JPH05344594A - 録音再生機能付き音響信号処理装置 - Google Patents
録音再生機能付き音響信号処理装置Info
- Publication number
- JPH05344594A JPH05344594A JP14540092A JP14540092A JPH05344594A JP H05344594 A JPH05344594 A JP H05344594A JP 14540092 A JP14540092 A JP 14540092A JP 14540092 A JP14540092 A JP 14540092A JP H05344594 A JPH05344594 A JP H05344594A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ディジタル信号処理により記憶された音響信号
の再生処理を行う録音再生機能付き音響信号処理装置に
おいて、通常処理用の複数のパラメータ群5a〜5d,
再生時用の複数のパラメータ群7a〜7dとを記憶する
データメモリ57,メモリ57及びディジタルシグナル
プロセッサ8に使用するパラメータを指示する情報選択
回路1,パラメータ群をディジタルシグナルプロセッサ
8に転送するデータ転送制御回路6,転送指示回路2、
及び再生指示回路4を有し、通常処理用のパラメータ群
の選択はデータ転送指示時に、また、再生時用のパラメ
ータ群の選択は再生指示時に行う。 【効果】部品数を削減でき装置重量の軽減がはかれる。
の再生処理を行う録音再生機能付き音響信号処理装置に
おいて、通常処理用の複数のパラメータ群5a〜5d,
再生時用の複数のパラメータ群7a〜7dとを記憶する
データメモリ57,メモリ57及びディジタルシグナル
プロセッサ8に使用するパラメータを指示する情報選択
回路1,パラメータ群をディジタルシグナルプロセッサ
8に転送するデータ転送制御回路6,転送指示回路2、
及び再生指示回路4を有し、通常処理用のパラメータ群
の選択はデータ転送指示時に、また、再生時用のパラメ
ータ群の選択は再生指示時に行う。 【効果】部品数を削減でき装置重量の軽減がはかれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル補聴器,電
話、あるいは録音器等に好適な録音再生機能付き音響信
号処理装置に関する。
話、あるいは録音器等に好適な録音再生機能付き音響信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図5を用いて簡単
に説明する。音響信号入力は、A/D変換器10を介し
てディジタル信号に変換され、ディジタルシグナルプロ
セッサ8で周波数特性や、あるいは時間特性の加工処理
が施された後、D/A変換器11を介してアナログ出力
される一方、メモリ9に随時書き込み録音される。ユー
ザが再生指示回路4で再生命令をディジタルシグナルプ
ロセッサ8に送ると、ディジタルシグナルプロセッサ8
はメモリ9から録音信号を読み出し、周波数特性や、あ
るいは時間特性の加工処理を行い上述と同様にD/A変
換器11を介してアナログ出力する。
に説明する。音響信号入力は、A/D変換器10を介し
てディジタル信号に変換され、ディジタルシグナルプロ
セッサ8で周波数特性や、あるいは時間特性の加工処理
が施された後、D/A変換器11を介してアナログ出力
される一方、メモリ9に随時書き込み録音される。ユー
ザが再生指示回路4で再生命令をディジタルシグナルプ
ロセッサ8に送ると、ディジタルシグナルプロセッサ8
はメモリ9から録音信号を読み出し、周波数特性や、あ
るいは時間特性の加工処理を行い上述と同様にD/A変
換器11を介してアナログ出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、部品
数の削減について考慮されておらず、装置重量の軽減や
小型化が困難であるという問題があった。
数の削減について考慮されておらず、装置重量の軽減や
小型化が困難であるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、装置重量の軽減や小型
化,低コスト化を可能としたディジタル補聴器,電話、
あるいは録音器等に好適な録音再生機能付き音響信号処
理装置を提供することにある。
化,低コスト化を可能としたディジタル補聴器,電話、
あるいは録音器等に好適な録音再生機能付き音響信号処
理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ディジタル信号処理により記憶された音
響信号の再生処理を行う録音再生機能付き音響信号処理
