JPH05341278A - 板状材のクリーニング装置及びクリーニング方法 - Google Patents

板状材のクリーニング装置及びクリーニング方法

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JPH05341278A
JPH05341278A JP17618292A JP17618292A JPH05341278A JP H05341278 A JPH05341278 A JP H05341278A JP 17618292 A JP17618292 A JP 17618292A JP 17618292 A JP17618292 A JP 17618292A JP H05341278 A JPH05341278 A JP H05341278A
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rollers
tackiness
plate
box body
cleaning
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Takahiro Fukunaga
隆弘 福永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】板状材両面のゴミを同時に除去できるクリーニ
ング装置を提供する。 【構成】中間ローラー5と粘着ローラー6に囲まれた部
分8が外気に対して負圧となる状態で、ガラス板2が搬
送されてくると、ガラス板2が粘着ローラー6に押し付
けられ、ガラス板2の下面のゴミが除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状材のクリーニング装
置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶素子用ガラス基板等の板状材をクリ
ーニングする方法として、従来、板状材をベルトもしく
はコロにより搬送する際にクリーンエアを吹き付け、舞
い上がったゴミを吸引するという、いわゆるブローアン
ドバキュームの技術は広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベルト、コロ
等による搬送ではブローによって板状材自身が浮き上が
り、バキュームにより吸い付けられてしまうという欠点
があることから、板状材の搬送には強固な真空吸着テー
ブルで板状材を吸着しテーブルごと走行させるという方
法が採用される。このため、板状材の下面(テーブルに
吸着される面)に付着しているゴミは除去することがで
きなかった。
【0004】また、従来法ではブローによって舞い上が
ったゴミをバキュームで完全に吸い取れず、板状材に再
付着するという欠点が有った。すなわち、吹き出された
空気の一部はテーブルの搬送具(ボールねじ等)に吹き
付けられ、ここで発生したゴミ及び吸引しきれなかった
ゴミを舞い上がらせて板状材に再付着させることにな
る。これを回避するためには板状材の3倍程度の大きさ
の吸着テーブルとし、吹き出し口下部をテーブルでさえ
ぎる構造にしておく必要があり、装置が大型化せざるを
得ないという欠点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされたものであり、上部が開口された箱
体とその上部開口面近傍に配設された粘着ローラーとか
らなるガラス板クリーニング装置であって、箱体内を負
圧に保持する手段と、前記粘着ローラー上で板状材が搬
送され得るように粘着ローラーを駆動する手段とを備え
た板状材のクリーニング装置を提供するものである。
【0006】本発明はかかる構成を採用することにより
以下のような効果を有する。 (1)負圧を発生させたことにより板状材を粘着ローラ
ーに均一に一定圧力で押し付けながら搬送でき、単に板
状材の自重によって粘着ローラーに押し付けるよりゴミ
の除去効率が高い。 (2)負圧を発生させることにより、ブローアンドバキ
ュームによるクリーニングを行っても板状材が浮き上が
ることが防止できる。 (3)搬送に真空吸着テーブルを必要とせず、省スペー
スである。 (4)ガラスの上下面を同時にクリーニングすることが
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図3に基
づき説明する。図1において1はブローアンドバキュー
ムのユニットであり従来より使用されているものであ
る。2はクリーニングの対象となるワークで本発明にお
いてはガラス板を使用した。3は箱体、4はスペーサ、
5は中間ローラー、6は粘着ローラー、7はクリーニン
グローラーを示している。
【0008】箱体3の下部からブロワ装置等により吸引
を行うと、箱体内が負圧になり、中間ローラー5と粘着
ローラー6の間隙a及びローラーと箱体の間隙bから大
量の空気が箱体内に流入する。その状態にある時にガラ
ス板2が搬送されてくると、中間ローラー5と粘着ロー
ラー6に囲まれた部分8が外気に対して負圧になり、ガ
ラス板2が粘着ローラー6に押し付けられる力が作用す
る。
【0009】これによりガラス板2の下面のゴミが粘着
ローラー6によって除去される。スぺーサ4はガラス端
部と箱体の間に形成される大きな空間を埋めて、箱体3
内の負圧保持を容易にするもので、ガラス板2の幅より
小さい箱体を使用する場合には必要ない。
【0010】クリーニングローラー7は粘着ローラーよ
りさらに強い粘着力を有する材料で製作し、粘着ローラ
ー6に付着したゴミを転写し、ガラス下面には常にクリ
ーンな粘着ロール面が接触するようにしたものである。
【0011】なお、本装置を通過させたガラス板には静
電気の帯電が認められることがあるため、装置通過直後
に静電気除去装置(図示せず)を取り付けるかまたは粘
着ローラー6及び中間ローラー5を導電性の材料で製作
し、静電気によるゴミの再付着を防止することが望まし
い。
【0012】また、中間ローラー5は、粘着ローラー6
の間隔をあけることによりクリーニングローラー7の設
置、交換等容易とするために使用されるものであって、
必ずしも用いなくともよい。ただし、中間ローラーの存
在する部分にローラーをなくしてしまうと、板状体のロ
ーラーでの支持点数が減るため、板状体のたわみ、両端
のそりなどが生ずるおそれがあること、中間ローラーを
すべて粘着ローラーにおきかえると、クリーニングロー
ラーの脱着が困難になるなどの問題点が生じることもあ
り、図2に示したようにすることが最も好ましい。
【0013】図3における間隔a、b、cをそれぞれ
0.5mmとし、静圧700mmAqのブロワで箱体内
の空気を吸引した場合30cm×40cm(1200c
2 )のガラス板に生じる押し付け力は5kgfであっ
た。この装置を液晶表示素子製造工程中に付着するラビ
ング布の除去に適用したところガラス板裏表全体で90
%の除去率を示した。
【0014】
【発明の効果】本発明は省スペースでありながら、板状
材の表裏両面を同時にクリーニングできるという優れた
効果を有し、特に前述のラビング布の除去に関しては、
従来、液中洗浄に頼らざるを得なかったものを乾式化で
きるという効果も認められる。
【0015】また、下方から板状材を吸引するので、板
状材の浮き上がりを防止するとともに、粘着ローラーに
効果的に押し付けられるので、ゴミの除去効率が高いと
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の平面図である。
【図2】本発明装置の断面図である。
【図3】本発明装置の断面図の部分拡大図である。
【符号の説明】
1:ブローアンドバキュームユニット 2:ガラス板 3:箱体 4:スペーサ 5:中間ローラー 6:粘着ローラー 7:クリーニングローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部が開口された箱体とその上部開口面近
    傍に配設された粘着ローラーとからなるガラス板クリー
    ニング装置であって、箱体内を負圧に保持する手段と、
    前記粘着ローラー上で板状材が搬送され得るように粘着
    ローラーを駆動する手段とを備えた板状材のクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】板状材を下方から吸引するとともに、粘着
    ローラー上で搬送することを特徴とする板状材のクリー
    ニング方法。
  3. 【請求項3】板状材が電極付ガラス基板であることを特
    徴とする請求項2の板状材のクリーニング方法。
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