JP2016044423A - 床開口部の転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納室の内部を十分に見ることができるとともに、安全性を向上させることができる床開口部の転落防止装置を提供する。
【解決手段】床開口部10からの転落を防止するための床開口部10の転落防止装置1である。上記床開口部10に沿って設けられたガイドレール2と、上記ガイドレール2に案内される複数の支持バー3と、これら支持バー3のうち最も梯子L側のものを上記ガイドレール2に固定し得るロック機構5と、上記複数の支持バー3に張られる安全ネット4とを備える。この安全ネット4が、柔軟性を有して、上記ロック機構5により上記支持バー3が固定された状態で上記床開口部10を覆うものである。上記複数の支持バー3が、縦長の横断面を有する。上記ロック機構5が、上記ガイドレール2に固定された支持バー3の回転により、上記固定の解除を行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、床開口部の転落防止装置に関するものである。
家屋には、その床板の下方に、食料貯蔵用などの収納室を設けた造りがよく見受けられる。このような収納室は、上記床板を切り抜いて形成された開口部(以下では単に床開口部という)と連通しており、この床開口部が出入口となる。上記切り抜かれた床板は、上記床開口部の蓋にされる。
上記床開口部には、上記床板の蓋が開の場合には、上記収納室を覗き込もうとした幼児が誤って上記床開口部に転落するかもしれない。このような転落を防止するための網状物を、転落防止装置として床開口部に配置する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記網状物だと、強度が十分ではなく、勢いよく転落した幼児を支え切ることができない。これに対して、上記網状物の代わりに、アコーディオン状に折り畳み可能な蛇腹蓋を採用する構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この蛇腹蓋は、床開口部に沿って移動自在に配置された複数の支持棒と、各支持棒に設けられた面状板とから構成される。そして、床開口部は、上記床板の蓋だけでなく、上記蛇腹蓋によっても開閉される。
実開昭61−37347号公報 実公平1−33727号公報
ところで、上記特許文献2に記載の構成では、上記蛇腹蓋により床開口部を閉にすれば、蛇腹蓋で床開口部が完全に覆われるので、床開口部の上方から収納室の内部を見ることができない。
また、上記蛇腹蓋は、上記特許文献1に記載の網状物よりも強度を有するが、荷重を主として円筒状の上記支持棒で受ける構造なので、依然として強度が十分ではない。強度が十分でなければ、幼児が上記蛇腹蓋に勢いよく落下した場合、当該蛇腹蓋は破損して転落防止装置の用をなさなくなる。ここで、強度を十分にするために、支持棒の径を大きくすることが考えられるが、こうすれば、床開口部における支持棒の面積割合も大きくなるので、収納室の内部を十分に見ることができなくなる。
さらに、上記蛇腹蓋は、床開口部を閉の状態にする固定がマグネットの磁力により行われる。このため、上記固定の力が非常に弱いので、上記蛇腹蓋に転落した幼児から受ける荷重の大きさおよび方向によっては、上記固定が解除されることになる。このように、上記固定の解除が容易に行われると、上記蛇腹蓋は転落防止装置の用をなさなくなる。
したがって、上記特許文献2に記載の構成では、収納室の内部を十分に見ることができないだけでなく、転落防止装置の用をなさない危険性がある。
そこで、本発明は、収納室の内部を十分に見ることができるとともに、安全性を向上させることができる床開口部の転落防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る床開口部の転落防止装置は、床開口部からの転落を防止するための床開口部の転落防止装置であって、
上記床開口部に沿って設けられたガイドレールと、上記ガイドレールに案内される複数の支持バーと、上記支持バーを上記ガイドレールに固定し得るロック機構と、上記複数の支持バーに張られる網体とを備え、
