JPH05345563A - 環状線型自動循環式索道 - Google Patents

環状線型自動循環式索道

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JPH05345563A
JPH05345563A JP15627292A JP15627292A JPH05345563A JP H05345563 A JPH05345563 A JP H05345563A JP 15627292 A JP15627292 A JP 15627292A JP 15627292 A JP15627292 A JP 15627292A JP H05345563 A JPH05345563 A JP H05345563A
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JP
Japan
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line
cableway
rope
stop
bending
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JP15627292A
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English (en)
Inventor
Isamu Kuno
勇 久野
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Kawaden Co Ltd
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Kawaden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運行効率が良く、かつ建設コストが低く、路
線の選定等も容易な、都市圏交通機関に適した環状線型
自動循環式索道を提供する。 【構成】 支曳索1を水平面内で所定角度に屈曲させな
がら誘導案内する複数の屈曲索車9により、多角形の環
状線型索道路線を形成する。原動装置6及び緊張装置7
は多角形の内側に設置し、索車8を介して支曳索1を原
動装置6及び緊張装置7側に引き込む。原動装置6及び
緊張装置7は停留場S1,S2に設置することができ、
この区間については、支曳索1を放索した状態で、搬器
2を走行レール11で誘導し、多角形の索道路線を連続
させるとともに、停留場S1,S2内のホーム12,1
3で搬器2を停車させ、乗客の乗降を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市圏内等を環状に循環
運行する環状線型自動循環式索道に関するものである。
【0002】
【従来の技術】索道の形式には交走式索道、複線自動循
環式索道、単線自動循環式索道、単線固定循環式索道等
の種類がある(索道施設に関する技術上の基準を定める
省令〔昭和62年3月2日運輸省令第16号参照〕)。
【0003】複線自動循環式索道は搬器重量を支持する
ための支索及び搬器を曳行するための曳索を有し、搬器
の握索機が停留場において自動的に曳索を握索し、又は
放索して循環する方式の索道である。
【0004】単線自動循環式索道は搬器重量を支持する
とともに、搬器の曳行をも兼ねた支曳索を有し、搬器の
握索機が停留場において自動的に支曳索を握索し、又は
放索して循環する方式の索道である。
【0005】また、単線固定循環式索道は支曳索に固定
された搬器が循環する方式の索道である。
【0006】従来、これらの形式の索道は、一般的に、
遠隔の地点間を直線線路で結び運行する直線型路線の索
道であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、道路事情の悪化
等から、索道を都市圏の交通機関として導入しようとす
る気運が高まっている。このような目的に対し、規模や
交通機関としての機能を考えた場合、従来の直線型路線
の索道の他に、都市圏内を環状に循環して運行する環状
線型の単線自動循環式索道が有効であると考えられる。
なお、環状線型の自動循環式索道とする場合、1つのル
ープで構成する場合と、往復路線を形成する外回り線と
内回り線の2つのループで構成する場合とが考えられ
る。
【0008】しかし、従来の直線型の単線自動循環式索
道は、必ず平行な往復路線を形成するものであり、索道
の往復路線を途中で、任意の角度屈曲させる場合には、
