JP2576972Y2 - パネルスイッチ - Google Patents

パネルスイッチ

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JP2576972Y2
JP2576972Y2 JP1991082990U JP8299091U JP2576972Y2 JP 2576972 Y2 JP2576972 Y2 JP 2576972Y2 JP 1991082990 U JP1991082990 U JP 1991082990U JP 8299091 U JP8299091 U JP 8299091U JP 2576972 Y2 JP2576972 Y2 JP 2576972Y2
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insulating
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宏一 三戸
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は映像・音響機器やオフィ
スオートメーション機器などのデータ入力装置に用いる
パネルスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図〜図のパネルスイッ
チにより説明する。同図によると、1は絶縁基板であ
り、この絶縁基板1上に導電体で形成された引き出し配
線2と、これと接続した馬蹄形接点3と、その内側に隣
接するように形成した円形接点4と、上記馬蹄接点の
開部より円形接点4に配線した引き出し配線5と、この
上に上記馬蹄形接点3と円形接点4部以外を覆った絶縁
層6と、更に接点部の腐食防止のため、上記馬蹄形接点
3と円形接点4の表面を、ニッケルや金でメッキした
り、カーボンで覆う腐食防止層11とで接点を構成する
とともに、この上に、ばね性を有する金属や導電プラス
チック等の導電体で形成された略皿状のダイヤフラム7
を片面粘着シート8を用いて馬蹄形接点3に接触するよ
うに貼り合わせ、その上に、ダイヤフラム7の中心部を
ボタンの操作により上下するロッド9を配置してパネル
スイッチは構成されていた。なお10は引き出し配線5
のジャンパーで引き出し配線2の上に絶縁層6の上に銅
や銀やカーボン等の導電体を印刷し、引き出し配線5と
5Aを電気的に接続したものである。なお絶縁基板
絶縁シートであっても良い。
【0003】次に動作について説明すると、まず、ロッ
ド9がダイヤフラム7を押下することによりダイヤフラ
ム7が反転し、ダイヤフラム7と円形接点4が接触する
ことにより、馬蹄形接点3と円形接点4が電気的に導電
しスイッチングが行われる。また、ロッド9の押下力を
除くと、ダイヤフラム7の戻り力により、元の状態に復
帰する。
【0004】また、図は図のパネルスイッチにおけ
る接点パターンの詳細を示すものであり、図(A)は
接点と引き出し配線のパターン図、図(B)は絶縁層
であるレジストのパターン図、図(C)は腐食防止の
ためのカーボンで形成された接点上のカーボンのパター
ン図である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図に示す通り、略ドーナツ状接点配線
及び上記略円形状の馬蹄接点により配線パターンの構
成面積を制約され、配線の高密度化ができないという問
題があった。さらに、ダイヤフラムのストロークを調節
できないという問題があった。
【0006】本考案は、上記従来の問題点を解決するも
ので、パターン密度の向上を可能にし、またダイヤフラ
ムのストローク調節可能なパネルスイッチを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案のパネルスイッチは、絶縁基板上面に設けた少
なくとも一対の接点用配線部、上記一対の接点用引き出
し配線部間に引き回しされたパターン配線および上記接
点用引き出し配線部のための引き回し配線などより成る
導電パターンの上に、上記一対の接点用引き出し配線部
に対応する開口を設けた絶縁層を設け、その上に上記絶
縁層の開口を介して上記一対の接点用引き出し配線部と
電気的に挿通される略ドーナツ状の接点とその内側に隣
接する略円形状の接点を構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、一対の接点用引き出し配線
部間に引き回しされたパターン配線を配置することがで
き、また略ドーナツ状の接点をジャンパーとして使用で
き配線パターンのパターン密度を高密度化することがで
きるとともに、絶縁層であるレジストの厚み分のダイヤ
フラムストロークを調節できるものである。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。図1(A)〜図3は本考案のパネルスイッチの
第1の実施例を示すものである。図1(A)は本考案に
よる導電パターンのパターン図で21及び22は後述す
る接点と電気接続を図るための接点用引き出し配線部
、22aは接点用引き出し配線部22のための引き回
し配線で、20は一対の接点用引き出し配線部21,2
2間に引き回しされたパターン配線である。
【0010】図1(B)は、絶縁層であるレジスト23
のパターン図で、レジスト23は、上記接点用引き出し
配線部21及び22に対応した位置に開口部23a,2
3bを設けている。
【0011】図1(C)は、導電性カーボンによる接点
のパターン図であり、略ドーナツ状接点25と、略円形
接点26を有している。
【0012】上記において、ドーナツ状接点25と
円形接点26は導電性カーボンの代わりに銀や銅等の導
電体を用いても良く、又、レジスト23は、印刷で形成
しても、絶縁シートなどで形成しても良いものである。
【0013】図2は図1(A),(B),(C)のパタ
ーン図を、接点用引き出し配線部21及び22などのパ
ターン、レジスト23のパターン、略ドーナツ接点2
5と略円形接点26のパターンの順に合成したものであ
り、従来技術の図と比較すると、少なくとも一対の接
点用引き出し配線部21,22間に引き回しされたパタ
ーン配線を配置することができることにより配線パター
ン密度の向上が図れた事が明白である。
【0014】図3は、図2のパネルスイッチの断面図で
略ドーナツ状接点25と略円形状の接点26を、レジス
ト23の開口部23a,23bを介して接点用引き出し
配線部21,22と接続した状態を示している。
【0015】以上のように、上記構成とすることによ
り、接点パターンに制約されることなく配線パターンを
構成できるため、配線パターンの高密度化を図ることが
できるものである。なお、31はダイヤフラム、33は
絶縁基板である。
【0016】(実施例2) 図4は本考案のパネルスイッチの第2の実施例である。
なお、以下の実施例においては、図1(A)〜図3の実
施例と異なる部分のみ説明し、同一部分は同一番号を付
し、説明を省略して説明すると、図4において、絶縁基
板又は、絶縁シート33上の配線パターンにて略円形状
の接点21aを形成し略ドーナツ状の接点25に対して
略円形状の接点26aとの高さに差を設けることによ
り、ダイヤフラム31のストロークAを長くして長スト
ローク化、フィーリングに対応できるとともに、ダイヤ
フラム高さBを低くできるためプレス成型加工時の残留
応力を少なくし、ダイヤフラムの長寿命化を図ることが
可能となるものである。
【0017】(実施例) 図(A),(B),(C)は本考案のパネルスイッチ
の第の実施例である。図(A)は導電パターンのパ
ターン図で41,42a,42b,42cは接点引き
出し配線部であり、その他はパターン配線部である。
【0018】図(B)は絶縁層であるレジスト50の
パターン図で、接点引き出し配線部41,42a,4
2b,42cに対応した位置に開口部51,52a,5
2b,52cを設けている。
【0019】図5(C)は略ドーナツ状接点55と略円
形接点56を有する導電性カーボンによる接点パターン
図である。
【0020】上記構成により、略ドーナツ状接点55は
接点の引き出し配線部42a,42b,42cを接続す
るためのジャンパー線の機能も有するものである。
【0021】
【考案の効果】以上のように一対の接点用引き出し配線
部間に引き回しされたパターン配線を配置することがで
き、また、略ドーナツ状の接点をジャンパーとして使用
でき配線パターンの高密度化することができるととも
に、絶縁層であるレジストの厚み分のダイヤフラムスト
ロークを調節できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)本考案のパネルスイッチの一実施例である導電パ
ターンのパターン図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図2】同図1(A),(B),(C)のパターン図を
合成したパターン合成図
【図3】同断面図
【図4】本考案のパネルスイッチの第2の実施例の断面
【図5】 (A)同第の実施例における導電パターンのパターン
図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図6】従来のパネルスイッチの分解斜視図
【図7】 (A)同図の従来技術における接点配線及び引き出し
配線のパターン図 (B)同レジストのパターン図 (C)同接点のパターン図
【図8】同図(A)〜(C)のパターン図を数個合成
したパターン図
【符号の説明】
21,22 接点用引き出し配線部 23 レジスト 25 略ドーナツ状接点 26 略円形接点 31 ダイヤフラム 33 絶縁基板

