JP2007015082A - モータビルトイン型主軸装置の冷却装置 - Google Patents

モータビルトイン型主軸装置の冷却装置 Download PDF

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JP2007015082A
JP2007015082A JP2005201097A JP2005201097A JP2007015082A JP 2007015082 A JP2007015082 A JP 2007015082A JP 2005201097 A JP2005201097 A JP 2005201097A JP 2005201097 A JP2005201097 A JP 2005201097A JP 2007015082 A JP2007015082 A JP 2007015082A
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Shigeharu Shirai
重治 白井
Takeshi Tanaka
武 田中
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Shinx Ltd
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Abstract


【課題】 簡単な構造で主軸廻りを冷却することができ、工具位置の熱変位を減少して加工精度への悪影響を削減すること。
【解決手段】 主軸4にロータ7を、ハウジング1にステータ4を取りつけ、前記主軸4をハウジング1内の第1のベアリング5と第2のベアリング6によって支承すると共に、上記第1のベアリング5に近い主軸端部に切削工具10を備えるようにしたモータビルトイン型主軸装置において、前記第1のベアリング5に近いハウジング1に外覆筒20を設け、これに空気流通孔aを形成する。この空気流通孔aの一端に圧力空気の流入口21を、他端に圧力空気の吐出口22を設ける。また前記ハウジング1内にして第1のベアリングに近い主軸4部に排気羽根車30を取りつけ、ハウジング1の一端に空気の吸込口32を他端に空気の排出口34を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、主軸廻りを冷却することによって工具位置の熱変位を減少し、もって加工精度への悪影響を削減したモータビルトイン型主軸装置の冷却装置に関するものである。
工作機械などにおいて使用される主軸装置として、主軸にロータを、ハウジングにステータを備えたモータビルトイン型主軸装置が知られている。
このようなモータビルトイン型主軸装置では、モータによる発熱が大きく、このために主軸およびハウジングが熱変形し、必要悪としての工具位置の熱変位を生ずる。この熱変位による加工精度への悪影響を抑制するために、従来より種々の冷却装置が提案されている。
一般的に行われている通風ファンによるものでは、ハウジングの周囲は冷却されるものの主軸の冷却は不十分であり、工具位置の熱変位を抑えることができないという問題点がある。
また主軸の外周にオイルジャケットを設け、オイルクーラーで冷却した油を循環して熱変位を阻止したものが特開平9−280257の発明に開示される。しかしながらこの冷却装置は、油の冷却機器が高価であるばかりでなくオイルジャケットの加工、組み立てが面倒であり、部品点数も多いところからコストの大幅高騰を招くという問題点があった。
特開平9−280257
本発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で主軸廻りを冷却することができ、工具位置の熱変位を減少して加工精度への悪影響を削減することができるモータビルトイン型主軸装置装置の冷却装置を提供することにある。
課題の解決手段として、本発明に係るモータビルトイン型主軸装置の冷却装置は、主軸にロータを、ハウジングにステータを取りつけ、前記主軸をハウジング内の第1のベアリングと第2のベアリングによって支承すると共に、上記第1のベアリングに近い主軸端部に切削工具を備えるようにしたモータビルトイン型主軸装置において、前記第1のベアリングに近いハウジングに空気流通孔を設け、一端に圧力空気の流入口を、他端に圧力空気の吐出口を設け、また前記ハウジング内にして第1のベアリングに近い主軸部に排気羽根車を取りつけ、ハウジングの一端に空気の吸込口を他端に空気の排出口を設けたことを最も大きな特徴としている。
本発明に係るモータビルトイン型主軸装置の冷却装置は、空気流通孔に圧力空気を通すことによって、第1のベアリングで発生した熱をハウジングを介して外方へ放出することができる。またステータからハウジングに伝わる熱を外方へ放出することができる。さらにハウジング内の空気を排気羽根車で外方に排気することによって、いわゆるモータからの熱およびベアリングからの熱を外方へ排出することができる。そして、これらの協働作用によって主軸廻りを効果的に冷却することができる。
