JPH05347674A - 同期表示制御装置 - Google Patents

同期表示制御装置

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JPH05347674A
JPH05347674A JP4153875A JP15387592A JPH05347674A JP H05347674 A JPH05347674 A JP H05347674A JP 4153875 A JP4153875 A JP 4153875A JP 15387592 A JP15387592 A JP 15387592A JP H05347674 A JPH05347674 A JP H05347674A
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JP
Japan
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output
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Pending
Application number
JP4153875A
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English (en)
Inventor
Ayako Takatsuji
綾子 高辻
Noritake Okada
憲武 岡田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69332326T priority patent/DE69332326T2/de
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • H04M11/066Telephone sets adapted for data transmision
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/131Protocols for games, networked simulations or virtual reality

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線を介するデータ通信における伝送速
度が不十分であるために、大量のデータを一括して送信
した場合に生じる、送信元通信端末と該当他端末間の、
共用データの表示における遅延を防ぐ。 【構成】 伝送速度に適したデータ量間隔でデータを分
割し、次の分割データの送信、および、表示を送信側通
信端末で待ち合わせることにより、各通信端末間の表示
の相違を防ぎ、データ通信に伴う遅延の、表示への影響
を最小限にとどめる。また、通信開始時に送信するトレ
ーニングデータによって、共用データの表示の相違を防
ぐ同期制御を行い、かつ、表示処理速度が最高となるデ
ータ分割間隔を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN網、電話網、専
用線等の通信回線を介して接続された複数の通信端末間
で、音声対話を行いつつ、画像情報や描画情報の相互通
信を行う対話システムにおける同期表示制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN網、電話網、専用線等の
通信回線を介して接続された複数の通信端末間で、音声
対話を行いつつ、画像情報や描画情報の相互通信を行う
対話システムが提案されている。例えば、特開平01-067
061 号公報では、送信側で描いた描画データを表示部で
表示するとともに、受信側にその描画データを送信し、
受信側の表示部にも同様の描画を表示し、同じ描画を見
ながら音声対話を行うというテレライティング装置にお
いて、送信中の描画データと入力済みの描画データとを
同一画面上で区別して表示することにより、双方の対話
が食い違うことを防止するようにしたテレライティング
装置が提案されている。また、電話機と表示装置を備え
た対話システムで、とくに対話画面の制御、情報の追加
といった観点から、各端末装置による情報処理機能を活
かして打ち合せ、あるいは会議を進めることができるよ
う、マルチウィンドウ機能を備えた複数の端末装置、あ
るいはワークステーションで各種プログラムを同様に動
作させ、電話機と共に使用することにより、遠隔地で音
声とデータを利用し、互いに情報を目で見、その場で処
理を行い、結果を全参加者へ提示を図る対話通信方法お
よびシステムが特開平02-084860 号公報で提案されてい
る。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
テレライティング装置の一例について説明する。図10
は従来のテレライティング装置の構成を示すものであ
る。図11は同じくその動作の手順を示すフロー図であ
る。図10において、1001は電話回線、1002は
電話機である。1003は、送受信する信号の変調、復
調を行うモデム部である。1004は、前記電話回線1
001と前記電話機1002及び前記モデム部1003
とを切替える回線接続部である。1005は制御部で、
描画入力制御部1051、位置判断部1052、データ
制御部1053、及び表示制御部1054で構成されて
いる。1006は、使用者の描いた画像から一定時間毎
に座標を読み取り、前記描画入力制御部1051へ送る
描画入力部である。1007は記憶部で、データの入力
位置を記憶する入力位置記憶装置1071、描画データ
の送信側への送出位置を記憶する送出位置記憶部107
2、および描画データを記憶するデータ記憶部1073
で構成されている。1008は、前記表示制御部105
4から送られてきたデータをデータ通りに輝度を変えて
表示する表示部である。前記描画入力制御部1051
は、前記描画入力部1006から入力された描画データ
を2値データに変換し前記記憶部1007の前記データ
記憶部1073に送る。前記位置判断部1052は、前
記記憶部1007の前記入力位置記憶部1071と前記
送出位置記憶部1072とに記憶された入力位置および
送出位置の値から送出するデータの有無を判断し、デー
タがあれば前記データ制御部1053に送る。前記デー
タ制御部1053は、前記位置判断部1052から送ら
れてきたデータを符号化して前記モデム部1003へ送
り、また前記モデム部1003から送られてきたデータ
を復号化して前記記憶部1007へ記憶させる。前記表
示制御部1054は、前記記憶部1007から取り出し
た描画データのうち、受信側へ送出した描画データとま
だ送出していない描画データとを輝度を変えて表示する
ように前記表示部1008へデータを送る。以上のよう
に構成されたテレライティング装置の動作を、図11に
示すと共に、図11の各ステップの動作を以下に分説す
る。 (1101)入力位置記憶部1071と送出位置記憶部
1072の内容を初期化する。 (1102)描画入力部1006より、描画データを入
力する。 (1103)描画データが入力されたかどうかを判断
し、描画データが入力されたと判断した時には、次の動
作に移る。入力されなかったと判断した時には、(11
07)の動作に移る。 (1104)描画入力制御部1051で描画データを2
値データに変換した後、入力位置記憶部1071の入力
位置を示すところに記憶する。 (1105)入力位置記憶部1071の入力位置をカウ
ントアップする。 (1106)表示制御部1054で、入力された描画デ
ータを表示部1008に少し輝度を下げた線で表示す
る。 (1107)次の描画データを送出できるかどうかを判
断する。送出できると判断した場合には、次の動作に移
る。送出できないと判断した場合には、(1102)の
動作に戻る。 (1108)位置判断部1052で、次に送出する描画
データがあるかどうかを判断する。あると判断した場合
には、次の動作に移る。ないと判断した場合には、(1
102)の動作に戻る。 (1109)送出位置記憶部1072の送出位置を示す
ところに記憶している描画データを、データ制御部10
53、モデム部1003、および回線接続制御部100
4を介して、電話回線1001に送出する。 (1110)送出位置記憶部1072の送出位置をカウ
ントアップする。 (1111)表示制御部1054で、送出したデータ
を、表示部1008にすでに表示されている描画をなぞ
るようにして少し輝度をあげた線で表示し、(110
2)の動作に戻る。(特開平01-067061 号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、対話システムを提供する各通信端末装置
が同一の表示処理速度を持つことを前提としており、各
通信端末の表示処理性能が異なる場合、あるいは、各通
信端末がマルチウィンドウで他のアプリケーションを同
時に起動している場合の表示処理速度への影響などは考
慮していない。また、各通信端末間のデータ通信に伴う
遅延によって発生する表示時の遅延に関しても考慮して
いない。そのため、データ送信側と受信側で表示装置へ
の共用データの表示に相違が発生し、各利用者の認識に
食い違いが生じたり、ほとんど遅延が生じ得ない電話機
による音声対話に食い違いが生じたりするという問題点
を有していた。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、各通信端末間
の表示処理性能の相違、および、各通信末間のデータ通
信に伴う遅延によって各通信端末の表示装置への共用デ
ータの表示に食い違いが発生しないよう、送受信する共
用データを一定のデータ量間隔で制御し、表示処理レベ
ルでの待ち合わせによって同期を図ることにより、対話
を行う利用者にとって、違和感の生じない、共用データ
の表示同期を実現する「同期表示制御装置」を提供する
ことを目的とする。また、各利用者の認識の食い違いを
防止することにより、音声による再確認等の無駄をなく
し、対話効率の改善を図るシステムを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の同期表示制御装置は、請求項1の発明にお
いては、送信時には、送信データをデータの先頭から予
め設定されている間隔で分割するデータ分割部と、前記
データ分割部から受け取る分割データを分割単位で通信
部、および、表示部に出力した後、データ配信許可部か
らの次データ配信許可情報を待って、順次、次の分割デ
ータを通信部と表示部に出力し、次データ配信許可情報
を受けても出力すべき分割データがない場合には、表示
終了情報をデータ配信許可部に出力し、受信時には、分
割データを通信部から受け取り、そのまま表示部へ出力
するデータ配信部と、複数の通信端末を伝送路で接続
