JP2015007342A - 安全梯子 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、安全に縦支柱と可動支柱(移動ユニット)とを固定可能とし、安全帯を取り付けてから降りることができる安全梯子を提供する。
【解決手段】安全梯子10を、梯子20と、移動柱30と一対の右操作柱40A及び左操作柱40Bを有する移動ユニット50と、を備える構成とする。右操作柱40A、左操作柱40Bの下部に、右係合部41A、左係合部41Bをそれぞれ配設し、右縦支柱21、左縦支柱22の上部に、右係合部41A、左係合部41Bと係合する右被係合部24A、左被係合部24Bをそれぞれ配設し、右操作柱40A、左操作柱40Bに、右上支持部34A、左上支持部34Bの下側に配置されるとともに右上支持部34A、左上支持部34Bを係止可能に形成された右係止部42A、左係止部42Bをそれぞれ配設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、構造物に設置される安全梯子に関する。
PCタンク等の比較的大きな構造物の保全、点検時には、構造物の屋根側にある開口部から内周壁に設けられた梯子を使用してタンク内に入って保全、点検作業を行なう。
しかし、図11、12−1、12−2に示すように、PCタンク100等の開口部101は、上方に筒状に突出部分が形成され、梯子102が配設されている部分までの距離が体半分程度あった。開口部101付近には、蓋103が設置されるため、安全帯を取り付ける為の設備もなく、手で把持可能な設備もなかった。高所作業の移動時には、安全帯を付けることが義務付けられているが、上述したように、開口部101には、安全帯を取り付けられる状態でないので、従来は安全帯を付けたくても付けられなかった。
そのような状況において、作業者は、図12−1、12−2に示すように、開口部101の端部を手でつかみながら足で梯子102のステップ102a又はステップ102bを探るという危険を冒しながら梯子102まで降りていくことを余儀なくされ、開口部101から梯子102に降りる際には、落下するおそれがあった。
これに対し、マンホール内への転落を防止するものであるが、昇降式梯子として特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、マンホールの内周壁に上下方向に沿って梯子を取り付け、梯子を構成する一対の縦支柱の上端付近には、複数列の滑車が配設され、複数列の滑車の間に可動支柱が昇降可能に通されていた。
ワイヤは、一端側においてカウンタウエイトと連結され、縦支柱に配設された支点プーリを経由して配された後、他端側において可動支柱の下端部と連結されている。
そして、縦支柱の上端部に取り付けられた第一ストッパと、可動支柱が最上位の位置にあるとき第一ストッパと対応する位置となる第二ストッパとを、ストッパピンを通して固定することとなっていた。
特開平09−279615号公報
上記の安全梯子では、縦支柱と可動支柱とをストッパピンで固定する際には、可動支柱は固定されていない状態で、作業者は縦支柱の上端部まで安全帯をつけずに、降りて行って当該作業することになるので、危険であることに変わりはないという問題があった。
また、ワイヤ、支点プーリ、カウンタウエイト等による滑車機構と、可動支柱を昇降させる複数列の滑車と、が必要で、部品点数が多く、機構が複雑となっていた。
本発明は、簡単な構成で、人力により安全に縦支柱と可動支柱(移動ユニット)とを固定可能とし、安全帯を取り付けてから降りることができる安全梯子を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明では、構造物に設置される安全梯子であって、筒状に形成された左右一対の縦支柱と、各縦支柱を連結するステップとを有し構造物に固定される梯子と、梯子側に位置する待機位置と待機位置より上側に引き上げられた引き出し位置との間を移動可能な移動ユニットと、を備え、移動ユニットは、各縦支柱内にそれぞれ摺動可能に配設される左右一対の縦柱と、各縦柱を連結する