JPH05340383A - ファン装置 - Google Patents
ファン装置Info
- Publication number
- JPH05340383A JPH05340383A JP18854992A JP18854992A JPH05340383A JP H05340383 A JPH05340383 A JP H05340383A JP 18854992 A JP18854992 A JP 18854992A JP 18854992 A JP18854992 A JP 18854992A JP H05340383 A JPH05340383 A JP H05340383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- propeller fan
- fan
- fan device
- cylindrical support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファン装置の送風効率を向上させると共に、
騒音の発生を抑制して、さらに電動機を効果的に冷却す
る。 【構成】 電動機１と、この電動機１によって回転駆動
されるプロペラファン２とから成るファン装置におい
て、このプロペラファン２を構成する電動機１の出力軸
が挿着される取付部３と、この取付部３と同一軸心位置
で上記取付部３の外方に配置されると共に、主翼１０を
支持する円筒状支持部７との間に、両者を連結すると共
に、主翼１０と同一方向の空気流を発生する副翼１１を
介設した。
騒音の発生を抑制して、さらに電動機を効果的に冷却す
る。 【構成】 電動機１と、この電動機１によって回転駆動
されるプロペラファン２とから成るファン装置におい
て、このプロペラファン２を構成する電動機１の出力軸
が挿着される取付部３と、この取付部３と同一軸心位置
で上記取付部３の外方に配置されると共に、主翼１０を
支持する円筒状支持部７との間に、両者を連結すると共
に、主翼１０と同一方向の空気流を発生する副翼１１を
介設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の室外機等
に使用するのに好適なプロペラファンを備えたファン装
置に関するものである。
に使用するのに好適なプロペラファンを備えたファン装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のファン装置は、図２に示すよう
に、電動機５１とプロペラファン５２とから構成されて
おり、さらにこのプロペラファン５２は、翼５３と支持
部（ハブ）５４とから成っている。またこの支持部５４
は、その外周面に上記翼５３が固定される外筒５５と、
この外筒５５の軸心が一致するようにその内方に配置さ
れる内筒５６と、上記外筒５５と内筒５６とを連結する
補強リブ５８及び蓋板５９とから成っている。そして上
記内筒５６の内部（連結孔）５７に、上記電動機５１の
出力軸を挿通し、ビス、ナット等を用いて電動機５１と
プロペラファン５２とを連結している。この装置におい
ては、電動機５１によってプロペラファン５２を矢印６
０の方向に回転させて、矢印６１の方向に空気流を発生
するようにしている。
に、電動機５１とプロペラファン５２とから構成されて
おり、さらにこのプロペラファン５２は、翼５３と支持
部（ハブ）５４とから成っている。またこの支持部５４
は、その外周面に上記翼５３が固定される外筒５５と、
この外筒５５の軸心が一致するようにその内方に配置さ
れる内筒５６と、上記外筒５５と内筒５６とを連結する
補強リブ５８及び蓋板５９とから成っている。そして上
記内筒５６の内部（連結孔）５７に、上記電動機５１の
出力軸を挿通し、ビス、ナット等を用いて電動機５１と
プロペラファン５２とを連結している。この装置におい
ては、電動機５１によってプロペラファン５２を矢印６
０の方向に回転させて、矢印６１の方向に空気流を発生
するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記ファ
ン装置においては、翼５３を支持部５４に支持するの
に、強度上特定長さ以上の接合部が必要であるので、支
持部５４は比較的大きな径で形成しなければならない。
しかしこの支持部５４の径を大きくすると次の問題が発
生することになる。その第１のものは、支持部５４の径
を大きくした分だけ風量が減少するので、送風効率が低
下するという問題である。また第２のものは、支持部５
４が空気流の障害となるので、騒音が増加するという問
題である。さらに第３のものは、支持部５４と同一軸心
方向に近接して配置されている電動機５１に対し、冷却
風として作用する空気流の風量が減少するので、電動機
５１の温度が上昇するおそれが生じるという問題であ
る。
ン装置においては、翼５３を支持部５４に支持するの
に、強度上特定長さ以上の接合部が必要であるので、支
持部５４は比較的大きな径で形成しなければならない。
しかしこの支持部５４の径を大きくすると次の問題が発
生することになる。その第１のものは、支持部５４の径
を大きくした分だけ風量が減少するので、送風効率が低
下するという問題である。また第２のものは、支持部５
４が空気流の障害となるので、騒音が増加するという問
題である。さらに第３のものは、支持部５４と同一軸心
方向に近接して配置されている電動機５１に対し、冷却
風として作用する空気流の風量が減少するので、電動機
５１の温度が上昇するおそれが生じるという問題であ
る。
【０００４】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、送風効率を改善
すると共に、騒音の発生を抑制して電動機を効果的に冷
却できるファン装置を提供することにある。
になされたものであって、その目的は、送風効率を改善
すると共に、騒音の発生を抑制して電動機を効果的に冷
却できるファン装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明のファン
装置は、プロペラファン２と、このプロペラファン２を
回転駆動する電動機１とから成り、この電動機１の出力
軸をプロペラファン２の連結孔５に挿着したファン装置
において、上記プロペラファン２が、上記連結孔５を有
する取付部３と、上記取付部３外方において上記連結孔
５と略同心位置に配置される円筒状支持部７と、この円
