JPH05345253A - 旋盤用工作物スピンドル装置 - Google Patents

旋盤用工作物スピンドル装置

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JPH05345253A
JPH05345253A JP3007647A JP764791A JPH05345253A JP H05345253 A JPH05345253 A JP H05345253A JP 3007647 A JP3007647 A JP 3007647A JP 764791 A JP764791 A JP 764791A JP H05345253 A JPH05345253 A JP H05345253A
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JP
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spindle
rotor
coolant
chamber
workpiece
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JP3007647A
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Dietmar Franz Hafla
フランツ ハフラ ディートマー
Guenther Sommer
ソマー ギュンター
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INDEX VERWART GmbH
INDEX WERKE VERWART GmbH
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INDEX VERWALTUNG
INDEX VERWART GmbH
INDEX WERKE VERWART GmbH
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/12Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine
    • B23Q11/126Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only
    • B23Q11/127Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only for cooling motors or spindles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K9/19Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil
    • H02K9/197Arrangements for cooling or ventilating for machines with closed casing and closed-circuit cooling using a liquid cooling medium, e.g. oil in which the rotor or stator space is fluid-tight, e.g. to provide for different cooling media for rotor and stator
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    • B23Q1/70Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】工作物スピンドルと、スピンドルに対して同軸
に配置された電気的な中空軸モータとを有する旋盤用の
工作物スピンドル装置を良好に冷却する。 【構成】中空軸モータ450にはスピンドル416と回
動しないように結合されたロータ452と、これを同軸
に包囲するステータ454とが設けられる。ロータ45
2を冷却するために冷却剤を供給可能でロータ452と
共に回転する少なくとも1つの冷却剤中空室470a、
bが設けられ、かつロータ452の回転数とは無関係に
冷却液を冷却剤中空室470a、bへ供給する固定の冷
却液供給装置434が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作物スピンドルと、ス
ピンドルに対して同軸に配置された電気的な中空軸モー
タとを有し、中空軸モータにはスピンドルと回動しない
ように結合されたロータとこのロータを同軸に包囲する
ステータとが設けられ、ロータを冷却するためにロータ
には冷却剤を供給可能でロータと共に回転する少なくと
も1つの冷却剤中空室が設けられている旋盤用の工作物
スピンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】欧州特許公開公報第094680号には
旋盤用の工作物スピンドル装置が記載されており、その
工作物スピンドルは電気的な中空軸モータによって駆動
され、中空軸モータにはスピンドルと回転しないように
