JPH053475U - 天井点検口 - Google Patents

天井点検口

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JPH053475U
JPH053475U JP4928591U JP4928591U JPH053475U JP H053475 U JPH053475 U JP H053475U JP 4928591 U JP4928591 U JP 4928591U JP 4928591 U JP4928591 U JP 4928591U JP H053475 U JPH053475 U JP H053475U
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Inventor
研二 中西
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株式会社マンテン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内枠の支点用突軸を正規の支点位置に極めて
容易に停止させることができるようにする。 【構成】 天井点検口における外枠11の両側裏面の両
端間に内枠14の支点用突軸19の先が嵌入する溝18
を設け、また、外枠の両側裏面に弾性杆24の末端を固
定すると共に、この弾性杆24の先端を外枠の裏面受け
部25上面により水平移動可能に支承し、さらに弾性杆
24の途中に突軸19が乗り越える屈曲突部26を設
け、突軸19が屈曲突部26を乗り越えて正規の位置に
停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、天井点検口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
天井点検口を構成する天井板付の内枠は、外枠に対し着脱自在になり、また、 所定の位置ですべり移動を拘束及び拘束を解除することができるピンを支点とし て開閉方向に回動自在になる。
【0003】 上記ピンの拘束を解除する従来技術としては、実公昭51−18595号公報 に示すように外枠の対向する二辺の内面に固着してある板状体の倒立L字状の切 欠き溝に内枠の対向二辺の外面から突出する突軸を嵌め込み、また切欠き溝から 突軸を脱出させるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような構成によると、切欠き溝に突軸を嵌め込む場合、内枠を持ち上げ て切欠き溝の水平部に突軸を嵌入し、そして水平部から垂直部に突軸を落し込み 、また切欠き溝から突軸を脱出させる場合、内枠を持ち上げて切欠き溝の垂直部 上端に突軸を押し当てると共に、押し当て状態を維持しながら水平部に突軸を移 動するので、著しく手数がかかる問題があった。
【0005】 特に内枠を持ち上げて左右の突軸を切欠き溝の水平部にスムーズに嵌め込むこ とができない問題がある。
【0006】 そこで、この考案の課題は、極めて簡単に突軸を支点位置に拘束し、また拘束 を解除することができるようにした天井点検口を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、この考案は天井板の開口に嵌め込むと共に、適宜 の方法で支持させた上下面開放の方形状外枠と、この外枠内に嵌め込む上下面を 開放させた方形状内枠と、この内枠内に嵌め込んで適宜の方法で前記内枠に取付 けた閉鎖天井板と、上記内枠の両側表面の一端部から水平方向に突出させた突軸 と、上記外枠の両側裏面の両端間に前記突軸の先端をスライド可能に受架するよ う設けた受架部と、上記内枠の前記突軸の相反する端に上記外枠に納まった前記 内枠の閉鎖状態維持及び維持を解除できるよう設けた錠装置とから成る天井点検 口において、上記外枠の両側裏面の両端間に上記突軸の先端が嵌り込む溝を設け 、また、前記外枠の両側裏面に上記錠装置の相反する方向に向く弾性杆の末端を 固定すると共に、この弾性杆の先端を上記外枠の裏面に設けてある受け部の上面 により水平移動可能に支承し、さらに、前記弾性杆の途中上記外枠内に閉鎖にと もない納まる内枠の支点上記突軸の正規停止位置手前から前記突軸が乗り越える 山形の屈曲突部を設けた構成を採用したものである。
【0008】
【作用】
錠装置の操作により内枠の閉鎖状態維持を解除すると、溝に嵌め込んである両 突軸が支点になって開放方向に内枠が回動する。
【0009】 上記開放した内枠を取り外す場合、把持した内枠を弾性杆の先端方向にすべら せると、突軸により屈曲突部を下向きに押し逃がしながら乗り越える。 このとき、弾性杆の先端は、受け部上ですべるので、屈曲突部の最頂部が溝の 底面同レベル迄降下する。
【0010】 その後に内枠の一側が弾性杆の方向に、内枠の他側が弾性杆の反対方向に移動 するよう上記把持した内枠を回動させると、溝から両突軸が脱出するので、外枠 から内枠が外れる。
【0011】 上記外した内枠を外枠に取付けるには、外枠内に内枠を嵌装したのち、両側の 溝に突軸を嵌め合わす。 次に内枠をスライドさせると、突軸により屈曲突部を下向きに押し逃がしなが ら突軸が屈曲突部の部分を乗り越える。
【0012】
【実施例】
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0013】 図1から図4に示すように、天井板1の適所に設けてある方形状の開口2には 、上下面を開放させた方形状外枠11が嵌め込んで支持させてある。 上記外枠11の支持方法は、外枠11のコーナー部分の吊り金具12に吊りボ ルト13の下端を係合(図3に示すように)し、そして天井裏のチャンネルに上 記吊りボルト13の上端クランプ金具をナット止め(図示省略)する。
【0014】 14は外枠11内に嵌め込む上下面を開放させた方形状の内枠で、この内枠1 4内には、閉鎖天井板15が嵌め込み固着されている。 上記閉鎖天井板15の固着方法は、図4に示すように内枠14の内周にL形材 16を固着して、このL形材16の水平片から閉鎖天井板15に木ネジ17をね じ込んで取付ける。
【0015】 また、外枠11の両側裏面(内枠14に対向する面)両端間には、溝18が設 けられている。
