JP2003009466A - 空冷式モータ - Google Patents

空冷式モータ

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JP2003009466A
JP2003009466A JP2001186172A JP2001186172A JP2003009466A JP 2003009466 A JP2003009466 A JP 2003009466A JP 2001186172 A JP2001186172 A JP 2001186172A JP 2001186172 A JP2001186172 A JP 2001186172A JP 2003009466 A JP2003009466 A JP 2003009466A
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motor
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forced
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Akihide Sato
明秀 佐藤
Takao Fujii
崇男 藤井
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ本体と強制冷却用ファンとの間の通風路
を取外すことなく、冷媒送給用の配管類を外部より簡単
に取付け、取外しができる、メンテナンスコストが安価
で、しかも構造が簡単な空冷式モータを提供することを
目的とする。 【解決手段】空冷式モータにおいて、モータハウジング
3の冷却孔5およびケーシング18の間に、冷却孔5に
連通するように設けた冷却風導入路22と、冷却風導入
路22に連通すると共に、モータ軸1の軸方向から見た
ときに密閉チャンバ10の外であって且つモータハウジ
ング3の周壁より小さい投影断面の一部を切り欠いた部
位に軸方向に向かって少なくとも一個所立設するように
形成した強制空冷用ファン19への流通を集中させる通
風ダクト21とを具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸に
用いられる空冷式モータの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の主軸に用いられる空冷
式モータは、図5のようななっている。図5は従来技術
を示す空冷式モータの側断面図である。1はモータ軸、
1aは貫通孔、2は負荷側ブラケット、3はモータハウ
ジング、4はステータコア、5は冷却孔、6はロータコ
ア、7は反負荷側ブラケット、8はハウジングベース、
9は水切フリンガ、10は密閉チャンバ、11はロータ
リージョイント、12は冷媒送給管、13はドレン配
管、14はドレン配管、15はディスタンスブロック、
16は配管用孔、17は配管用孔、18はケーシング、
19は強制冷却用ファン、20は冷却風、23、24は
軸受である。
【0003】空冷式モータは、積層鉄心からなるステー
タコア4と、ステータコア4と磁気的空隙を介して設け
られ、積層鉄心からなるロータコア6と、ロータコア6
を外周に固着したモータ軸1と、モータ軸1の先端を突
出させてステータコア4の先端部を密閉する負荷側ブラ
ケット2と、モータ軸1の後端部を突出させてステータ
コア4の後端部を密閉する反負荷側ブラケット7とで構
成され、モータ軸1は、負荷側ブラケット2、反負荷側
ブラケット7にそれぞれ内嵌された軸受23、24によ
って、回転自在に支持されている。ここで、該空冷式モ
ータはステータコア4と、負荷側ブラケット2と、反負
荷側ブラケット7とでモータハウジング3を構成するも
のであって、これらのモータハウジング3の軸方向に沿
って冷却孔5が穿設されている。なお、冷却孔5はモー
タハウジング3のうち、少なくともステータコア4と反
負荷側ブラケット7に設けるようにしても構わない。
【0004】また、モータ軸1の後端には、モータ軸に
穿説された貫通孔1aとクーラントあるいはエアー送給
用の冷媒送給管12との接続部を覆うようにして設けた
密閉チャンバ10が設けられている。密閉チャンバ10
の底部の中央部のモータ軸1の延長線上の位置には、ロ
ータリージョイント11の固定側部材を取り付けるため
の貫通孔が設けられ、ロータリージョイント11の固定
側部材が複数のボルト(不図示)によって固着される一
方、ロータリージョイント11の回転側部材は、モータ
