JPH05344307A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05344307A
JPH05344307A JP4147097A JP14709792A JPH05344307A JP H05344307 A JPH05344307 A JP H05344307A JP 4147097 A JP4147097 A JP 4147097A JP 14709792 A JP14709792 A JP 14709792A JP H05344307 A JPH05344307 A JP H05344307A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、複数の
ファクシミリ端末に対する画像データの送信を順次同報
にて行うことにより、装置コストを上昇させることな
く、受信端末側に対する送信画像データの同時性が保た
れ、送信操作を容易にすることを目的とする。 【構成】 送信側端末Aから複数の受信側端末B、C、
D、に対して、画像データなどの同一のファイル情報を
のように順次送信する。各受信側端末では、受信
されたファイル情報を一旦画像蓄積メモリに蓄積する。
端末Aから全ての受信端末B、C、Dに対するファイル
情報の送信が終了した後は、受信側端末におけるファイ
ル情報の出力時刻を指定し、その出力指定時刻データを
再びのように順次送信する。上記各受信端末B、
C、Dの画像蓄積メモリに蓄積されたファイル情報は、
指定された時刻が到来すると書込部から同時刻に一斉に
記録出力されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に送信する画像データを複数の受信端末に対して
順次同報送信する機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置が多用されてい
るが、このファクシミリ装置では、多機能化が進み、例
えば、同一の画像データを複数の受信端末に対して同時
に送信する同報送信機能などが要求されている。このた
め、従来は複数の受信端末に対して同一の画像データを
順次送信したり、あるいは複数の受信端末に対して一斉
に送信する、いわゆる一斉同報装置を設けたり、ファク
シミリ通信網に依頼することによる同報送信が行われて
いる。
【0003】従来のこの種のファクシミリ装置として
は、例えば特開昭62−39966号公報に記載された
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、複数のファク
シミリ端末に対して同一画像データを順次に送信する場
合は、受信側端末の最初と最後とでは時間差が生じ、情
報通知の同時性を確保することができなかった。また、
上記したように、一斉同報装置を利用したり、ファクシ
ミリ網などを使った同報送信が行われていたが、装置コ
ストがかかるという問題があった。
【0005】また、上記装置を使って一斉同報通信を行
ったとしても、通信自体は同時に為されるが、受信側端
末での受信ファイルの記録出力が同時に行われるとは限
らないため、正確な意味での一斉同報が行われていると
は言えなかった。そこで本発明は、上記従来の課題に鑑
みてなされたものであり、複数のファクシミリ端末に対
して画像データを順次同報送信して、余分な装置コスト
を不要とし、受信側端末における受信画像データの記録
出力の同時性が保たれると共に、同報送信操作が容易に
行える、操作性の良好なファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のファクシミリ端末に対して同一画像データを順次
送信する順次同報機能を備えたファクシミリ装置におい
て、送信画像データの宛先別に送信側端末から記録出力
時刻を指定し、該出力指定時刻データを送信する出力指
定時刻データ送信手段と、該出力指定時刻データの受信
時に、受信ファイルと対応させて記憶しておく出力指定
時刻データ記憶手段と、が設けられ、画像データを順次
同報送信する複数の受信側端末に対する出力指定時刻デ
ータを同一時刻とし、送信された同一画像データを複数
の受信側端末にて同時に記録出力するようにしたことを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、受信側端末で前記出力時刻が
指定された受信ファイルの出力指定時刻に他の画像デー
タを出力している場合は、割り込みを行って他の画像デ
ータの出力動作を一時中止させる割り込み手段が設けら
れ、前記出力時刻が指定された受信ファイルの方を優先
