JPH05345558A - 洗車機におけるルーフキャリア装着車の乾燥装置 - Google Patents

洗車機におけるルーフキャリア装着車の乾燥装置

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JPH05345558A
JPH05345558A JP35690692A JP35690692A JPH05345558A JP H05345558 A JPH05345558 A JP H05345558A JP 35690692 A JP35690692 A JP 35690692A JP 35690692 A JP35690692 A JP 35690692A JP H05345558 A JPH05345558 A JP H05345558A
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brushing
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brush
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】洗車中に使用者が付き添って操作する必要がな
く、しかも多様な形状・サイズの自動車に装着された様
々なタイプのルーフキャリアも安全に回避して洗車後の
乾燥がはかれる装置を得る。 【構成】上面ブラシ3のブラッシングに伴う昇降変位を
検知し上面ブラシが自動車の前後部から天井もしくはそ
の近傍へ至ったのを検出する手段7と、この検出手段で
天井部を検出したときの走行位置を記憶する手段とを備
え、ルーフキャリア装着車の指定入力を伴う洗車に際
し、記憶手段に記憶した洗車機本体の往行に伴うブラッ
シング時に検出した天井部位置と同復行に伴うブラッシ
ング時に検出した天井部位置とに基づいてブロワノズル
17の上方退避とその解除を行なうよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、門型に形成され自動
車を跨ぐように往復走行する洗車機本体にブラシおよび
ブロワを備えて前記自動車の洗浄,乾燥等を行なう洗車
機に関し、特にルーフキャリア装着車を安全に乾燥でき
るよう改良した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置においては、洗車しよ
うとする自動車の天井部にルーフキャリアが装着されて
いる場合、乾燥用のブロワノズルがこのルーフキャリア
部に引っ掛かり、キャリアや自動車に損傷を及ぼす危険
があるため、洗車動作中にブロワノズルを昇降操作する
手段を設けて、ルーフキャリア部を回避して乾燥を行な
うよう操作していた。このため、使用者は洗車中ずっと
付き添ってそうした回避操作を行なわなければならない
不便があった。
【0003】これに対し特開昭61−220957号公
報に見られるように、最初の工程で昇降操作されたルー
フキャリア等に対する回避位置を記憶しておき以後の工
程から自動的に回避動作を行なうよう改良されたものが
知られている。しかし、いずれにしても最初の工程では
使用者が付き添って操作入力する必要があり、また依然
として操作忘れやミスによる損傷の危険があった。
【0004】また、特開昭57−201747号公報に
見られるように、回避位置を予めプログラムしておいて
プログラムされた一定の位置で自動回避させる方法も知
られている。しかし、こうした方法ではタクシーのよう
にいずれも類似の形状やサイズをもつ自動車に対しては
有効であっても、一般乗用車のような多様な形状・サイ
ズをもつ自動車までも安全に乾燥することは困難であっ
た。仮に特定の形状やサイズの自動車に限って上記方法
で自動回避させようとしても、取り付けられるルーフキ
ャリア自体の形状や取付寸法等が様々で、ルーフキャリ
アに対する回避範囲を特定することができないため、ル
ーフキャリアの自動回避は未だ実現に至っていなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の課題とするところは、洗車中に使用者が付き添って操
作する必要がなく、しかも多様な形状・サイズの自動車
に装着された様々なタイプのルーフキャリアも安全に回
避して洗車後の乾燥がはかれる装置が得られないか、と
いう点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、自動車がル
