JP3490785B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP3490785B2 JP3490785B2 JP28371794A JP28371794A JP3490785B2 JP 3490785 B2 JP3490785 B2 JP 3490785B2 JP 28371794 A JP28371794 A JP 28371794A JP 28371794 A JP28371794 A JP 28371794A JP 3490785 B2 JP3490785 B2 JP 3490785B2
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- Japan
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- magnetic disk
- head
- magnet
- magnetic head
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクのドラ
イブ装置における磁気ヘッドの保持機構に関するもので
ある。
イブ装置における磁気ヘッドの保持機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】使用者によって書き込みが可能なハード
ディスクドライブ装置(以下HDDと言う。)は技術の
進歩により急激な記憶容量の増加を遂げ、パソコン等に
多くの需要がある。図3は従来のHDDの要部を示す平
面図である。このHDDにおける読み書きは磁気ディス
ク(1)の回転によって生じる気流により浮上する磁気
ヘッド(4)によって行われる。磁気ディスク(1)の
回転が停止しているときは、磁気ヘッド(4)は約5g
の圧力で磁気ディスク(1)と接触している。このため
に、磁気ヘッド(4)が浮上するまでは、前記接触の摩
擦力が磁気ディスク(1)の回転の負荷となる。磁気ヘ
ッド(4)が磁気ディスク(1)の外周側(図3のA)
に位置すると、摩擦力の作用点が長くなるために負荷が
大きくなる。従って、磁気ディスク(1)が停止してい
るときは、磁気ヘッド(4)は内周側(図3のB)に位
置するほうが好ましい。磁気ヘッド(4)の回動の駆動
は磁石(12)とコイル(9)による駆動部(26)に
行われ、該駆動部(26)により磁気ヘッド(4)を内
周側に保持することは可能である。しかし、磁気ディス
ク(1)が停止しているときは、消費電流を少なくする
ために、駆動部(26)以外の保持手段で磁気ヘッド
(4)を内周側に保持する必要があった。
ディスクドライブ装置(以下HDDと言う。)は技術の
進歩により急激な記憶容量の増加を遂げ、パソコン等に
多くの需要がある。図3は従来のHDDの要部を示す平
面図である。このHDDにおける読み書きは磁気ディス
ク(1)の回転によって生じる気流により浮上する磁気
ヘッド(4)によって行われる。磁気ディスク(1)の
回転が停止しているときは、磁気ヘッド(4)は約5g
の圧力で磁気ディスク(1)と接触している。このため
に、磁気ヘッド(4)が浮上するまでは、前記接触の摩
擦力が磁気ディスク(1)の回転の負荷となる。磁気ヘ
ッド(4)が磁気ディスク(1)の外周側(図3のA)
に位置すると、摩擦力の作用点が長くなるために負荷が
大きくなる。従って、磁気ディスク(1)が停止してい
るときは、磁気ヘッド(4)は内周側(図3のB)に位
置するほうが好ましい。磁気ヘッド(4)の回動の駆動
は磁石(12)とコイル(9)による駆動部(26)に
行われ、該駆動部(26)により磁気ヘッド(4)を内
周側に保持することは可能である。しかし、磁気ディス
ク(1)が停止しているときは、消費電流を少なくする
ために、駆動部(26)以外の保持手段で磁気ヘッド
(4)を内周側に保持する必要があった。
【0003】この保持手段は米国特許5025335号
公報や5023736号公報等により開示され、また、
市販されている。該保持手段は磁性体あるいは磁石から
なる第1の保持体(23)と、該第1の保持体(23)
を磁力により吸着する第2の保持体(24)から構成さ
れる。第1の保持体(23)はコイル(9)を保持する
コイルアーム(25)を延在した先端に固定され、第2
の保持体(24)はベース(3)に固定される。
公報や5023736号公報等により開示され、また、
市販されている。該保持手段は磁性体あるいは磁石から
なる第1の保持体(23)と、該第1の保持体(23)
を磁力により吸着する第2の保持体(24)から構成さ
れる。第1の保持体(23)はコイル(9)を保持する
コイルアーム(25)を延在した先端に固定され、第2
の保持体(24)はベース(3)に固定される。
【0004】磁気ディスク(1)の回転が停止動作を始