横柱とを有し、安全帯を取り付け可能な移動柱と、長尺状に形成され、各縦柱に配設された上支持部及び各縦支柱に配設された下支持部に、移動柱及び縦支柱に対して上下方向に沿って移動可能、に支持される一対の操作柱と、を有し、各操作柱の下部には、係合部が配設され、各縦支柱の上部には、各係合部と係合する被係合部が配設され、操作柱には、上支持部の下側に配置されるとともに上支持部を係止可能に形成された係止部が配設され、各操作柱が引き上げられて、同じ側に位置する、操作柱の前記係合部と縦支柱の被係合部とが係合されることにより、各操作柱が前記縦支柱に対して下側に移動することが規制されるとともに、同じ側に位置する、上支持部が係止部に係止されることにより、移動柱が各操作柱に対して下側に移動することが規制され、移動ユニットが前記引き出し位置に保持される。
これによれば、同じ側に位置する、操作柱の係合部と、縦支柱の被係合部とを係合させて、各操作柱が下側に移動するのを規制し、同じ側に位置する、操作柱に配設された係止部が上支持部を係止して、移動柱が下側に移動するのを規制して、移動ユニットを引き出し位置に保持するので、簡単な構成で移動ユニットを縦支柱に対して固定可能とすることができる。
また、各操作柱を持って引き上げると、各操作柱に配設された係止部が、各移動柱に配設された上支持部と係止して、移動ユニット全体を引き上げることとになり、そのときに各操作柱を操作して、操作柱の係合部と、縦支柱の被係合部とを係合させて、引き出し位置に保持された移動柱に安全帯を取り付けてから梯子に降りることができる。
また、梯子に降りる際に引き出した移動柱を手でつかむことができるので安全性を高めることができる。
また、係合、係止部分がそれぞれ二か所となるので、移動ユニットの固定状態の安定性を向上させることができる。
なお、ここで「構造物」とは、複数の材料や部材などにより構成され、基礎などにより重量を支えられた構造により造作されたものをいう。
また、被係合部を、平面視においてステップに対して斜め方向に延設されるとともに、操作柱から外れた位置とすれば、操作柱を上下方向に移動させたときに、被係合部が係合部と干渉することを抑制することができる。
また、操作柱を、上支持部及び下支持部に、上下方向を軸として回動可能に支持され、操作柱の上端部に、ハンドルを配設し、平面視において、係合部がハンドルと同一の方向に延びるように形成し、係合部を回動させることにより、被係合部と係合する構成とすれば、ハンドルの回動動作と係合部の動作が平面視において同じになるため、操作柱の係合部と縦支柱の被係合部との係合作業を容易にすることができる。
本発明の一実施形態の安全梯子を示す正面図である。 同実施形態の安全梯子の移動ユニットを引き上げた状態を示す正面図である。 同実施形態の安全梯子を示す平面図である。 同実施形態の移動ユニットが待機位置にあるときの部分拡大正面図である。 同実施形態の移動ユニットが引き出し位置にあるときの部分拡大正面図である。 同実施形態の動作状態を示す部分拡大図である。 同実施形態の動作状態を示す部分拡大平面図である。 移動ユニットを待機位置から引き出し位置に引き出す際の使用状態を示す側面図である。 移動ユニットを待機位置から引き出し位置に引き出す際の使用状態を示す側面図である。 引き出し位置において移動柱に安全帯を取り付けた状態を示す正面図である。 引き出し位置において移動柱に安全帯を取り付けた状態を示す側面図である。 同実施形態の安全梯子の作業者が降りる状態を示す側面図である。 同実施形態の安全梯子の作業者が降りる状態を示す側面図である。 従来の構造物における梯子の設置状態の概略図である。 従来の構造物における梯子の作業者が降りる状態を示す側面図である。 従来の構造物における梯子の作業者が降りる状態を示す側面図である。
本発明の安全梯子の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、各図面の矢印の、Fを前、REを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。なお、説明をしやすくするため、図3においては、右下支持部25A、左下支持部25B、右上支持部34A、左上支持部34B、右上補助支持部35A、左上補助支持部35B、を二点鎖線で示している。