軸1の貫通孔1aに螺合してモータ軸1の側に固着され
ている。ロータリージョイント11はその固定側部材と
回転側部材とによって構成される一種の管継手であり、
回転側部材は固定側部材に対して回転自在である。
【0005】そして、密閉チャンバ10の外側面には、
ロータリージョイント11の回転側部材と固定側部材と
の接続部からの液洩れを完全に防止するために、これら
の部分から洩れ出したクーラントを外部に排出するため
のドレイン配管13、14を設けている。それから、密
閉チャンバ10からハウジングベース8内へのクーラン
トの侵入、および、密閉チャンバ10から外部へのクー
ラントの流出は回転シール部材である水切りフリンガ9
によって遮られる。
【0006】ディスタンスブロック15は、反負荷側ブ
ラケット7の後端面の外周部に接続するようにして該反
負荷側ブラケット7に固設され、その全長は、ハウジン
グベース8、密閉チャンバ10およびロータリージョイ
ント11を反負荷側ブラケット7の後ろに収納すること
が可能な長さに定められている。それから、ディスタン
スブロック15の後端部にはケーシング18が形成さ
れ、該ケーシング18の内側には、ステーを介して強制
空冷用ファン19が設けられている。
【0007】このような構成において、冷媒送給管12
より送給されたクーラントあるいはエアーはロータリー
ジョイント11を経由してモータ軸1に設けられた貫通
孔1aを通って、機械側に送給される。一方、モータの
冷却風20について説明すると、まず、強制冷却用ファ
ンの回転によって、ディスタンスブロック15内の空気
が吸い出されて負圧となり、モータハウジング3の先端
側から空気が吸い込まれる。モータハウジング3の先端
側から吸い込まれた空気は、冷却孔5の内部をモータハ
ウジング3の後方に向かって通過してモータを冷却した
後、ディスタンスブロック15の内部を通ってケーシン
グ18内部の強制冷却用ファン19により排出される。
この際、モータの冷却風20はモータハウジング3の前
方から後方に流れるとき、モータの熱が奪われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、以下の問題があった。モータ軸1に設けたクーラン
ト送給用の貫通孔1aと冷媒送給管12を接続するため
のロータリージョイント11、それを覆うための密閉チ
ャンバ10が、モータ本体の後端にある強制冷却用ファ
ンへ19の通風路を構成するディスタンスブロック15
の内部にあるため、密閉チャンバ10、ロータリージョ
イント11あるいはドレイン配管13、14の取付、取
替えなどのメンテナンスを行う場合に、強制冷却ファン
19、ケーシング18およびディスタンスブロック15
を取外さなければならず作業性が悪いため、作業者の労
力や時間がかかっていた。このことは、作業のメンテナ
ンスに及ぼすコストの増大を招いていた。また、ディス
タンスブロック15はモータ本体から強制冷却用ファン
19への強制排気を行うための通風路を確保する上で必
要不可欠なため、ディスタンスブロック15に代替でき
るものが見当たらなかった。
【0009】したがって、モータ本体と強制冷却用ファ
ンへ19との間の通風路を確保したまま、強制冷却用フ
ァン19、ケーシング18およびディスタンスブロック
15などを取外すことなく、ロータリジョイント11お
よび配管類を外部より直接取付け、取外しができる空冷
式モータが望まれていた。
【0010】また、ディスタンスブロック15の周壁部
分には、密閉チャンバ10からのドレイン管13、14
および、ロータリージョイント11に接続する冷媒送給
管12などの配管類の通る配管用孔16および17を開
ける必要があり、構造が複雑であった。
【0011】さらに、ディスタンスブロック15がモー
タ本体の外径と同形であることから、例えば、ユーザか
ら、該空冷式モータを工作機械に取り付ける際の取付角
度、取付位置にフレキシビリティが要求された場合には
現状の構成では対応できず、また、冷却能力をより増大
させる要求があった場合には、ディスタンスブロック1
5において、該空冷式モータの冷却風の風量あるいは方
向を変えるための大きな空間が必要であり、現状の形状
では設計の自由度に限界があった。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、モータ本体と強制冷却用ファンへとの
間の通風路を取外すことなく、冷媒送給用の配管類を外
部より簡単に取付け、取外しができる、メンテナンスコ