屈曲地点に必ず屈曲停留場が必要となる。
【0009】図14は従来の索道の搬器懸垂方式であっ
て、外回り線の搬器2と内回り線の搬器2’(同じ数値
の符号について、ダッシュのないのが外回り線、ダッシ
ュのあるのが内回り線とする。以下、本願発明の説明に
おいても同じ)とが、索道線路の中心線X−Xに対して
対称に向かい合って懸垂されている。
【0010】この場合、多角形の環状線、その他、屈曲
した路線に適用するためには、屈曲地点間毎に、それぞ
れ直線型の索道を形成し、これらを屈曲地点の停留場で
接続するか、又は図16のような屈曲停留場を設置し、
搬器の握索機が支曳索を放索、握索して通過できるよう
にしなければならない。
【0011】すなわち、図15のような屈曲した路線を
考えた場合、従来の懸垂方式では、外回り線の搬器2は
屈曲位置の誘導索車(以下、屈曲索車という)9の車周
を通過できるが、内回り線の搬器2’は屈曲索車9’の
車周を通過できない。従来の形式では外回り線の搬器2
が路線端の停留場で折り返すことで、そのまま内回り線
の搬器2’となっており、実際には外回り線の搬器2と
内回り線の搬器2’とは同一のものである。そのため、
路線を屈曲させた場合、外回り線においては、搬器2の
握索機3の握索頭部15(本願発明の実施例における図
9参照)が屈曲索車9の車周の溝に向かっているので通
過可能であるが、内回り線においては、搬器2’の握索
機3’の握索頭部15’が屈曲索車9’の車周の溝と反
対の方向を向いているので通過不可能である。従って、
この形式では、屈曲停留場を設置しない限り、屈曲した
索道は成り立たない。
【0012】以上述べたように、従来の直線型の索道で
環状線を実現させるためには、多角形の環状線の屈曲地
点毎、停留場を設置しなければならず、その場合、各停
留場には、索道の原動装置や緊張装置又は停留場用屈曲
装置等の設備も必要であり、停留場の建設費及び運営費
等が嵩む他、路線の選定も難しくなる。
【0013】さらに、停留場内では搬器を減速せざるを
得ないため、単に接続を目的としたものであったとして
も、不必要な停留場が増えることで、目的地までの到達
時間が長くなるという問題がある。
【0014】また、直線型の索道を複数接続すること
で、環状線型の往復路線の形成が可能であるものの、点
検その他、運行に支障が生じた場合、その区間について
は、全面運休するため、環状線として機能しなくなると
いう問題がある。また、直線型の複数の索道どうしにつ
いて、互いに同調させた運行が必要となり、運行制御の
面でも難しくなる。
【0015】本発明は、上述のような課題の解決を図っ
たものであり、運行効率が良く、かつ建設コストが低
く、路線の選定等も容易な、都市圏交通機関に適した環
状線型循環式索道を提供することを目的としたものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の環状線型自動循
環式索道では、索条を水平面内で所定角度に屈曲させな
がら誘導案内する複数の屈曲索車により、多角形の環状
線型索道路線を形成する。
【0017】索道の索条は原動索車周溝とこれに捲付け
た索条との間に発生する摩擦力によって運行される。
【0018】この規模の索道において、索条を安定して
運行するために必要な摩擦力を得るには、索条を原動索
車周溝に半周(接触角180°)程度は捲付けなければ
ならない。
【0019】従って、一例として、図17(a) のような
多角形(A〜F)の環状線型路線に沿って、1本の索条
を巡回させる場合に、原動装置(索車)を、そのまま多
角形のいずれの頂点に設置しても、索条の捲付長(原動
索車周溝と索条との接触長)L(図17(b) 参照)が原
動索車の半円周に満たないので、摩擦力が不足し、索車
と索条間のスリップ等により十分な駆動力が得られない
ことが考えられる。
【0020】そこで、本発明では、原動装置を索道路線
が形成する多角形の内側に設置するとともに、索道路線
の原動装置設置位置に、索条を誘導案内し、原動装置側
に引き込むための一対の索車が設けることとした。こう
することにより、従来の直線型の索道の場合と同様に、
索条を原動索車周溝に半円周捲付けることができるの
で、十分な駆動力がえられる(図1参照)。
【0021】原動装置は、停留場の付帯設備として設置
し、原動停留場を構成する場合が普通である。また、通
常、原動装置に加え、緊張装置が設けられるが、緊張装
置も多角形の内側に設置し、原動装置側と同様に索条を
内側へ引き込む形で、索条に必要な緊張力を与えること
