波溶着された直後のまだ熱い被溶着部材 に向かってエアーパイプのエアー吹出口から圧搾エアーを吹き出せば、被溶着部 材が圧搾エアーによって、他側電極又は定盤から剥離される方向に押され、かつ 瞬時にして冷却される。
【0007】
図面について説明すれば、図面は、一側電極1に対向する構造体が他側電極2 の場合を示すものである。
【0008】 一側電極1は、往復運動可能な可動電極の例を表し、断面逆U字形の長杆状に 構成せしめ、平行な両側加圧板1−1 で被溶着部材イ,ロを加圧し得るように構 成する。
【0009】 他側電極2は、固定電極の例を示し、一側電極1との対向面を平滑面に構成し 、一側電極1の両側加圧板1−1 側に対向配置する。しかして、他側電極2は、 導電性定盤に代えることができる。 なお、これら両電極1,2は、一側電極1を固定電極とし、他側電極2を往復 動可能な可動電極としてもよい。
【0010】 エアーパイプ3は、他側電極2の両側外面に配設した例を図示してある。エア ーパイプ3は、長手方向に多数のエアー吹出口4を開穿して構成し、不図示の圧 搾エアータンクに接続し、被溶着部材イ,ロが高周波溶着された直後に圧搾エア ーが吹き出されるように構成する。エアーパイプ3は、エアー吹出口4を被溶着 部材イ,ロ側に向けて他側電極2の両側外面に配設し、圧搾エアーが高周波溶着 された直後のまだ熱い被溶着部材イ,ロに向かって吹き出されるように構成する 。圧搾エアー吹き出しタイミングは、被溶着部材イ,ロの高周波溶着をセンサー 、リミットスイッチ、ソレノイドバルブ、タイマー、マイクロスイッチなど適宜 な電気系で検知すると共に、圧搾エアータンクの開閉弁を操作して行うように構 成する。
【0011】 図面の被溶着部材イ,ロは、イが合成樹脂製ファスナーの例を示し、ロが該フ ァスナーイと同質で、予め所定寸法と形状とに裁断された合成樹脂シート又は合 成樹脂フィルムの例を表し、両方を高周波溶着し、次工程及び次々工程で合成樹 脂シート又は同フィルムに折曲加工、高周波溶着加工等の所要な加工を施して図 3に示すが如き被溶着物ハ(合成樹脂袋)を構成する例を図示してある。しかし て、この場合、被溶着部材ロを布帛製、擬革製、植毛布製、その他の合成樹脂以 外の高周波溶着可能な材質(被溶着部材イと高周波溶着可能な材質)とすること ができるし、被溶着物ハも図示例に限られない。
【0012】
本考案は叙上のように構成したから、高周波溶着された直後のまだ熱い被溶着 部材に向かってエアーパイプから圧搾エアーを吹き出せば、被溶着部材が他側電 極又は定盤から剥離される方向に押される。従って、人為的に無理に引き剥して いた従来技術に比して、被溶着部材を伸長変形せしめず、かつ引裂きなどの損傷 を生ぜしめることなく、他側電極又は定盤から、被溶着部材を剥離せしめ得る。
【0013】 そして、高周波溶着された直後のまだ熱い被溶着部材は、圧搾エアーが吹き付 けられることによって、瞬時に冷却収縮される。従って、次の加工工程を必要と する場合、該次工程で被溶着部材が冷却収縮することがなくなり、被溶着部材が 冷却収縮した後の安定した形状と寸法とを維持した形態での加工が可能になり、 次工程での加工がやりやすくなる。
【図1】 本考案高周波溶着機の要部正面図である。
【図2】(a)(b)(c)は図1の(II)−(II)線
による縦断面図で作用を表す。
による縦断面図で作用を表す。
【図3】(a)は被溶着物の一例を示す斜視図、(b)
はその溶着物の開口部一部縦断拡大断面図である。
はその溶着物の開口部一部縦断拡大断面図である。
1・・・ 一側電極 2・・・ 他側電極 3・・・ エアーパイプ 4・・・ エアー吹出口 イ,ロ・・・ 被溶着部材
Claims (1)
- 【請求項1】 被溶着部材用一側電極と、この一側電
極に対向せる被溶着部材用他側電極又は定盤とを備え、
該他側電極又は定盤の両側外面又は片側外面に添いて、
エアー吹出口を被溶着部材に向けてエアーパイプを配設
した高周波溶着機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991085090U JPH0716424Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製ファスナー用高周波溶着機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991085090U JPH0716424Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製ファスナー用高周波溶着機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535254U true JPH0535254U (ja) | 1993-05-14 |
JPH0716424Y2 JPH0716424Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13848907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991085090U Expired - Lifetime JPH0716424Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 合成樹脂製ファスナー用高周波溶着機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716424Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027184A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Nisshinbo Ind Inc | ラミネート装置におけるワーク剥離方法とその機構 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5361074B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2013-12-04 | ジヤトコ株式会社 | ヘリカルギヤポンプ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931312A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-20 | ||
JPS5789672A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-04 | Tachikawa Spring Co | Production of heat bonded trim cover |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP1991085090U patent/JPH0716424Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931312A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-20 | ||
JPS5789672A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-04 | Tachikawa Spring Co | Production of heat bonded trim cover |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027184A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Nisshinbo Ind Inc | ラミネート装置におけるワーク剥離方法とその機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716424Y2 (ja) | 1995-04-19 |
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