ストが安価で、しかも構造が簡単な空冷式モータを提供
することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明は、積層鉄心からなるステータコ
アおよびブラケットの軸方向に沿って穿設された冷却孔
を有するモータハウジングと、前記ステータコアと磁気
的空隙を介して設けられた積層鉄心からなるロータコア
を外周に固着したモータ軸と、前記モータ軸に外部の冷
媒送給管からクーラントあるいはエアー等の冷媒を供給
するように軸方向に沿って穿説された貫通孔と、前記貫
通孔と前記冷媒送給管との接続部を覆うようにして設け
られた密閉チャンバと、前記モータハウジングの後方に
設けた強制空冷用ファンを覆うケーシングとを具備して
なる空冷式モータにおいて、前記モータハウジングの冷
却孔および前記ケーシングの間には、前記冷却孔に連通
するように設けた冷却風導入路と、前記冷却風導入路に
連通すると共に、前記モータ軸の軸方向から見たときに
前記密閉チャンバの外であって且つ前記モータハウジン
グの周壁より小さい投影断面の一部を切り欠いた部位に
軸方向に向かって少なくとも一個所立設するように形成
した前記強制空冷用ファンへの流通を集中させる通風ダ
クトと、を具備したものである。
【0014】また、請求項2の本発明は、請求項1に記
載の空冷式モータにおいて、前記冷却風導入路および前
記通風ダクトの取付位置を、前記冷却孔の取付位置に対
して、周方向に互いに所定の角度だけずらしたものであ
る。
【0015】また、請求項3の本発明は、請求項1また
は2に記載の空冷式モータにおいて、前記強制冷却用フ
ァンの取付軸を前記モータ軸の軸方向と直角になるよう
に設けたものである。
【0016】上記手段により、モータハウジングの冷却
孔の後端に、密閉チャンバを 収容することなく且つ密
閉チャンバとは別置構造であって、冷却風を集 中して
強制冷却用ファンに導く構造の通風ダクトを設けたの
で、ケーシ ング、強制冷却用ファンおよび通風ダクト
を取外すことなく、クーラン トあるいはエアーなどを
送給する冷媒送給官や配管類、密閉チャンバな どの取
付・取外しを直接行うことが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1は本発明の第1の実施例を示す空冷式モー
タの側断面図、図2は同空冷式モータの図1の矢視X−
Xに沿う正断面図、図3は同空冷式モータの図1の矢視
Y−Yに沿う正断面図である。本発明の構成要素が従来
技術と同じものについて同一符号を付してその説明を省
略し、異なるものについてのみ説明する。図において、
21は通風ダクト、22は冷却風導入路である。本発明
が従来と異なる点は、以下のとおりである。すなわち、
冷却孔5およびケーシング18の間には、モータハウジ
ング3の冷却孔5に連通するように設けた冷却風導入路
22と、冷却風導入路22に連通すると共に、モータ軸
1の軸方向から見たときに密閉チャンバ10の外であっ
て且つモータハウジング3の周壁より小さい投影断面の
一部を切り欠いた部位に軸方向に向かって少なくとも一
個所立設するように形成した強制空冷用ファン19への
流通を集中させる通風ダクト21と、を具備した点であ
る。また、冷却風導入路22および通風ダクト21の取
付位置を、冷却孔5の取付位置に対して、周方向に互い
に所定の角度だけずらしてある。
【0018】次に動作を説明する。このような構成で、
モータの冷却風20は強制冷却用ファン19の回転によ
って、通風ダクト21内の空気が吸い出されて負圧とな
り、モータハウジング3の先端側から空気が吸い込まれ
る。モータハウジング3の先端側から吸い込まれた空気
は、冷却孔5の内部をモータハウジング3の後方に向か
って通過してモータを冷却する。このモータの熱を奪っ
た空気は、冷却孔5の後端部から該冷却孔5の取付位置
に対して周方向にずれた位置に設けた4箇所の冷却風導
入路22に導かれ、さらに冷却風導入路22の取付位置
に対して周方向にずれた位置に設けた2箇所の通風ダク
ト21に導かれる。すなわち、モータの熱を奪った空気
は、冷却孔5の後端部に当たってこれにより流れの方向
を周方向に沿うように曲げられた後、図2に示す冷却風
導入路22に集められる。そして、冷却風導入路22に
集められた空気は、図3に示すように通風ダクト21を
勢いよく通ってケーシング18内部の強制冷却用ファン
19により排出される。
【0019】したがって、空冷式モータにおいて、モー