ができる。緊張装置についても、停留場の付帯設備とし
て設置し、緊張停留場を構成する場合が普通である。
【0022】また、原動装置設置位置あるいはさらに緊
張装置設置位置の索条引き込み区間には、放索状態の搬
器を案内誘導する走行レールを設けることで、多角形の
索道路線を連続させることができ、通常、この部分を停
留場内とすることで、乗客の乗降を行うことができる。
【0023】なお、本発明の環状線型自動循環式索道
は、主として都市圏内の交通機関として利用することを
考えているが、必ずしも用途を都市圏内の交通機関に限
定する必要はなく、環状線を形成する全ての索道路線に
適用可能である。
【0024】
【実施例】以下、図示した実施例について説明する。
【0025】図1は本発明による環状線型単線自動循環
式索道の一実施例における索道路線と停留場等の概要
を、図2〜図7はその要部を示したものである。図中、
実線は外回り線の支曳索1であり、破線は内回り線の支
曳索1’である。
【0026】本実施例では、各々別個の支曳索1,1’
を、各停留場S1,S2の原動装置(索車)6,6’
(図3参照)、緊張装置(索車)7,7’(図4参
照)、引き込み用の索車8,8’及び各支柱4上の索輪
装置5,5’(図6参照)、柱上屈曲装置10,10’
上の屈曲索車9,9’(図7参照)等を経て環状に継索
架線し、外回り線及び内回り線を有する環状線型単線自
動循環式索道の路線を形成している。
【0027】S1は索道を運転する原動装置6,6’を
有する原動停留場、S2は支曳索に所定の張力を与える
緊張装置7,7’を有する緊張停留場であり、乗降駅を
兼ねる(図2参照)。さらに、乗降駅は索道路線の屈曲
地点を含む路線中の任意の地点に設置することができ
る。原動装置6,6’の形式は特に限定されないが、通
常、駆動モータの駆動力を減速機等を介して原動滑車
(索車)に伝えるような構造となっている。また、緊張
装置7,7’としては、アイドル状態の緊張索車を油圧
や重錘等で水平方向に緊張することにより、支曳索1,
1’に緊張力を与える形式のものが用いられる。
【0028】また、遊園地等で起点駅を出発した搬器が
途中は無停車で、園内を一巡して起点に戻る遊覧施設の
ような場合には、原動装置と緊張装置を一体化した原動
緊張装置を起点駅に設置して停留場を1箇所で済ませる
こともできる。
【0029】図5及び図7には、本発明の索道における
搬器懸垂方式が示されており、外回り線の搬器2と内回
り線の搬器2’は両方とも同一方向、すなわち環状線の
内側を向いて懸垂されており、搬器2,2’の握索機
3,3’の握索頭部15,15’はいずれも屈曲索車
9,9’の車周溝に向かっているので、両搬器2,2’
とも屈曲索車9,9’の車周を容易に通過することがで
き、環状線型循環式索道が成立する。
【0030】図8〜図10は本発明で使用可能な単線自
動循環式索道用握索機3の一例を示したものである。な
お、内回り線の握索機3’も同様であるので、以下外回
り線の握索機3として説明する。
【0031】図8及び図9は握索機3が支曳索1を把握
している状態を示したものである。握索機3各部の名称
は、走行車輪14、握索頭部(ロングクリップヘッド)
15、ホルダー17、シフティングレバー18、ハンガ
ーヘッド19である。
【0032】握索機3は停留場の出口に設置した自動握
索装置により、レバー18を下向動させ、レバー18の
先端のカムが、ホルダー17に内蔵されている強力な皿
バネを圧縮して、ショートクリップ16を押し出し、支
曳索1を把握する。
【0033】図9は支曳索1を把握した握索機3が屈曲
索車9を通過する状態を示している。この時、通過中の
搬器重量を支えるように、屈曲索車9の車周の下縁を長
くしてある。
【0034】図10は停留場に到着した握索機3が支曳
索1を放索し、走行車輪14によって、走行レール11
上に移乗して、走行し始めようとする状態を示す。
【0035】握索機3は停留場の入口に設置した自動放
索装置により、レバー18を上向動させ、ホルダー17
内のバネ圧力を解除し、ショートクリップ16を後退さ
せて放索する。すなわち、握索機3のシフティングレバ
ー18が下向になっている時は、握索状態であり、レバ
ー18が上向きの場合には放索状態である。なお、ハン
ガーヘッド19の下端に乗客ゴンドラを懸垂して搬器と
する。
【0036】次に、再び図1〜図7に戻り、索道の運転
について説明する。
【0037】支曳索1,1’は外回り線及び内回り線の
