JPH0534341Y2 - - Google Patents
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- JPH0534341Y2 JPH0534341Y2 JP1988074478U JP7447888U JPH0534341Y2 JP H0534341 Y2 JPH0534341 Y2 JP H0534341Y2 JP 1988074478 U JP1988074478 U JP 1988074478U JP 7447888 U JP7447888 U JP 7447888U JP H0534341 Y2 JPH0534341 Y2 JP H0534341Y2
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- JP
- Japan
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- friction material
- reinforcing plate
- clutch facing
- annular
- ribs
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D69/0408—Attachment of linings specially adapted for plane linings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D2069/0425—Attachment methods or devices
- F16D2069/0441—Mechanical interlocking, e.g. roughened lining carrier, mating profiles on friction material and lining carrier
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/04—Attachment of linings
- F16D2069/0425—Attachment methods or devices
- F16D2069/045—Bonding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は例えば自動車の摩擦クラツチに使用さ
れるクラツチフエーシングに関する。
れるクラツチフエーシングに関する。
(従来技術)
従来用いられているクラツチデイスクのクラツ
チフエーシングとしては、主にアスベスト等の不
織布に結合剤となるフエノールレジン等を含浸さ
せて加熱加圧成形したものが一般的である。その
ような従来のクラツチフエーシングを使用する
と、円周方向に強い破壊力が作用するため、摩擦
材がクラツチデイスクから剥離したり破損すると
いう不具合があつた。
チフエーシングとしては、主にアスベスト等の不
織布に結合剤となるフエノールレジン等を含浸さ
せて加熱加圧成形したものが一般的である。その
ような従来のクラツチフエーシングを使用する
と、円周方向に強い破壊力が作用するため、摩擦
材がクラツチデイスクから剥離したり破損すると
いう不具合があつた。
この対策として第3図に示すように、摩擦材3
1の一方の面に円環状の金属製補強板32を接着
したものも知られている。しかしその構造におい
ては、摩擦材31の歪みを防止するために金属製
補強板32を相当厚く形成しなければならないの
で、慣性トルクが増大して変速歯車の切換を円滑
に行えなくなるという不具合がある。
1の一方の面に円環状の金属製補強板32を接着
したものも知られている。しかしその構造におい
ては、摩擦材31の歪みを防止するために金属製
補強板32を相当厚く形成しなければならないの
で、慣性トルクが増大して変速歯車の切換を円滑
に行えなくなるという不具合がある。
さらにそのような不具合を解決するために、第
4図、第5図に示すように、フエノールレジン含
浸のガラス繊維のチヨツプドストランドマツトに
ゴム等の弾性材料を添加せしめ、さらに軽金属か
らなる金網33をサンドイツチ状にモールドして
なるバツクアツプ材34を摩擦材35と一体的に
連結する考えも提案されている(特開昭61−
70224)。
4図、第5図に示すように、フエノールレジン含
浸のガラス繊維のチヨツプドストランドマツトに
ゴム等の弾性材料を添加せしめ、さらに軽金属か
らなる金網33をサンドイツチ状にモールドして
なるバツクアツプ材34を摩擦材35と一体的に
連結する考えも提案されている(特開昭61−
70224)。
しかしその構造では、摩擦材35とバツクアツ
プ材34の収縮力が異なるので、成形時における
摩擦材35の収縮により、第5図の2点鎖線Wで
示すような歪みが生じる。このため初期状態にお
けるクラツチフエーシングの摩擦係数が極端に低
くなるという不具合が生じる。
プ材34の収縮力が異なるので、成形時における
摩擦材35の収縮により、第5図の2点鎖線Wで
示すような歪みが生じる。このため初期状態にお
けるクラツチフエーシングの摩擦係数が極端に低
くなるという不具合が生じる。
なお第4図、第5図には、バツクアツプ材34
の連結面36に環状突起37を備えた構造が示さ
れているが、単に環状突起37を設けただけでは
円周方向に作用する強い破壊力に対する耐性が充
分ではない。
の連結面36に環状突起37を備えた構造が示さ
