JP2002195036A - 自動二輪車用送風装置 - Google Patents

自動二輪車用送風装置

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JP2002195036A
JP2002195036A JP2000392005A JP2000392005A JP2002195036A JP 2002195036 A JP2002195036 A JP 2002195036A JP 2000392005 A JP2000392005 A JP 2000392005A JP 2000392005 A JP2000392005 A JP 2000392005A JP 2002195036 A JP2002195036 A JP 2002195036A
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axial fan
motor
motorcycle
blower
engine
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JP2000392005A
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Toru Ikeda
亨 池田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン冷却装置全体での冷却効率の低下お
よび排風性の悪化を防止することのできる自動二輪車用
熱交換器の送風装置を提供する。 【解決手段】 薄型の軸流ファン3を回転駆動するモー
タ4の外径よりもボス12の外径を小さく設定すること
により、薄型の軸流ファン3の構造で斜流化を実現する
ことにより、エンジン2が薄型の軸流ファン3の直後に
位置する場合でも、ラジエータ1を通過する際に加熱さ
れて薄型の軸流ファン3より吹き出した熱風がエンジン
2に直接当たらず、エンジン冷却装置全体での冷却効率
の低下および排風性の悪化を防止することができる。モ
ータ4の軸方向に対するボス12の外径とモータ4の外
径とを結ぶ接線角度をθとすると、その範囲は30°<
θ<40°が望ましい。これにより、風量が低下しない
範囲内で、薄型の軸流ファン3の構造で斜流化を促進さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車に搭載
された空冷式の熱交換器とエンジンとの間に配設された
自動二輪車用送風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示したように、自動二
輪車に搭載された水冷式の熱交換器であるラジエータ1
01とエンジン102との間に配設された自動二輪車用
熱交換器の送風装置においては、ラジエータ101へ送
風する薄型の軸流ファン103と、この薄型の軸流ファ
ン103を回転駆動するモータ104とを備えている。
なお、薄型の軸流ファン103は、モータ104によっ
て回転駆動されるボス105、およびこのボス105の
外周に設けられて、回転駆動されると空気流を生じさせ
る複数の翼106等から構成されている。なお、107
は前輪108を支持するフロントフォークである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
二輪車用熱交換器の送風装置においては、モータ104
の外径とボス105の外径とがほぼ同一径で、しかも薄
型の軸流ファン103の空気の流れ方向の後方側の気流
がファン駆動軸の軸方向とほぼ平行方向となる薄型の軸
流ファン103を採用している。
【0004】しかし、その自動二輪車の搭載上の制約か
ら、エンジン102が薄型の軸流ファン103の空気の
流れ方向の直後に搭載されている関係で、ラジエータ1
01を通過する際に加熱されて薄型の軸流ファン103
に吸い込まれた熱風が、薄型の軸流ファン103より吹
き出される。これにより、熱風がエンジン102に直接
当たり、エンジン冷却装置全体での冷却効率の低下およ
び排風性の悪化を招いている。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、軸流ファンの構造で斜
流化を実現することにより、熱風がエンジンに直接当た
らず、エンジン冷却装置全体での冷却効率の低下および
排風性の悪化を防止することのできる自動二輪車用送風
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1および請求項2
に記載の発明によれば、モータの外径よりもボスの外径
