JP2001243735A - ディスクドライブ装置、ディスクドライブ装置の製造方法およびハードディスクドライブ - Google Patents

ディスクドライブ装置、ディスクドライブ装置の製造方法およびハードディスクドライブ

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JP2001243735A
JP2001243735A JP2000043640A JP2000043640A JP2001243735A JP 2001243735 A JP2001243735 A JP 2001243735A JP 2000043640 A JP2000043640 A JP 2000043640A JP 2000043640 A JP2000043640 A JP 2000043640A JP 2001243735 A JP2001243735 A JP 2001243735A
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head
ramp
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disk
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Mutsuro Ota
睦郎 太田
Takahide Nakamura
隆英 中村
Hiroshi Matsuda
浩 松田
Hiroshi Takahashi
啓史 高橋
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/16Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドおよびサスペンションアームが、
基準となるハードディスクドライブより減少したディポ
ップバージョンのハードディスクドライブにおいて、ロ
ード時の磁気ヘッドの制御を適切に行うことのできるデ
ィスクドライブ装置を提供する。 【解決手段】 ディポップバージョンのハードディスク
ドライブに設置されるランプ6の第2の傾斜面61cの
傾斜角を、基準となるハードディスクドライブに設置さ
れるランプ6の対応する傾斜面の傾斜角よりも大きくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのデ
ータ記憶手段として用いられるハードディスクドライブ
(以下、HDD)に好適なディスクドライブ装置に関
し、特にロード・アンロード機構を採用するHDDのラ
ンプ形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータ記憶手段として最
も一般的なHDDは、単数または複数の磁気ディスクを
同軸上に配置し、それをスピンドルモータで駆動する構
造を有している。HDDはそれが搭載されるコンピュー
タの仕様により記憶容量が定まり、通常この記憶容量を
満足するように単数または複数の磁気ディスクを備え
る。例えば、HDDに要求される記憶容量が5GB(ギ
ガバイト)とすると、1枚の記憶容量が1GBの磁気デ
ィスクを5枚用意することになる。ところが、コンピュ
ータの仕様は多種多様であり、4GB、あるいは3GB
のHDDの製品も存在する。
【0003】HDDを構成する部材は、磁気ディスクの
他にこれを駆動するスピンドルモータ、あるいは磁気デ
ィスクおよびモータその他の部品を保持、格納する筐体
がある。この筐体はエンクロージャーケースと呼ばれ、
1種類のエンクロージャーケースを用いて複数種類の記
憶容量に対応することが行われている。例えば、1枚あ
たり1GBの磁気ディスクを最大5枚搭載、つまり5G
BのHDDとなるようにエンクロージャーケースの設計
をしておき、要求記憶容量が5GBの場合には磁気ディ
スクを5枚、3GBの場合には3枚搭載するようにする
ものである。このようなHDDをディポップバージョン
(Depopulation Version)と呼んでいる。
【0004】1インチサイズのように非常に小さく、薄
型のHDDは、1枚の磁気ディスクの両面に記録面を形
成し、各記録面に対して1つの磁気ヘッドを用意するも
のがある。このような薄型のHDDにおいて、1つの記
録面の記録容量が170MBの場合、記憶容量が340
MBと170MBの2種のHDDが成立する。記憶容量
が340MBのHDDを基準とすると、170MBのH
DDは磁気ディスクの片面のみを記録面とする340M
BのHDDのディポップバージョンとして作成すること
ができる。そしてこの場合には、基準となる340MB
のHDDが2つの磁気ヘッドを備えているのに対して、