させて記録出力するようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、送信側端末から同報送信を行
う受信側端末の宛先データと同報送信を開始する時刻デ
ータと受信端末側の出力指定時刻データとを予め登録し
ておく同報送信データ登録手段と、送信側端末の同報送
信開始時に、前記登録された宛先データと送信開始時刻
データと出力指定時刻データとに基づいて送信画像デー
タと出力指定時刻データとを自動的に順次同報送信する
自動同報送信手段と、が設けられ、同報開始時刻に予め
登録してある宛先データに基づいて送信する画像データ
および受信側端末における出力指定時刻データを順次同
報送信することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、送信側端末から送信する画像
データを全ての宛先に対して送信動作が正常に終了した
ことを検知する画像データ送信終了検知手段と、該画像
データの送信終了検知後、全ての受信側端末において一
斉に記録出力可能な出力時刻を指定する出力時刻指定手
段と、が設けられ、前記指定された出力時刻データを全
ての宛先に送信して、前記送信済の画像データを同時に
記録出力するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、ファクシミリの送信
側端末から複数の受信側端末に対してそれぞれ同一の画
像データを順次送信する際に、各受信側端末における画
像データの出力時刻を同一時刻に指定するため、各受信
側端末では、この指定時刻に基づいて受信ファイルの記
録出力が一斉に開始されることから、複数の宛先に対す
る画像データの送信が順次同報でなされても、出力時点
における同時性が、確保される上、装置コストを低減化
することができる。
【0011】請求項2記載の発明では、受信側端末にお
ける画像データの出力指定時刻に他の画像データが出力
中の場合は、割り込みを行って他の画像データの出力動
作を一時中止させ、時刻指定された受信画像データの方
を優先させて記録出力することにより、他の画像データ
の出力状況に影響されることなく、各受信側端末におけ
る情報の同時性が確保される。
【0012】請求項3記載の発明では、送信側端末で同
報送信を行う宛先データと同報開始時刻データと受信端
末側の出力指定時刻データを登録し、送信側端末からの
同報送信時に、登録してある各データに基づいて順次同
報送信動作が自動的に行われるため、送信側のオペレー
タが各宛先に対して画像データと出力指定時刻データと
を順次同報送信するための操作が不要となった。
【0013】請求項4記載の発明では、送信端末側から
全ての宛先に対して画像データを順次送信し、全ての同
報送信が正常に終了した時点で各受信側端末で同時に記
録出力可能な出力時刻を指定し、その出力時刻データを
各受信側端末に順次送信することにより、受信側端末の
ビジー等の状況に左右されることなく、情報の同時性が
確保される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。図1のファクシミリ装置は、
ISDNに接続するグループ4(G4)のファクシミリ
装置として実施したものである。
【0015】まず、構成を説明する。図1において、1
はシステム制御部で、図示省略したROMやRAMなど
に記憶されている基本プログラムや各種処理プログラム
に従ってG4ファクシミリ装置全体を制御する。2は符
号化・復号化部で、ファクシミリデータの送信時に符号
化してデータ圧縮し、後述する通信制御部10のモデム
にデータを転送し、ファクシミリデータの受信時には、
モデムから送られてきた圧縮符号データを復号化して再
生し、後述の書込部4にデータを転送する。
【0016】3は読取部で、送信する原稿をライン単位
で搬送させながら、例えばCCD(Charge Coupled D
evice )などを使ってライン単位で画情報を読み取り、
2値化した画像データを出力する。4は書込部で、相手
端末から受信した2値化された画像データを記録紙に記
録出力するものである。
【0017】5は宛先別出力指定時刻登録部で、発呼す
る前に予め、あるいは発呼するたび毎に、送信側端末で
宛先別に記録出力時刻を登録しておき、これに基づいて
受信側端末に対して出力指定時刻を通知する。すなわ
ち、受信側端末における受信ファイルの出力時刻を登録
しておくものである。6は受信ファイル出力指定時刻記
録部で、受信側端末に設けられ、送信側端末から送られ
てきた出力指定時刻データを受信ファイルと対応させて
記憶しておくところである。
【0018】7はリアルタイムクロックで、ここではリ