上記網体が、柔軟性を有して、上記ロック機構により上記支持バーが固定された状態で上記床開口部を覆うものであり、
上記複数の支持バーが、縦長の横断面を有し、
上記ロック機構が、上記ガイドレールに固定された支持バーの回転により、上記固定の解除を行うものである。
また、本発明の請求項2に係る床開口部の転落防止装置は、請求項1に記載の床開口部の転落防止装置において、上記ガイドレールが、2本で且つ平行に配置されたものであり、
上記ガイドレールが、上記支持バーを案内する案内部と、この案内部が無い部分である遊挿部とを有し、
上記2本のガイドレールで、上記遊挿部の長さが異なるものである。
さらに、本発明の請求項3に係る床開口部の転落防止装置は、請求項2に記載の床開口部の転落防止装置における上記支持バーが、上記2本のガイドレールにより少なくとも4点で支持されるものである。
加えて、本発明の請求項4に係る床開口部の転落防止装置は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の床開口部の転落防止装置における上記網体が、強紐および弱紐からなり、上記支持バーに取り付けられるラインが当該強紐で構成されるものである。
上記床開口部の転落防止装置によると、収納室の内部を十分に見ることができるとともに、安全性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る床開口部の転落防止装置を使用していない状態での概略斜視図である。 同床開口部の転落防止装置を使用している状態での概略斜視図である。 同床開口部の転落防止装置を使用している状態での平面図である。 同床開口部の転落防止装置における一方のガイドレールのヒンジ側を示す拡大断面図である。 図4のA−A断面図である。 同ガイドレールの梯子側を示す拡大断面図であり、同ガイドレールに移動式支持バーが固定される前の状態を示す。 同ガイドレールの梯子側を示す拡大断面図であり、同固定を行う経過を示す。 同ガイドレールの梯子側を示す拡大断面図であり、同固定を行った状態を示す。 同床開口部の転落防止装置における両ガイドレールのヒンジ側を示す拡大平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る床開口部の転落防止装置について図面に基づき説明する。
まず、上記床開口部およびその周辺部分について簡単に説明する。
図1に示すように、上記床開口部10は、家屋の床板Fを矩形に切り抜いて形成されて、当該床板Fの下方に設けられた収納室Rの出入口となるものである。上記床開口部10は、上記切り抜かれた床板Fと同様に矩形であり、一方の短辺部に上記収納室Rへの梯子Lが設けられる。上記切り抜かれた床板Fは、上記床開口部10における片開き式の蓋Cにされる。すなわち、この床板の蓋Cと上記床開口部10とは、他方の短辺部に設けられるヒンジHで接続される。上記床板の蓋Cは、他の床板Fと面一にされるので、上記床開口部10の上部で当該床開口部10を開閉するものである。上記床開口部10の長辺部に、上記床板の蓋Cを支え得る安全棒Sが設けられる。この安全棒Sは、その一端側が上記長辺部に対して回転自在にされることにより、上記床開口部10が開の場合には上記床板の蓋Cを支えるとともに、上記床開口部10が閉の場合には当該床開口部10の内側に収容されるものである。上記床開口部10が開の場合には、上記収納室Rを覗き込もうとした幼児が誤って上記床開口部10に転落するかもしれない。このような転落を防止するために、上記床開口部10の下部に転落防止装置1が設けられる。図1には床開口部10の転落防止装置1が使用されていない状態を示し、図2および図3には床開口部10の転落防止装置1が使用されている状態を示す。なお、以下では、上記床開口部10の短辺部において、上記梯子Lが設けられた側を単に「梯子L側」といい、上記ヒンジHが設けられた側を単に「ヒンジH側」という。
以下、本発明の要旨である床開口部10の転落防止装置1について詳細に説明する。