簡単な構造で主軸装置の冷却を十分な形で行うことができるようにするという目的を、以下の構成によって合理的に達成した。
図1は、この発明に係るモータビルトイン型主軸装置の冷却装置の一実施例を示す縦断正面図、図2は同じく要部の拡大断面図にして、1は二段円筒状のハウジング このハウジング1は、大径の第1ハウジング1aとこれに続く小径の第2ハウジング1bによって構成する。2は第1ハウジング1aの上端部に固定した上部フランジ 3は第2ハウジング1bの下端部に固定した下部フランジ 4は下部を第2ハウジング1b内の第1のベアリング5に、上部を上部フランジ2の第2のベアリング6によってそれぞれ支承した主軸である。
Aは主軸4に固定したロータ7と第1ハウジング1aに固定したステータ8によって構成したモータ 10は主軸4の下端部にホルダ11およびチャツク12を介して取りつけた切削工具 この切削工具10などの着脱手段は周知のものであるため、詳細な説明は省略する。
20は第2ハウジング1bを囲繞するようにして緊密に嵌合した放熱性金属からなる外覆筒 19は第2ハウジング1bの外周面に開放するようにして外覆筒20に設けたスパイラル状の凹溝 この凹溝19は、第2ハウジング1bの外周面によって閉塞され、一連の空気流通孔aを形成する。21は空気流通孔aの一端に設けた圧力空気の流入口 22は他端に設けた圧力空気の吐出口である。
30は第1のベアリング5とロータ7の中間位置にして主軸4に取りつけたスパイラル翼式の排気羽根車 この排気羽根車30は、第2ハウジング1b内に収容されており、ハウジング1内における下方域の空気を上方域へ移動する。31はハウジング1の下方域と外方を連通する空気の流入路 32は流入路31の端部に設けた吸込口 33はハウジング1の上方域と外方を連通する空気の流出路 34は流出路31の端部に設けた排出口ある。
40は適宜の間隔を隔てて第1ハウジング1aの外周部に設けた囲繞筒 41は囲繞筒40の上端部に設けた排気ファンである。
一実施例に係るモータビルトイン型主軸装置の冷却装置は上記のような構成であり、次のように作用する。
モータAによって主軸4を回転駆動すると、これに伴って排気羽根車30が回転する。排気羽根車30は、第1のベアリング5から発生する熱を下方域の空気と共に上方域に流通し、これをハウジング1の外方に排出する。またモータAによって発生する熱の下方域への流入を阻止し、これを外方へ排出する。このため、主軸4への熱伝達を効果的に抑制することができる。
また空気流通孔aに圧力空気を流すと、第2ハウジング1bを冷却することができる。この第2ハウジング1bにはモータAの熱が伝達されており、この熱を放出することができる。また第1のベアリング5の熱も伝達されるが、同様にして放出することができる。このため、主軸4への熱伝達を効果的に抑制することができる。
しかして、以上のような簡単な構成でローコストに主軸廻りを冷却して工具位置の熱変位を抑制し、加工精度への悪影響を削減することができる。
本発明に係るモータビルトイン型主軸装置の冷却装置の一実施例を示す縦断正面図である。 同じく、要部の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a 第1ハウジング
1b 第2ハウジング
4 主軸
5 第1のベアリング
6 第2のベアリング
A モータ
7 ロータ
8 ステータ
10 切削工具
20 外覆筒
19 凹溝
a 空気流通孔
21 流入口
22 吐出口
30 排気羽根車
31 流入路
32 吸込口
33 流出路
34 排出口

Claims (1)

  1. 主軸にロータを、ハウジングにステータを取りつけ、前記主軸をハウジング内の第1のベアリングと第2のベアリングによって支承すると共に、上記第1のベアリングに近い主軸端部に切削工具を備えるようにしたモータビルトイン型主軸装置において、前記第1のベアリングに近いハウジングに空気流通孔を設け、一端に圧力空気の流入口を、他端に圧力空気の吐出口を設け、また前記ハウジング内にして第1のベアリングに近い主軸部に排気羽根車を取りつけ、ハウジングの一端に空気の吸込口を他端に空気の排出口を設けたことを特徴とするモータビルトイン型主軸装置の冷却装置。
JP2005201097A 2005-07-11 2005-07-11 モータビルトイン型主軸装置の冷却装置 Pending JP2007015082A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101474563B1 (ko) * 2007-12-28 2014-12-19 두산인프라코어 주식회사 공작기계의 스핀들장치
KR101824632B1 (ko) * 2017-08-10 2018-02-01 용원기계공업(주) 임팩트 크라셔 구동부용 냉각장치

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