めると、駆動部(26)により磁気ヘッド(4)は内周
側(図3のB)に移動させられる。そして、第1の保持
体(23)と第2の保持体(24)の磁力により、磁気
ヘッド(4)がこの位置に保持される。この保持の効果
は、磁気ディスク(1)の回転起動時の負荷を少なくす
るのみでなく、振動や衝撃による磁気ディスク(1)の
損傷を防止する効果も有している。
めると、駆動部(26)により磁気ヘッド(4)は内周
側(図3のB)に移動させられる。そして、第1の保持
体(23)と第2の保持体(24)の磁力により、磁気
ヘッド(4)がこの位置に保持される。この保持の効果
は、磁気ディスク(1)の回転起動時の負荷を少なくす
るのみでなく、振動や衝撃による磁気ディスク(1)の
損傷を防止する効果も有している。
【0005】一方、磁気ヘッド(4)からのリード線
(15)は遊動しても断線しにくいフレキシブル基板
(16)に半田付けされる。該フレキシブル基板(1
6)の延在部はガイド(19)を介してヘッドアーム組
立体(14)に固定される。ガイド(19)はフレキシ
ブル基板(16)の遊動を規制し、フレキシブル基板
(16)が他の部品(特に、駆動部(26))に接触す
るのを防止する。また、ガイド(19)は磁気ヘッド
(4)からの複数のリード線(15)を整形するために
も使用されることがある。
(15)は遊動しても断線しにくいフレキシブル基板
(16)に半田付けされる。該フレキシブル基板(1
6)の延在部はガイド(19)を介してヘッドアーム組
立体(14)に固定される。ガイド(19)はフレキシ
ブル基板(16)の遊動を規制し、フレキシブル基板
(16)が他の部品(特に、駆動部(26))に接触す
るのを防止する。また、ガイド(19)は磁気ヘッド
(4)からの複数のリード線(15)を整形するために
も使用されることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記保持手段はヘッド
アーム組立体(14)の回動支点からの位置がコイル
(9)より遠い位置に配設されるために、ヘッドアーム
組立体(14)が長くなり、HDDの外形寸法を大きく
することになる。このことは、特に、携帯可能であり且
つ卓上で使用されるノートパソコンへの搭載の障害とな
る。また、保持手段として部品が必要であり、コストア
ップとなる。
アーム組立体(14)の回動支点からの位置がコイル
(9)より遠い位置に配設されるために、ヘッドアーム
組立体(14)が長くなり、HDDの外形寸法を大きく
することになる。このことは、特に、携帯可能であり且
つ卓上で使用されるノートパソコンへの搭載の障害とな
る。また、保持手段として部品が必要であり、コストア
ップとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる点に鑑み
てなされたものであり、第1の特徴は、固定された磁石
を有し、前記ガイドは磁性体あるいは磁石からなり、磁
気ディスクの回転が停止しているとき、前記磁石と前記
ガイドの吸着により前記磁気ヘッドを所定の位置に保持
することである。第2の特徴は、前記磁石はヘッドアー
ム組立体の回動を駆動する磁石と兼用することである。
てなされたものであり、第1の特徴は、固定された磁石
を有し、前記ガイドは磁性体あるいは磁石からなり、磁
気ディスクの回転が停止しているとき、前記磁石と前記
ガイドの吸着により前記磁気ヘッドを所定の位置に保持
することである。第2の特徴は、前記磁石はヘッドアー
ム組立体の回動を駆動する磁石と兼用することである。
【0008】
【作用】磁気ディスクの回転が停止しているときに、磁
気ヘッドを所定の位置に固定させる固定手段を、フレキ
シブル基板の遊動範囲の近傍に設ける。そして、前記ガ
イド(19)を固定手段として兼用する。さらに、ヘッ
ドアーム組立体の回動を駆動する磁石(12)も固定手
段として兼用する。
気ヘッドを所定の位置に固定させる固定手段を、フレキ
シブル基板の遊動範囲の近傍に設ける。そして、前記ガ
イド(19)を固定手段として兼用する。さらに、ヘッ
ドアーム組立体の回動を駆動する磁石(12)も固定手
段として兼用する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図に基づき説明する。図1
はHDDの主要部を示す平面図である。(1)は2.5
インチの磁気ディスクであり、モータ部(2)により回
転可能にベース(3)に固定される。該磁気ディスク
(1)は両面に情報を書き込むことができる。(4)は
磁気ヘッドであり、これを浮上させるためのスライダと
磁気ディスク(1)に情報を書き込み・読み出しを行う
磁気回路(コア)が一体になっている。(5)はフレク
スチャであり、磁気ヘッド(4)が磁気ディスク(1)
の走行方向に対して左右に傾かないように矯正するもの