記録面のみに1つの磁気ヘッドを配置する。
【0005】ところで、磁気ディスク等のディスク状記
録媒体を回転させ、この記録媒体の回転により生じるエ
アーベアリングにより、アクチュエータ機構のヘッドア
ームを構成するサスペンションアームに実装されたヘッ
ドスライダをディスク表面から浮上させて記録媒体にデ
ータを書き込み、また記録媒体からデータを読み込むコ
ンタクト・スタート・ストップ型のディスクドライブ装
置が主流を占めていた。ところが、このコンタクト・ス
タート・ストップ型のHDDにおいては、記録媒体が回
転停止している非動作時に、ヘッドスライダをディスク
表面の退避領域に着地させていた。
【0006】上記のコンタクト・スタート・ストップ型
のディスクドライブ装置においては、ヘッドスライダが
データ領域表面に吸着されたり、衝撃によりデータ領域
に移動してディスク表面を傷つけたりする可能性があっ
た。そこで、このような問題を回避し、非動作時の信頼
性を高めることを目的として、ロード・アンロード型と
称されるディスクドライブ装置が開発、実用化されてい
る。例えば、ロード・アンロード型のHDDは、磁気ヘ
ッドを保持するサスペンションアームと、ランプ・ブロ
ックと称される部品とを備えている。このHDDは非動
作時に、ランプ・ブロックにサスペンションアームを保
持させることにより、ヘッドスライダをディスク表面に
接触させずに退避位置にアンロードするものである。上
記サスペンションアームには凸部を有するロード・アン
ロードタブが設けられており、また上記のランプ・ブロ
ックにはランプが形成されている。ランプ・ブロックは
ランプがディスクの外周部近傍に位置するように配設さ
れている。ロード・アンロード機構は、ディスクドライ
ブ装置の動作を停止するとき、サスペンションアームを
旋回させ、サスペンションアームのロード・アンロード
タブの凸部をランプのタブ保持位置に載せることによ
り、ヘッドをアンロードする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に磁気ディスク1
50、サスペンションアーム160およびランプ170
を示している。なお、理解を容易にするために、この図
6では1つのサスペンションアーム160のみを記載し
ている。サスペンションアーム160にはロード・アン
ロードタブ161が形成されている。また、サスペンシ
ョンアーム160は、図示しないVCM(Voice Coil M
otor)によって磁気ディスク150の半径方向である1
50Aおよび150Bに旋回される。ランプ170に
は、第1の傾斜面171、平坦面172、第2の傾斜面
173および支持面174から構成されるロード・アン
ロード面が形成されている。
【0008】磁気ディスク150に対する書き込みまた
は読み出しが終了すると、VCMによってサスペンショ
ンアーム160は150Bの方向に旋回、つまりアンロ
ードする。サスペンションアーム160のロード・アン
ロードタブ161は、ランプ170の第1の傾斜面17
1を登坂した後に平坦面172を摺動し、さらに第2の
傾斜面173を降坂した後に支持面174で停止する。
磁気ディスク150に対する書き込みまたは読み出しを
開始する際には、支持面174に停止していたサスペン
ションアーム160のロード・アンロードタブ161が
第2の傾斜面173を登坂した後に平坦面172を摺動
し、第1の傾斜面171を降坂して150Aの方向にロ
ードされる。
【0009】以上のロード・アンロードの際にサスペン
ションアーム160のロード・アンロードタブ161と
ランプ170とが摺動するために、両者の間に摩擦トル
クが発生する。したがって、VCMを含めたヘッド駆動
機構は、この摩擦トルクを考慮した駆動力を備えてい
る。前述の1インチサイズのHDDを考えると、磁気ヘ
ッドが2つの場合にはそれぞれにサスペンションアーム
160が存在することになるから、1つのサスペンショ
ンアーム160がロードの過程に前記第2の傾斜面17
3を登坂する際の摩擦トルクをTfとすると、全摩擦ト
ルクは2Tfとなる。したがって、VCMを含めたヘッ
ド駆動機構はこの2Tfに抗してサスペンションアーム
160をロードする駆動力を備える必要がある。
【0010】ところが、磁気ヘッドが1つとなったディ
ポップバージョンのHDDでは、サスペンションアーム
160が1つであるから、全摩擦トルクはTfとなる。
ディポップバージョンのHDDは、磁気ヘッドが2つの
HDDのヘッド駆動機構と一致する。そして、ロード時
には、VCMに電流を供給してサスペンションアーム1
60がランプの平坦面172に達したところでVCMの
逆起電力によりサスペンションアーム160の速度を検