結合されたロータとこのロータを同軸に包囲するステー
タが設けられている。工作物スピンドルは多数の軸受に
よってスピンドル台内に軸承され、スピンドル台はスピ
ンドル軸受間に配置された中空軸モータを収容する。中
空軸モータを冷却するために、スピンドル台内には多数
の冷却空気通路が設けられており、特にステータを包囲
する第1の中空円筒状の冷却空気通路と、中空軸モータ
と工作物スピンドルの前方の軸受との間に配置された第
2の冷却空気通路が設けられている。中空軸モータから
発生された熱は空気によって余り効果的に搬出されない
ことは別にして、この公知の構造においては中空軸モー
タのロータ内に発生した熱は直接工作物シリンダに伝達
される。というのはロータが直接工作物シリンダの上に
取り付けられており、冷却されないからであって、従っ
てこの公知の工作物スピンドル装置ではそれを用いて製
造した工作物の精度が著しく損なわれることを容認しな
ければならず、その原因は工作物スピンドルとそれに直
接接している部分、例えば前方のシリンダ軸受などの温
度変動である。本出願人は特願平2−228483号に
おいて、工作物締付け装置を取り付けるように形成され
た工作物スピンドルの前方の端部の後方に、軸方向に並
べて配置されスピンドルに対して同軸に、工作物締付け
装置を操作する油圧締付けシリンダと締付けシリンダ用
の油圧オイル供給装置とを設けた工作物スピンドル装置
を提案している。締付けシリンダには工作物スピンドル
と回転しないように結合されたハウジングが設けられ、
油圧オイル供給装置には回転しない第1の供給装置部分
と、スピンドルと回転しないように結合され、従ってス
ピンドルと共に回転する第2の供給装置部分とが設けら
れており、この2つの供給装置部分には互いに連通する
油圧オイル通路が設けられており、そのうちの第2の、
すなわち工作物スピンドルと共に回転する供給装置部分
の油圧オイル通路が締付けシリンダと接続されている。
この構造の場合にも、工作物スピンドルは電気的な中空
軸モータによって駆動され、中空軸モータにはスピンド
ルに対して同軸に配置されかつスピンドルと回転しない
ように結合されたロータと、このロータを同軸に包囲す
るステータが設けられている。締付けシリンダハウジン
グの中空軸状の突出部は油圧オイル供給装置のスピンド
ルと共に回転する第2の部分を形成し、この第2の部分
は油圧オイル供給装置の固定の第1の部分によって包囲
される。
【0003】締付けシリンダハウジングの外周面と締付
けシリンダを同心状に包囲するロータの内周面との間に
は断熱性の絶縁シリンダが設けられており、その内周面
と外周面には長手方向溝が形成され、それによって冷却
空気通路が形成される。中空軸モータのロータは、ベン
チレータの機能を有するように形成されており、それに
よってロータが急速回転するときに冷却空気が前記の冷
却空気通路を貫流する。工作物スピンドルに保持されて
いる工作物を旋盤の駆動される工具によって加工する場
合には、工作物スピンドルは数値制御されて比較的ゆっ
くりと回転するが、電気的な中空軸モータは大きな出力
を吸収する。このような駆動方法では、中空軸モータ内
に大きな熱が発生する。特に、中空軸モータのステータ
から熱は公知のように冷却媒体、例えば空気、オイルあ
るいは水などによって搬出され、この冷却媒体はステー
タハウジング内を通して移送される。というのは工作物
スピンドルはゆっくりと回転するが、中空軸モータのベ
ンチレータ機能は充分ではないので、この駆動方法では
工作物スピンドル装置のロータの冷却は充分に機能しな
いので、締付けシリンダが加熱されるだけでなく、それ
を介して締付けシリンダに直接接している工作物スピン
ドルも加熱されてしまい、それによって上述の欠点が生
じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、できるだけわずかな出費で、スピンドル回転数が低
い場合でも中空軸モータのロータを確実に冷却すること
のできる冒頭で述べた種類の工作物スピンドル装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、ロータの回転数とは関係なくロータと共に回転す
る冷却剤中空室に冷却液を供給する固定の冷却液供給装
置によって解決される。
【0006】
【作用】本発明の基本理念は、構造的に種々の方法で実
現することができる。すなわち、ロータ内に冷却剤中空
室を形成する冷却液通路を設けることができ、その通路
の両端は環状の固定の冷却液供給装置部分の端面側の環
状の溝に連通し、前記固定の冷却液装置部分はロータに
直接隣接して軸方向に配置され、かつ一方の端面がロー
タに密封状態で接続される。その場合には、環状の固定
の冷却液供給装置部分に環状の溝に連通する冷却液供給
及び排出孔を形成するだけでよく、それによってどの回
転角度位置においても圧力下にある冷却液をロータに供
給し、かつロータから搬出することができる。
【0007】本発明の工作物スピンドル装置の好ましい
実施例においては、工作物スピンドルには特願平2−2
28483号に提案した装置の場合と同様に、工作物締
付けシリンダを操作する油圧締付けシリンダと締付けシ