である。(6)はロードビームであり、フレクスチャ
(5)を図2よりみて上下方向に揺動可能に保持する。
(7)はアクチュエータであり、一端に並行に延在する
アーム(8)を有し、該アーム(8)には磁気ヘッド
(4)が対向するようにロードビーム(6)が保持され
ている。そして、アクチュエータ(7)の他端にはコイ
ル(9)が保持されている。アクチュエータ(7)の、
中部には軸受け(10)が設けられ、ベース(3)から
突出する軸(11)が嵌合される。該軸(11)により
一対の磁気ヘッド(4)は夫々の磁気ディスク(1)の
各面を回動自在に軸支される。(12)は磁石で、(1
3)は磁性体からなる板金であり、コイル(9)の上下
に配設され、磁界を作る。この磁界とコイル(9)に流
される電流の電磁作用により磁気ヘッド(4)の回動が
駆動される。上記回動される磁気ヘッド(4),フレク
スチャ(5),ロードビーム(6),アクチュエータ
(7)とコイル(9)で構成される組立体をヘッドアー
ム組立体(14)という。
はHDDの主要部を示す平面図である。(1)は2.5
インチの磁気ディスクであり、モータ部(2)により回
転可能にベース(3)に固定される。該磁気ディスク
(1)は両面に情報を書き込むことができる。(4)は
磁気ヘッドであり、これを浮上させるためのスライダと
磁気ディスク(1)に情報を書き込み・読み出しを行う
磁気回路(コア)が一体になっている。(5)はフレク
スチャであり、磁気ヘッド(4)が磁気ディスク(1)
の走行方向に対して左右に傾かないように矯正するもの
である。(6)はロードビームであり、フレクスチャ
(5)を図2よりみて上下方向に揺動可能に保持する。
(7)はアクチュエータであり、一端に並行に延在する
アーム(8)を有し、該アーム(8)には磁気ヘッド
(4)が対向するようにロードビーム(6)が保持され
ている。そして、アクチュエータ(7)の他端にはコイ
ル(9)が保持されている。アクチュエータ(7)の、
中部には軸受け(10)が設けられ、ベース(3)から
突出する軸(11)が嵌合される。該軸(11)により
一対の磁気ヘッド(4)は夫々の磁気ディスク(1)の
各面を回動自在に軸支される。(12)は磁石で、(1
3)は磁性体からなる板金であり、コイル(9)の上下
に配設され、磁界を作る。この磁界とコイル(9)に流
される電流の電磁作用により磁気ヘッド(4)の回動が
駆動される。上記回動される磁気ヘッド(4),フレク
スチャ(5),ロードビーム(6),アクチュエータ
(7)とコイル(9)で構成される組立体をヘッドアー
ム組立体(14)という。
【0010】磁気ヘッド(4)はロードビーム(6)に
より微小な力(約5g)で磁気ディスク(1)に接触さ
せられる。磁気ディスク(1)が回転させられると、磁
気ディスク(1)と磁気ヘッド(4)間の気流により磁
気ヘッド(4)が浮上する。(15)は磁気ヘッド
(4)のリード線である。(16)はフレキシブル基板
(以下FPCという。)であり、リード線が施された延
在部(17)の一端は磁気ヘッド(4)のリード線(1
5)と電気的に接続され、回路部品(図示せず)が搭載
された主要部(18)はベース(3)に固定されてい
る。FPC(16)は屈曲されても、施されたリード線
が断線しにくい材質からなるシート状の基板である。
(19)はガイドであり、磁石に吸着される材質、例え
ば、フェライト系のステンレス鋼よりなる。これを挟ん
でFPC(16)の延在部(17)の一端がアクチュエ
ータ(7)に固定される。
より微小な力(約5g)で磁気ディスク(1)に接触さ
せられる。磁気ディスク(1)が回転させられると、磁
気ディスク(1)と磁気ヘッド(4)間の気流により磁
気ヘッド(4)が浮上する。(15)は磁気ヘッド
(4)のリード線である。(16)はフレキシブル基板
(以下FPCという。)であり、リード線が施された延
在部(17)の一端は磁気ヘッド(4)のリード線(1
5)と電気的に接続され、回路部品(図示せず)が搭載
された主要部(18)はベース(3)に固定されてい
る。FPC(16)は屈曲されても、施されたリード線
が断線しにくい材質からなるシート状の基板である。
(19)はガイドであり、磁石に吸着される材質、例え
ば、フェライト系のステンレス鋼よりなる。これを挟ん
でFPC(16)の延在部(17)の一端がアクチュエ
ータ(7)に固定される。
【0011】ガイド(19)はアクチュエータ(7)と
接触する固定部(20)と、角度をなした作用部(2
1)からなる。該作用部(21)は磁気ヘッド(4)が
磁気ディスク(1)の最内周に位置した状態で、磁石
(12)と当接する。このとき、FPC(16)は磁石
(12)と最接近するが、接触することはない。さら
に、このときの磁気ヘッド(4)の位置は磁気ディスク
(1)の情報が書き込まれる領域(22)から外れる。
