JPH05343726A - 光センサ - Google Patents

光センサ

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JPH05343726A
JPH05343726A JP4173813A JP17381392A JPH05343726A JP H05343726 A JPH05343726 A JP H05343726A JP 4173813 A JP4173813 A JP 4173813A JP 17381392 A JP17381392 A JP 17381392A JP H05343726 A JPH05343726 A JP H05343726A
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JP
Japan
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amorphous semiconductor
hydrogenated amorphous
semiconductor layer
crystalline silicon
optical sensor
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JP4173813A
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Seiichi Kato
静一 加藤
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗電流を減少させ、青色域光を高感度に検知
でき、さらには赤色域光に対する感度の低下を防止可能
である。 【構成】 本発明の光センサは、n形結晶シリコン層1
01上に、3層のアモルファス半導体層102,10
3,104が順次に形成されている。青色域光が入射し
た場合は、各アモルファス半導体層102,103,1
04において電子・正孔対が発生し、これらが再結合せ
ずに信号電流となり、青色域光を感度良く検知できる。
一方、赤色域光が入射した場合は、アモルファス半導体
層102,103,104の厚さが薄く赤色域光がこれ
らを透過しても、結晶シリコン層101のn-形結晶シ
リコン部111まで連続的に拡がっている空乏層により
光キャリア,すなわち電子・正孔対が発生し、これらが
再結合せずに信号電流となり、赤色域光をも感度良く検
知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、青色の短波長可視光を
検知しうる光センサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリコン結晶による光センサと
しては、pn接合フォトダイオードが多く用いられてい
る。pn接合フォトダイオードでは、入射光により空乏
層内およびその近傍で発生した光キャリアとしての電子
・正孔対が再結合せずにそれぞれ所定の電極に到達すれ
ば信号電流となり、入射光の強度を電気的に検知するこ
とができる。
【0003】ところで、シリコン結晶によるpn接合フ
ォトダイオードにおいて、青色のような短波長可視光
(以下、青色域光と称す)を検知しようとする場合、青
色域光は侵入深さが浅いので、所定の光電変換効率を確
保するには、pn接合の接合の深さを浅く形成する必要
がある。
【0004】図5にはn+pn接合フォトダイオードが
示されており、このn+pn接合フォトダイオードは、
2つの電極50,51間にn形,p形,n+形の半導体
層52,53,54がそれぞれ形成され、n+形,p形
の半導体層54,53による上部のpn接合が上端から
約0.5μm程度の深さに浅く形成されている。これに
より、この上部のpn接合は、波長が例えば450nm
程度の青色域光にピーク感度を有し、この波長の光を検
知することができる。また、図6にはグレーディドpn
接合フォトダイオードのエネルギーバンドが示されてい
る。このグレーディドpn接合フォトダイオードでは、
光入射側表面60に向けてのエネルギーバンド(価電子
帯Ev,伝導帯Ec)が図示のようなものとなっており、
表面60まで空乏層が形成されている。この場合、光入
射側表面60から深さW(=1/α;α:吸収係数)ま
でが光の吸収領域となり、Wが小さくなるように不純物
(p形不純物)の分布を制御することで、このグレーデ
ィドpn接合フォトダイオードに青色域光に対し所定の
感度をもたせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
