JPH0726636B2 - ジエツトフアン - Google Patents

ジエツトフアン

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JPH0726636B2
JPH0726636B2 JP28474486A JP28474486A JPH0726636B2 JP H0726636 B2 JPH0726636 B2 JP H0726636B2 JP 28474486 A JP28474486 A JP 28474486A JP 28474486 A JP28474486 A JP 28474486A JP H0726636 B2 JPH0726636 B2 JP H0726636B2
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JP
Japan
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impeller
electric motor
jet
clutch mechanism
windward
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JP28474486A
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JPS63138197A (ja
Inventor
重樹 近藤
Original Assignee
松下精工株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、道路トンネル等の天井部に設置され、その吹
出噴流によってトンネル全体の換気を行なう軸流送風機
(通称ジェットファン、以下ジェットファンと呼ぶ)に
関するものである。
従来の技術 従来、この種のジェットファンは第3図に示すように、
送風筒101内に電動機102を内装し、この電動機102の両
軸端に羽根車103,103′を直結し、前記羽根車103,103′
により発生する音を吸音するために消音筒104を備えて
いた。前記羽根車103,103′は同一形状のブレード105お
よびハブ106より構成されており、前記ブレード105適当
な取付角度αにセットされていた。そして羽根車103,10
3′はブレード105の取付角度αが180°異なるように取
付けられていた。
以上のような構成において、たとえば、電動機102がA
方向より見て時計方向に回転すると羽根車103,103′が
回転しB方向に風を発生させ、逆に電動機102が反時計
方向に回転するとC方向に風を発生させるものであっ
た。すなわち、電動機102の回転方向を変えることによ
り両方向に同風量の空気流を発生させるものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、たとえば、電動機102が時
計方向に回転する場合には、風上側の羽根車103が主に
仕事をするが、風下側の羽根車103′も回転させるため
動力が必要となり、また羽根車103′としては逆回転で
あるため風上側の羽根車103に対し抵抗となり、風量お
よび送風機効率の低下をもたらす(反時計方向に回転し
た場合も同様に風下側の羽根車103が抵抗となる。)と
いう問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、風下側の
羽根車の抵抗を低減させ、効率の良いジェットファンを
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、送風筒内に設け
た電動機の両端のシャフトに、互いにブレードの取付角
度が180°異なる羽根車をそれぞれクラッチ機構を介し
て取付け、前記電動機の回転方向に従い前記羽根車の風
上側の羽根車のみが前記電動機と前記クラッチ機構によ
り連結される構造としたものである。
作用 この構成により、電動機が回転すると風上側の羽根車の
みが前記電動機とクラッチ機構により連結され回転す
る。この時風下側の羽根車は前記電動機と連結されず、
前記風上側の羽根車により発生する風により自由回転す
ることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図および第2図にもとづき
説明する。図において従来例と同一の構成要素について
は同一の符号を用いてその説明を省略する。この実施例
の特徴は、羽根車103,103′が電動機102の両軸端と電磁
クラッチ等のクラッチ機構7を介して接続されている構
成にある。すなわち、たとえば、電動機102がA方向よ
り見て時計方向に回転する場合には、風上側の羽根車10
3のみを電動機102とクラッチ機構7により連結すること
によりB方向に風を発生させる。このとき風下側の羽根
車103′は電動機102と連結されず羽根車103より発生す
る風により自由回転するのみとなる。また、逆に電動機
102が反時計方向に回転する場合には、羽根車103′のみ
を電動機102とクラッチ機構7により連結することによ
りC方向に風を発生させる。このとき羽根車103は電動
機102と連結されず羽根車103′により発生する風により
自由回転するのみとなる。
上記構成において、風上側の羽根車103または103′のみ
が電動機102と直結されて回転し風を発生し、風下側の
羽根車103′または103は風上側の羽根車103または103′
により発生する風により自由回転するのみであるため、
従来と比較して風下側の羽根車103′または103を回転さ
せる動力が減少すると同時に自由回転であるため抵抗が
減少し、風量が増加し、送風機効率も改善されることと
なる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように、本発明によ
れば、クラッチ機構により風上側の羽根車のみを電動機
と連結することにより、風下側の羽根車による抵抗が減
少し、ジェットファンの風量が増加し、送風機効率も改
善される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の一実施例のジェ
ットファンの断面図、第3図は従来のジェットファンの
断面図である。 101……送風筒、102……電動機、103……羽根車、103′
……羽根車、105……ブレード、7……クラッチ機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風筒内に設けた電動機の両端のシャフト
    に、互いにブレードの取付角度が180°異なる羽根車を
    それぞれクラッチ機構を介して取付け、前記電動機の回
    転方向に従い前記羽根車の風上側の羽根車のみが前記電
    動機と前記クラッチ機構により連結されるようにしたジ
    ェットファン。
JP28474486A 1986-11-28 1986-11-28 ジエツトフアン Expired - Lifetime JPH0726636B2 (ja)

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JPS63138197A JPS63138197A (ja) 1988-06-10
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JPS63136295U (ja) * 1987-02-26 1988-09-07
JP2845252B2 (ja) * 1991-06-03 1999-01-13 三菱電機株式会社 二重反転式換気装置
CN114294777A (zh) * 2022-02-11 2022-04-08 珠海格力电器股份有限公司 风叶组件、空气净化器及其控制方法

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JPS63138197A (ja) 1988-06-10

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