JPH053406Y2 - - Google Patents

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JPH053406Y2
JPH053406Y2 JP1984013149U JP1314984U JPH053406Y2 JP H053406 Y2 JPH053406 Y2 JP H053406Y2 JP 1984013149 U JP1984013149 U JP 1984013149U JP 1314984 U JP1314984 U JP 1314984U JP H053406 Y2 JPH053406 Y2 JP H053406Y2
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JP
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stopper
stay
mounting bracket
mounting
screw
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JP1984013149U
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JPS60125247U (ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 本考案は自動車用、特にトラツクのアウトサイ
ドミラーの改良に関するものである。
《従来技術とその問題点》 従来、一般にトラツク用アウトサイドミラーに
あつてはそのミラー部が車体側面より大きく突出
し、走行中に歩行者や路下の障害物等に衝突しや
すく、そのために歩行者に危害を与えるか自損事
故を起こす場合が多く、その事故を防止するため
歩行者や路下の障害物にミラー部が衝突したとき
にミラーを調整自在に保持するステーが車体に対
して回動し、もつて衝突時の危害や損傷を軽減す
るような構成が施されていた。例えば第1図及び
第2図に示す如く、ミラー1をピボツト21によ
り調整自在に保持したステー2はパイプ状に形成
され、該車体側先端には取付ロツド3が溶接固着
されている。すなわち、前記取付ロツド3は丸棒
の上端側に鍔部31を形成することによつて、車
体への枢着軸32とミラー1を取付けるステー2
への嵌合軸32とを分割形成し、該鍔部31の下
面(車体側)には係合突起33が設けられてい
る。そして、該取付ロツド3は前記嵌合軸34を
ステー2のパイプ内部に嵌合するとともに、鍔部
31上面(ステー側)とステー2の端縁とを溶接
することによつてステー2に固着されている。
一方ステー2を車体に回動可能に保持する取付ブ
ラケツト4は前記取付ロツド3を回動可能に枢着
保持する円筒形状をなし、その上面には前記取付
ロツド3に設けた係合突起33を係止する凹溝4
1と前記枢着軸32を挿嵌する挿通孔42を有す
る隔壁43と枢着軸32に圧接保持するスプリン
グ6を内包する保持空隙44を備えており、取付
ブラケツト4は、取付部(図示しない)を介して
車体に取付けられている。そして、ミラー1を調
整保持するステー2は前記取付ロツド3の枢着軸
32を隔壁43の挿通孔42より保持空隙44内
に挿嵌せしめ前記鍔部31の下面と取付ブラケツ
ト4の上面とを当接するとともに前記係合突起3
3を凹溝41に嵌合せしめて配設し、前記保持空
隙44に挿嵌される枢着軸32にピン45、ワツ
シヤー46を介してスプリング6を縮設せしめも
つてステー2を取付ブラケツト4に回動可能に圧
接保持せしめている。
しかしながら、上述のごとき従来例にあつて
は、第7図に示すようにステー2に固着したミラ
ー1に衝撃が加わりミラー1が取付ブラケツト4
を中心として回動しその回動範囲が大きい場合に
はミラー1が車体に衝突しミラー1や車体5を損
傷する場合があつた。
《考案の目的》 上述の如き事情に鑑み、本考案はミラーに衝撃
が加わり、ステーが取付ブラケツト内で自由に回
転することの無い様に構成することによつて、ミ
ラーが車体に衝突し、ミラーあるいは車体の損傷
を防止することを目的とするものである。
《考案の構成》 ミラーを調整自在に保持したステーと、該ステ
ーに取り付けられた取付ロツドと、該取付ロツド
を回転可能に圧着支持する取付ブラケツトとを備
えたアウトサイドミラーであつて、前記取付ロツ
ドには、前記取付ブラケツトの隔壁に摺接するテ
ーパー部とこのテーパー部に連続する軸とを有す
る枢着軸を形成し、該枢着軸の前記軸に捲回する
スプリングをこの軸に取付けたワツシヤーと前記
取付ブラケツトの隔壁との間に縮設し、且つ前記
取付ブラケツトの車体への取付部に、L字形を呈
する第1のストツパーの一辺が構成する嵌合部を
固着し、前記第1ストツパーの他辺が構成する当
接部にスクリユーを遊嵌する挿通孔を形成し、こ
のスクリユーに段部を形成し、該段部と前記取付
ロツドとの間に、L字形を呈する第2ストツパー
の一辺が構成する固着部を挿入し、該固着部を前
記スクリユーの段部により前記取付ロツドに固着
し、前記第1のストツパーの当接部と第2ストツ
パーの他辺が構成する被当接部とでストツパー機
構を構成し、該ストツパー機構によつて、ステー