リンダ用の油圧オイル供給装置が軸方向に並べてかつス
ピンドルに対して同軸に配置されて設けられており、締
付けシリンダにはスピンドルと回転しないように結合さ
れたハウジングが設けられ、油圧オイル供給装置には回
転しない第1の油圧オイル供給装置部分とスピンドルと
共に回転する第2の油圧オイル供給装置部分とが設けら
れており、油圧オイル供給装置部分は互いに連通する油
圧オイル通路を有し、第2の供給装置部分の油圧オイル
通路が締付けシリンダと接続されている。このような実
施例においては、本発明の基本理念は次のようにして実
現される。すなわち、ロータ内あるいはロータに接しロ
ータと共に回転する部分内に設けられた冷却剤中空室が
油圧オイル供給装置と接続され、油圧オイル供給装置は
このすでに設けられている油圧オイル供給装置を介して
冷却液がロータないしロータと共に回転する部分に供給
され、かつ冷却剤中空室内に供給されるように形成され
る。これはもっとも簡単にする場合には、2つの油圧オ
イル供給装置部分にそれぞれ少なくとも1つの冷却液供
給通路を設けること、2つの油圧オイル供給装置部分の
冷却液供給通路を互いに連通させること、及びロータ用
の冷却剤中空室を第2の、すなわち工作物スピンドルと
共に回転する油圧オイル供給装置部分の冷却液供給通路
と連通させることによって実現される。すでに設けられ
ている油圧オイル供給装置を介して冷却液を供給できる
だけでなく、場合によってはそれを搬出することも可能
である。
【0008】本発明の基本理念の他の実施例において
は、冷却剤中空室は中空軸モータの端面側が開放した環
状室として形成され、冷却液供給装置にはこの環状室に
冷却液を噴射する少なくとも1つの固定の噴射ノズルが
設けられる。本発明の基本理念のこの実施例によれば、
著しく簡単な構造を得ることができることは明かであ
る。
【0009】冷却液は、適当な液体なら何でもよいが、
好ましくは油圧オイルが冷却液として用いられる。とい
うのは、どの旋盤にも油圧オイル用にクーラーを有する
循環系を備えられているからである(すなわち油圧オイ
ル用のクーラーは必需品である)。というのは油圧オイ
ルは互いに反対に回転する部分を有する油圧オイル供給
装置及び締付けシリンダ内で著しく加熱されるからであ
る。
【0010】上述の油圧オイル供給装置を有する実施例
においては、2つの供給装置部分にそれぞれ冷却液供給
通路と搬出通路とを設けることができ、その場合にはロ
ータに対応する冷却剤中空室は回転する供給装置部分の
冷却液供給通路と搬出通路との間に配置されることにな
る。しかし後述するように、油圧オイル供給装置を冷却
液の供給に使用し、冷却剤中空室の排出側端部をスピン
ドルに対して同軸に配置された環状室に連通させるだけ
で充分であって、環状室は工作物スピンドル装置の固定
の部分に設けられる。この環状室内の冷却液に圧力がか
からない場合には、工作物スピンドルと共に回転し冷却
剤中空室を有する部分と環状室を有する固定の部分との
間に密封の問題は生じない。
【0011】工作物スピンドルを包囲する油圧締付けシ
リンダを有する本発明の工作物スピンドル装置の実施例
においては、工作物スピンドル装置の全体長さをできる
だけ短くするために、締付けシリンダを包囲するように
中空軸モータを配置するとよい。その場合には、好まし
くは冷却剤中空室は締付けシリンダのシリンダ室とロー
タの電気的に有効な領域との間に配置される。従って冷
却剤中空室は締付けシリンダハウジングの外周面の領
域、ロータの内周面の領域、あるいはロータと締付けシ
リンダとの間に配置された部分に設けることができる。
ロータの電気的に有効な領域とは、ロータを駆動するの
に必要な領域のことである。 特に好ましい実施例にお
いては、冷却剤中空室はロータ内に配置される。という
のはそうすれば特に良好な冷却効果が生じるからであ
る。
【0012】冷却剤中空室が冷却液通路として形成され
ている場合には、冷却液通路はほぼ軸方向に延ばすこと
ができるが、コイル状に形成することも可能で、もちろ
ん並列あるいは直列に接続した多数の冷却液通路を設け
ることもできる。冷却液が冷却剤中空室の後方で、工作
物スピンドル装置の固定部分に設けられスピンドルに対
して同軸に配置された環状室へ搬出される実施例におい
ては、この固定部分を別部材とすることあるいは油圧オ
イル供給装置の固定部分と同一とすることができる。冷
却液が環状の収集室内で圧力をかけられないので、環状
の収集室の下側になる領域に冷却液搬出導管を連通させ
ることが推奨される。
【0013】上述の油圧オイル供給装置を有する実施例
においては、次のような方法が推奨される。締付けシリ
ンダに供給される油圧オイルは高圧下にあるので、第1
の固定の供給装置部分の油圧オイル通路が第2の回転す
る供給装置部分に移行する領域での洩れを完全には防止
できない。従って本発明の工作物スピンドル装置の好ま
しい実施例においては、上述の移行領域の両側にそれぞ
れ洩れオイルを収集する少なくとも1つの環状溝が軸方
向に設けられており、冷却液が場合によって油圧オイル
である場合には、前記環状溝は冷却液を収集する環状の
収集室と連通されている。その場合には油圧オイル供給
装置の洩れオイルと冷却液として用いられる油圧オイル
