JPH0535161A - トナー搬送装置 - Google Patents

トナー搬送装置

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JPH0535161A
JPH0535161A JP3187711A JP18771191A JPH0535161A JP H0535161 A JPH0535161 A JP H0535161A JP 3187711 A JP3187711 A JP 3187711A JP 18771191 A JP18771191 A JP 18771191A JP H0535161 A JPH0535161 A JP H0535161A
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JP
Japan
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toner
rotary shaft
coil
filler
toner carrying
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JP3187711A
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Yutaka Fukuchi
豊 福地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が少なく、搬送コイルに過負荷がかか
っていることを高精度で、しかも高い信頼性をもって検
出することができるトナー搬送装置を提供する。 【構成】成形部材100は回転力伝達部材としてのギヤ
1bと被検知部材としてのフィラー1aとが一体にモー
ルド成形されて構成されている。成形部材100は回転
軸4に固定されている。フィラー1aは円盤状であり、
切欠き1cが形成されている。トナー搬送動作におい
て、フォトセンサ2にがフィラー1aの切欠き1cを検
知し、これにより回転軸4の回転数を検出する。この回
転数から搬送コイル3に過負荷がかかっているか否かが
判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
レーザビームプリンタなどに装備されるトナー搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機に備えられているクリーニング装
置によって回収される廃トナーはトナー搬送装置によっ
て廃トナーボトルに搬送され、回収される。このトナー
搬送装置はコイルが固設されている回転軸を回転させ、
トナーを搬送する。例えば廃トナーボトルが一杯になっ
た状態で、トナー搬送装置を駆動し続けたりすると廃ト
ナーが固形化し、コイル等に大きな負荷がかかり、トナ
ー搬送装置を破損するおそがある。
【0003】かかる不都合を回避するものとして特開昭
63ー239481号公報に開示されている複写機の異
常検知装置がある。この装置は回収コイルの駆動負荷が
大きくなると、この回収コイルを駆動している傘歯車の
軸心が傾くようになっている。そしてこの傘歯車の傾き
をセンサで検知し、コピーができない状態とする。
【0004】その他、特開平1ー133088号公報に
開示されている画像形成装置のクリーニング装置があ
る。この装置では搬送スクリュー(搬送コイル)にかか
る負荷が一定値を越えたときに搬送スクリューへの駆動
を遮断する手段と、この手段による駆動遮断を検知する
検知手段と、この検知結果を示す信号を表示する表示手
段とを有している。そしてこの信号によってオペレータ
に警告を発したり、複写機を停止したりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記いず
れの装置も構成が複雑となるため部品点数が多くなり、
コストがアップしてしまう欠点がある。特に特開昭63
ー239481号公報に開示されている複写機の異常検
知装置は、加工コストが高い傘歯車を使用しなければな
らい欠点がある。さらに経時的に傘歯車が摩耗すると、
傘歯車の軸心の傾きが変化してしまったり、噛み合うは
ずの歯が飛ばされて回転するようになったりして、誤検
知を起こすおそれがあり、信頼性に欠ける問題がある。
【0006】また特開平1ー133088号公報に開示
されている画像形成装置のクリーニング装置では、フォ
トセンサによって検出するためのブロックはギヤと面接
触し摩擦力によって駆動力が伝わり回転するので、ブロ
ックが経時的に摩耗したり、トナーやキャリヤがブロッ
クとギヤとの間に入り込んだりすると、ギヤの回転力が
ブロックに充分伝達されなくなるおそれがあり、信頼性
に欠ける問題がある。本発明は上記従来の問題点に着目
してなされたものであり、部品点数が少なく、搬送コイ
ルに過負荷がかかっていることを高精度で、しかも高い
信頼性をもって検出することができるトナー搬送装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、トナ
ー搬送コイルと、前記トナー搬送コイルと一体に形成さ
れた回転軸と、前記回転軸に回転力を伝達する回転力伝
達部材と、前記回転軸とともに回転する被検知部材と、
前記被検知部材を検知し回転軸の回転数を検出する検出
手段とを有するトナー搬送装置において、前記回転力伝
達部材と被検知部材とを一体に形成したことを特徴とす
るトナー搬送装置である。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、被検知部材を検知し回転
軸の回転数を検出する検出手段とを有するトナー搬送装
置において、回転力伝達部材と被検知部材とを一体に形
成したので、部品点数が少なくなる。また回転力伝達部
材の動きと被検知部材の動きが直結するので、検出精度
が高くなる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。図1に第1実施例にかかるトナー搬送装置を示す。
このトナー搬送装置は複写機のクリーニング装置内に回
収される廃トナーを廃トナーボトルへ搬送するものであ
る。同図において符号4は回転軸を示し、この回転軸4
はすべり軸受5と玉軸受6とによって回転自在に支持さ
れている。回転軸4の先端部にはトナー搬送コイル3が
溶接されている。回転軸4のトナー搬送コイル3が設け
