JPH0534626U - パネルスイツチ - Google Patents

パネルスイツチ

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JPH0534626U
JPH0534626U JP8299091U JP8299091U JPH0534626U JP H0534626 U JPH0534626 U JP H0534626U JP 8299091 U JP8299091 U JP 8299091U JP 8299091 U JP8299091 U JP 8299091U JP H0534626 U JPH0534626 U JP H0534626U
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宏一 三戸
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Panasonic Holdings Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、映像・音響機器,オフィスオート
メーション機器のデータ入力装置に用いるパネルスイッ
チに関するもので、高密度配線が可能なパネルスイッチ
を提供することを目的とするものである。 【構成】 絶縁基板33上に構成した引き出し配線部2
1,22の上に開口を有するレジスト23を配置し、レ
ジスト23上に接点パターン25,26を形成すること
により引き出し配線部21,22が接点パターン25,
26に制約されることなく高密度配線のできるパネルス
イッチが得られるとともに、絶縁基板33上に構成した
引き出し配線部21,22の上の開口による絶縁層26
の厚みによりダイヤフラム31のストロークを変化させ
フィーリング調整または、長寿命化を図ることができる
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は映像・音響機器やオフィスオートメーション機器などのデータ入力装 置に用いるパネルスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図7〜図9(c)のパネルスイッチにより説明する。同図による と、1は絶縁基板であり、この絶縁基板1上に導電体で形成された引き出し配線 2と、これと接続した馬蹄形接点3と、その内側に隣接するように形成した円形 接点4と、上記馬蹄接点の開部より円形接点4に配線した引き出し配線5と、こ の上に上記馬蹄形接点3と円形接点4部以外を覆った絶縁層6と、更に接点部の 腐食防止のため、上記馬蹄形接点3と円形接点4の表面を、ニッケルや金でメッ キしたり、カーボンで覆う腐食防止層11とで接点を構成するとともに、この上 に、ばね性を有する金属や導電プラスチック等の導電体で形成された略皿状のダ イヤフラム7を片面粘着シート8を用いて馬蹄形接点3に接触するように貼り合 わせ、その上に、ダイヤフラム7の中心部をボタンの操作により上下するロッド 9を配置してパネルスイッチは構成されていた。なお10は引き出し配線5のジ ャンパーで引き出し配線2の上に絶縁層6の上に銅や銀やカーボン等の導電体を 印刷し、引き出し配線5と5Aを電気的に接続したものである。なお絶縁基板3 3は絶縁シートであっても良い。
【0003】 次に動作について説明すると、まず、ロッド9がダイヤフラム7を押下するこ とによりダイヤフラム7が反転し、ダイヤフラム7と円形接点4が接触すること により、馬蹄形接点3と円形接点4が電気的に導電しスイッチングが行われる。 また、ロッド9の押下力を除くと、ダイヤフラム7の戻り力により、元の状態に 復帰する。
【0004】 また、図8は図7のパネルスイッチにおける接点パターンの詳細を示すもので あり、図8(A)は接点と引き出し配線のパターン図、図8(B)は絶縁層であ るレジストのパターン図、図8(C)は腐食防止のためのカーボンで形成された 接点上のカーボンのパターン図である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、図9に示す通り、略ドーナツ状接点配線 及び上記略円形状の馬蹄接点により配線パターンの構成面積を制約され、配線の 高密度化ができないという問題があった。さらに、ダイヤフラムのストロークを 調節できないという問題があった。
【0006】 本考案は、上記従来の問題点を解決するもので、パターン密度の向上を可能に し、またダイヤフラムのストローク調節可能なパネルスイッチを提供することを 目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案のパネルスイッチは、絶縁基板の配線パター ンの上に、開口を設けた絶縁層を設け、その上に略ドーナツ状の接点とその内側 に隣接する略円形状の接点を構成し、上記絶縁層の開口により上記配線パターン と接点とを電気接続したものである。
【0008】
【作用】
上記構成によって、略ドーナツ状の接点配線と略円形接点の下に配線パターン を配置することができ、また接点配線をジャンパーとして使用でき配線パターン のパターン密度を高密度化することができるとともにレジストの厚み分のダイヤ フラムストロークを調節できるものである。
【0009】
【実施例】
(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1(A)〜 図3は本考案のパネルスイッチの第1の実施例を示すものである。図1(A)は 本考案によるパターン配線及び接点の引き出し配線パターン図で21及び22は 後述する接点と電気接続を図るための引き出し配線部である。
【0010】 図1(B)は、絶縁層であるレジスト23のパターン図で、レジスト23は、 上記引き出し配線部21及び22に対応した位置に開口部23a,23bを設け ている。
【0011】 図1(C)は、導電性カーボンによる接点のパターン図であり、略ドーナツ状 接点25と、略円形接点配線26を有している。
【0012】 上記において、ドーナツ状接点25と円形接点配線26は導電性カーボンの代 わりに銀や銅等の導電体を用いても良く、又、レジスト23と24は、印刷で形 成しても、絶縁シートなどで形成しても良いものである。