アルタイムで時刻管理が行われ、例えば、各受信側端末
において指定された出力時刻が到来を監視し、指定時刻
に合わせて受信ファイルの記録出力を行うことができ
る。8は画像蓄積メモリで、送信側端末の読込部4で読
み込まれた送信画像データを一旦蓄積し、順次同報送信
するたびに、ここから読み出してデータが送信され、受
信側端末では、送られてきた画像データをここに蓄積し
ておき、指定された時刻が到来した場合に、読み出して
書込部4で記録出力するものである。
【0019】9は操作表示部で、オペレータにファクシ
ミリシステムの動作状況をディスプレイなどを使って表
示すると共に、スイッチ類から構成されるキー入力部を
使って各種操作を行うものである。10は通信制御部
で、ここではモデムやNCU(網制御部)等から構成さ
れ、ISDNなどのデジタル回線Lとファクシミリ装置
とを接続して、ファクシミリデータを送受信するための
データの変復調が行われる。
【0020】11はシステムバスで、上記各部間を接続
してデータのやりとりを行うデータの伝送路である。次
に、作用を説明する。本実施例では、送信側のファクシ
ミリ端末から複数の受信側端末に対して、画像データと
それを記録出力する出力指定時刻データとを順次同報送
信し、受信側端末において受信された画像データを同一
時刻に記録出力するようにしたところにその特徴があ
る。以下、このファクシミリ通信のデータ処理について
説明する。
【0021】図2は本発明の一実施例に係るファクシミ
リ装置の動作説明図である。図2に示すように、端末A
は端末B、C、Dに対して一斉同報を行うため、まず、
端末Aにおいて、宛先端末B、C、Dの宛先を予め、あ
るいは送信時毎に入力して、本実施例における受信側端
末B、C、Dにおける記録出力時刻を指定する。この設
定はワンタッチキー等に予め登録することもできる。
【0022】この同報送信を行う画像データの記録出力
時刻の指定は、各宛先毎に行われ、ここでは全ての受信
端末に対する順次同報が終了する予定時刻以降の任意の
同一時刻が指定される。この指定時刻データは、送信す
る画像データと一緒に、あるいは、別々に各受信側端末
に対して順次送信され、受信側端末に設けられた画像蓄
積メモリ8や図示省略したRAMなどに一旦記憶され
る。そして、この記憶された指定時刻データに基づい
て、システム制御部1は、リアルタイムクロック7によ
り記録出力時刻を監視し、指定時刻になると画像蓄積メ
モリ8から受信されたファイルを読み出して書込部4の
プロッタから記録出力する。
【0023】本実施例では、受信側端末がビジー(Bus
y) でない状況であれば、図2に示す端末Aから画像デ
ータのファイル情報と出力指定時刻データとを一緒にし
て、の順に順次同報送信し、これを受信した端末
B、C、Dのメモリに一旦蓄積した後、指定された同時
刻に受信画像データをのようにプリント出力すること
により、情報通知の同時性を確保することができる。
【0024】また、端末B、C、Dが端末Aからのデー
タ受信に限られず、他の用途に使用されている場合は、
ビジー(Busy) 状態にあって、ファイル情報を送信して
も受信されないことがある。この場合は、予め出力時刻
を指定してもその時刻までに全ての受信端末に対する送
信動作が終了しないと、同時性が確保されないことにな
る。
【0025】そこで、他の実施例では、図2に示すよう
に、まず、ファイル情報だけをの順に端末B、
C、Dに対して順次同報し、全てのファイル情報の送信
が正常に終了した時点で、再度、出力指定時刻のみを指
定して、この出力指定時刻データをの順に通知
し、その指定した時刻に基づいて端末B、C、Dから受
信画像データがのように一斉にプリント出力される。
したがって、受信端末がビジーであっても、上記のよう
に情報通知の同時性を確保することができる。この出力
指定時刻データの通知は、受信側端末がビジーであって
も、確実に通知できるようにするため、例えば、通信回
線にISDNが用いられている場合は、D−chを使っ
て通信を行えばよい。
【0026】また、端末Aから端末Bに対してファイル
情報を送信した後、指定時刻における記録出力時に、端
末Bが他のデータを記録出力中であった場合は、その記
録出力動作に対して割り込みを行い、他のデータの記録
出力動作を一時中断させ、時刻指定されたデータの記録
出力の方を優先させる。これにより、情報通知の同時性
を一層確実に確保することができる。
【0027】そして、上記動作を行うか否かの切換設定
は、例えば、図1の操作表示部9を使ってサービスマン
やオペレータによって行うことができる。図3は本発明
の一実施例に係るファクシミリ装置におけるISDN通