安全梯子10は、概略的には、図8−1〜10−2に示すように、梯子20と、移動柱30と操作柱40とを有する移動ユニット50と、を備え、移動ユニット50を梯子20に対して固定可能とし、移動柱30に安全帯Bを取り付けてから、梯子20に降りることを可能とし、構造物内に進入時の安全を確保するものである。
梯子20は、図1〜5に示すように、構造物に取り付けられた状態で、上下方向に沿って延びる、右縦支柱21及び左縦支柱22と、左右方向に沿って延びて、右縦支柱21と左縦支柱22とを連結する複数のステップ23(23a、23b、23c、23d、23e、23f)と、を有している。
右縦支柱21及び左縦支柱22は、円筒状で、後述する右縦柱31、左縦柱32を、内側で上下方向に沿って摺動可能にそれぞれ形成されている。
右縦支柱21及び左縦支柱22の上部には、後述する右係合部41A、左係合部41Bと係合する右被係合部24A、左被係合部24Bがそれぞれ配設されている。
右被係合部24A、左被係合部24Bは、円柱状に形成され、上下方向に直交する方向に沿って延び、かつ、平面視において、図3に示すように、ステップ23に対して斜め方向に延設されるとともに、右操作柱40A、左操作柱40Bから外れた位置となるように配設されている。本実施形態では、ステップ23に対して、右被係合部24Aは右後側に、左被係合部24Bは左後側に、45度斜めに延設させている。
右縦支柱21及び左縦支柱22の上部には、矩形平板状に形成された右下支持部25A、左下支持部25Bがそれぞれ配設されている。右下支持部25A、左下支持部25Bには、後述する右操作柱40A、左操作柱40Bを上下方向に沿って挿通可能な図示しない挿通孔がそれぞれ形成されている。
右縦支柱21及び左縦支柱22は、固定部材26を介して構造物の壁面Fに固定されている。
移動柱30は、図1〜5に示すように、右縦支柱21内を摺動可能に形成された右縦柱31と、左縦支柱22内を摺動可能に形成された左縦柱32と、右縦柱31及び左縦柱32の上端部どうしを連結する横柱33と、を有し、正面視において、略コの字状に形成されている。
右縦柱31及び左縦柱32の上部には、矩形平板状に形成された右上支持部34A、左上支持部34Bがそれぞれ配設されている。
右上支持部34A、左上支持部34Bには、後述する右操作柱40A、左操作柱40Bを上下方向に沿って挿通可能な図示しない挿通孔がそれぞれ形成されている。
右上支持部34A、左上支持部34Bの下側には、矩形平板状に形成された右上補助支持部35A、左上補助支持部35Bがそれぞれ配設されている。
右上補助支持部35A、左上補助支持部35Bには、後述する右操作柱40A、左操作柱40Bを上下方向に沿って挿通可能な図示しない挿通孔がそれぞれ形成されている。
右縦柱31は右縦支柱21内に挿入され、左縦柱32は左縦支柱22内に挿入され、移動ユニット50が、梯子20側に位置する待機位置と、待機位置より上側に引き上げられた引き出し位置との間を移動可能とされている。
操作柱40、40は、図1〜7に示すように、上下方向に延びる円筒状に形成され、右側に設けられた操作柱40を右操作柱40A、左側に設けられた操作柱40を左操作柱40B、と表記する。
右操作柱40Aは、右縦柱31に配設された右上支持部34A、右上補助支持部35A及び右縦支柱21に配設された右下支持部25Aに、上下方向を軸として回動可能、かつ、右縦柱31及び右縦支柱21に対して上下方向に沿って移動可能に支持されている。
左操作柱40Bは、左縦柱32に配設された左上支持部34B、左上補助支持部35B及び左縦支柱22に配設された左下支持部25Bに、上下方向を軸として回動可能、かつ、左縦柱32及び左縦支柱22に対して上下方向に沿って移動可能に支持されている。
右操作柱40A及び左操作柱40Bの下部には、右係合部41A、左係合部41Bがそれぞれ配設されている。