+pn接合フォトダイオードでは、青色域光に対する
感度をより向上させることができず、また暗電流を減少
させることが難かしいという欠点があった。また、従来
のグレーディドpn接合フォトダイオードでは、不純物
の分布制御が容易ではなく、所定波長の光に対し、最適
な感度特性をもたせることが難かしいという欠点があっ
た。さらに、従来では、水素化アモルファス半導体のみ
により構成された光センサも提案されているが、この光
センサは、赤色域光の感度が低いという問題があった。
【0006】本発明は、暗電流を減少させ、青色域光を
従来に比べてより高感度に検知することができ、さらに
は赤色域光に対する感度の低下を防止することの可能な
構造を有する光センサを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る光セ
ンサの構成例を示す図である。図1に示す光センサは、
n形結晶シリコン層101上に、3層のアモルファス半
導体層102,103,104が順次に形成され、その
上部に透明導電性の酸化膜電極105が形成され、また
n形結晶シリコン層101の3層のアモルファス半導体
層102,103,104が形成されている側とは反対
の側には、上記電極105と対向する電極106が形成
されている。
【0008】n形結晶シリコン層101は、n形不純物
が所定濃度含まれているn形結晶シリコン部110と、
n形結晶シリコン部110よりもn形不純物濃度の低い
-形結晶シリコン部111とにより構成されており、
-形結晶シリコン部111上に3層のアモルファス半
導体層102,103,104が順次に形成されてい
る。ここで、アモルファス半導体層102は、不純物の
添加されていない水素化アモルファスシリコンで形成さ
れ、アモルファス半導体層103は、i形の酸素添加の
水素化アモルファスシリコンで形成され、アモルファス
半導体層104は、p+形の酸素添加の水素化アモルフ
ァスシリコンで形成されている。また、上記3層のアモ
ルファス半導体層102,103,104は、これら全
体の厚さdが、赤色域の光,例えば波長650nmの光
を透過する厚さ,例えば0.2μm程度のものに形成さ
れている。
【0009】より具体的には、上部の透明導電性の酸化
膜電極105は、スパッタ法,真空蒸着法,プラズマC
VD法(P−CVD法),熱CVD法,MoCVD法等
によりITO,TiO2,In23,SnO3,CrO2
などの材料で成膜される。また、アモルファス半導体層
102は、SiH4,Si26ガスを用い、プラズマC
VD法によりノンドープの水素化アモルファスシリコン
として成膜される。また、アモルファス半導体層103
は、SiH4,Si26ガスにO2,CO,CO2,N2
などのガスを混合して、プラズマCVD法によりi形酸
素添加水素化アモルファスシリコンとして堆積される。
また、アモルファス半導体層104は、アモルファス半
導体層103を形成するのに用いた上記ガスと同様のガ
スにジボランを混合してプラズマCVD法によりp+
酸素添加水素化アモルファスシリコンとして成膜され
る。なお、これらのアモルファス半導体層102,10
3,104の原料ガスにH2が混合されていても良い。
【0010】このように、上記3層のアモルファス半導
体層102,103,104における不純物濃度は、透
明導電性酸化膜電極105に負のバイアスを印加し、ま
たこれと対向する電極106に正のバイアスを印加した
場合に、各アモルファス半導体層102,103,10
4の価電子帯上端のエネルギー順位がn形結晶シリコン
層101側から透明導電性酸化膜電極105側に向けて
大きくなるように設定されている。また、この際、p+
形酸素添加水素化アモルファスシリコン104は、伝導
帯電子の障壁として機能し、かつ波長450nm程度の
青色域光の透過率が高いよう、これを形成することがで
きる。
【0011】このような構成の光センサでは、アモルフ
ァス半導体層102,103,104の全体の厚さdが
赤色域光を透過しうるように,例えば0.2μm程度に
設定されている場合でも、青色域光が透明導電性酸化膜
電極105から入射した場合、この青色域光は3層のア
モルファス半導体層102,103,104で主に吸収
される。これにより、アモルファス半導体層102,1
03,104には、光キャリアすなわち電子・正孔対が
発生し、電子は結晶シリコン層101側へ流れる。一
方、正孔は各アモルファス半導体層102,103,1
04の価電子帯上端のエネルギー順位が、負バイアスさ
れている透明導電性酸化膜電極105側に向けて高くな