上記床開口部10の転落防止装置1は、図1〜3に示すように、上記床開口部10の両長辺部にそれぞれ設けられたガイドレール2と、これらガイドレール2に両端部が案内される5本(複数であればよい)の支持バー3と、これら5本の支持バー3に張られた安全ネット4とを備える。
上記ガイドレール2は、図4および図5に示すように、天板部21と、上記支持バー3の両端部(摺動体37であり詳しくは後述する)を上記床開口部10の長辺方向に沿って案内する案内部22と、支持バー3が載置される支持部26とを有する。この案内部22は、上記摺動体37の上端に沿う上案内部23と、上記摺動体37の下端に沿う下案内部24とからなる。上記ガイドレール2の梯子L側近傍には、図1および図6〜図8に示すように、最も梯子L側の支持バー3を固定するロック機構5が設けられる。
上記5本の支持バー3は、図3に示すように、ヒンジH側から梯子L側にかけて略平行に配置される。これら5本の支持バー3は、図4に示すように、最もヒンジH側の固定式支持バー31と、それ以外(つまり他の4本)の移動式支持バー32とからなる。上記固定式支持バー31は、支持材33からなり、床開口部10のヒンジH側にタッピンねじ3tなどで固定される。上記移動式支持バー32は、支持材33および摺動体37からなり、上記案内部22に沿ってヒンジH側から梯子L側まで移動自在にされる。上記支持材33は、両ガイドレール2に渡された円筒状の補強パイプ34と、この補強パイプ34を内側に配置した長円パイプ35とを具備する。上記長円パイプ35は、その横断面における長手方向が鉛直方向になるように、つまり横断面が縦長になるように配置される。上記摺動体37は、2つ(ヒンジH側および梯子L側)の円柱部38と、これら2つの円柱部38を接続する接続部39とを具備する。上記2つの円柱部38は、それらの両軸心が鉛直方向に且つ平行になるように配置される。上記接続部39は、上記補強パイプ34の先端にも接続される。
ここで、上記移動式支持バー32は、図5に示すように、上記2つの円柱部38が下案内部24で支持されるとともに、上記補強パイプ34が支持部26で支持される。このため、上記移動式支持バー32は、片端側で2点(下案内部24および支持部26)、両端側なら4点で支持される。
上記安全ネット4は、柔軟性を有する網体であり、図3に示すように、太紐(強紐の一例である)41および細紐(弱紐の一例である)42からなる。また、上記安全ネット4は、その外周のラインと支持バー3に取り付けられるラインとが太紐41で構成されるとともに、これら以外のラインが細紐42で構成される。
上記ロック機構5は、例えば、図6〜図8に示すように、上記ガイドレール2における梯子L側近傍の下案内部24に取り付けられたロック用板ばね5である。このロック用板ばね5は、その主要部が、一枚の金属片を5箇所で折り曲げることにより形成されたものである。このため、上記ロック用板ばね5は、その主要部が、6つの部分(後述するが、底部50、第一段部51〜第四段部54、折返部55)に分けられる。具体的に説明すると、上記ロック用板ばね5は、下方から順に、上記下案内部24にねじなどで取り付けられる底部50と、この底部50から折り返して連続する低傾斜の第一段部51と、この第一段部51から連続する高傾斜の第二段部52と、この第二段部52から連続する略水平の第三段部53と、この第三段部53から連続する中傾斜の第四段部54と、この第四段部54から折り返して連続する逆傾斜の折返部55とを具備する。
図6には、上記ロック用板ばね5が最も梯子L側の移動式支持バー32をガイドレール2に固定する前の状態について示し、図7には、上記固定を行う経過について示し、図8には、上記固定を行った状態について示す。上記固定の解除を行う観点からだと、図8には、上記固定を解除する前の状態について示し、図7には、上記解除を行う経過について示し、図6には、上記解除を行った状態について示す。