装置において、通常処理用の複数のパラメータ群、再生
時用の複数のパラメータ群とを記憶する記憶手段,記憶
手段及びディジタルシグナルプロセッサに接続されて転
送すべきパラメータ群を指示する情報選択手段,パラメ
ータ群をディジタルシグナルプロセッサに転送するデー
タ転送制御手段,転送指示手段、及び再生指示手段を有
して、通常処理用のパラメータ群の選択はデータ転送指
示時に、また再生時用のパラメータ群の選択は再生指示
時に行う。
め、本発明は、ディジタル信号処理により記憶された音
響信号の再生処理を行う録音再生機能付き音響信号処理
装置において、通常処理用の複数のパラメータ群、再生
時用の複数のパラメータ群とを記憶する記憶手段,記憶
手段及びディジタルシグナルプロセッサに接続されて転
送すべきパラメータ群を指示する情報選択手段,パラメ
ータ群をディジタルシグナルプロセッサに転送するデー
タ転送制御手段,転送指示手段、及び再生指示手段を有
して、通常処理用のパラメータ群の選択はデータ転送指
示時に、また再生時用のパラメータ群の選択は再生指示
時に行う。
【0006】
【作用】通常処理に際して、記憶手段は転送すべきパラ
メータ群の情報を情報選択手段から受け取り、通常処理
に使用する複数のパラメータ群より一ケのパラメータ群
を選択する。転送制御手段は、該記憶手段で選択された
一ケのパラメータ群をディジタルシグナルプロセッサの
処理実行部に送り、かつ、再生処理にのみ使用する複数
のパラメータ群を一まとめにしてディジタルシグナルプ
ロセッサのデータ記憶部に転送する。再生処理時には、
再生指示が発せられた時に設定されている情報選択手段
の情報をもとに、ディジタルシグナルプロセッサのデー
タ記憶部に転送されるパラメータ群の中から一ケのパラ
メータ群が選択されて処理実行部に送られる。
メータ群の情報を情報選択手段から受け取り、通常処理
に使用する複数のパラメータ群より一ケのパラメータ群
を選択する。転送制御手段は、該記憶手段で選択された
一ケのパラメータ群をディジタルシグナルプロセッサの
処理実行部に送り、かつ、再生処理にのみ使用する複数
のパラメータ群を一まとめにしてディジタルシグナルプ
ロセッサのデータ記憶部に転送する。再生処理時には、
再生指示が発せられた時に設定されている情報選択手段
の情報をもとに、ディジタルシグナルプロセッサのデー
タ記憶部に転送されるパラメータ群の中から一ケのパラ
メータ群が選択されて処理実行部に送られる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である録音再生機
能付き音響信号処理装置の基本構成を示す。また、図2
は図1のパラメータ転送のフローチャート例を示す。ま
ず、装置の立ち上げに際しては、通常の信号加工処理の
部分がなく転送指示回路2からデータ転送指示が入力さ
れるまで待ち状態となる。データ転送の指示が発生する
と、通常処理に必要なパラメータ群の情報を情報選択回
路1より入手して、パラメータ群5a〜5dの中から情
報に対応したパラメータ群、例えば、5dを一つ選択す
る。選択されたパラメータ群5dは、データ転送制御回
路6を介してディジタルシグナルプロセッサ8の処理プ
ログラムに転送される。また、同時に再生処理にのみ使
用するパラメータ群7a〜7dの全てが一括してディジ
タルシグナルプロセッサ8のデータバッファ(内部メモ
リ)に転送される。以下、パラメータ群5dを用いて通
常の信号加工処理が行われる。
能付き音響信号処理装置の基本構成を示す。また、図2
は図1のパラメータ転送のフローチャート例を示す。ま
ず、装置の立ち上げに際しては、通常の信号加工処理の
部分がなく転送指示回路2からデータ転送指示が入力さ
れるまで待ち状態となる。データ転送の指示が発生する
と、通常処理に必要なパラメータ群の情報を情報選択回
路1より入手して、パラメータ群5a〜5dの中から情
報に対応したパラメータ群、例えば、5dを一つ選択す
る。選択されたパラメータ群5dは、データ転送制御回
路6を介してディジタルシグナルプロセッサ8の処理プ
ログラムに転送される。また、同時に再生処理にのみ使
用するパラメータ群7a〜7dの全てが一括してディジ
タルシグナルプロセッサ8のデータバッファ(内部メモ
リ)に転送される。以下、パラメータ群5dを用いて通
常の信号加工処理が行われる。
【0008】通常の信号加工処理では、環境の変化に伴
うフィルタ特性やフィルタ数等の変更のため、転送指示
回路2よりデータ転送の指示が発生するまで、ディジタ
ルシグナルプロセッサ8で周波数特性や時間特性の信号
加工処理を行う。データ転送指示が発生すると、装置の