知し、その後に速度、つまりVCMへの供給電流を制御
するという手法を採用している。したがって、磁気ヘッ
ドが1つとなり全摩擦トルクが磁気ヘッドが2つのとき
の半分になると、VCMへの供給電流を制御する以前に
サスペンションアーム160、つまり磁気ヘッドが磁気
ディスク150まで到達してしまい、制御不能になるお
それがある。また、1インチサイズHDDは、それより
も大きい例えば2.5インチサイズHDDを基本的に相
似として作成するために、VCMを構成する巻き線コイ
ルのコイル径も相似で小さくなる。VCMで得られる逆
起電力は、巻き線コイル径の2乗に比例する。例えば、
2.5インチサイズHDDの巻き線コイル径を2.5m
mとすると1インチサイズHDDの巻き線コイル径は1
mmであるから、1インチサイズHDD得られる逆起電
力は2.5インチサイズHDDの16%程度である。つ
まり、1インチサイズHDDではほとんど逆起電力が期
待できない。1インチサイズHDDは薄いこともあり、
VCMの厚さもとれないことから、逆起電力の問題はよ
り顕著となる。HDDにおいて突然電源が切られた場合
には、通常、スピンドルモータによるVCMの逆起電力
によりアンロードさせている。ところが、以上のように
1インチサイズのHDDでは逆起電力が期待できないた
めに、コンデンサーに予め貯めておいた電流をVCMに
供給してアンロードすることが提案されている。ところ
が、この時にVCM に供給される電流は1ヘッド、2
ヘッド共に同じである。したがって、摩擦トルクの低減
により、アンロード時のサスペンションアーム160の
速度が相対的に上がってしまう。HDDにはサスペンシ
ョンアーム160の移動を規制するアウタークラッシュ
ストップと称される部材が設けてあるが、サスペンショ
ンアーム160の速度が速いとアウタークラッシュスト
ップに衝突した後に、跳ね返り磁気ディスク150上に
戻ってしまい、起動できなくなるという問題もある。そ
こで本発明は、磁気ヘッドおよびサスペンションアーム
が基準となるHDDより減少したディポップバージョン
のHDDにおいて、ロード時の磁気ヘッドの制御適切に
行うこと、さらには電源オフ時のサスペンションアーム
の磁気ディスク上への跳ね返りを防止することのできる
ディスクドライブ装置、およびその製造方法の提供を課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報を記憶す
るためのディスク状媒体と、前記ディスク状媒体に対し
て情報の書き込みまたは読み出しを行うヘッドと、前記
ヘッドを支持するサスペンションアームと、前記ヘッド
を前記サスペンションアームを介して前記ディスク状媒
体上にロードまたはアンロードするためのヘッド駆動機
構と、前記ヘッドのアンロード時に前記サスペンション
アームを支持するとともに、ロード時に前記サスペンシ
ョンアームが摺動する傾斜面を有するランプとを備え、
基準となるディスクドライブ装置のヘッドおよびサスペ
ンションアームの数が減じられたことを除く仕様を採用
するディポップバージョンのディスクドライブ装置であ
って、前記ディポップバージョンのディスクドライブ装
置のヘッドロード時におけるランプとサスペンションア
ームとの摩擦トルクを、前記基準となるディスクドライ
ブ装置のヘッドロード時におけるランプとサスペンショ
ンアームとの摩擦トルクと同等になるように構成したこ
とを特徴とするディスクドライブ装置である。前記ディ
ポップバージョンの前記摩擦トルクを前記基準となるデ
ィスクドライブ装置の前記摩擦トルクと同等とさせるた
めに、前記ディポップバージョンのディスクドライブ装
置のランプの傾斜面の傾斜角を、前記基準となるディス
クドライブ装置のランプの傾斜面の傾斜角よりも大きく
することができる。つまり、摩擦トルクは傾斜角に比例
するから、ディポップバージョンのディスクドライブ装
置のランプの傾斜角を大きくすることにより摩擦トルク
を大きくしようというものである。
【0012】また本発明は、データの読み出しまたは書
き込みのためのヘッドを備えたサスペンションアームを
ディスク状記録媒体に対してロードまたはアンロードす
る機構を採用するディスクドライブ装置の製造方法であ
って、この製造方法は、ディスク状記録媒体の記録面の
数が異なることによりヘッドの数が異なる複数のシリー
ズ化されたディスクドライブ装置を対象とし、ヘッドの
数が少ないシリーズのディスクドライブ装置のランプの
傾斜角をα1、当該ディスクドライブ装置よりもヘッド
の数が多いシリーズのディスクドライブ装置のランプの
傾斜角をα2とすると、α1>α2となるようなランプ
を用いることを特徴とするディスクドライブ装置の製造
