JPH05342788A - 磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構 - Google Patents

磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構

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Publication number
JPH05342788A
JPH05342788A JP32536691A JP32536691A JPH05342788A JP H05342788 A JPH05342788 A JP H05342788A JP 32536691 A JP32536691 A JP 32536691A JP 32536691 A JP32536691 A JP 32536691A JP H05342788 A JPH05342788 A JP H05342788A
Authority
JP
Japan
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head
magnetic disk
magnetic
string
bar
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Pending
Application number
JP32536691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsufumi Maruwaka
達史 丸若
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32536691A priority Critical patent/JPH05342788A/ja
Publication of JPH05342788A publication Critical patent/JPH05342788A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク装置停止時における外部からの
衝撃によりヘッド・ディスク間の損傷およびヘッド・デ
ィスク間の吸着現象を防止する。 【構成】 背中合わせになる磁気ヘッド押圧板2a,2
bの間にひも9を掛け渡す。フレーム6にソレノイド8
を設けて、バー7を固定する。装置停止時はソレノイド
8は動作しておらず、ソレノイド8のリターン力により
バー7がひも9を押して撓ませ、磁気ヘッド1a,1b
を磁気ディスク5a,5bの面より僅かに浮上させる。
装置使用時はソレノイド8を通電してバーを退避させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク記憶装置の
ヘッドロード・アンロード機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主流となっているウインチェスタ
形磁気ディスク装置は、装置が停止中磁気ヘッドは磁気
ディスク上に接触した状態にあり、装置の起動開始と同
時に磁気ディスクは磁気ヘッドと接触しながら回転を始
め、回転数が一定値以上になると磁気ディスクの表面に
生じた空気ベアリングの作用により磁気ヘッドが浮上す
る。磁気ディスク装置の使用状態ではこのように磁気ヘ
ッドは磁気ディスクとわずかな空隙を開けて保持されて
いる。一方、磁気ディスク装置の停止時においては、ス
ピンドルモータのスイッチがオフされ、その際、磁気ヘ
ッドは磁気ディスク上の所定の位置にあり、磁気ディス
クの回転数低下に伴う空気ベアリングの作用の低下とと
もに磁気ヘッドは磁気ディスク上に再び接触するように
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置は上記のように磁気ヘッドと磁気ディスクが接触した
状態で停止しているため以下のような問題点が生じてい
た。その1つは磁気ヘッドの吸着の問題である。磁気ヘ
ッドおよび磁気ディスクは磁気ディスク装置の稼動中は
上述したように非常に狭い空隙を保って浮上している。
そして、その空隙を安定に保つために、磁気ヘッドおよ
び磁気ディスクの表面の平滑性を上げている。そのた
め、磁気ディスク停止中、磁気ヘッド,磁気ディスクが
吸着しやすく回転の起動開始時にヘッドとディスクの強
い吸着力によりヘッドクラッシュが発生しヘッドディス
クの損傷の原因となっていた。さらに他の問題は装置停
止時に外部から何かがぶっつかることによる衝撃や運搬
中の大きな衝撃によりヘッド・ディスク間で大きな振動
が発生しヘッドがディスクを叩く現象が発生してヘッド
・ディスクを損傷する危険性があった。本発明の目的は
上記問題点を解決するもので、装置停止時はヘッドを磁
気ディスクから浮かしヘッドとディスクの損傷を防止す
るようにした磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロ
ード機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前期目的を達成するため
に本発明による磁気ディスク装置のヘッドロード・アン
ロード機構はヘッドアームに2つのヘッド押圧板を取り
付け、その先端にそれぞれ背中合わせになるように付設
した磁気ヘッドを磁気ディスクの間に配置し、装置停止
時には上下の磁気ディスク面上に前記磁気ヘッドを接触
させ、装置使用時には磁気ディスクの回転により磁気デ
ィスク面上から僅かの空隙ができるように浮上させる磁
気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構におい
て、前記2つのヘッド押圧板の間に掛け渡されたひも
と、磁気ディスク装置のフレームに固定された軸と、前
記軸に回転可能に取り付けられ、ヘッドアンロード時は
前記ひもを押して撓ませることにより2つのヘッド押圧
板を相互に引きつけてその間隔を縮め、ヘッドロード時
は前記ひもから離れた位置に退避するバーとを備えて構
成してある。また、本発明は前記バーのひもを押す部分
に凹部を設け、ヘッドアンロード時、前記凹部に前記ひ
もを係合させてひもを押すように構成することができ
る。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による磁気ディスク装置のヘッ
ドロード・アンロード機構の実施例を示す磁気ディスク
の一部を破断して示した平面図である。磁気ディスク装
置のフレーム6の上に磁気ディスク5a,5bがセッテ
ィングされており、ヘッドアーム3を駆動するアクチェ
ータ4が設けられている。ヘッドフレーム3の先端には