立ち上げの際と同様に、処理に必要なパラメータ群の選
択や転送が行われる。再生指示回路4より再生指示が発
生すると、ディジタルシグナルプロセッサ8は情報選択
回路1より選択すべきパラメータ群の情報を入手して、
ディジタルシグナルプロセッサ8のデータバッファに記
憶されているパラメータ群7a〜7dの中から情報に対
応した一組のパラメータ、例えば、7aを一つ選択す
る。選択されたパラメータ群7aは、再生処理プログラ
ムに転送される。これに伴いメモリ9から音響信号が読
み出されてパラメータ群5d及び7aを用いて周波数特
性や時間特性の信号加工処理を行い、再生出力する。再
生処理が終了するまで、音響信号の読み出し〜再生出力
までの処理ループを巡回する。再生処理が終了すると、
通常の信号加工処理に復帰する。
うフィルタ特性やフィルタ数等の変更のため、転送指示
回路2よりデータ転送の指示が発生するまで、ディジタ
ルシグナルプロセッサ8で周波数特性や時間特性の信号
加工処理を行う。データ転送指示が発生すると、装置の
立ち上げの際と同様に、処理に必要なパラメータ群の選
択や転送が行われる。再生指示回路4より再生指示が発
生すると、ディジタルシグナルプロセッサ8は情報選択
回路1より選択すべきパラメータ群の情報を入手して、
ディジタルシグナルプロセッサ8のデータバッファに記
憶されているパラメータ群7a〜7dの中から情報に対
応した一組のパラメータ、例えば、7aを一つ選択す
る。選択されたパラメータ群7aは、再生処理プログラ
ムに転送される。これに伴いメモリ9から音響信号が読
み出されてパラメータ群5d及び7aを用いて周波数特
性や時間特性の信号加工処理を行い、再生出力する。再
生処理が終了するまで、音響信号の読み出し〜再生出力
までの処理ループを巡回する。再生処理が終了すると、
通常の信号加工処理に復帰する。
【0009】このように、パラメータ群の選択をデータ
転送指示時と再生指示時の2回に分けて行うことによ
り、情報選択回路1を両方のパラメータ選択に用いるこ
とができるので回路数(スイッチ数)を削減することが
できる。
転送指示時と再生指示時の2回に分けて行うことによ
り、情報選択回路1を両方のパラメータ選択に用いるこ
とができるので回路数(スイッチ数)を削減することが
できる。
【0010】なお、通常処理に使用するパラメータ群の
変更が頻繁に行われないような場合、データメモリ57
を装置本体に対して着脱可能な構成にしておけば、パラ
メータ群5a〜5dからのパラメータ選択が終了した
後、データメモリ57を装置本体からはずすことにより
装置重量の軽減や小型化をはかることができる。
変更が頻繁に行われないような場合、データメモリ57
を装置本体に対して着脱可能な構成にしておけば、パラ
メータ群5a〜5dからのパラメータ選択が終了した
後、データメモリ57を装置本体からはずすことにより
装置重量の軽減や小型化をはかることができる。
【0011】なお、以上の説明では入出力を1チャンネ
ルの系として行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、2チャンネルあるいはそれ以上のチャンネル
数であってもよい。
ルの系として行ったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、2チャンネルあるいはそれ以上のチャンネル
数であってもよい。
【0012】図1の情報選択回路1は、スイッチ1a及
び1bの二つのスイッチによって構成されており、2ビ
ット分の情報しか各回路に送ることができない。情報量
を増やすためには、情報選択回路1を構成するスイッチ
の数を増やす必要がある。
び1bの二つのスイッチによって構成されており、2ビ
ット分の情報しか各回路に送ることができない。情報量
を増やすためには、情報選択回路1を構成するスイッチ
の数を増やす必要がある。
【0013】図3は、スイッチ数を増やすこと無く情報
量を増やすための情報選択回路の一実施例である。本実
施例では、スイッチ12をカウンタ13のクロック入力
端子に接続し、スイッチ12のオン/オフ動作を1クロ
ックとしてカウンタ13をカウントアップする。カウン
タ13の出力k〜nは、データ転送制御回路6に入力さ
れており、各出力k〜nの値に対応した1ケのパラメー
タ群がデータメモリ57から読み出されて、パラメータ
群7a〜7dと共にディジタルシグナルプロセッサ8に
転送されることになる。
量を増やすための情報選択回路の一実施例である。本実
施例では、スイッチ12をカウンタ13のクロック入力
端子に接続し、スイッチ12のオン/オフ動作を1クロ
ックとしてカウンタ13をカウントアップする。カウン