図6に示す上記摺動体37を梯子L側に移動させると、梯子L側の円柱部38が第一段部51に乗り上げる。この乗り上げは、第一段部51が低傾斜であるから、容易に行われる。続いて、上記摺動体37をさらに梯子L側に移動させると、図7に示すように、上記円柱部38が第二段部52に乗り上げる。この乗り上げは、第二段部52が高傾斜であるものの第一段部51での乗り上げの助走を利用するので、容易に行われる。続いて、上記摺動体37をさらに梯子L側に移動させると、図8に示すように、上記円柱部38が第三段部53および第四段部54に乗り上げて、上記固定が行われる。この固定が行われた状態では、上記ロック用板ばね5が、主として第一段部51の復元力により、上記摺動体37をガイドレール2に挟み込んでいる。具体的に説明すると、図8に示すように、上記固定が行われた状態では、上記摺動体37が、ガイドレール2からは天板部21および上案内部23の梯子L側端部により、ロック用板ばね5からは第三段部53および第四段部54により、挟み込まれている。このように挟み込まれた摺動体37において、上記天板部21との接触箇所は梯子L側の円柱部38であり、上記上案内部23の梯子L側端部との接触箇所は接続部39であり、上記第三段部53および第四段部54との接触箇所は梯子L側の円柱部38である。このため、最も梯子L側の移動式支持バー32は、上記ロック用板ばね5によりガイドレール2に固定されると、上記長円パイプ35の横断面における長手方向が傾斜した状態になる。すなわち、上記ロック用板ばね5は、上記移動式支持バー32を上記ガイドレール2に固定する際に回転させるものである。上記固定を解除するには、上記回転の逆方向に上記移動式支持バー32を回転させながら、上記固定のための動作とは逆の動作、すなわち、上記摺動体37をヒンジH側に移動させる。
上記両ガイドレール2は、上案内部23のヒンジH側端部の位置を除いて、対称の形状となる。すなわち、図9に示すように、一方のガイドレール2では上案内部23のヒンジH側端部がヒンジHから近く、他方のガイドレール2では上案内部23のヒンジH側端部がヒンジHから遠い。言い換えれば、ガイドレール2において上案内部23が無い部分を遊挿部25と定義すると、一方のガイドレール2ではヒンジH側からの遊挿部25が短く、他方のガイドレール2ではヒンジH側からの遊挿部25が長い。このため、図9に示すように、一方のガイドレール2における短い遊挿部25に移動式支持バー32の一端部(つまり摺動体37)を挿入してから、この一端部近くを鉛直軸36にして当該移動式支持バー32を回転させながら、他方のガイドレール2における長い遊挿部25に当該移動式支持バー32の他端部(つまり他の摺動体37)を挿入することが可能となる。
以下、上記床開口部10の転落防止装置1における設置方法および使用方法について説明する。
まず、図9に示すように、まず、最も梯子L側の移動式支持バー32の一端部を一方のガイドレール2における短い遊挿部25に挿入する。そして、この一端部の近くを鉛直軸36にして当該移動式支持バー32を回転させながら、当該支持バー3の他端部を他方のガイドレール2における長い遊挿部25に挿入する。こうして、最も梯子L側の移動式支持バー32を両ガイドレール2に配置する。同様にして、他の移動式支持バー32および固定式支持バー31も続いて両ガイドレール2に配置する。その後、固定式支持バー31を、図4に示すように、床開口部10のヒンジH側にタッピンねじ3tなどで固定する。これにより、上記床開口部10の転落防止装置1における設置が完了する。
上記床開口部10の転落防止装置1を使用しない場合には、移動式支持バー32をヒンジH側に移動させる。こうして、移動式支持バー32をヒンジH側に寄せておくことにより、収納室Rへの出入りが移動式支持バー32および安全ネット4に妨げられなくなる。
上記床開口部10の転落防止装置1を使用する場合には、移動式支持バー32を梯子L側に移動させる。そして、最も梯子L側の移動式支持バー32をロック機構5(ロック用板ばね5)によりガイドレール2に固定する。具体的には、図6に示すように、上記移動式支持バー32の摺動体37がロック用板ばね5に隣接するまで上記移動式支持バー32を移動させた後、図7および図8に示すように、梯子L側の円柱部38を第一段部51〜第四段部54まで順に乗り上げさせる。梯子L側の円柱部38が第三段部53および第四段部54に乗り上げると、摺動体37は、主として第一段部51の復元力により、梯子L側の円柱部38が第三段部53および第四段部54から押し上げられて、梯子L側の円柱部38および接続部39がそれぞれ天板部21および上案内部23の梯子L側端部に接触する。すなわち、摺動体37は、ガイドレール2およびロック用板ばね5により挟み込まれる。こうして、図2および図3に示すように、床開口部10の下部が支持バー3および安全ネット4で覆われて、幼児の転落が防止される。