タハウジングの冷却孔5およびケーシング18の間に、
冷却孔5に連通するように設けた冷却風導入路22と、
冷却風導入路22に連通すると共に、モータ軸1の軸方
向から見たときに密閉チャンバ10の外であって且つモ
ータハウジング3の周壁より小さい投影断面の一部を切
り欠いた部位に軸方向に向かって少なくとも一個所立設
するように形成した強制空冷用ファン19への流通を集
中させる通風ダクト21と、を具備したので、通風ダク
ト21がモータハウジング3の周壁に対して一部分の断
面積で構成された特徴を生かし、モータ本体と強制冷却
用ファンへ19との間の通風路を確保したまま、強制冷
却ファン19、ケーシング18および通風ダクト21を
取外すことなく、しかもモータハウジング3とケーシン
グ18との空いた空間において、外部より密閉チャンバ
10、ロータリジョイント11および配管類を直接取付
け、取外しをすることがができる。
【0020】また、通風ダクト21が密閉チャンバ10
を覆うような形状を構成していないので、従来のように
ドレイン管13、14および、ロータリージョイント1
1に接続する冷媒送給管12などの配管類の通る配管用
孔を設ける必要がなくなり、構造が簡単になる。
【0021】また、冷却風導入路22および通風ダクト
21の取付位置を、冷却孔5の取付位置に対して、周方
向に互いに所定の角度だけずらしたので、該空冷式モー
タの冷却風の風量あるいは方向を変えることができると
ともに、冷却能力をより増大させる要求があった場合に
効果があり、設計の自由度を向上させることができる。
【0022】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図4は本発明の第2の実施例を示す空冷式モータの側断
面図である。すなわち、本発明の第2の実施例が第1の
実施例と異なる点は、強制冷却用ファン19の取付軸を
モータ軸1の軸方向と直角になるように設けた点であ
る。
【0023】このような構成にすると、強制冷却用ファ
ン19の取付軸の変更により、ケーシングノ外形をモー
タハウジング3の外形よりも小さく構成できると共に、
容易にケーシング18、強制冷却用ファン19の取付位
置、取付角度を自由に変えることができる。その結果、
例えば、ユーザから、該空冷式モータを工作機械に取り
付ける際の取付角度、取付位置にフレキシビリティが要
求された場合には効果を発揮することができる。
【0024】また、モータハウジング3の冷却孔5を通
った冷却風20の流れの向きを通風ダクト21により9
0度変更することができるため、例えば、モータ本体の
後端に位置する機械側に温度の高い冷却風が当たらない
ようにすることができ、機械の温度上昇を抑え熱変位を
低減することができる。
【0025】なお、実施例ではモータハウジンング3の
先端側(負荷側ブラケット2側)から空気を吸い込んで
モータハウジング3の後端側(反負荷側ブラケット7
側)に排気する場合について示したが、このような構成
に替えて、モータハウジング3の後端側から空気を吸い
込んでモータハウジンング3の先端側に排気する場合に
は、図1、図4において、強制空冷用ファン19の取り
付け方向を反転させればよい。このようにすると、強制
空冷用ファン19の回転により外部の空気が通風ダクト
21内に吸い込まれ、この空気が冷却孔5をモータハウ
ジング3の後方から前方に流れてモータの熱を奪うこと
になる。したがって、強制空冷用ファン19の取り付け
方向の変更により、モータハウジング3の前方から後方
へ、または、後方から前方に向けて、いずれの方向にも
送風が可能である。また、通風ダクトの数は、その数に
限定されることなく、複数箇所設けることが可能なこと
は、言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1の実施
例によれば、空冷式モータにおいて、モータハウジング
の冷却孔およびケーシングの間に、冷却孔に連通するよ
うに設けた冷却風導入路と、冷却風導入路に連通すると
共に、モータ軸の軸方向から見たときに密閉チャンバの
外であって且つモータハウジングの周壁より小さい投影
断面の一部を切り欠いた部位に軸方向に向かって少なく
とも一個所立設するように形成した強制空冷用ファンへ
の流通を集中させる通風ダクトとを具備したので、通風
ダクトがモータハウジングの周壁に対して一部分の断面
積で構成された特徴を生かし、モータ本体と強制冷却用
ファンへとの間の通風路を確保したまま、強制冷却ファ
ン、ケーシングおよび通風ダクトを取外すことなく、し
