JPH0534794Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534794Y2
JPH0534794Y2 JP17572587U JP17572587U JPH0534794Y2 JP H0534794 Y2 JPH0534794 Y2 JP H0534794Y2 JP 17572587 U JP17572587 U JP 17572587U JP 17572587 U JP17572587 U JP 17572587U JP H0534794 Y2 JPH0534794 Y2 JP H0534794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
roller
rollers
workpiece
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17572587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0183467U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17572587U priority Critical patent/JPH0534794Y2/ja
Publication of JPH0183467U publication Critical patent/JPH0183467U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0534794Y2 publication Critical patent/JPH0534794Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば円柱体の外周面にペースト状の
材料を塗布するための外面塗布装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、円柱状のワークの外周面にペースト状の
材料を塗布するための装置としては、ワークをロ
ーラで回転させながら、回転するワークの外周面
に人手により一定間隔でヘラを対面させ、その間
隙にペースト状の材料を供給して塗布する装置が
知られていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の外面塗布装置では、人手
で塗布作業を実施しているため、ペースト状の材
料をワークの外周面に均一に塗布することが、特
に粘性が高い材料を使用して厚く塗布しようとす
る際、困難となる欠点があつた。また、この装置
を自動化ラインに組み込んで、全体のシステムを
自動化することが困難な欠点もあつた。
本考案の目的は上述した不具合を解消して、ペ
ースト状材料の円柱体外周面への均一塗布が可能
でしかも自動化することの容易な外面塗布装置を
提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の外面塗布装置は、ワーク回転用の少な
くとも一対のローラと、該ローラのいずれか一方
にペーストを転写するペースト塗布用の少なくと
も1個のローラと、これらのローラを回転させる
ローラ駆動装置とからなるローラ装置と、 塗布すべきペーストをペースト塗布用ローラへ
供給するためのペースト噴射ノズルを有するペー
スト供給装置と、 少なくとも一対の回転用ローラ間で回転するワ
ークをローラ回転軸方向に往復運動させるワーク
位置移動装置とを具えることを特徴とするもので
ある。
(作用) 上述した構成において、一対のローラ間で回転
軸方向に往復動しながら回転する円柱形状のワー
クに、ペースト塗布用ローラから回転用ローラへ
供給されるペーストが転写されるため、ワークの
外周面にむらなく均一にペーストを塗布すること
ができる。
また、一対のワーク回転用ローラの回転数が異
なると、ワークと回転用ローラ間でスリツプが生
じてペーストのワークへの塗布がより均一となる
ため好ましい。
さらに、各ローラの表面が軟質耐食性ゴムであ
ると、ペーストに耐性が良好であるとともにロー
ラ間でのペーストの転写も良好であるため好まし
い。
(実施例) 以下、実際の例について説明する。
第1図a,bは本考案の外面塗布装置の一例を
示す平面図および正面図である。本実施例の外面
塗布装置は、対をなす2個の回転用ローラ1,2
およびペースト塗布用ローラ3とローラ駆動装置
4−1,4−2とからなるローラ装置5と、ペー
スト噴出ノズル6を有するペースト供給装置7
と、アーム部8−1,8−2を有するワーク位置
移動装置9とから構成されている。
ローラ装置5においては、ローラ駆動装置4−
1によりペースト塗布用ローラ3が回転するとと
もに、ローラ3,4のそれぞれの端部に設けた歯
数が同一の外歯歯車11−1,11−2の作用に
より、回転用ローラ2がペースト塗布用ローラ3
と逆方向に回転するように構成している。また、
ローラ駆動装置4−2により回転用ローラ1を回
転用ローラ2と異なる回転数で同方向に回転する
よう構成している。ここで回転用ローラ1,2の
回転を異なる回転数で同方向としているのは、回
転用ローラ1,2の間に例えば円柱状のワーク1
2を載せたとき、ワーク12が回転するとともに
回転用ローラ1,2に対してスリツプ可能とする
ためである。さらに、回転用ローラ1,2および
ペースト塗布用ローラ3は同一形状で軟質耐食性
ゴムよりなる表面層12−1,12−2,12−
3を有するとともに、基台13に対して同一平面
上に所定の微小間隔を保ちながら並ぶよう構成し
ている。
ペースト供給装置7においては、基台13上に
設けた支台21の上部に設けられた駆動機構22
の先端に、ペースト供給用ローラ3の直上に位置
するようペースト噴出ノズル6を設置している。
ペースト噴出ノズル6は駆動機構22によりペー
スト供給用ローラ3の回転軸に沿つて往復運動す
るよう構成され、ペースト供給用ローラ3全体に
ペーストを均一に供給するよう構成している。ま
た、ペースト噴出ノズル6は自動式オン、オフ弁
であり、タイマーにより噴出時間が設定でき、か
つ調整つまみにより噴出量を可変することができ
る。
ワーク位置移動装置9においては、基台13上
に設けた駆動機構31の上部両端部からアーム部
8−1,8−2を回転用ローラ1,2の間で回転
するワーク12の両端部の位置まで延在させてい
る。アーム部8−1,8−2の先端には突出部3
2−1〜32−4を設け、駆動機構31の往復動