方法である。
【0013】例えば、基準となるディスクドライブ装置
がディスク状記録媒体を3枚備えているとすると、ディ
スク状記録媒体が2枚あるいは1枚のディスクドライブ
装置がディポップバージョンとなりうる。そして、この
場合、基準となるディスクドライブ装置が1つのシリー
ズを構成し、また、ディスク状記録媒体が2枚のディス
クドライブ装置が他の1つのシリーズを、ディスク状記
録媒体が1枚のディスクドライブ装置が他の1つのシリ
ーズを構成することになる。本発明は、このようなシリ
ーズ化されたディスクドライブ装置に適用することがで
きる。ここでは理解を容易にするためにディスク状記録
媒体の枚数で説明したが、ディスク状記録媒体はその表
裏に記録面を形成することができるので、記録面の数に
よってシリーズを区分することができる。前記ディスク
ドライブ装置の製造方法は、前記ヘッドの数が少ないシ
リーズのディスクドライブ装置と前記ヘッドの数が多い
シリーズのディスクドライブ装置とが、前記サスペンシ
ョンアームをディスク状記録媒体に対してロードまたは
アンロードする機構の仕様が一致するものに適用するこ
とができる。
【0014】以上の本発明ディスクドライブ装置および
ディスクドライブ装置の製造方法は、前述した1インチ
サイズのように非常に小さく、薄型のHDDに好適であ
る。つまり、1インチサイズ以下であって、その片面に
磁気記録層を備えた1つの磁気ディスクと、前記磁気デ
ィスクの前記磁気記録層に対して情報の書き込みまたは
読み出しを行う磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持す
るサスペンションアームと、前記ヘッドを前記サスペン
ションアームを介して前記磁気ディスク上にロードまた
はアンロードするためのヘッド駆動機構と、前記ヘッド
のアンロード時に前記サスペンションアームを支持する
とともに、ロード時に前記サスペンションアームが摺動
する傾斜面を有するランプとを備えた1ヘッドハードデ
ィスクドライブであって、その表裏両面に磁気記録層が
形成された1インチサイズ以下の磁気ディスクを搭載す
ること、この表裏両面に対応する磁気ヘッドおよびサス
ペンションアームを1対備えること、ならびにランプ形
状が異なることを除き当該ハードディスクドライブと一
致する2ヘッドハードディスクドライブと比較し、前記
1ヘッドハードディスクドライブのランプにおける前記
傾斜面の傾斜角が前記2ヘッドハードディスクドライブ
のランプにおける傾斜面の傾斜角よりも大きく設定され
ていることを特徴とするハードディスクドライブが提供
される。
【0015】また本発明によれば、1インチサイズ以下
であってその片面に磁気記録層を備えた1つの磁気ディ
スクと、前記磁気ディスクの前記磁気記録層に対して情
報の書き込みまたは読み出しを行う1つの磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドを支持するサスペンションアーム
と、前記ヘッドを前記サスペンションアームを介して前
記磁気ディスク上にロードまたはアンロードするための
ヘッド駆動機構と、前記ヘッドのアンロード時に前記サ
スペンションアームを支持するランプとを備え、前記ラ
ンプは、前記サスペンションアームが摺動するロード・
アンロード面を1つ備えた新規なハードディスクドライ
ブが提供される。このハードディスクドライブにおい
て、前記ランプは、前記サスペンションアームの鉛直方
向への移動を規制するリミッタを備えることができる。
また、前記ランプのロード・アンロード面は傾斜面を含
み、前記リミッタは前記傾斜面に対応した傾斜面を有す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をHDDに適用した
実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本実施の形態に係るHDDの概略構成を示す平面
図、図2はキャリッジ3の構造を示す断面図、図3はラ
ンプ6を示す図である。図1および図2に示すように、
ディスクドライブ装置としてのHDD10は、磁気ディ
スク1と、スピンドルモータ2と、キャリッジ3と、ヘ
ッドスライダ4と、VCM5と、本発明に係るランプ6
とをエンクロージャケース7に収容してある。磁気ディ
スク1は、エンクロージャーケース7の底面に設置され
たスピンドルモータ2のスピンドル軸21の外周に固定
されている。このスピンドルモータ2は磁気ディスク1
を回転させる。この磁気ディスク1は1インチサイズで
あり、その裏面側が磁気記録層を形成している。記憶容
量としては、片面が170MB、両面で340MBのタ