いずれも、反対方向又は同一方向の運転が可能である
が、図1においては、通常通りに反対方向の運転とす
る。
【0038】原動停留場S1において、原動装置6,
6’により、互いに反対方向に運転された支曳索1,
1’は誘導索車8,8’により屈曲後、原動停留場S1
を出て、各支柱4及び屈曲索車9,9’を順次経由し、
緊張停留場S2に入り、誘導索車8,8’により屈曲
し、緊張装置7,7’を経た後、緊張停留場S2を出
て、各支柱4及び屈曲索車9,9’を経て原動停留場S
1に入り、再び原動装置6,6’に戻って一巡し、環状
線型単線自動循環式索道の運転を行う。
【0039】搬器2,2’は索道路線中では握索機3,
3’により、支曳索1,1’に懸垂曳行され移動する
が、停留場S1,S2内においては、搬器自動押送装置
を駆動して、握索機3,3’の走行輪14,14’によ
って走行レール11,11’上を移動する。
【0040】なお、各停留場S1,S2内においては、
誘導索車8によって、水平に屈曲させた外回り線の支曳
索1と内回り線の搬器走行レール11’との交差点P
(図1参照)において、支曳索1と走行レール11’上
を走行する搬器2’の握索機3’が接触しないように、
間隔を確保する必要がある。すなわち、間隔を確保する
ため、停留場内で内回り線の搬器走行レール高と外回り
線のレール高に段差をつけた。この仕組みが原動、緊張
装置の環状線内への引込みを可能にし、並列した内回り
線、外回り線を有する環状線型自動循環式索道の成立を
もたらした。
【0041】次に、外回り線1について、搬器2の一巡
運行をたどってみると、原動停留場S1の乗車ホーム1
2にて、停車中の搬器2に乗客を載せる。既定発車時刻
になり、自動発車装置により押し出された搬器2の握索
機3は出口Oに設置された自動握索装置により支曳索1
を把握して停留場を出発し、左回りに曳行され、支柱4
及び屈曲索車9等を通過した後、緊張停留場S2に到着
する。緊張停留場S2に到着した搬器2は、停留場入口
Iに設置された自動放索装置により支曳索1を放索し、
搬器走行輪14によって、レール11に移乗した後、自
動減速停止装置の作動により降車ホーム13に停車して
乗客を降ろす。
【0042】再び搬器2は自動押送装置により乗車ホー
ム12に送られ停止して乗客を載せた後、定刻に発車、
握索して緊張停留場S2を出発する。
【0043】出発した搬器2は索道路線を巡って再び原
動停留場S1に到着し、入口Iに設置された自動放索装
置により支曳索1を放索した後、減速停止し、降車ホー
ム13にて乗客を降ろし、ホーム乗車12に送られ停車
して一巡する。
【0044】内回り線も逆回りで同様である。
【0045】図11〜図13は停留場を設置して線路を
屈曲させる場合の実施例を示したものである。
【0046】図1〜図7の実施例では、停留場が直線型
の原動停留場S1と緊張停留場S2であったのに対し、
図11は原動装置、緊張装置のない凸型の単独屈曲停留
場S’、図12は凸型の屈曲緊張停留場S2’、図13
は凹型の屈曲原動停留場S1’である。
【0047】前述のように、支曳索は原動索車周溝及び
緊張索車周溝に半円周(180°)捲付ける必要がある
ので、本発明では図1及び図12、図13に示されるよ
うに、原動装置6,6’及び緊張装置7,7’を前記多
角形の内側に設置し、索車8,8’で支曳索1,1’を
多角形の内側へ誘導案内し、原動装置6,6’による駆
動力及び緊張装置7,7’による緊張力を、支曳索1,
1’に十分伝えられる構造としている。
【0048】
【発明の効果】 環状線型路線を形成する索道全体を1つのループで
構成でき、従来の直線型路線を複数接続する場合に比
べ、駆動装置、緊張装置が少なくて済む。
【0049】 停留場を任意の位置に設けることがで
き、停留場数を少なくすることができる。
【0050】 上記、の理由から、停留場等の建
設を含め、索道全体の建設コスト、運営費等の低減が可
能である。
【0051】 原動装置を索道路線が形成する多角形
の内側に設置するとともに、索道路線の原動装置設置位
置に、索条を誘導案内し、原動装置側に引き込むための
一対の索車が設けたことで、従来の直線型の索道の場合
のように、索条を原動索車周溝に半円周又はそれ以上捲
付けることができ、駆動力の伝達が安定する。なお、緊
張装置についても、同様の構成により緊張力の索条への
伝達がスムーズとなる。これにより、長距離の環状線型
索道の形成が可能となる。
【0052】 各型式の停留場及び柱上屈曲装置等を
組み合わせることで、索道路線を自在に屈曲させること