筒状支持部７の外周面８に支持される主翼１０と、上記
円筒状支持部７の内周面９と上記取付部３の外周面４と
の間に介装されて両者を連結すると共に、上記主翼１０
と同一方向の空気流を発生する副翼１１とを有すること
を特徴としている。
装置は、プロペラファン２と、このプロペラファン２を
回転駆動する電動機１とから成り、この電動機１の出力
軸をプロペラファン２の連結孔５に挿着したファン装置
において、上記プロペラファン２が、上記連結孔５を有
する取付部３と、上記取付部３外方において上記連結孔
５と略同心位置に配置される円筒状支持部７と、この円
筒状支持部７の外周面８に支持される主翼１０と、上記
円筒状支持部７の内周面９と上記取付部３の外周面４と
の間に介装されて両者を連結すると共に、上記主翼１０
と同一方向の空気流を発生する副翼１１とを有すること
を特徴としている。
【０００６】
【作用】上記ファン装置では、主翼１０に加えて、さら
に主翼１０を支持する円筒状支持部７の内側に副翼１１
を設けたので、従来例では空気流を発生させるのに寄与
しなかった支持部でも、この副翼１１によって主翼１０
と同一方向の空気流を発生させることが可能になり、さ
らにその全体の空気流の流れも円滑になる。
に主翼１０を支持する円筒状支持部７の内側に副翼１１
を設けたので、従来例では空気流を発生させるのに寄与
しなかった支持部でも、この副翼１１によって主翼１０
と同一方向の空気流を発生させることが可能になり、さ
らにその全体の空気流の流れも円滑になる。
【０００７】
【実施例】次にこの発明のファン装置の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図１はこ
の発明のファン装置の一実施例を示す図で、（ａ）はそ
の正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断面図、
（ｃ）は（ａ）におけるＣ矢視断面図である。
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図１はこ
の発明のファン装置の一実施例を示す図で、（ａ）はそ
の正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断面図、
（ｃ）は（ａ）におけるＣ矢視断面図である。
【０００８】同図において、１は電動機であり、２はこ
の電動機１によって回転駆動される樹脂製のプロペラフ
ァンである。なおこのプロペラファン２は、主として取
付部３と、円筒状支持部７と、主翼１０とから構成され
ている。
の電動機１によって回転駆動される樹脂製のプロペラフ
ァンである。なおこのプロペラファン２は、主として取
付部３と、円筒状支持部７と、主翼１０とから構成され
ている。
【０００９】まず取付部３には、その中心に連結孔５が
穿設されており、この連結孔５に電動機１の出力軸が直
接に挿通されており、ビス、ナット等を用いて、出力軸
を取付部３に接続することによって、電動機１とプロペ
ラファン２とを連結し、電動機１の回転を伝達可能にし
ている。
穿設されており、この連結孔５に電動機１の出力軸が直
接に挿通されており、ビス、ナット等を用いて、出力軸
を取付部３に接続することによって、電動機１とプロペ
ラファン２とを連結し、電動機１の回転を伝達可能にし
ている。
【００１０】円筒状支持部７は、その軸心と上記連結孔
５の軸心とが略同一で、上記取付部３の外方に配置され
ている。そしてこの円筒状支持部７と上記取付部３との
間の環状の領域には副翼１１が介設されており、この副
翼１１は取付部３の外周面４と円筒状支持部７の内周面
９にそれぞれ接合されている。
５の軸心とが略同一で、上記取付部３の外方に配置され
ている。そしてこの円筒状支持部７と上記取付部３との
間の環状の領域には副翼１１が介設されており、この副
翼１１は取付部３の外周面４と円筒状支持部７の内周面
９にそれぞれ接合されている。
【００１１】なおこの副翼１１は、図１（ｃ）に示すよ
うに、回転によって主翼１０と同一方向の空気流が発生
するように傾斜して上記取付部３と円筒状支持部７とに
接合されると共に、その接合長さを大きくして接合強度
が増すように電動機１側で湾曲させている。
うに、回転によって主翼１０と同一方向の空気流が発生
するように傾斜して上記取付部３と円筒状支持部７とに
接合されると共に、その接合長さを大きくして接合強度
が増すように電動機１側で湾曲させている。
【００１２】そして上記円筒状支持部７の外周面８に４
枚の主翼１０が接合されている。この接合部において
は、上記副翼１１と同様に、その回転トルクを考慮して
その接合部長さが決定されている。
枚の主翼１０が接合されている。この接合部において
は、上記副翼１１と同様に、その回転トルクを考慮して
その接合部長さが決定されている。
【００１３】上記構成のファン装置において、電動機１
の出力軸が矢印１５方向に回転駆動されるとプロペラフ
ァン２も同じ方向に回転されるので、主翼１０及び副翼
１１によって矢印１６の方向に空気流が引き起こされる
ことになる。この実施例では、副翼１１によっても空気
流を発生させることが可能になるので、送風効率を従来
よりも向上させることができると共に、副翼１１によっ
て空気が円滑に流れるようになるので、騒音の発生も抑
えることができる。また副翼１１によって増加した風量
の分だけ主翼１０を小径にして装置を小型化できること
になる。さらに電動機１に冷却風として効果的に作用す
る風量が増加するので、電動機１の過熱のおそれがなく
なる。
の出力軸が矢印１５方向に回転駆動されるとプロペラフ
ァン２も同じ方向に回転されるので、主翼１０及び副翼
１１によって矢印１６の方向に空気流が引き起こされる
ことになる。この実施例では、副翼１１によっても空気
流を発生させることが可能になるので、送風効率を従来
よりも向上させることができると共に、副翼１１によっ
て空気が円滑に流れるようになるので、騒音の発生も抑
えることができる。また副翼１１によって増加した風量
の分だけ主翼１０を小径にして装置を小型化できること
になる。さらに電動機１に冷却風として効果的に作用す
る風量が増加するので、電動機１の過熱のおそれがなく
なる。
【００１４】
【発明の効果】以上のようにこの発明のファン装置で
は、主翼を支持する円筒状支持部の内側に、さらに副翼
を設けてあるので、送風効率を従来よりも向上できると
共に、騒音の発生を抑制でき、さらに電動機を効果的に