タ13の出力k〜nは、データ転送制御回路6に入力さ
れており、各出力k〜nの値に対応した1ケのパラメー
タ群がデータメモリ57から読み出されて、パラメータ
群7a〜7dと共にディジタルシグナルプロセッサ8に
転送されることになる。
【0014】図4は、図3のカウント動作例である。転
送指示回路2からデータ転送制御回路6に転送指示が発
せられた時刻をpとすると、時刻pから時間τの間、デ
ータ転送制御回路6はデータ転送を行わず、転送すべき
パラメータを選択する期間とする。この時間τの間に、
スイッチ12のオン/オフ動作が仮に5回行われたとす
ると、カウンタ13の出力は0から順にカウントアップ
して出力値5で動作を停止する。すなわち、カウンタ1
3の出力k〜nは、上位ビットのnから順に0,1,
0,1となる。時刻pより時間τ経過した後、この情報
に従いデータ転送制御回路6を介してデータメモリ57
よりパラメータ群が読み出される。
送指示回路2からデータ転送制御回路6に転送指示が発
せられた時刻をpとすると、時刻pから時間τの間、デ
ータ転送制御回路6はデータ転送を行わず、転送すべき
パラメータを選択する期間とする。この時間τの間に、
スイッチ12のオン/オフ動作が仮に5回行われたとす
ると、カウンタ13の出力は0から順にカウントアップ
して出力値5で動作を停止する。すなわち、カウンタ1
3の出力k〜nは、上位ビットのnから順に0,1,
0,1となる。時刻pより時間τ経過した後、この情報
に従いデータ転送制御回路6を介してデータメモリ57
よりパラメータ群が読み出される。
【0015】なお、上述の実施例では、カウンタ13の
出力を4ビットとして説明を行ったが、本実施例の構成
によれば、カウンタ13の出力のビット数が多い方が選
択できるパラメータ群の種類に対する回路規模の効率が
よく、8ビット、あるいはそれ以上であっても良い。
出力を4ビットとして説明を行ったが、本実施例の構成
によれば、カウンタ13の出力のビット数が多い方が選
択できるパラメータ群の種類に対する回路規模の効率が
よく、8ビット、あるいはそれ以上であっても良い。
【0016】図6は、ディジタルシグナルプロセッサ8
で行う信号処理の一例で、周波数特性加工の一実施例を
示す。ディジタルシグナルプロセッサ8に入力された音
響信号は、バンドパスフィルタ18で四つの帯域に分割
される。各帯域の信号は、アンプ19により適宜増幅処
理が行われた後、リミッタ20を介して加算器21から
加算出力される。リミッタ20は、加算出力が聞き手の
可聴限界の音圧レベルを越えないように、あるいは、D
/A変換器等のダイナミックレンジを越えないように制
限するものである。これにより、任意の帯域の信号を入
力信号に比較して強調することができるので、聞き手に
適した音響信号を提供することができる。
で行う信号処理の一例で、周波数特性加工の一実施例を
示す。ディジタルシグナルプロセッサ8に入力された音
響信号は、バンドパスフィルタ18で四つの帯域に分割
される。各帯域の信号は、アンプ19により適宜増幅処
理が行われた後、リミッタ20を介して加算器21から
加算出力される。リミッタ20は、加算出力が聞き手の
可聴限界の音圧レベルを越えないように、あるいは、D
/A変換器等のダイナミックレンジを越えないように制
限するものである。これにより、任意の帯域の信号を入
力信号に比較して強調することができるので、聞き手に
適した音響信号を提供することができる。
【0017】なお、周波数特性の加工処理は上述の帯域
数及び帯域分割方式によるものだけでなく、FFT処理
等により周波数空間に信号を展開して加工するものであ
ってもよい。
数及び帯域分割方式によるものだけでなく、FFT処理
等により周波数空間に信号を展開して加工するものであ
ってもよい。
【0018】図7は、ディジタルシグナルプロセッサ8
で行う信号処理の一例で、時間特性加工の一実施例を示
す。ディジタルシグナルプロセッサ8に、例えば、
『あ』と『め』の間に時間t0の無音区間が存在するよ
うな『あめ』という音声が入力された場合、無音区間を
a(任意の定数)倍して『あ』と『め』の間が時間a×
t0となるような音声を出力する無音区間の延長処理を
行う。
で行う信号処理の一例で、時間特性加工の一実施例を示
す。ディジタルシグナルプロセッサ8に、例えば、
『あ』と『め』の間に時間t0の無音区間が存在するよ
うな『あめ』という音声が入力された場合、無音区間を
a(任意の定数)倍して『あ』と『め』の間が時間a×
t0となるような音声を出力する無音区間の延長処理を
行う。
【0019】なお、時間特性の加工処理は上述の無音区