れているが、単に環状突起37を設けただけでは
円周方向に作用する強い破壊力に対する耐性が充
分ではない。
(考案の目的)
本考案は摩擦材と一体的に連結された補強板に
改良を加えることにより、慣性トルクの増加を防
止すると共にクラツチフエーシングの歪みを防止
して初期状態における摩擦係数を一定に保持し、
さらに回転破壊強度を向上させることを目的とし
ている。
改良を加えることにより、慣性トルクの増加を防
止すると共にクラツチフエーシングの歪みを防止
して初期状態における摩擦係数を一定に保持し、
さらに回転破壊強度を向上させることを目的とし
ている。
(考案の構成)
本考案は、円環状の摩擦材の片面に補強板を一
体に備えたクラツチフエーシングにおいて、上記
補強板は、摩擦材と概ね等しい収縮力を有すると
共に、摩擦材との連結面にそれと同心の環状リブ
と、環状リブと交差する放射状リブとを一体に備
えていることを特徴とするクラツチフエーシング
である。
体に備えたクラツチフエーシングにおいて、上記
補強板は、摩擦材と概ね等しい収縮力を有すると
共に、摩擦材との連結面にそれと同心の環状リブ
と、環状リブと交差する放射状リブとを一体に備
えていることを特徴とするクラツチフエーシング
である。
(作用)
補強板の収縮力及び環状リブ、放射状リブによ
り、成形時であつても摩擦材が収縮変形しない状
態に保つ。
り、成形時であつても摩擦材が収縮変形しない状
態に保つ。
(実施例)
第1図は本考案を採用したクラツチフエーシン
グ1の分解斜視図、第2図はクラツチフエーシン
グ1の断面部分図を示している。
グ1の分解斜視図、第2図はクラツチフエーシン
グ1の断面部分図を示している。
第1図に示すようにクラツチフエーシング1は
中央に大径孔2を有し、摩擦材3、補強板4から
なる円環状部材である。摩擦材3は例えばアスベ
ストまたはガラス繊維等の基材に結合剤であるフ
エノールレジン等を含浸させたものを用いる。
中央に大径孔2を有し、摩擦材3、補強板4から
なる円環状部材である。摩擦材3は例えばアスベ
ストまたはガラス繊維等の基材に結合剤であるフ
エノールレジン等を含浸させたものを用いる。
補強板4はアルミニウム、アルミニウム合金等
の軽金属、もしくは鋼線を含むガラス繊維等のよ
うに引張り強度の強いもの、またはフエノールレ
ジン、ポリプタジエン、もしくはポリアミド等の
ように収縮率の高い高分子化合物等により形成さ
れる。そして補強板4の収縮力は、摩擦材3の収
縮力と概ね同じ程度に設定される。これにより摩
擦材3がその収縮力で第5図の2点鎖線Wで示す
ように湾曲しようとしても、第1図の補強板4が
摩擦材3と同じだけ収縮するので摩擦材3の歪み
を阻止することができる。なお摩擦材3と補強板
4の収縮力の差は、クラツチフエーシング1の初
期状態における摩擦係数が極端に下がらない程度
で許容される。
の軽金属、もしくは鋼線を含むガラス繊維等のよ
うに引張り強度の強いもの、またはフエノールレ
ジン、ポリプタジエン、もしくはポリアミド等の
ように収縮率の高い高分子化合物等により形成さ
れる。そして補強板4の収縮力は、摩擦材3の収
縮力と概ね同じ程度に設定される。これにより摩
擦材3がその収縮力で第5図の2点鎖線Wで示す
ように湾曲しようとしても、第1図の補強板4が
摩擦材3と同じだけ収縮するので摩擦材3の歪み
を阻止することができる。なお摩擦材3と補強板
4の収縮力の差は、クラツチフエーシング1の初
期状態における摩擦係数が極端に下がらない程度
で許容される。
また上述した材質のものを選択することによ
り、補強板4の厚さt2を摩擦材3の厚さt1よ
り薄くして両者の収縮力を概ね等しく設定するこ
とができるので、クラツチフエーシング1全体を
薄くすることができる。
り、補強板4の厚さt2を摩擦材3の厚さt1よ
り薄くして両者の収縮力を概ね等しく設定するこ
とができるので、クラツチフエーシング1全体を
薄くすることができる。
摩擦材3と連結される補強板4の連結面5に
は、それと同心且つ薄肉の環状リブ6が一体に設
けられる。この実施例においては環状リブ6によ
り区画される連結面5の半径方向外周側の距離l
3を、連結面5の半径方向内周側の距離l4より
狭く設定している。これにより特に慣性トルクの
かかりやすい外周部の回転破壊強度を向上させる
ことができる。さらに補強板4の連結面5には、
環状リブ6と交差する放射状リブ7が円周方向
60°間隔をへだてて6箇所一体に形成される。放
射状リブ7の肉厚t4は、環状リブ6の肉厚t3
とほぼ同じ程度の薄肉に設定される。
は、それと同心且つ薄肉の環状リブ6が一体に設
けられる。この実施例においては環状リブ6によ
り区画される連結面5の半径方向外周側の距離l
3を、連結面5の半径方向内周側の距離l4より
狭く設定している。これにより特に慣性トルクの
かかりやすい外周部の回転破壊強度を向上させる
ことができる。さらに補強板4の連結面5には、
環状リブ6と交差する放射状リブ7が円周方向
60°間隔をへだてて6箇所一体に形成される。放
射状リブ7の肉厚t4は、環状リブ6の肉厚t3
とほぼ同じ程度の薄肉に設定される。
これら環状リブ6、放射状リブ7は成形時にお
ける加工熱や、使用時における摩擦熱の作用によ
つてクラツチフエーシング4に歪みが生じること
を防止する。また環状リブ6と放射状リブ7が交
差しているので、回転方向に強い力が作用して
も、放射状リブ7により充分な強度を保持するこ
とができる。
ける加工熱や、使用時における摩擦熱の作用によ
つてクラツチフエーシング4に歪みが生じること