し、データおよび制御情報(データ表示終了情報)、お
よび、音声信号の相互通信を実現する通信部と、前記デ
ータ配信部から受け取る分割データを表示装置に出力
し、表示終了後、データ配信許可部にデータ表示終了情
報を出力する表示部と、送信時には、前記表示部から受
け取る自通信端末のデータ表示終了情報および前記通信
部から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の
獲得を待ち、獲得後、前記データ配信部へ次データ配信
許可情報を出力し、受信時には、前記表示部から受け取
る自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部に出力
するデータ配信許可部という構成を備えたものである。
【0007】請求項2の発明においては、送信時には、
送信データにデータの先頭から予め設定されている間隔
でマーカを付与するマーカ付与部と、前記マーカ付与部
から受け取るマーカ付きデータを一括して通信部、およ
び、マーカまでのデータをマーカ識別表示部へ出力した
後、データ配信許可部からの次データ配信許可情報を待
って、順次、次のマーカまでのデータをマーカ識別表示
部に出力し、次データ配信許可情報を受けても出力すべ
きデータがない場合には、表示終了情報をデータ配信許
可部へ出力し、受信時には、マーカ付きデータを通信部
から受け取り、そのままマーカ識別表示部へ出力するマ
ーカ付きデータ配信部と、複数の通信端末を伝送路で接
続し、データおよび制御情報(データ表示終了情報)、
および、音声信号の相互通信を実現する通信部と、送信
時に、前記マーカ付きデータ配信部から受け取る分割デ
ータを表示装置に出力し、表示終了後、データ配信許可
部にデータ表示終了情報を出力し、受信時に、前記マー
カ付きデータ配信部から受け取るマーカ付きデータを表
示装置に出力し、識別したマーカまでの表示を終了する
度に、データ表示終了情報をデータ配信許可部に出力す
るマーカ識別表示部と、送信時には、前記マーカ識別表
示部から受け取る自通信端末のデータ表示終了情報、お
よび、前記通信部から受け取る該当他通信端末からのデ
ータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記マーカ付
きデータ配信部へ次データ配信許可情報を出力し、受信
時には、前記マーカ識別表示部から受け取る自通信端末
のデータ表示終了情報を前記通信部に出力するデータ配
信許可部という構成を備えたものである。
【0008】請求項3の発明においては、送信時には、
送信データにデータの先頭から予め設定されている間隔
でマーカを付与するマーカ付与部と、前記マーカ付与部
から受け取るマーカ付きデータを一括して通信部、およ
び、マーカ識別表示制御部へ出力し、受信時には、マー
カ付きデータを通信部から受け取り、そのままマーカ識
別表示制御部へ出力するマーカ付きデータ一括配信部
と、複数の通信端末を伝送路で接続し、データおよび制
御情報(データ表示終了情報)、および、音声信号の相
互通信を実現する通信部と、送信時に、前記マーカ付き
データ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表示
装置に出力する際に、表示方法に変化を加えて出力して
おき、識別したマーカまでの表示を終了する度に、表示
変更許可部へデータ表示終了情報を出力し、表示変更許
可部から表示変更許可情報を受け取る度に、変化を加え
て出力しているマーカ付きデータを、順次、マーカ毎
に、表示方法を元に戻していき、受信時には、前記マー
カ付きデータ一括配信部から受け取るマーカ付きデータ
を表示装置へ出力し、識別したマーカまでの表示を終了
する度にデータ表示終了情報を表示変更許可部に出力す
るマーカ識別表示制御部と、送信時には、前記マーカ識
別表示制御部から受け取る自通信端末のデータ表示終了
情報、および、前記通信部から受け取る該当他通信端末
からのデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記
マーカ識別表示制御部へ表示変更許可情報を出力し、受
信時には、前記マーカ識別表示制御部から受け取る自通
信端末のデータ表示終了情報を前記通信部へ出力する表
示変更許可部という構成を備えたものである。
【0009】請求項4の発明においては、送信時には、
送信データをデータの先頭から予め設定されている間隔
で分割するデータ分割部の代わりに、通信開始時にはま
ず、トレーニングデータをパラメータとして設定された
データ量間隔で分割した後、データ配信部に出力し、拡
張データ配信許可部からトレーニング終了情報を受け取
るまで、拡張データ配信許可部から受け取る分割間隔情
報で決定された間隔をパラメータとして、トレーニング
データの分割/前記データ配信部への出力を繰り返し、
送信時には、拡張データ配信許可部からトレーニング終
了情報を受け取った時にパラメータとしていた分割間隔
で送信データを分割する拡張データ分割部を用い、送信
時には、表示部から受け取る自通信端末のデータ表示終
了情報および通信部から受け取る該当他通信端末のデー
タ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記データ配信
部に次データ配信許可情報を出力し、受信時には、前記
表示部から受け取る自通信端末のデータ表示終了情報を
前記通信部に出力するデータ配信許可部の代わりに、通
信開始時、および、送信時には、前記表示部から受け取
る自通信端末のデータ表示終了情報、および、前記通信
部から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の
獲得を待ち、獲得後、前記データ配信部へ次データ配信
許可情報を出力し、通信開始時のトレーニングデータに
対する表示終了情報を受け取った場合には、自通信端末
と該当他通信端末の、分割データに対するデータ表示終
了情報の獲得に要する時間の差分、および、トレーニン
グデータ全体の表示に要する時間が、そのトレーニング
データに設定される許容範囲内であるかどうかの判断に
基づき、許容範囲内であると判断した場合には、前記拡
張データ分割部へトレーニング終了情報を出力し、許容
範囲外であると判断した場合には、前記拡張データ分割
部へ、表示の同期を図るのにより最適と判断される分割
間隔情報を出力し、受信時には、前記表示部から受け取
る自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部に出力
する拡張データ配信許可部を用いたことを特徴とする請
求項1記載の同期表示制御装置としている。
【0010】請求項5の発明においては、送信時には、
送信データにデータの先頭から予め設定されている間隔
でマーカを付与するマーカ付与部の代わりに、通信開始
時にはまず、トレーニングデータにパラメータとして設
定されたデータ量間隔でマーカを付与した後、マーカ付
きデータ配信部に出力し、拡張マーカ付きデータ配信許
可部からトレーニング終了情報を受け取るまで、拡張マ
ーカ付きデータ配信許可部から受け取るマーカ付与間隔
情報で決定された間隔をパラメータとして、トレーニン
グデータへのマーカ付与/前記マーカ付きデータ配信部
への出力を繰り返し、送信時には、拡張マーカ付きデー
タ配信許可部からトレーニング終了情報を受け取った時
にパラメータとしていたマーカ付与間隔で送信データに
マーカを付与する拡張マーカ付与部を用い、送信時に
は、マーカ識別表示部から受け取る自通信端末のデータ
表示終了情報、および、通信部から受け取る該当他通信
端末からのデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、
前記マーカ付きデータ配信部へ次データ配信許可情報を
出力し、受信時には、前記マーカ識別表示部から受け取
る自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部に出力
するデータ配信許可部の代わりに、通信開始時、およ
び、送信時には、前記マーカ識別表示部から受け取る自
通信端末のデータ表示終了情報、および、前記通信部か
ら受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲得
を待ち、獲得後、前記マーカ付きデータ配信部へ次デー
タ配信許可情報を出力し、通信開始時のトレーニングデ
ータに対する表示終了情報を受け取った場合には、自通
信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対する
データ表示終了情報の獲得に要する時間の差分、およ
び、トレーニングデータ全体の表示に要する時間が、そ
のトレーニングデータに設定される許容範囲内であるか
どうかの判断に基づき、許容範囲内であると判断した場
合には、前記拡張マーカ付与部へトレーニング終了情報
を出力し、許容範囲外であると判断した場合には、前記
拡張マーカ付与部へ、表示の同期を図るのにより最適と
判断されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信時には、
前記マーカ識別表示部から受け取る自通信端末のデータ
表示終了情報を前記通信部に出力する拡張マーカ付きデ
ータ配信許可部を用いたことを特徴とする請求項2記載
の同期表示制御装置としている。
【0011】請求項6の発明においては、送信時には、
送信データにデータの先頭から予め設定されている間隔
でマーカを付与するマーカ付与部の代わりに、通信開始
時にはまず、トレーニングデータにパラメータとして設
定されたデータ量間隔でマーカを付与した後、マーカ付
きデータ一括配信部に出力し、拡張表示変更許可部から
トレーニング終了情報を受け取るまで、拡張表示変更許
可部から受け取るマーカ付与間隔情報で決定された間隔
をパラメータとして、トレーニングデータへのマーカ付
与/前記マーカ付きデータ一括配信部への出力を繰り返
し、送信時には、拡張表示変更許可部からトレーニング
終了情報を受け取った時にパラメータとしていたマーカ
付与間隔で送信データにマーカを付与する拡張マーカ付
与部を用い、送信時に、前記マーカ付きデータ一括配信
部から受け取るマーカ付きデータを表示装置に出力する
際に、表示方法に変化を加えて出力しておき、識別した
マーカまでの表示を終了する度に、表示変更許可部へデ
ータ表示終了情報を出力し、前記表示変更許可部から表
示変更許可情報を受け取る度に、変化を加えて出力して
いるマーカ付きデータを、順次、マーカ毎に、表示方法
を元に戻していき、受信時には、前記マーカ付きデータ
一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表示装置へ
出力し、識別したマーカまでの表示を終了する度にデー
タ表示終了情報を前記表示変更許可部に出力するマーカ