右係合部41A、左係合部41Bは、平板状の部材で、右操作柱40A、左操作柱40Bの径方向外側にそれぞれ延びて形成される平板41Aa、41Baと、平板41Aa、41Baの自由端側の下面にそれぞれ配設される一対の止め板41Ab、41Bbと、を有して、図1、2の状態において、自由端部分が縦断面略コの字状に形成されている。
平板41Aaと一対の止め板41Ab、41Abとで形成される縦断面略コの字状の部分の内面がコの字部41Acとされ、平板41Baと、一対の止め板41Bb、41Bbとで形成される縦断面略コの字状の内面がコの字部41Bcとされ、コの字部41Ac、41Bcは、円柱状に形成された右被係合部24A、左被係合部24Bと、それぞれ係合可能に形成されている。
右操作柱40Aと、左操作柱40Bには、円盤状の右係止部42A、左係止部42Bが配設されている。右係止部42A、左係止部42Bの上面は、右上支持部34A、左上支持部34Bの下面と接して、移動柱30が右操作柱40Aと、左操作柱40Bに対して下側に移動するのを規制する。
右操作柱40A及び左操作柱40Bの上端部には、右ハンドル43A、左ハンドル43Bがそれぞれ配設されている。
右ハンドル43A、左ハンドル43Bは、それぞれ右操作柱40A、左操作柱40Bの径方向外側に延び、平面視において、右係合部41A、左係合部41Bと同一の方向に延びるように形成されている。
本発明の安全梯子10の使用態様及び作用機能を説明する。
図4、8−1に示した、移動ユニット50が梯子20側に位置する待機位置の状態から、右操作柱40A及び左操作柱40Bの、右ハンドル43A、左ハンドル43Bを手でつかみ、上側に引き上げる。このとき、図5、8−2に示すように、右係止部42A、左係止部42Bにより、右上支持部34A、左上支持部34Bがそれぞれ係止されるので、右操作柱40A及び左操作柱40Bを引き上げると、移動ユニット50全体が引き上げられることになる。
図3、5、6、7に示すように、右ハンドル43A、左ハンドル43Bを回転させて、右係合部41Aのコの字部41Acを右被係合部24Aに、左係合部41Bのコの字部41Bcを左被係合部24Bに、係合させる。右ハンドル43Aと右係合部41A、左ハンドル43Bと左係合部41B、は、平面視において、同一の方向に延びるように形成されているので、右係合部41A、左係合部41Bは、右ハンドル43A、左ハンドル43Bとそれぞれ同様に回転し、係合作業を容易にすることになる。
右被係合部24A、左被係合部24Bは、平面視において、ステップ23に対して45度斜めに延設させているので、右ハンドル43A、左ハンドル43Bを左右方向に沿って配置しておけば、右ハンドル43A、左ハンドル43Bの操作は、45度又は135度の回転で済むことになる。
右係合部41A、左係合部41Bを、右被係合部24A、左被係合部24Bにそれぞれ係合させると、右操作柱40A及び左操作柱40Bが右縦支柱21及び左縦支柱22に対して下側に移動することが規制される。
同じ側に位置する、右係止部42Aが右上支持部34Aを、左係止部42Bが左上支持部34Bを、それぞれ係止することにより、移動柱30が右操作柱40A及び左操作柱40Bに対して下側に移動することが規制されて、移動ユニット50を引き出し位置に保持することになる。
図9−1、9−2に示すように、移動柱30の横柱33に安全帯Bを掛止して、ステップ23aに足を乗せて安全を確保してから、梯子20まで降りることが可能となる。
図10−1、10−2に示すように、安全帯Bを横柱33からステップ23aに掛け直して、手で、右縦柱31又は/及び左縦柱32をつかんで、安全に、さらに下降することが可能となる。
一方、移動ユニット50を待機位置に戻すときは、右ハンドル43A、左ハンドル43Bを回転させて、右係合部41Aのコの字部41Acと右被係合部24A、左係合部41Bのコの字部41Bcと左被係合部24B、との係合を解除させる。右ハンドル43A、左ハンドル43Bを手でつかみ、右操作柱40A及び左操作柱40Bを下降させる。このとき、引き上げ時と同様に、右上支持部34Aが右係止部42Aに、左上支持部34Bが左係止部42Bに、それぞれ係止されるので、右操作柱40A及び左操作柱40Bを下降させると、移動ユニット50全体が下降していくことになる。そして、図4に示すように、右上補助支持部35A、左上補助支持部35Bが右縦支柱21及び左縦支柱22の上端面にそれぞれ当接して、移動ユニット50の下降がストップし、待機位置において保持される。