もし、角度をなした作用部(21)がないと、磁気ヘッ
ド(4)が回動する度に、FPC(16)の延在部(1
7)が磁石(12)と接触する。接触すれば、回動の負
荷となったり、塵が発生して磁気ディスク(1)や磁気
ヘッド(4)に付着したり、FPC(16)が断線に至
ることもある。
接触する固定部(20)と、角度をなした作用部(2
1)からなる。該作用部(21)は磁気ヘッド(4)が
磁気ディスク(1)の最内周に位置した状態で、磁石
(12)と当接する。このとき、FPC(16)は磁石
(12)と最接近するが、接触することはない。さら
に、このときの磁気ヘッド(4)の位置は磁気ディスク
(1)の情報が書き込まれる領域(22)から外れる。
もし、角度をなした作用部(21)がないと、磁気ヘッ
ド(4)が回動する度に、FPC(16)の延在部(1
7)が磁石(12)と接触する。接触すれば、回動の負
荷となったり、塵が発生して磁気ディスク(1)や磁気
ヘッド(4)に付着したり、FPC(16)が断線に至
ることもある。
【0012】磁気ディスク(1)の回転が停止の動作を
始めると、コイル(12)への通電により磁気ヘッド
(4)が磁気ディスク(1)の最内周側に回動される。
そして、コイル(12)への通電が遮断させられ、磁気
ディスク(1)の回転が停止される。この状態でガイド
(19)が磁石(12)の磁力により吸着され、磁気ヘ
ッド(4)が最内周側に保持される。この保持により、
振動や衝撃があっても磁気ヘッド(4)が磁気ディスク
(1)を傷付けにくい。また、磁気ディスク(1)が傷
ついても情報を書き込んでいる領域でないために、情報
が損なわれることはない。尚、磁気ディスク(1)が回
転を始めるときのコイル(12)への通電による起動力
トルクはガイド(19)の吸着によるトルクより大きく
設定され、磁気ヘッド(4)の回動開始は可能である。
従来例のガイド(19)の作用部(21)はFPC(1
6)が磁石(12)に当らないようにするためだけのも
のであったが、本実施例の作用部(21)は材質を磁性
体にすることにより、磁気ヘッド(4)を内周側に保持
する働きも兼ねている。
始めると、コイル(12)への通電により磁気ヘッド
(4)が磁気ディスク(1)の最内周側に回動される。
そして、コイル(12)への通電が遮断させられ、磁気
ディスク(1)の回転が停止される。この状態でガイド
(19)が磁石(12)の磁力により吸着され、磁気ヘ
ッド(4)が最内周側に保持される。この保持により、
振動や衝撃があっても磁気ヘッド(4)が磁気ディスク
(1)を傷付けにくい。また、磁気ディスク(1)が傷
ついても情報を書き込んでいる領域でないために、情報
が損なわれることはない。尚、磁気ディスク(1)が回
転を始めるときのコイル(12)への通電による起動力
トルクはガイド(19)の吸着によるトルクより大きく
設定され、磁気ヘッド(4)の回動開始は可能である。
従来例のガイド(19)の作用部(21)はFPC(1
6)が磁石(12)に当らないようにするためだけのも
のであったが、本実施例の作用部(21)は材質を磁性
体にすることにより、磁気ヘッド(4)を内周側に保持
する働きも兼ねている。
【0013】作用部(21)はFPC(16)が遊動す
る領域の近傍に設けられ、且つ、磁石(12)は磁気ヘ
ッド(4)を回動させる磁石と共用しているために、H
DDの外形寸法に影響を及ぼさない。尚、本実施例で
は、磁気ヘッド(4)を回動させる磁石と、磁気ヘッド
(4)を内周側に保持させる磁石を共用して部品数の削
減を図った。しかし、設計上、磁石の共用が困難な場合
は、新たな磁石を磁石(12)のFPC(16)側に設
けるとよい。
る領域の近傍に設けられ、且つ、磁石(12)は磁気ヘ
ッド(4)を回動させる磁石と共用しているために、H
DDの外形寸法に影響を及ぼさない。尚、本実施例で
は、磁気ヘッド(4)を回動させる磁石と、磁気ヘッド
(4)を内周側に保持させる磁石を共用して部品数の削
減を図った。しかし、設計上、磁石の共用が困難な場合
は、新たな磁石を磁石(12)のFPC(16)側に設
けるとよい。
【0014】尚、アクチュエータ(7)を磁性体にしな
い理由は、一般的にアクチュエータ(7)がアルミニウ
ムやマグネシュウム等の軽金属を使用するためである。
い理由は、一般的にアクチュエータ(7)がアルミニウ
ムやマグネシュウム等の軽金属を使用するためである。
【0015】
【発明の効果】磁気ディスクの回転が停止しているとき
に、磁気ヘッドを所定の位置に固定させる固定手段を、
HDDの外形寸法を大きくすることなく設けることがで
きる。また、フレキシブル基板の遊動を規制するガイド
を固定手段に兼用して部品の削減を行うことができる。
さらに、ヘッドアーム構成部を回動させる磁石も固定手
段に兼用して部品の削減を行うことができる。