識別表示制御部の代わりに、送信時に、前記マーカ付き
データ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表示
装置に出力する際に、表示方法に変化を加えて出力して
おき、識別したマーカまでの表示を終了する度に、拡張
表示変更許可部へデータ表示終了情報を出力し、拡張表
示変更許可部から表示変更許可情報を受け取る度に、変
化を加えて出力しているマーカ付きデータを、順次、マ
ーカ毎に、表示方法を元に戻していき、変化を加えて出
力しているデータがなくなった場合、拡張表示変更許可
部へ表示終了情報を出力し、受信時には、前記マーカ付
きデータ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表
示装置へ出力し、識別したマーカまでの表示を終了する
度にデータ表示終了情報を前記表示変更許可部に出力す
る拡張マーカ識別表示制御部を用い、送信時には、マー
カ識別表示制御部から受け取る自通信端末のデータ表示
終了情報、および、通信部から受け取る該当他通信端末
からのデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記
マーカ識別表示制御部へ表示変更許可情報を出力し、受
信時には、前記マーカ識別表示制御部から受け取る自通
信端末のデータ表示終了情報を前記通信部へ出力する表
示変更許可部の代わりに、通信開始時、および、送信時
には、前記拡張マーカ識別表示制御部から受け取る自通
信端末のデータ表示終了情報、および、前記通信部から
受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲得を
待ち、獲得後、前記拡張マーカ識別表示制御部へ表示変
更許可情報を出力し、通信開始時のトレーニングデータ
に対する表示終了情報を受け取った場合には、自通信端
末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対するデー
タ表示終了情報の獲得に要する時間の差分、および、ト
レーニングデータ全体の表示に要する時間が、そのトレ
ーニングデータに設定される許容範囲内であるかどうか
の判断に基づき、許容範囲内であると判断した場合に
は、前記拡張マーカ付与部へトレーニング終了情報を出
力し、許容範囲外であると判断した場合には、前記拡張
マーカ付与部へ、表示の同期を図るのにより最適と判断
されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信時には、前記
拡張マーカ識別表示制御部から受け取る自通信端末のデ
ータ表示終了情報を前記通信部へ出力する拡張表示変更
許可部を用いたことを特徴とする請求項3記載の同期表
示制御装置としている。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、各通信端末間
で送受信し合う共有データを一定のデータ間隔に分け、
各通信端末間の表示装置への表示終了の確認を取ること
により、送信元通信端末の表示を制御し、各通信端末間
の表示処理性能の相違、および、各通信末間のデータ通
信に伴う遅延による共用データの表示の食い違いを防
ぎ、各通信端末間の表示同期を実現することとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例の同期表示制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
実施例における同期表示制御装置の構成図を示すもので
ある。図1において、101は描画入力装置であり、キ
ーボードやマウス、電子ペン等を用いることができる。
102はイメージデータ格納部であり、前記描画入力装
置101において入力された描画データ、および静止画
などのイメージデータを格納し、送受信データとして記
憶する。103は電話機であり、使用者間の通話音声の
入出力手段として用いられ、通信部106を介して各通
信端末間で音声通話を行う。104は拡張データ分割部
であり、通信開始時にはまず、トレーニングデータをパ
ラメータとして設定されたデータ量間隔で分割した後、
データ配信部105に出力し、拡張データ配信許可部1
09からトレーニング終了情報を受け取るまで、拡張デ
ータ配信許可部109から受け取る分割間隔情報で決定
された間隔をパラメータとして、トレーニングデータの
分割/データ配信部105への出力を繰り返し、送信時
には、拡張データ配信許可部109からトレーニング終
了情報を受け取った時にパラメータとしていた分割間隔
で送信データを分割する。例えば、通信開始時には、ト
レーニングデータとして保持している座標データ、およ
び、イメージデータを、予め設定されたデータ量間隔で
分割し、データ配信部105へ出力し、拡張データ配信
許可部109からトレーニング終了情報を受け取るま
で、拡張データ配信許可部109から受け取る分割間隔
情報で決定された間隔に従って分割するデータ量間隔を
変更し、トレーニングデータの分割/データ配信部10
5への出力を繰り返す。送信時には、前記描画入力部1
01から入力される送信データであれば、一定時間毎に
座標を読み取った座標データを、また、前記イメージデ
ータ格納部102からの送信データであればそのイメー
ジデータを、拡張データ配信許可部109からトレーニ
ング終了情報を受け取った時にパラメータとしていた分
割間隔で分割し、データ配信部105へ出力する。デー
タ配信部105は、前記拡張データ分割部104から受
け取る分割データを分割単位で通信部106、および、
表示部107に出力した後、拡張データ配信許可部10
9からの次データ配信許可情報を待って、順次、次の分
割データを通信部106と表示部107に出力し、次デ
ータ配信許可情報を受けても出力すべき分割データがな
い場合には、表示終了情報を拡張データ配信許可部10
9に出力し、受信時には、分割データを通信部106か
ら受け取り、そのまま表示部107へ出力する。通信部
106は、複数の通信端末を伝送路で接続し、データお
よび制御情報(データ表示終了情報)、および音声信号
の相互通信を実現する。表示部107は、前記データ配
信部105から受け取る分割データを表示装置108(
例えば、ディスプレイ等) に出力し、表示終了後、デー
タ配信許可部109にデータ表示終了情報を出力する。
拡張データ配信許可部109は、通信開始時、および、
送信時には、前記表示部107から受け取る自通信端末
のデータ表示終了情報、および、前記通信部106から
受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲得を
待ち、獲得後、前記データ配信部105へ次データ配信
許可情報を出力し、通信開始時のトレーニングデータに
対する表示終了情報を受け取った場合には、自通信端末
と該当他通信端末の、分割データに対するデータ表示終
了情報の獲得に要する時間の差分、および、トレーニン
グデータ全体の表示に要する時間が、そのトレーニング
データに設定される許容範囲内であるかどうかの判断に
基づき、許容範囲内であると判断した場合には、前記拡
張データ分割部104へトレーニング終了情報を出力
し、許容範囲外であると判断した場合には、前記拡張デ
ータ分割部104へ、表示の同期を図るのにより最適と
判断される分割間隔情報を出力し、受信時には、前記表
示部108から受け取る自通信端末のデータ表示終了情
報を前記通信部106に出力する。例えば、通信開始時
には、前記表示部107から受け取る、自通信端末のト
レーニングデータに対するデータ表示終了情報、およ
び、前記通信部106から受け取る該当他通信端末のト
レーニングデータに対するデータ表示終了情報の獲得を
待ち、獲得後、前記データ配信部105へ次データ配信
許可情報を出力していき、そのトレーニングデータに対
する表示終了情報を受け取った場合には、自通信端末
の、分割データに対するデータ表示終了情報の獲得に要
する時間(x)と該当他通信端末の、分割データに対す
るデータ表示終了情報の獲得に要する時間(y)の差分
(|x−y|)、および、トレーニングデータ全体の表
示に要する時間(各分割間隔のデータ量の表示に要する
時間(T)×分割数(n)+自通信端末と該当他通信端
末の、各分割データに対するデータ表示終了情報の待ち
合わせに要する時間(t)×(n))がそれぞれ、その
トレーニングデータに設定される許容範囲内であるかど
うかを判断する。許容範囲内であると判断した場合、す
なわち、|x−y|<=δ1かつ(Tn+tn)<=δ
2であると判断した場合には、前記拡張データ分割部1
04へトレーニング終了情報を出力する。許容範囲外で
あると判断した場合、すなわち、|x−y|>δ1かつ
(Tn+tn)<=δ2、あるいは|x−y|>δ1か
つ(Tn+tn)>δ2である場合、および、|x−y
|<=δ1かつ(Tn+tn)>δ2である場合にはそ
れぞれ、分割するデータ量間隔を小さくした分割間隔情
報、分割するデータ量間隔を大きくした分割間隔情報を
前記拡張データ分割部104へ出力し、許容範囲内であ
ると判断できるまで、トレーニングを繰り返すこととな
る。
【0014】以上のように構成された同期表示制御装置
について、図2、図3に基づきその動作を説明する。図
2は送信時における動作を示し、先ず、ステップ(以
下、Sという。)201において、拡張データ分割部1
04により、パラメータとして予め設定されているデー
タ量分割間隔の初期値を参照し、トレーニングデータと
して保持している座標データ、および、イメージデータ
を、パラメータとしているデータ量間隔で分割し、デー
タ配信部105へ出力する(S202)。この出力は分
割単位に行われる。最初第1番目の分割データが出力さ
れると、処理はS203から直接S206へ進み、デー
タ配信部105が、前記拡張データ分割部104から受
け取る分割データを通信部106を介して相互通信を行
っている他の通信端末( 以下、該当他通信端末と呼ぶ)
に送信し、同時に表示部107へ出力する。これを受け
て表示部107は、表示装置108に分割データを表示
させると共に(S207)、表示装置108への出力が
終了したかどうかを判断する。表示が終了すれば、デー
タ表示終了情報を拡張データ配信許可部109へ出力す
る(S208)。この後、分割データを送信した該当通
信端末からデータ表示終了情報が送られてくるのを待つ
(S209)。該当端末からその旨の情報が送られてき
たと拡張データ配信許可部109が判断すると、データ
配信部105へ次データ配信許可情報を出力する(S2
10)。
【0015】続いて、拡張データ分割部104からデー
タ配信部105へ第2番目の分割データが出力されると
共に(S203)、データ配信許可部109から次デー
タ配信許可情報がデータ配信部105へ送られていると