上記構成の安全梯子10では、構造物に設置される安全梯子であって、筒状に形成された左右一対の右縦支柱21及び左縦支柱22と、右縦支柱21及び左縦支柱22を連結するステップ23を有し構造物に固定される梯子20と、梯子20側に位置する待機位置と待機位置より上側に引き上げられた引き出し位置との間を移動可能な移動ユニット50と、を備え、移動ユニット50は、右縦支柱21及び左縦支柱22内にそれぞれ摺動可能に配設される左右一対の右縦柱31及び左縦柱32と、右縦柱31及び左縦柱32を連結する横柱33を有して略コの字状に形成され、安全帯Bを取り付け可能な移動柱30と、長尺状に形成され、右縦柱31及び左縦柱32にそれぞれ配設された右上支持部34A、左上支持部34B及び右縦支柱21、左縦支柱22にそれぞれ配設された右下支持部25A、左下支持部25Bに、移動柱30及び右縦支柱21、左縦支柱22に対して上下方向に沿って移動可能、に支持される一対の右操作柱40A及び左操作柱40Bと、を有し、右操作柱40A、左操作柱40Bの下部には、右係合部41A、左係合部41Bがそれぞれ配設され、右縦支柱21、左縦支柱22の上部には、右係合部41A、左係合部41Bと係合する右被係合部24A、左被係合部24Bがそれぞれ配設され、右操作柱40A、左操作柱40Bには、右上支持部34A、左上支持部34Bの下側に配置されるとともに右上支持部34A、左上支持部34Bを係止可能に形成された右係止部42A、左係止部42Bがそれぞれ配設され、右操作柱40A及び左操作柱40Bが引き上げられて、同じ側に位置する、右操作柱40A、左操作柱40Bの右係合部41Aと右被係合部24A、左係合部41Bと左被係合部24B、とが係合されることにより、右操作柱40A、左操作柱40Bが右縦支柱21、左縦支柱22に対して下側に移動することが規制されるとともに、同じ側に位置する、右上支持部34Aが右係止部42Aに、左上支持部34Bが左係止部42Bに、係止されることにより、移動柱30が右操作柱40Aと、左操作柱40Bに対して下側に移動することが規制され、移動ユニット50が引き出し位置に保持される。
これによれば、右係合部41Aと右被係合部24A、左係合部41Bと左被係合部24B、とを係合させて、右操作柱40A、左操作柱40Bが下側に移動するのを規制し、右操作柱40A、左操作柱40Bに配設された右係止部42A、左係止部42Bが右上支持部34A、左上支持部34Bを係止して、移動柱30が下側に移動するのを規制して、移動ユニット50を引き出し位置に保持するので、簡単な構成で移動ユニット50を右縦支柱21及び左縦支柱22に対して固定可能とすることができる。
また、右操作柱40A及び左操作柱40Bを持って引き上げると、右操作柱40A及び左操作柱40Bに配設された右係止部42A、左係止部42Bが、移動柱30に配設された右上支持部34A、左上支持部34Bと係止して、移動ユニット50全体を引き上げることとになり、そのときに右操作柱40A及び左操作柱40Bを操作して、右係合部41A、左係合部41Bと、右被係合部24A、左被係合部24Bとを係合させて、引き出し位置に保持された移動柱30に安全帯Bを取り付けてから梯子20に降りることができる。
また、係合、係止部分がそれぞれ二か所となるので、移動ユニット50の固定状態の安定性を向上させることができる。
また、右被係合部24A、左被係合部24Bを、平面視においてステップ23に対して斜め方向に延設されるとともに、右操作柱40A、左操作柱40Bから外れた位置としているので、右操作柱40A、左操作柱40Bを上下方向に移動させたときに、右被係合部24A、左被係合部24Bが、右係合部41A、左係合部41Bと干渉することを抑制することができる。
