JPH0826768B2 - 低騒音エンジン冷却装置 - Google Patents

低騒音エンジン冷却装置

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JPH0826768B2
JPH0826768B2 JP2200203A JP20020390A JPH0826768B2 JP H0826768 B2 JPH0826768 B2 JP H0826768B2 JP 2200203 A JP2200203 A JP 2200203A JP 20020390 A JP20020390 A JP 20020390A JP H0826768 B2 JPH0826768 B2 JP H0826768B2
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JP
Japan
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engine cooling
fan
radiator
air flow
guide vanes
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JP2200203A
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JPH0486321A (ja
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晴弘 坪田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/12Filtering, cooling, or silencing cooling-air

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として産業車両に用いられるエンジン冷却
装置に係わり、特には低騒音のエンジン冷却装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のエンジンによって駆動される産業車両等におけ
るエンジン冷却水の放熱機構の構造は、第3図に示すご
とくである。
即ち、1はエンジンであり、2は該エンジンによって
駆動回転されるファンであり、6は該ファンの回転によ
って発生する空気流によって、内部に設けたチューブの
中を流れるエンジン冷却水の放熱をなすラジエータであ
る。また、3は、ファン2によって起こされる空気流を
効率良くラジエータ6に伝えるためのシュラウドで、4A
はファン2が矢印Sの方向に回転することによって起こ
される空気流C1をラジエータ6にほぼ直角に流入させ、
ラジエータの冷却効率を良くする空気流交換用の複数の
案内羽根5Aを備えたステータである。7はエンジンとフ
ァンの回転機構とを接続するベルト機構である。
第4図は案内羽根とファンの一枚の断面図であり、案
内羽根5Aの断面形状は、ファン2によって起こされる空
気流の、ラジエータ6に垂直な方向に対する角度θ
を、ラジエータへの流入角度θに変換するために円
弧をなしており、空気流の方向変換が滑らかに行われる
ようになっている。
また、ステータ4Aの案内羽根5Aの巾Wは、ラジエータ
のA側からエンジンルームBを見た場合に、遮断するに
十分な大きさにしており、ラジエータから外部に漏れる
騒音を低減している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ファンによって起こされる空気流の速度三角形は、第
4図に示すようにファンの周速U1、空気の絶対速度C1
空気の相対速度w1、空気の軸方向平均速度C0とにより形
成される。従って、空気流の流入角度θは次式で求め
られる。
θ=tan-1〔{U1−C0・tan(90゜−β)}/C0 U1:ファンの周速 C0:風の軸方向平均速度 β:ファンのねじれ角 角度θの方向の空気流をラジエータにほぼ直角の、
即ち0に近い角度θに方向変換するためにラジエータ
とファンの間にステータが設けられているが、前述のご
とくステータの案内羽根は1つの円弧により形成されて
おり、また、遮音のため第4図に示すように巾Wを大き
くしているために軸方向の長さL3も長く、従って冷却装
置の長さL4も長くなって、車両搭載上不都合である。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、軸
方向長さの短い低騒音エンジン冷却装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的達成のため、本発明に係る低騒音エンジン
冷却装置の第1の発明では、エンジン冷却水放熱用ラジ
エータと、該ラジエータ送風用のファンとの間に、空気
流変換用の複数の案内羽根を有するステータを配設せる
エンジン冷却装置において、該案内羽根の断面形状が、
該ファンから供給される空気流の方向に平行な直線より
なる助走区間と、半径が100mm以上、150mm以下の円弧よ
りなる方向変換区間とにより構成されることを特徴とし
ており、第2の発明では、上記案内羽根に吸音材を貼付
したことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば案内羽根の断面形状は、ファンか
ら供給される空気流の方向に平行な助走区間と、円弧よ
りなる方向変換区間とにより形成されているため、空気
流は滑らかに方向変換がなされる。また、助走区間があ
るため案内羽根の巾も大きくでき、軸方向の遮蔽も可能
であり、さらに、案内羽根に吸音材を貼付することによ
り空気流のもつ騒音成分を吸収する。
〔実施例〕
以下に本発明に係る低騒音エンジン冷却装置の実施例
について、図面を参照して詳述する。
第1図はステータ4の案内羽根5とファン2との一枚
の断面図であり、案内羽根5の断面形状は、ファン2が
矢印Sの方向に回転したときに起こす空気流C1の流入角
度θに平行な直線部分の助走区間Hと、半径が100mm
以上で150mm以下の円弧よりなる方向変換区間Rとによ
り構成される。そして、案内羽根5の巾は従来の巾Wに
等しい。
次に作用について説明すると、ファン2によつて起こ
された空気流C1は助走区間Hに沿って流れ、方向変換区
間Rによって方向変換され、空気流の流入角度θはθ
に変換されてラジエータ6に流入する。この場合、円
弧部分の半径が100mm以上あるため空気流は滑らかに方
向変換される。また、円弧部分の半径を150mm以下とし
たため、第2図に示すステータスの長さL1を小さくで
き、従って冷却装置の長さL2も小さくできる。
また、案内羽根5の巾はWであるので、ラジエータの
A側に対し十分遮蔽されて騒音の漏れを低減する。さら
に、案内羽根の表裏両面に吸音材を貼付してもよく、こ
れにより、シュラウドと案内羽根とが形成するダクト中
を流れる空気流の持つ騒音成分が吸収されて、エンジン
ルームの騒音が低減される。
〔発明の効果〕
以上詳述したごとく、本発明はステータの案内羽根の
断面形状を直線部分の助走区間と、150mm以下の半径の
円弧部分とにより構成したため、案内羽根の巾を従来の
ものと同一にしたにもかかわらず、軸方向の長さを小さ
くすることができ、冷却装置の長さも短くすることがで
きる。しかも、ラジエータ前方に対する遮蔽も十分にで
き、更に、案内羽根に吸音材を貼付することにより、騒
音低減が可能となり、車両搭載上都合のよい低騒音エン
ジン冷却装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジン冷却装置の案内羽根とファン
の断面図、第2図は本発明のエンジン冷却装置の全体構
成図、第3図は従来のエンジン冷却装置の全体構成図、
第4図は従来のエンジン冷却装置の案内羽根とファンの
断面図である。 1……エンジン、2……ファン 6……シュラウド、4……ステータ 5……案内羽根、6……ラジエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン冷却水放熱用ラジエータと、該ラ
    ジエータ送風用のファンとの間に、空気流変換用の複数
    の案内羽根を有するステータを配設せるエンジン冷却装
    置において、該案内羽根の断面形状が、該ファンから供
    給される空気流の方向に平行な直線よりなる助走区間
    と、半径が100mm以上、150mm以下の円弧よりなる方向変
    換区間とにより構成されることを特徴とする低騒音エン
    ジン冷却装置。
  2. 【請求項2】上記案内羽根に吸音材を貼付したことを特
    徴とする請求項(1)記載の低騒音エンジン冷却装置。
JP2200203A 1990-07-27 1990-07-27 低騒音エンジン冷却装置 Expired - Lifetime JPH0826768B2 (ja)

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JP2200203A JPH0826768B2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 低騒音エンジン冷却装置

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JP2200203A JPH0826768B2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 低騒音エンジン冷却装置

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JPH0486321A JPH0486321A (ja) 1992-03-18
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JPS5436606A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Komatsu Ltd Silencer
JPS5569191U (ja) * 1978-11-07 1980-05-13
JPS5571099U (ja) * 1978-11-10 1980-05-16
JP2767045B2 (ja) * 1988-10-31 1998-06-18 臼井国際産業 株式会社 ラジエータ用シュラウド

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