に、磁気ヘッドを所定の位置に固定させる固定手段を、
HDDの外形寸法を大きくすることなく設けることがで
きる。また、フレキシブル基板の遊動を規制するガイド
を固定手段に兼用して部品の削減を行うことができる。
さらに、ヘッドアーム構成部を回動させる磁石も固定手
段に兼用して部品の削減を行うことができる。
【図1】本発明の実施例の主要部を示す平面図である。
【図2】ヘッドアーム組立体の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図3】従来例の主要部を示す平面図である。
1 磁気ディスク
4 磁気ヘッド
7 アクチュエータ
9 コイル
12 磁石
14 ヘッドアーム組立体
15 リード線
16 フレキシブル基板(FPC)
19 ガイド
26 駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−243621(JP,A)
特開 平5−174528(JP,A)
実開 平5−8765(JP,U)
特表 平4−501629(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 21/12
G11B 21/02
G11B 21/22
G11B 25/04
Claims (2)
- 【請求項1】 回転可能に保持される磁気ディスクと、
該磁気ディスクの情報を読み書きする磁気ヘッドと、該
磁気ヘッドを先端に保持し回動自在に軸支されるヘッド
アーム組立体と、該ヘッドアーム組立体に固定され前記
磁気ヘッドと電気的に接続されるフレキシブル基板と、
前記ヘッドアーム組立体に固定され前記フレキシブル基
板の遊動を規制する若しくは前記フレキシブル基板に接
続されるリード線を整形するガイドを有する磁気ディス
ク装置において、 固定される磁石を有し、前記ガイドは磁性体あるいは磁
石からなり、前記磁気ディスクの回転が停止していると
き、前記磁石と前記ガイドの吸着により前記磁気ヘッド
を所定の位置に保持することを特徴とする磁気ディスク
装置。 - 【請求項2】 回転可能に保持される磁気ディスクと、
該磁気ディスクの情報を読み書きする磁気ヘッドと、該
磁気ヘッドを先端に保持し回動自在に軸支されるヘッド
アーム組立体と、該ヘッドアーム組立体の他端に保持さ
れるコイルと固定される磁石とにより前記ヘッドアーム
組立体の回動を駆動する駆動部と、前記ヘッドアーム組
立体に固定され前記磁気ヘッドと電気的に接続されるフ
レキシブル基板と、前記ヘッドアーム組立体に固定され
前記フレキシブル基板の遊動を規制する若しくは前記フ
レキシブル基板に接続されるリード線を整形するガイド
を有する磁気ディスク装置において、 前記ガイドは磁性体あるいは磁石からなり、前記磁気デ
ィスクの回転が停止しているとき、前記駆動部の磁石と
前記ガイドの吸着により前記磁気ヘッドを所定の位置に
保持することを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28371794A JP3490785B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28371794A JP3490785B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08147912A JPH08147912A (ja) | 1996-06-07 |
JP3490785B2 true JP3490785B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=17669181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28371794A Expired - Fee Related JP3490785B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3490785B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5600402B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2014-10-01 | 日本電産サンキョー株式会社 | 媒体リーダ |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28371794A patent/JP3490785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08147912A (ja) | 1996-06-07 |
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