JPH1148087A - ビルトインモータ主軸台付工作機械 - Google Patents

ビルトインモータ主軸台付工作機械

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JPH1148087A
JPH1148087A JP22319297A JP22319297A JPH1148087A JP H1148087 A JPH1148087 A JP H1148087A JP 22319297 A JP22319297 A JP 22319297A JP 22319297 A JP22319297 A JP 22319297A JP H1148087 A JPH1148087 A JP H1148087A
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JP
Japan
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headstock
bed
air
built
motor
Prior art date
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JP22319297A
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English (en)
Inventor
Akira Koshiyou
明 古正
Naoyuki Motojima
尚幸 本島
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベッドと、ビルトインモータを備えた主軸台と
の間の温度勾配を少なくしてベッド、主軸台等の工作機
械本体の熱変位を少なくする。 【構成】ファン40の電動機を起動すると羽根車が回転
駆動され冷却空間35、上面開口36の空気が排出され
る。それに伴ってベッド周辺の空気をベッドの空気吸込
口から吸い込み、ベッドの主軸台固定部21の最上部の
連通口23、主軸台本体25の下面開口33を通り、ス
テータ32の外周に形成されてた冷却空間35を通り、
主軸台本体25の上面の上面開口36から上方に排出さ
れる循環を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルトインモータ
主軸台付工作機械に関する。更に詳しくは、主軸を駆動
するビルトインモータを内蔵した旋盤等のビルトインモ
ータ主軸台付工作機械において、ビルトインモータ等か
ら発生する熱を効果的に冷却するビルトインモータ主軸
台の工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】主軸台にビルトインされたモータを冷却
する方法として、ビルトインモータの外周部にジャケッ
トを設け、このジャケット内に冷却した冷却媒体を循環
させて冷却する冷却装置が良く知られている。しかしな
がら、この冷却装置は冷凍機、熱交換器、冷媒回路、制
御回路等の複雑なユニットで高価な装置となり汎用の旋
盤等工作機械には使用しにくい。また、主軸台を部分組
付けすることも多く行われているが、この段階で主軸台
単体のランニングテストを行うことが容易ではない。
【0003】特開昭63−207536号、実開昭59
−62947号、実公平3−9965号には、簡易的に
冷却するものとして主軸台(または主軸ヘッド)の上部
または下部に冷却ファンを配置し、主軸台近傍より空気
を主軸台内部または主軸台外周に室内の空気を送って冷
却する方法も提案されている。これらの技術はビルトイ
ンモータタイプの主軸台ではない。
【0004】特表平8−508393号には、主軸台に
内蔵したビルトインモータを冷却剤で冷却するものであ
る。主軸ハウジングと駆動モータとを断熱するために外
側冷却剤通路と内側冷却剤通路とを設けて冷却するもの
である。この構造は主軸ハウジング等の構成が複雑とな
るとともに、冷却剤(冷却空気)を圧力下で供給する必
要があり、ファンのような簡素な構造で構成することは
困難である。また、冷却剤の使用により、ロータ、ステ
ータ等が結露する恐れもある。
【0005】特開昭61−203247号、実開昭61
−148550号には、ヘッドストックに設けられたフ
ァンによって、ヘッドストック内の空気を吸い出す冷却
方法が記載されている。この技術もビルトインモータに
関する技術ではなく、金網によって周囲の塵埃等の各部
位への侵入をしようとしているが完全に防止することが
かなり困難である。実開平4−70452号には、冷却
風が送風装置で主軸ヘッド内に送られビルトインモータ
のロータ、ステータ間等を冷却することが記載されてい
る。この技術は、入口よりノズルまでの穴、スピンドル
内の連続孔内に冷却風を通すため送風装置はファンのよ
うに簡素な装置ではなく、スピンドル台と一体化するの
は困難である。
【0006】更に、上述した技術は、主軸、主軸台(主
軸頭)等を冷却するものではあるが、ビルトインモータ
等から発熱する熱が主軸台を取り付けるベッドに伝導し
てベッドに熱変位が生じることを防止するためのベッド
の熱変位対策を考慮した技術は記載されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成