イプ、あるいは片面が500MB、両面で1GBのタイ
プがある。
【0017】キャリッジ3は、図1および図2に示すよ
うに、中間部31と、中間部31の一端部から櫛状に延
設された2つのキャリッジアーム321、322と、中
間部31の他端部から延設されたコイルアーム33とを
備えている。中間部31は、エンクロージャケース7の
底面から凸設された旋回軸35にブッシュ34を介して
旋回自在に嵌合している。また、コイルアーム33には
ボイスコイル51が実装されている。なお、図1はキャ
リッジ3のうち磁気ディスク1の裏面側に配置される部
分を記述している。図2に示すように、キャリッジアー
ム321の先端部には、磁気ディスク1の上面1aに対
するサスペンションアーム361が取り付けられてい
る。このサスペンションアーム361の先端にはロード
・アンロードタブ37が形成されている。磁気ディスク
1が表裏両面に磁気記録層を備えている場合には、キャ
リッジアーム322の先端部にもサスペンションアーム
が取り付けられることになる。そして本実施の形態に係
るHDD10は、磁気ディスク1が表裏両面に磁気記録
層を備えている基準のHDDのディポップバージョンで
あり、したがって、磁気ヘッドおよびサスペンションア
ームが減じられたものである。本実施の形態ではキャリ
ッジアーム322には、サスペンションアームを取り付
けたときと質量を一致させるためのダミーアーム362
を取り付けている。サスペンションアーム361の上面
には、磁気ディスク1に対して情報を読み書きする磁気
ヘッド41を備えたヘッドスライダ4が実装されている
おり、この磁気ヘッド41は図示しない制御部に接続さ
れている。
【0018】エンクロージャケース7の底面に配置され
たヨーク52の内面には永久磁石体53a、53bが固
着されている。コイルアーム33は永久磁石体53a、
53bとの間の空隙に挿入される。ボイスコイル51と
永久磁石体53a、53bとはVCM5を構成する。こ
のVCM5は、キャリッジ3を旋回させ、ヘッドスライ
ダ4を磁気ディスク1の略半径方向に沿って移動させ
る。ボイスコイル51はVCM電流の供給源となる図示
しないVCMドライバに接続されている。
【0019】図3にランプ6の全体構造を示し、図3
(a)は斜視図、図3(b)は側面図である。ランプ6
は、第1の傾斜面61a、平坦面61bおよび第2の傾
斜面61cから構成されるロード・アンロード面61
と、リミッタ63と、磁気ディスク通過溝64を備えて
いる。つまりこのランプ6は、磁気ヘッド41が1つで
あることに対応して、1つのロード・アンロード面61
のみを有している。図3に示す矢印は、ロード・アンロ
ード時のサスペンションアーム361の移動方向を示
し、矢印αがアンロード、矢印βがロードの方向を示し
ている。また、ロード・アンロード面61上のSはアン
ロード時にサスペンションアーム361のロード・アン
ロードタブ37が停止する位置を示している。
【0020】ロード・アンロードタブ37のランプ6に
おけるロード・アンロードの際の移動過程を以下説明す
る。まず、ロード時には位置Sから移動を開始し、第2
の傾斜面61cを摺動しながら登坂する。したがって、
第2の傾斜面61cは、磁気ヘッド41のロード過程で
サスペンションアーム361が登坂する傾斜面を構成す
る。なお、図3上ではロード・アンロードタブ37が降
坂することになるが、ロード・アンロードタブ37は図
中上向きに負荷がかけられており、その負荷が増加する
方向に移動することを本発明では登坂と呼ぶことにす
る。第2の傾斜面61cを登坂した後に、平坦面61b
を摺動する。平坦面61bを通過した後に、ロード・ア
ンロードタブ37は第1の傾斜面61aを摺動しながら
降坂し、その後磁気ヘッド41は矢印βの方向、つまり
磁気ディスク1上にロードすることになる。
【0021】アンロード時には、ロード・アンロードタ
ブ37は、磁気ディスク1上から矢印αに沿って移動
し、最初に第1の傾斜面61aに到達し、そこを摺動し
つつ登坂する。登坂し終えたら平坦面61bを摺動す
る。平坦面61bを通過した後に、第2の傾斜面61c
を摺動しつつ降坂し、位置Sで停止する。サスペンショ
ンアーム361はこの位置Sで次回のロードのときまで
ランプ6に保持されることになる。
【0022】前述の通りHDD10はディポップバージ
ョンである。ディポップバージョンであるHDD10の
基準となるHDD(以下、基準HDD)は、磁気ディス
ク1の表裏両面に磁気記録層を形成している点でHDD
10と相違する。そしてこの相違に基づき、HDD10
は基準HDDに比べて磁気ヘッドおよびサスペンション