また、右操作柱40Aを、右上支持部34A及び右下支持部25Aにより、左操作柱40Bを、左上支持部34B及び左下支持部25Bにより、上下方向を軸として回動可能に支持し、右操作柱40Aと、左操作柱40Bの上端部に、右ハンドル43A、左ハンドル43Bを配設し、平面視において、右係合部41A、左係合部41Bが右ハンドル43A、左ハンドル43Bと同一の方向に延びる構成としているので、右ハンドル43A、左ハンドル43Bの回動動作と、右係合部41A、左係合部41Bの動作が平面視において同じになるため、右係合部41A、左係合部41Bと右被係合部24A、左被係合部24Bとの係合作業を容易にすることができる。
本発明は、上記構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
右係合部41Aと右被係合部24A、左係合部41Bと左被係合部24B、との係合は、右操作柱40A、左操作柱40Bが右縦支柱21、左縦支柱22に対して下側に移動するのを規制できるのであれば、例えば、右操作柱40A、左操作柱40Bの下部に、右被係合部24A、左被係合部24Bを配設し、左縦支柱22の上部に、右係合部41A、左係合部41Bを上下の向きを逆にして配設することも可能である。
また、右係止部42A、左係止部42Bと、右上支持部34A、左上支持部34Bとの係止方法は、移動柱30が下側に移動するのを規制できるのであれば、棒状の部材を用いる等、適宜変更することができる。
10 安全梯子
20 梯子
21 右縦支柱
22 左縦支柱
23 ステップ
24A 右被係合部
24B 左被係合部
25A 右下支持部
25B 左下支持部
30 移動柱
31 右縦柱
32 左縦柱
33 横柱
34A 右上支持部
34B 左上支持部
40 操作柱
40A 右操作柱
40B 左操作柱
41A 右係合部
41B 左係合部
42A 右係止部
42B 左係止部
50 移動ユニット

Claims (3)

  1. 構造物に設置される安全梯子であって、
    筒状に形成された左右一対の縦支柱と、各前記縦支柱を連結するステップとを有し前記構造物に固定される梯子と、
    前記梯子側に位置する待機位置と前記待機位置より上側に引き上げられた引き出し位置との間を移動可能な移動ユニットと、
    を備え、
    前記移動ユニットは、各前記縦支柱内にそれぞれ摺動可能に配設される左右一対の縦柱と、各前記縦柱を連結する横柱とを有し、安全帯を取り付け可能な移動柱と、
    長尺状に形成され、各前記縦柱に配設された上支持部及び各前記縦支柱に配設された下支持部に、前記移動柱及び前記縦支柱に対して上下方向に沿って移動可能、に支持される一対の操作柱と、を有し、
    各前記操作柱の下部には、係合部が配設され、
    各前記縦支柱の上部には、各前記係合部と係合する被係合部が配設され、
    前記操作柱には、前記上支持部の下側に配置されるとともに前記上支持部を係止可能に形成された係止部が配設され、
    各前記操作柱が引き上げられて、同じ側に位置する、前記操作柱の前記係合部と前記縦支柱の前記被係合部とが係合されることにより、各前記操作柱が前記縦支柱に対して下側に移動することが規制されるとともに、
    同じ側に位置する、前記上支持部が前記係止部に係止されることにより、前記移動柱が各前記操作柱に対して下側に移動することが規制され、
    前記移動ユニットが前記引き出し位置に保持されることを特徴とする安全梯子。
  2. 前記被係合部は、平面視において、前記ステップに対して斜め方向に延設されるとともに、前記操作柱から外れた位置にあることを特徴とする請求項1記載の安全梯子。
  3. 前記操作柱は、前記上支持部及び前記下支持部に、上下方向を軸として回動可能に支持され、
    前記操作柱の上端部には、ハンドルが配設され、
    平面視において、前記係合部が前記ハンドルと同一の方向に延びて形成され、
    前記係合部は回動されることにより、前記被係合部と係合されることを特徴とする請求項1又は2記載の安全梯子。
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