JP2006294802A - 光電変換素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発電効率の高い光電変換素子を得る。
【解決手段】 受光層を形成する単結晶半導体基板(1)と、半導体基板(1)の受光面と対向する裏面側に形成され、半導体基板(1)のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する不純物拡散層(2、3)と、不純物拡散層(2、3)上から半導体基板(1)の裏面を被覆する表面保護膜(8a)と、表面保護膜(8a)に形成した開口を介して不純物拡散層(2、3)に接続する負および正の電極層(4、5)とを備える光電変換素子(10)において、不純物拡散層(2、3)と表面保護膜(8a)間に真性半導体層(7a)を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、単結晶半導体基板を用いて構成した光電変換素子に関し、特にその発電効率の改善に関する。
n型またはp型の伝導型を有する単結晶半導体基板を用いて構成した光電変換素子(光電池、太陽電池等を含む)に関しては、例えば下記特許文献1〜3等に開示がある。図1に、特許文献3において従来例として示されている光電変換素子100の構造を示す。図において、101は伝導型がpあるいはnである単結晶半導体基板を示し、この基板101は基本的に受光層(光吸収層)を構成する。102は基板101の裏面(受光面とは反対側の面)側に形成されたn+型の不純物拡散層であって、基板101のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有し、受光することによって基板101内に生成された正負キャリアのうち電子を収集する。103は基板101の裏面に形成されたp+型の不純物拡散層であり、正孔を収集する。
基板101の裏面には、n+層102に接して負電極104が、p+層103に接して正電極105が形成されている。106は、基板101の受光面側に形成された伝導型がp+またはn+の拡散層であり、基板101内に生成された正負キャリアの再結合を防止するためのポテンシャル障壁を、基板101との間で形成する。108は、半導体基板101の両面に形成される表面保護膜(絶縁膜、パッシベーション膜)、109は基板101の受光面側に形成される反射防止膜である。
表面保護膜108は、半導体基板101の表面近傍に存在する未結合手(ダングリングボンド)を表面保護膜108の構成元素や膜中に含まれる水素あるいはハロゲン元素によって不活性化し、それによって表面近傍の結晶欠陥の濃度を低減させるためのものである。表面保護膜108が無い場合、半導体基板101の表面に存在する未結合手によって結晶欠陥が高い濃度で形成され、このような欠陥によって基板101において形成されたキャリアが捕獲されて再結合し、その結果、光電変換素子100の発電効率が低下する。従って、表面保護膜を形成して基板表面近傍の結晶欠陥濃度を低下させることにより、光電変換素子100の出力を増加させることができる。
特開2004−39751号 特開2004−71763号 特開2005−12108号
上記従来の光電変換素子では、半導体基板の表裏面に表面保護膜を形成してその近傍の結晶欠陥濃度を低減し、これによって出力を向上させている。しかしながら、上記光電変換素子では、半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する不純物拡散層上に表面保護膜を形成する必要があり、このような不純物拡散層を形成するために多くの不純物を基板中に拡散させると、それに伴って結晶欠陥が高濃度で発生する。これは、注入された不純物が基板の半導体結晶にとってはあくまでも異物であるためである。従って、不純物拡散層上に表面保護膜を形成しても、基板表裏面近傍の結晶欠陥数を充分に低減することができなかった。
本発明は、従来の光電変換素子のかかる点に関してなされたものであり、半導体基板表裏面の結晶欠陥数を充分に低減して素子の発電効率を向上することが可能な、新規な構造の光電変換素子を提供することをその課題とする。