アームが少なくなっている。その他についてはHDD1
0は基準HDDの仕様に基づいて作成されている。この
仕様は、ヘッドのロード・アンロードを行うための機
構、つまりキャリッジ3およびVCM5、さらにはVC
M5に供給される電流値も含む。
【0023】図4に前記基準HDDに用いられているラ
ンプ260を示す。なお、図4(a)は斜視図、図4
(b)は側面図である。ランプ260は、第1のロード
・アンロード面261と、第2のロード・アンロード面
262と、リミッタ263と、磁気ディスク通過溝26
4を備えている。第1のロード・アンロード面261
は、第1の傾斜面261a、平坦面261b、第2の傾
斜面261cおよび保持面261dから構成される。ま
た、第2のロード・アンロード面262は、第1の傾斜
面262a、平坦面262b、第2の傾斜面262cお
よび保持面262dから構成される。から構成される。
ランプ260が2つのロード・アンロード面261およ
び262を備えているのは、基準HDDが表裏両面に磁
気記録層が形成された磁気ディスクを有し、この表裏両
面に対応する磁気ヘッドおよびサスペンションアームを
1対備えているためである。
【0024】基準HDDにおいて、1対のサスペンショ
ンアームのロード・アンロードタブはロード時には保持
面261d、262d上の所定の位置から移動を開始し
て、各々第2の傾斜面261c、第2の傾斜面262c
を摺動しつつ登坂する。基準HDDのロード・アンロー
ドを行うための機構は、サスペンションアームが登坂を
行なうに足りる駆動力を出力する。基準HDDは2つの
サスペンションアームを有するから、この駆動力は2つ
のロード・アンロードタブが第2の傾斜面261c、第
2の傾斜面262cを摺動することによる発生する摩擦
トルクを考慮して定められる。
【0025】HDD10はこの駆動力を出力する駆動機
構をそのまま用いたものである。そして、HDD10は
ランプ6と摺動するのは1つのサスペンションアーム3
61のみである。また、ランプ6の第2の傾斜面61c
の傾斜角を基準HDDの第2の傾斜面261cの傾斜角
と同じに設定したとすると、HDD10においてロード
・アンロードタブ37と第2の傾斜面61cとの摺動で
発生する摩擦トルクは、基準HDDの半分になる。した
がって、上記設定とした場合、駆動機構の駆動力が摩擦
トルクよりも大きく勝り、ロード過程でサスペンション
アーム361、つまりキャリッジ3の速度が必要以上に
大きくなり、その制御が困難になるおそれがある。
【0026】そこで本実施の形態であるHDD10は、
HDD10が発生する摩擦トルクを基準HDDが発生す
る摩擦トルクと同等になるように、ランプ6の第2の傾
斜面61cの傾斜角を、基準HDDのランプ260の第
2の傾斜面261cの傾斜角よりも大きくした。そうす
ることにより、キャリッジ3の速度を基準HDDと同等
としてその制御を適切に行うことを可能にした。このこ
とは、ロード状体でHDD10の電源がオフされた場合
にも有効であることを意味している。つまり、コンデン
サーに予め貯めておいた電流をVCM5に供給してアン
ロードさせる場合に、キャリッジ3の速度が速すぎる
と、不図示のアウタークラッシュストップで停止せず
に、これに衝突して磁気ディスク1上に跳ね返ってしま
う。しかし、ランプ6の第2の傾斜面61cの傾斜角
を、基準HDDのランプ260の第2の傾斜面261c
の傾斜角よりも大きくしたので、この磁気ディスク1へ
の跳ね返りを防止することができる。なお、ランプ6は
HDD10の中で低コストの部品である。したがって、
低コストで課題を解決できる点が本実施の形態の利点と
いうことができる。
【0027】図5にランプ6のロード・アンロード面6
1のプロファイルとランプ260の第1のロード・アン
ロード面261のプロファイルとを重ねて示す。ロード
・アンロード面61の第2の傾斜面61cの傾斜角α1
は、ロード・アンロード面261の第2の傾斜面261
cの傾斜角α2は、α1>α2の関係を有していること
がわかる。本実施の形態では、摩擦トルクを基準HDD
の摩擦トルクと同等にするために、傾斜角を特定のもの
にしたが、例えば、ランプの材料、傾斜面の表面粗さ、
傾斜面のプロファイル等を変更して摩擦係数を大きくす
ることによっても達成することができる。
【0028】本実施の形態に係るランプ6のリミッタ6
3には、第2の傾斜面61cと略平行、つまり対応した
傾斜面63cを備えている。このリミッタ63は、HD
D10に衝撃が加わった際に、サスペンションアーム3
61が鉛直方向に移動することを阻止するための部材で
ある。リミッタ63がこのように第2の傾斜面61cに
対応した傾斜面63cを備えているため、サスペンショ