間の延長によるものばかりでなく、タイムドメインハー
モニックスケール処理、単純に時間軸をa倍や1/a倍
するような処理、あるいは母音と子音を判別して母音の
時間軸をa倍あるいは1/a倍するような時間軸の伸長
処理によってもよい。
間の延長によるものばかりでなく、タイムドメインハー
モニックスケール処理、単純に時間軸をa倍や1/a倍
するような処理、あるいは母音と子音を判別して母音の
時間軸をa倍あるいは1/a倍するような時間軸の伸長
処理によってもよい。
【0020】なお、ディジタルシグナルプロセッサ8の
処理は、上述の周波数特性と時間特性の加工を組合せ、
周波数特性の加工を行ったものに対して時間特性の加工
を行う。あるいは、時間特性の加工を行ったものに対し
て周波数特性の加工を行うものであってもよい。
処理は、上述の周波数特性と時間特性の加工を組合せ、
周波数特性の加工を行ったものに対して時間特性の加工
を行う。あるいは、時間特性の加工を行ったものに対し
て周波数特性の加工を行うものであってもよい。
【0021】図6及び図7に示すような加工処理に必要
なパラメータ群は、装置の立ち上げ時、環境が変化した
時、あるいは特性を変更したい場合に、ユーザが転送指
示回路2からデータ転送制御回路6に命令を発し、これ
によってデータメモリ5及び7からディジタルシグナル
プロセッサ8に転送される。ここで、データメモリ5に
は、通常処理に使用するパラメータ群5a〜5dが記憶
されている。また、データメモリ7には、再生処理にの
み使用するパラメータ群7a〜7dが記憶されている。
メモリ5及び7には、各々情報選択回路1と3が接続さ
れており、この回路の指示に従い各四つのパラメータ群
から一つのパラメータ群が選択されてディジタルシグナ
ルプロセッサ8に転送される。
なパラメータ群は、装置の立ち上げ時、環境が変化した
時、あるいは特性を変更したい場合に、ユーザが転送指
示回路2からデータ転送制御回路6に命令を発し、これ
によってデータメモリ5及び7からディジタルシグナル
プロセッサ8に転送される。ここで、データメモリ5に
は、通常処理に使用するパラメータ群5a〜5dが記憶
されている。また、データメモリ7には、再生処理にの
み使用するパラメータ群7a〜7dが記憶されている。
メモリ5及び7には、各々情報選択回路1と3が接続さ
れており、この回路の指示に従い各四つのパラメータ群
から一つのパラメータ群が選択されてディジタルシグナ
ルプロセッサ8に転送される。
【0022】
【発明の効果】パラメータ群の選択をデータ転送指示時
と再生指示時の2回に分けて行うことにより、一つの情
報選択手段を二通りの処理に用いることができるので、
部品数を削減し装置重量の軽減や小型化,低コスト化を
はかることができる。
と再生指示時の2回に分けて行うことにより、一つの情
報選択手段を二通りの処理に用いることができるので、
部品数を削減し装置重量の軽減や小型化,低コスト化を
はかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の録音再生機能付き音響信号
処理装置の基本構成を示すブロック図。
処理装置の基本構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例の録音再生機能付き音響信号
処理装置におけるパラメータ転送のフローチャート。
処理装置におけるパラメータ転送のフローチャート。
【図3】本発明の一実施例の情報選択回路図。
【図4】本発明の一実施例の情報選択回路のカウント動
作例を示すタイミングチャート。
作例を示すタイミングチャート。
【図5】従来例である録音再生機能付き音響信号処理装
置の基本構成を示すブロック図。
置の基本構成を示すブロック図。
【図6】本発明による周波数特性加工の一実施例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図7】本発明による時間特性加工の一実施例を示す説
明図。
明図。
1,3…情報選択回路、2…転送指示回路、4…再生指
示回路、7,57…データメモリ、6…データ転送制御
回路、8…ディジタルシグナルプロセッサ、9…メモ
リ、10…A/D変換器、11…D/A変換器。
示回路、7,57…データメモリ、6…データ転送制御
回路、8…ディジタルシグナルプロセッサ、9…メモ
リ、10…A/D変換器、11…D/A変換器。
Claims (2)
- 【請求項1】音響信号をA/D変換する手段と、前記A
/D変換手段の出力をディジタル信号処理により周波数
特性の加工および/または時間特性の加工を行うディジ
タルシグナルプロセッサと、前記ディジタルシグナルプ