を防止する。また環状リブ6と放射状リブ7が交
差しているので、回転方向に強い力が作用して
も、放射状リブ7により充分な強度を保持するこ
とができる。
第2図に示すように、補強板4は摩擦材3にモ
ールドされ、或いは接着剤等で接着されること等
により、摩擦材3と一体的に連結される。
ールドされ、或いは接着剤等で接着されること等
により、摩擦材3と一体的に連結される。
摩擦材3と補強板4とを接着するには、予め摩
擦材3の連結面8にリブ6,7と対向する溝9,
10を形成し、連結面8、溝9,10に接着剤を
塗布して摩擦材3の連結面5と補強板4の連結面
8とを連結する。
擦材3の連結面8にリブ6,7と対向する溝9,
10を形成し、連結面8、溝9,10に接着剤を
塗布して摩擦材3の連結面5と補強板4の連結面
8とを連結する。
上記構造によると、補強板4の収縮力を摩擦材
3と概ね等しく設定し、さらに環状リブ6と交差
する放射状リブ7を設けているため、摩擦材3は
歪まない。従つてクラツチフエーシング1は歪ま
ないので、初期状態における摩擦係数が極端に低
くなることはない。しかも環状リブ6と交差する
放射状リブ7を設けることにより、円周方向に強
い力が作用しても充分に回転破壊強度を保持する
ことができる。
3と概ね等しく設定し、さらに環状リブ6と交差
する放射状リブ7を設けているため、摩擦材3は
歪まない。従つてクラツチフエーシング1は歪ま
ないので、初期状態における摩擦係数が極端に低
くなることはない。しかも環状リブ6と交差する
放射状リブ7を設けることにより、円周方向に強
い力が作用しても充分に回転破壊強度を保持する
ことができる。
特に本実施例においては、環状リブ6により区
画される連結面5の半径方向外周側の距離l3
を、連結面5の半径方向内周側の距離l4より狭
く設定しているので、特に慣性トルクのかかりや
すい外周部の回転破壊強度を向上させることがで
きる。また補強板4を、アルミニウム、アルミニ
ウム合金等の軽金属、もしくは鋼線を含むガラス
繊維等のように引張り強度の強いもの、またはフ
エノールレジン、ポリブタジエン、もしくはポリ
アミド等のように収縮率の高い高分子化合物等で
形成しているので、補強板4の厚さt2を摩擦材
3の厚さt1より薄く設定することができる。従
つてクラツチフエーシング1全体を薄くすること
ができ、その分クラツチフエーシング1の軽量化
および慣性トルクの低減を図ることができる。
画される連結面5の半径方向外周側の距離l3
を、連結面5の半径方向内周側の距離l4より狭
く設定しているので、特に慣性トルクのかかりや
すい外周部の回転破壊強度を向上させることがで
きる。また補強板4を、アルミニウム、アルミニ
ウム合金等の軽金属、もしくは鋼線を含むガラス
繊維等のように引張り強度の強いもの、またはフ
エノールレジン、ポリブタジエン、もしくはポリ
アミド等のように収縮率の高い高分子化合物等で
形成しているので、補強板4の厚さt2を摩擦材
3の厚さt1より薄く設定することができる。従
つてクラツチフエーシング1全体を薄くすること
ができ、その分クラツチフエーシング1の軽量化
および慣性トルクの低減を図ることができる。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によると、摩擦材3
と補強板4の収縮力を概ね等しく設定し、環状リ
ブ6と交差する放射状リブ7を設けているので、
クラツチフエーシング1に歪みが生じない。従つ
て初期状態における摩擦係数が極端に低くなるこ
とはなく、商品の精度を高く維持することがで
き、耐久性も向上する。しかも環状リブ6と放射
状リブ7が交差しているので、円周方向に強い力
が作用してもクラツチフエーシング1の回転破壊
強度を向上させることができる。
と補強板4の収縮力を概ね等しく設定し、環状リ
ブ6と交差する放射状リブ7を設けているので、
クラツチフエーシング1に歪みが生じない。従つ
て初期状態における摩擦係数が極端に低くなるこ
とはなく、商品の精度を高く維持することがで
き、耐久性も向上する。しかも環状リブ6と放射
状リブ7が交差しているので、円周方向に強い力
が作用してもクラツチフエーシング1の回転破壊
強度を向上させることができる。
また補強板4にリブ6,7を設けることによ
り、摩擦材3と補強板4との接合面積がリブ6,
7の外周面積分だけ増加するので、摩擦材3と補
強板4をより強力に連結することができる。
り、摩擦材3と補強板4との接合面積がリブ6,
7の外周面積分だけ増加するので、摩擦材3と補
強板4をより強力に連結することができる。
第1図は本考案のクラツチフエーシングの分解
斜視図、第2図は本考案のクラツチフエーシング
の断面部分図、第3図は従来のクラツチフエーシ
ングの断面部分図、第4図は別の従来例の平面
図、第5図は第4図の−断面図である。1…
…クラツチフエーシング、3……摩擦材、4……
補強板、6……環状リブ、7……放射状リブ。
斜視図、第2図は本考案のクラツチフエーシング
の断面部分図、第3図は従来のクラツチフエーシ
ングの断面部分図、第4図は別の従来例の平面
図、第5図は第4図の−断面図である。1…
…クラツチフエーシング、3……摩擦材、4……
補強板、6……環状リブ、7……放射状リブ。
Claims (1)
- 円環状の摩擦材の片面に補強板を一体に備えた
クラツチフエーシングにおいて、上記補強板は、
摩擦材と概ね等しい収縮力を有すると共に、摩擦
材との連結面にそれと同心の環状リブと、環状リ