を小さく設定することにより、軸流ファンの構造で斜流
化を実現することで、仮にエンジンが軸流ファンの直後
に位置する場合でも、ラジエータを通過する際に加熱さ
れて軸流ファンに吸い込まれた熱風が軸流ファンよりエ
ンジン側へ吹き出しても、その熱風がエンジンに直接当
たらず、エンジン冷却装置全体での冷却効率の低下およ
び排風性の悪化を防止することができる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、モータの
軸方向に対するボスの外径とモータの外径とを結ぶ接線
角度をθとすると、30°<θ<40°の関係を満足す
ることを特徴としている。これにより、風量が低下しな
い範囲内で、軸流ファンの構造で斜流化を促進させるこ
とができる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、軸流ファ
ンの外周をリング状に覆う送風ガイドを設けることによ
り、熱交換器を効率良く空気流が通過するので、ファン
効率を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施形態の構成]図1および図
2は本発明の実施形態を示したもので、図1(a)、
(b)は自動二輪車用熱交換器の送風装置を示した図で
ある。
【0010】本実施形態の自動二輪車用熱交換器の送風
装置は、自動二輪車に搭載されたラジエータ1等の熱交
換器とエンジン2との間に配設されて、回転駆動される
と空気流を生じさせる複数枚の翼11を有する薄型の軸
流ファン3と、薄型の軸流ファン3を回転駆動するモー
タ4と、この薄型の軸流ファン3の外周をリング状に覆
うシュラウド部(円筒部)を有し、薄型の軸流ファン3
の吸込空気を案内する送風ガイド5とを備えている。
【0011】ラジエータ1は、自動二輪車の走行風およ
び薄型の軸流ファン3の送風によりチューブ間を通過す
る空気とチューブ内を流れる冷却水とを熱交換させて冷
却水を冷却する熱交換器である。そして、ラジエータ1
は、チューブおよびフィンを交互に複数積層してなる積
層型コア部、およびこの積層型コア部の両端部に接続さ
れた一対のタンク等により構成されている。
【0012】エンジン2は、自動二輪車の前輪6と後輪
(図示せず)との間に搭載されており、自動二輪車の搭
載上の制約から、薄型の軸流ファン3の直後に設置され
ている。また、エンジン2は、ウォータジャケット(図
示せず)内に冷却水が強制循環されて冷却される。7は
前輪6を支持するフロントフォークである。
【0013】薄型の軸流ファン3は、ラジエータ1とエ
ンジン2との間で回転自在に配設されて、モータ4によ
り回転駆動される複数枚の翼(樹脂製のファンブレー
ド)11、およびこれらの翼11を一体成形した樹脂製
のボス12等から構成されている。複数枚の翼11は、
ボス12の外周に放射状に設けられている。また、樹脂
製のボス12の内周部には、モータ4のねじ部に締め付
け固定するための金属製のインサートナット(図示せ
ず)がインサート成形されている。
【0014】モータ4は、周知の構造を内蔵したモータ
ハウジング13、およびこのモータハウジング13のラ
ジエータ1側端面より突出したファン駆動軸(回転軸)
14等を有している。そのファン駆動軸14の先端部の
外周には、薄型の軸流ファン3のボス12が金属製のイ
ンサートナットを介して締め付け固定されている。な
お、本実施形態では、図示しない回り止め構造によっ
て、ファン駆動軸14に対する薄型の軸流ファン3のボ
ス12の相対回転を防止している。
【0015】ここで、本実施形態では、モータ4のモー
タハウジング13の外径よりも薄型の軸流ファン3のボ
ス12の外径を小さく設定している。具体的には、図1
(b)および図2(a)に示したように、モータ4のフ
ァン駆動軸14の軸方向に対するボス12の外径とモー
タ4のモータハウジング13の外径とを結ぶ接線角度を
θとすると、30°<θ<40°の関係を満足するよう
に設定することが望ましい。
【0016】[実施形態の作用]次に、本実施形態の自
動二輪車用熱交換器の送風装置の作用を図1に基づいて
簡単に説明する。
【0017】モータ4が通電されると、モータ4のファ
ン駆動軸14が回転するため、薄型の軸流ファン3が回
転する。薄型の軸流ファン3が回転すると、複数枚の翼
11の働きによって、自動二輪車の進行方向の前方側か
らラジエータ1を経て送風ガイド5のシュラウド部内に
空気を吸い込む。このため、ラジエータ1のチューブ内
を流れる冷却水(熱媒体)は、薄型の軸流ファン3の複
数枚の翼11の回転により生じた冷却風によって効率良
く冷却される。
【0018】[実施形態の特徴]以上のように、従来は