っているので、透明導電性酸化膜電極105側に流れ、
この電極105から容易に流出できる。
【0012】このように、青色域光が入射したときに各
アモルファス半導体層102,103,104において
発生する電子・正孔対は、再結合せずにそれぞれ各電極
106,105から速やかに流出し、信号電流となるの
で、青色域光を感度良く検知することができる。
【0013】一方、650nmの赤色域光が入射した場
合は、水素化アモルファスシリコンのこの波長吸収係数
が青色域光より低いことから、これらの各アモルファス
半導体層102,103,104では完全に吸収されな
い。しかしながら、本発明では、赤色域光は、アモルフ
ァス半導体層102,103,104を透過しても、結
晶シリコン層101に到達し、i形酸素添加水素化アモ
ルファスシリコン103,水素化アモルファスシリコン
102から結晶シリコン層101のn-形結晶シリコン
部111まで連続的に拡がっている空乏層により光キャ
リア,すなわち電子・正孔対を発生させることができ
る。そして、この空乏層により発生した電子・正孔対の
うち、電子は結晶シリコン層101で合流し、電極10
6から流出し、また、正孔はエネルギーバンドの価電子
帯上端が結晶シリコン層101側から透明導電性酸化膜
電極105に向けて高くなっているので、この電極10
5側へ排出され、光電変換することができる。これによ
り、アモルファス半導体層102,103,104の厚
さが薄い場合でも、赤色域光をも感度良く検知すること
ができる。このようにして、本発明の光センサは、青色
域光から赤色域光まで良好な感度が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2は本
発明に係る光センサの一実施例の構成図である。この光
センサは、図1に示した構成に基づく構造のものとして
形成されている。すなわち、不純物濃度1×1014cm-3
のp形シリコン結晶基板201上にSbを濃度1×10
16cm-3で含むn+形埋込層202を形成し、その上に不
純物濃度1013cm-3のn-エピタキシャル成長層203
を10μm成長させ、不純物濃度1018cm-3のp+層2
04で素子を分離させている。このようにして、図1に
示した結晶シリコン層101を形成した後、この結晶シ
リコン層101上にSiO2膜205を形成し、このS
iO2膜205にフォトリソグラフィーにより窓を形成
し、しかる後、次表のような条件で、水素化アモルファ
スシリコン(a−Si:H)206,酸素添加水素化ア
モルファスシリコン(a−Si:0:H)207,p+
形酸素添加水素化アモルファスシリコン(p+a−S
i:0:H)208を図1に示した各アモルファス半導
体層102,103,104として順次成膜し、しかる
後、ITOの透明導電性酸化膜電極209を成膜した。
【0015】
【表1】
【0016】次いで、このアモルファス半導体層20
6,207,208と透明導電性酸化膜電極209を、
フォトリソグラフィーにより、上記SiO2膜205に
形成された上記窓上の付近の部分だけを残して分離形成
する。そして、SiONの層間絶縁膜210を成膜し、
透明導電性酸化膜電極209とn+層212の部分にフ
ォトリソグラフィーでコンタクトホールを形成し、Al
配線211をスパッタ法とフォトリソグラフィーとによ
りパターニングし、最終的に、受光面が300μm角の
受光素子6個を並列に構成した。
【0017】図2のように形成した光センサについて、
図3に示すように、透明導電性酸化膜電極209とn+
層212との間に、電極209側が負,n+層212側
が正となるように5Vの電圧をバッテリ300により印
加し、この光センサに流れる電流値を電流計301によ
り測定した。そして、分光感度特性を評価するため、4
50nmから775nmまでの範囲で17枚の干渉フィ
ルタにより約25nmの間隔ごとの各波長で16μw/
cm2の光源を形成し、各波長での光電流を測定した。図
4には、この測定結果が符号G1で示されている。ま
た、このときの暗電流密度は5.6×10-10A/cm2
あった。
【0018】さらに、本発明の光センサの特性を従来の
光センサの特性と比較するため、図4には、従来のn+
pn接合フォトダイオードの特性,並びに水素化アモル
ファス半導体のみにより構成された光センサの特性がそ
れぞれ符号G2,G3で示されている。
【0019】なお、ここで本発明の光センサのアモルフ
ァス半導体層の全体の厚さdは、0.3μmであり、ま
た、水素化アモルファス半導体のみにより構成された光
センサには0.85μmの膜厚の素子を用いた。