本発明の第1の光電変換素子では、上記課題を解決するために、受光層を形成する単結晶半導体基板と、この基板の受光面と対向する裏面側に形成され、半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する不純物拡散層と、この不純物拡散層上から半導体基板の裏面を被覆する表面保護膜と、この表面保護膜に形成した開口を介して不純物拡散層に接続する負および正の電極層とを備える光電変換素子において、不純物拡散層と表面保護膜間に真性半導体層を形成している。
真性半導体層は、不純物を添加しない純度の高い層であり、そのため結晶欠陥濃度も非常に低い。従って、不純物拡散層と表面保護膜間に真性半導体層を介在させることにより、表面保護膜は半導体基板の結晶欠陥濃度の低い部分に接して形成されることとなるので、表面保護膜によって結晶欠陥数が充分に低減される。その結果、キャリアを捕獲し再結合させる結晶欠陥の数が、キャリアを電力として取り出すための基板裏面付近で大きく減少し、素子出力が向上する。
本発明の第2の光電変換素子では、第1の光電変換素子において、半導体基板の受光面側に形成した第2の不純物拡散層と、この第2の不純物拡散層上に形成した第2の真性半導体層と、第2の真性半導体層上に形成した第2の表面保護膜をさらに設けている。
半導体基板の裏面に電極を形成した裏面電極型の光電変換素子では、基板の受光面側にポテンシャル障壁層を形成して、基板内で生成されたキャリアが受光面近傍に達して再結合するのを防止している。このポテンシャル障壁層は不純物拡散層で形成されるため、この層の上に表面保護膜を形成してもその効果は小さい。しかしながら、本光電変換素子では、不純物拡散層上に真性半導体層を形成し、その上から表面保護膜を形成している。そのため、第1の光電変換素子に対して説明したのと同様の理由により、表面保護膜の欠陥低減効果が顕著となり、素子出力が向上する。
本発明の第3の光電変換素子では、受光層を形成する単結晶半導体基板と、この半導体基板の受光面側に形成され、半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する第1の不純物拡散層と、半導体基板の受光面と対向する裏面側に形成され、半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する第2の不純物拡散層と、第1および第2の不純物拡散層上から半導体基板の受光面および裏面を被覆する第1および第2の表面保護膜と、第1または第2の表面保護膜に設けた開口を介して第1または第2の不純物拡散層に接続する正または負の電極層を備える光電変換素子において、第1の不純物拡散層と第1の表面保護膜間に第1の真性半導体層を、第2の不純物拡散層と第2の表面保護膜間に第2の真性半導体層を設けている。
この第3の光電変換素子でも、不純物拡散層と表面保護膜間に真性半導体層が形成されているので、上記第1の光電変換素子に対してしたのと同じ理由によって、表面保護膜の欠陥低減効果が顕著となり、素子出力が向上する。
以上に説明したように、本願の発明にかかる光電変換素子では、半導体基板に形成した不純物拡散層と表面保護膜間に、純度が高く結晶欠陥の少ない真性半導体層を設けることによって、基板の裏面近傍あるいは、表面と裏面近傍の結晶欠陥数を減少させることができる。その結果、基板で生成されたキャリアの再結合が低減され、素子出力が向上するので、高い発電効率を有する光電変換素子を得ることができる。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる光電変換素子10の断面構造を示す。図において、1はp型あるいはn型の単結晶半導体基板であり、受光層(光吸収層)を形成する。2はn型不純物を高濃度に拡散したn+層、3はp型不純物を高濃度で拡散したp+層である。n+層2およびp+層3は、それぞれ基板1のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有し、基板1で生成された正負のキャリアに対して電子収集層および正孔収集層として作用する。7aは、n+層2およびp+層3の表面上に形成された真性半導体層(i層)であり、本実施形態では、図示するように、真性半導体層7a上に表面保護膜8aが形成される。4は、表面保護膜8aおよび真性半導体層7aに形成した開口を介してn+層2に接続される負電極、5は同様にしてp+層に接続される正電極である。