(S204)、処理はS205からS206へと進み、
第1番目の分割データと同様に通信部106を介して該
当通信端末へ送信すると共に、表示部へ出力し、夫々の
表示終了を確認し、確認後、次データ配信許可情報を出
力する(S207〜S210)。
【0016】以上の処理を分割したトレーニングデータ
の全てについて実行し、もはやデータ配信部105から
出力すべきデータがなくなると(S205)、処理をS
211に進め、拡張データ配信許可部109へ表示終了
情報を出力し、拡張データ配信許可部109で、受け取
った表示終了情報が、トレーニングデータに対する表示
終了情報であることを確認した上で(S212)、自通
信端末の、分割データに対するデータ表示終了情報の獲
得に要する時間(x)と該当他通信端末の、分割データ
に対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間(y)
の差分(|x−y|)がそのトレーニングデータに設定
される許容範囲(δ1)内であるかどうかを判断する
(S213)。|x−y|>δ1であれば、拡張データ
配信許可部109で、分割するデータ量間隔を小さくし
た分割間隔情報を拡張データ分割部104へ出力し(S
214)、この小さなデータ量間隔で分割したデータに
ついて再びS202〜S212の処理を実行する。これ
をS213において、|x−y|<=δ1なる条件を満
足するまで繰り返す。
【0017】一方、S213において、|x−y|<=
δ1なる条件が満たされると、S215へ進み、トレー
ニングデータ全体の表示に要する時間(分割間隔のデー
タ量の表示に要する時間(T)×分割数(n)+自通信
端末と該当他通信端末の、各分割データに対するデータ
表示終了情報の待ち合わせに要する時間(t)×
(n))がそのトレーニングデータに設定される許容範
囲(δ2)内であるかどうかを判断する。(Tn+t
n)>δ2であれば、拡張データ配信許可部109で、
分割するデータ量間隔を大きくした分割間隔情報を拡張
データ分割部104へ出力し(S216)、この大きな
データ量間隔で分割したデータについて再びS202〜
S212の処理を実行する。これをS215において、
(Tn+tn)<=δ2なる条件を満たすまで繰り返
す。
【0018】やがて、S215において(Tn+tn)
<=δ2なる条件が満たされると、拡張データ配信許可
部109で、拡張データ分割部104へトレーニング終
了情報を出力し(S217)、描画入力部101より、
描画データを、あるいは、イメージデータ格納部102
よりイメージデータを入力する(S218)。そして、
拡張データ分割部104で、描画データ、および、イメ
ージデータを、拡張データ配信許可部109からの分割
間隔情報で決定されたデータ量間隔で分割し、データ配
信部105へ出力する(S219)。これ以後は、分割
された描画データ又はイメージデータについてS203
〜S211までの処理を分割個数分繰り返して行い、送
信動作を完了する。
【0019】次に、上記同期表示制御装置における受信
時の動作を図3のフローに基づき説明する。先ず、通信
部106が、送信元通信端末からの分割データを受信す
る(S301)と、データ配信部105が、通信部10
6を介して受け取った分割データを、表示部107へ出
力する(S302)。表示部107は、分割データを表
示装置108に表示する(S303)。全ての分割デー
タを表示装置108へ出力したら(S304)、データ
表示終了情報を拡張データ配信許可部109へ出力す
る。拡張データ配信許可部109で、通信部106を介
して、送信元通信端末へデータ表示終了情報を送信し
(S305)、処理を完了する。
【0020】以上のように、同期表示制御装置によれ
ば、通信開始時にはまず、トレーニングデータをパラメ
ータとして設定されたデータ量間隔で分割した後、デー
タ配信部に出力し、拡張データ配信許可部からトレーニ
ング終了情報を受け取るまで、拡張データ配信許可部か
ら受け取る分割間隔情報で決定された間隔をパラメータ
として、トレーニングデータの分割/データ配信部への
出力を繰り返し、送信時には、拡張データ配信許可部か
らトレーニング終了情報を受け取った時にパラメータと
していた分割間隔で送信データを分割する拡張データ分
割部と、前記拡張データ分割部から受け取る分割データ
を分割単位で通信部、および、表示部に出力した後、拡
張データ配信許可部からの次データ配信許可情報を待っ
て、順次、次の分割データを通信部と表示部に出力し、
次データ配信許可情報を受けても出力すべき分割データ
がない場合には、表示終了情報を拡張データ配信許可部
に出力し、受信時には、分割データを通信部から受け取
り、そのまま表示部へ出力するデータ配信部と、複数の
通信端末を伝送路で接続し、データおよび制御情報(デ
ータ表示終了情報)、および、音声信号の相互通信を実
現する通信部と、前記データ配信部から受け取る分割デ
ータを表示装置に出力し、表示終了後、データ配信許可
部にデータ表示終了情報を出力する表示部と、通信開始
時、および、送信時には、前記表示部から受け取る自通
信端末のデータ表示終了情報、および、前記通信部から
受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲得を
待ち、獲得後、前記データ配信部へ次データ配信許可情
報を出力し、通信開始時のトレーニングデータに対する
表示終了情報を受け取った場合には、自通信端末と該当
他通信端末の、分割データに対するデータ表示終了情報
の獲得に要する時間の差分、および、トレーニングデー
タ全体の表示に要する時間が、そのトレーニングデータ
に設定される許容範囲内であるかどうかの判断に基づ
き、許容範囲内であると判断した場合には、前記拡張デ
ータ分割部へトレーニング終了情報を出力し、許容範囲
外であると判断した場合には、前記拡張データ分割部
へ、表示の同期を図るのにより最適と判断される分割間
隔情報を出力し、受信時には、前記表示部から受け取る
自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部に出力す
る拡張データ配信許可部を設けることにより、通信回線
を介するデータ通信における伝送速度が不十分であるた
めに、大量のデータを一括して送信した場合に生じる、
送信元通信端末と該当他端末間の、共用データの表示に
おける遅延を防ぐ。伝送速度に適したデータ量間隔でデ
ータを分割し、次の分割データの送信、および、表示を
送信側通信端末で待ち合わせることにより、各通信端末
間の表示の相違を防ぎ、データ通信に伴う遅延の、表示
への影響を最小限にとどめる。また、通信開始時に送信
するトレーニングデータによって、共用データの表示の
相違を防ぐ同期制御を行い、かつ、表示処理速度が最高
となるデータ分割間隔を決定することにより、不適切な
データ量間隔による分割のために、表示処理が妨げられ
ることを防ぐ。また、各通信端末間の通信状況、およ
び、表示処理性能に合わせてデータ分割間隔を決定する
ことになるため、柔軟なシステム対応が可能となる。
【0021】次に図4は本発明の第2の実施例を示す同
期表示制御装置の構成図である。図4において、101
は描画入力装置、102はイメージデータ格納部、10
3は電話機、106は通信部、108は表示装置であ
り、これらは図1の構成と同様であるので説明は省略す
る。404は拡張マーカ付与部であり、通信開始時には
まず、トレーニングデータにパラメータとして設定され
たデータ量間隔でマーカを付与した後、マーカ付きデー
タ配信部405に出力し、拡張マーカ付きデータ配信許
可部409からトレーニング終了情報を受け取るまで、
拡張マーカ付きデータ配信許可部409から受け取るマ
ーカ付与間隔情報で決定された間隔をパラメータとし
て、トレーニングデータへのマーカ付与/マーカ付きデ
ータ配信部405への出力を繰り返し、送信時には、拡
張マーカ付きデータ配信許可部409からトレーニング
終了情報を受け取った時にパラメータとしていたマーカ
付与間隔で送信データにマーカを付与する。例えば、通
信開始時には、トレーニングデータとして保持している
座標データ、および、イメージデータに、予め設定され
たデータ量間隔でマーカを付与し、マーカ付きデータ配
信部405へ出力し、拡張マーカ付きデータ配信許可部
409からトレーニング終了情報を受け取るまで、拡張
マーカ付きデータ配信許可部409から受け取るマーカ
付与間隔情報で決定された間隔に従ってマーカを付与す
るデータ量間隔を変更し、トレーニングデータへのマー
カ付与/マーカ付きデータ配信部405への出力を繰り
返す。送信時には、前記描画入力部101から入力され
る送信データであれば、一定時間毎に座標を読み取った
座標データに、また、前記イメージデータ格納部102
からの送信データであればそのイメージデータに、拡張
マーカ付きデータ配信許可部409からトレーニング終
了情報を受け取った時にパラメータとしていたマーカ付
与間隔でマーカを付与し、マーカ付きデータ配信部40
5へ出力する。マーカ付きデータ配信部405は、前記
拡張マーカ付与部404から受け取るマーカ付きデータ
を一括して通信部106、および、マーカまでのデータ
をマーカ識別表示部407へ出力した後、マーカ付きデ
ータ配信許可部409からの次データ配信許可情報を待
って、順次、次のマーカまでのデータをマーカ識別表示
部407に出力し、次データ配信許可情報を受けても出
力すべきデータがない場合には、表示終了情報を拡張マ
ーカ付きデータ配信許可部409へ出力し、受信時に
は、マーカ付きデータを通信部106から受け取り、そ
のままマーカ識別表示部407へ出力する。マーカ識別
表示部407は、送信時に、前記マーカ付きデータ配信
部405から受け取る分割データを表示装置108に出
力し、表示終了後、拡張マーカ付きデータ配信許可部4
09にデータ表示終了情報を出力し、受信時に、前記マ
ーカ付きデータ配信部405から受け取るマーカ付きデ
ータを表示装置108に出力し、識別したマーカまでの
表示を終了する度に、データ表示終了情報を拡張マーカ
付きデータ配信許可部409に出力する。拡張マーカ付
きデータ配信許可部409は、通信開始時、および、送
信時には、前記マーカ識別表示部407から受け取る自
通信端末のデータ表示終了情報、および、通信部106
から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲
得を待ち、獲得後、前記マーカ付きデータ配信部405
へ次データ配信許可情報を出力し、通信開始時のトレー
ニングデータに対する表示終了情報を受け取った場合に
は、自通信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータ
に対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間の差
分、および、トレーニングデータ全体の表示に要する時
間が、そのトレーニングデータに設定される許容範囲内
であるかどうかの判断に基づき、許容範囲内であると判
断した場合には、拡張マーカ付与部404へトレーニン
グ終了情報を出力し、許容範囲外であると判断した場合
には、前記拡張マーカ付与部404へ、表示の同期を図
るのにより最適と判断されるマーカ付与間隔情報を出力
し、受信時には、前記マーカ識別表示部407から受け
取る自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部10
6に出力する。例えば、通信開始時には、前記マーカ識
別表示部407から受け取る、自通信端末のトレーニン
グデータに対するデータ表示終了情報、および、通信部
106から受け取る該当他通信端末のトレーニングデー
タに対するデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、
前記マーカ付きデータ配信部405へ次データ配信許可
情報を出力していき、そのトレーニングデータに対する
表示終了情報を受け取った場合には、自通信端末の、マ
ーカ毎のデータに対するデータ表示終了情報の獲得に要
する時間(x)と該当他通信端末の、マーカ毎のデータ
に対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間(y)
の差分(|x−y|)、および、トレーニングデータ全
体の表示に要する時間(マーカ付与間隔のデータ量の表
示に要する時間(T)×マーカ数(n)+自通信端末と
該当他通信端末の、各マーカ毎のデータに対するデータ
表示終了情報の待ち合わせに要する時間(t)×
(n))がそれぞれ、そのトレーニングデータに設定さ
れる許容範囲内であるかどうかを判断する。許容範囲内
であると判断した場合、すなわち、|x−y|<=δ1
かつ(Tn+tn)<=δ2であると判断した場合に
は、拡張マーカ付与部404へトレーニング終了情報を
出力する。許容範囲外であると判断した場合、すなわ
ち、|x−y|>δ1かつ (Tn+tn)<=δ2、あ
るいは|x−y|>δ1かつ (Tn+tn)>δ2であ
る場合、および、|x−y|<=δ1かつ(Tn+t
n)>δ2である場合にはそれぞれ、マーカを付与する
データ量間隔を小さくしたマーカ付与間隔情報、マーカ
を付与するデータ量間隔を大きくしたマーカ付与間隔情
報を前記拡張マーカ付与部404へ出力し、許容範囲内
であると判断できるまで、トレーニングを繰り返すこと
となる。
【0022】図5、図6は上記同期表示制御装置の動作
を示すフローである。このうち、図5は送信時の動作を
示している。この図を図2と比較すれば明らかなよう
に、送信動作については、データ分割に代えてマーカ付
与を行う(S502、S520)点と、マーカ付きデー
タを通信部106へ送る際、一括して送る(S506)
点とが異なるだけで、他は第1の実施例と同じである。
従って、送信動作の説明は省略する。
【0023】図6は、受信時の動作を示すフローであ
る。まず、通信部106が、他通信端末からのマーカ付
きデータを一括して受信すると(S601)、そのマー
カ付きデータを、マーカ付きデータ配信部405がマー
カ識別表示部407へ出力する(S602)。マーカ識
別表示部407は、マーカ付きデータを表示装置108
に表示する(S603)と共に、マーカ識別表示部40
7で、表示装置108へ表示しているマーカ付きデータ
のマーカをチェックし(S604)、そのマーカまでの
表示が終了したかどうかを判断する(S605)。表示
が終了すれば、マーカの付与されたデータ毎にデータ表
示終了情報を拡張マーカ付きデータ配信許可部409へ
出力する。拡張マーカ付きデータ配信許可部409で
は、通信部106を介して、送信元通信端末へデータ表
示終了情報を送信する(S606)。以上の処理を、マ
ーカ識別表示部407で、識別したマーカが最後に付与
されていたマーカになるまで繰り返し、最後に付与され
たマーカであれば、処理を終了する。
【0024】以上のように、第2の実施例においては、
通信開始時にはまず、トレーニングデータにパラメータ
として設定されたデータ量間隔でマーカを付与した後、
マーカ付きデータ配信部に出力し、拡張マーカ付きデー
タ配信許可部からトレーニング終了情報を受け取るま
で、拡張マーカ付きデータ配信許可部から受け取るマー
カ付与間隔情報で決定された間隔をパラメータとして、
トレーニングデータへのマーカ付与/マーカ付きデータ
配信部への出力を繰り返し、送信時には、拡張マーカ付
きデータ配信許可部からトレーニング終了情報を受け取
った時にパラメータとしていたマーカ付与間隔で送信デ
ータにマーカを付与する拡張マーカ付与部と、前記拡張
マーカ付与部から受け取るマーカ付きデータを一括して
通信部、および、マーカまでのデータをマーカ識別表示
部へ出力した後、拡張マーカ付きデータ配信許可部から
の次データ配信許可情報を待って、順次、次のマーカま
でのデータをマーカ識別表示部に出力し、次データ配信
許可情報を受けても出力すべきデータがない場合には、
表示終了情報を拡張マーカ付きデータ配信許可部へ出力
し、受信時には、マーカ付きデータを通信部から受け取
り、そのままマーカ識別表示部へ出力するマーカ付きデ
ータ配信部と、複数の通信端末を伝送路で接続し、デー
タおよび制御情報(データ表示終了情報)、および、音
声信号の相互通信を実現する通信部と、送信時に、前記
マーカ付きデータ配信部から受け取る分割データを表示
装置に出力し、表示終了後、拡張マーカ付きデータ配信
許可部にデータ表示終了情報を出力し、受信時に、前記
マーカ付きデータ配信部から受け取るマーカ付きデータ
を表示装置に出力し、識別したマーカまでの表示を終了
する度に、データ表示終了情報を拡張マーカ付きデータ
配信許可部に出力するマーカ識別表示部と、通信開始
時、および、送信時には、前記マーカ識別表示部から受
け取る自通信端末のデータ表示終了情報、および、前記
通信部から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情
報の獲得を待ち、獲得後、前記マーカ付きデータ配信部
へ次データ配信許可情報を出力し、通信開始時のトレー
ニングデータに対する表示終了情報を受け取った場合に
は、自通信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータ
に対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間の差
分、および、トレーニングデータ全体の表示に要する時
間が、そのトレーニングデータに設定される許容範囲内
であるかどうかの判断に基づき、許容範囲内であると判
断した場合には、前記拡張マーカ付与部へトレーニング
終了情報を出力し、許容範囲外であると判断した場合に
は、前記拡張マーカ付与部へ、表示の同期を図るのによ
り最適と判断されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信
時には、前記マーカ識別表示部から受け取る自通信端末
のデータ表示終了情報を前記通信部に出力する拡張マー
カ付きデータ配信許可部を設けることにより、例えば、
通信回線を介するデータ通信においては充分な伝送速度
が実現されているが、各通信端末間での表示処理性能に
相違があるために、共用データの表示に相違が生じてし
まうといった問題に対して、送受信データに関しては一
括して通信を行うことにより通信処理の迅速性を活かす
ことができる。また、一定のデータ量間隔で付与される
マーカ毎に表示終了の確認を行い、次のマーカまでの表
示を送信側通信端末で待ち合わせることにより、表示処
理性能の相違に基づく共用視覚情報の食い違いを、防ぐ
ことができる。また、通信開始時に送信するトレーニン
グデータによって、共用データの表示の相違を防ぐ同期
制御を行い、かつ、表示処理速度が最高となるマーカ付
与間隔を決定することにより、不適切なマーカ付与間隔
による表示の待ち合わせのために、表示処理が妨げられ
ることを防ぐ。また、各通信端末間の通信状況、およ
び、表示処理性能に合わせてマーカ間隔を決定すること
になるため、柔軟なシステム対応が可能となる。
【0025】図7は本発明の第3の実施例を示す同期表
示制御装置の構成図である。図7において、101は描
画入力装置、102はイメージデータ格納部、103は
電話機、106は通信部、108は表示装置であり、以
上は図1の構成と同様であるので説明は省略する。70
4は拡張マーカ付与部であり、通信開始時にはまず、ト
レーニングデータにパラメータとして設定されたデータ
量間隔でマーカを付与した後、マーカ付きデータ一括配
信部705に出力し、拡張表示変更許可部709からト
レーニング終了情報を受け取るまで、拡張表示変更許可
部709から受け取るマーカ付与間隔情報で決定された
間隔をパラメータとして、トレーニングデータへのマー
カ付与/マーカ付きデータ一括配信部705への出力を
繰り返し、送信時には、拡張表示変更許可部709から
トレーニング終了情報を受け取った時にパラメータとし
ていたマーカ付与間隔で送信データにマーカを付与す
る。例えば、通信開始時には、トレーニングデータとし
て保持している座標データ、および、イメージデータ
に、予め設定されたデータ量間隔でマーカを付与し、マ
ーカ付きデータ一括配信部705へ出力し、拡張表示変
更許可部709からトレーニング終了情報を受け取るま
で、拡張表示変更許可部709から受け取るマーカ付与
間隔情報で決定された間隔に従ってマーカを付与するデ
ータ量間隔を変更し、トレーニングデータへのマーカ付
与/マーカ付きデータ一括配信部705への出力を繰り
返す。送信時には、描画入力部101から入力される送
信データであれば、一定時間毎に座標を読み取った座標
データに、また、イメージデータ格納部102からの送
信データであればそのイメージデータに、拡張表示変更
許可部709からトレーニング終了情報を受け取った時
にパラメータとしていたマーカ付与間隔でマーカを付与
し、マーカ付きデータ一括配信部705へ出力する。マ
ーカ付きデータ一括配信部705は、前記拡張マーカ付
与部704から受け取るマーカ付きデータを一括して通
信部106、および、拡張マーカ識別表示制御部707
へ出力し、受信時には、マーカ付きデータを通信部10
6から受け取り、そのまま拡張マーカ識別表示制御部7
07へ出力する。拡張マーカ識別表示制御部707は、
送信時に、マーカ付きデータ一括配信部705から受け
取るマーカ付きデータを表示装置108に出力する際
に、表示方法に変化を加えて出力しておき、識別したマ
ーカまでの表示を終了する度に、拡張表示変更許可部7