【0016】 さらに、内枠14の両側表面の一端部には、溝18に先端を嵌入する突軸19 が設けられている。
【0017】 上記突軸19と溝18との嵌め合わせ係合により両突軸19、19が支点にな って内枠14が開閉方向に回動し、また、外枠11から内枠14を取り外す場合 、把持した上記内枠14を一方の突軸19が溝18の一端方向に、他方の突軸1 9が溝18の他端方向に移動するよう回動させながら、溝18から突軸19を脱 出させ、然るのち下方に内枠14を抜き去る。 なお、外枠11に内枠14を戻す場合、両溝18に突軸19の先が嵌り込むよ う上記内枠14を回動させる。
【0018】 また、閉鎖にともない外枠11内に納まった内枠14は、錠装置20により閉 鎖状態を維持できるようになっている。
【0019】 上記の錠装置20は、図1に示すように、内枠14の一端下面に回動軸21の 下端を露出させ、この露出端にドライバなどを係合して上記回動軸21を時計、 反時計方向に回動させると、連動機構22を介し左右のロッド23を出没方向に スライドするので、上記突出方向にスライドした両ロッド23の先が外枠11の 孔(図示省略)に嵌入して施錠する。
【0020】 上記外枠14の両側裏面の一端部(錠装置20の相反する側)には、錠装置2 0の反対方向に位置する弾性杆24の末端が固定され、この弾性杆24の先端は 、外枠11の裏面に設けてある受け部25の上面で水平移動可能に支承してある 。
【0021】 上記の受け部25は、図5に示すように、外枠11の裏面に溝18に平行する 上面開放の溝部を設けて、この溝部に弾性杆24の先を嵌入してある。
【0022】 また、弾性杆24の途中には、閉鎖にともない外枠11に納まる内枠14の支 点突軸19の正規停止位置手前から上記突軸19が乗り越える山形の屈曲突部2 6が設けてある。
【0023】 上記のように構成すると、溝18に突軸19の先を嵌入して内枠14を吊り下 げ、次いで内枠14をスライドさせると、突軸19により屈曲突部26を下向き に押し逃がしながら突軸19が屈曲突部26の部分を乗り越え、そして正規の位 置、即ち内枠14の閉鎖方向支点位置に支点用の突軸19が停止する。
【0024】 なお、図示の場合溝18に嵌め込んでビス止めする嵌合材27にビス28を介 し弾性杆24の末端を固定し、上記屈曲突部26を乗り越えた突軸19が上記嵌 合材27の端面に当接するようにしたが、弾性杆24の途中を曲げ加工して、曲 げ加工の部分に突軸19を接触させて停止させるようにしてもよい。
【0025】
【効果】
以上のように、この考案に係る天井点検口によれば、溝に沿って内枠をスライ ドさせることにより共にスライドする突軸によって屈曲突部を押し逃がし、そし て屈曲突部の部分を突軸が乗り越えると内枠の閉鎖支点の位置に突軸を位置させ ることができ、また、内枠を取り外すとき、内枠をスライドさせる操作のみであ るため、極めて簡単な操作のみですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の一例を示す下面図
【図2】同上の側面図
【図3】同要部の縦断拡大側面図
【図4】同縦断拡大正面図
【図5】要部の分解斜視図
【符号の説明】
1 天井板 2 開口 11 外枠 12 吊り金具 13 吊りボルト 14 内枠 15 閉鎖天井板 18 溝 19 突軸 20 錠装置 24 弾性杆 25 受け部 26 屈曲突部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 天井板の開口に嵌め込むと共に、適宜の
    方法で支持させた上下面開放の方形状外枠と、この外枠
    内に嵌め込む上下面を開放させた方形状内枠と、この内
    枠内に嵌め込んで適宜の方法で前記内枠に取付けた閉鎖
    天井板と、上記内枠の両側表面の一端部から水平方向に
    突出させた突軸と、上記外枠の両側裏面の両端間に前記
    突軸の先端をスライド可能に受架するよう設けた受架部
    と、上記内枠の前記突軸の相反する端に上記外枠に納ま
    った前記内枠の閉鎖状態維持及び維持を解除できるよう
    設けた錠装置とから成る天井点検口において、上記外枠
    の両側裏面の両端間に上記突軸の先端が嵌り込む溝を設
    け、また、前記外枠の両側裏面に上記錠装置の相反する
    方向に向く弾性杆の末端を固定すると共に、この弾性杆
    の先端を上記外枠の裏面に設けてある受け部の上面によ
    り水平移動可能に支承し、さらに、前記弾性杆の途中上
    記外枠内に閉鎖にともない納まる内枠の支点上記突軸の
    正規停止位置手前から前記突軸が乗り越える山形の屈曲
    突部を設けたことを特徴とする天井点検口。
JP4928591U 1991-06-27 1991-06-27 天井点検口 Expired - Fee Related JPH0734106Y2 (ja)

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JPH053475U true JPH053475U (ja) 1993-01-19
JPH0734106Y2 JPH0734106Y2 (ja) 1995-08-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044423A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 住友林業株式会社 床開口部の転落防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016044423A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 住友林業株式会社 床開口部の転落防止装置

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JPH0734106Y2 (ja) 1995-08-02

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