の回転を一定範囲内に規制するようにしたことを
特徴とする。
《考案の実施例》 以下本考案の一実施例を添付図面について詳細
に説明する。尚、従来例と同等の構成には同じ符
号を付すこととする。
第3図は本考案の要部断面図、第4図は取付状
態を示した分解斜視図、第5図は第3図のa矢視
図である。従来例と同じくミラー1をピボツト2
1によつて調整自在に保持したステー2の車体側
先端には鍔部31を介して取付ロツド3が一体に
形成されている。
そして該取付ロツド3の鍔部31の下面には係
合突起33が突設され、かつ取付ブラケツト4の
隔壁43に摺接するテーパー部32aと軸32b
を備えた枢着軸32は形成されている。取付ブラ
ケツト4は、前記ステー2の取付ロツド3に形成
された枢着軸32のテーパー部32aを摺接する
隔壁43と軸32bを嵌挿する空隙44と車体へ
の取付部47とを備えている。
そして、この実施例においては、ストツパー機
構7を構成する互いにL字形を呈する第1ストツ
パー71および第2ストツパー72を有し、第1
ストツパー71の一辺が構成する嵌合部71bを
嵌合する嵌合空隙47aを、前記取付ブラケツト
4の車体への取付部47に形成している。更に、
取付ブラケツト4の空隙44内に前記ステー2の
枢着軸32に形成した軸32bを嵌挿し、取付ブ
ラケツト4の隔壁43とピン45によつて枢着軸
32に取り付いたワツシヤー46と間にスプリン
グ6を縮設してもつてステー2を取付ブラケツト
4に回動可能に圧接保持している。
前記ストツパー機構7の第1ストツパー71
は、前述のように、L字形に折曲しており、その
一辺が前記空隙47aへの嵌合部71bを構成し
ているが、他辺が当接部71aを構成している。
また、第2ストツパー72も、前述のように、L
字形に折曲しており、一辺はエンドピース73を
介在させて前記ステー2に固着する固着部72a
となつており、また、他辺は前記第1ストツパー
71の当接部71aに当接する被当接部72bと
なつている。そして、第1ストツパー71は、当
接部71aの先端部にステー2に第2ストツパー
72の固着部72aをエンドピース73を介して
固着するスクリユー74の嵌挿孔71cを穿設し
ており、嵌合部71bに、嵌合空隙47aに嵌合
した状態で取付ブラケツト4に取り付けるための
スクリユー75の挿通孔71dを形成する。
又、第2ストツパー72のエンドピース73ヘ
の固着部72aには、同様にスクリユー74の挿
通孔72cが形成されている。
そしてエンドピース73は下面に凹溝73aを
凹設するとともにその凹溝73aの中心スクリユ
ー74のネジ込み孔73bが螺設されている。
上述のストツパー機構7は先ずエンドピース7
3の凹溝73a内に第2ストツパー72の固着部
72aを嵌合し、その後スクリユー74の挿通孔
71cを前記エンドピース73のネジ込み孔73
bに対応するように取付ブラケツト4の嵌合空隙
47aに嵌合部71bをスクリユー75で固着し
た第1ストツパー71を配設する。そしてスクリ
ユー74にて第1ストツパー71、第2ストツパ
ー72、エンドピース73をステー2の下面に取
付ける。この時第1ストツパー71の挿通孔71
cはスクリユー74に対して回動可能となるべく
遊嵌され、第2ストツパー72はエンドピース7
3を介してステー2に対して、スクリユー74の
段部74aにて固着される。
そして前記第1ストツパー71の当接部71a
と、第2ストツパー72の被当接部72bとは、
第5図に示す如く、角度αを付けて配設される。
すなわち、この角度αの範囲が第6図に示す如く
ステー2が回動する範囲となり、ステー2に衝撃
が加わつた時には、被当接部72bが当接部71
aに当接して、その範囲以上にステー2が回転す
ることを規制する。
《考案の効果》 本考案は上述のごとき構成を有することによつ
て、次のような効果を発揮する。
1 ステーに衝撃が加わり、ステーが回転し、衝
撃を緩和する場合にあつても、ステーが必要以
上に回転し、車体に衝突しミラーあるいは車体
を損傷することが少ない。
2 ステーを車体の輸送時あるいは車庫入れの際
に人為的に車体側に回転させ車体幅を減少させ
る場合にもその回転量が一定となり回転がオー
バーランしミラーあるいは車体に損傷を与える
ことも少なく、元の位置に容易にセツトするこ
とができる。
3 上記のような効果を発揮する本考案の第1ス
トツパーおよび第2ストツパーは、取付ブラケ
ツト内に収めて外部に突出することはないの
で、アウトサイドミラー自体の構造を大型化す
ることがなく、また、歩行者等に当接して傷を
つける心配もない。
4 また、本考案の第1ストツパーおよび第2ス
トツパーを取付けるためには、スクリユー等を
用いまたステーにこのスクリユーを螺合するネ
ジ孔を設ける等位で、従来のアウトサイドミラ
ーの構成部品をそのまま使用することができ、
コスト的に有利であるばかりでなく、既使用の
ミラーにも適用できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ及び第2図イ,ロは従来例を示
し、第1図イはステーと取付部の取付状態図、第
1図ロはミラー側の取付状態図、第2図イはステ
ーと取付ロツドの取付状態を示した要部断面図、
第2図ロは同図イのY矢視図、第3図及び第4図