ができ、複数の乗降駅を順次環状に結ぶ環状循環型索道
路線の設定が容易となるため、都市圏の新交通機関とし
て広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環状線型自動循環式索道の一実施例に
おける全体の概要を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大矢視図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図1のC−C線拡大断面図である。
【図5】図1のD−D線拡大断面図である。
【図6】図1のE−E線拡大矢視図である。
【図7】図1のF−F線拡大断面図である。
【図8】支曳索把握状態の握索機の平面図である。
【図9】屈曲索車通過時の握索機の正面図である。
【図10】停留場の走行レール上を走行している状態の
握索機の正面図である。
【図11】本発明の環状線型自動循環式索道における凸
型の単独屈曲停留場の実施例を示す平面図である。
【図12】本発明の環状線型自動循環式索道における凸
型の屈曲緊張停留場の実施例を示す平面図である。
【図13】本発明の環状線型自動循環式索道における凹
型の屈曲原動停留場の実施例を示す平面図である。
【図14】従来の直線型単線自動循環式索道における搬
器懸垂方式を示す索道運行方向と直角な断面図である。
【図15】従来の直線型循環式索道を屈曲させた場合の
問題点を説明するための平面図である。
【図16】従来の直線型単線自動循環式索道の屈曲停留
場の平面図である。
【図17】(a) 、(b) は、それぞれ本発明の多角形環状
線型単線自動循環式索道の任意の頂点に、原動装置(索
車)を設置した場合の問題点を説明するための平面図及
びその拡大図である。
【符号の説明】
1…支曳索、2…搬器、3…握索機、4…支柱、5…索
輪装置、6…原動装置(索車)、7…緊張装置(索
車)、8…誘導索車、9…屈曲索車、10…柱上屈曲装
置、11…走行レール、12…乗車ホーム、13…降車
ホーム、14…走行車輪、15…ロングクリップヘッ
ド、16…ショートクリップ、17…ホルダー、18…
シフティングレバー、19…ハンガーヘッド I…停留場入口、O…停留場出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索条を水平面内で所定角度に屈曲させな
    がら誘導案内する複数の屈曲索車により、多角形の環状
    線型索道路線を形成し、前記索条を前記索道路線に沿っ
    て回転移動させるための原動装置を前記多角形の内外い
    ずれか一方側に設置し、前記索道路線の前記原動装置設
    置位置には前記索条を誘導案内し、前記原動装置側に引
    き込むための一対の索車を設けてあることを特徴とする
    環状線型自動循環式索道。
  2. 【請求項2】 前記索条の引き込み区間には、放索状態
    の搬器を案内誘導し、前記索道路線の多角形を連続させ
    る走行レールが設けられている請求項1記載の環状線型
    自動循環式索道。
JP15627292A 1992-06-16 1992-06-16 環状線型自動循環式索道 Pending JPH05345563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102001339A (zh) * 2010-11-07 2011-04-06 陈利明 城市缆索交通系统
EP2569196A1 (fr) * 2010-05-12 2013-03-20 Creissels Technologies Installation de transport urbain à câbles porteurs
RU2506182C1 (ru) * 2012-05-23 2014-02-10 Анатолий Аркадьевич Короткий Транспортная система ("канатное метро")

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EP2569196A1 (fr) * 2010-05-12 2013-03-20 Creissels Technologies Installation de transport urbain à câbles porteurs
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