2つのヘッド押圧板2a,2bが固定されている。ヘッ
ド押圧板2a,2bの先端にはそれぞれ背中合わせにな
るように磁気ヘッド1a,1bが取り付けられている。
ヘッド押圧板2aと2bの中間部にひも9が掛け渡され
ている。また、フレーム6にはソレノイド8が設けら
れ、ソレノイド8にバー7が固定されている。バー7は
ソレノイド8の駆動によりソレノイド8を中心に矢印1
0のように回転可能となっている。
【0006】図2および3図は装置を停止したとき、お
よび装置を使用したときの動作を説明するための図であ
る。図2および3図において(a)は平面図,(b)は
側面図をそれぞれ示している。装置の停止時はソレノイ
ド8は駆動されておらず、そのリターン力によりバー7
はひも9を押し当てる位置AーA’の位置まで戻ってお
り、ひも9を撓ませている。これにより磁気ヘッド押圧
板2a,2bを引き寄せ、磁気ヘッド1a,1bを上下
の磁気ディスク5a,5bの面より持ち上げ、磁気ヘッ
ド1a,1bを磁気ディスク5a,5bの表面より引き
離したアンロード状態を形成する。装置使用時にはソレ
ノイド8に通電をして図3に示すようにバー7をBー
B’の位置まで移動させる。ソレノイド8にはダンパー
機構が設けられており、バー7の移動が緩やかになるよ
うにしている。これにより、磁気ヘッド1a,1bは徐
々に磁気ディスク5a,5bに接触しロードされる。
【0007】図4はバーのひもを押す部分を凹部にした
実施例を示す図である。このように凹部17aでひも9
を押すことによりアンロード時に磁気ヘッド1a,1b
が磁気ディスク5a,5bの半径方向へ移動することが
ないようにひも9を固定することができる。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は装置停止
時、バーによってヘッド押圧板の間に掛け渡されたひも
を押し当て撓ませることにより、磁気ディスクから磁気
ヘッドを浮かせたアンロード状態を形成し、装置使用時
はバーをひも部分より退避させるように構成されている
ので、装置停止時の耐衝撃性が向上し、輸送中の振動や
不意の衝撃に対し非常に有効に作用するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気ディスク装置のヘッドロード
・アンロード機構の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のヘッドロード・アンロード機構の装置停
止時の動作を説明するための図で、(a)は平面図,
(b)は側面図である。
【図3】図1のヘッドロード・アンロード機構の装置使
用時の動作を説明するための図で、(a)は平面図,
(b)は側面図である。
【図4】バーの形状の一実施例を示す図で、(a)は装
置動作時の平面図,(b)は装置停止時の平面図であ
る。
【符号の説明】
1…磁気ヘッド 2…ヘッド押圧板 3…ヘッドアーム 4…アクチェータ 5…磁気ディスク 6…フレーム 7…バー 8…ソレノイド 9…ひも
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドアームに2つのヘッド押圧板を取
    り付け、その先端にそれぞれ背中合わせになるように付
    設した磁気ヘッドを磁気ディスクの間に配置し、装置停
    止時には上下の磁気ディスク面上に前記磁気ヘッドを接
    触させ、装置使用時には磁気ディスクの回転により磁気
    ディスク面上から僅かの空隙ができるように浮上させる
    磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構にお
    いて、 前記2つのヘッド押圧板の間に掛け渡されたひもと、 磁気ディスク装置のフレームに固定された軸と、 前記軸に回転可能に取り付けられ、ヘッドアンロード時
    は前記ひもを押して撓ませることにより2つのヘッド押
    圧板を相互に引きつけてその間隔を縮め、ヘッドロード
    時は前記ひもから離れた位置に退避するバーと、 を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置のヘッドロ
    ード・アンロード機構。
  2. 【請求項2】 前記バーのひもを押す部分に凹部を設
    け、ヘッドアンロード時、前記凹部に前記ひもを係合さ
    せてひもを押すように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード
    機構。
JP32536691A 1991-11-13 1991-11-13 磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構 Pending JPH05342788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32536691A JPH05342788A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構

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JP32536691A JPH05342788A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05342788A true JPH05342788A (ja) 1993-12-24

Family

ID=18176029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32536691A Pending JPH05342788A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 磁気ディスク装置のヘッドロード・アンロード機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH05342788A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310077B1 (ko) * 1998-02-26 2001-10-29 가토 요시카즈 기록매체 기록 및 재생 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310077B1 (ko) * 1998-02-26 2001-10-29 가토 요시카즈 기록매체 기록 및 재생 장치

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