09へデータ表示終了情報を出力し、拡張表示変更許可
部709から表示変更許可情報を受け取る度に、変化を
加えて出力しているマーカ付きデータを、順次、マーカ
毎に、表示方法を元に戻していき、変化を加えて出力し
ているデータがなくなった場合、拡張表示変更許可部7
09へ表示終了情報を出力し、受信時には、前記マーカ
付きデータ一括配信部705から受け取るマーカ付きデ
ータを表示装置108へ出力し、識別したマーカまでの
表示を終了する度にデータ表示終了情報を拡張表示変更
許可部709に出力する。例えば、送信時には、マーカ
付きデータ一括配信部705から受け取るマーカ付きデ
ータを一括して表示装置108に輝度を下げて出力す
る。その間、付与されたマーカをチェックし、マーカま
での表示を終了する度に、データ表示終了情報を拡張表
示変更許可部709へ出力する。拡張表示変更許可部7
09から表示変更許可情報を受け取る度に、輝度を下げ
て表示しているマーカ付きデータを、順次、マーカ毎
に、通常の輝度に戻して表示していく。変化を加えて出
力しているデータがなくなった場合、拡張表示変更許可
部709へ表示終了情報を出力する。受信時には、前記
マーカ付きデータ一括配信部705から受け取るマーカ
付きデータを通常の輝度で出力し、識別したマーカまで
の表示を終了する度にデータ表示終了情報を後述する拡
張表示変更許可部709に出力する。拡張表示変更許可
部709は、通信開始時、および、送信時には、前記拡
張マーカ識別表示制御部707から受け取る自通信端末
のデータ表示終了情報、および、通信部106から受け
取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲得を待
ち、獲得後、前記拡張マーカ識別表示制御部707へ表
示変更許可情報を出力し、通信開始時のトレーニングデ
ータに対する表示終了情報を受け取った場合には、自通
信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対する
データ表示終了情報の獲得に要する時間の差分、およ
び、トレーニングデータ全体の表示に要する時間が、そ
のトレーニングデータに設定される許容範囲内であるか
どうかの判断に基づき、許容範囲内であると判断した場
合には、拡張マーカ付与部704へトレーニング終了情
報を出力し、許容範囲外であると判断した場合には、拡
張マーカ付与部704へ、表示の同期を図るのにより最
適と判断されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信時に
は、前記拡張マーカ識別表示制御部707から受け取る
自通信端末のデータ表示終了情報を通信部106へ出力
する。例えば、通信開始時には、前記拡張マーカ識別表
示部707から受け取る、自通信端末のトレーニングデ
ータに対するデータ表示終了情報、および、通信部10
6から受け取る該当他通信端末のトレーニングデータに
対するデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記
拡張マーカ識別表示制御部707へ表示変更許可情報を
出力し、そのトレーニングデータに対する表示終了情報
を受け取った場合には、自通信端末の、マーカ毎のデー
タに対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間
(x)と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対する
データ表示終了情報の獲得に要する時間(y)の差分
(|x−y|)、および、トレーニングデータ全体の表
示に要する時間(マーカ付与間隔のデータ量の表示に要
する時間(T)×マーカ数(n)+自通信端末と該当他
通信端末の、各マーカ毎のデータに対するデータ表示終
了情報の待ち合わせに要する時間(t)×(n))がそ
れぞれ、そのトレーニングデータに設定される許容範囲
内であるかどうかを判断する。許容範囲内であると判断
した場合、すなわち、|x−y|<=δ1かつ(Tn+
tn)<=δ2であると判断した場合には、前記拡張マ
ーカ付与部704へトレーニング終了情報を出力する。
許容範囲外であると判断した場合、すなわち、|x−y
|>δ1かつ(Tn+tn)<=δ2、あるいは|x−
y|>δ1かつ(Tn+tn)>δ2である場合、およ
び、|x−y|<=δ1かつ(Tn+tn)>δ2であ
る場合にはそれぞれ、マーカを付与するデータ量間隔を
小さくしたマーカ付与間隔情報、マーカを付与するデー
タ量間隔を大きくしたマーカ付与間隔情報を前記拡張マ
ーカ付与部704へ出力し、許容範囲内であると判断で
きるまで、トレーニングを繰り返すこととなる。
【0026】図8、図9は第3の実施例に係る同期表示
制御装置の動作を示すフローである。このうち図8は送
信時の動作を示している。図8と図2を対比すれば明ら
かなように基本的な動作は第1の実施例のものと同じで
ある。従って、ここでは図8の各ステップの動作を分説
するだけに止める。 (801)拡張マーカ付与部704で、パラメータとし
て予め設定されているマーカ付与間隔の初期値を参照す
る。 (802)拡張マーカ付与部704で、トレーニングデ
ータとして保持している座標データ、および、イメージ
データにを、予め設定されたデータ量間隔でマーカを付
与し、マーカ付きデータ一括配信部705へ出力する。 (803)マーカ付きデータ一括配信部705で、マー
カ付きデータを一括して、通信部106を介して該当他
通信端末に送信し、同時に拡張マーカ識別表示制御部7
07へ出力する。 (804)拡張マーカ識別表示制御部707で、前記マ
ーカ付きデータ一括配信部705から受け取ったマーカ
付きデータを表示装置108へ輝度を下げて表示する。 (805)拡張マーカ識別表示制御部707で、表示装
置108へ表示しているマーカ付きデータのマーカをチ
ェックする。マーカを識別したら、次の動作に移る。 (806)拡張マーカ識別表示制御部707で、そのマ
ーカまでの表示が終了したかどうかを判断する。表示が
終了すれば、データ表示終了情報を拡張表示変更許可部
709へ出力し、次の動作に移る。 (807)拡張表示変更許可部709で、該当他通信端
末からデータ表示終了情報を受け取ったかどうかを判断
する。該当他通信端末全てからデータ表示終了情報を受
け取っていれば、次の動作に移る。 (808)拡張表示変更許可部709で、拡張マーカ識
別表示制御部707へ表示変更許可情報を出力する。 (809)拡張マーカ識別表示制御部707で、輝度を
下げて表示装置108へ表示しているマーカまでのデー
タを、通常の輝度にあげて表示する。 (810)拡張マーカ識別表示制御部707で、識別し
たマーカがマーカ付きデータの最後に付与されていたマ
ーカであるかどうかを判断する。マーカ付きデータの最
後に付与されていたマーカであれば、次の動作に移る。
マーカ付きデータの最後に付与されていたマーカでなけ
れば、(805)の動作に戻る。 (811)拡張マーカ識別表示制御部707で、拡張表
示変更許可部709へ表示終了情報を出力し、次の動作
に移る。 (812)拡張表示変更許可部709で、拡張マーカ識
別表示制御部707から受け取った表示終了情報が、ト
レーニングデータに対する表示終了情報かどうかを判断
する。トレーニングデータに対する表示終了情報であれ
ば、次の動作に移る。トレーニングデータに対する表示
終了情報でなければ、処理を終了する。 (813)拡張表示変更許可部709で、自通信端末
の、マーカ毎のデータに対するデータ表示終了情報の獲
得に要する時間(x)と該当他通信端末の、マーカ毎の
データに対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間
(y)の差分(|x−y|)がそのトレーニングデータ
に設定される許容範囲(δ1)内であるかどうかを判断
する。|x−y|>δ1であれば、次の動作に移る。|
x−y|<=δ1であれば、(815)の動作に移る。 (814)拡張表示変更許可部709で、マーカを付与
するデータ量間隔を小さくしたマーカ付与間隔情報を拡
張マーカ付与部704へ出力し、(802)の動作に戻
る。 (815)トレーニングデータ全体の表示に要する時間
(マーカ付与間隔のデータ量の表示に要する時間(T)
×マーカ数(n)+自通信端末と該当他通信端末の、各
マーカ毎のデータに対するデータ表示終了情報の待ち合
わせに要する時間(t)×(n))がそのトレーニング
データに設定される許容範囲(δ2)内であるかどうか
を判断する。(Tn+tn)>δ2であれば、次の動作
に移る。(Tn+tn)<=δ2であれば、(817)
の動作に移る。 (816)拡張表示変更許可部709で、マーカを付与
するデータ量間隔を大きくしたマーカ付与間隔情報を拡
張マーカ付与部704へ出力し、(802)の動作に戻
る。 (817)拡張表示変更許可部709で、拡張マーカ付
与部704へトレーニング終了情報を出力する。 (818)描画入力部101より、描画データを入力す
る。あるいは、イメージデータ格納部102よりイメー
ジデータを入力する。 (819)拡張マーカ付与部704で、描画データ、お
よび、イメージデータに、拡張表示変更許可部709か
らのマーカ付与間隔情報で決定されたデータ量間隔でマ
ーカを付与し、マーカ付きデータ一括配信部705へ出
力し、(803)の動作に戻る。
【0027】図9は、受信時の動作を示すフローであ
る。図9においても図3と基本的動作は同じなので、こ
こでは各ステップの動作を分説するに止める。 (901)通信部106で、他通信端末からのマーカ付
きデータを受信する。 (902)マーカ付きデータ一括配信部705で、通信
部106を介して受け取ったマーカ付きデータを、拡張
マーカ識別表示制御部707へ出力する。 (903)拡張マーカ識別表示制御部707で、マーカ
付きデータを一括して表示装置108に表示する。 (904)拡張マーカ識別表示制御部707で、表示装
置108へ表示しているマーカ付きデータのマーカをチ
ェックする。マーカを識別したら、次の動作に移る。 (905)拡張マーカ識別表示制御部707で、そのマ
ーカまでの表示が終了したかどうかを判断する。表示が
終了すれば、データ表示終了情報を拡張表示変更許可部
709へ出力し、次の動作に移る。 (906)拡張表示変更許可部709で、通信部106
を介して、送信元通信端末へデータ表示終了情報を送信
する。 (907)拡張マーカ識別表示制御部707で、識別し
たマーカがマーカ付きデータの最後に付与されていたマ
ーカであるかどうかを判断する。マーカ付きデータの最
後に付与されていたマーカであれば、処理を終了する。
マーカ付きデータの最後に付与されていたマーカでなけ
れば、(904)の動作に戻る。
【0028】以上のように第3の実施例によれば、通信
開始時にはまず、トレーニングデータにパラメータとし