信のプロトコルシーケンス図である。図3に示されるよ
うに、送信端末A(発端末)は、発呼時にDチャネルの
レイヤ3により呼設定メッセージSETUPをISDN
網の交換機に送出し、受信側端末B、C、D(着端末)
に対してそれぞれ呼設定を要求する。ISDN網の交換
機は、指定された受信側端末B、C、Dに呼設定メッセ
ージSETUPを送出して発呼すると共に、呼設定状況
を通知するための呼受付メッセージCALL PROC
(Call Proceeding)を送信側の端末Aに送出する。上記
した、呼設定(SETUP)では、ユーザ・ユーザ情報
要素(UUI)に上記実施例で述べた出力時刻を指定す
る等のサービスを行う旨を宣言するためのメッセージが
付加されて送信される。
【0028】これに対して、受信側の端末Bでは、着信
を検知すると呼出メッセージCONNをISDN網の交
換機に送出する。この、呼出メッセージ(CONN)に
は、ユーザ・ユーザ情報要素(UUI)に上記した所定
サービスを受け付ける旨の応答メッセージが付加されて
いる。ISDN網の交換機は、この応答メッセージCO
NNを端末Aに送出して、受信側端末Bが呼を受け付け
たことを通知すると共に、受信側の端末Bに応答確認メ
ッセージCONN ACKを送出し、受信側端末Bの応
答を確認して、送信側端末Aと受信側端末Bとの間にデ
ータ伝送のためのBチャネルが確立する。
【0029】そして、この確立されたBチャネルによっ
て、画像データであるファイル情報が端末Bに対して送
信される。次に、出力指定時刻を端末Bに通知する場合
は、図3の後半部分に示されるように、送信端末A(発
端末)からDチャネルのレイヤ3により呼設定メッセー
ジSETUPをISDN網の交換機に送出し、受信側端
末B(着端末)に対して呼設定を要求する。この呼設定
(SETUP)には、ユーザ・ユーザ情報要素(UU
I)において、受信端末における受信データの記録出力
時刻を指定する情報が付加されている。そして、ISD
N網の交換機は、指定された受信側端末Bに出力時刻が
付加された呼設定メッセージSETUPを送出して発呼
すると共に、呼設定状況を通知するための呼受付メッセ
ージCALL PROCを端末Aに送出する。
【0030】そして、受信側端末Bからは、チャネル開
放メッセージREL COMPをISDN網の交換機に
送出して、出力時刻を確認した旨のメッセージを通知
し、交換機はこれを端末Aに送出して通信を終了する。
上記プロトコルシーケンス図の説明は、端末Aから端末
Bに対するファイル情報と出力指定時刻の通知に関して
説明したが、端末Cおよび端末Dに対しても同様な通信
手順が行われて、順次同報送信がなされる。
【0031】図4は請求項4記載の発明に係るファクシ
ミリ装置の一実施例を示すフローチャート図である。請
求項4記載の実施例では、図4に示されるように、送信
側端末のAにおいて、送信原稿を読取部3で読み取った
ファイル情報を全て画像蓄積メモリ8に蓄積する。そし
て、この送信ファイル情報を各宛先(端末B、C、D)
に対して送信を行い(ステップ101)、全ての宛先に
対する送信が終了したかをシステム制御部1で確認し
(ステップ102)、終了していなければ一定間隔をお
いた後に再送を試みる(ステップ103)。
【0032】このようにして、全ての宛先に対してファ
イル情報の送信が正常に完了したことを確認した場合
は、予め登録された時刻指定があるか否かを判断し(ス
テップ104)、時刻指定されている場合は、登録され
ている特定の記憶エリアから指定時刻を取り出して(ス
テップ105)、その時刻情報を各宛先に対して送信す
る(ステップ107)。
【0033】また、ステップ104で時刻指定のない場
合は、ステップ102で全ての送信が終了した現在の時
刻を基準として、これに記録出力を開始する準備時間を
加えて(プラスα)指定時刻を設定し、その時刻情報を
各宛先に対して送信する(ステップ107)。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、ファクシミリの送
信側端末から複数の受信側端末に対してそれぞれ同一の
画像データを順次送信する際に、各受信側端末における
画像データの出力時刻を送信側端末から同一時刻として
指定することにより、各受信側端末では、この指定時刻
に基づいて受信画像データの出力を一斉に開始するた
め、複数の宛先に対する画像データの送信が順次同報で
あっても、コストアップすることなく、情報の同時性が
確保することができる。
【0035】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、受信端末側における画像データの出力指定