ーフキャリア装置車であるか否かを指定入力する手段
と、洗車機本体の走行位置を検出する手段と、上面ブラ
シのブラッシングに伴う昇降変位を検知し上面ブラシが
自動車の前後部から天井もしくはその近傍へ至ったのを
検出する手段と、該検出手段で天井部を検出したときの
前記走行位置検出手段で与える走行位置を記憶する手段
と、ブロワノズルを昇降させる手段と、前記指定入力手
段でのルーフキャリア装着車の指定入力を伴う洗車にお
いて、前記記憶手段に記憶した洗車機本体の往行に伴う
ブラッシング時に検出したデータと同復行に伴うブラッ
シング時に検出したデータとに基づいて昇降手段を作動
させ、ブロワノズルの上方退避とその解除を行なうよう
制御する手段とを備えて、上記課題の解決をはかったも
のである。
【0007】
【作用】これにより、洗車する自動車がルーフキャリア
装着車であることを指定入力しておけば、乾燥に先立っ
て行われるブラッシング時に検出した天井部位置に基づ
いてブロワノズを天井部だけ自動的に回避させることが
できる。すなわち、洗車機本体の往行に伴うブラッシン
グ時に天井部を検出したときのデータと、同じく復行に
伴うブラッシング時に天井を検出したときのデータとに
より、ブロワノズルを上方へ退避させる位置とこの退避
を解除する位置とを求めて回避動作することができる。
【0008】
【実施例】以下その実施例について図面を基に説明す
る。図1〜3は本発明一実施例の要部構成を示す説明図
であり、洗車機本体が自動車を跨ぐよう往復走行するタ
イプのいわゆる門型洗車機に応用したものを示してい
る。
【0009】1は洗車機本体で、門型に形成されレール
2・2’上を走行し、該レール2・2’間に停車される
自動車を跨いで移動する。3は自動車の上面を洗浄する
上面ブラシで、本体1の両側において軸支される一対の
揺動アーム4・4’によりその両端を支持され、車体と
の接触により昇降できるよう構成されている。5はこの
上面ブラシ3を回転駆動するモーター、6は揺動アーム
4・4’を介して上面ブラシ3を昇降操作するエアーシ
リンダーである。上面ブラシ3は、通常エアーシリンダ
ー6により図示の上方位置に保持され、洗浄時にはこの
エアーシリンダー6の付勢を解かれて下降し車体に接し
て揺動する。
【0010】7・7’はエアーシリンダー6と連結され
る伝動アーム8に具備されたマグネットMに応動する近
接スイッチから成る検出器で、図4に示すように上面ブ
ラシ3が一定高さH、すなわち通常の自動車の天井近く
に至ったのを検出する。この高さHは、通常の乗用車の
天井高さが130〜145cmであるから、安全面を考
慮して本実施例では約130cmに設定されている。
【0011】9・9’は自動車の前後面及び側面を洗浄
するための左右一対の側面ブラシで、本体1上方に渡さ
れたレール10上を走行するキャリア11・11’にお
いて吊下支持され、モーター12・12’により回転駆
動される。キャリア11・11’には、互いに近接する
方向へ付勢するウェイト13・13’と、ウェイト13
・13’の付勢に抗して互いに引き離す方向へ動作する
エアーシリンダー14・14’とがそれぞれに連結され
ており、側面ブラシ9・9’を開閉(接離)動作させ
る。側面ブラシ9・9’は、通常エアーシリンダー14
・14’により図示の開成位置に保持され、洗車時には
エアーシリンダー14・14’の付勢を解いて一旦閉成
しエアーシリンダー14・14’により開きながら車体
前面をブラッシングすると共に、車体側面に対しては再
びエアーシリンダー14・14’の付勢を解いてウェイ
ト13・13’の付勢により車体面に接するよう動作す
る。
【0012】15はキャリア11に取り付けられる検出
器で、キャリア11に対しその支持する側面ブラシ9が
傾動したのを検出するマイクロスイッチを有し、側面ブ
ラシ9が車体の前面(本体往行時)もしくは後面(本体
復行時)に当接したのを検出する。16・16’は前記
エアーシリンダー14・14’に取り付けられる検出器
で、エアーシリンダー14・14’のピストンに内蔵さ
れたマグネットに応動する近接スイッチから成り、側面
ブラシ9・9’の開閉状態を検出する。
【0013】17・18・18’は車体乾燥用のブロワ
ノズルで、本体1に内蔵されるブロワ19よりダクト2
0を介して圧送される空気を自動車の車体面に吹き付け
て、洗浄後の濡れた車体の乾燥をはかる。このうちブロ