ンアーム361の鉛直方向への移動を最小限に抑えるこ
とができる。
【0029】以上説明した実施形態では、磁気ディスク
1が1インチサイズでしかも磁気ディスク1が1枚搭載
されたHDD10について説明したが、本発明はこれに
限定されない。2.5インチサイズあるいは3.5イン
チサイズの磁気ディスクを複数枚搭載するHDDについ
て適用することができる。つまり本発明は、ディポップ
バージョンのディスクドライブ装置について広く適用す
ることができる。つまり、ディポップバージョンの基準
としてシリーズ化されたディスクドライブ装置が存在
し、それに対するディポップバージョンとしてシリーズ
化されるディスクドライブ装置(本実施の形態のHDD
10)を製造する際に、ランプの傾斜面の傾斜角を本発
明にしたがって決定すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドおよびサスペンションアームが基準となるディスク
ドライブ装置より減少したディポップバージョンの装置
において、ロード時のヘッドの制御を適切に行うことが
でき、またアンロード時のヘッドの磁気ディスクへの跳
ね返りを適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるハードディスクド
ライブ装置の平面図である。
【図2】 本発明の実施形態にかかるハードディスクド
ライブ装置のキャリッジを示す断面図である。
【図3】 本発明の実施形態にかかるランプを示す図で
ある。
【図4】 従来の基準HDDに用いられていたランプを
示す図である。
【図5】 本発明の実施形態にかかるランプのロード・
アンロード面のプロファイルと従来のランプのロード・
アンロード面のプロファイルを重ねた図である。
【図6】 従来の磁気ディスク、サスペンションアーム
およびランプを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…スピンドルモータ、3…キャリ
ッジ、4…ヘッドスライダ、5…VCM、6…ランプ、
10…ハードディスクドライブ(HDD)、41…磁気
ヘッド、61…ロード・アンロード面、61a…第1の
傾斜面、61b…平坦面、61c…第2の傾斜面、63
…リミッタ、361…サスペンションアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 隆英 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 松田 浩 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 高橋 啓史 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 Fターム(参考) 5D076 AA01 BB01 CC05 DD03 EE01 FF01 GG20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶するためのディスク状媒体
    と、 前記ディスク状媒体に対して情報の書き込みまたは読み
    出しを行うヘッドと、 前記ヘッドを支持するサスペンションアームと、 前記ヘッドを前記サスペンションアームを介して前記デ
    ィスク状媒体上にロードまたはアンロードするためのヘ
    ッド駆動機構と、 前記ヘッドのアンロード時に前記サスペンションアーム
    を支持するとともに、前記ヘッドのロード過程で前記サ
    スペンションアームが登坂する傾斜面を有するランプと
    を備え、 基準となるディスクドライブ装置よりヘッドおよびサス
    ペンションアームの数が減じられたディポップバージョ
    ンのディスクドライブ装置であって、 前記ディポップバージョンのディスクドライブ装置にお
    けるヘッドロード過程で前記サスペンションアームが前
    記ランプの傾斜面を登坂する際の摩擦トルクを、前記基
    準となるディスクドライブ装置のヘッドロード過程でサ
    スペンションアームがランプの傾斜面を登坂する際の摩
    擦トルクと同等となるように構成したことを特徴とする
    ディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディポップバージョンの前記摩擦ト
    ルクを前記基準となるディスクドライブ装置の前記摩擦
    トルクと同等とするために、前記ディポップバージョン
    のディスクドライブ装置の前記ランプの傾斜面の傾斜角
    を、前記基準となるディスクドライブ装置のランプの傾