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板又は絶縁シート上に設けた
    なくとも一対の接点用引き出し配線部、上記一対の接点
    用引き出し配線部間に引き回しされたパターン配線およ
    び上記接点用引き出し配線部のための引き回し配線など
    より成る導電パターンと、この導電パターン上に設け
    れ、上記一対の接点用引き出し配線部に対応する開口を
    有する絶縁層と、この絶縁層上に設けられ上記絶縁層
    の開口を介して上記一対の接点用引き出し配線部と電気
    的に接続される略ドーナツ状接点及びその内側に設けら
    れた略円形状の接点と、上記略ドーナツ状接点上に載置
    された導電体で形成された略皿状のダイヤフラムとで構
    成されるパネルスイッチ。
  2. 【請求項2】 略円形状の接点を絶縁層の開口内の絶縁
    基板又は絶縁シート上面に形成された請求項1記載のパ
    ネルスイッチ。
  3. 【請求項3】 絶縁基板又は絶縁シートの上面に設けた
    複数の導電パターンが絶縁層の開口を介して略ドーナツ
    状接点にてジャンパー接続された請求項1記載のパネル
    スイッチ。
JP1991082990U 1991-10-14 1991-10-14 パネルスイッチ Expired - Lifetime JP2576972Y2 (ja)

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JPH0534626U JPH0534626U (ja) 1993-05-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS593809A (ja) * 1982-06-29 1984-01-10 株式会社東芝 イオン導電性組成物
JPS60138814A (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 松下電器産業株式会社 押ボタンスイツチ
JPS6342416U (ja) * 1986-09-04 1988-03-19

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