て設定されたデータ量間隔でマーカを付与した後、マー
カ付きデータ一括配信部に出力し、拡張表示変更許可部
からトレーニング終了情報を受け取るまで、拡張表示変
更許可部から受け取るマーカ付与間隔情報で決定された
間隔をパラメータとして、トレーニングデータへのマー
カ付与/マーカ付きデータ一括配信部への出力を繰り返
し、送信時には、拡張表示変更許可部からトレーニング
終了情報を受け取った時にパラメータとしていたマーカ
付与間隔で送信データにマーカを付与する拡張マーカ付
与部と、前記拡張マーカ付与部から受け取るマーカ付き
データを一括して通信部、および、拡張マーカ識別表示
制御部へ出力し、受信時には、マーカ付きデータを通信
部から受け取り、そのまま拡張マーカ識別表示制御部へ
出力するマーカ付きデータ一括配信部と、複数の通信端
末を伝送路で接続し、データおよび制御情報(データ表
示終了情報)、および、音声信号の相互通信を実現する
通信部と、送信時に、前記マーカ付きデータ一括配信部
から受け取るマーカ付きデータを表示装置に出力する際
に、表示方法に変化を加えて出力しておき、識別したマ
ーカまでの表示を終了する度に、拡張表示変更許可部へ
データ表示終了情報を出力し、拡張表示変更許可部から
表示変更許可情報を受け取る度に、変化を加えて出力し
ているマーカ付きデータを、順次、マーカ毎に、表示方
法を元に戻していき、変化を加えて出力しているデータ
がなくなった場合、拡張表示変更許可部へ表示終了情報
を出力し、受信時には、前記マーカ付きデータ一括配信
部から受け取るマーカ付きデータを表示装置へ出力し、
識別したマーカまでの表示を終了する度にデータ表示終
了情報を表示変更許可部に出力する拡張マーカ識別表示
制御部と、通信開始時、および、送信時には、前記拡張
マーカ識別表示制御部から受け取る自通信端末のデータ
表示終了情報、および、通信部から受け取る該当他通信
端末のデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記
拡張マーカ識別表示制御部へ表示変更許可情報を出力
し、通信開始時のトレーニングデータに対する表示終了
情報を受け取った場合には、自通信端末と該当他通信端
末の、マーカ毎のデータに対するデータ表示終了情報の
獲得に要する時間の差分、および、トレーニングデータ
全体の表示に要する時間が、そのトレーニングデータに
設定される許容範囲内であるかどうかの判断に基づき、
許容範囲内であると判断した場合には、前記拡張マーカ
付与部へトレーニング終了情報を出力し、許容範囲外で
あると判断した場合には、前記拡張マーカ付与部へ、表
示の同期を図るのにより最適と判断されるマーカ付与間
隔情報を出力し、受信時には、前記拡張マーカ識別表示
制御部から受け取る自通信端末のデータ表示終了情報を
前記通信部へ出力する拡張表示変更許可部を設けること
により、例えば、通信回線を介するデータ通信において
は充分な伝送速度が実現されているが、各通信端末間で
の表示処理性能に相違があるために、共用データの表示
に相違が生じてしまうといった問題に対して、送受信、
および、表示装置への出力に関しては一括してデータを
取り扱うことにより、通信処理の迅速性を活かすことが
できる。また、一定のデータ量間隔で付与されるマーカ
毎に表示終了の確認を行い、送信側通信端末では、該当
他通信端末への送出データと該当他通信端末の表示装置
への表示済みデータとの、表示装置への表示方法に変化
を加えることにより、マーカ毎に該当他通信端末に表示
されている視覚情報の状態を認識することができ、円滑
な対話の進行を図るのに有効である。また、通信開始時
に送信するトレーニングデータによって、共用データの
表示の相違を防ぐ同期制御を行い、かつ、表示処理速度
が最高となるマーカ付与間隔を決定することにより、各
通信端末間で視覚情報のずれを最小に抑えることがで
き、各通信端末間の通信状況、および、表示処理性能に
適応した柔軟なシステム対応が可能となる。
【0029】なお、第3の実施例において、送出データ
と表示済みデータの表示装置への表示方法の変化は、表
示輝度を変えることとしているが、色彩を変えて表示す
る等、上記実施例に限定されるものではない。また、第
3の実施例において、拡張マーカ識別表示制御部では、
トレーニングデータに対しても、送出データと表示済み
データの表示装置への表示方法に変化を加えることにし
ているが、変化を加えずに、一括してデータを表示装置
に表示し、マーカ毎のデータ表示終了情報を得るだけと
してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、送受信する共用
データを一定のデータ量間隔で制御し、表示処理レベル
での待ち合わせによって同期を図ることにより、各通信
端末間の表示処理性能の相違、および、各通信末間のデ
ータ通信に伴う遅延によって生じる各通信端末の表示装
置の共用データの表示における食い違いを防止する。ま
た、対話を行う利用者にとって、違和感の生じない、共
用データの表示同期を実現することにより、対話効率の
改善を図るシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における同期表示制御装
置の構成図である。
【図2】同実施例における送信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図3】同実施例における受信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図4】本発明の第2の実施例における同期表示制御装
置の構成図である。
【図5】同実施例における送信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図6】同実施例における受信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図7】本発明の第3の実施例における同期表示制御装
置の構成図である。
【図8】同実施例における送信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図9】同実施例における受信時の動作説明のためのフ
ロー図である。
【図10】従来技術に係わるテレライティング装置の構
成図である。
【図11】上記従来例の動作説明のためのフロー図であ
る。
【符号の説明】
101 描画入力装置 102 イメージデータ格納部 103 電話機 104 拡張データ分割部 105 データ配信部 106 通信部 107 表示部 108 表示装置 109 拡張データ配信許可部 404 拡張マーカ付与部 405 マーカ付きデータ配信部 407 マーカ識別表示部 409 拡張マーカ付きデータ配信許可部 704 拡張マーカ付与部 705 マーカ付きデータ一括配信部 707 拡張マーカ識別表示制御部 709 拡張表示変更許可部 1001 電話回線 1002 電話機 1003 モデム部 1004 回線接続部 1005 制御部 1051 描画入力制御部 1052 位置判断部 1053 データ制御部 1054 表示制御部 1006 描画入力部 1007 記憶部 1071 入力位置記憶部 1072 送出位置記憶部 1073 データ記憶部 1008 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数通信端末相互間のデータ表示の同期
    性を制御する同期表示制御装置であって、データ分割部
    と通信部と表示部とデータ配信部とデータ配信許可部と
    を有し、 前記データ分割部は、送信しようとするデータを先頭か
    ら予め設定されている間隔で分割し、 前記通信部は伝送路でつながれた他の通信端末との間で
    データ制御情報及び音声信号の相互通信を実現し、 前記データ配信部は、前記データ分割部から受け取る1
    の分割データを通信部、および、表示部に出力した後、
    データ配信許可部からの次データ配信許可情報を待っ
    て、順次、次の分割データを通信部と表示部に出力し、
    次データ配信許可情報を受けても出力すべき分割データ
    がない場合には、表示終了情報をデータ配信許可部に出
    力し、受信時には、分割データを通信部から受取、その
    まま表示部へ出力する構成であり、 前記表示部は、前記データ配信部から受け取る分割デー
    タを表示装置に出力し、表示終了後、データ配信許可部
    にデータ表示終了情報を出力し、 前記データ配信許可部は、送信時には、前記表示部から
    受け取る自通信端末のデータ表示終了情報および前記通
    信部から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報
    の獲得を待ち、獲得後、前記データ配信部へ次データ配
    信許可情報を出力し、受信時には、前記表示部から受け
    取る自通信端末のデータ表示終了情報を前記通信部に出
    力する構成であることを特徴とする同期表示制御装置。
  2. 【請求項2】 複数通信端末相互間のデータ表示の同期
    性を制御する同期表示制御装置であって、マーカ付与部
    と通信部、データ配信部、マーカ識別表示部及びデータ
    配信許可部を有し、 前記マーカ付与部は、送信データにデータの先頭から予
    め設定されている間隔でマーカを付与し、 通信部は、伝送路でつながれた他の通信端末との間でデ
    ータ制御情報及び音声信号の相互通信を実現し、 マーカ付きデータ配信部は、前記マーカ付与部から受け
    取るマーカ付きデータを一括して通信部に出力すると共
    に、マーカまでのデータをマーカ識別表示部へ出力した
    後、データ配信許可部からの次データ配信許可情報を待
    って、順次、次のマーカまでのデータをマーカ識別表示
    部に出力し、次データ配信許可情報を受けても出力すべ
    きデータがない場合には、表示終了情報をデータ配信許
    可部へ出力し、受信時には、マーカ付きデータを通信部
    から受け取り、そのままマーカ識別表示部へ出力する構
    成であり、 前記マーカ識別表示部は、送信時に、前記マーカ付きデ
    ータ配信部から受け取る分割データを表示装置に出力
    し、表示終了後、データ配信許可部にデータ表示終了情
    報を出力し、受信時に、前記マーカ付きデータ配信部か
    ら受け取るマーカ付きデータを表示装置に出力し、識別
    したマーカまでの表示を終了する度に、データ表示終了
    情報をデータ配信許可部に出力する構成であり、 前記データ配信許可部は、送信時には、前記マーカ識別
    表示部から受け取る自通信端末のデータ表示終了情報、
    および、通信部から受け取る他通信端末からのデータ表
