JPH053513U - 昇降式駐車装置 - Google Patents

昇降式駐車装置

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JPH053513U
JPH053513U JP5213091U JP5213091U JPH053513U JP H053513 U JPH053513 U JP H053513U JP 5213091 U JP5213091 U JP 5213091U JP 5213091 U JP5213091 U JP 5213091U JP H053513 U JPH053513 U JP H053513U
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JP
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vehicle
support rod
long groove
roller
base
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Application number
JP5213091U
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English (en)
Inventor
榮洲 杜
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榮洲 杜
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌を安全に所要の位置に上昇させ、他の車
輌をその下に格納駐車させる。 【構成】 支持杆1内側に長溝11を設け、車載台30を二
点支持する二本の連結杆20をジョイント部21と同軸のロ
−ラ23を長溝11内を回転させ、支持杆1と車載台30の間
に装架された油圧シリンダ40の作動により車載台30を昇
降させる。支持杆1のボックス内を仕切った外側にも長
溝11Aを設け、他の駐車装置のロ−ラを連結することに
より横に連結して駐車装置を設置できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は昇降式駐車装置に関する。
【0002】
【考案の技術的背景】
従来、車輌を展示のため昇降できるように駐車することが特に混雑した車輌デ ィ−ラ−のショ−ル−ムで求められている。しかも、駐車場の限られたスペ−ス 内においてリフトされた自動車の下にもう一台の車輌を駐車させる装置が望まれ ている。
【0003】
【考案の技術的課題】
この考案は上記背景に鑑み考案なされたものであり、多数並設される昇降式駐 車装置を提供することを目的とする。また、この考案は車輌の荷重の下で昇降さ れる駐車装置を安全に支持するために安定した支持部を設けて支持させるように 構成した昇降式駐車装置を提供することを目的とする。これらの目的を達成する ための手段は当業者により理解できるような以下の記載により明らかにされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案はフレ−ムと揺動機構と一対のロ−ラ機構と車載台と油圧手段とロッ ク手段とを具備した昇降式駐車装置において、前記フレ−ムは、一対に並設され 内側長手方向に長溝を有する支持杆と、前脚部と、後脚部と、前記前脚部相互お よぶ後脚部相互との間に連設した連杆とから成り、前記揺動機構は二組の連結杆 から成り、前記一対のロ−ラ機構は前記長溝に移動可能に前記揺動機構に装着さ れ、前記車載台は前記揺動機構により保持され、前記油圧手段は油圧シリンダの ようなものからなり車載台を昇降するため前記支持杆の頂部と車載台の間に装着 され、前記ロック手段は車載台の上昇位置において車載台をロックするため前記 支持杆に設けられる第1のロック部材とこの第1のロック部材と車載台の上昇時 に係合する前記車載台の対応位置に設けられる第2のロック部材とから成る昇降 式駐車装置である。
【0005】 また、この考案は前記支持杆の外側に第2の長溝を設けこの第2の長溝は前記 長溝と実質的に同一構造をなし、他の駐車装置のロ−ラ機構を装着できるように 構成される昇降式駐車装置である。
【0006】 また、この考案は前記ロ−ラ機構が前記一組の連結杆の端部を連結するジョイ ント部と、ロ−ラ軸を介してこのジョイント部と同軸に軸架され前記長溝内にベ アリングにより回転可能に設けられるロ−ラとから構成され昇降式駐車装置であ る。
【0007】 さらに、この考案は前記車載台が端部に車載台の前端部を軸に旋回でき車載台 と異なる傾斜角度に傾斜できるように設けられる傾斜台を具備した昇降式駐車装 置である。
【0008】 さらにまた、この考案は前記支持杆と後脚部の間及び前記支持杆と前脚部との 間に支持部材をさらに設けた昇降式駐車装置である。
【0009】
【作用】
駐車する車輌を車載台に乗り入れると車輌の後輪(又は前輪)が傾斜台に搭載 される。この状態では傾斜台は車載台と底面が同一直線上に位置する。次に、油 圧シリンダ−のスイッチを入れると車載台が引き込まれて揺動機構を介してロ− ラ機構が支持の長溝内を上方へ回転移動し、車載台は前方へ傾斜する。車載台の 上昇時において傾斜台は車輌の荷重で後方へ所定角度分だけ傾斜し後輪を支持し 、最上昇時においてロック手段の第1のロック部材と第2のロック部材が係合し て車載台の揺動を阻止する。そして上昇された車載台の下方空間に他の車輌を駐 車できる。他の駐車装置を並設するときは、支持杆の外側の第2の長溝に他の駐 車装置のロ−ラ機構を連結すればよい。
【0010】
【実施例】