ロセッサからの加工信号出力をD/A変換する手段と、
前記A/D変換された音響信号の記憶手段と、記憶され
た前記音響信号の再生処理を指示する手段とを含み、メ
モリに書き込み録音された前記音響信号を再生指示に伴
い読み出し再生処理する録音再生機能付き音響信号処理
装置において、前記ディジタルシグナルプロセッサの処
理に必要なパラメータのうち、通常処理時に使用する複
数の第一パラメータ群と、再生時にのみ使用する複数の
第二パラメータ群の両方を記憶するパラメータ記憶手段
と、前記パラメータ記憶手段及び前記ディジタルシグナ
ルプロセッサに使用するパラメータ群を指示する情報選
択手段と、前記第一パラメータ群の中から前記情報選択
手段の指示に該当する選択されたパラメータ群と、前記
第二パラメータ群の全てとを前記ディジタルシグナルプ
ロセッサに転送する転送制御手段と、前記転送制御手段
にデータ転送を指示する転送指示手段とを含み、再生処
理にのみ使用する前記第二パラメータ群の選択は前記第
一パラメータ群の選択に使用した前記情報選択手段を用
いて再生処理指示時に行うことを特徴とする録音再生機
能付き音響信号処理装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記第一パラメータ群
と、前記第二パラメータ群とを記憶する前記パラメータ
記憶手段が、装置本体に着脱可能である録音再生機能付
き音響信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14540092A JPH05344594A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 録音再生機能付き音響信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14540092A JPH05344594A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 録音再生機能付き音響信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344594A true JPH05344594A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15384385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14540092A Pending JPH05344594A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 録音再生機能付き音響信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05344594A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008295052A (ja) * | 2008-05-27 | 2008-12-04 | Hearworks Pty Ltd | 適応ダイナミックレンジ最適化サウンドプロセッサ |
DE102008049396A1 (de) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Panasonic Corp., Kadoma | Hörgerät-Einstellvorrichtung, Hörgerät und Programm |
WO2009093301A1 (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Panasonic Corporation | 補聴器調整装置、補聴器、およびプログラム |
US10403253B2 (en) | 2014-12-19 | 2019-09-03 | Teac Corporation | Portable recording/reproducing apparatus with wireless LAN function and recording/reproduction system with wireless LAN function |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP14540092A patent/JPH05344594A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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