JPH05347070A - 音声記録装置 - Google Patents

音声記録装置

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Publication number
JPH05347070A
JPH05347070A JP4181706A JP18170692A JPH05347070A JP H05347070 A JPH05347070 A JP H05347070A JP 4181706 A JP4181706 A JP 4181706A JP 18170692 A JP18170692 A JP 18170692A JP H05347070 A JPH05347070 A JP H05347070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voice
signals
recording
matrix circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4181706A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Natsume
正人 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4181706A priority Critical patent/JPH05347070A/ja
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後方音源の音声を記録する場合に、簡単な回
路でしかも位相特性に影響を与えることなく記録するこ
とが可能な音声記録装置を提供する。 【構成】 マイクロフォン1,2により入力された音声
信号L,Rは、マトリックス回路7によりその和信号L
+R及び差信号L−Rに変換されて出力され、和信号L
+Rは主変調器8により変調される。一方、差信号L−
Rは、混合器12によりマイクロフォン3により入力さ
れた音声信号Bと所定の割合で混合され、副変調器9に
より変調される。かかる変調された2つの信号は、加算
器10により加算され、記録アンプ11を介して記録媒
体に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第3音源からの音声を
記録再生し、新たな音場を提供する音声記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、左右及び後方(背景)の
3種類の音源の音声を左右2チャンネルのステレオ音声
として録音する場合、該3種類の音源の音声信号を3個
のマトリックス回路により2種類の音声信号に変換して
記録している。
【0003】図5は、かかる従来の音声記録装置を8mm
方式VTRに適用した一例の概略構成を示すブロック図
である。同図において、マトリックス回路5の入力側に
は、左側音源および後方音源の音声収録用のマイクアン
プ41,43が接続され、マトリックス回路6の入力側に
は、右側音源および前記後方音源の音声収録用のマイク
アンプ42,43が接続され、このマトリックス回路5,
6の出力側は、マトリックス回路7の入力側に接続さ
れ、マトリックス回路7の一出力端は主変調器8の入力
側に、他方の出力端は副変調器9の入力側に接続されて
いる。更に、主変調器8と副変調器9の出力は加算器1
0により加算され、記録アンプ11に供給される。
【0004】以下、この従来例の動作について具体的に
説明する。説明の便宜上、マイクアンプ41,42,43
の出力信号をそれぞれL,R,Bとする。
【0005】左右及び後方の音源の音声がそれぞれマイ
クロフォン1,2,3により電気信号に変換され、マイ
クアンプ41,42,43を介して増幅される。マトリッ
クス回路5には、上記信号L,Bが入力され、その和信
号L+Bが出力され、また、マトリックス回路6には上
記信号R,Bが入力され、その差信号R−Bが出力され
る。
【0006】ここで、上記和信号L+BをS、上記差信
号R−BをDとすると、マトリックス回路7には信号
S,Dが入力され、和信号S+D及び差信号S−Dが出
力される。
【0007】かかる和信号S+D、差信号S−Dは、下
記のようになる。
【0008】 S+D=L+B+R−B=L+R S−D=L+B−(R−B)=L−R+2B したがって、信号L+R及び信号L−R+2Bがそれぞ
れ主変調器8及び副変調器9によりFM変調され、その
変調された信号が加算器10により加算され、記録アン
プ11を介して回転ヘッド(図示せず)により記録媒体
に記録される。
【0009】一方、上述のようにして記録された信号を
再生する場合は、復調器(図示せず)により信号S+D
(=L+R)及び信号S−D(=L−R+2B)が復調
され、マトリックス回路(図示せず)により、これらの
和信号及び差信号、即ち、信号2S及び信号2Dが生成
され、これらの信号を1/2倍することにより信号S
(=L+B)及び信号D(=R−B)に復元される。該
信号L+B,R−Bが左右のスピーカで再生される一
方、前記差信号S−D(=L−R+2B)の一部は直接
後方のスピーカで再生される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、左右音源の音声信号に後方音源の音声信
号を混合するマトリックス回路5,6と、和信号及び差
信号を生成するマトリックス回路7との2種類のマトリ
ックス回路を必要とし、回路が複雑になる。
【0011】また、前記音声信号混合用マトリックス回
路5,6は、両者の位相特性間にばらつきを有すること
があり、後方音源の音声の位相特性、従って音声信号の
再生に影響を与える。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、後方音源の音声を記録す
る場合に、簡単な回路でしかも位相特性に影響を与える
ことなく記録することが可能な音声記録装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1,第2音源の音声を入力し、マトリッ
クス回路により該2つの音声を和信号及び差信号に変換
して記録する音声記録装置において、第3音源の音声を
入力し、該音声の信号を前記差信号に混合する混合手段
を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は、上記構成により第3の入力手段によ
り入力された電気信号を第1及び第2の入力手段により
入力された電気信号の差信号に混合し、和信号と共に記
録する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明に係る音声記録装置の第1
実施例の概略構成を示すブロック図であり、図2は、本
実施例の音声記録装置により音声を収録する場合のセッ
ティング例を示す説明図である。本実施例は、8mm方式
VTRに適用したものである。
【0017】図2において、8mm方式VTR13は、被
写体14の方向に向けて配置され、マイクロフォン1,
2はそれぞれ左方向および右方向に、またマイクロフォ
ン3は後方向に指向性を有するように配されており、そ
れぞれ左右及び後方音源の音声を記録する。
【0018】本実施例の構成は、従来例に対して、図5