自動二輪車の搭載スペース上、エンジンが軸流ファン直
後に位置するため、薄型の軸流ファンでしか設計できな
かったが、モータ4を空気流れのガイドとして設計に織
り込むことにより、薄型の軸流ファン3の構造で、つま
りモータ4の外径よりもボス12の外径を小さく設計す
ることで、薄型の軸流ファン3の空気の流れ方向の後方
側の気流がモータ4のファン駆動軸14の軸方向に対し
て所定の傾斜角度を持つ斜流方向となる斜流化を促進す
ることができる。
【0019】これにより、自動二輪車の搭載上の制約か
らエンジン2が薄型の軸流ファン3の直後に搭載されて
いる場合でも、ラジエータ1を通過する際に加熱されて
薄型の軸流ファン3に吸い込まれた熱風が薄型の軸流フ
ァン3よりエンジン側へ吹き出されるが、その吹出方向
がファン駆動軸14に対して斜め方向の斜流のため、薄
型の軸流ファン3より吹き出される熱風は、エンジン2
に直接当たることはない。したがって、ラジエータ1を
含むエンジン冷却装置全体での冷却効率の低下および排
風性の悪化を防止することができる。
【0020】なお、斜流の角度は、ボス12とモータ4
のモータハウジング13との接線で決まり、図2(b)
に示したように、その接線角度(θ)と風量比(%)と
の関係より、風量が低下しない、つまりファン効率が低
下しない角度である30°<θ<40°が望ましい。
【0021】[他の実施形態]本実施形態では、薄型の
軸流ファン3の周囲を覆うように送風ガイド5を設けた
が、送風ガイド5を設けなくても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は自動二輪車用熱交換器の送風
装置を示した模式図である(実施形態)。
【図2】(a)はボスとモータの相対関係と接線角度と
を示した模式図で、(b)は軸流ファンの斜流度に対す
る接線角度を示したグラフである(実施形態)。
【図3】(a)、(b)は自動二輪車用熱交換器の送風
装置を示した模式図である(従来の技術)。
【符号の説明】
1 ラジエータ(熱交換器) 2 エンジン 3 薄型の軸流ファン 4 モータ 5 送風ガイド 6 前輪 7 フロントフォーク 11 翼 12 ボス 13 モータハウジング 14 ファン駆動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車に搭載された熱交換器とエンジ
    ンとの間に配設されて、回転駆動されると空気流を生じ
    させる軸流ファンと、この軸流ファンを回転駆動するモ
    ータとを備えた自動二輪車用送風装置において、 前記軸流ファンは、前記モータによって回転駆動される
    ボス、およびこのボスの外周に設けられた複数の翼を有
    し、 前記モータの外径よりも前記ボスの外径を小さく設定し
    たことを特徴とする自動二輪車用送風装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動二輪車用送風装置に
    おいて、 前記エンジンは、自動二輪車の搭載上の制約から前記軸
    流ファンの空気の流れ方向の直後に設置されていること
    を特徴とする自動二輪車用送風装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の自動二輪
    車用送風装置において、 前記モータの軸方向に対する前記ボスの外径と前記モー
    タの外径とを結ぶ接線角度をθとすると、30°<θ<
    40°の関係を満足することを特徴とする自動二輪車用
    送風装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のうちいずれかに
    記載の自動二輪車用送風装置において、 前記軸流ファンの外周をリング状に覆う送風ガイドを備
    えたことを特徴とする自動二輪車用送風装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005090465A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Toyo Radiator Co Ltd 低負荷熱交換器用ファン
JP2011208585A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両
CN112035977A (zh) * 2020-08-31 2020-12-04 安徽江淮汽车集团股份有限公司 轴流风扇设计方法、系统、终端及存储介质

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