ワノズル17は、リンクアーム21により昇降可能に支
持され、車体の上面形状に沿って移動し得る構成となっ
ている。22はリンクアーム21を介してブロワノズル
17を昇降操作するエアーシリンダー、23はブロワノ
ズル17の先端部に取り付けられ車体と接するガイド
輪、24は該ガイド輪23と車体との接触圧を検出し前
記エアーシリンダー22に対しエアーの充填もしくは開
放を行なってブロワノズル17を昇降させるエアバルブ
装置であり、乾燥動作時、ブロワノズル17はガイド輪
23において接しその接触圧に応じてエアーシリンダー
22により昇降操作される。このブロワノズル17は、
通常の非動作時には、エアーシリンダー22により図示
の上方位置に保持されている。
【0014】25・25’は本体1走行用の正逆回転可
能なモーターで、車輪26を回転駆動し本体1を往復走
行させる。27はモーター25の回転を検出するロータ
リーエンコーダーで、モーターが単位角度の回転を与え
る毎にパルス信号を出力するもので、このパルス信号を
計数することによって本体1の走行位置を得ることがで
きる。28は本体1下部に設けられる検出器で、前記レ
ール2・2’の敷設面に図示の如く固定された凸片29
に当接して開閉するスイッチ手段から成り、本体1の停
止位置を検出する。30は本体前面に設けられる操作パ
ネルで、詳しくは後述する。
【0015】上記洗車機1にはこの他に特に図示しない
が水・洗剤水等を放出する公知の放水ノズルが適所に配
置されている。
【0016】図5は上記実施例の制御系を示すブロック
図である。31は制御部で、CPU32・メモリ33及
び入出力回路34を備えたいわゆるマイクロコンピュー
ターを構成している。入出力回路34の入力ポートには
前記操作パネル30をはじめ各検出器7・7’・15・
16・16’・28及びロータリーエンコーダー27が
接続されており、出力ポートには前記各モーター5・1
2・12’・25・25’、エアーシリンダー6・14
・14’・22それぞれへ空圧導入する電磁弁装置(図
示しない)及びブロワ19等の駆動回路35・36・3
7が接続されている。
【0017】操作パネル30には、洗車動作「A」
「B」の中から希望のものを選択入力する洗車内容選択
キー38、洗浄する自動車がルーフキャリア装置車であ
るか否かを指定入力するルーフキャリア車指定キー39
及び洗車の開始入力を行なうスタートキー40が備えら
れ、ルーフキャリアを装着した自動車を洗うには、まず
選択キー38で「A」「B」いずれかの希望する洗車を
選択した後に指定キー39を押し、最後にスタートキー
40を押して洗車を開始すれば良い。
【0018】図6・7は前記制御部31におけるプログ
ラムの要部を示すフローチャート図で、図6は前記選択
キー38において洗車機本体1を2往復させて洗車を完
了する動作が選択されかつ指定キー39においてルーフ
キャリア装着車の指定がされた場合の動作例を示し、図
7は前記ロータリーエンコーダー27からのパルス入力
に応じて実行される洗車機本体1の走行位置検出用のサ
ブルーチンを表している。
【0019】操作パネル30において上記キー操作の後
にスタートキー40が押されると、まず本体1の走行位
置を与えるメモリLを0クリアした後(1)、モーター2
5・25’を起動して本体1を往行させると共にエアー
シリンダー6の付勢を解きモーター5を駆動して上面ブ
ラシ3を下降させ車体上面の洗浄を開始し、更にエアー
シリンダー14・14’の付勢を解いて側面ブラシ9・
9’を閉成する(2)。
【0020】本体1走行に伴い、前記エンコーダー27
からパルス信号が入力されると、図7のサブルーチンを
実行し、往行であればパルス入力毎にメモリLへ+1
し、復行であれば−1する。
【0021】本体往行により閉じた側面ブラシ9・9’
が自動車Vの前面に当接しこれを検出器15で検出する
と(3)、本体1の往行及び上面ブラシ3による洗浄をそ
れぞれ停止し、一方、側面ブラシ9・9’を駆動してエ
アーシリンダー14・14’によりそれぞれ開きながら
車体前面の洗浄を行なう(4)。側面ブラシ9・9’が開
き車体前面の洗浄を終えるとこれを検出器16・16’
で検出し(5)、本体1の往行及び上面ブラシ3による洗
浄が再開され(6)、遅れてエアーシリンダー14・1
4’の付勢が再び解かれ側面ブラシ9・9’はウェイト
13・13’により車体側面に当接して両側面の洗浄を