は一緒にオイルクーラーへ導かれる。
【0014】冷却液が冷却剤中空室を形成する一方側が
開放した環状室へ固定の噴射ノズルによって噴射される
実施例においては、最も簡単な場合には冷却液は、環状
室の開口部を回転しない搬出部分のスピンドル軸を包囲
する環状の収集室に連通させることによって搬出され、
その場合には噴射ノズルはこの収集室内に配置される。
【0015】本発明の基本理念は、特願平2−2284
83に記載の工作物スピンドル装置の場合と同様に、中
空軸モータが工作物スピンドルの軸受の後方に配置され
ている工作物スピンドル装置においても、例えば欧州特
許公開公報第094680号に示す構造の場合のよう
に、中空軸モータが工作物スピンドルの間に配置されて
いる実施例においても実現することができる。前者の場
合には出力の大きな中空軸モータを簡単に収容すること
ができ、後者の場合には工作物スピンドル装置の全体長
さを容易に短くすることができる。
【0016】
【実施例】本発明の他の特徴、利点及び詳細を、添付図
面に示す本発明の工作物スピンドル装置の2つの好まし
い実施例を用いて説明する。なお、図1と図2に示す実
施例は、特願平2−228483号に示す工作物スピン
ドル装置の図1から図3に示す実施例に相当する。
【0017】本発明の工作物スピンドル装置の図1と図
2に示す部分の右には、図示しないスピンドルケースあ
るいはスピンドル台などが設けられており、その中には
工作物スピンドル416を軸承する前方のスピンドル軸
受と後方のスピンドル軸受が互いに軸方向に距離をおい
て配置されている。工作物スピンドルの図1と図2には
示されていない右の前方の端部には工作物締付け装置、
例えば通常のジョーチャックを取り付けることができ
る。
【0018】まず、図1に示す第1の実施例について説
明する。工作物スピンドル416は中空のスピンドルと
して形成されているので、工作物締付け装置を操作する
ピストンロッド432bを収容することができる。2部
材の締付けスピンドルハウジング430とその中で摺動
可能なピストン432が前記工作物スピンドル416及
びピストンロッド432bと回動しないように結合され
ている。締付けシリンダーハウジング430は前方のハ
ウジング部分430aと後方のハウジング部分430b
から形成されている。さらに、工作物スピンドル装置に
は油圧オイル供給装置434が設けられており、オイル
供給装置には固定の外側部分434aと工作物スピンド
ル416と共に回転する内側部分434bが設けられて
おり、本実施例においては内側部分は締付けシリンダー
ハウジング430のハウジング部分430bの後方の端
部によって形成される。外側部分434aには油圧オイ
ル導管436aと436bが接続されており、これらは
固定の外側部分434a内に設けられたオイル孔438
aないし438bに連通している。
【0019】油圧オイル供給装置434のこの固定の外
側部分434aは環状の搬出部分439と固定結合され
ており、従って搬出部分も固定であって、かつ冷却オイ
ル供給孔441a、環状の収集室443及び収集室に下
方から連通するオイル搬出孔441bを有する。冷却オ
イル供給孔441aは油圧オイル供給装置434の固定
の外側部分434a内の冷却オイル孔445aに連通し
ている。
【0020】締付けスピンドル430、432は中空軸
モータ450によって包囲されており、中空軸モータに
は工作物スピンドルと共に回転する内側のロータ452
とそれを包囲する固定のステータ454とが工作物スピ
ンドル416に対して同心状に設けられている。締付け
スピンドルハウジング430とロータ452との間には
締付けスピンドルハウジング430と共に回転する冷却
シリンダ458が設けられており、この冷却シリンダは
ロータ452の一部とすることもでき、かつ図1に示す
左側端部は搬出部分439内で密封されて回転する。
【0021】油圧オイル導管438aと438b及び冷
却オイル孔445aは油圧オイル供給装置434の固定
の外側部分434aの内周面に設けられた環状溝500
aないし500cないし500bに連通している。締付
けシリンダハウジング430の回転する後方のハウジン
グ部分439b内に設けられた油圧オイル孔440aと
440bが前記環状溝500aと500cに連通してお
り、油圧オイル孔440aと440bはピストン432
の前あるいは後ろで締付けシリンダハウジング430の
冷却オイル孔445bに連通する。締付けシリンダハウ
ジング430の回転する後方のハウジング部分430b
内の冷却オイル孔445bは環状溝550bに連通する
と同時に冷却シリンダ458の冷却剤通路470aにも
連通しており、冷却剤通路470aは冷却シリンダの冷
却剤通路470bの一端と連通し、冷却剤通路470b
の他端は収集室443に連通する。冷却剤シリンダ45
8の左端部は搬出部分439内で回転可能であるが、密
封して配置されているので、冷却オイルは収集室443
にだけ流入する。従って工作物スピンドル416がどの
回転角度位置にあっても環状溝500a、500b及び
500cを介して圧力オイルを締付けスピンドルハウジ
ング430に供給ないしはそこから搬出し、かつ冷却オ
イルを冷却シリンダ458に供給することができ、この