におけるマトリックス回路6,7に代えて混合器12を
付加した点が異なる。したがって、図1において、図5
と対応する要素には同一符号を付し、その構成及び作用
の詳細な説明は省略する。
【0019】図1に示すように、本実施例は、上述した
マイクロフォン1〜3と、マイクアンプ41〜43と、マ
トリックス回路7と、主変調器8と、副変調器9と、加
算器10と、記録アンプ11と、本発明の特徴である混
合器12とにより構成される。
【0020】混合器12の一入力端は、マトリックス回
路7の差信号出力端に接続され、他方の入力端は、マイ
クアンプ43の出力側に接続されている。更に、混合器
12の出力側は、副変調器9の入力側に接続されてい
る。混合器12は、前記マトリックス回路7の差信号に
前記マイクアンプ43の出力信号を所定の割合kで混合
する。
【0021】以下、本実施例の動作を具体的に説明す
る。
【0022】尚、従来例と同様に、マイクアンプ41
2,43の出力信号をそれぞれL,R,Bとする。
【0023】マトリックス回路7は、マイクロアンプ4
1,42からの信号L,Rを入力し、和信号L+R及び差
信号L−Rを出力する。混合器12は、この差信号L−
R及びマイクロアンプ43からの信号Bを供給され、信
号L−R+kBを出力する。和信号L+Rは主変調器8
により、信号L−R+kBは副変調器9によりそれぞれ
FM変調され、従来例と同様に、加算器10により加算
され、記録アンプ11を介して記録媒体に記録される。
【0024】上記記録された信号を再生するときは、復
調器(図示せず)により信号L+R(以下、信号Sとい
う)及び信号L−R+kB(以下、信号Dという)が復
調され、マトリックス回路(図示せず)により、信号
S,Dの和信号及び差信号が生成され、生成された信号
は下記のように1/2倍される。
【0025】 (S+D)/2=L+kB/2 (S−D)/2=R−kB/2 ここで、k=2と設定すると、信号L+B及び信号R−
Bに復元され、左右のスピーカにより再生される。一
方、前記信号D(=L−R+2B)の一部は、直接後方
のスピーカで再生される。
【0026】以上説明したように、本実施例の依れば、
混合器12を設けるのみで従来例と同様の効果を得るこ
とができ、また、かかる混合器12は、前記差信号L−
Rに定数倍した信号Bを加えるのみであるため、信号B
の位相特性の劣化はほとんど無くなり、高精度な位相特
性を得ることができる。更に、信号Bを信号L,Rに混
合するマトリックス回路を必要としないため、回路構成
が簡単になり、低コスト化を図ることができる。
【0027】尚、本実施例では、kを定数としたが、こ
れを可変にしてもよく、信号Bによる音場の効果を変化
させることが可能となる。
【0028】図3は、本発明の第2実施例に係る8mm方
式VTRの概略構成を示すブロック図であり、図4は、
本実施例により音声を収録する場合のセッティング例を
示す説明図である。
【0029】本実施例は、図1の第1実施例に対して、
マイクロフォン3とマイクアンプ43に代えて音声再生
装置を使用する点のみが異なり、他の構成は同一である
ため、図1と対応する要素には同一符号を付し、その構
成及び作用の説明は省略する。
【0030】音声再生装置15の出力側は、混合器12
の一入力端に接続される。音声再生装置15は、例え
ば、テーププレーヤやCDプレーヤ等であり、本実施例
は撮影者が後方音源の音声の代わりに音声再生装置から
出力される音声信号を記録する場合に有効であり、第1
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0031】尚、本発明は、ステレオ音源を左右の和信
号と差信号に変換して記録する方式を採用した映像音声
記録装置であれば特にその記録装置のフォーマットに拘
らず適用可能である。
【0032】更に、本発明装置によって記録された記録
テープは、和信号部分の従来規格であるモノーラルフォ
ーマットとの間で互換性を確保することができるという
効果をも有する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1,
第2音源の音声を入力し、マトリックス回路により該2
つの音声を和信号及び差信号に変換して記録する音声記
録装置において、第3音源の音声を入力し、該音声の信
号を前記差信号に混合する混合手段を設けたので、後方
音源の音声を記録する場合に、簡単な回路でしかも位相
特性に影響を与えることなく記録することが可能となる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声記録装置の第1実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の音声記録装置により音声を収録す
る場合のセッティング例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る音声記録装置の第2実施例の概略
構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施例の音声記録装置により音声を収録す
る場合のセッティング例を示す説明図である。
【図5】従来の音声記録装置の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1,2,3 マイクロフォン 7 マトリックス回路 12 混合器 15 音声再生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2音源の音声を入力し、マトリ
    ックス回路により該2つの音声を和信号及び差信号に変
    換して記録する音声記録装置において、 第3音源の音声を入力し、該音声の信号を前記差信号に
    混合する混合手段を設けたことを特徴とする音声記録装
    置。
JP4181706A 1992-06-16 1992-06-16 音声記録装置 Pending JPH05347070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181706A JPH05347070A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 音声記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181706A JPH05347070A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 音声記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05347070A true JPH05347070A (ja) 1993-12-27

Family

ID=16105437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4181706A Pending JPH05347070A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 音声記録装置

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