    斜面の傾斜角よりも大きくすることを特徴とする請求項
    1に記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 サスペンションアームに支持されたデー
    タの読み出しまたは書き込みのためのヘッドをディスク
    状記録媒体に対してロードまたはアンロードする機構を
    採用するディスクドライブ装置の製造方法であって、 この製造方法は、ディスク状記録媒体の記録面の数が異
    なることによりヘッドの数が異なる複数のシリーズ化さ
    れたディスクドライブ装置を対象とし、 このディスクドライブ装置は、前記ロードの過程で前記
    サスペンションアームが摺動する傾斜面を有するランプ
    とを備え、 ヘッドの数が少ないシリーズのディスクドライブ装置に
    おけるランプの傾斜面の傾斜角をα1、当該ディスクド
    ライブ装置よりもヘッドの数が多いシリーズのディスク
    ドライブ装置におけるランプの傾斜面の傾斜角をα2と
    すると、α1>α2となるようにランプを用いることを
    特徴とするディスクドライブ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドの数が少ないシリーズのディ
    スクドライブ装置と前記ヘッドの数が多いシリーズのデ
    ィスクドライブ装置とは、前記サスペンションアームを
    ディスク状記憶媒体に対してロードまたはアンロードす
    る機構の仕様が一致することを特徴とする請求項3に記
    載のディスクドライブ装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 1インチサイズ以下であってその片面に
    磁気記録層を備えた1つの磁気ディスクと、前記磁気デ
    ィスクの前記磁気記録層に対して情報の書き込みまたは
    読み出しを行う1つの磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを
    支持するサスペンションアームと、前記ヘッドを前記サ
    スペンションアームを介して前記磁気ディスク上にロー
    ドまたはアンロードするためのヘッド駆動機構と、前記
    ヘッドのアンロード時に前記サスペンションアームを支
    持するとともに、前記ヘッドのロード過程で前記サスペ
    ンションアームが摺動する傾斜面を有するランプとを備
    えた1ヘッドハードディスクドライブであって、その表
    裏両面に磁気記録層が形成された1インチサイズ以下の
    磁気ディスクを搭載すること、この表裏両面に対応する
    磁気ヘッドおよびサスペンションアームを1対備えるこ
    と、ならびにランプ形状が異なることを除き当該ハード
    ディスクドライブと仕様の一致する2ヘッドハードディ
    スクドライブと比較し、前記1ヘッドハードディスクド
    ライブのランプにおける前記傾斜面の傾斜角が前記2ヘ
    ッドハードディスクドライブのランプにおける傾斜面の
    傾斜角よりも大きく設定されていることを特徴とするハ
    ードディスクドライブ。
  6. 【請求項6】 1インチサイズ以下であってその片面に
    磁気記録層を備えた1つの磁気ディスクと、前記磁気デ
    ィスクの前記磁気記録層に対して情報の書き込みまたは
    読み出しを行う1つの磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを
    支持するサスペンションアームと、前記ヘッドを前記サ
    スペンションアームを介して前記磁気ディスク上にロー
    ドまたはアンロードするためのヘッド駆動機構と、前記
    ヘッドのアンロード時に前記サスペンションアームを支
    持するランプとを備え、 前記ランプは、前記サスペンションアームが摺動するロ
    ード・アンロード面を1つ備えたことを特徴とするハー
    ドディスクドライブ。
  7. 【請求項7】 前記ランプは、前記サスペンションアー
    ムの鉛直方向への移動を規制するリミッタを備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載のハードディスクドライ
    ブ。
  8. 【請求項8】 前記ランプのロード・アンロード面は傾
    斜面を含み、前記リミッタは前記傾斜面に対応した傾斜
    面を備えたことを特徴とする請求項7に記載のハードデ
    ィスクドライブ。
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