行なう(7)。
【0022】こうして本体1の走行に伴い車体の上面及
び側面の洗浄を行ない、上面ブラシ3が車体の天井部近
くに至って一定高さH以上にまで上昇すると、これを検
出器7’で検出し(8)、エアーシリンダー6により上面
ブラシ3は上方へ退避させられると共に、この天井部検
出時の本体走行位置LをメモリL1に記憶する(9)。更
に、側面ブラシ9・9’が車体後端に至って後面へ回り
込み、後面を洗浄しつつ閉じると、これを検出器16・
16’で検出し(10)、本体1の往行並びに各ブラシ3・
9・9’の動作を停止し、ブラシはそれぞれの待機位置
に復帰され洗浄を終了する(11)。
【0023】次に、本体1はモーター25・25’が逆
方向へ駆動されて復行を始める(12)。本体1の復行に伴
い閉成状態にある側面ブラシ9・9’が車体後面に当接
し、これを検出器15で検出すると(13)、本体1の走行
を停止すると共に、側面ブラシ9・9’を駆動してエア
シリンダー14・14’により互いに開きながら車体後
面の洗浄を行なう(14)。側面ブラシ9・9’が開成し車
体後面の洗浄を終えると、これを検出器16・16’で
検出し(15)、本体1の復行走行を再開させる(16)。更
に、各ブラシ3・9・9’を再び駆動し、それぞれのエ
アシリンダー6・14・14’の付勢を解いて車体上面
及び側面の洗浄を行なう(17)。
【0024】上面ブラシ3が車体の天井部近くに至って
一定高さH以上にまで上昇すると、これを検知器7で検
出し(18)、エアシリンダー6により上面ブラシ3を上方
へ退避させると共に、この検出時の本体走行位置Lをメ
モリL2に記憶する(19)。こうして上面ブラシ3を上方
へ保持したまま走行し、本体1が往行時メモリL1に記
憶した位置を基に算出された回避終了位置L1−C2に達
した時点(20)で、上面ブラシ3は再び下降され上面の洗
浄が再開される(21)。
【0025】すなわち、上面ブラシ3を往行時の退避位
置において下降し、天井部を乗り越えた安全な位置から
ブラッシングを再開させるもので、この計算値C2は、
図8に示すように、上面ブラシ3が往行時に車体天井部
を検出した時の本体走行位置L1(図8(a))と、上面ブ
ラシ3の復行時に車体に対し上記検出したと同位置へ達
した時の本体走行位置(図8(c))との差を実験的に求
め、定数として前記メモリ33へ登録したものである。
【0026】こうして洗浄が進行し、本体1が所定の停
止位置に至ったのを検出器28で検出すると(22)、本体
1の走行及び各ブラシ3・9・9’の動作を停止する(2
3)。(図9(b)参照)
【0027】続いて、本体1は再び往行し前記第1往行
時と同様に更にブラッシングを行なう。ここで第1往行
時とは、ステップ(30)〜(33)に示されるように、本体走
行位置がL1に至って上面ブラシを上昇させた後、第1
復行時の記憶位置L2に基づく回避終了位置L2−C2
下降さる点で異なり、これによってこの工程では自動車
Aのトランク部のブラッシングを行なうことができる。
(図9(c)参照)
【0028】こうして第2往行目のブラッシングを終了
すると、本体1は再び復行を開始しブロワ19を駆動し
て乾燥工程を実行する。ここでトップノズル17は、ス
テップ(37)〜(40)に示すように、本体走行位置がL2
3に至った時上昇され、L1−C1に至って下降され天
井部の回避動作を行なう。
【0029】尚、上記計算値C3は、第9図(b)・(c)
に示すように、復行時の上面ブラシの天井部検出位置
と、ブロワノズル17がその同一位置に至った時の本体
走行位置の差を表している。(図9(d)参照)
【0030】以上のように2往復による洗車を行ない、
第1往行から第2往行までのブラッシング時に放出され
る水・洗剤液・ワックス液等の液体を種々組み合わせる
ことにより、「洗浄−洗浄−すすぎ−乾燥」又は「洗浄
−すすぎ−ワックスがけ−乾燥」のように希望に応じた
工程を順次実行できる。この時の上面ブラシ3及びブロ
ワノズル17の動作は図9に示す通りであり、それぞれ
自動車Aの屋根に設置されたルーフキャリアに当接する
ことのないよう自動的に回避動作できる。
【0031】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、種々実施態様が考えられる。例えば、天井部
の検出は、上面ブラシの揺動による昇降をロータリーエ
ンコーダー等で検出し、上面ブラシの変位率により車体