    示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記マーカ付きデー
    タ配信部へ次データ配信許可情報を出力し、受信時に
    は、前記マーカ識別表示部から受け取る自通信端末のデ
    ータ表示終了情報を前記通信部に出力する構成であるこ
    とを特徴とする同期表示制御装置。
  3. 【請求項3】 複数通信端末相互間のデータ表示の同期
    性を制御する同期表示制御装置であって、マーカ付与部
    とマーカ付きデータ一括配信部と通信部とマーカ識別表
    示制御部と表示変更許可部とを有し、 前記マーカ付与部は、送信データにデータの先頭から予
    め設定されている間隔でマーカを付与し、 前記マーカ付きデータ一括配信部は、前記マーカ付与部
    から受け取るマーカ付きデータを一括して通信部、およ
    び、マーカ識別表示制御部へ出力し、受信時には、マー
    カ付きデータを通信部から受け取り、そのままマーカ識
    別表示制御部へ出力し、 通信部は、伝送路でつながれた他の通信端末との間でデ
    ータ制御情報及び音声信号の相互通信を実現し、 マーカ識別表示制御部は、送信時に、前記マーカ付きデ
    ータ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表示装
    置に出力する際に、表示方法に変化を加えて出力してお
    き、識別したマーカまでの表示を終了する度に、表示変
    更許可部へデータ表示終了情報を出力し、表示変更許可
    部から表示変更許可情報を受け取る度に、変化を加えて
    出力しているマーカ付きデータを、順次、マーカ毎に、
    表示方法を元に戻していき、受信時には、前記マーカ付
    きデータ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表
    示装置へ出力し、識別したマーカまでの表示を終了する
    度にデータ表示終了情報を表示変更許可部に出力する構
    成であり、 前記表示変更許可部は、送信時には、前記マーカ識別表
    示制御部から受け取る自通信端末のデータ表示終了情
    報、および、前記通信部から受け取る該当他通信端末か
    らのデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、前記マ
    ーカ識別表示制御部へ表示変更許可情報を出力し、受信
    時には、前記マーカ識別表示制御部から受け取る自通信
    端末のデータ表示終了情報を通信部へ出力する構成であ
    ることを特徴とする同期表示制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のデータ分割部に代えて、通信
    開始時にはまず、トレーニングデータを所定のデータ量
    間隔で分割した後、データ配信部に出力し、トレーニン
    グ終了情報を受け取るまで、分割間隔情報で決定された
    間隔をパラメータとして、トレーニングデータの分割/
    データ配信部への出力を繰り返し、送信時には、トレー
    ニング終了情報を受け取った時にパラメータとしていた
    分割間隔で送信データを分割する拡張データ分割部を用
    い、 請求項1のデータ配信許可部に代えて、通信開始時、お
    よび、送信時には、表示部から受け取る自通信端末のデ
    ータ表示終了情報、および、通信部から受け取る該当他
    通信端末のデータ表示終了情報の獲得を待ち、獲得後、
    データ配信部へ次データ配信許可情報を出力し、通信開
    始時のトレーニングデータに対する表示終了情報を受け
    取った場合には、自通信端末と該当他通信端末の、分割
    データに対するデータ表示終了情報の獲得に要する時間
    の差分、および、トレーニングデータ全体の表示に要す
    る時間が、そのトレーニングデータに設定される許容範
    囲内であるかどうかの判断に基づき、許容範囲内である
    と判断した場合には、前記拡張データ分割部へトレーニ
    ング終了情報を出力し、許容範囲外であると判断した場
    合には、前記拡張データ分割部へ、表示の同期を図るの
    により最適と判断される分割間隔情報を出力し、受信時
    には、前記表示部から受け取る自通信端末のデータ表示
    終了情報を前記通信部に出力する拡張データ配信許可部
    を用いたことを特徴とする同期表示制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項2のマーカ付与部に代えて、通信
    開始時にはまず、トレーニングデータに対して所定のデ
    ータ量間隔でマーカを付与した後、マーカ付きデータ配
    信部に出力し、トレーニング終了情報を受け取るまで、
    マーカ付与間隔情報で決定された間隔をパラメータとし
    て、トレーニングデータへのマーカ付与とマーカ付きデ
    ータ配信部への出力を繰り返し、送信時には、トレーニ
    ング終了情報を受け取った時にパラメータとしていたマ
    ーカ付与間隔で送信データにマーカを付与する拡張マー
    カ付与部を用い、 請求項2のデータ配信許可部に代えて、通信開始時、お
    よび、送信時には、前記マーカ識別表示部から受け取る
    自通信端末のデータ表示終了情報、および、前記通信部
    から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の獲
    得を待ち、獲得後、前記マーカ付きデータ配信部へ次デ
    ータ配信許可情報を出力し、通信開始時のトレーニング
    データに対する表示終了情報を受け取った場合には、自
    通信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対す
    るデータ表示終了情報の獲得に要する時間の差分、およ
    び、トレーニングデータ全体の表示に要する時間が、そ
    のトレーニングデータに設定される許容範囲内であるか
    どうかの判断に基づき、許容範囲内であると判断した場
    合には、前記拡張マーカ付与部へトレーニング終了情報
    を出力し、許容範囲外であると判断した場合には、前記
    拡張マーカ付与部へ、表示の同期を図るのにより最適と
    判断されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信時には、
    前記マーカ識別表示部から受け取る自通信端末のデータ
    表示終了情報を前記通信部に出力する拡張マーカ付きデ
    ータ配信許可部を用いることを特徴とする同期表示制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項3のマーカ付与部に代えて、通信
    開始時にはまず、トレーニングデータに所定のデータ量
    間隔でマーカを付与した後、マーカ付きデータ一括配信
    部に出力し、トレーニング終了情報を受け取るまで、マ
    ーカ付与間隔情報で決定された間隔をパラメータとし
    て、トレーニングデータへのマーカ付与/マーカ付きデ
    ータ一括配信部への出力を繰り返し、送信時には、トレ
    ーニング終了情報を受け取った時にパラメータとしてい
    たマーカ付与間隔で送信データにマーカを付与する拡張
    マーカ付与部を用い、 請求項3のマーカ識別表示制御部に代えて、送信時に、
    マーカ付きデータ一括配信部から受け取るマーカ付きデ
    ータを表示装置に出力する際に、表示方法に変化を加え
    て出力しておき、識別したマーカまでの表示を終了する
    度に、データ表示終了情報を出力し、表示変更許可情報
    を受け取る度に、変化を加えて出力しているマーカ付き
    データを、順次、マーカ毎に、表示方法を元に戻してい
    き、変化を加えて出力しているデータがなくなった場
    合、表示終了情報を出力し、受信時には、前記マーカ付
    きデータ一括配信部から受け取るマーカ付きデータを表
    示装置へ出力し、識別したマーカまでの表示を終了する
    度にデータ表示終了情報を出力する拡張マーカ識別表示
    制御部を用い、 請求項3の表示変更許可部に代えて、通信開始時、およ
    び、送信時には、前記拡張マーカ識別表示制御部から受
    け取る自通信端末のデータ表示終了情報、および、通信
    部から受け取る該当他通信端末のデータ表示終了情報の
    獲得を待ち、獲得後、前記拡張マーカ識別表示制御部へ
    表示変更許可情報を出力し、通信開始時のトレーニング
    データに対する表示終了情報を受け取った場合には、自
    通信端末と該当他通信端末の、マーカ毎のデータに対す
    るデータ表示終了情報の獲得に要する時間の差分、およ
    び、トレーニングデータ全体の表示に要する時間が、そ
    のトレーニングデータに設定される許容範囲内であるか
    どうかの判断に基づき、許容範囲内であると判断した場
    合には、前記拡張マーカ付与部へトレーニング終了情報
    を出力し、許容範囲外であると判断した場合には、前記
    拡張マーカ付与部へ、表示の同期を図るのにより最適と
    判断されるマーカ付与間隔情報を出力し、受信時には、
    前記拡張マーカ識別表示制御部から受け取る自通信端末
    のデータ表示終了情報を通信部へ出力する拡張表示変更
    許可部を用いることを特徴とする同期表示制御装置。
JP4153875A 1992-06-12 1992-06-12 同期表示制御装置 Pending JPH05347674A (ja)

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JP4153875A JPH05347674A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 同期表示制御装置
US08/077,250 US5469183A (en) 1992-06-12 1993-06-14 Synchronous display control apparatus
EP93304602A EP0576183B1 (en) 1992-06-12 1993-06-14 Synchronous display control apparatus
DE69332326T DE69332326T2 (de) 1992-06-12 1993-06-14 Synchrones Anzeigesteuergerät

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