【0020】図4からわかるように、450nmでの光
電流密度を比較すると、本発明の光センサの感度は、従
来のn+pn接合フォトダイオードよりも高いことがわ
かる。
【0021】すなわち、本発明の光センサにおいては、
前述のように、n形結晶シリコン層101上に、ノンド
ープの水素化アモルファスシリコン102,i形の酸素
添加水素化アモルファスシリコン103が形成され、さ
らにその上にp+酸素添加水素化アモルファスシリコン
104が積層されており、p+酸素添加水素化アモルフ
ァスシリコン104を、450nmの青色域光に対して
90%以上の透過率を有する0.01μm程度の厚さの
ものにしても、このp+酸素添加水素化アモルファスシ
リコン104は、エネルギーバンドの伝導帯の電子に高
い障壁を持ち電子の透明導電性酸化膜電極からの注入を
防止できること、また透明導電性酸化膜電極105に負
のバイアス,n形結晶シリコン側に正のバイアスを印加
した場合に、酸素添加水素化アモルファスシリコン10
3,水素化アモルファスシリコン102により価電子帯
の上端がn形結晶シリコン側からp+酸素添加水素化ア
モルファスシリコン側に高くなり正孔が容易に流出でき
ることによって、例えば450nmの青色域光のように
表面付近で電子・正孔対が多く生成されるときでも再結
合せずに各電極にキャリアを流出させることができる。
この結果、青色域光に対する感度をより高めることがで
きる。
【0022】また、本発明の光センサでは、電極に印加
するバイアス電圧を5Vから10Vに増加させても暗電
流密度はほとんど増加しなかった。この結果から、結晶
シリコンの空乏層の延びによってp+酸素添加水素化ア
モルファスシリコン部分に印加される電圧を緩和してい
ることがわかる。
【0023】また、図4において、従来の水素化アモル
ファス半導体のみにより構成された光センサでは、本発
明の光センサのアモルファス半導体層の膜厚0.3μm
に比べれば十分に厚い膜厚0.85μmの素子を用いて
いるが、長波長650nmでの光電流密度が低くなって
いることがわかる。すなわち、水素化アモルファスシリ
コンでは、650nmの波長の赤色光の吸収係数は、約
9000cm-1であって、この波長650nmの光を全て
吸収するには3μmの膜厚が必要であり、膜厚を1μm
にすると、吸収率は59.3%となる。従って、膜厚が
0.85μmの水素化アモルファス半導体のみにより構
成された光センサでは、波長650nmの赤色光を十分
に吸収することができないため、上記のように光電変換
効率が低下すると考えられる。一方、水素化アモルファ
スシリコンの成膜速度は、24nm/分以下と遅いた
め、これの成膜には長時間を要する。成膜時間を短縮す
るためには、水素化アモルファスシリコンの薄層化が求
められている。本発明の光センサでは、赤色域光がアモ
ルファス半導体層を透過しても、結晶シリコン層に到達
し、i形酸素添加水素化アモルファスシリコン,水素化
アモルファスシリコンからn-形結晶シリコン部に連続
的に拡がっている空乏層で光キャリアを発生させること
ができるので、赤色域光を効率良く光電変換しようとす
る場合にも、アモルファス半導体層を薄層化することが
できる。実際、図4からわかるように、本発明の光セン
サでは、アモルファス半導体層の厚さが0.3μmと非
常に薄いにもかかわらず、長波長650nmでの感度
は、従来のn+pn接合フォトダイオードとほぼ同等の
値が得られ、従来の水素化アモルファス半導体のみによ
り構成された光センサに比べ、赤色域光に対する感度を
向上させることができる。
【0024】このように、本発明の光センサでは、従来
のn+pn接合フォトダイオードよりも青色450nm
での感度を向上させることができ、また水素化アモルフ
ァス半導体のみから構成された光センサにおいて生じる
長波長650nmでの感度低下をアモルファス半導体部
の膜厚を0.3μmと薄層化しても防止することができ
る。この結果、水素化アモルファスシリコンの成膜工程
に要する時間を短縮することができ、また後工程の層間
絶縁膜や配線でのステップカバレッジの信頼性を向上さ
せることができた。これにより、本発明を光センサをC
CDなどLSI回路とともにシリコンチップ上に形成す
ることにより、小型化等を図ることができ、本発明は、
シリコンチップ上にLSI回路とセンサとを合体させた
素子を提供する上で、特に有効である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1乃至4記
載の発明によれば、結晶シリコン層上に、水素化アモル