本実施形態では、さらに、受光面側拡散層6上に真性半導体層7bを形成し、その上に表面保護膜8bを形成する。9は、反射防止膜である。真性半導体層7aおよび7bは、基本的に半導体基板1と同じ半導体を材料とするが、不純物を添加しない純度の高い層であり、従ってその結晶欠陥の濃度は小さい。真性半導体層7aおよび7bは、例えばエピタキシャル法などにより、半導体基板1の結晶構造に関する情報を保存する形で生成されることが好ましいが、CVD法等によって多結晶膜として形成しても本発明の効果を得ることができる。
このように、本実施形態の光電変換素子では、不純物を高濃度で拡散した領域(2、3および6)上に、結晶欠陥濃度の低い真性半導体層(8a、8b)を形成し、その後、表面保護膜(8a、8b)を形成しているので、表面保護膜による結晶欠陥の低減効果が大きくなる。そのため、基板表面付近でのキャリアの再結合を従来の素子よりも抑制することができ、高い発電効率を有する光電変換素子を得ることができる。
なお、不純物拡散層上に真性半導体層を形成することによって、両層の界面にストレスが生じ結晶欠陥が生じるとも考えられるが、真性半導体層をエピタキシャル法等、半導体基板の結晶構造に関する情報を保存する形で形成することにより、結晶欠陥の発生を極力抑えることが可能である。あるいは、真性半導体層をCVD法等によって形成した場合であっても、図1に示した従来の光電変換素子に比べて全体的として結晶欠陥の発生を低減することができ、その分光電変換素子の出力が向上する。
以下に、図2に示す光電変換素子の具体例を示す。なお、Cはキャリア濃度を示す。
半導体基板1:p型Si基板、C=1×1014cm−3、厚さ150μm
n+層2:n+型Si層、C=1×1019cm−3、拡散深さ1μm
p+層3:p+型Si層、C=1×1019cm−3、拡散深さ1μm
負電極4:Al層、膜厚2μm
正電極5:Al層、膜厚2μm
受光面側拡散層6:p+型Si層、C=1×1018cm−3、拡散深さ0.3μm
真性半導体層7a、7b:i型Si層、C=1.5×1010cm−3、厚さ0.1μm
表面保護膜8a:SiO、膜厚0.3μm
表面保護膜8b:SiO、膜厚10nm
反射防止膜9:MgF/ZnSの2層膜、膜厚110nm/50nm
なお、上記の例では、半導体基板の材料としてSiを挙げているが、Ge、SiGe、SiC、C等のIV族半導体材料を用いても同様な効果を得ることができる。また、受光面側拡散層6をp+型としているが、n+型であっても同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる光電変換素子の構造を示す断面図である。本実施形態の光電変換素子20は、基板の表裏面に電極を設けた構造を有する。図において、21は光吸収部を形成するためのp型またはn型半導体基板、22は基板21の受光面にn型不純物を基板よりも高濃度に拡散することによって形成したn+層、23は基板21の裏面(受光面とは反対側の層)にp型不純物を基板よりも高濃度に拡散することによって形成したp+層である。なお、n+層22は、受光によって基板21に生成された正負キャリアのうち、電子を収集するための電子収集層として、p+層23は、正孔を収集するための正孔収集層として動作する。
24は、n+層22に接続する負電極であり、25は、p+層23に接続する正電極であって、これらの電極24、25を介して基板1において生成された光起電力を取り出すことができる。27aは、n+層22上に形成された真性半導体層(i層)、27bはp+層23上に形成された真性半導体層である。これらの真性半導体層は、基本的には基板1と同じ材料で形成されるが、不純物を添加しない高純度の半導体層である。本実施形態では、基板21の受光面を保護する表面保護膜28aは真性半導体層27a上に形成され、基板21の裏面を保護する表面保護膜28bは同様に真性半導体層27b上に形成される。29は反射防止膜である。