冷却できる。
は、主翼を支持する円筒状支持部の内側に、さらに副翼
を設けてあるので、送風効率を従来よりも向上できると
共に、騒音の発生を抑制でき、さらに電動機を効果的に
冷却できる。
【図１】この発明のファン装置の一実施例を示す図で、
（ａ）はその正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断
面図、（ｃ）は（ａ）におけるＣ矢視断面図である。
（ａ）はその正面図、（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断
面図、（ｃ）は（ａ）におけるＣ矢視断面図である。
【図２】従来例を示す図で、（ａ）はその正面図、
（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断面図である。
（ｂ）は（ａ）におけるＢ矢視断面図である。
１ 電動機 ２ プロペラファン ３ 取付部 ５ 連結孔 ７ 円筒状支持部 １０ 主翼 １１ 副翼
Claims (1)
- 【請求項１】 プロペラファン（２）と、このプロペラ
ファン（２）を回転駆動する電動機（１）とから成り、
この電動機（１）の出力軸をプロペラファン（２）の連
結孔（５）に挿着したファン装置において、上記プロペ
ラファン（２）が、上記連結孔（５）を有する取付部
（３）と、上記取付部（３）の外方において上記連結孔
（５）と略同心位置に配置される円筒状支持部（７）
と、この円筒状支持部（７）の外周面（８）に支持され
る主翼（１０）と、上記円筒状支持部（７）の内周面
（９）と上記取付部（３）の外周面（４）との間に介装
されて両者を連結すると共に、上記主翼（１０）と同一
方向の空気流を発生する副翼（１１）とを有することを
特徴とするファン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18854992A JPH05340383A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18854992A JPH05340383A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05340383A true JPH05340383A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=16225646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18854992A Pending JPH05340383A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ファン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05340383A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120025267A (ko) * | 2010-09-07 | 2012-03-15 | 한라공조주식회사 | 차량용 냉각팬 장치 |
| WO2013099905A1 (ja) | 2011-12-28 | 2013-07-04 | ダイキン工業株式会社 | 軸流ファン |
| JP2017214932A (ja) * | 2014-08-07 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 軸流ファン、及び、その軸流ファンを有する空気調和機 |
| KR20190039776A (ko) * | 2016-10-27 | 2019-04-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 프로펠러 팬, 실외기 및 냉동 사이클 장치 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP18854992A patent/JPH05340383A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120025267A (ko) * | 2010-09-07 | 2012-03-15 | 한라공조주식회사 | 차량용 냉각팬 장치 |
| WO2013099905A1 (ja) | 2011-12-28 | 2013-07-04 | ダイキン工業株式会社 | 軸流ファン |
| KR20140119049A (ko) | 2011-12-28 | 2014-10-08 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 축류팬 |
| US10030668B2 (en) | 2011-12-28 | 2018-07-24 | Daikin Industries, Ltd. | Axial-flow fan |
| JP2017214932A (ja) * | 2014-08-07 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 軸流ファン、及び、その軸流ファンを有する空気調和機 |
| KR20190039776A (ko) * | 2016-10-27 | 2019-04-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 프로펠러 팬, 실외기 및 냉동 사이클 장치 |
| EP3534015A4 (en) * | 2016-10-27 | 2019-11-13 | Mitsubishi Electric Corporation | PROPELLER FAN, EXTERIOR MACHINE, AND REFRIGERATION CYCLE APPARATUS |
| US11635089B2 (en) | 2016-10-27 | 2023-04-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Propeller fan, outdoor unit, and refrigeration cycle apparatus |
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