面の傾斜を検出し、比較的傾斜の大きな前後ウィンドウ
部を検知して天井部位置を決定する方法でも良い。ま
た、本体の走行位置の検出は、本体走行時の経過時間を
カウントするタイマー手段を備え、時間データで与える
ようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されるもの
で、洗車する自動車がルーフキャリア装着車であること
を指定入力しておけば、ブラッシング時の天井部位置を
記憶しておきブロワノズルを回避動作させるから、使用
者が付き添って回避操作する等の手間が不要となり便利
に使用できる。また、上面ブラシの実際の昇降変位によ
り検知した天井部位置に基づいてブロワノズルを回避さ
せたりその解除を行うので、形状やサイズの異なる自動
車であってもルーフキャリアが取り付けられた天井部分
を確実に回避して安全性の高い洗車ができる。更に、往
行時に天井部検出した位置と復行時に天井部検出した位
置とに基づいてルーフキャリアに対する回避範囲が設定
され、どんな形状や取付寸法のルーフキャリアでも天井
にある限りは確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の構成を説明する正面図。
【図2】実施例の内部構成を説明する側面図。
【図3】実施例の内部構成を説明する斜視図。
【図4】実施例要部の説明図。
【図5】実施例の制御系を示すブロック図。
【図6】実施例の要部プログラムを示すフローチャート
図。
【図7】実施例の別の要部プログラムを示すフローチャ
ート図。
【図8】実施例の動作要部を示す説明図。
【図9】実施例における図6のプログラムを実行したと
きの動作説明図。
【符号の説明】
1 洗車機本体 3 上面ブラシ 7・7’ 天井部検出手段たる検出器 17 ブロワノズル 19 ブロワ 22 昇降手段たるエアーシリンダー 27 走行位置検出手段たるエンコーダー 31 制御手段たる制御部 33 記憶手段たるメモリ 39 指定入力手段たる指定キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門型に形成され自動車を跨ぐように往復
    走行する洗車機本体にブラシおよびブロワを備え、前記
    自動車をブラッシングした後に同自動車の乾燥を行なう
    洗車機であって、自動車車体の上面形状に沿って昇降し
    車体のブラッシングと乾燥をそれぞれに行なう上面ブラ
    シとブロワノズルとを備えたものにおいて、前記自動車
    がルーフキャリア装置車であるか否かを指定入力する手
    段と、前記洗車機本体の走行位置を検出する手段と、前
    記上面ブラシのブラッシングに伴う昇降変位を検知し上
    面ブラシが自動車の前後部から天井もしくはその近傍へ
    至ったのを検出する手段と、該検出手段で天井部を検出
    したときの前記走行位置検出手段で与える走行位置を記
    憶する手段と、前記ブロワノズルを昇降させる手段と、
    前記指定入力手段でのルーフキャリア装着車の指定入力
    を伴う洗車において、前記記憶手段に記憶した洗車機本
    体の往行に伴うブラッシング時に検出したデータと同復
    行に伴うブラッシング時に検出したデータとに基づいて
    昇降手段を作動させ、ブロワノズルの上方退避とその解
    除を行なうよう制御する手段とを備えたことを特徴とす
    る洗車機におけるルーフキャリア装着車の乾燥装置。
JP35690692A 1992-12-22 1992-12-22 洗車機におけるルーフキャリア装着車の乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0790753B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101106776B1 (ko) * 2010-05-17 2012-01-18 동양기전 주식회사 세차기용 브러시 왕복이동장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101106776B1 (ko) * 2010-05-17 2012-01-18 동양기전 주식회사 세차기용 브러시 왕복이동장치

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