冷却オイルは収集室443を介して搬出される。
【0022】固定の外側部分434aの環状溝500
a、500b及び500cの両側には洩れオイルを収集
する環状の収集溝502が設けられており、環状の収集
溝502には下方からオイル孔504が連通し、オイル
孔504は収集室443に連通している。このようにし
て搬出すべき冷却オイルと共に洩れオイルを搬出孔44
1bを介して搬出することができる。
【0023】従って本発明によれば、油圧オイル供給装
置434を介して締付けシリンダ430、432用の圧
力オイルを供給及び搬出するだけでなく、冷却剤通路4
70a、470b用の冷却オイルも供給することができ
るので、中空軸モータ450の内部領域に発生する熱を
問題なく逃がすことができ、特に締付けシリンダ430
を介して工作物スピンドル416を加熱することを防止
することができる。
【0024】好ましい実施例に示すように、油圧オイル
を冷却オイルとして使用する場合には、洩れオイルと暖
められた冷却オイルを一緒に搬出孔441bを介して搬
出し、締付けシリンダから来る油圧オイルとともにオイ
ルクーラーに導くこともできる。図2に示す実施例が図
1に示す実施例と異なる点は、冷却シリンダ458の冷
却方法だけであり、図2には図1と相違する部分を主に
示しており図1と同一の詳細部分は省略して示してい
る。図2に示す実施例においては、固定の環状の搬出部
分439内に設けられた冷却オイル供給孔441a’
は、搬出部分439に固定され環状の収集室443内に
突出する固定の噴射ノズル445’に通じており、噴射
ノズルは冷却シリンダ458内に設けられ中空シリンダ
の形状を有し図2に示すように左側が開放した冷却オイ
ル室470’に冷却オイルを常時噴射する。すでに説明
したように、冷却シリンダ439の左端部は回転可能で
あるが、密封して搬出部分439内に配置されており、
かつ冷却オイル室470’の開放した左端部は収集室4
43に連通しているので、冷却オイル室470’に噴射
される冷却オイルは収集室443に収集され、そこから
搬出孔441bを介して搬出される。
【0025】図2に示す第2の実施例のロータ冷却は、
油圧締付けシリンダを持たず、従って互いに対して回転
する2つの部分を有する油圧オイル供給装置を必要とし
ない工作物スピンドル装置にも適していることは明かで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の軸方向断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の軸方向断面図である。
【符号の説明】
416 スピンドル 434a、441a、439、445’ 冷却液供給装
置 470a、470b、470’ 冷却剤中空室 445a、445b 冷却液供給通路 452 ロータ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物スピンドルと、スピンドルに対し
    て同軸に配置された電気的な中空軸モータとを有し、中
    空軸モータにはスピンドルと回動しないように結合され
    たロータとこのロータを同軸に包囲するステータとが設
    けられ、ロータを冷却するためにロータには冷却剤を供
    給可能でロータと共に回転する少なくとも1つの冷却剤
    中空室が設けられている旋盤用の工作物スピンドル装置
    において、 ローラの回転数とは関係なく冷却液を冷却剤中空室(4
    70a、470b、470c)に供給する固定の冷却液
    供給装置(434a、441a;439、441a、4
    45’)が設けられていることを特徴とする旋盤用の工
    作物スピンドル装置。
  2. 【請求項2】 工作物締付け装置を取り付けるように形
    成されたスピンドルの前方の端部の後方に、軸方向に並
    べて配置されスピンドルに対して同軸に、工作物締付け
    装置を操作する油圧締付けシリンダと締付けシリンダ用
    の油圧オイル供給装置とが設けられており、締付けシリ
    ンダはスピンドルと回転しないように結合されたハウジ
    ングを有し、供給装置は回転しない第1の供給装置部分
    と、スピンドルと回転しないように結合された第2の供
    給装置部分とを有し、供給装置部分は互いに連通する油
    圧オイル通路を有し、第2の供給装置部分が締付けシリ
    ンダと結合されている請求項1に記載の工作物スピンド
    ル装置において、 2つの供給装置部分(434a、434b)にそれぞれ
    少なくとも1つの冷却液供給通路(445a、445
    b)が設けられており、 2つの供給装置部分(434a、434b)の冷却液供
    給通路(445a、445b)が互いに連通しており、 ロータ(452)を冷却するための冷却剤中空室(47
    0)が第2の供給装置部分(434b)の冷却液供給通
    路(445b)と連通していることを特徴とする請求項
    1に記載の工作物スピンドル装置。
  3. 【請求項3】 冷却剤中空室(470a、470b、4
    70’)がロータ(452)の電気的に有効な領域とス