により突出部32−1〜32−4がワーク12を
回転用ローラ1,2の回転軸方向に押して往復動
するよう構成している。
上述した構成の外面塗布装置において、実際の
外周塗布操作は以下のようになる。まず、回転用
ローラ1,2、ペースト塗布用ローラ3をローラ
駆動装置4−1,4−2の駆動により所定の回転
数で回転させた状態で、ワーク12を回転用ロー
ラ1,2の間に載せてワーク12を回転させる。
その後、塗布すべきペーストをペースト噴出ノズ
ル6からペースト塗布用ローラ3に供給する。な
お、ペースト供給時間は外部タイマーにより設定
された時間のみペーストが供給される。ペースト
塗布用ローラ3に供給されたペーストは回転用ロ
ーラ2に転写され、さらにワーク12に転写され
ることにより、ワーク12の外面にペーストを塗
布している。
本考案は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば、上述した実施例ではペースト供給装置7にお
いてペーストを回転軸方向に往復動するペースト
噴出ノズル5からペースト供給用ローラ3に供給
しているが、ノズルをスリツトに変えてペースト
供給用ローラ3の全幅にわたつて同時に供給して
もよい。また、上述した実施例では一対の2個の
回転用ローラと1個のペースト供給用ローラとを
使用したが、複数対の回転用ローラと複数個のペ
ースト供給用ローラとを使用することもできる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなよう
に、本考案の外面塗布装置によれば、ローラ上で
回転するワークの外周面に転写によりペーストを
塗布しているため、ワークの外周面にむらなく均
一にペーストを塗布することができるとともに、
自動化も容易に達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはそれぞれ本考案の外面塗布装置
の一例を示す平面図および正面図である。 1,2……回転用ローラ、3……ペースト塗布
用ローラ、4−1,4−2……ローラ駆動装置、
5……ローラ装置、6……ペースト噴出ノズル、
7……ペースト供給装置、8−1,8−2……ア
ーム部、9……ワーク位置移動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ワーク回転用の少なくとも一対のローラと、
    該ローラのいずれか一方にペーストを転写する
    ペースト塗布用の少なくとも1個のローラと、
    これらのローラを回転させるローラ駆動装置と
    からなるローラ装置と、 塗布すべきペーストをペースト塗布用ローラ
    へ供給するためのペースト噴射ノズルを有する
    ペースト供給装置と、 少なくとも一対の回転用ローラ間で回転する
    ワークをローラ回転軸方向に往復運動させるワ
    ーク位置移動装置とを具えることを特徴とする
    外面塗布装置。 2 前記一対のワーク回転用ローラの回転数が異
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の外面
    塗布装置。 3 前記ローラの表面が軟質耐食性ゴムよりなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の外面塗布
    装置。
JP17572587U 1987-11-19 1987-11-19 Expired - Lifetime JPH0534794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17572587U JPH0534794Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17572587U JPH0534794Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0183467U JPH0183467U (ja) 1989-06-02
JPH0534794Y2 true JPH0534794Y2 (ja) 1993-09-02

Family

ID=31467507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17572587U Expired - Lifetime JPH0534794Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0534794Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0183467U (ja) 1989-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0534794Y2 (ja)
US5069940A (en) Apparatus and method for applying coating material
JP2691284B2 (ja) ゴムローラ用コーティング装置
JPS5911444B2 (ja) タイヤのビ−ド部への潤滑剤塗布装置
JPS63295242A (ja) タイヤビード部の潤滑剤塗布装置
DD242010B1 (de) Vorrichtung zum automatischen linieren und bandern von keramischen erzeugnissen
CN209549878U (zh) 一种点胶机
JPH01193068A (ja) ピストンスカートへの被膜形成方法
US2009652A (en) Spray device
JPH01155961A (ja) 円筒体内周面塗布装置
JPS5936303Y2 (ja) ガラス端縁に対する接着剤塗布装置
JPS553841A (en) Viscous agent coating apparatus
JPH0455666B2 (ja)
JPS6331732Y2 (ja)
JPH0614811Y2 (ja) 円柱状電子部品の塗装装置
JP3366690B2 (ja) 粘性物の塗布装置
JPS6324421B2 (ja)
JP2536158B2 (ja) 絶縁剤の塗布装置
JPH0716514A (ja) 管端面の塗布方法及びその装置
JPS6218284Y2 (ja)
JPS6112239Y2 (ja)
JPH059092Y2 (ja)
JPH07204546A (ja) 塗装装置
JPS632134Y2 (ja)
JPH0420050Y2 (ja)