ファス半導体層と、i形酸素添加水素化アモルファス半
導体層と、p+形酸素添加水素化アモルファス半導体層
とが順次形成され、結晶シリコン側とp+形酸素添加水
素化アモルファス半導体層側とにそれぞれ電極が設けら
れており、p+形酸素添加水素化アモルファス半導体層
の表面に光を入射させたときに流れる電流を上記各電極
から取り出すようになっているので、暗電流を減少さ
せ、青色域光を従来に比べてより高感度に検知すること
ができ、さらには、赤色域光に対してもその感度の低下
を防止することができる。
【0026】特に、請求項2記載の発明のように、p+
形酸素添加水素化アモルファス半導体層,i形酸素添加
水素化アモルファス半導体層,水素化アモルファス半導
体層の全体の厚さが、波長650nmの赤色域光を全て
吸収するのに必要な厚さよりも薄く形成されている場合
にも、赤色域光に対する感度低下を有効に防止すること
ができ、これにより、水素化アモルファス半導体層の薄
膜化が可能となり、この成膜工程に要する時間を著しく
短縮することができ、さらには小型化等を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光センサの構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る光センサの一実施例の構成図であ
る。
【図3】図2の光センサの光出力電流を評価する回路を
示す図である。
【図4】図2の光センサの分光感度特性を示す図であ
る。
【図5】従来のn+pn接合フォトダイオードの構成図
である。
【図6】従来のグレーディドpn接合フォトダイオード
のエネルギーバンドを示す図である。
【符号の説明】
101 n形結晶シリコン層 102,103,104 アモルファス半導体層 105 透明導電性酸化膜電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶シリコン層上に、水素化アモルファ
    ス半導体層と、i形酸素添加水素化アモルファス半導体
    層と、p+形酸素添加水素化アモルファス半導体層とが
    順次形成され、前記結晶シリコン側と前記p+形酸素添
    加水素化アモルファス半導体層側とにそれぞれ電極が設
    けられており、前記p+形酸素添加水素化アモルファス
    半導体層の表面に光を入射させたときに流れる電流を前
    記各電極から取り出すようになっていることを特徴とす
    る光センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光センサにおいて、前記
    +形酸素添加水素化アモルファス半導体層,前記i形
    酸素添加水素化アモルファス半導体層,前記水素化アモ
    ルファス半導体層は、全体の厚さが、波長650nmの
    赤色域光を全て吸収するのに必要な厚さよりも薄く形成
    されていることを特徴とする光センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光センサにおいて、前記
    結晶シリコン層は、導電性付与不純物が所定濃度含まれ
    ている第1の結晶シリコン部と、該第1の結晶シリコン
    部上に形成され、該第1の結晶シリコン部に比べて導電
    性付与不純物の濃度が低い第2の結晶シリコン部とを有
    し、該第2の結晶シリコン部上に前記水素化アモルファ
    ス半導体層が形成されていることを特徴とする光セン
    サ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光センサにおいて、前記
    第1および第2の結晶シリコン部に含まれている導電性
    付与不純物は、n形のものであることを特徴とする光セ
    ンサ。
JP4173813A 1992-06-08 1992-06-08 光センサ Pending JPH05343726A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105449028A (zh) * 2015-12-18 2016-03-30 华南理工大学 一种AlInP基蓝光探测器及其制备方法

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CN105449028A (zh) * 2015-12-18 2016-03-30 华南理工大学 一种AlInP基蓝光探测器及其制备方法

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