られている部分はチューブ8に収納されている。
【0010】符号100は成形部材を示し、この成形部
材100は回転力伝達部材としてのギヤ1bと被検知部
材としてのフィラー1aとが一体にモールド成形されて
構成されている。成形部材100は回転軸4に固定され
ており、ギヤ1bに図示しないモータの駆動力が伝達さ
れる。フィラー1aは円盤状であり、切欠き1cが形成
されている。成形部材100と玉軸受6との間にはスペ
ーサ9が取り付けられている。回転軸4の後端部にはブ
ラケット7が固定されている。符号2はフィラー1aの
回転数を検出するためのフォトセンサを示す。このフォ
トセンサ2によって検出手段が構成されている。
【0011】このトナー搬送装置では、図示しないモー
タの駆動力がギヤ1bに伝達され、回転軸4が回転す
る。そしてチューブ8内のトナーをA方向へ搬送する。
このときB方向へ働く反力によって回転軸4が移動する
のを、ブラケット7が阻止する。
【0012】上記トナー搬送動作において、フォトセン
サ2にがフィラー1aの切欠き1cを検知し、これによ
り回転軸4の回転数を検出する。この回転数から搬送コ
イル3に過負荷がかかっているか否かが判定できる。ギ
ヤ1bとフィラー1aは一体に形成されているので、ギ
ヤ1bが回転すればフィラー1aも必ず回転することに
なるので、搬送コイル3に過負荷がかかっているか否か
を高精度で、しかも高い信頼性をもって検出することが
できる。
【0013】以下に説明する実施例において第1実施例
にかかるトナー搬送装置と同じ構造の部材については図
1と同じ符号を付し、その説明は省略する。図2によっ
て第2実施例について説明する。同図において符号10
1はタイミングプーリを示し、このタイミングプーリ1
01は回転力伝達部材としてのプーリ歯部11dと被検
知部材としてのフランジ部11aとが一体にモールド成
形されて構成されている。フランジ部11aには切欠き
11cが形成されている。タイミングプーリ101は回
転軸4に固定されている。
【0014】このトナー搬送装置では、図示しないモー
タの駆動力がタイミングベルトを介してプール歯部11
dに伝達され、回転軸4が回転する。このときフォトセ
ンサ2にがフランジ部11aの切欠き11cを検知し、
これにより回転軸4の回転数を検出する。この回転数か
ら搬送コイル3に過負荷がかかっているか否かが判定で
きる。
【0015】図3よって第3実施例について説明する。
同図において符号102は成形部材を示し、この成形部
材102は回転軸4、ギヤ1bおよびフィラー1aを一
体にモールド成形して構成されている。搬送コイル3は
その一端を成形部材102の回転軸4に埋め込むことに
よって固定されている。
【0016】図4によって第4実施例について説明す
る。同図に示すトナー搬送装置は新規トナーを現像装置
に補給するためのものである。同図において符号10は
トナー収容容器を示し、このトナー収容10には新規ト
ナーTが収容されている。このトナー搬送装置では、回
転軸4が回転し、搬送コイル3によってトナー収容容器
10内のトナーTがチューブ8内において搬送され、現
像装置に運ばれて補給される。
【0017】図5によって第5実施例について説明す
る。同図に示すトナー搬送装置は新規トナーを現像装置
に搬送するのに使用されるものであり、第4実施例にか
かるトナー搬送装置と同様の構成にかかる部分を有して
いるので、第4実施例のトナー搬送装置と同じ構造の部
分についてはその説明を省略する。
【0018】同図において符号103は成形部材を示
し、この成形部材103の凸部1fには円形の一部が欠
損した形状の嵌合穴1dが形成されている。成形部材1
03は回転軸4に固定されている。この凸部1fによっ
て回転力伝達部材が構成されている。符号12はモータ
を示し、このモータ12には嵌合穴1dに対応する形状
の主軸13が設けられている。
【0019】このトナー搬送装置では、主軸13を嵌合
穴1dに嵌合し、モータ12を作動させ、その駆動力を
回転軸4に伝達する。なお回転軸4を短くすれば、成形
品103と回転軸4を一体に成形することも可能であ
る。
【0020】上記実施例では、フィラー1aに切欠き1
cを形成し、フランジ部11aに切欠き11cを形成し
ているが、穴を形成するようしてもよい。実施例では複
写機に搭載されるトナー搬送装置を示したが、ファクシ
ミリ、レーザビームプリンタ等に搭載することも可能で
ある。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転力伝
達部材と被検知部材とを一体に形成したので、部品点数
を少なくできるようになり、さらに搬送コイルに過負荷
がかかっているか否かを高精度で、しかも高い信頼性を
もって検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる搬送装置の構成を
示す図である。
【図2】本発明の第2実施例にかかる搬送装置の構成を
示す図である。
【図3】本発明の第3実施例にかかる搬送装置の構成を
示す図である。
【図4】本発明の第4実施例にかかる搬送装置の構成を
示す図である。
【図5】本発明の第5実施例にかかる搬送装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
2 フォトセンサ 3 搬送コイル 4 回転軸 1a フィラー 1b ギヤ 1f 凸部 1d 嵌合穴 11a フランジ部 11c プーリ歯部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】トナー搬送コイルと、前記トナー搬送コイ
    ルと一体に形成された回転軸と、前記回転軸に回転力を
    伝達する回転力伝達部材と、前記回転軸とともに回転す
    る被検知部材と、前記被検知部材を検知し回転軸の回転
    数を検出する検出手段とを有するトナー搬送装置におい
    て、前記回転力伝達部材と被検知部材とを一体に形成し
    たことを特徴とするトナー搬送装置。
JP3187711A 1991-07-26 1991-07-26 トナー搬送装置 Expired - Lifetime JP3061302B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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