【0013】 図2は図1(A),(B),(C)のパターン図を、接点配線21及び引き出 し配線22のパターン、レジスト23,24のパターン、略ドーナツ接点25と 略円形接点配線26のパターンの順に合成したものであり、従来技術の図9と比 較すると、略ドーナツ接点と略円形接点26間の下に配線パターンを構成できる ことにより配線パターン密度の向上が図れた事が明白である。
【0014】 図3は、図2のパネルスイッチの断面図で略ドーナツ状接点25と略円形状の 接点配線26とを、レジスト23の開口部23a,23bを介して引き出し配線 部21,22と接続した状態を示している。
【0015】 以上のように、上記構成とすることにより、接点パターンに制約されることな く配線パターンを構成できるため、配線パターンの高密度化を図ることができる ものである。なお、31はダイヤフラム、33は絶縁基板である。
【0016】 (実施例2) 図4は本考案のパネルスイッチの第2の実施例である。なお、以下の実施例に おいては、図1(A)〜図3の実施例と異なる部分のみ説明し、同一部分は同一 番号を付し、説明を省略して説明すると、図4において、絶縁基板又は、絶縁シ ート上の配線パターンにて略円形状の接点21aを形成し略ドーナツ状の接点2 5に対して略円形状の接点26aとの高さに差を設けることにより ダイヤフラ ムのストロークAを長くして長ストローク化,フィーリングに対応できるととも に、ダイヤフラム高さBを低くできるためプレス成型加工時の残留応力を少なく し、ダイヤフラムの長寿命化を図ることが可能となるものである。
【0017】 (実施例3) 図5は本考案のパネルスイッチ第3の実施例である。図5において、略ドーナ ツ状の接点25aを、絶縁基板又は、絶縁シート上の配線パターンにて構成し、 略円形状の接点26に対して略ドーナツ状の接点25aとの高さに差を設けるこ とにより、ダイヤフラム31のストロークCを短くして短ストローク化,フィー リング改善を図るものである。
【0018】 (実施例4) 図6(A),(B),(C)は本考案のパネルスイッチの第4の実施例である 。図6(A)はパターン配線及び接点の引き出し配線のパターン図で41,42 a,42b,42cは接点の引き出し配線部であり、その他はパターン配線部で ある。
【0019】 図6(B)は絶縁層であるレジスト50のパターン図で、接点の引き出し配線 部41,42a,42b,42cに対応した位置に開口部51,52a,52b ,52cを設けている。
【0020】 図6(C)は略ドーナツ状接点55と略円形接点配線56を有する導電性カー ボンによる接点パターン図である。
【0021】 上記構成により、略ドーナツ状接点55は接点の引き出し配線部42a,42 b,42cを接続するためのジャンパー線の機能も有するものである。
【0022】
【考案の効果】
以上のように略ドーナツ状の接点配線と略円形接点の下に配線パターンを配置 することができ配線パターンの高密度化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本考案のパネルスイッチの一実施例であ
る接点配線及び引き出し配線のパターン図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図2】同図1(A),(B),(C)のパターン図を
合成したパターン合成図
【図3】同断面図
【図4】本考案のパネルスイッチの第2の実施例の断面
【図5】同第3の実施例の断面図
【図6】(A)同第4の実施例における接点配線及び引
き出し配線のパターン図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図7】従来のパネルスイッチの分解斜視図
【図8】(A)同図8の従来技術における接点配線及び
引き出し配線のパターン図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図9】同図8(A)〜(C)のパターン図を数個合成
したパターン図
【符号の説明】
21,21 引き出し配線部 23 レジスト 25 略ドーナツ状接点 26 略円形接点 31 ダイヤフラム 33 絶縁基板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板又は絶縁シート上に設けたパター
    ン配線や接点の引き出し配線などより成る導電パターン
    と、この導電パターン上に設けた開口を有する絶縁層
    と、この絶縁層上に設けられた上記絶縁層の開口を介し
    て上記導電パターンと接続される略ドーナツ状接点及び
    その内側に設けられた略円形状の接点と、上記略ドーナ
    ツ状接点上に載置されたダイヤフラムとで構成されるパ
    ネルスイッチ。
  2. 【請求項2】略円形状の接点を絶縁層の開口内の絶縁基
    板又は絶縁シート上に形成した請求項1記載のパネルス
    イッチ。
  3. 【請求項3】絶縁層の開口内の絶縁基板又は絶縁シート
    上に略ドーナツ状の接点を形成した請求項1記載のパネ
    ルスイッチ。
  4. 【請求項4】絶縁基板又は絶縁シート上に構成した導電
    パターンを絶縁層の開口を介して略ドーナツ状の接点に
    てジャンパー接続した請求項1記載のパネルスイッチ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593809A (ja) * 1982-06-29 1984-01-10 株式会社東芝 イオン導電性組成物
JPS60138814A (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 松下電器産業株式会社 押ボタンスイツチ
JPS6342416U (ja) * 1986-09-04 1988-03-19

Patent Citations (3)

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