なお、負電極24は、基板21上にn+層22、真性半導体層27a、表面保護膜28aをこの順で形成し、パターンエッチングを行ってこれらの層の一部を除去し開口を形成した後、この開口中に形成される。正電極25も同様に、p+層23、真性半導体層27b、表面保護膜28bをこの順で基板21上に形成し、これにパターンエッチングを行って開口を形成した後、この開口中に形成される。
本実施形態においても、第1の実施形態の説明の項で述べたように、半導体基板21の表面保護膜28a、28bは、純度が高く結晶欠陥の少ない真性半導体層27a、27b上に形成されるので、表面保護膜の形成による結晶欠陥の低減効果が大きく、この部分でのキャリアの再結合確率が低下する。その結果、光電変換素子の発電効率が向上する。
以下に、図3に示す光電変換素子20の具体例を示す。なお、Cはキャリア濃度を示す。
半導体基板21:p型Si基板、C=1×1016cm−3、厚さ350μm
n+層22:n+型Si層、C=1×1018cm−3、拡散深さ0.2μm
p+層23:p+型Si層、C=1×1019cm−3、拡散深さ1μm
負電極24:Al層、膜厚2μm
正電極25:Al層、膜厚2μm
真性半導体層27a、27b:i型Si層、C=1.5×1010cm−3、厚さ0.1μm
表面保護膜28a:SiO、膜厚10nm
表面保護膜28b:SiO、膜厚0.3μm
反射防止膜29:MgF/ZnSの2層膜、膜厚110nm/50nm
なお、上記の例では、半導体基板の材料としてSiを挙げているが、Ge、SiGe、SiC、C等のIV族半導体材料や、GaAs、InP、AlGaAs、InGaP等のIII−V族化合物半導体材料を用いても同様な効果を得ることができる。また、半導体基板21をp型基板とし、受光面側にn+層を、裏面側にp+層を配置しているが、この構造に限定されるものではない。すなわち、半導体基板21をn型基板で形成し、受光面側にp+層を、裏面側にn+層を形成しても、同様の効果を得ることができる。
従来の光電変換素子の断面構造を示す図。 本発明の第1の実施形態にかかる光電変換素子の断面構造を示す図。 本発明の第2の実施形態にかかる光電変換素子の断面構造を示す図。
符号の説明
1 半導体基板
2 n+層
3 p+層
4 負電極
5 正電極
6 受光面側拡散層
7a、7b 真性半導体層
8a、8b 表面保護膜
9 反射防止膜
10 光電変換素子

Claims (3)

  1. 受光層を形成する単結晶半導体基板と、前記半導体基板の受光面と対向する裏面側に形成され、前記半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する不純物拡散層と、前記不純物拡散層上から半導体基板の裏面を被覆する表面保護膜と、前記表面保護膜に形成した開口を介して前記不純物拡散層に接続する負および正の電極層とを備える光電変換素子において、
    前記不純物拡散層と前記表面保護膜間に真性半導体層を形成したことを特徴とする、光電変換素子。
  2. 請求項1に記載の光電変換素子において、前記半導体基板の受光面側に形成した第2の不純物拡散層と、該第2の不純物拡散層上に形成した第2の真性半導体層と、該第2の真性半導体層上に形成した第2の表面保護膜を備えることを特徴とする、光電変換素子。
  3. 受光層を形成する単結晶半導体基板と、前記半導体基板の受光面側に形成され、前記半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する第1の不純物拡散層と、前記半導体基板の受光面と対向する裏面側に形成され、前記半導体基板のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有する第2の不純物拡散層と、前記第1および第2の不純物拡散層上から前記半導体基板の受光面および裏面を被覆する第1および第2の表面保護膜と、前記第1または第2の表面保護膜に設けた開口を介して前記第1または第2の不純物拡散層に接続する正または負の電極層を備える光電変換素子において、
    前記第1の不純物拡散層と前記第1の表面保護膜間に第1の真性半導体層を、前記第2の不純物拡散層と前記第2の表面保護膜間に第2の真性半導体層を設けたことを特徴とする、光電変換素子。
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