する。
【0008】本発明の目的は、ベッドと、ビルトインモ
ータを備えた主軸台との間の温度勾配を少なくしてベッ
ド、主軸台等の工作機械本体の熱変位を少なくしたビル
トインモータ主軸台付工作機械を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、ベッド、主軸台に備
えたビルトインモータの冷却のために簡素、かつ制御が
容易なファン等送風機を備えたビルトインモータ主軸台
付工作機械を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の手段を採る。
【0011】本発明のビルトインモータ主軸台付工作機
械は、台であるベッドと、このベッド上に搭載され主軸
を備えた主軸台と、前記ベッドの前記主軸台搭載位置の
近傍に設けられ空気を吸い込むための空気吸込口と、前
記空気吸込口と連通して形成された第1空気通路と、前
記主軸を回転駆動するために前記主軸に設けられたロー
タと前記主軸台に設けられたステータとからなるビルト
インモータと、前記第1空気通路と連通し前記ビルトイ
ンモータの外周に形成された第2空気通路と、前記主軸
台に配置され前記第2空気通路から空気を主軸台外方に
排出するための送風機とからなり、第2空気通路の空気
を主軸台外方に排出することによって空気吸込口より周
辺の空気を吸込みベッドおよび主軸台の冷却を行うもの
である。
【0012】前記送風機はファンを用いると良い。
【0013】更に、前記主軸台は前記ベッドに形成され
た主軸台固定部に搭載され、前記主軸台および前記主軸
台固定部は側面視で左右対称形に構成すると良い。
【0014】更に、前記空気吸込口は、前記ベッドまた
は前記ベッドの主軸台固定部の側面に配置すると良い。
【0015】更に、前記第1空気通路は、前記主軸台の
内壁と前記ステータの外周部との間にのみ形成しても良
い。
【0016】更に、前記送風機または前記ファンは、前
記主軸台の最上部に配置すると効果的である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明をNC旋盤に適用したときのNC旋
盤の左側面図である。図2は、図1の主軸台部分の平面
図である。図3は、図1のIII−III線断面図、図4は図
3のIV−IV線断面図である。
【0018】ベッド2は、NC旋盤1の本体を構成する
台であり、地面の基礎上に据え付けられている。ベッド
2の一端上には、主軸台3が配置固定されており、主軸
台3は主軸とその駆動のためのビルトインモータ等を内
蔵したものである。また、主軸台3は側面視(図1の状
態)において、垂直軸線に対して左右対称形状をしてい
る。また、熱源もビルトインモータ、軸受であるのでこ
の主軸台3は熱対称形状でもある。主軸台3の反対側の
ベッド1上には心押台(図示せず)が配置され、心押台
は工作物が長尺物の場合にチャック50と共にセンタで
支えるものであり、ベッド2上の案内面を主軸台3側へ
後述する主軸の軸線方向(Z軸方向)に移動できる。
【0019】ベッド2上で背面には、タレット刃物台6
が配置されている。タレット刃物台6は、加工のための
工具を取り付けるためのものであり、複数の工具Tを放
射状に取り付け、旋回割出しを行うタレット7を備えて
いる。タレット刃物台6は、クロススライド10上に搭
載されている。タレット7は、タレット割出しモータ
(図示せず)により駆動されて、必要な工具Tを所定の
位置に割出しする。クロススライド10は、サドル15
上に設けられた案内面上をZ軸方向と直交するX軸方向
に移動する。クロススライド10は、X軸サーボモータ
(図示せず)によりX軸送りねじ(図示せず)を介して
駆動され、X軸方向案内部(図示せず)に案内されてサ
ドル15上をX軸方向に移動する。
【0020】サドル15の下面には、複数個のスライド
部材17が固定されている。スライド部材17は、ベッ
ド2上にZ軸線方向に固定された2本のガイドレール1
8上をころがり案内される。スライド部材17とガイド
レール18によってZ軸方向案内部が構成される。Z軸
方向案内部はすべり案内の案内部であってもよい。サド
ル15のZ軸方向の駆動はZ軸サーボモータ19によ
り、Z軸送りねじ(図示せず)により駆動される。NC
旋盤1はX軸サーボモータ及びZ軸サーボモータ19に
より、主軸前端に固定されたチャック50に把持された
工作物に対してタレット刃物台6に固定された工具Tを
移動させる。工具経路を数値制御装置(図示せず)より
指令して所望の旋削加工を行う。
【0021】ベッド2の一端には、主軸台3を搭載する
ための主軸台固定部21がベッド2に一体に形成されて
いる。主軸台固定部21は、ベッド2の他の部分より高
く形成されている。主軸台固定部21の側面には、空気
吸込口22が形成されている。空気吸込口22は、主軸
台3を冷却するために機体の外部から空気を取り入れる
ための矩形の開口である。主軸台固定部21の最上部に
は、空気吸込口22と連通する連通口23が形成されて
いる(図3参照)。
【0022】主軸台固定部21上には概略箱状で内部が
空洞の主軸台本体25が固定して配置されている。主軸
台本体25の一端側面の開口部には、フランジ26が固
定され、軸受29は外輪をフランジ26に支持されると