このように、上記床開口部10の転落防止装置1によると、床開口部10が主として安全ネット4で覆われるので、収納室Rの内部を見ることができる。また、床開口部10の一部を覆う支持バー3の横断面が縦長なので、収納室Rの内部を十分に見ることができるとともに、十分な強度を有することにより安全性を向上させることができる。
さらに、ロック用板ばね5により、移動式支持バー32のガイドレール2への固定を解除するには、当該移動式支持バー32を回転させる必要があるので、上記解除が容易に行われず、安全性を向上させることができる。
加えて、支持バー3に取り付けられる安全ネット4のライン、つまり安全ネット4において最も大きな荷重を受けるラインが太紐41から構成されるので、十分な強度を有することにより安全性を向上させることができる。
また、両ガイドレール2でヒンジH側からの遊挿部25の長さが異なるので、支持バー3の配置を容易にすることができる。
また、上記移動式支持バー32の両端側が4点で支持されるので、十分な強度を有することにより安全性を向上させることができる。
ところで、上記実施の形態では、上記支持バー3の支持材33は、補強パイプ34と長円パイプ35とを具備するとして説明したが、これに限定されるものではなく、断面二次モーメントが大きくなる形状、つまり横断面が縦長であればよい。
また、上記実施の形態では、強紐の一例として太紐41、弱紐の一例として細紐42として説明したが、これに限定されるものではなく、強紐が弱紐よりも高強度のものであればよい。
さらに、上記実施の形態では、上記移動式支持バー32の両端側が4点で支持されるとして説明したが、5点以上で支持されてもよい。
L 梯子
H ヒンジ
1 転落防止装置
2 ガイドレール
3 支持バー
4 安全ネット
5 ロック機構(ロック用板ばね)
10 床開口部
21 天板部
22 案内部
23 上案内部
25 遊挿部
26 支持部
31 固定式支持バー
32 移動式支持バー
34 補強パイプ
35 長円パイプ
37 摺動体
38 円柱部
39 接続部
41 太紐
42 細紐
50 底部
51 第一段部
52 第二段部
53 第三段部
54 第四段部
55 折返部

Claims (4)

  1. 床開口部からの転落を防止するための床開口部の転落防止装置であって、
    上記床開口部に沿って設けられたガイドレールと、上記ガイドレールに案内される複数の支持バーと、上記支持バーを上記ガイドレールに固定し得るロック機構と、上記複数の支持バーに張られる網体とを備え、
    上記網体が、柔軟性を有して、上記ロック機構により上記支持バーが固定された状態で上記床開口部を覆うものであり、
    上記複数の支持バーが、縦長の横断面を有し、
    上記ロック機構が、上記ガイドレールに固定された支持バーの回転により、上記固定の解除を行うものであることを特徴とする床開口部の転落防止装置。
  2. 上記ガイドレールが、2本で且つ平行に配置されたものであり、
    上記ガイドレールが、上記支持バーを案内する案内部と、この案内部が無い部分である遊挿部とを有し、
    上記2本のガイドレールで、上記遊挿部の長さが異なることを特徴とする請求項1に記載の床開口部の転落防止装置。
  3. 上記支持バーが、上記2本のガイドレールにより少なくとも4点で支持されるものであることを特徴とする請求項2に記載の床開口部の転落防止装置。
  4. 上記網体が、強紐および弱紐からなり、上記支持バーに取り付けられるラインが当該強紐で構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の床開口部の転落防止装置。
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