図1および図2で示すように、この考案の昇降式駐車装置はフレ−ムとしての 垂直の支持杆10と揺動機構と揺動台と油圧手段とロック手段とから構成される。 前記支持杆10は長手方向に長溝11を形成し、間隔を置いて一対の支持杆10が並設 される。この支持杆10の前方下方には前脚部12、後方下方には後脚部13が支持杆 14を介して一体に延設されており、これらはいずれも強化スチ−ル板のような強 化金属材を用いる。前記一対の前脚部12,12の相互間および一対の後脚部13,13 間には一対の連杆15が連結されており搭載される車輌の荷重に耐え得る強度を有 している。一対の揺動機構は左右一対の連結杆20が交叉する端部をジョイントす るジョイント部21と、このジョイント部21にロ−ラ軸22を介してロ−ラ軸受24と これと一体のロ−ラ23を軸架している。前記揺動台は前記連結杆20により支持さ れる車載台30と、この車載台30の前端部とヒンジ部31を介して前方へ旋回可能に 設けられた傾斜台32と、傾斜台保持手段とから構成される。この保持手段は前記 車載台30の先端部に設けられた保持具33及びストッパ−35と、前記傾斜台32の側 板32Aに設けられるア−ム34とからなり、ア−ム34が保持具33で外方に位置規制 されるとともにア−ム34の上限をストッパ−35により抑止するようにしている。 前記油圧手段は前記支持杆10の頂部と前記車載台30の間に車載台の昇降作用のた めに装架される一対の油圧シリンダ40からなる。前記ロック手段は前記支持杆10 に設けられる一対の第1のロック部材としてのロック受杆50と、このロック受杆 50に係脱自在に係合するため前記車載台30の反応するロック部位位置に設けられ る第2のロック部材としてのロック爪杆60から構成される。
【0011】 図3および図4により、上記構成による作用を説明する。図3に示すように車 輌aは車載台30上および傾斜台32上に一対の車輪b(図3では後輪)が搭載され るまで乗り入れられた後、油圧シリンダ−40を図4で示すようにロック爪杆60が ロック受杆50に係合する高さまで上昇して載置台30をその上昇位置でロックした 後、油圧シリンダ−の作動を停止する。図4は車載台30が上昇時において傾斜台 32が車載台30より旋回するとともに所持角で保持手段が傾斜台32を保持し、かつ ストッパ−35により位置規制され、搭載された車輌aの車輪がバランスよく安全 に保持されている状態を示している。前記支持部14は車輌の上昇時には各部に必 要な強度を保持させ駐車装置各部の保持力を的確に助ける作用をしていることが 図4から明らかである。この考案の昇降式駐車装置は側方へ連結して複数の装置 を延長して並設することが可能である。この延長する場合、図2で示した長溝11 を有する支持杆10の断面図において同一の支持杆10の他側長溝11A内に本考案と 同一構造の他の昇降式駐車装置の揺動機構のロ−ラを連結して並設するように構 成される。そのために、支持杆10には軸方向に仕切壁10Aを設け、外側にも軸方 向に延長用長溝11Aを形成している。図5はこの考案の昇降式駐車装置の他の実 施例を示し、支柱10が前記実施例の垂直杆よりやや後方へ傾斜している場合を示 している。図5に示された他の構成要素及び符号は前記実施例と同一であるので 説明を省略する。この考案の多くの特徴は前述のとおりであるがこれらの実施例 に限らずこの考案の技術思想の範囲及び実用新案登録請求の範囲に記載された概 念内において種々の変形が可能である。
【0012】
【考案の効果】
この考案は前述のように構成したものであるから、車輌の荷重の下で昇降され る車載台及び傾斜台を安全に支持することができしかも、他の駐車装置を容易に 多数並設させることができこの実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による昇降式駐車装置の斜視図であ
る。
【図2】同上支持部材およびロ−ラ部材の断面図であ
る。
【図3】同上車輌積載時の本装置の下部の作動状態を示
す使用状態図である。
【図4】同上車輌リフト時の本装置の作動状態を示す使
用状態図である。
【図5】この考案による昇降式駐車装置の他の実施例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 支持杆(フレ−ム) 11 長溝 12 前脚部(フレ−ム) 13 後脚部(フレ−ム) 15 連杆 (フレ−ム) 20 連結杆(揺動機構) 21 ジョイント部(ロ−ラ機構) 22 ロ−ラ軸(ロ−ラ機構) 23 ロ−ラ(ロ−ラ機構) 24 ロ−ラ軸受(ロ−ラ機構) 30 車載台 32 傾斜台 40 油圧シリンダ(油圧手段) 50 ロック受杆(第1のロック部材) 60 ロック爪杆(第2のロック部材)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレ−ムと揺動機構と一対のロ−ラ機構と
    車載台と油圧手段とロック手段とを具備した昇降式駐車
    装置において、前記フレ−ムは、一対に並設され内側長
    手方向に長溝を有する支持杆と、前脚部と、後脚部と、
    前記前脚部相互およぶ後脚部相互との間に連設した連杆
    とから成り、前記揺動機構は二組の連結杆から成り、前
    記一対のロ−ラ機構は前記長溝に移動可能に前記揺動機
    構に装着され、前記車載台は前記揺動機構により保持さ
    れ、前記油圧手段は油圧シリンダのようなものからなり
    車載台を昇降するため前記支持杆の頂部と車載台の間に
    装着され、前記ロック手段は車載台の上昇位置において
    車載台をロックするため前記支持杆に設けられる第1の
    ロック部材とこの第1のロック部材と車載台の上昇時に
    係合する前記車載台の対応位置に設けられる第2のロッ
    ク部材とから成ることを特徴とする昇降式駐車装置。
  2. 【請求項2】前記支持杆の外側に第2の長溝を設けこの
    第2の長溝は前記長溝と実質的に同一構造をなし、他の
    駐車装置のロ−ラ機構を装着できるように構成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の昇降式駐車装置。
  3. 【請求項3】前記ロ−ラ機構は前記一組の連結杆の端部
    を連結するジョイント部と、ロ−ラ軸を介してこのジョ
    イント部と同軸に軸架され前記長溝内にロ−ラ軸受によ
    り回転可能に設けられるロ−ラとから構成されることを
    特徴とする請求項1記載の昇降式駐車装置。
  4. 【請求項4】前記車載台は端部に車載台の前端部を軸に
    旋回でき車載台と異なる傾斜角度に傾斜できるように設
    けられる傾斜台を具備したことを特徴とする請求項1記
    載の昇降式駐車装置。
  5. 【請求項5】前記支持杆と後脚部の間及び前記支持杆と
    前脚部との間に支持部材をさらに設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の昇降式駐車装置。
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