ともに、端部をカバー29aで押さえられている。主軸
台本体25には主軸27が前後を軸受28、軸受29で
回転自在に支持されている。フロントカバー51は主軸
台本体25に固定され、軸受28の外輪を支持するとと
もに、軸受28の端部を押さえている。
【0023】すなわち、主軸27の他端側を支持してい
る。また、主軸28の一端側はフランジ26で支持され
ている。主軸台25にはスプラッシュガード45の一部
となる仕切りカバー52が固定され加工領域53と非加
工領域54とを分割している。非加工領域54には切粉
や切削油剤が飛散してくることはない。主軸27には、
ビルトインモータ30のロータ31が固定されている。
ロータ31の外周側でかつ主軸台本体25には、ステー
タ32が固定されている。
【0024】ビルトインモータ30の構造、機能につい
ては周知であり、その説明は省略する。主軸27にはチ
ャック50が取り付けられ工作物を図示しないチャック
爪駆動装置で複数の爪を駆動して把持する。主軸台本体
25の下面には、ベッド2の空気吸込口22と連通し空
気流通のための開口である下面開口33が形成されてい
る。ロータ32の外周面34と主軸台本体25の内周面
との間には、環状の冷却空間35が形成されている(図
4参照)。
【0025】下面開口33と冷却空間35は連通してい
る。主軸台本体25の上面には上面開口36が形成さ
れ、この上面開口36と冷却空間35とは連通されてい
る。主軸台本体25の最上面には送風機であるファン4
0が搭載され固定されている。ファン40は、図2に示
すように円筒状のケーシング41を備えたタイプの軸流
式ファンである。ケーシング41の中心位置に電動機
(図示せず)を内蔵し、その出力軸端に羽根車42を固
定したものである。
【0026】電動機の外周とケーシング41との間には
静翼でもある支持部43が配置されていて、電動機およ
び羽根車42を支持している。電動機を起動すれば羽根
車42が回転駆動され、ベッド2の空気吸込口22から
吸い込んだ空気を主軸台3の上部から排出する。図5
は、NC旋盤1をスプラッシュガードで覆ったときの状
態を示す側面図である。スプラッシュガード45側面に
は、ベッド2の空気吸込口22と対応する位置に複数の
スリット状の開口46が形成されている。
【0027】同様に、スプラッシュガード45の側面の
ファン40の上部の排出口に対応する位置に複数のスリ
ット状の開口47が形成されている。図5には開口46
をスプラッシュガード45の側面上部に形成している
が、上面開口36にファン40停止時に塵埃が入らない
位置であればスプラッシュガード45の上面に形成して
もよい。
【0028】電動機を起動すれば羽根車42が回転駆動
され、主軸台3内の上面開口37、冷却空間35より排
出された空気が、上部の開口46から排出されるととも
に、開口47に介して空気吸込口22より周囲の空気が
吸込まれる。吸込まれた空気はベッド2の主軸台固定部
21内、下面開口33、冷却空間35を通過してベッド
3の主軸台固定部21、主軸台3の内壁を主軸台固定部
21、主軸台3が周囲の室温より上昇しようとした場合
に冷却する。
【0029】また、冷却空間35内では、主軸27を回
転駆動するために温度上昇するステータ32の熱を奪っ
て冷却するとともに、ステータ32の熱が主軸台3の内
壁に伝導するのを防止する。すなわち、冷却空間35を
通過した空気はあたたかくリ、主軸台3の上面開口36
近傍はこの空気の通過によって少しあたたかくなるが主
軸熱変位すなわち、主軸27中心の変位に与える影響は
微少なものである。排出された空気は、スプラッシュガ
ード45の上部空間に上昇し、スプラッシュガードのス
リット状の開口47から排出され、吸込まれる空気はス
リット状の開口46より吸込まれる。
【0030】[実施の形態1の動作]次に、前記実施の
形態1の動作を説明する。ファン40の電動機を起動す
ると羽根車42が回転駆動され、冷却空間35、上面開
口37の空気を排出するので空気吸気口22、下面開口
33よりベッド2の空気吸込口22周辺のあたたまって
いない空気(周囲の室温、温度の空気)すなわち冷たい
空気を取り入れる。従って、スプラッシュカード45の
開口47より空気を排出して開口46からスプラッシュ
カード45の外側の空気を吸い込む。
【0031】この周辺の空気の温度は、NC旋盤1の本
体を構成するベッド2等の機温と略同じでもあり、この
空気を循環させても主軸台3、主軸台固定部21に何の
影響を与えることはない。この空気は、主軸台固定部2
1の最上部の連通口23に吸引される。更に、空気は主
軸台本体25の下面開口33を通り、ステータ32の外
周に形成された冷却空間35を通り、主軸台本体25の
上面の上面開口36から排出される。
【0032】冷却空間35を通過するときに、空気はス
テータ32より熱を奪ってくる。このあたたまった空気
はファン40に吸い込まれてその上部から排出される。
このあたたかくなった空気は、スプラッシュガード45
の上部に上昇するのでNC旋盤の他の部位をあたためる
ことがなく、排出された空気はスプラッシュガード45
の開口47から排出される。
【0033】空気はこのように循環して主軸台3内部、
特にビルトインモータのステータ32外周部および主軸
台3のステータ32外周近傍の熱を外部に排出するとと