ブと交差する放射状リブとを一体に備えているこ
とを特徴とするクラツチフエーシング。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988074478U JPH0534341Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | |
US07/457,780 US5052536A (en) | 1988-06-03 | 1989-05-12 | Clutch facing |
PCT/JP1989/000489 WO1989012181A1 (en) | 1988-06-03 | 1989-05-12 | Clutch facing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988074478U JPH0534341Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178230U JPH01178230U (ja) | 1989-12-20 |
JPH0534341Y2 true JPH0534341Y2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=13548421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988074478U Expired - Lifetime JPH0534341Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5052536A (ja) |
JP (1) | JPH0534341Y2 (ja) |
WO (1) | WO1989012181A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5452625A (en) * | 1993-09-29 | 1995-09-26 | United Technologies Corporation | Energy storage flywheel device |
FR2751386B1 (fr) * | 1996-07-18 | 1998-09-18 | Valeo | Garniture de friction pour un embrayage comportant un reseau de rainures |
US5901826A (en) * | 1996-11-12 | 1999-05-11 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Clutch pressure plate with backing plate |
US5803811A (en) * | 1996-12-24 | 1998-09-08 | Weasler Engineering, Inc. | Torque overload clutch and clutch plate |
US8567584B2 (en) * | 2011-10-18 | 2013-10-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Friction plate with pressed core plates |
CN103758903A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-30 | 柳州正菱集团有限公司 | 刹车片 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2054210A (en) * | 1933-05-22 | 1936-09-15 | Crown Cork & Seal Co | Clutch plate |
US3037860A (en) * | 1957-04-24 | 1962-06-05 | Bendix Corp | Friction articles and processes for manufacturing and mounting same |
JPS5349960Y1 (ja) * | 1970-10-06 | 1978-11-30 | ||
JPS5349960A (en) * | 1976-10-18 | 1978-05-06 | Hitachi Ltd | Manufacture of semiconductor device |
JPS55130755A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-09 | Aisin Seiki | Blank for friction material |
JPS5680431A (en) * | 1979-12-04 | 1981-07-01 | Daiichi Shoko Kk | Method to manufacture flexible straw and its device |
JPS5680531A (en) * | 1979-12-06 | 1981-07-01 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Friction pad assembly |
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