    ピンドル((416)の間に配置されていることを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2に記載の工作物スピン
    ドル装置。
  4. 【請求項4】 中空軸モータ(450)が締付けシリン
    ダ(430、432)を包囲し、冷却剤中空室(47
    0)が締付けシリンダ(430、432)のシリンダ室
    とロータ(452)の電気的に有効な領域との間に配置
    されていることを特徴とする請求項2に記載の工作物シ
    リンダ装置。
  5. 【請求項5】 冷却剤中空室(470a、470b、4
    70’)がロータ内に配置されていることを特徴とする
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の工作物ス
    ピンドル装置。
  6. 【請求項6】 締付けシリンダハウジング(430)が
    第2の供給装置部分(434b)を形成することを特徴
    とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 第1の供給装置部分(434a)が第2
    の供給装置部分(434b)を包囲することを特徴とす
    る請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の工作物
    シリンダ装置。
  8. 【請求項8】 冷却剤中空室(470a、470b、4
    70’)の搬出領域が、ロータ(452)の隣に配置さ
    れた回転しない搬出部分(439)のスピンドル軸を包
    囲する環状の収集室(443)に連通することを特徴と
    する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の工作
    物スピンドル装置。
  9. 【請求項9】 冷却剤中空室(470a、470b)が
    少なくとも1つの冷却剤通路から形成され、冷却剤通路
    の入り口が第2の供給装置部分(434b)の冷却液供
    給通路(445b)と連通し、出口が収集室(443)
    と連通することを特徴とする請求項2から請求項8のい
    ずれか1項に記載の工作物スピンドル装置。
  10. 【請求項10】 2つの供給装置部分(434a、43
    4b)の互いに接している周面の少なくとも一方に環状
    溝(500a、500b、500c)が設けられてお
    り、この環状溝を介して油圧オイル通路(438a、4
    38b,440a、440b)と2つの供給装置部分
    (434a、434b)の冷却液供給通路(445a、
    445b)とが互いに連通することを特徴とする請求項
    7に記載の工作物スピンドル装置。
  11. 【請求項11】 2つの供給装置部分(434a、43
    4b)内の第1の供給装置部分(434a)の油圧オイ
    ル通路(436a、436b)から第2の供給装置部分
    (434b)の油圧オイル通路(440a、440b)
    へ移行する部分の両側に、それぞれ洩れオイルを収集す
    る少なくとも1つの環状溝(502)が軸方向に設けら
    れており、この環状溝が収集室(443)と連通するこ
    とを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の工作物ス
    ピンドル装置。
  12. 【請求項12】 冷却剤中空室(470’)が中空軸モ
    ータ(450)の端面側が開放した環状室として形成さ
    れ、冷却液供給装置(439、441a’、445’)
    に冷却液を前記環状室の開口部に噴射する少なくとも1
    つの固定の噴射ノズル(445’)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の工作物スピンドル装
    置。
  13. 【請求項13】 環状室(470’)の開口部が収集室
    (443)に連通し、収集室内に噴射ノズル(44
    5’)が配置されることを特徴とする請求項8から請求
    項12のいずれか1項に記載の工作物スピンドル装置。
  14. 【請求項14】 中空軸モータ(450)の冷却剤中空
    室(470a、470b、470c)を収容する領域の
    一端が搬出部分(439)内に回転可能であるが密封さ
    れて配置されていることを特徴とする請求項8あるいは
    請求項13に記載の工作物スピンドル装置。
  15. 【請求項15】 中空軸モータ(450)が工作物スピ
    ンドル(416)を軸承する軸受の後方に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか
    1項に記載の工作物スピンドル装置。
  16. 【請求項16】 中空軸モータ(450)が工作物スピ
    ンドル(416)を軸承する軸受の間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の工作物スピンドル装置。
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