時刻に他に出力中の画像データが出力中であっても、割
り込みを行って出力動作を一時中止し、時刻指定された
受信画像データの方を優先させて記録出力することによ
り、他の画像データの出力状態に影響されることなく、
各受信側端末における情報の同時性が確保される。
【0036】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置によれば、送信側端末で宛先データと同報開始時刻デ
ータと出力指定時刻データを登録しておき、同報送信開
始時に、登録されたデータに基づいて画像データの順次
同報送信が自動的に行われるので、順次同報送信の操作
の簡便性が高めることができる。請求項4記載の発明に
係るファクシミリ装置によれば、送信端末側から全ての
宛先に対して正常に送信された後、各受信端末側に出力
時刻データを指定して順次同報送信することにより、全
ての受信側端末で受信された画像データを同時刻に確実
に出力することが可能であって、情報の同時性が受信側
端末のビジーな状況等に左右されることなく確保され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の動
作説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置にお
けるISDN通信のプロトコルシーケンス図である。
【図4】図4は請求項4記載の発明に係るファクシミリ
装置の一実施例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 符号化・復号化部 3 読取部 4 書込部 5 宛先別出力指定時刻登録部 6 受信ファイル出力指定時刻記憶部 7 リアルタイムクロック 8 画像蓄積メモリ 9 操作表示部 10 通信制御部 11 システムバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のファクシミリ端末に対して同一画像
    データを順次送信する順次同報機能を備えたファクシミ
    リ装置において、 送信画像データの宛先別に送信側端末から記録出力時刻
    を指定し、該出力指定時刻データを送信する出力指定時
    刻データ送信手段と、 該出力指定時刻データの受信時に、受信ファイルと対応
    させて記憶しておく出力指定時刻データ記憶手段と、 が設けられ、 画像データを順次同報送信する複数の受信側端末に対す
    る出力指定時刻データを同一時刻とし、送信された同一
    画像データを複数の受信側端末にて同時に記録出力する
    ようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 受信側端末で前記出力時刻が指定された受信ファイルの
    出力指定時刻に他の画像データを出力している場合は、
    割り込みを行って他の画像データの出力動作を一時中止
    させる割り込み手段が設けられ、 前記出力時刻が指定された受信ファイルの方を優先させ
    て記録出力するようにしたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 送信側端末から同報送信を行う受信側端末の宛先データ
    と同報送信を開始する時刻データと受信端末側の出力指
    定時刻データとを予め登録しておく同報送信データ登録
    手段と、 送信側端末の同報送信開始時に、前記登録された宛先デ
    ータと送信開始時刻データと出力指定時刻データとに基
    づいて送信画像データと出力指定時刻データとを自動的
    に順次同報送信する自動同報送信手段と、 が設けられ、 同報開始時刻に予め登録してある宛先データに基づいて
    送信する画像データおよび受信側端末における出力指定
    時刻データを順次同報送信することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 送信側端末から送信する画像データを全ての宛先に対し
    て送信動作が正常に終了したことを検知する画像データ
    送信終了検知手段と、 該画像データの送信終了検知後、全ての受信側端末にお
    いて一斉に記録出力可能な出力時刻を指定する出力時刻
    指定手段と、 が設けられ、 前記指定された出力時刻データを全ての宛先に送信し
    て、前記送信済の画像データを同時に記録出力するよう
    にしたことを特徴とするファクシミリ装置。
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