は本考案の実施例を示し、第3図はミラーのステ
ーと取付ブラケツトとの取付状態を示した要部断
面図、第4図は取付状態を示した分解斜視図、第
5図は第3図の左側面図、第6図はステーの回転
状態を示した説明図、第7図は従来のステーと車
体との回転状態を示した説明図である。 1……ミラー、2……ステー、3……取付ロツ
ド、31……鍔部、32……枢着軸、32a……
テーパー部、32b……軸、4……取付ブラケツ
ト、41……凹溝、42……挿通孔、43……隔
壁、5……車体、6……スプリング、7……スト
ツパー機構、71……第1ストツパー、71a…
…当接部、71b……嵌合部、71c……挿通
孔、72……第2ストツパー、72a……固着
部、72b……被当接部、74……スクリユー、
74a……段部、43……隔壁、46……ワツシ
ヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーを調整自在に保持したステーと、該ステ
    ーに取り付けられた取付ロツドと、該取付ロツド
    を回転可能に圧着支持する取付ブラケツトとを備
    えたアウトサイドミラーであつて、前記取付ロツ
    ドには、前記取付ブラケツトの隔壁に摺接するテ
    ーパー部とこのテーパー部に連続する軸とを有す
    る枢着軸を形成し、該枢着軸の前記軸に捲回する
    スプリングをこの軸に取付けたワツシヤーと前記
    取付ブラケツトの隔壁との間に縮設し、且つ前記
    取付ブラケツトの車体への取付部に、L字形を呈
    する第1のストツパーの一辺が構成する嵌合部を
    固着し、前記第1ストツパーの他辺が構成する当
    接部にスクリユーを遊嵌する挿通孔を形成し、こ
    のスクリユーに段部を形成し、該段部と前記取付
    ロツドとの間に、L字形を呈する第2ストツパー
    の一辺が構成する固着部を挿入し、該固着部を前
    記スクリユーの段部により前記取付ロツドに固着
    し、前記第1のストツパーの当接部と第2ストツ
    パーの他辺が構成する被当接部とでストツパー機
    構を構成し、該ストツパー機構によつて、ステー
    の回転を一定範囲内に規制するようにしたことを
    特徴とする自動車用アウトサイドミラー。
JP1314984U 1984-02-03 1984-02-03 自動車用アウトサイドミラ− Granted JPS60125247U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1314984U JPS60125247U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 自動車用アウトサイドミラ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP1314984U JPS60125247U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 自動車用アウトサイドミラ−

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Publication Number Publication Date
JPS60125247U JPS60125247U (ja) 1985-08-23
JPH053406Y2 true JPH053406Y2 (ja) 1993-01-27

Family

ID=30496888

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JP1314984U Granted JPS60125247U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 自動車用アウトサイドミラ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2568741Y2 (ja) * 1992-06-01 1998-04-15 日産ディーゼル工業株式会社 アウトサイドミラーアームの支持部の継手構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588647B2 (ja) * 1977-02-15 1983-02-17 三菱電機株式会社 三相一括スペ−サ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036497Y2 (ja) * 1981-07-11 1985-10-30 川重車体工業株式会社 大型車用バッックミラ−ステ−取付構造

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JPS588647B2 (ja) * 1977-02-15 1983-02-17 三菱電機株式会社 三相一括スペ−サ

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JPS60125247U (ja) 1985-08-23

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