かもモータハウジングとケーシングとの空いた空間にお
いて、外部より密閉チャンバ、ロータリジョイントおよ
び配管類を直接取付け、取外しをすることがができる。
また、通風ダクトが密閉チャンバを覆うような形状をし
ていないので、従来のようにドレイン管および、ロータ
リージョイントに接続する冷媒送給管などの配管類の通
る配管用孔を設ける必要がなく、構造が簡単になる。ま
た、冷却風導入路および通風ダクトの取付位置を、冷却
孔の取付位置に対して、周方向に互いに所定の角度だけ
ずらしたので、該空冷式モータの冷却風の風量あるいは
方向を変えることができるとともに、冷却能力をより増
大させる要求があった場合に効果があり、設計の自由度
を向上させることができる。また、本発明の第2の実施
例によれば、強制冷却用ファンの取付軸の変更により、
ケーシングの外形をモータハウジングの外形よりも小さ
く構成でき、容易にケーシング、強制冷却用ファンの取
付位置、取付角度を自由に変えることができる。その結
果、例えば、ユーザから、該空冷式モータを工作機械に
取り付ける際の取付角度、取付位置にフレキシビリティ
が要求された場合には効果を発揮することができる。ま
た、モータハウジングの冷却孔を通った冷却風の流れの
向きを90度変更することができるため、例えば、モー
タ本体の後端に位置する機械側に温度の高い冷却風が当
たらないようにすることができ、機械の温度上昇を抑え
熱変位を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す空冷式モータの側
断面図である。
【図2】同空冷式モータの図1の矢視X−Xに沿う正断
面図である。
【図3】同空冷式モータの図1の矢視Y−Yに沿う正断
面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す空冷式モータの側
断面図である。
【図5】従来技術を示す空冷式モータの側断面図であ
る。
【符号の説明】
1:モータ軸 1a:貫通孔 2:負荷側ブラケット 3:モータハウジング 4:ステータコア 5:冷却孔 6:ロータコア 7:反負荷側ブラケット 8:ハウジングベース 9:水切フリンガ 10:密閉チャンバ 11:ロータリージョイント 12:冷媒送給管 13:ドレン配管 14:ドレン配管 15:ディスタンスブロック) ロータリーシ゛ョイント 16:配管用孔 17:配管用孔 18:ケーシング 19:強制冷却用ファン 20:冷却風 21:通風ダクト 22:冷却風導入路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層鉄心からなるステータコアおよびブ
    ラケットの軸方向に沿って穿設された冷却孔を有するモ
    ータハウジングと、 前記ステータコアと磁気的空隙を介して設けられた積層
    鉄心からなるロータコアを外周に固着したモータ軸と、 前記モータ軸に外部の冷媒送給管からクーラントあるい
    はエアー等の冷媒を供給するように軸方向に沿って穿説
    された貫通孔と、 前記貫通孔と前記冷媒送給管との接続部を覆うようにし
    て設けられた密閉チャンバと、 前記モータハウジングの後方に設けた強制空冷用ファン
    を覆うケーシングとを具備してなる空冷式モータにおい
    て、 前記モータハウジングの冷却孔および前記ケーシングの
    間には、前記冷却孔に連通するように設けた冷却風導入
    路と、 前記冷却風導入路に連通すると共に、前記モータ軸の軸
    方向から見たときに前記密閉チャンバの外であって且つ
    前記モータハウジングの周壁より小さい投影断面の一部
    を切り欠いた部位に軸方向に向かって少なくとも一個所
    立設するように形成した前記強制空冷用ファンへの流通
    を集中させる通風ダクトと、 を具備したことを特徴とする空冷式モータ。
  2. 【請求項2】 前記冷却風導入路および前記通風ダクト
    の取付位置を、前記冷却孔の取付位置に対して、周方向
    に互いに所定の角度だけずらしたことを特徴とする請求
    項1に記載の空冷式モータ。
  3. 【請求項3】 前記強制冷却用ファンの取付軸を前記モ
    ータ軸の軸方向と直角になるように設けたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の空冷式モータ。
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