もに、ステータ32外周近傍の熱が主軸台3側に伝導す
るのを防止する。また、ベッド2の主軸台固定部21近
傍を外部の空気を循環させることにより、主軸台3側よ
りベッド2に伝導する熱を奪うようにベッド2の主軸台
固定部21を冷却するので、ベッド2の熱変位の発生を
も抑制する。
【0034】更に、主軸台3、主軸台固定部21は側面
視で垂直軸線に対して左右対称の熱対称形状となってい
るので、主軸27の中心の水平方向の変位は微少のもの
となる。すなわち、この実施状態のNC旋盤1のよう
に、水平方向に近い角度または水平方向をX軸方向とす
ると熱変位防止構造としてさらに好適となる。
【0035】[その他の実施の形態]前記実施の形態で
はNC旋盤に適用したものであったが、前記実施の形態
から理解されるように、ビルトインモータを備えた主軸
台であれば他の種類の工作機械であっても良い。また、
送風機は軸流式ファンで説明を行っているが、遠心式フ
ァン、ブロア等の送風機であってもよい。すなわち、主
軸台内の空気を外部に排出できるものであればよい。
【0036】更に、送風機は主軸台に直接固定しなくて
もよい。主軸台に一端側を取付けたダクト、ホース等の
他端側に設けてもよい。すなわち、排出された主軸台内
の空気が他の工作機械の部位にあたって工作機械に熱変
位を生じさせない位置に排出すればよい。
【0037】冷却の対象は、ビルトインモータのみであ
ったが、軸受部外周近傍に形成されるジャケット部等に
ファンによって循環する空気を通過させて軸受部外周を
冷却してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ベッドの側面から冷却用の空
気を取り入れるため主軸台に面しているベッドも冷却さ
れるので、ベッドと主軸台との間の温度勾配が少なくな
り、主軸の熱変位が少ない、また送風機を主軸台に設け
るだけの簡素な構造であり、主軸台の部分組付け時に一
体化が可能でランニングテストを行うことが容易であ
る、更にステータの外周に自然に空気を流すのみであり
空気の流れの制御も必要ない、等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明をNC旋盤に適用したときのN
C旋盤の側面図である。
【図2】図2は、図1の主軸台部分の平面図である。
【図3】図3は、図1のIII−III線で切断したときの主
軸台の断面図である。
【図4】図4は、図3のIV−IV線で切断したときの側面
図である。
【図5】図5は、NC旋盤をカバーしたときの主軸台の
側面図である。
【符号の説明】
1…NC旋盤 2…ベッド 3…主軸台 6…タレット刃物台 21…主軸台固定部 22…空気吸込口 23…連通口 25…主軸台本体 31…ロータ 32…ステータ 33…下面開口 36…上面開口 40…ファン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台であるベッドと、 このベッド上に搭載され主軸を備えた主軸台と、 前記ベッドの前記主軸台搭載位置の近傍に設けられ空気
    を吸い込むための空気吸込口と、 前記空気吸込口と連通して形成された第1空気通路と、 前記主軸を回転駆動するために前記主軸に設けられたロ
    ータと前記主軸台に設けられたステータとからなるビル
    トインモータと、 前記第1空気通路と連通し前記ビルトインモータの外周
    に形成された第2空気通路と、 前記主軸台に配置され前記第2空気通路から空気を主軸
    台外方に排出するための送風機とからなり、第2空気通
    路の空気を主軸台外方に排出することによって空気吸込
    口より周辺の空気を吸込みベッドおよび主軸台の冷却を
    行うビルトインモータ主軸台付工作機械。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記送風機はファンであることを特徴とするビルトイン
    モータ主軸台付工作機械。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記主軸台は前記ベッドに形成された主軸台固定部に搭
    載され、 前記主軸台および前記主軸台固定部は側面視で左右対称
    形に構成されていることを特徴とするビルトインモータ
    付工作機械。
  4. 【請求項4】請求項1から3の何れかの1項において、 前記空気吸込口は、前記ベッドまたは前記ベッドの主軸
    台固定部の側面に配置されていることを特徴とするビル
    トインモータ主軸台付工作機械。
  5. 【請求項5】請求項1から4の何れかの1項において、 前記第1空気通路は、前記主軸台の内壁と前記ステータ
    の外周部との間にのみ形成されていることを特徴とする
    ビルトインモータ主軸台付工作機械。
  6. 【請求項6】請求項1から5の何れか1項において、 前記送風機または前記ファンは、前記主軸台の最上部に
    配置されていることを特徴とするビルトインモータ主軸
    台付工作機械。
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Cited By (6)

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